JPH086999Y2 - マグネットロック - Google Patents

マグネットロック

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JPH086999Y2
JPH086999Y2 JP1989117201U JP11720189U JPH086999Y2 JP H086999 Y2 JPH086999 Y2 JP H086999Y2 JP 1989117201 U JP1989117201 U JP 1989117201U JP 11720189 U JP11720189 U JP 11720189U JP H086999 Y2 JPH086999 Y2 JP H086999Y2
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JP
Japan
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attracted
attracting
paragraph
plate
attracted plate
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JP1989117201U
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JPH0355478U (ja
Inventor
学 上田
智昭 大谷
学 中村
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Delta Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Delta Kogyo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はマグネットロックの改良に関する。
(従来の技術) 従来、第6図に示すように、永久磁石1の両側に一対
の吸着板2,2を吸着させてなる吸着部材3と、該吸着部
材3に吸着される被吸着板4とでなるマグネットロック
が実用化されている。
該マグネットロックは、吸着部材3の永久磁石1の面
と平行に被吸着板4が位置するように両者を取付けれ
ば、高い吸着力が得られるようになる。
(考案が解決しようとする課題) ところで、第7図に示すように、自動車用シート6,7
において、シート7のシートバック7aの凹部(一方の部
材)7bに小物入れトレー(他方の部材)8を開閉自在に
取付け、該トレー8に被吸着板4をビス5で取付け、凹
部7bに吸着部材3を取付けて、トレー8を凹部7bに格納
したとき、トレー8の被吸着板4を凹部7bの吸着部材3
に吸着させて、トレー8を凹部7bに吸着保持させるため
にマグネットロックを用いた場合、シートバック7aの凹
部7bとトレー8とは、高精度で組付けるのが困難であ
り、吸着部材3の永久磁石1の面と平行に被吸着板4が
位置するように両者を取付けることができず、吸着力が
低くなって、車体振動などで被吸着板4が吸着部材3か
ら引き剥がされて、トレー8が不用意に開くという問題
があった。
本考案は上記問題を解決するためになされたもので、
一方の部材に対する他方の部材の組付け精度が悪くて
も、吸着部材の永久磁石の面と常に平行に被吸着板を位
置させることを可能として、高い吸着力が得られるよう
にすることを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) このため本考案は、永久磁石の両側に一対の吸着板を
吸着させてなる吸着部材が一方の部材に取付けられ、該
吸着部材に吸着される被吸着板が他方の部材に取付けら
れて、一方の部材に他方の部材を吸着保持するマグネッ
トロックであって、上記被吸着板が略U字状に湾曲さ
れ、上記他方の部材に、被吸着板の両脚部を側方から差
込み可能な段落部が形成され、該段落部の背面に対向す
る上記被吸着板の脚部に、上記段落部の背面に向かって
突出する半球状小突起が形成され、上記段落部の上面と
該上面に対向する被吸着板の脚部との間には弾性部材が
介設されており、該弾性部材の弾性力で上記被吸着板を
上方に付勢して上記半球状小突起を段落部の背面に接触
させることにより、上記被吸着板が、上記半球状小突起
を中心にして少なくとも所定の一方向に自由に揺動し得
るように設定されていることを特徴とするものである。
(考案の作用・効果) 本考案は、他方の部材の段落部に、略U字状の被吸着
板の両脚部を側方から差込み、段落部の上面と該上面に
対向する被吸着板の脚部との間に介設した弾性部材の弾
性力で上記被吸着板を上方に付勢することにより、段落
部の背面に脚部の半球状小突起を接触させるようにした
から、上記半球状小突起が1個だけ設けられている場合
には、被吸着板は他方の部材に小突起で一点支持される
ことになり、あらゆる方向に揺動でき、また、上記半球
状小突起が2個設けられている場合には、被吸着板は他
方の部材に半球状小突起で二点支持されることになり、
この二点を中心にして、つまり、この二点を結ぶ直線を
揺動軸にして、所定の一方向に揺動できる。従って、一
方の部材に対する他方の部材の組付け精度が悪くても、
吸着部材の永久磁石の面と常に平行に被吸着板を位置さ
せることができ、高い吸着力が得られるようになる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面について詳細に説明
する。
第1図〜第3図に示すように、永久磁石11の両側に一
対の吸着板12,12を吸着させてなる吸着部材13が設けら
れている。
該吸着部材13は、一方部材(例えば第7図の凹部7b参
照)に取付けられる。
該吸着部材13に吸着される被吸着板14は、略U字状に
湾曲された形状でなり、一方の脚部14aには、吸着部材1
3に吸着される平面状の被吸着部14bと、該被吸着部14b
の両端から段状にそれぞれ立下った段部14c,14cとが形
成されている。
また、被吸着板14の他方の脚部14dには、上記被吸着
部14bの長手方向及び幅方向のほぼ中間で、被吸着部14b
方向へ半球状の打出された小突起14eが形成されてい
る。
該被吸着板14を取付ける他方の部材(例えば第7図の
トレー8参照)18には、上記被吸着板14の被吸着部14b
の外形状によりやや大き目の開口18aを有する段落部18b
が形成され、該段落部18bの長手方向の両側には切欠き1
8c,18cがそれぞれ形成されている。
上記のような構成であれば、他方の部材18に被吸着板
14を取付けるには、被吸着板14の両脚部14a,14dを、一
方の切欠き18cから段落部18bを挟み込むように側方から
差込み、一方の脚部14aを段落部18bの上面側に臨ませ、
他方の脚部14dを段落部18bの背面側に臨ませる。
上記段落部18bの上面にクッション19を設けて、被吸
着板14を上方に付勢すると共に、開口18aの内周面にも
クッション20を設けて、上方に付勢された被吸着板14を
当て止める。
上記被吸着板14が上方に付勢されることにより、他方
の脚部14dの小突起14eが段落部18bの背面に接触する。
つまり、被吸着板14は他方の部材18に小突起14で一点
支持されることになり、小突起14eを中心にしてあらゆ
る方向に自由に揺動できるようになる。
この結果、一方の部材(凹部7b)に対する他方の部材
(トレー8)の組付け精度が悪くても、吸着部材13の永
久磁石11の面と常に平行に被吸着板14の被吸着部14bが
位置するようになるので、高い吸着力が得られるのであ
る。
一方、第4図及び第5図に示す被吸着板24は、平面状
の被吸着部24bと、該被吸着部24bの両端から段状にそれ
ぞれ立下った段部24c,24cとが形成されると共に、各段
部24c,24cには、被吸着部24b方向へ半球状に打出された
小突起24eが形成されている。そして、被吸着板24の一
方の段部24cを、他方の部材18の開口18aから一方の切欠
き18cに差込み、ついで他方の段部24cを他方の切欠き18
cに差込む。
上記段落部18bの上面にクッション19を設けて、被吸
着板14を上方に付勢し、各段部24c,24cの小突起24e,24e
を他方の部材18の背面に接触させる。
つまり、被吸着板24は、他方の部材18に小突起24e,24
eで二点支持されることになり、小突起24e,24eを中心に
して幅方向に自由に揺動できるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るマグネットロックの斜視図、第2
図は他方の部材の段落部の斜視図、第3図は被吸着板を
取付けた他方の部材の断面図、第4図は変形例のマグネ
ットロックの斜視図、第5図は被吸着板を取付けた他方
の部材の断面図、第6図は従来のマグネットロックの斜
視図、第7図は自動車用シートの斜視図である。 11……永久磁石、12……吸着板、13……吸着部材、14…
…被吸着板、14a,14d……脚部、14e……小突起、18……
他方の部材、18b……段落部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】永久磁石の両側に一対の吸着板を吸着させ
    てなる吸着部材が一方の部材に取付けられ、該吸着部材
    に吸着される被吸着板が他方の部材に取付けられて、一
    方の部材に他方の部材を吸着保持するマグネットロック
    であって、 上記被吸着板が略U字状に湾曲され、上記他方の部材
    に、被吸着板の両脚部を側方から差込み可能な段落部が
    形成され、該段落部の背面に対向する上記被吸着板の脚
    部に、上記段落部の背面に向かって突出する半球状小突
    起が形成され、上記段落部の上面と該上面に対向する被
    吸着板の脚部との間には弾性部材が介設されており、該
    弾性部材の弾性力で上記被吸着板を上方に付勢して上記
    半球状小突起を段落部の背面に接触させることにより、
    上記被吸着板が、上記半球状小突起を中心にして少なく
    とも所定の一方向に自由に揺動し得るように設定されて
    いることを特徴とするマグネットロック。
JP1989117201U 1989-10-05 1989-10-05 マグネットロック Expired - Lifetime JPH086999Y2 (ja)

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JP1989117201U JPH086999Y2 (ja) 1989-10-05 1989-10-05 マグネットロック

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JP1989117201U JPH086999Y2 (ja) 1989-10-05 1989-10-05 マグネットロック

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Publication Number Publication Date
JPH0355478U JPH0355478U (ja) 1991-05-28
JPH086999Y2 true JPH086999Y2 (ja) 1996-02-28

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ID=31665434

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5958179U (ja) * 1982-10-08 1984-04-16 松下電器産業株式会社 扉ロツク装置

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JPH0355478U (ja) 1991-05-28

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