JPH086687A - 取引処理装置 - Google Patents

取引処理装置

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JPH086687A
JPH086687A JP13345294A JP13345294A JPH086687A JP H086687 A JPH086687 A JP H086687A JP 13345294 A JP13345294 A JP 13345294A JP 13345294 A JP13345294 A JP 13345294A JP H086687 A JPH086687 A JP H086687A
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JP
Japan
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key
transaction processing
keyboard
flag
input
Prior art date
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Application number
JP13345294A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kinoshita
博 木下
Shinichi Nagatoo
慎一 長遠
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Laurel Bank Machine Co Ltd
Original Assignee
Laurel Bank Machine Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 様々な仕様に容易に対応することのできる汎
用性の高いキーボードを備えた取引処理装置を提供する
ことを目的とする。 【構成】 キーボード1の入力部2に複数のキースイッ
チ10を一体に覆うキーキャップ15を取り付けるとと
もに、キーボード1に備えたキーステータスデータメモ
リで各キースイッチ10が有効キーであるか無効キーで
あるかを記憶させ、選択出力回路で有効キーであるキー
スイッチ10からの入力信号のみを選択させて、装置本
体に信号を出力して所定の処理動作を実行させる構成と
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、金融機関や流
通機関等で使用される取引処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、金融機関や流通機関では、現金
の処理,顧客との取引内容の記憶,顧客データの管理等
を行うために、現金処理機等の取引処理装置が用いられ
ている。このような取引処理装置には、顧客窓口等に設
置された端末機(いわゆるテラーズマシン)が備えられ
ており、この端末機のキーボードからの入力操作によっ
て、取引処理装置を作動させて所定の処理を行うように
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の取引処理装置には、以下のような問題が
存在する。このような取引処理装置を、複数の異なる金
融機関や流通機関で用いる場合、いずれの機関において
も、要求される機能的な仕様はほぼ同様であるものの、
その運用手順や処理手順,キーボードのキー配列等の仕
様については機関毎に個別なものとなっている。このた
め、それぞれの機関に対応したソフトウェアやキーボー
ドを備えた取引処理装置を機関毎に個別に用意する必要
があった。このうち、ソフトウェアについてはROMを
変更することにより容易に対応することができる。この
ため、ハードウェアである取引処理装置自体は変更する
必要がなく、高い汎用性を有するものとなっていた。一
方、キーボードについては、それぞれの機関毎に対応し
たキー配列のものを製作しなければならないため、汎用
性が低く、コストがかかるうえに管理面,製作面等にお
いても多くの問題を抱えていた。本発明は、以上のよう
な点を考慮してなされたもので、様々な仕様に容易に対
応することのできる汎用性の高いキーボードを備えた取
引処理装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
金融機関や流通機関で現金の受け渡し等の取引処理を行
う取引処理装置であって、該取引処理装置の装置本体を
操作するための複数のキースイッチを備えた入力部と、
該入力部の前記各キースイッチが有効キーであるか無効
キーであるかを示すキーステータスデータを記憶するメ
モリ手段と、該メモリ手段に記憶された前記キーステー
タスデータに基づき、前記入力部のキースイッチからの
入力信号のうち有効キーからの入力信号のみを選択して
出力する選択出力手段と、該選択出力手段からの出力信
号に基づいて前記装置本体の作動を制御する制御部とが
備えられるとともに、前記入力部には、2以上のキース
イッチを一体に覆うキーキャップが取付可能な構成とさ
れていることを特徴としている。
【0005】請求項2に係る発明は、請求項1記載の取
引処理装置において、前記入力部と、前記メモリ手段
と、前記選択出力手段とからキーボードが構成され、該
キーボードと前記制御部とが別体に設置されていること
を特徴としている。
【0006】請求項3に係る発明は、請求項2記載の取
引処理装置において、前記キーステータスデータを前記
メモリ手段において記憶しているか否かを表すフラグを
セットするフラグメモリ手段が前記キーボードに備えら
れ、前記制御部では、前記フラグメモリ手段でのフラグ
のセット状況を監視して、フラグの非セット時には前記
キーステータスデータを前記制御部から前記メモリ手段
に送信して記憶させ、フラグのセット時には前記入力部
からの入力に基づいて前記装置本体を制御して取引処理
を実行させる構成とされていることを特徴としている。
【0007】
【作用】請求項1記載の発明では、メモリ手段において
入力部の各キースイッチが有効キーであるか無効キーで
あるかを示すキーステータスデータを記憶し、選択出力
手段においてキースイッチからの入力信号のうち有効キ
ーからの入力信号のみを選択して装置本体に向けて出力
する構成とした。これにより、使用しないキースイッチ
を無効キーであると設定することによって、このキース
イッチを無効化し、誤操作等を防ぐことが可能となる。
また、入力部に2以上のキースイッチを一体に覆うキー
キャップを取付可能な構成とした。これにより、キーキ
ャップを取り付けると複数のキースイッチが覆われて大
型のキースイッチを構成することができる。このように
して、入力部のキースイッチの任意の位置にキーキャッ
プを取り付けることによって、様々なキー配列を構成す
ることが可能となる。そして、大型のキーキャップに覆
われた複数のキースイッチのうち1個のキースイッチの
みを有効キーとし、他のキースイッチを無効キーとする
キーステータスデータをメモリ手段で記憶しておくこと
により、この大型のキースイッチを操作しても、制御部
には有効キーからの一つの出力信号のみが送られ、他の
無効キーからの出力信号は送られない。このため、複数
のキースイッチから出力信号が同時に送られて誤動作の
原因となるチャタリング現象を防ぐことができ、制御部
において信号を正しく判断して装置本体を正確に作動さ
せることができる。
【0008】請求項2記載の発明では、キーボードと制
御部とを別体に設置する構成としたので、例えばキーボ
ードのみを窓口に設置し、制御部を他の場所に設置する
等して、スペースの有効利用化を図ることができる。
【0009】請求項3記載の発明では、キーボードに、
キーステータスデータをメモリ手段において記憶してい
るか否かを表すフラグをセットするフラグメモリ手段を
設け、制御部でフラグメモリ手段でのフラグのセット状
況を監視する構成とした。これによって、キーボードの
スタンバイ状態を確認することができる。そして、キー
ボードの電源がOFFからONとされたとき等、フラグ
がメモリ手段にセットされていないときにはキーボード
がスタンバイ状態になっていないと判断し、キーステー
タスデータを制御部からメモリ手段に送信して記憶させ
ることによって、キーボードを自動的にスタンバイ状態
とすることができる。そして、フラグがセットされてい
ればキーボードがスタンバイ状態であると判断し、キー
ボードから入力された信号によって装置本体を作動させ
ることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図面に示す一実施例を参照し
て説明する。図1は、本発明に係る取引処理装置の一例
を示すものである。この図において、符号Aは取引処理
装置、1はキーボード、2は取引処理装置を操作するた
めにキーボード1に備えられた入力部、3は磁気カード
の情報を読み取るカードリーダ、4は入力部2による入
力内容等の諸情報を表示する表示部、5は入力部2から
の入力信号に基づいて取引処理装置Aの装置本体(図示
なし)の作動を制御する制御装置(制御部)、6はプリ
ンター、7は伝票挿入部、8は用紙挿入部、をそれぞれ
示すものである。
【0011】キーボード1と制御装置5と装置本体(図
示なし)とは、それぞれ互いにインターフェイスによっ
て電気的に接続されている。
【0012】また、入力部2は、複数のキー9,9,…
から構成されており、例えば上下方向に6列、左右方向
に11列のマトリックス状の配列を基本としている。図
2(a)に示すように、キー9は、キーボード1(図1
参照)に上下動自在に設けられたキースイッチ10と、
これにはめ込まれたキーキャップ11とから構成されて
いる。キースイッチ10にはその上面に平断面視十字形
の凸部10aが形成されている一方、キーキャップ11
には平断面視十字形の凹部11aが形成されており、こ
の凸部10aと凹部11aとを嵌合させることによっ
て、「通常キー」であるキー9が構成されている。
【0013】そして、取引処理装置Aでは、このような
入力部2の各キースイッチ10を、有効キー(装置本体
が所定の処理動作を行うよう命令するためのキー)、あ
るいは無効キー(操作されても装置本体が動作しない)
のいずれかに設定できるようになっている。各キースイ
ッチ10が有効キーであるか無効キーであるかを示すキ
ーステータスデータは、要求される仕様に対応して予め
設定するものであり、そのデータは制御部5に保存して
おくようになっている。
【0014】図3に示すように、キーボード1には、前
記キーステータスデータを記憶するキーステータスデー
タメモリ(メモリ手段)12と、このキーステータスデ
ータメモリ12で記憶したデータに基づき、入力部2の
キースイッチ10からの入力信号のうち有効キーからの
入力信号のみを選択して制御装置5に出力する選択出力
回路(選択出力手段)13とが備えられている。キース
テータスデータメモリ12は、キーボード1の電源がO
FFになると、記憶したデータが保存されずに消去され
るようになっている。このため、キーボード1には、キ
ーステータスデータメモリ12においてキーステータス
データを記憶しているか否かを表すフラグをセットする
フラグメモリ(フラグメモリ手段)14が備えられてい
る。
【0015】また、図1に示したような基本配列とされ
た入力部2のキースイッチ10には、図2(b)に示す
ように、隣接した複数、例えば2個、のキースイッチ1
0,10を一体に覆うキーキャップ15が取り付け可能
な構造となっている。キーキャップ15には、その裏面
に、覆うべきキースイッチ10,10に対応した位置に
平断面視十字形の凹部15a,15aが形成されてお
り、この凹部15a,15aにキースイッチ10,10
の凸部10a,10aをはめ込むようになっている。こ
のようにして、キーキャップ11(図2(a)参照)に
代えて大型のキーキャップ15を取り付けることによっ
て、2個のキースイッチ10を一体に覆う大型キー16
(いわゆる「2倍キー」)を構成するようになってい
る。また、2個以上の、例えば3個、4個のキースイッ
チ10を覆う場合についても、同様の構成としてキーキ
ャップ(図示なし)を取り付けることにより、「3倍キ
ー」,「4倍キー」を構成することができるようになっ
ている。
【0016】図4および図5に示すものは、このような
キーキャップ15を用いた入力部2のキーの配列例を示
すものである。
【0017】図4に示すように、入力部2’には、キー
キャップ15が取り付けられて「2倍キー」とされた大
型キー16が、「回金」「払」「両替」「釣」「入」
「照合」「他店券」「現金」「+」の9ケ所に取り付け
られている。そして、各大型キー16では、キーキャッ
プ15に覆われたキースイッチ10,10のうち、一方
のみが有効キーと設定され、他方は無効キーと設定され
ている。また、これ以外に5ケ所のキー9が無効キー
(図中、斜線部)として設定されている。
【0018】また、図5に示すように、入力部2”に
は、4個のキースイッチ10を覆うキーキャップ15’
が取り付けられて「4倍キー」とされた大型キー17
が、「開始」「完了」の2ケ所に配置されている。各大
型キー17では、キーキャップ15’に覆われたキース
イッチ10,10,…のうち、一つのみが有効キーと設
定され、他のものは無効キーと設定されている。さらに
これ以外に、3ケ所のキー9が無効キー(図中、斜線
部)として設定されている。
【0019】上記のようなキーボード1と制御装置5と
装置本体(図示なし)とから取引処理装置Aが構成され
ており、この取引処理装置Aでは、キーボード1の入力
部2からの入力信号に基づいて制御装置5で装置本体
(図示なし)を制御して、所定の取引処理等の動作を行
うようになっている。以下、その制御方法について説明
する。
【0020】図6に示すように、まず、制御装置5の電
源をONすると、キーデータを読み出し、キーボード1
が有効であるか否か、すなわちキーボード1の電源がO
Nとなっているか否かを判断する。キーボード1の電源
がOFFとなっていれば、音声,あるいはシグナル等の
手段によってアラームを発するようになっている(ST
EP1ー1)。一方、キーボード1の電源をONする
と、キーステータスデータがキーボード1のフラグメモ
リ14に記憶されているか否かを判断する。この場合、
キーボード1の電源がOFFからONとされてキーボー
ド1が初期状態となっているので、キーステータスデー
タは記憶されておらず、フラグを「0」としてセットす
るようになっている(非セット状態)。(STEP2ー
1)
【0021】このようにしてキーボード1の電源をON
とすると同時に、制御装置5においてキーボード1が有
効であると判断し、制御装置5に保存していたキーステ
ータスデータをキーボード1のキーステータスデータメ
モリ12に送信するようになっている(STEP1ー
2)。キーステータスデータメモリ12では、送信され
たキーステータスデータを受信して記憶し、フラグメモ
リ14のフラグを「1」にセットするようになっている
(STEP2ー2)。
【0022】このようにして取引処理装置Aを立ち上げ
た後に、入力部2のキー9,すなわちキースイッチ10
を操作すると、選択出力回路13では、操作されたキー
スイッチ10が有効キーであるかあるいは無効キーであ
るかをキーステータスデータに基づいて判断するように
なっている。このとき、操作されたキースイッチ10が
有効キーであると判断したときにはそのキーデータを制
御装置5に出力し、また、無効キーであると判断したと
きにはデータを何も出力しないようになっている。大型
キー16,17が操作されて、複数のキースイッチ10
が同時に操作されたときには、キーキャップ15,1
5’に覆われた複数のキースイッチ10のうち一つのみ
が有効キーに設定され他のキーは全て無効キーとしてキ
ーステータスデータに設定されているので、有効キーか
らのキーデータのみを制御装置5に出力するようになっ
ている。(STEP2ー3)。
【0023】制御装置5では、出力されたキーデータを
読み取り、キーボード1が有効であるか否かを判断した
後、読み取ったキーデータに基づいて装置本体(図示な
し)を制御し、所定の取引処理を実行させるようになっ
ている(STEP1ー3)。
【0024】上述した取引処理装置Aでは、キーステー
タスデータメモリ12で各キースイッチ10が有効キー
であるか無効キーであるかを記憶しておき、選択出力回
路13で有効キーであるキースイッチ10からの入力信
号のみを選択して装置本体(図示なし)に出力する構成
とされている。これにより、使用しないキースイッチ1
0を無効キーとして設定することによって、誤操作によ
る誤作動を防止することができる。また、入力部2に複
数のキースイッチ10を一体に覆うキーキャップ15,
15’が取り付け可能な構成とされている。これによっ
て、例えば入力部2’,2”のようにキーキャップ1
5,15’を取り付けることによって大型キー16,1
7を構成することが可能となり、様々なキー配列を容易
に構成することが可能となる。したがって、要求仕様に
応じて、キーキャップ15を取り付けてキーボード1の
キー配列を変更するとともに制御装置5のソフトウェア
を変更することによって、取引処理装置Aを様々な仕様
に対応可能な高い汎用性を有したものとすることがで
き、しかもこれを低コストで提供することが可能とな
る。このとき、大型キー16,17のキーキャップ1
5,15’に覆われたキースイッチ10のうち、1個の
みを有効キーとし、他のものを無効キーとしてキーステ
ータスデータメモリ12に記憶させておくことにより、
大型キー16,17が操作されたときには、選択出力回
路13において有効キーであるキースイッチ10からの
入力信号のみが制御装置5に送られるので、複数の信号
が同時に送られて誤動作の原因となるチャタリング現象
を起こすことなく、装置本体(図示なし)を正確に制御
して所定の取引処理を行うことができる。
【0025】また、キーボード1と制御装置5とが別体
化された構成とされているので、例えばキーボード1の
みを顧客窓口等に設置し、制御装置5や装置本体を他の
場所に設置することによって、スペースの有効利用化を
図ることができる。
【0026】さらに、キーボード1に、キーステータス
データをキーステータスデータメモリ12において記憶
しているか否かを表すフラグをセットするフラグメモリ
14が設けられ、制御装置5においてフラグメモリ14
でのフラグのセット状況を監視する構成とされている。
これによって、キーボード1のスタンバイ状態を、自動
的に確認することができる。そして、取引処理装置Aの
立ち上げ時等には、制御装置5からフラグメモリ14に
キーステータスデータを自動的に送信することによって
キーボード1をスタンバイ状態とし、取引処理装置Aの
立ち上げの手間を省くことができる。
【0027】なお、上記実施例において、キーボード1
の入力部2のキー配列は、図4および図5に示したもの
に限るものではなく、またキースイッチ10の基本的な
配列自体についても図1に示したものに限定するもので
はない。また、取引処理装置Aについては、いかなる処
理を行うためのものであってもよく、現金処理機の他、
両替機等であってもよい。また、これ以外の構成につい
ても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内であればいかな
る構成を適用してもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る取
引処理装置によれば、メモリ手段において入力部の各キ
ースイッチが有効キーであるか無効キーであるかのキー
ステータスデータを記憶し、選択出力手段においてキー
スイッチからの入力信号のうち有効キーからの入力信号
のみを選択して装置本体に向けて出力する構成とすると
ともに、入力部に2以上のキースイッチを一体に覆うキ
ーキャップを取付可能とした。したがって、要求仕様に
応じて、無効キーを設定したりキーキャップを取り付け
たりすることによって、キーボードのキー配列を容易に
変更することができるので、取引処理装置全体を高い汎
用性を有したものとすることができ、しかもこれを低コ
ストで提供することが可能となる。また、キーキャップ
が取り付けられた大型のキースイッチが操作されたとき
には、このキーキャップに覆われた複数のキースイッチ
のうち一つのみを有効キーとし他のものを無効キーとし
て設定しておくことにより、選択出力手段において有効
キーからの入力信号のみを選択して装置本体に向けて出
力するようになっているので、チャタリング現象を防
ぎ、制御部において信号を正しく判断して装置本体を正
確に作動させることができる。
【0029】請求項2に係る取引処理装置によれば、キ
ーボードと制御部とを別体に設置する構成としたので、
例えばキーボードのみを窓口に設置し、制御部を他の場
所に設置する等して、スペースの有効利用化を図ること
ができる。
【0030】請求項3に係る取引処理装置によれば、キ
ーボードに、キーステータスデータをメモリ手段におい
て記憶しているか否かを表すフラグをセットするフラグ
メモリ手段を設け、制御部でフラグメモリ手段でのフラ
グのセット状況を監視する構成とした。これによって、
キーボードのスタンバイ状態を自動的に確認することが
できる。そして、取引処理装置の立ち上げ時等には、制
御手段からフラグメモリ手段にキーステータスデータを
自動的に送信するようにすることによってキーボードを
スタンバイ状態とし、取引処理装置の立ち上げの手間を
省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る取引処理装置の一例の外観を示す
斜視図である。
【図2】同取引処理装置に備えたキーボードのキーの構
造を示す平面図および正断面図である。
【図3】同取引処理装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】同取引処理装置に備えたキーボードのキー配列
の一例を示す図である。
【図5】同取引処理装置に備えたキーボードのキー配列
の他の一例を示す図である。
【図6】同取引処理装置の制御方法を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 キーボード 2 入力部 5 制御装置(制御部) 10 キースイッチ 12 キーステータスデータメモリ(メモリ手段) 13 選択出力回路(選択出力手段) 14 フラグメモリ(フラグメモリ手段) 15,15’ キーキャップ A 取引処理装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金融機関や流通機関で現金の受け渡し等
    の取引処理を行う取引処理装置であって、該取引処理装
    置の装置本体を操作するための複数のキースイッチを備
    えた入力部と、該入力部の前記各キースイッチが有効キ
    ーであるか無効キーであるかを示すキーステータスデー
    タを記憶するメモリ手段と、該メモリ手段に記憶された
    前記キーステータスデータに基づき、前記入力部のキー
    スイッチからの入力信号のうち有効キーからの入力信号
    のみを選択して出力する選択出力手段と、該選択出力手
    段からの出力信号に基づいて前記装置本体の作動を制御
    する制御部とが備えられるとともに、前記入力部には、
    2以上のキースイッチを一体に覆うキーキャップが取付
    可能な構成とされていることを特徴とする取引処理装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の取引処理装置において、
    前記入力部と、前記メモリ手段と、前記選択出力手段と
    からキーボードが構成され、該キーボードと前記制御部
    とが別体に設置されていることを特徴とする取引処理装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の取引処理装置において、
    前記キーステータスデータを前記メモリ手段において記
    憶しているか否かを表すフラグをセットするフラグメモ
    リ手段が前記キーボードに備えられ、前記制御部では、
    前記フラグメモリ手段でのフラグのセット状況を監視し
    て、フラグの非セット時には前記キーステータスデータ
    を前記制御部から前記メモリ手段に送信して記憶させ、
    フラグのセット時には前記入力部からの入力に基づいて
    前記装置本体を制御して取引処理を実行させる構成とさ
    れていることを特徴とする取引処理装置。
JP13345294A 1994-06-15 1994-06-15 取引処理装置 Pending JPH086687A (ja)

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JP13345294A JPH086687A (ja) 1994-06-15 1994-06-15 取引処理装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007148992A (ja) * 2005-11-30 2007-06-14 Casio Comput Co Ltd 電子機器
JP2008046898A (ja) * 2006-08-17 2008-02-28 Mitsubishi Electric Corp カードリーダ付キー入力装置
KR20180126657A (ko) 2017-05-17 2018-11-28 단국대학교 산학협력단 유지관리가 용이한 3차원 면진장치

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000530