JPH0869539A - 画像の領域エクステントを決める方法および装置 - Google Patents

画像の領域エクステントを決める方法および装置

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JPH0869539A
JPH0869539A JP13533295A JP13533295A JPH0869539A JP H0869539 A JPH0869539 A JP H0869539A JP 13533295 A JP13533295 A JP 13533295A JP 13533295 A JP13533295 A JP 13533295A JP H0869539 A JPH0869539 A JP H0869539A
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JP13533295A
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Jimmie D Edrington
ジミー・ダリウス・エドリングトン
Allen Peter Jensen
アレン・ピーター・ジャンセン
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International Business Machines Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像の表現後処理を迅速に行うために、複数
の画像オブジェクトから作られた画像の領域エクステン
トを決定し、処理プロセスを減少させるための装置およ
び方法を提供すること。 【構成】 ディスプレイ・エリア400を複数のディス
プレイ領域に分け、複数の画像オブジェクト(410、
420)と交わる可能性のあるディスプレイ領域がどれ
であるか決定する。少なくともその画像オブジェクトの
1個と交わると決定したディスプレイ領域に対応するメ
モリに標識を記憶させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンピュータ・グラフィ
ックスのシステムに関し、詳細には画像の領域エクステ
ントを決める方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ・グラフィックスのシステ
ムでは、2次元ディスプレイに2次元あるいは3次元の
図画を表示することが望ましい。通常、こうした図画
は、1組の2次元あるいは3次元オブジェクトとしてメ
モリ内に記憶させることのできる構造あるいは画像であ
る。例えば、あるオブジェクトが1組の頂点P(0)、
P(1)、…、P(n−2)、P(n−1)として特定
される。ここで、nはオブジェクトの頂点の数である。
各頂点P(i)は、通常、座標空間における位置V
(i)とカラー因子のような少なくとも1つのファンク
ションf(V(i))によって特定される。カラー因子
は、後にカラー(グレースケールを含む)変化(輝度、
温度特性、湿度要因、等のような)として表示される各
頂点において評価されるファンクションである。このカ
ラー因子は各色に変換され、そして現実的グラフィック
画像あるいは情報としてのグラフィック画像を得るため
に利用される。
【0003】オブジェクトを表現する際に、そのオブジ
ェクトは小さなオブジェクトに細片化され、一続きの平
行なスパンにラスタされ、各スパンのピクセル表示を算
出し、位置あるいはピクセル・アドレス(普通、X、Y
空間で)およびそのピクセルにたいする色などのような
種々のファンクションを有するように手が加えられる。
【0004】一度表現されると、種々の表現後プロセス
がその表現画像にたいして行われることになる。例え
ば、クリア・コマンドを使用して表現画像における各ピ
クセルの値を単一カラーに変更させ、その画像を消す。
さらに、カラー比較コマンドは特定のカラーを有するピ
クセルが、例えば別のカラーへ変える場合に実行され
る。多数のピクセルが表現後プロセスを行われる結果と
して、表現後プロセスは通常、コンピュータ使用密度が
高くなる。
【0005】表現後プロセスをおこなうピクセルの数を
減少させるため使用する技術の一つは、表現画像の領域
エクステントにあるピクセルのみ表現後プロセスをおこ
なうことである。すなわち、表現画像のエクステントは
通常、表現画像の最小、最大x、y値と交わる長方形の
箱である。この画像の領域内のピクセルのみ処理するこ
とにより、表現後プロセスをおこなう必要があるピクセ
ルはかなり減少する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、画像の表現
後処理を減少させるために、複数の画像オブジェクトか
ら作られた画像の領域エクステントを決定するための装
置および方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明による複数の画像オブジェクトから作られた
画像の領域エクステントを決める装置は、ディスプレイ
・エリアを複数の表示領域に分ける装置と、複数の画像
オブジェクトと交わる可能性のある表示領域がどれであ
るか決定する装置と、少なくともその画像オブジェクト
の1個と交わると決定した表示領域にたいするメモリに
標識を記憶させる装置とを有する。また、本発明による
複数の画像オブジェクトから作られた画像の領域エクス
テントを決める方法は、ディスプレイ・エリアを複数の
表示領域に分けるステップと、複数の画像オブジェクト
と交わる可能性のある表示領域がどれであるか決定する
ステップと、少なくともその画像オブジェクトの1個と
交わると決定した表示領域にたいするメモリに標識を記
憶させるステップを有する。
【0008】
【作用】上記のように本発明は、画像の表現後処理を減
少させるために、複数の画像オブジェクトから作られた
画像の領域エクステントを決定するための装置および方
法に関する。本発明の望ましい実施例では、ディスプレ
イ・エリアを複数の領域に分割する。画像の各オブジェ
クトが表現されると、どの領域あるいはそのエクステン
トがオブジェクトに達するかを決定し、表現プロセスの
間に変更されるようにその領域にフラッグを与える。こ
れが一度完成すると、その領域フラッグが使用され、表
現プロセスの際に変更させることの可能なディスプレイ
の領域のみを表現後の処理工程の間に処理させることに
なる。これは、例えば鮮明度、色の比較調整、ズーミン
グ、ウィンドウ移動等の表現後に必要な処理の数を減ら
し、これにより表現後処理の速度をあげることになる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照にして本発明の望ましい実
施例について説明する。図1は本発明の望ましい実施例
に使用された通常のデジタル・コンピュータ100の基
本的な構成を示すブロック図である。コンピュータ10
0は単数あるいは複数の主プロセッサ110を有し、主
プロセッサはメモリ120とハード・ディスク125に
コンピュータ・ボックス105内で接続されており、コ
ンピュータ・ボックス105には入力装置130および
出力装置140が取り付けられている。出力プロセッサ
110は単一のプロセッサあるいは複数のプロセッサで
もよい。入力装置130はキーボード、マウス、タブレ
ット、あるいは他のタイプの入力装置でもよい。出力装
置140はテキスト・モニタ、プロッタ、あるいは他の
タイプの出力装置を有することも可能である。
【0010】コンピュータにより読取り可能な離脱自在
の媒体190、たとえば磁気ディスケットやコンパクト
・ディスクをディスク・ドライブあるいはCD−ROM
ドライブのような入力/出力装置(以下I/O装置と称
する)180内に挿入させることが可能である。データ
はI/O装置コントローラ170の制御下でI/O装置
により離脱自在媒体190から読取りあるいは書込みが
行われる。このI/O装置コントローラ170はバス1
60を介して主プロセッサ110と電気的に接続する。
主メモリ120、ハードディスク125、離脱自在媒体
190等は主プロセッサ110による処理用のデータを
記憶するメモリとして使用される。
【0011】主プロセッサ110は、また、グラフィッ
クス・アダプタ200を介してグラフィックス・ディス
プレイのようなグラフィックス出力装置150に接続さ
せることができる。グラフィックス・アダプタ200は
主プロセッサ110からの画像に関する命令をバス16
0を介して受ける。そして、グラフィックス・アダプタ
はグラフィックス・アダプタ・メモリ230に接続した
複数あるいは単数のグラフィックス・アダプタ・プロセ
ッサ220でその命令を実行する。そのプロセッサ22
0は命令を実行し、その命令に基づいてフレーム・バッ
ファ240を更新する。複数のグラフィックス・プロセ
ッサ220は、直列のパイプライン処理装置、あるいは
1組の並列処理装置、あるいはその組合せが可能であ
り、各処理装置は実行すべきタスクの一部分を担当する
ことになる。グラフィックス・プロセッサ220も特定
のタイプのプリミティブを表現するための特殊な表現ハ
ードウェアを有することも可能である。グラフィックス
・メモリ230はプロセッサ220により、たとえばオ
ブジェクト・データ、中間演算データ(ステンシル・バ
ッファあるいは部分的に表現したオブジェクト・データ
等)、およびフレーム・バッファ240にロードする完
成データのような処理対象の情報を記憶するために使用
される。フレーム・バッファ240は、グラフィックス
出力装置に表示させる各ピクセルにたいするデータを有
する。RAMDAC(読取り書込み記憶装置デジタル・
アナログ変換器)250はフレーム・バッファ240に
記憶させたデジタル・データをグラフィックス・ディス
プレイ150に供給するRGB信号に変換し、それによ
り主プロセッサ110からの所望のグラフィックス出力
を表現する。
【0012】図2は、グラフィックス機能を実行するた
めホスト・コンピュータおよびグラフィックス・アダプ
タにより通常使用されるコードの層を説明するブロック
図である。UNIXのようなオペレーティング・システ
ム300がこのホスト・コンピュータの主な制御をおこ
なう。そのオペレーティング・システムにオペレーティ
ング・システム核310が接続され、そのオペレーティ
ング・システムにたいしてハードウェア集中タスクを提
供する。オペレーティング・システム核は直接、ホスト
・コンピュータ・マイクロコード320と接続する。ホ
スト・コンピュータ・マイクロコード320はホスト・
コンピュータ・プロセッサによって実行された主な命令
セットである。オペレーティング・システム300には
グラフィックス・アプリケーション330および332
が接続されている。このグラフィックス・アプリケーシ
ョン・ソフトウェアはSilicon Graphic's GL、IBM's gr
aPHIGS、MIT's PEX等のようなソフトウェア・パッケー
ジを有することが可能である。グラフィックス・アプリ
ケーション330、332は、それぞれグラフィックス
・アプリケーションAPI(アプリケーション・プログ
ラム・インターフェース)340、342に接続してい
る。APIは、グラフィックス・アプリケーションにた
いするコンピュータ的手段の集中タスクを多く提供し、
かつアプリケーション・ソフトウェアとグラフィックス
・アダプタ用の装置ドライバのようなグラフィックス・
ハードウェア側とのインターフェースを提供する。例え
ば、API340と342は、それぞれGAI(グラフ
ィックス・アプリケーション・インターフェース)35
0、352と接続可能である。GAIはアプリケーショ
ンAPIとグラフィックス・アダプタ装置ドライバ37
0間のインターフェースを提供する。いくつかのグラフ
ィックス・システムでは、このAPIはGAIのファン
クションもおこなう。
【0013】グラフィックス・アプリケーション、AP
I、およびGAIはオペレーティング・システムおよび
装置ドライバにより単独のプロセスと見なされる。すな
わち、グラフィックス・アプリケーション330、33
2、API340、342、およびGAI350、35
2は、オペレーティング・システム300および装置ド
ライバ370によりそれぞれプロセス360、362と
見なされる。プロセスはオペレーティング・システムに
より識別され、オペレーティング・システム核によりプ
ロセスに割当られたプロセス識別子(PID)により装
置ドライバが識別される。プロセス360、362は、
2つの異なったウィンドウで一つのプログラムを各々が
実行するように、同時に2度実行される同じコードを使
用することも可能である。PIDを使用して同じコード
の別々の実行を区別する。
【0014】装置ドライバはオペレーティング・システ
ム核310の拡張であるグラフィックス核である。この
グラフィックス核はグラフィックス・アダプタ380の
マイクロコードに直接連絡している。多くのグラフィッ
クス・システムでは、GAI、あるいはGAI層が使用
されない場合にはAPIが、装置ドライバへ初期要求命
令を送ることによりGAIあるいはAPIから直接アダ
プタ・マイクロコードへのアクセスを要求することがで
きる。さらに、多くのグラフィックス・システムは装置
ドライバへ初期要求命令を送ることによりアダプタ・マ
イクロコードがGAI、あるいはGAI層が使用されな
い場合にはAPIへアダプタ・マイクロコードから直接
アクセスすることも可能としている。両方のプロセスは
以後、直接記憶アクセス(DMA)と称する。DMAは
通常、データの大きなブロックを転送する際に使用され
る。装置ドライバがDMAをセットアップするための初
期要求とは別にディスプレイ・ドライバを介して行う必
要をなくすことにより、DMAはホスト・コンピュータ
とアダプタ間の迅速なデータ転送を行う。あるケースで
は、アダプタ・マイクロコードにより利用される現在の
特性をアダプタ・マイクロコードが置換可能とする文脈
切換を利用する。現在使用中の適応マイクロコードとは
別の特性を利用するグラフィックス・アプリケーション
からの命令をアダプタ・マイクロコードが受け取る時に
文脈切換が使用される。文脈切換は通常、特性の変更を
認める装置ドライバにより開始される。
【0015】ブロック300乃至340は、利用される
グラフィックス・アダプタのタイプとは通常独立したソ
フトウェア・コード層である。ブロック350乃至38
0は利用されるグラフィックス・アダプタのタイプに通
常依存したソフトウェア・コード層である。例えば、異
なったグラフィックス・アダプタをグラフィックス・ア
プリケーション・ソフトウェアに使用するなら、新しい
GAI、グラフィックス核、およびアダプタ・マイクロ
コードが必要になる。また、ブロック300乃至370
は通常、ホスト・コンピュータに依存し、かつホスト・
コンピュータにより実行される。しかし、アダプタ・マ
イクロコード380は通常グラフィックス・アダプタに
依存し、それにより実行される。あるケースでは、アダ
プタ・マイクロコードは、グラフィックス・アダプタの
初期化の際にホスト・コンピュータによりグラフィック
ス・アダプタにロードされる。
【0016】通常のグラフィックス・システムでは、ユ
ーザは2次元あるいは3次元のモデルから画像を作るた
めにグラフィックス・アプリケーションを命令する。初
めにユーザは光源の位置と種類を選択する。次にユーザ
は、所定のオブジェクトあるいはユーザが決めたオブジ
ェクトのセットから所望のモデルを作るためにアプリケ
ーション・ソフトウェアを命令する。各オブジェクト
は、そのオブジェクトを描く1以上の同一平面上の描画
プリミティブを有することが可能である。例えば、オブ
ジェクトの表面を表すために多数の三角のような描画プ
リミティブのセットを使用することができる。次に、ユ
ーザはそのモデルを見るためにウィンドウ内で斜視図を
作り、所望の画像を決める。そして、オブジェクトを描
く描画プリミティブをAPI、GAI、そしてDMAが
使用されてなければ装置ドライバを介してアダプタ・マ
イクロコードに送ることにより、アプリケーション・ソ
フトウェアがそのモデルからの画像の表現を開始する。
アダプタ・マイクロコードは、そのウィンドウの外側の
描画プリミティブをクリッピング(つまり、切り落とす
こと)してグラフィックス・ディスプレイ上に画像を表
現し、かつアダプタ・マイクロコードは、各々残留して
いる描画プリミティブをユーザにより提供された斜視画
から可視ピクセルに分解する。そして、ピクセルはフレ
ーム・バッファに、3次元モデルの場合にはしばしば深
層バッファの使用によりロードされる。このステップ
は、関連した描画プリミティブ、変数、およびピクセル
等の数により極めてコンピュータ的に集中したものであ
る。フレーム・バッファに記憶させ、グラフィックス・
ディスプレイに表示した画像は、通常、ピクセルが導か
れた描画プリミティブあるいはオブジェクトがどれかと
いうようなオリジナルな情報を保持していない。結果と
して、画像は部分的にあるいはウィンドウなら全体的に
再表現される必要があり、ユーザの斜視画、モデル、光
源等が修正される。
【0017】本発明の技術は、アダプタ・フレーム・バ
ッファ側のアダプタ・マイクロコードのような多くの位
置において利用可能である。また、このアプローチは実
行するうえで、比較的迅速かつ簡単となる。さらに、本
発明はグラフィックス・アプリケーション・ソフトウェ
アに適用可能であり、そのグラフィックス・アプリケー
ション・ソフトウェアにたいするデータ・バックアップ
を通過させるグラフィックス・アダプタにより、表現画
像も表現前あるいは表現後にシステム・メモリに記憶さ
せる。このアプローチは遅いが、既存のグラフィックス
・アダプタに本発明の技術を利用することを可能とす
る。また、本発明はグラフィックス・アダプタ・プロセ
ッサのハードウェアで実行可能でもある。このアプロー
チは極めて迅速であるが、特別なハードウェアが必要と
なる。本発明分野の技術者には明白であるが、本発明は
ホスト・コンピュータあるいはグラフィックス・アダプ
タ内の他の多くの位置に応用可能である。
【0018】大部分のグラフィックス画像は、各オブジ
ェクトが複数の頂点のセットを有するオブジェクト、あ
るいは多角形として表現可能である。例えば、図3はデ
ィスプレイ・エリア400に表示したボール420を取
ろうとする棒状の人410の画像を作るために表現され
た一セットの線(各線は2つの頂点を有する)を示して
いる。ディスプレイ・エリア400はディスプレイ全
体、あるいはディスプレイ上に示したウィンドウのディ
スプレイ部分、あるいは当業者に明白な別の形態であ
る。さらに、ディスプレイ・エリアは円のように矩形と
は別の形状であってもよい。
【0019】ディスプレイ・エリアはグラフィック・オ
ブジェクトによりわずかな部分しか占められていない
が、鮮明度あるいはカラー比較調整のような表現画像の
表現後処理は通常、ディスプレイ・エリア全体に対して
行われる。
【0020】図4はボール420を取ろうとする棒状の
人410の画像を有するディスプレイ・エリアを示して
いる。この例では、説明のため便宜的にディスプレイ・
エリアを幅方向に128ピクセル、高さ方向に112ピ
クセル、合計14336ピクセルに分けてあり、これは
従来の表現後処理技術を使用して行うために必要であ
る。より明白にするために、ピクセル・アドレスを下部
ケースx、yを使用して説明し、ディスプレイ領域アド
レスは上部ケースx、yを使用して説明する。
【0021】ディスプレイ・エリア400は56個の異
なったディスプレイ領域に分割され、各領域は256
(16X16)ピクセルを有する。高さ方向16ピクセ
ル、幅方向16ピクセルの領域にディスプレイ・エリア
を分割することにより、領域X、Yアドレスはその領域
内に位置するピクセルのアドレスの最多数の有効ビット
と同じである。つまり、いかなるバイナリ・ピクセル・
アドレス(x,y)をとり、かつそのx,yアドレスを
右に4ビット移動することにより、ディスプレイ領域ア
ドレス(X,Y)となる。全てのディスプレイ領域の幅
と高さ、2つのファクタ、を作ることにより、ディスプ
レイ領域アドレスがどのピクセル・アドレスからも迅速
に算出される。
【0022】望ましい実施例では、棒人間410とボー
ル420の表現の際に修正され得る領域のみがonとい
うフラッグをつけられ、そのonフラッグの領域のみが
表現後の処理の際に処理を行う。図4の例では、わずか
9個のディスプレイ領域([X,Y]=[2、5]、
[3、2]、[3、3]、[3、4]、[3、5]、
[4、2]、[5、6]、[5、7])であり、これは
表現後処理の際に取り扱う必要があるのは全部で220
4ピクセルである。これは上記の14336ピクセルよ
りかなり少ない。もちろん、当業者に自明なように、本
発明の利点を損なわずにディスプレイ・エリアを様々な
サイズや形状の領域に分割できる。
【0023】図5は本発明の望ましい実施例におけるグ
ラフィックス・アダプタ・メモリ230で使用したデー
タ構造を示すブロック図である。領域バッファ231
は、ディスプレイ・エリアのどの領域がディスプレイ・
エリアの表現時に修正され得るか示すフラッグを記憶す
るために使われる。この例では、領域バッファはx方向
(水平方向)に1280ピクセル、y方向(垂直方向)
に1024ピクセルを有するディスプレイ・エリアを表
すために使用される。さらに、この例では、ディスプレ
イを領域が幅32ピクセル、高さ32ピクセルで、X方
向に40領域でY方向に32領域で全部で1280領域
となるように分割させる。望ましい実施例では、この領
域バッファは各領域にたいし単一のビットあるいはフラ
ッグを有する。各ビットあるいはフラッグは、対応の領
域が画像表現の際に修正されるか否かを示す。この例で
は、Y方向に32領域があるので、メモリに記憶させた
単一の語をY方向の各領域にたいするフラッグを記憶す
るために使用することができる。さらに、X方向に40
領域があるので、各語が32ビットを有する40語をデ
ィスプレイの全領域にたいする全てのフラッグを記憶す
るために使用することができる。すなわち、これらの語
とそれに含まれるフラッグが迅速にonとされ、特定の
領域が画像の表現の際に修正され得るかを決定するため
に迅速にチェックされる。
【0024】上記図4に関する説明の領域と同様に、各
領域は幅32ピクセル、高さ32ピクセル(2つのファ
クタ)で各領域にたいして総数1024ピクセルなの
で、1領域のアドレスは単に各バイナリ・ピクセル・ア
ドレスの最小の有効5ビットを除去することによりピク
セル・アドレスから迅速に決定できる。
【0025】図5に関して単一の領域バッファを説明し
たが、複数の領域バッファを特にウィンドウ処理環境で
使用することができる。つまり、各ウィンドウ・エリア
に対して分離した領域バッファが使われることになる。
【0026】以下に示すフローチャートは、領域バッフ
ァがどのように生成され、オブジェクトから表現したグ
ラフィック画像を迅速に処理するためにどのように使わ
れるか説明するものである。
【0027】図6は、本発明の望ましい実施例による表
現画像の領域エクステントを記述する領域バッファをど
のように生成するかを示すフローチャートである。この
手順は、画像オブジェクトをスパンあるいはラインにラ
スタした後のように、画像の表現の際に行うのが望まし
いが、画像のオブジェクトの頂点全てが処理有効である
時に実行可能である。
【0028】初めに、ステップ600では、領域バッフ
ァを全てゼロに初期化し、現在どの領域も修正されてい
ないことを示す。
【0029】ステップ610では、1オブジェクトの頂
点を処理のために受け取る。ステップ620では、オブ
ジェクトのエクステントを全てのオブジェクト頂点の最
小、最大x、yピクセル・アドレスを見つけることによ
り決定する。オブジェクトのエクステントを使用するこ
とは公知であり、通常、矩形として定義され、それはオ
ブジェクトの頂点の最小、最大x、y値である矩形の角
でそのオブジェクトを取り囲むものである。
【0030】ステップ630では、オブジェクト・エク
ステントを使用してどの領域がオブジェクトと交わるの
か決定する。すなわち、図4に示すように、ボール42
0とそのエクステントが二つの領域([X,Y]=
[5、6]と[5、7])と交わる。さらに、棒人間4
10の右腕が3つの領域([X,Y]=[2、5]、
[3、4]と[3、5])と交わるが、腕のエクステン
トは4つの領域([X,Y]=[2、4]、[2、
5]、[3、4]と[3、5])と交わる。望ましい実
施例では、効率という見地からオブジェクト・エクステ
ントを使用して交わる領域(この右腕の場合は4領域)
を決定する。別の実施例では、オブジェクトそのものと
交わる領域がどこであるか正確に決定することも可能で
ある(例えば、右腕の場合3領域)。しかし、この正確
に決定する方法は時間がかかり、表現するオブジェクト
が小さいサイズである場合には一般的に望ましくない。
【0031】ステップ620、630では、各頂点にた
いする完全なx,yアドレスが必要とされない。本例で
は、アドレスの最小有効5ビットが領域アドレスを生成
するためにドロップされるので、各頂点アドレスの最小
有効5ビットはこのステップの間にどこででもドロップ
する可能性がある。
【0032】ステップ640では、現在のオブジェクト
と交わる領域が前に表現されたオブジェクトと交わった
領域と同じであるか否かを決定する。これは、いくつか
の場合に必要とされる演算の数を減らすための簡単なテ
ストである。つまり、現在のオブジェクトが前のオブジ
ェクトと同じ領域なら、両オブジェクトにたいする適切
なフラッグは既にonになっており、現在のオブジェク
トにはこれ以上の処理は必要ないことになる。
【0033】ステップ640でYESなら、後に説明す
るステップ670に続く。NOならば、ステップ650
に続く。
【0034】ステップ650では、どの領域が現在のオ
ブジェクトのエクステントに交わっているかを示すバッ
ファ語を生成する。例えば、1オブジェクトのエクステ
ントがアドレス[X,Y]=[15、16]を有する領
域と交わるなら、バッファ語の第16ビットがon(1
にセット)にされ、他の全てのビットはoff(0にセ
ット)となる。次に、ステップ660に移り、生成語は
その領域バッファ内の対応する語でORされる。本例で
は、[X,Y]=[15、16]であると、上記ステッ
プ650で生成された語で領域バッファの第15番目の
語がORされる。最終的に、領域バッファの第15番目
の語の第16ビットが、そのビットが前のオブジェクト
により既にonされているかどうかにかかわらずonさ
れる。さらに、第16番目の語内の他のビットはOR操
作が生成された語で行われるので修正されない。そし
て、ステップ670に移る。
【0035】ステップ670では、どの領域と画像オブ
ジェクトが交わっているか決定するため最後のオブジェ
クトが受け入れられるか否かを決定する。NOなら、ス
テップ610にもどり次のオブジェクトの頂点を受け入
れる。YESなら終了となる。
【0036】図7は本発明の望ましい実施例による、生
成されたデータ構造が画像表現後処理でどのように利用
されるかを示すフローチャートである。
【0037】ステップ700では、領域バッファ語を読
取る。図5を参照して説明すると、これはあるX値の3
2領域に対する32フラッグを有する水平方向の32ビ
ット語の一つである。次に、ステップ710では、この
語がゼロかどうか決定する。YESなら、この領域バッ
ファ語に対応するディスプレイ領域と交わる画像オブジ
ェクトはなく、後述するステップ770に移る。NOな
ら、対応のディスプレイ領域の少なくとも1つと画像オ
ブジェクトが交わるので、ステップ720に移る。
【0038】ステップ720では、そのバッファ語の下
位ビットが1であるか否かを決定する。NOであれば、
そのビットあるいはフラッグに対応のディスプレイ領域
が画像オブジェクトのどれによっても修正を受けてない
ので、ステップ750に移る。YESなら、そのビット
あるいはフラッグに対応のディスプレイ領域が画像オブ
ジェクトのいずれかによって修正を受けているので、ス
テップ730に移る。
【0039】ステップ730では、フラッグに対応のデ
ィスプレイ領域のエクステントがピクセル・アドレスの
形で算出される。これは、ディスプレイ領域でピクセル
の迅速な処理を可能にする。ステップ740では、領域
エクステントが使用されてディスプレイ領域の全てのピ
クセルを処理する。上記したように、この処理は鮮明度
調整、カラー比較調整、ズーミング、ウィンドウ移動、
あるいは画像表現処理の際に修正された全てのピクセル
を処理するタイプの操作等が可能である。
【0040】ステップ740が一旦完了すると、ステッ
プ750に移る。ステップ750では、領域バッファ語
の最終ビットが処理されたか否かを決定する。NOな
ら、ステップ760で領域ディスプレイ語が右に1ビッ
トずらされ、ステップ720に戻される。YESなら、
ステップ770に移り、最終領域ディスプレイ語が処理
されたか否か決定される。NOなら、ステップ700に
戻り、YESならこの領域ディスプレイ・バッファの処
理は修了する。
【0041】別の実施例では、オブジェクト全数の一部
のみを一度に取り扱う方法も利用できる。そして、その
オブジェクトの一部は上記したように処理され、別の部
分にたいする上記処理を繰り返す。これは特に、所定時
間で処理可能なオブジェクト数がオブジェクトの総数よ
り少ないときに有用である。また、これは各プロセッサ
が他のプロセッサから独立してオブジェクトの総数の一
部を取り扱うマルチ・プロセッサ・システムにおいて有
効である。
【0042】また、別のプロセスでは、ディスプレイ領
域が初めに明らかにサイズ的に大きいが、一度ディスプ
レイ領域が特定のディスプレイ領域と交わる複数のオブ
ジェクトを有すると、そのディスプレイ領域をディスプ
レイ副領域にさらに分割させることができる。
【0043】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0044】(1)複数のグラフィック・オブジェクト
を含む画像の領域エクステントを決定する装置におい
て、ディスプレイ・エリアを複数のディスプレイ領域に
分割する手段と、前記複数のグラフィック・オブジェク
トと交わる可能性のあるディスプレイ領域がどれである
か決定する手段と、前記グラフィック・オブジェクトの
少なくとも1個と交わると決定したディスプレイ領域に
対応するメモリに標識を記憶させる手段とを有すること
を特徴とする画像の領域エクステントを決定する装置。 (2)上記分割する手段は、上記ディスプレイ・エリア
を各々が複数のピクセルを有するディスプレイ領域を有
する複数のディスプレイ領域に分割することを含むこと
を特徴とする(1)に記載の装置。 (3)上記分割する手段は、上記ディスプレイ・エリア
を各ディスプレイ領域の幅および高さが2つのファクタ
であるディスプレイ領域に分割することを含むことを特
徴とする(2)に記載の装置。 (4)上記決定する手段は、各グラフィック・オブジェ
クトのエクステントを算出することと、どのディスプレ
イ領域が算出した各エクステントと交わるか決定するこ
とを含むことを特徴とする(1)に記載の装置。 (5)上記の記憶させる手段は、上記グラフィック・オ
ブジェクトの少なくとも1つと交わると決定した各ディ
スプレイ領域に対応するメモリに標識を記憶させること
を含むことを特徴とする(1)に記載の装置。 (6)メモリに記憶させた対応の標識を有するディスプ
レイ領域に位置したピクセルのみを処理する手段をさら
に含むことを特徴とする(5)に記載の装置。 (7)複数のグラフィック・オブジェクトを含む画像の
領域エクステントを決定する方法において、ディスプレ
イ・エリアを複数のディスプレイ領域に分割するステッ
プと、上記複数のグラフィック・オブジェクトと交わる
可能性のあるディスプレイ領域がどれであるか決定する
ステップと、上記グラフィック・オブジェクトの少なく
とも1個と交わると決定したディスプレイ領域に対応す
るメモリに標識を記憶させるステップとを有することを
特徴とする画像の領域エクステントを決定する方法。 (8)上記分割するステップは、上記ディスプレイ・エ
リアを各々が複数のピクセルを有するディスプレイ領域
を有する複数のディスプレイ領域に分割することを含む
ことを特徴とする(7)に記載の方法。 (9)上記分割するステップは、上記ディスプレイ・エ
リアを各ディスプレイ領域の幅および高さが2つのファ
クタであるディスプレイ領域に分割することを含むこと
を特徴とする(8)に記載の方法。 (10)上記決定するステップは、各グラフィック・オ
ブジェクトのエクステントを算出することと、どのディ
スプレイ領域が算出した各エクステントと交わるか決定
することを含むことを特徴とする(7)に記載の方法。 (11)上記の記憶させるステップは、上記グラフィッ
ク・オブジェクトの少なくとも1つと交わると決定した
各ディスプレイ領域に対応するメモリに標識を記憶させ
ることを含むことを特徴とする(7)に記載の方法。 (12)メモリに記憶させた対応の標識を有するディス
プレイ領域に位置したピクセルのみを処理するステップ
を含むことを特徴とする(11)に記載の方法。 (13)処理すべきデータを記憶するメモリと、メモリ
に記憶したデータを処理するプロセッサと、複数のグラ
フィック・オブジェクトから作られた画像の領域エクス
テントを決定するグラフィックス処理装置とを含み、上
記グラフィックス処理装置は、i)ディスプレイ・エリ
アを複数のディスプレイ領域に分割する手段と、ii)前
記複数のグラフィック・オブジェクトと交わる可能性の
あるディスプレイ領域がどれであるか決定する手段と、
iii)前記グラフィック・オブジェクトの少なくとも1
個と交わると決定したディスプレイ領域に対応するメモ
リに標識を記憶させる手段とを含むことを特徴とするデ
ータ処理システム。
【0045】
【発明の効果】本発明は多くの長所を有しており、例え
ば、鮮明度および色調調整などのような画像表現後のコ
ンピュータ処理はオブジェクトが表現された領域につい
てのみ行われ、それによって必要とされる表現後の演算
の数を減少させることが可能である。さらに、本発明は
画像の表現の際に簡単でかつ迅速に行える効果的な技術
を提供する。加えて、本発明は上記の多くの最適化技術
を柔軟に取り扱うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の望ましい実施例に使用された通常のデ
ジタル・コンピュータの構成図である。
【図2】グラフィックス機能を実行するためホスト・コ
ンピュータおよびグラフィックス・アダプタにより通常
使用されるコードの層を説明するブロック図である。
【図3】ディスプレイ・エリアに表示した画像を作るた
めに表現された一組の線を示す概略図である。
【図4】複数のディスプレイ領域に分けたディスプレイ
・エリアに表示した画像を作るために表現された一組の
線を示す概略図である。
【図5】本発明の望ましい実施例におけるグラフィック
ス・アダプタ・メモリで使用したデータ構造を示すブロ
ック図である。
【図6】本発明の望ましい実施例による表現画像の領域
エクステントを記述するデータ構造をどのように生成す
るかを示すフローチャートである。
【図7】本発明の望ましい実施例による画像表現後処理
で、生成されたデータ構造がどのように利用されるかを
示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 デジタル・コンピュータ 105 コンピュータ・ボックス 110 主プロセッサ 120 メモリ 125 ハード・ディスク 130 入力装置 140 出力装置 150 グラフィックス出力装置 160 バス 170 入力/出力装置コントローラ 180 入力/出力装置 190 離脱自在の媒体 200 グラフィックス・アダプタ 220 グラフィックス・アダプタ・プロセッサ 230 グラフィックス・アダプタ・メモリ 231 領域バッファ 250 RAMDAC 300 オペレーティング・システム 310 オペレーティング・システム核 320 ホスト・コンピュータ・マイクロコード 330 グラフィックス・アプリケーション 332 グラフィックス・アプリケーション 340 アプリケーション・プログラム・インターフェ
ース 342 アプリケーション・プログラム・インターフェ
ース 350 グラフィックス・アプリケーション・インター
フェース 352 グラフィックス・アプリケーション・インター
フェース 370 グラフィックス・アダプタ装置ドライバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アレン・ピーター・ジャンセン アメリカ合衆国78758 テキサス州、オー スティン、シャディ・スプリングス 11901

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のグラフィック・オブジェクトを含む
    画像の領域エクステントを決定する装置において、 ディスプレイ・エリアを複数のディスプレイ領域に分割
    する手段と、 前記複数のグラフィック・オブジェクトと交わる可能性
    のあるディスプレイ領域がどれであるか決定する手段
    と、 前記グラフィック・オブジェクトの少なくとも1個と交
    わると決定したディスプレイ領域に対応するメモリに標
    識を記憶させる手段とを有することを特徴とする画像の
    領域エクステントを決定する装置。
  2. 【請求項2】上記分割する手段は、上記ディスプレイ・
    エリアを各々が複数のピクセルを有するディスプレイ領
    域を有する複数のディスプレイ領域に分割することを含
    むことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】上記分割する手段は、上記ディスプレイ・
    エリアを各ディスプレイ領域の幅および高さが2つのフ
    ァクタであるディスプレイ領域に分割することを含むこ
    とを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】上記決定する手段は、各グラフィック・オ
    ブジェクトのエクステントを算出することと、どのディ
    スプレイ領域が算出した各エクステントと交わるか決定
    することを含むことを特徴とする請求項1に記載の装
    置。
  5. 【請求項5】上記の記憶させる手段は、上記グラフィッ
    ク・オブジェクトの少なくとも1つと交わると決定した
    各ディスプレイ領域に対応するメモリに標識を記憶させ
    ることを含むことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  6. 【請求項6】メモリに記憶させた対応の標識を有するデ
    ィスプレイ領域に位置したピクセルのみを処理する手段
    をさらに含むことを特徴とする請求項5に記載の装置。
  7. 【請求項7】複数のグラフィック・オブジェクトを含む
    画像の領域エクステントを決定する方法において、 ディスプレイ・エリアを複数のディスプレイ領域に分割
    するステップと、 上記複数のグラフィック・オブジェクトと交わる可能性
    のあるディスプレイ領域がどれであるか決定するステッ
    プと、 上記グラフィック・オブジェクトの少なくとも1個と交
    わると決定したディスプレイ領域に対応するメモリに標
    識を記憶させるステップとを有することを特徴とする画
    像の領域エクステントを決定する方法。
  8. 【請求項8】上記分割するステップは、上記ディスプレ
    イ・エリアを各々が複数のピクセルを有するディスプレ
    イ領域を有する複数のディスプレイ領域に分割すること
    を含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】上記分割するステップは、上記ディスプレ
    イ・エリアを各ディスプレイ領域の幅および高さが2つ
    のファクタであるディスプレイ領域に分割することを含
    むことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】上記決定するステップは、各グラフィッ
    ク・オブジェクトのエクステントを算出することと、ど
    のディスプレイ領域が算出した各エクステントと交わる
    か決定することを含むことを特徴とする請求項7に記載
    の方法。
  11. 【請求項11】上記の記憶させるステップは、上記グラ
    フィック・オブジェクトの少なくとも1つと交わると決
    定した各ディスプレイ領域に対応するメモリに標識を記
    憶させることを含むことを特徴とする請求項7に記載の
    方法。
  12. 【請求項12】メモリに記憶させた対応の標識を有する
    ディスプレイ領域に位置したピクセルのみを処理するス
    テップを含むことを特徴とする請求項11に記載の方
    法。
  13. 【請求項13】処理すべきデータを記憶するメモリと、 メモリに記憶したデータを処理するプロセッサと、 複数のグラフィック・オブジェクトから作られた画像の
    領域エクステントを決定するグラフィックス処理装置と
    を含み、 上記グラフィックス処理装置は、 i)ディスプレイ・エリアを複数のディスプレイ領域に
    分割する手段と、 ii)前記複数のグラフィック・オブジェクトと交わる可
    能性のあるディスプレイ領域がどれであるか決定する手
    段と、 iii)前記グラフィック・オブジェクトの少なくとも1
    個と交わると決定したディスプレイ領域に対応するメモ
    リに標識を記憶させる手段とを含むことを特徴とするデ
    ータ処理システム。
JP13533295A 1994-08-12 1995-06-01 画像の領域エクステントを決める方法および装置 Pending JPH0869539A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US28996194A 1994-08-12 1994-08-12
US289961 1994-08-12

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Publication Number Publication Date
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ID=23113941

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