JPH0866325A - 浴 槽 - Google Patents

浴 槽

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JPH0866325A
JPH0866325A JP6206827A JP20682794A JPH0866325A JP H0866325 A JPH0866325 A JP H0866325A JP 6206827 A JP6206827 A JP 6206827A JP 20682794 A JP20682794 A JP 20682794A JP H0866325 A JPH0866325 A JP H0866325A
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JP
Japan
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bathtub
bath
tank body
deposited layer
present
Prior art date
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Pending
Application number
JP6206827A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Onishi
博之 大西
Toyoichi Kurushima
豊一 久留島
Shigeru Takagi
繁 高木
Masaki Tomita
勝紀 冨田
Satoru Satomura
悟 里村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内壁面形状を自由に変えることができ、個々
の入浴者の嗜好や要求に応じて快適な入浴を行える浴槽
を提供する。 【構成】 槽体1内に粒状体2の堆積層を形成した浴
槽。堆積層の平均厚さD1は10cm以上、槽体の上縁
からの堆積層上面の平均深さD2 は20cm以上。 【効果】 槽体内の粒状物の堆積層の形状を入浴者の好
みや要求に応じて自在に変えることにより、あたかも槽
体の内壁形状を変えたようにして、入浴目的に応じて楽
な姿勢で快適かつ安全な入浴を行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内壁面形状を自由に変
えることができ、個々の入浴者の嗜好や要求に応じて快
適な入浴を行える浴槽に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の浴槽の槽体は、FRP、ステンレ
ス、ホーロー、タイル或いは檜等の木製とされており、
浴室内に浴槽を取り付けるに当っては、工場で予め所定
形状及び所定寸法に製造された槽体を、現場に搬入して
設置、施工する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の浴槽では、その
槽体は各種素材により予め製造されて取り付けられたも
のであり、当然のことながら、その深さや内壁形状を変
化させることは不可能である。
【0004】一方で、近年、生活水準の向上に伴い、入
浴はリラックスタイムとして重視されるようになった。
また、健康や美容面における入浴効果も提唱され、より
一層快適な入浴を行える浴槽が求められている。
【0005】本発明は上記従来の実情に鑑みてなされた
ものであり、個々の入浴者の嗜好に応じて快適な入浴を
行える上に、様々な機能を付与することができる浴槽を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の浴槽は、槽体
内に粒状体を充填して粒状体の堆積層を形成したもので
ある。
【0007】請求項2の浴槽は、請求項1において、該
粒状体が粒径0.1〜20mmのセラミックス粒よりな
ることを特徴とする。
【0008】請求項3の浴槽は、請求項2において、該
セラミックス粒は抗菌剤が担持されていることを特徴と
する。
【0009】請求項4の浴槽は、請求項1ないし3のい
ずれか1項において、前記粒状体が袋の中に収納されて
いることを特徴とするものである。
【0010】請求項5の浴槽は、請求項1ないし3のい
ずれか1項において、前記堆積層がシート材で覆われて
いることを特徴とするものである。
【0011】以下に本発明を図面を参照して詳細に説明
する。
【0012】図1(a),(b)は本発明の浴槽の一実
施例を示す断面図である。
【0013】図示の如く、本発明の浴槽は、槽体1内に
粒状物2を装填して粒状物2の堆積層を形成したもので
ある。なお、図1において、3は排水口、4は排水管で
あり、5は粒状物2が排出しないような目開きとされた
目皿である。6は水栓である。
【0014】本発明において、この粒状物2の堆積層の
平均厚さ、即ち、粒状物2の堆積層の上面を槽体の底面
に対してほぼ平行になるようにならしたときの粒状物2
の堆積層の厚さ(図1(a)のD1 )は10cm以上と
する。この堆積層の平均厚さが10cm未満では、粒状
物量が少な過ぎて粒状物2の堆積層形状を所望の形状に
変えることが難しい。
【0015】また、粒状物2の堆積層の上面の槽体1の
上縁からの平均深さ、即ち、上記の如く、粒状物2の堆
積層の上面をならしたときの平均深さ(図1(a)のD
2 )は20cm以上とする。この平均深さが20cm未
満では、槽体内の粒状物量が多くなり過ぎ、槽体1の温
湯中に十分に身体をしずめることができない。
【0016】粒状物の堆積層の平均厚さD1 及び平均深
さD2 は、槽体1の大きさによっても異なるが、通常の
場合、D1 =10〜30cm,D2 =20〜40cm程
度であることが好ましい。
【0017】この粒状物の大きさや形状には特に制限は
ないが、大きさについては、粒径0.1〜20mm程度
であることが好ましい。
【0018】この粒径が0.1mm未満では、目皿の目
を通過して排水口から排出する恐れがあり、20mmを
超えると槽体の内壁面を傷め易く、また、材質によって
はその粒状物の堆積層上に身体を横たえた際、不快な感
触を受ける場合がある。この粒状物の粒径を比較的大き
くした場合には、人体のツボを刺激する指圧効果を得る
こともできる。
【0019】また、粒状物の形状は、人体や槽体内壁に
対して鋭角的な接触部分のない、球状、長球状或いは碁
石形状とするのが好ましい。
【0020】このような粒状物の材質についても特に制
限はなく、比重が水(湯)よりも大きく、槽体内に安定
した堆積層を形成し得るものであれば良いが、通常の場
合、アルミナ、磁器質等のセラミックスが好適である。
【0021】なお、このセラミックス粒状物に抗菌剤を
担持させることにより、その浄化、抗菌作用で槽体内の
湯の汚れを防止することができる。また、遠赤外線放射
セラミックスよりなる粒状物を用いることにより、遠赤
外線による良好な保温効果を得ることができる。更に、
粒状物に、槽体の色に適した着色を付与することによ
り、浴槽の美観を高めることができる。
【0022】本発明において、粒状体としては、必ずし
も1種類のものを用いる必要はなく、粒径、形状、材
質、色等の異なる粒状物を2種以上混合使用することも
できる。
【0023】図1(a)に示す如く、粒状物を槽体1内
に装填した浴槽に入浴する場合には、図1(b)に示す
如く、粒状物2の堆積層の形状を入浴者10の好みに応
じて適当な形状に変える。これにより、入浴者10は、
楽な姿勢で、しかも、その入浴姿勢に対応した粒状物の
堆積層に安定に保持された状態において入浴することが
でき、老人や子供、或いは身体の不自由な人であって
も、安全に入浴することができる。
【0024】図2は本発明の浴槽の他の実施例を示す断
面図である。本実施例の浴槽は、排水管4から抜き出し
た槽体1内の湯を、給湯装置7で浄化し、給湯管8で再
び槽体1内に循環するように構成されたものである。な
お、9A,9Bは各々給水管、排水管を示す。
【0025】この浴槽であっても、入浴者10は、粒状
物2の堆積層の形状を適当な形にして、好みの姿勢で快
適な入浴を行える。
【0026】本発明の浴槽は、図1,2に示す一般家庭
用の浴槽に限らず、2人以上の人が入浴する大衆浴場、
クアハウス、スポーツ施設等の大型浴槽にも採用するこ
とができ、この場合においても図3に示す如く、粒状物
2の堆積層の形状を、部分的に個々の入浴者10A,1
0B,10Cの要求や好みに応じた形状に変えることに
より、一つの槽体1内において、各入浴者は各々快適か
つ安全な入浴を行える。
【0027】即ち、例えば、図3において、半身浴を好
む入浴者10Aや小児10Cは、粒状物2を積み上げて
適当に浅い水深となるようにして入浴することができ
る。また、十分に身体を温めたい入浴者10Bは、深い
水深となるように粒状物2を掘り下げて入浴すれば良
い。
【0028】本発明においては、図4,5に示すよう
に、この粒状体をゴムや合成樹脂よりなる袋の中に収納
しても良い。このようにすれば、粒状体の流失を防止で
きる。また、粒状体を収納した袋を所望形状に変形させ
易い。
【0029】図4では粒状体2を複数の袋20に小分け
して入れている。図5では大きな1つの袋21に粒状体
2を入れている。
【0030】本発明では、図6のように、粒状体2を透
水性を有する伸縮自在なシート22で覆っても良く、図
7の如く非透水性の伸縮自在なシート23,24で覆っ
ても良い。
【0031】なお、本発明において、浴槽の槽体の材質
には特に制限はなく、従来のFRP、ステンレス、ホー
ロー、タイル、檜等を採用することができる。
【0032】
【作用】請求項1〜5の浴槽にあっては、槽体内の粒状
物の堆積層の形状を入浴者の好みや要求に応じて自在に
変えることにより、あたかも槽体の内壁形状を変えたよ
うにして、入浴目的に応じて楽な姿勢で快適かつ安全な
入浴を行える。
【0033】請求項2の浴槽によれば、槽体内に良好な
粒状物の堆積層を形成することができ、人体に対して安
定かつ柔軟で良好な接触面を形成することができる。
【0034】請求項3の浴槽によれば、槽体内の湯の浄
化を図れる。
【0035】請求項4,5の浴槽によれば、粒状体の流
失が防止される。
【0036】
【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明をより具体的
に説明する。
【0037】実施例1 横600mm、縦1600mm、深さ450mmのFR
P製の槽体内に、粒径約0.5mmのアルミナ球状粒を
平均深さ30cmとなるように装填した。
【0038】この浴槽は、アルミナ球状粒の堆積層の形
状を適宜変えることにより、楽な姿勢で快適な入浴を行
うことができ、また、保温性も極めて良好で優れた入浴
効果を得ることができた。
【0039】実施例2 球状粒を合成樹脂製の袋内に入れたこと以外は実施例1
と同様にして入浴を行ったところ、同様の作用効果を達
成できた。
【0040】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1〜5の浴槽
によれば、個々の入浴者の好みや要求に応じて、快適か
つ安全な入浴を行える。
【0041】請求項2の浴槽によれば、粒状物の堆積層
により人体に対して安定かつ柔軟で良好な接触面を形成
することができる。
【0042】請求項3の浴槽によれば、槽体内の湯の浄
化を図れる。
【0043】請求項4,5の浴槽によれば、粒状体の流
失や、それに伴う排水管の閉塞が防止される。また、所
望形状をとらせることが容易であり、きわめて快適かつ
安全な入浴を行える。。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の浴槽の一実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の浴槽の他の実施例を示す断面図であ
る。
【図3】本発明の浴槽の別の実施例を示す断面図であ
る。
【図4】本発明の浴槽の別の実施例を示す断面図であ
る。
【図5】本発明の浴槽の別の実施例を示す断面図であ
る。
【図6】本発明の浴槽の別の実施例を示す断面図であ
る。
【図7】本発明の浴槽の別の実施例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 槽体 2 粒状物 3 排水口 6 水栓 10,10A,10B,10C 入浴者
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 冨田 勝紀 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 里村 悟 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 槽体内に粒状体を充填して粒状体の堆積
    層を形成してなる浴槽。
  2. 【請求項2】 請求項1において、該粒状体が粒径0.
    1〜20mmのセラミックス粒よりなることを特徴とす
    る浴槽。
  3. 【請求項3】 請求項2において、該セラミックス粒は
    抗菌剤が担持されていることを特徴とする浴槽。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項におい
    て、前記粒状体が袋の中に収納されていることを特徴と
    する浴槽。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし3のいずれか1項におい
    て、前記堆積層がシート材で覆われていることを特徴と
    する浴槽。
JP6206827A 1994-08-31 1994-08-31 浴 槽 Pending JPH0866325A (ja)

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JP6206827A JPH0866325A (ja) 1994-08-31 1994-08-31 浴 槽

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JP (1) JPH0866325A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9099939B2 (en) 2011-07-25 2015-08-04 Braun Gmbh Linear electro-polymer motors and devices having the same
US9154025B2 (en) 2010-07-23 2015-10-06 Braun Gmbh Personal care device
US9226808B2 (en) 2011-07-25 2016-01-05 Braun Gmbh Attachment section for an oral hygiene device
US10327876B2 (en) 2011-07-25 2019-06-25 Braun Gmbh Oral cleaning tool for an oral hygiene device
US10470857B2 (en) 2010-07-23 2019-11-12 Braun Gmbh Personal care device

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