JPH0868068A - 油圧ショベルのバケット - Google Patents

油圧ショベルのバケット

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JPH0868068A
JPH0868068A JP20540294A JP20540294A JPH0868068A JP H0868068 A JPH0868068 A JP H0868068A JP 20540294 A JP20540294 A JP 20540294A JP 20540294 A JP20540294 A JP 20540294A JP H0868068 A JPH0868068 A JP H0868068A
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JP
Japan
Prior art keywords
plate
bucket
bottom plate
tooth
length
Prior art date
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Pending
Application number
JP20540294A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Nishimura
悟 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0868068A publication Critical patent/JPH0868068A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 直線掘削、整正作業の仕上げ精度を向上でき
るし、部品点数が少なく簡単に製造できると共に、軽量
のバケットとする。 【構成】 バケット本体10を構成する底板13を横板
17と縦板18を弯曲部19により一体的に連結したも
のとし、その底板13の下面13aとシース20の下面
20aを同一面とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧ショベルのアーム
先端部に装着されて掘削作業、整正作業を行なうバケッ
トに関する。
【0002】
【従来の技術】油圧ショベルは車体にブームをブームシ
リンダにより上下揺動自在に取付け、そのブームにアー
ムをアームシリンダにより上下揺動自在に取付け、その
アーム先端部にバケットをバケットシリンダにより上下
回動自在に取付けたものが知られている。
【0003】前述の油圧ショベルはブーム、アームを上
下揺動すると共に、バケットを上下回動して土砂を掘削
作業するのが主であるが、そのバケットを用いて法面を
整正したり、締め固めする等の整正作業をすることがあ
る。
【0004】このように、掘削作業と整正作業に兼用さ
れるバケットとしては実開平4−33749号公報に示
すように、底板より下部に一枚の直平面板を取付け、そ
の直平面板の下面とツースの下面を同じ面としたものが
知られている。
【0005】このバケットであれば、ツースの下面と直
平面板の下面が同一面のために整正作業する際にツース
によって凹凸が生じることがないので、整正作業の仕上
げ精度を向上できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】かかるバケットは一対
の側板とほぼC字状に弯曲した背面板と底板より成るバ
ケット本体と、その一対の側板間に跨って固着した直平
面板と、その底板の前端縁に取付けたツースと、バケッ
ト本体の上部に固着したブラケットより成るので、部品
点数が多く製作が面倒であるし、大重量となるからバケ
ットを上下する力が大となってしまう。
【0007】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした油圧ショベルのバケットを提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】一対の側板11,11と
背面板12と底板13より成るバケット本体10と、前
記底板13の前端縁に固着したリッププレート16に取
付けた複数のツース20と、前バケット本体10の上部
に固着したブラケット30より成り、前記底板13を横
板17と縦板18よりほぼL字状とし、その縦板18と
背面板12を連続し、前記横板17より成る底板13の
下面13aとツース20の下面20aを同一面とした油
圧ショベルのバケット。
【0009】
【作 用】直線掘削、整正作業時の仕上げ精度を向上
できるし、一対の側板11と背面板12と底板13によ
りバケット本体10としたので、部品点数が少なくなっ
て簡単に製造できるし、重量が軽くなる。
【0010】
【実 施 例】図1に示すように、油圧ショベルの上部
旋回体1にブーム2がブームシリンダ3で上下揺動自在
に取付けられ、そのブーム2の先端部にアーム4がアー
ムシリンダ5で上下揺動自在に取付けてあり、そのアー
ム4の先端部にバケット6がバケットシリンダ7により
上下回動自在に取付けてある。
【0011】前記バケット6は図2と図3に示すよう
に、バケット本体10とツース20とブラケット30よ
り成り、バケット本体10は一対の側板11,11と背
面板12と底板13により断面略L字状となり、その側
板11の開口縁(前端縁)に沿ってサイドプレート14
が固着され、そのサイドプレート14の下部寄りにサイ
ドカッタ15がボルト止めしてあり、底板13の開口縁
(前端縁)にはリッププレート16が固着され、このリ
ッププレート16にツース20が取付けてあり、そのツ
ース20の下面20aは底板13の下面13aとほぼ同
一面となっている。
【0012】前記底板13は横板17と縦板18を弯曲
部19介して一体的に連結したものであり、その横板1
7の前端部には凹部21と突部22が交互に連続して形
成されている。
【0013】前記リッププレート16は図4に示すよう
に底板13の横板17の前端縁上面に溶接され、ツース
20はリッププレート16に嵌合して固着され、そのツ
ース20は横板17の凹部21より若干狭い幅となり、
その凹部21に溶接されてツース20の尖端部23は底
板13の横板17及びリッププレート16よりも前方に
突出している。
【0014】前記ブラケット30は図2に示すようにバ
ケット本体10の上部に固着され、アーム連結用穴31
とリンク連結用穴32が形成してある。
【0015】前記底板13の板厚さは背面板12よりも
厚くなって締固め時に変形等しないようにしてあると共
に、その底板13の直線部分の長さAは(横板17の長
さ)はバケット本体10の開口部上下長さBに対してA
/B≧0.55となるようにしてある。
【0016】このようであるから、図5に示すようにバ
ケット6の底板13下面13aを地表面又は法面等の掘
削面に接し、その状態でバケット6を平行に移動するこ
とで直線掘削作業する際に、バケット6の底板13の下
面13aとシース20の下面20aが同一面であるから
滑らかに直線掘削できて仕上げ精度を向上できる。この
時、底板13の突部22が隣接するツース20間に突出
しているから、掘削抵抗を小さくできる。
【0017】また、図6に示すようにバケット6の底板
13の下面13aを地表又は法面等の整正面に接し、そ
の状態でブームシリンダ3を伸縮することによりバケッ
ト6を上下に移動することでブーム2、アーム4、バケ
ット6等の重量とブームシリンダ3の油圧力により転圧
して平坦面に整正する際に、その仕上げに精度を向上で
きる。
【0018】この時、図7に示すようにバケット6の底
板13の下面13aを水平に対して若干上向としてバケ
ット6を矢印方向に移動することで転圧すれば、ツース
20が土砂に喰い込むことがないし、弯曲部19によっ
て底板13の横板17後端部が整正面に喰い込むことが
ないから仕上げに精度を向上できる。
【0019】次に各部の変形例を説明する。図8に示す
ように、底板13の前端部下面に面取り部13bを形成
することで掘削抵抗を小さくしてある。
【0020】図9に示すように、底板13の突部22を
尖端形状として掘削抵抗を小さくしてあり、この場合に
も突部22の下面に面取り13bを形成してある。
【0021】図10に示すように、底板13の横板17
前端面にリッププレート16の後端面を溶接し、そのリ
ッププレート16の前後方向中間部16aをくの字状に
折曲して前端部が後端部より高くなるようにし、その前
端部にツース20を嵌合して固着して下面20aと底板
13の下面13aを同一面としてある。
【0022】このようにすれば、リッププレート16の
前後方向中間部下面16bが垂直に対して斜めとなるの
で、掘削抵抗を小さくできる。
【0023】次に本発明の第2実施例を図11と図12
に基づいて説明する。複数のツース20の前端寄り下面
20bに跨ってプレート40を固着する。
【0024】このようにすれば、図13に示すように地
表面又は法面等の掘削面に対して底板13下面13aを
ある角度を持たせてプレート40のみを掘削面に接して
直線掘削することができるから、掘削面を精度良く仕上
げる事ができるし、前記角度がα1 ,α2 ,α3 と変化
しても仕上げ精度に影響がでないので、ブーム2、アー
ム4、バケット6の動作速度を速くでき効率的である。
【0025】前記プレート40は図14と図15に示す
ようにツース20の先端寄り上面20cに跨って固着し
ても良い。
【0026】
【発明の効果】請求項1のバケットであれば、直線掘
削、整正作業時の仕上げ精度を向上できるし、一対の側
板11と背面板12と底板13によりバケット本体10
としたので、部品点数が少なくなって簡単に製造できる
し、重量が軽くなってバケットを小さな力で上下動でき
る。
【0027】請求項2のバケットであれば、底板13の
下面13aの長さが長くなり、仕上げ精度及び作業速度
を向上する事ができる。
【0028】請求項3のバケットであれば、底板13の
横板17の後端部が弯曲しているから、直線掘削、整正
作業時にその弯曲部19によって横板17の後端部が掘
削面、整正面に喰い込むことがなく仕上げ精度が向上す
る。
【0029】請求項4のバケットであれば、底板13の
横板17の突部22が隣接するツース20間に突出して
いるので、掘削抵抗を低減できる。
【0030】請求項5のバケットであれば、リッププレ
ート16の前後方向中間部下面16bが垂直に対して斜
めとなっているから掘削抵抗を低減できる。
【0031】請求項6のバケットであれば、掘削面に対
して底板13の下面13aをある角度を有してプレート
40を掘削面に接することで直線掘削作業でき、その仕
上げ精度を向上できるし、前記角度が多少ばらついても
仕上げ精度に影響がでないのでバケットの動作速度を速
くできて効率的に作業できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】油圧ショベルの作業機部分の正面図である。
【図2】本発明の第1実施例を示すバケットの正面図で
ある。
【図3】本発明の第1実施例を示すバケットの斜視図で
ある。
【図4】ツース取付部の断面図である。
【図5】直線掘削作業の説明図である。
【図6】整正作業の説明図である。
【図7】整正作業時のバケット状態の説明図である。
【図8】底板の前端部下面を斜めとした状態のバケット
の正面図である。
【図9】底板の突部を尖端形状とした状態のバケットの
斜視図である。
【図10】リッププレートをくの字状とした状態のツー
ス取付部断面図である。
【図11】本発明の第2実施例を示すバケットの正面図
である。
【図12】本発明の第2実施例を示すバケットの斜視図
である。
【図13】プレートによる直線掘削作業の説明図であ
る。
【図14】プレートをツース上面に取付けたバケットの
正面図である。
【図15】プレートをツース上面に取付けたバケットの
斜視図である。
【符号の説明】
10…バケット本体 11…側板 12…背面板 13…底板 13a…下面 16…リッププレート 17…横板 18…縦板 19…弯曲部 20…ツース 20a…下面 30…ブラケット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の側板11,11と背面板12と底
    板13より成るバケット本体10と、前記底板13の前
    端縁に固着したリッププレート16に取付けた複数のツ
    ース20と、前記バケット本体10の上部に固着したブ
    ラケット30より成り、 前記底板13を横板17と縦板18よりほぼL字状と
    し、その縦板18と背面板12を連続し、前記横板17
    より成る底板13の下面13aとツース20の下面20
    aをほぼ同一面としたことを特徴とする油圧ショベルの
    バケット。
  2. 【請求項2】 前記底板13の下面13aの長さAとバ
    ケット本体10の開口部上下長さBの関係を、B/A≧
    0.55とした請求項1記載の油圧ショベルのバケッ
    ト。
  3. 【請求項3】 底板13に構成する横板17と縦板18
    を弯曲部19を介して一体的に連結した請求項1又は2
    記載の油圧ショベルのバケット。
  4. 【請求項4】 底板13の横板17の先端部を凹部21
    と突部22を有する凹凸形状とし、その突部22を隣接
    するツース20間に突出させた請求項1又は2又は3記
    載の油圧ショベルのバケット。
  5. 【請求項5】 リッププレート16の前後方向中間部1
    6aを、前端部が後端部より高いほぼくの字形状とし、
    そのリッププレート16の後端部を底板13の横板17
    先端面に固着し、そのリッププレート16の前端部にツ
    ース20を固着して底板13の下面13aとツース20
    の下面20aをほぼ同一面とし、前記リッププレート1
    6の前後方向中間部下面16bを垂直に対して斜めとし
    た請求項1又は2又は3又は4記載の油圧ショベルのバ
    ケット。
  6. 【請求項6】 前記複数のツース20の先端部に跨って
    横板40を固着した請求項1又は2又は3又は4又は5
    記載の油圧ショベルのバケット。
JP20540294A 1994-08-30 1994-08-30 油圧ショベルのバケット Pending JPH0868068A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006322206A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 掘削用バケット
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CN111827381A (zh) * 2019-04-18 2020-10-27 中联重科股份有限公司 挖掘机铲斗及挖掘机铲斗设计方法

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