JPH086723A - タッチパネル付き表示装置 - Google Patents

タッチパネル付き表示装置

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JPH086723A
JPH086723A JP15792594A JP15792594A JPH086723A JP H086723 A JPH086723 A JP H086723A JP 15792594 A JP15792594 A JP 15792594A JP 15792594 A JP15792594 A JP 15792594A JP H086723 A JPH086723 A JP H086723A
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JP15792594A
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English (en)
Inventor
Koichi Saito
浩一 斉藤
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 LCDとタッチパネルとの位置ずれ量に基づ
いてLCDへの表示データの表示位置を調整するタッチ
パネル付き表示装置を提供する。 【構成】 LCD16とタッチパネル17の位置ずれ量
がLCD16の表示ドット数に変換されて位置補正メモ
リ19に格納されており、制御回路18は、表示命令や
タッチパネル17のタッチデータが入力されると、対応
するキャラクタデータをキャラクタジェネレータメモリ
21から読み出して、DDRAM22の表示位置に対応
する位置にドット展開するが、このとき、位置補正メモ
リ19内の位置ずれ量に基づいて展開位置を補正する。
この位置補正後のドットデータをデータ変換回路23で
シリアルデータに変換した後、LCD駆動回路24に入
力し、LCD駆動回路24でLCD16に補正後の位置
にキャラクタを表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タッチパネル付き表示
装置に関し、LCD上にタッチパネルを積層する際の位
置ずれをLCDへの表示位置を補正することにより調整
するタッチパネル付き表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、表示装置としてLCD(Liquid
Crystal Display)を使用したタッチパネル付き表示装
置は、図10に示すように、LCD1上にタッチパネル
2を重ねて、張り合わせることにより、作成されてお
り、このLCD1上へのタッチパネル2の重ね合わせに
おいては、LCD1の2角に形成された一対の重ね合わ
せマーク1a、1bとタッチパネル2の2角に形成され
た一対の重ね合わせマーク2a、2bと、を重ね合わせ
ることにより、LCD1とタッチパネル2の位置あわせ
を行っている。
【0003】そして、従来のタッチパネル付き表示装置
は、一般に、LCD1とタッチパネル2との大きさが同
じ大きさのものが使用されており、マトリックス状に複
数の表示ドットを有するLCD1上に、所定の大きさの
認識単位をマトリックス状に複数有するタッチパネル2
が重ね合わされている。
【0004】このタッチパネル2の認識単位の大きさ
は、LCD1の表示ドットの大きさよりも数段大きく、
例えば、LCD1の1文字の表示ドット数(例えば、9
×9、16×16等)に対応するものがある。
【0005】このようなタッチパネル付き表示装置は、
例えば、タッチパネル2の少なくとも1つ以上の認識単
位で構成されるタッチ領域に対応するLCD1の位置
に、文字や図形等のキャラクタデータを表示し、このタ
ッチパネル2のタッチ領域がタッチされると、タッチさ
れたことを認識して、当該タッチ領域に表示されている
キャラクタデータを認識する。また、タッチパネル付き
表示装置は、表示データの表示されていないタッチ領域
にタッチされると、そのタッチ情報に基づいて所定のキ
ャラクタデータを当該タッチされたタッチ領域に対応す
るLCD1の表示ドットを駆動してキャラクタデータ等
を表示する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のタッチパネル付き表示装置にあっては、LC
D上にタッチパネルを重ね合わせ、その重ね合わせに誤
差が無いものとして、タッチパネルのタッチ領域に対応
させてLCDに表示データを表示させていたため、LC
Dとタッチパネルとの重ね合わせに位置誤差が生じる
と、タッチパネルのタッチ領域と表示データとの間に位
置誤差が生じ、適切なタッチ操作に支障をきたすおそれ
があった。
【0007】すなわち、図11(a)に示すように、L
CD1がマトリックス状に複数の表示ドット3を備え、
例えば、「E」なるキャラクタデータを図11(a)に
示す領域に表示するものとし、また、タッチパネル2
が、図11(b)に示すように、LCD1の10×10
の表示ドットに対応する大きさのタッチ領域4をマトリ
ックス状に備えているものとし、このLCD1上にタッ
チパネル2が重ね合わされたとき、図11(c)に示す
ように、LCD1とタッチパネル2との位置ずれがない
ときには、LCD1に表示される表示データ(図11で
は、「E」)は、タッチパネル2のタッチ領域4内の適
切な位置に表示される。
【0008】ところが、LCD1とタッチパネル2の重
ね合わせ位置がずれると、図11(d)に示すように、
LCD1の表示データがタッチパネル2のタッチ領域4
内に適切に表示されず、LCD1の表示データの表示位
置とタッチパネル2のタッチ領域との間に位置誤差が発
生する。
【0009】その結果、適切なタッチ操作を行うことが
できないという問題があった。そこで、本発明は、上記
実情に鑑みてなされたもので、LCDとタッチパネルと
の重ね合わせに位置ずれがあっても、タッチパネルのタ
ッチ領域内に適切にLCDの表示データを表示させて、
タッチ操作の操作性を向上させたタッチパネル付き表示
装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のタッチパネル付
き表示装置は、請求項1に記載するように、マトリック
ス状に複数の表示ドットを有する液晶表示パネルと、前
記液晶表示パネル上に重ね合わされ該液晶表示パネルの
最小表示単位のドットよりも大きな領域を最小認識単位
として有するタッチパネルと、前記タッチパネルの少な
くとも1つ以上の前記認識単位からなるタッチ領域がタ
ッチされると、当該タッチ情報に基づいて、当該タッチ
領域に対応する位置の前記液晶表示パネルに所定の表示
データを表示させる認識/表示制御手段と、を備えたタ
ッチパネル付き表示装置において、前記液晶表示パネル
と前記タッチパネルとの重ね合わせの位置ずれ量を記憶
する位置ずれ量記憶手段と、前記位置ずれ量記憶手段に
記憶された位置ずれ量に基づいて、前記タッチパネルの
前記タッチ領域に対応する液晶表示パネルの位置に表示
する表示データの表示位置を、前記液晶表示パネルの表
示ドット単位で、位置補正する位置補正手段と、を設け
ることにより、上記目的を達成している。
【0011】また、本発明のタッチパネル付き表示装置
は、請求項2に記載するように、マトリックス状に複数
の表示ドットを有する液晶表示パネルと、前記液晶表示
パネル上に重ね合わされ該液晶表示パネルの最小表示単
位のドットよりも大きな領域を最小認識単位として有す
るタッチパネルと、表示データを記憶するデータ記憶手
段と、少なくとも前記液晶表示パネルの表示領域に対応
する大きさのドットデータ記憶領域を有し、該表示領域
との相関を記憶して、前記データ記憶手段から読み出さ
れた表示データをドットデータとして展開記憶する展開
データ記憶手段と、前記タッチパネルの少なくとも1つ
以上の前記認識単位からなるタッチ領域がタッチされる
と、当該タッチ情報に基づいて、前記データ記憶手段か
ら所定の表示データを読み出して、前記展開データ記憶
手段の前記タッチされたタッチ領域に対応する前記液晶
表示パネルの表示領域に対応する位置に、ドットデータ
として展開した後、前記液晶表示パネルに表示させる認
識/表示制御手段と、を備えたタッチパネル付き表示装
置において、前記液晶表示パネルと前記タッチパネルと
の重ね合わせの位置ずれ量を記憶する位置ずれ量記憶手
段と、前記位置ずれ量記憶手段に記憶された位置ずれ量
に基づいて、前記タッチパネルのタッチ領域に対応する
液晶表示パネルの位置に表示する表示データの前記展開
データ記憶手段での展開位置を、前記液晶表示パネルの
表示ドット単位で、位置補正する位置補正手段と、を設
けることにより、上記目的を達成している。
【0012】上記各場合において、例えば、請求項3に
記載するように、前記液晶表示パネルの全体の表示領域
は、前記タッチパネルの全体のタッチ領域に対して縦横
各々の方向に、複数表示ドット領分大きく設けられてい
てもよい。
【0013】また、前記位置ずれ量記憶手段は、例え
ば、請求項4に記載するように、前記位置ずれ量を前記
液晶表示パネルの縦/横方向の表示ドット量として記憶
するものであってもよい。
【0014】さらに、前記位置ずれ量記憶手段は、例え
ば、請求項5に記載するように、前記位置ずれ量を前記
液晶表示パネルと前記タッチパネルとの位置合わせマー
クの位置ずれ量を記憶するものであってもよい。
【0015】また、前記位置ずれ量記憶手段は、例え
ば、請求項6に記載するように、前記位置ずれ量を前記
タッチパネルのタッチ領域毎の表示データの表示位置の
ずれ量として記憶するものであってもよい。
【0016】
【作用】請求項1記載のタッチパネル付き表示装置によ
れば、液晶表示パネルとタッチパネルとの重ね合わせの
位置ずれ量を、位置ずれ量記憶手段に記憶し、タッチパ
ネルの少なくとも1つ以上の認識単位からなるタッチ領
域がタッチされたとき、認識/表示制御手段により、当
該タッチ領域に対応する液晶表示パネルの位置に表示デ
ータを表示させるに際し、位置補正手段により、当該表
示させる表示データの表示位置を、位置ずれ量記憶手段
に記憶された位置ずれ量に基づいて、液晶表示パネルの
表示ドット単位で、補正する。
【0017】したがって、タッチパネルのタッチ位置に
対応したLCDの位置に適切に表示データを表示させる
ことができ、タッチ位置と表示位置を適切な位置に調整
することができる。
【0018】その結果、タッチパネル付き表示装置のタ
ッチ操作の操作性を向上させることができる。
【0019】また、請求項2記載のタッチパネル付き表
示装置によれば、液晶表示パネルとタッチパネルとの重
ね合わせの位置ずれ量を、位置ずれ量記憶手段に記憶
し、タッチパネルの少なくとも1つ以上の認識単位から
なるタッチ領域がタッチされたとき、データ記憶手段に
記憶されている表示データを、一旦、展開データ記憶手
段にドットデータとして展開した後、認識/表示制御手
段により、当該タッチ領域に対応する液晶表示パネルの
位置に表示データを表示させるに際し、位置補正手段に
より、前記位置ずれ量記憶手段に記憶された位置ずれ量
に基づいて、前記タッチパネルのタッチ領域に対応する
液晶表示パネルの位置に表示する表示データの前記展開
データ記憶手段での展開位置を、前記液晶表示パネルの
表示ドット単位で、位置補正する。
【0020】したがって、表示データの展開データ記憶
手段での展開位置を補正することにより、タッチパネル
のタッチ位置に対応したLCDの位置に適切に表示デー
タを表示させることができ、簡単な回路で、タッチ位置
と表示位置を適切な位置に調整することができる。その
結果、タッチ操作の操作性の良好なタッチパネル付き表
示装置を安価なものとすることができる。
【0021】上記各場合においては、例えば、請求項3
に記載するように、前記液晶表示パネルの全体の表示領
域を、前記タッチパネルの全体のタッチ領域に対して、
縦横各々の方向に、複数表示ドット領分大きく設ける
と、液晶表示パネルとタッチパネルとの位置ずれを液晶
表示パネルへの表示位置を調整するだけで、容易に補正
することができる。
【0022】また、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記位置ずれ量記憶手段は、前記位置ずれ量を前記
液晶表示パネルの縦/横方向の表示ドット量として記憶
するようにすると、液晶表示パネルとタッチパネルとの
位置ずれを、簡単に、かつ、速やかに液晶表示パネルの
ドット単位で補正して、表示することができる。
【0023】さらに、例えば、請求項5に記載するよう
に、前記位置ずれ量記憶手段が、前記位置ずれ量を前記
液晶表示パネルと前記タッチパネルとの位置合わせマー
クの位置ずれ量を記憶するようにすると、位置ずれ量記
憶手段を安価で、小型のものとすることができ、タッチ
パネルのタッチ領域に合わせて液晶表示パネルの表示位
置を調整できるタッチパネル付き表示装置を安価で、小
型のものとすることができる。
【0024】また、例えば、請求項6に記載するよう
に、前記位置ずれ量記憶手段が、前記位置ずれ量を前記
タッチパネルのタッチ領域毎の表示データの表示位置の
ずれ量として記憶するようにすると、タッチパネルのタ
ッチ領域毎に表示データの位置ずれを調整することがで
き、より一層タッチ操作の操作性を向上させることがで
きる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図を参照して
説明する。図1〜図9は、本発明のタッチパネル付き表
示装置の一実施例を示す図である。まず、本実施例の構
成を説明する。図1は、本発明の一実施例のタッチパネ
ル付き表示装置10の全体ブロック構成図である。
【0026】タッチパネル付き表示装置10は、本体ユ
ニット11にインターフェイス部12を介して接続され
ており、デコーダ13、メモリ部14、LCD駆動部1
5、LCD(Liquid Crystal Display)16、タッチパ
ネル17、制御回路18及び位置補正メモリ19等を備
えている。
【0027】本体ユニット11は、本実施例のタッチパ
ネル付き表示装置10の適用される電子機器、例えば、
電子手帳等の本体部分であり、例えば、操作部や電源部
及び当該電子機器の制御を行うメイン制御部等を備えて
いる。
【0028】本体ユニット11は、その操作部から入力
された制御信号及び命令データや数値データ等の各種デ
ータ等をタッチパネル付き表示装置10のインターフェ
イス部12に出力する。
【0029】インターフェイス部12には、上記本体ユ
ニット11が接続されているとともに、デコーダ13、
タッチパネル17及び制御回路18が接続されており、
タッチパネル17からは、タッチパネル17にタッチさ
れたときのタッチ情報(タッチデータ)が入力される。
【0030】インターフェイス部12は、本体ユニット
11から入力される制御信号を制御回路18に出力し、
本体ユニット11及びタッチパネル17から入力される
データ及びタッチデータをデコーダ13に出力する。
【0031】デコーダ13は、インターフェイス部12
から入力されるデータ(タッチデータを含む)をデコー
ドし、そのデコード結果を制御回路18及びメモリ部1
4に出力する。
【0032】制御回路18は、インターフェース回路1
2から入力される制御信号及びデコーダ13から入力さ
れる命令信号に基づいて、タッチパネル付き表示装置1
0の各部を制御し、タッチパネル付き表示装置10とし
ての動作を行わせるとともに、特に、後述するように、
LCD16への表示データの表示位置の補正処理を行
う。
【0033】メモリ部14は、キャラクタジェネレータ
メモリ21とDDRAM22を備えている。キャラクタ
ジェネレータ21は、ROM(Read Only Memory)やR
AM(Random Access Memory)等で構成され、キャラク
タジェネレータ21には、予めキャラクタデータ(表示
データ)、例えば、記号や文字等が記憶されている。ま
た、キャラクタジェネレータ21には、制御回路18に
よりアドレス指定され、デコーダ13からキャラクタが
入力されることにより、新たに表示データが書き込ま
れ、また、予め記憶されている表示データが新たな表示
データで書き換えられる。
【0034】このキャラクタジェネレータ21内のキャ
ラクタデータは、通常、制御回路18によりアドレス指
定されて読み出され、DDRAM22の所定のアドレス
に書き込まれる。このキャラクタジェネレータ21に格
納されているキャラクタデータは、所定のドット、例え
ば、7ドット×5ドットで構成されている。
【0035】DDRAM22は、LCD16の表示ドッ
トと同じドット構成の記憶領域を有しており、制御回路
18は、後述するように、キャラクタジェネレータメモ
リ21から読み出したキャラクタデータをDDRAM2
2に当該キャラクタデータの表示位置に対応するアドレ
スにドット展開して格納する。
【0036】制御回路18は、このDDRAM22に展
開した表示データをパラレルデータとして出力する。す
なわち、制御回路18は、通常、タッチパネル付き表示
装置10の適用される電子機器のメイン制御部からの命
令に応じて、キャラクタジェネレータメモリ21からキ
ャラクタデータ(表示データ)を読み出し、この読み出
した表示データをLCD16の表示位置を示す表示位置
データ(アドレス)に基づいて、DDRAM22の対応
する位置に展開する。
【0037】LCD駆動部15は、データ変換回路23
とLCD駆動回路24を備えており、上記DDRAM2
2からのパラレルの表示データがデータ変換回路23に
入力される。
【0038】データ変換回路23は、制御回路18から
の制御信号に基づいて動作し、メモリ部14のDDRA
M22から入力されるパラレルの表示データをシリアル
の表示データに変換して、LCD駆動回路24に出力す
る。
【0039】LCD駆動回路24は、制御回路18の制
御下で動作して、データ変換回路23から入力される表
示データに対応する駆動信号を生成してLCD16に出
力し、LCD16を表示駆動して、表示データに対応す
る文字や記号等のキャラクタデータをLCD16の所定
位置に表示出力させる。
【0040】LCD16は、一対の透明ガラス基板間に
液晶が封入され、この一対の透明ガラス基板の相対向す
る面に複数のコモンラインとセグメントラインがマトリ
ックス状に形成されて、コモンラインとセグメントライ
ンとの各交点に液晶からなる表示ドットが形成されてい
る。前記LCD駆動回路24は、このコモンライン及び
セグメントラインに駆動信号を出力して、LCD16の
各表示ドットを選択的に表示駆動する。
【0041】タッチパネル17は、図2に示すように、
LCD16上に重ね合わされ、複数の上電極板17aと
複数の下電極板17bとが重ね合わされた状態に形成さ
れている。タッチパネル17の上電極板17aは、それ
ぞれ抵抗R0を介して接地されるとともに、所定の基準
電圧VDDが印加されており、タッチパネル17の各下電
極板17bは、それぞれ抵抗R1を介して接地されてい
るとともに、当該接続された抵抗R1と下電極板17b
との接続点からそれぞれ出力OUT11〜出力OUT1
n及び出力OUT21〜OUT2nが出力される。
【0042】すなわち、タッチパネル17は、上電極板
17aと下電極板17bとの重なり領域をタッチ領域T
aとし、このタッチ領域Taの上電極板17aがタッチ
(下電極板17b方向に押下)されると、当該タッチ領
域Taの上電極17aと下電極17bが接触して、当該
接触した下電極17bの出力OUT11〜出力OUT1
n及び出力OUT21〜OUT2nの値(タッチデー
タ)が接地電位から基準電圧VDDに変化する。
【0043】このタッチパネル17は、図1に示したよ
うに、インターフェイス部12に接続されており、この
タッチパネル17の各タッチ領域Taのタッチ出力(タ
ッチデータ)がインターフェイス部12に出力される。
【0044】タッチパネル17のタッチデータは、イン
ターフェイス部12からデコーダ13に出力され、デコ
ーダ13でデコードされて、制御回路18に入力され
る。
【0045】制御回路18は、デコーダ13を介して入
力されるタッチデータに基づいてタッチパネル17のど
のタッチ領域Taがタッチされたかを認識し、当該タッ
チ情報に基づいて種々の処理を行う。
【0046】そして、上記LCD16は、その表示領域
が、図3及び図4に示すように、タッチパネル17より
も所定量だけ大きく形成されており、LCD16上にタ
ッチパネル17が重ね合わされている。
【0047】このLCD16上へのタッチパネル17の
重ね合わせは、図3及び図4に示すように、LCD16
の2角に形成された位置合わせマーク16Ma、16M
bと、タッチパネル17の同じ2角に形成された位置合
わせマーク17Ma、17Mbと、を合わせるように重
ね合わせることにより行われる。
【0048】このLCD16の位置合わせマーク16M
a、16Mb及びタッチパネル17の位置合わせマーク
16Ma、16Mbとは、具体的には、図5及び図6に
示すように、異なる形状をしており、図5に示すよう
に、LCD16の位置合わせマーク16Ma、16Mb
とタッチパネル17の位置合わせマーク17Ma、17
Mbとが、一致する状態でLCD16とタッチパネル1
7が重ね合わされると、LCD16とタッチパネル17
とは、図3に示すように、適切な位置に重ね合わされた
こととなる。
【0049】ところが、LCD16の位置合わせマーク
16Ma、16Mbとタッチパネル17の位置合わせマ
ーク17Ma、17Mbとが、図6に示すように、ずれ
た状態でLCD16とタッチパネル17とが重ね合わさ
れると、LCD16とタッチパネル17とは、図4に示
すように、位置ずれを生じた状態で重ね合わされたこと
となる。
【0050】なお、図5及び図6において、16Mo及
び17Moは、それぞれ位置合わせマーク16Ma、1
6Mbの中心位置及び位置合わせマーク17Ma、17
Mbの中心位置を示している。
【0051】次に、本実施例の動作を説明する。本実施
例のタッチパネル付き表示装置10は、LCD16とタ
ッチパネル17との重ね合わせ位置の位置ずれ量を位置
補正メモリ19に記憶し、この位置補正メモリ19内の
位置ずれ量に基づいて、LCD16への表示データの表
示位置をLCD16の表示ドット単位で補正することに
より、タッチパネル17のタッチ領域TaとLCD16
への表示データの表示位置とを合わせるところにその特
徴がある。
【0052】以下、この位置ずれ量の位置補正メモリ1
9への格納処理と、位置ずれ量に基づくLCD16への
表示データの表示処理と、についてフローチャートを参
照しつつ説明する。
【0053】まず、LCD16とタッチパネル17との
位置ずれ量の位置補正メモリ19への格納処理につい
て、図7のフローチャートに基づいて、以下説明する。
位置ずれ量の位置補正メモリ19への格納処理では、ま
ず、LCD16とタッチパネル17との位置ずれ量を測
定する(ステップS1)。すなわち、LCD16とタッ
チパネル17とは、上述のように、LCD16の位置合
わせマーク16Ma、16Mbと、タッチパネル17の
位置合わせマーク17Ma、17Mbと、を重ね合わせ
ることにより位置調整して、重ね合わせて接合するが、
このLCD16とタッチパネル17との重ね合わせにお
いては、LCD16とタッチパネル17との間の空気等
の影響等により、正確にLCD16の位置合わせマーク
16Ma、16Mbとタッチパネル17の位置合わせマ
ーク17Ma、17Mbとを一致させて重ね合わせるこ
とが困難であり、LCD16とタッチパネル17とは、
多少のずれを生じる。
【0054】そこで、本実施例では、LCD16とタッ
チパネル17との重ね合わせが完了すると、図6に示す
ように、LCD16の位置合わせマーク16Ma、16
Mbとタッチパネル17の位置合わせマーク17Ma、
17Mbとの位置ずれ量を、X方向(横方向)及びY方
向(縦方向)のそれぞれについて測定する。
【0055】この位置ずれ量の測定は、例えば、LCD
16とタッチパネル17との重ね合わせ時に、LCD1
6の位置合わせマーク16Ma、16Mbとタッチパネ
ル17の位置合わせマーク17Ma、17Mbを検出す
る光学機器等により測定する。
【0056】次に、この位置ずれ量(寸法)をLCD1
6の表示ドット数に変換し(ステップS2)、インター
フェイス部12を介して入力する(ステップS3)。こ
の位置ずれ量の入力は、専用の装置を使用して入力して
もよいし、本体ユニット11の操作部等からタッチパネ
ル付き表示装置10に入力してもよ。なお、このとき、
タッチパネル付き表示装置10に、上記表示ドット数に
変換された位置ずれ量データとともに、位置ずれ量の格
納処理であることを示す命令信号及び制御信号を入力す
る。
【0057】タッチパネル付き表示装置10は、上記位
置ずれ量とともに、命令信号及び制御信号がインターフ
ェイス部12に入力されると、インターフェイス部12
は、制御信号を制御回路18に出力し、命令信号及び位
置ずれ量データをデコーダ13に出力し、デコーダ13
は、命令信号及び位置ずれ量データをデコードした後、
制御回路18に出力する。
【0058】制御回路18は、入力される位置ずれ量デ
ータを位置補正メモリ19に格納し、位置ずれ量の格納
処理を終了する(ステップS4)。したがって、位置ず
れ量格納処理により、タッチパネル付き表示装置10の
位置補正メモリ19には、LCD16の表示ドット数に
変換されたLCD16とタッチパネル17との位置ずれ
量が格納される。
【0059】次に、表示処理について、図8のフローチ
ャートに基づいて、以下、説明する。なお、表示処理で
は、どの様な表示データをLCD16に表示するかは、
自由であり、本実施例では、LCD16への表示データ
の表示位置を補正するところにその特徴がある。
【0060】そこで、この表示処理では、簡単のため、
タッチパネル17がタッチされると、このタッチされた
タッチパネル17のタッチ領域Taに予め定められたキ
ャラクタデータを表示するものとして以下説明する。
【0061】表示処理においては、まず、データ入力が
あったかどうか、すなわち、タッチパネル17からタッ
チデータがインターフェイス部12及びデコーダ13を
介して入力されたかどうか、チェックし(ステップP
1)、データ入力があると、入力データに対応するキャ
ラクタデータをキャラクタジェネレータメモリ21から
読み出す(ステップP2)。
【0062】すなわち、どのタッチ領域Taがタッチさ
れたかを判断し、当該タッチ領域Taに予め割り当てら
れた表示データであるキャラクタデータをキャラクタジ
ェネレータメモリ21から読み出す。
【0063】次に、この読み出したキャラクタの表示位
置である、当該タッチ領域Taに対応する表示領域の表
示位置の位置ずれを補正し(ステップP3)、位置ずれ
補正後のキャラクタデータをDDRAM22に展開する
(ステップP4)。
【0064】すなわち、制御回路18は、タッチパネル
17からタッチデータが入力されると、当該タッチデー
タに対応するキャラクタデータをキャラクタジェネレー
タメモリ21から読み出して、DDRAM22のタッチ
パネル17のタッチ領域Taに対応する位置に展開する
が、このとき、位置補正メモリ19を参照して、位置補
正メモリ19に格納されている位置ずれ量を示す表示ド
ット数だけDDRAM22のキャラクタデータを展開す
る位置を補正する。
【0065】具体的には、例えば、LCD16を基準と
したとき、タッチパネル17の位置合わせマーク17M
a、17Mbが、LCD16の位置合わせマーク16M
a、16Mbとタッチパネル17の位置合わせマーク1
7Ma、17Mbが一致した位置から左方向をXのマイ
ナス方向、上方向をYのマイナス方向とすると、LCD
16の位置合わせマーク16Ma、16Mbから、X方
向で、−2ドット、Y方向で、−2ドットずれている場
合、LCD16の予め設定された表示位置に、キャラク
タ(例えば、「E」)を表示させると、図6(d)に示
したように、タッチ領域Ta(図6(d)では、タッチ
領域4)に対して、下方向に2ドット、右方向に2ドッ
トずれた位置にキャラクタが表示されることになる。
【0066】そこで、本実施例のタッチパネル付き表示
装置10では、この位置ずれ量に対応するドット数が、
そのずれ方向(プラス/マイナス)とともに、位置補正
メモリ19に格納されており、制御回路18が、キャラ
クタジェネレータメモリ21から読み出したキャラクタ
データをDDRAM22に展開するとき、位置補正メモ
リ19に格納されている位置ずれ量に基づいて、DDR
AM22へのキャラクタデータの展開位置を補正してい
る。すなわち、上記例では、左方向に2ドット、上方向
に2ドット位置補正を行って、DDRAM22に展開し
ている。
【0067】このようにして、キャラクタデータのDD
RAM22への展開が完了すると、次に、制御回路18
は、DDRAM22内の全てのドットデータをパラレル
データとしてデータ変換回路23に転送し、データ変換
回路23でシリアルデータに変換して、LCD駆動回路
24に出力する(ステップP5)。
【0068】LCD駆動回路24は、順次入力されるシ
リアルデータに基づいてLCD16を表示駆動し(ステ
ップP6)、LCD16に対応するキャラクタを表示出
力させる(ステップP7)。
【0069】このように、本実施例のタッチパネル付き
表示装置10によれば、LCD16とタッチパネル17
との位置ずれ量を測定し、位置補正メモリ19にLCD
の表示ドット数に変換して格納する。そして、キャラク
タジェネレータメモリ21から読み出したキャラクタデ
ータをDDRAM22に展開する際、そのキャラクタデ
ータのDDRAM22への展開位置を、位置補正メモリ
19に格納された位置ずれ量に基づいて、補正し、補正
後の位置に基づいてLCD16にキャラクタを表示出力
することができる。
【0070】したがって、LCD16とタッチパネル1
7との重ね合わせが、多少ずれていても、そのずれ量に
対応する表示ドット数だけ表示データであるキャラクタ
データの表示位置をずらせてLCD16に表示すること
ができ、タッチパネル17のタッチに適切に対応したL
CD16の位置にキャラクタを表示することができる。
【0071】また、タッチパネル付き表示装置10は、
タッチパネル17がタッチされると、制御回路18は、
当該タッチデータから、そのとき当該タッチパネル17
のタッチ領域Taに対応するLCD16の表示位置に表
示されている表示データ(キャラクタデータ)がなんで
あるかを認識する。
【0072】そして、いま、上述のように、LCD16
の表示データ(キャラクタデータ)が、タッチパネル1
7のタッチ領域Ta内に適切に表示されるように位置補
正されているので、タッチパネル17へのタッチ操作を
適切に行うことができる。
【0073】このように、LCD16の表示データがタ
ッチパネル17のタッチ領域Ta内に適切に入るように
LCD16の表示データの表示位置を補正することがで
きるので、タッチパネル17の操作を正確で、適切なも
のとすることができ、タッチパネルの操作性を向上させ
ることができる。
【0074】例えば、図11(d)に示したように、L
CD16へのキャラクタデータの表示位置の補正を行わ
ないときに、タッチパネル17のタッチ領域TaとLC
D16の表示データとの間に位置ずれが生じる場合に
も、図9に示すように、タッチパネル17のタッチ領域
Taに対応させて、LCD16へのキャラクタの表示位
置を補正することができ、タッチパネル17のタッチ領
域Ta内にLCD16の表示データを適切に表示するこ
とができる。
【0075】さらに、上記実施例では、位置補正メモリ
19に、LCD16とタッチパネル17の位置ずれ量を
LCD16の表示ドット数として格納しているので、表
示データの位置補正を速やかに、かつ、安価な回路で行
うことができる。
【0076】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記
実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0077】例えば、上記実施例においては、予め設定
された表示位置に、予めキャラクタジェネレータメモリ
14に格納されたキャラクタデータを表示する場合に適
用しているが、これに限るものではなく、例えば、タッ
チパネル17のタッチ位置に対応するLCD16の位置
に、適宜表示データを表示させるような場合にも、同様
に適用することができる。
【0078】
【発明の効果】請求項1記載のタッチパネル付き表示装
置によれば、液晶表示パネルとタッチパネルとの重ね合
わせの位置ずれ量を、位置ずれ量記憶手段に記憶し、タ
ッチパネルの少なくとも1つ以上の認識単位からなるタ
ッチ領域がタッチされたとき、認識/表示制御手段によ
り、当該タッチ領域に対応する液晶表示パネルの位置に
表示データを表示させるに際し、位置補正手段により、
当該表示させる表示データの表示位置を、位置ずれ量記
憶手段に記憶された位置ずれ量に基づいて、液晶表示パ
ネルの表示ドット単位で、補正する。
【0079】したがって、タッチパネルのタッチ位置に
対応したLCDの位置に適切に表示データを表示させる
ことができ、タッチ位置と表示位置を適切な位置に調整
することができる。その結果、タッチパネル付き表示装
置のタッチ操作の操作性を向上させることができる。
【0080】また、請求項2記載のタッチパネル付き表
示装置によれば、液晶表示パネルとタッチパネルとの重
ね合わせの位置ずれ量を、位置ずれ量記憶手段に記憶
し、タッチパネルの少なくとも1つ以上の認識単位から
なるタッチ領域がタッチされたとき、データ記憶手段に
記憶されている表示データを、一旦、展開データ記憶手
段にドットデータとして展開した後、認識/表示制御手
段により、当該タッチ領域に対応する液晶表示パネルの
位置に表示データを表示させるに際し、位置補正手段に
より、前記位置ずれ量記憶手段に記憶された位置ずれ量
に基づいて、前記タッチパネルのタッチ領域に対応する
液晶表示パネルの位置に表示する表示データの前記展開
データ記憶手段での展開位置を、前記液晶表示パネルの
表示ドット単位で、位置補正する。
【0081】したがって、表示データの展開データ記憶
手段での展開位置を補正することにより、タッチパネル
のタッチ位置に対応したLCDの位置に適切に表示デー
タを表示させることができ、簡単な回路で、タッチ位置
と表示位置を適切な位置に調整することができる。その
結果、タッチ操作の操作性の良好なタッチパネル付き表
示装置を安価なものとすることができる。
【0082】上記各場合においては、請求項3に記載す
るように、前記液晶表示パネルの全体の表示領域を、前
記タッチパネルの全体のタッチ領域に対して、縦横各々
の方向に、複数表示ドット領分大きく設けると、液晶表
示パネルとタッチパネルとの位置ずれを液晶表示パネル
への表示位置を調整するだけで、容易に補正することが
できる。
【0083】また、請求項4に記載するように、前記位
置ずれ量記憶手段は、前記位置ずれ量を前記液晶表示パ
ネルの縦/横方向の表示ドット量として記憶するように
すると、液晶表示パネルとタッチパネルとの位置ずれ
を、簡単に、かつ、速やかに液晶表示パネルのドット単
位で補正して、表示することができる。
【0084】さらに、請求項5に記載するように、前記
位置ずれ量記憶手段が、前記位置ずれ量を前記液晶表示
パネルと前記タッチパネルとの位置合わせマークの位置
ずれ量を記憶するようにすると、位置ずれ量記憶手段を
安価で、小型のものとすることができ、タッチパネルの
タッチ領域に合わせて液晶表示パネルの表示位置を調整
できるタッチパネル付き表示装置を安価で、小型のもの
とすることができる。
【0085】また、請求項6に記載するように、前記位
置ずれ量記憶手段が、前記位置ずれ量を前記タッチパネ
ルのタッチ領域毎の表示データの表示位置のずれ量とし
て記憶するようにすると、タッチパネルのタッチ領域毎
に表示データの位置ずれを調整することができ、より一
層タッチ操作の操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタッチパネル付き表示装置の一実施例
の回路ブロック図。
【図2】図1のタッチパネルの回路図。
【図3】LCDとタッチパネルとが適切な位置に重ね合
わされている状態の上面図。
【図4】LCDとタッチパネルとがずれた位置で重ね合
わされている状態の上面図。
【図5】LCDとタッチパネルとが適切な位置に重ね合
わされている状態のLCDとタッチパネルの位置合わせ
マークを示す図。
【図6】LCDとタッチパネルとがずれた位置に重ね合
わされている状態のLCDとタッチパネルの位置合わせ
マークを示す図。
【図7】位置ずれ量の位置補正メモリへの格納処理を示
すフローチャート。
【図8】本実施例のタッチパネル付き表示装置による表
示処理のフローチャート。
【図9】位置補正してLCDにキャラクタを表示してい
る状態を示すLCDとタッチパネルの上面図。
【図10】従来のタッチパネル付き表示装置に用いられ
るタッチパネルとLCDの上面図。
【図11】従来のLCDの上面図(a)、従来のタッチ
パネルの上面図(b)、従来のLCDとタッチパネルが
適切な位置に重ね合わされているときの上面図(c)及
びLCDとタッチパネルがずれて重ね合わされていると
きの上面図(d)。
【符号の説明】
10 タッチパネル付き表示装置 11 本体ユニット 12 インターフェイス部 13 デコーダ 14 メモリ部 15 LCD駆動部 16 LCD 16Ma、16Mb 位置合わせマーク 17 タッチパネル 17a 上電極板 17b 下電極板 17Ma、17Mb 位置合わせマーク 18 制御回路 19 位置補正メモリ 21 キャラクタジェネレータメモリ 22 DDRAM 23 データ変換回路 24 LCD駆動回路 Ta タッチ領域

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マトリックス状に複数の表示ドットを有す
    る液晶表示パネルと、 前記液晶表示パネル上に重ね合わされ該液晶表示パネル
    の最小表示単位のドットよりも大きな領域を最小認識単
    位として有するタッチパネルと、 前記タッチパネルの少なくとも1つ以上の前記認識単位
    からなるタッチ領域がタッチされると、当該タッチ情報
    に基づいて、当該タッチ領域に対応する位置の前記液晶
    表示パネルに所定の表示データを表示させる認識/表示
    制御手段と、 を備えたタッチパネル付き表示装置において、 前記液晶表示パネルと前記タッチパネルとの重ね合わせ
    の位置ずれ量を記憶する位置ずれ量記憶手段と、 前記位置ずれ量記憶手段に記憶された位置ずれ量に基づ
    いて、前記タッチパネルの前記タッチ領域に対応する前
    記液晶表示パネルの位置に表示する表示データの表示位
    置を、前記液晶表示パネルの表示ドット単位で、位置補
    正する位置補正手段と、 を設けたことを特徴とするタッチパネル付き表示装置。
  2. 【請求項2】マトリックス状に複数の表示ドットを有す
    る液晶表示パネルと、 前記液晶表示パネル上に重ね合わされ該液晶表示パネル
    の最小表示単位のドットよりも大きな領域を最小認識単
    位として有するタッチパネルと、 表示データを記憶するデータ記憶手段と、 少なくとも前記液晶表示パネルの表示領域に対応する大
    きさのドットデータ記憶領域を有し、該表示領域との相
    関を記憶して、前記データ記憶手段から読み出された表
    示データをドットデータとして展開記憶する展開データ
    記憶手段と、 前記タッチパネルの少なくとも1つ以上の前記認識単位
    からなるタッチ領域がタッチされると、当該タッチ情報
    に基づいて、前記データ記憶手段から所定の表示データ
    を読み出して、前記展開データ記憶手段の前記タッチさ
    れたタッチ領域に対応する前記液晶表示パネルの表示領
    域に対応する位置に、ドットデータとして展開した後、
    前記液晶表示パネルに表示させる認識/表示制御手段
    と、 を備えたタッチパネル付き表示装置において、 前記液晶表示パネルと前記タッチパネルとの重ね合わせ
    の位置ずれ量を記憶する位置ずれ量記憶手段と、 前記位置ずれ量記憶手段に記憶された位置ずれ量に基づ
    いて、前記タッチパネルのタッチ領域に対応する液晶表
    示パネルの位置に表示する表示データの前記展開データ
    記憶手段での展開位置を、前記液晶表示パネルの表示ド
    ット単位で、位置補正する位置補正手段と、 を設けたことを特徴とするタッチパネル付き表示装置。
  3. 【請求項3】前記液晶表示パネルの全体の表示領域は、
    前記タッチパネルの全体のタッチ領域に対して縦横各々
    の方向に、複数表示ドット領分大きく設けたことを特徴
    とする請求項1または請求項2記載のタッチパネル付き
    表示装置。
  4. 【請求項4】前記位置ずれ量記憶手段は、 前記位置ずれ量を前記液晶表示パネルの縦/横方向の表
    示ドット量として記憶することを特徴とする請求項1か
    ら請求項3のいずれかに記載のタッチパネル付き表示装
    置。
  5. 【請求項5】前記位置ずれ量記憶手段は、 前記位置ずれ量を前記液晶表示パネルと前記タッチパネ
    ルとの位置合わせマークの位置ずれ量を記憶することを
    特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のタ
    ッチパネル付き表示装置。
  6. 【請求項6】前記位置ずれ量記憶手段は、 前記位置ずれ量を前記タッチパネルのタッチ領域毎の表
    示データの表示位置のずれ量として記憶することを特徴
    とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のタッチ
    パネル付き表示装置。
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