JPH0865857A - 電気接続箱の配線回路、該回路の形成方法および装置 - Google Patents

電気接続箱の配線回路、該回路の形成方法および装置

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JPH0865857A
JPH0865857A JP6199486A JP19948694A JPH0865857A JP H0865857 A JPH0865857 A JP H0865857A JP 6199486 A JP6199486 A JP 6199486A JP 19948694 A JP19948694 A JP 19948694A JP H0865857 A JPH0865857 A JP H0865857A
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JP
Japan
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electric wire
cutting
wiring circuit
cut
junction box
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6199486A
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English (en)
Inventor
Takayuki Yamada
隆行 山田
Hiroshi Mutsutani
博 六谷
Tsukasa Inoue
典 井上
Yuji Saka
雄次 阪
Takahiro Onizuka
孝浩 鬼塚
Yoshito Oka
義人 岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安全かつコスト安で、電線の切断箇所の自由
度が向上する電気接続箱の電線回路の形成方法及び装置
を提供する。 【構成】 ケース15a内に布線された電線4の不要な
部分4aを1箇所で切断すると同時に、各切断端部4
b,4cを、相反する方向に曲げる。電線4の各切断端
部4b,4cの間に挿入するセパレーター部15cをケ
ース15bに設ける。切断装置として、電線4を両側方
から切断する刃部11b,12bと、各切断端部4b,
4cを切断と同時に相反する方向に曲げる曲げ部11
d,12dとを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用の電気接続箱
の配線回路、該回路の形成方法および形成方法に関し、
詳しくは、電気接続箱の内部回路を電線と圧接端子で形
成する配線回路において、回路毎の電線の分断を簡単か
つ確実に行うものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気接続箱において、内
部回路の設計変更に容易に対応することができるものと
して、導電性金属板を打ち抜き加工して形成するバスバ
ーに代えて、電線を布線して、該電線と外部出力端子と
の接続、電線同士の接続を圧接端子により行うものが提
案されている。上記電線は、一般的には、ケース内に一
筆書の要領で始点から終点まで一気に布線した後、不要
となる部分を切り落として回路毎に分断している。
【0003】しかし、上記布線方法では、図5に示すよ
うに、図中斜線で示す不要となる部分の電線W’の両端
P1とP2を切断して、所要の電線Wと分離しており、
よって、1つの不要箇所で2箇所の切断を行う必要があ
る。これにより、不要となる電線が増加するにしたがっ
て、切断作業時間が長くなり、作業効率が悪くなる。ま
た、切断した不要電線を取り除く機構が必要となり、装
置コストが高くなる。
【0004】このため、図6(A)に示すように、絶縁
支持体1の内面に設けたコネクタ受部2に、圧接端子
3,3を突出させて、電線Wを各圧接端子3,3に圧入
して挟持する一方、図6(B)に示すように、電線Wの
不要となる部分W’をカッター(図示せず。)で切断
し、該電線Wの相対向する各切断端部W1,W2を、圧
入治具5で下方向に屈曲して、図6(C)に示すよう
に、コネクタ受部2の電線保持溝6に圧入することで、
各切断端部W1,W2を互いに隔離するようにしたもの
が提案されている。(特開平5−2276313号参
照)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記方
法では、電線Wを切断する工程と、各切断端部W1,W
2を圧入する工程の2工程が必要であるうえ、コネクタ
受部2に電線保持溝6を設ける必要があり、コスト高に
なると共に、電線Wの切断箇所が電線保持溝6を設けた
箇所に限られるという問題がある。
【0006】本発明は上記問題を解消するためになされ
たもので、安全かつコスト安で、電線の切断箇所の自由
度が向上する電気接続箱の配線回路の形成方法及び装
置、さらに、該方法で形成された配線回路を提供するこ
とを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、請求項1で、電気接続箱の内部回路を電
線と該電線に圧接した圧接端子とで構成し、上記電線の
回路毎の分断が1カ所の切断部でなされ、この切断部の
電線の対向する切断端部が相反する方向に屈折されてい
ることを特徴とする電気接続箱の配線回路を提供してい
る。
【0008】また、請求項2で、上記切断端部の間に、
電気接続箱のケースあるいは絶縁板から突設したセパレ
ータ部を介在させている請求項1に記載の配線回路を提
供している。即ち、上記電線は絶縁板に形成した配線溝
に沿って布線した場合には、ケース内面に突設したセパ
レータ部を電線の切断端部の間に介在させている。一
方、ケース内面に沿って布線した場合には、絶縁板側に
突設したセパレータ部を電線の切断端部に介在させてい
る。
【0009】また、本発明は、請求項3で、電気接続箱
のケース内に、配線回路を形成する方法であって、上記
ケース内に布線された電線を回路毎に分断するために切
断し、該切断により同時に相対向する各切断端部を、相
反する方向に曲げることを特徴とする電気接続箱の配線
回路の形成方法を提供している。
【0010】さらに、本発明は、請求項4で、電気接続
箱のケース内に電線回路を形成する装置であって、上記
ケース内に布線された電線を両側方から切断する刃部
と、該各刃部に連なり、切断された電線の相対向する各
切断端部を、切断と同時に相反する方向に曲げる曲げ部
とを有することを特徴とする電気接続箱の配線回路の形
成装置を提供している。
【0011】
【作用】まず、請求項3に記載の本発明の方法によれ
ば、ケース内に布線された電線の不要となる部分を1箇
所で切断すると同時に、該切断により、各切断端部を、
相反する方向に曲げて隔離することにより、切断と曲げ
が1工程で確実に行える。また、従来のように、各切断
端部を圧入するための電線保持溝が不要であるから、コ
スト安であると共に電線の切断箇所に制約がなくなり自
由度が向上する。
【0012】また、請求項4に記載の本発明の装置によ
れば、切断装置として、電線を両側方から切断する刃部
により電線を切断すると同時に、刃部に連続した曲げ部
により各切断端部が相対向する方向に曲げられ、切断操
作のみで切断と曲げが同時に行える。
【0013】上記請求項4に記載の装置を用い、請求項
3の方法で形成された請求項1に記載の配線回路では、
回路毎の分断するための切断箇所では、切断端部が相反
する方向に曲げられているため、回路の切断が確実にな
される。特に、請求項2に記載したように、この電線の
各切断端部の間にセパレーター部を介在させると、各切
断端部のショートをより確実に防止できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例により詳細に説
明する。なお、図6以下の従来技術と同一構成・作用の
箇所は同一番号を付して詳細な説明は省略する。図2
(A)(B)に示すように、電線4の切断装置10は、
ハサミに類似する切断工具であり、2枚の厚手の金属製
刃板11,12の内面11a,12a同士を重ね合わせ
て、ピン13により開閉操作自在に枢着している。
【0015】上記各刃板11,12の対向する内縁の間
には、図3にも示すように、上記電線4の外周に上方か
ら挿入するための隙間tが形成されると共に、該各内縁
には、上記ピン13を中心にして閉操作したとき、電線
4を両側方から切断する円弧状の刃部11b,12bが
それぞれ形成されている。該各刃部11b,12bは、
ペンチやニッパーのような工具と異なり、図1(B)に
示すように、互いに食い違って重なり合う。
【0016】図2(A)(B)に示すように、上記一方
の刃板11の外面11cには、刃部11bに連なって、
断面が四半円状の曲げ部11dを形成していると共に、
他方の刃板12の外面12cには、刃部12bに連なっ
て、断面が四半円状の曲げ部12dを形成している。
【0017】上記のように切断装置10を構成すれば、
電気接続箱15の絶縁板16(図4(B)参照)内に布
線された電線4の不要となる部分4aの上方に切断装置
10を移動させた後、図3に示すように下降させて、電
線4に外周に各刃板11,12の隙間tを上方から挿入
する。
【0018】その後、図1に示すように、各刃板11,
12を、ピン13を中心にして閉操作すると、刃部11
b,12bで電線4が両側方から切断される。この切断
と同時に、電線4の各切断端部4b,4cは、矢印a,
aの方向に移動する各刃板11,12の曲げ部11d,
12dにより、相反する方向b,bに曲げられて、隔離
されるようになる。なお、電線4は剛性を有するもので
あるため、上記のように相反する方向に曲げられると、
元の直線状態には復帰しない。
【0019】これにより、電線4の不要となる部分4a
を1箇所で切断すると同時に、各切断端部11d,12
dを相反する方向b,bに曲げて隔離することにより、
各切断端部11d,12dのショートを防止できると共
に、切断と曲げ工程を1工程で確実に行えるようにな
る。また、各切断端部11d,12dを圧入する電線保
持溝が不要であるから、コスト安であると共に、電線4
の切断箇所に制約がなくなり自由度も向上する。
【0020】図4(A)(B)に示すように、上記電気
接続箱15の絶縁板16にアッパーケース15bを上方
から被せるとき、各切断端部4b,4cの間に挿入する
セパレーター部15cをアッパーケース15bに設ける
と、各切断端部4b,4cのショートを確実に防止でき
る。
【0021】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の請求項3の配線回路の形成方法は、ケース内に布線さ
れた電線の不要となる部分を1箇所で切断すると同時
に、各切断端部を、相反する方向に曲げて隔離するよう
にしたものであるから、切断と曲げが1工程で確実に行
えるようになる。また、各切断端部を圧入する電線保持
溝が不要になるから、コスト安であると共に、電線の切
断箇所に制約がなくなり自由度が向上するようになる。
【0022】本発明の請求項4の配線回路の形成装置
は、切断装置として、電線を両側方から切断する刃部
と、各切断端部を切断と同時に相反する方向に曲げる曲
げ部とを設けたから、切断装置による切断操作のみで切
断と曲げが同時に行える。
【0023】また、本発明の請求項1の配線回路では、
回路毎の分断箇所が1カ所であるが、この分断された切
断端部が相反する方向に折り曲げられており、かつ、電
線は剛性を有して元の直線状態に復帰しないため、確実
に回路の分断が図れる。さらに、請求項2の構成とし
て、相反する方向に曲げられた電線の各切断端部の間に
挿入するセパレーター部を介在させると、各切断端部の
ショートをより確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)本発明の切断装置の切断・曲げ操作時
の正面図、(B)は底面図である。
【図2】 (A)は図1の切断装置の待機時の正面図、
(B)は底面図である。
【図3】 図1の切断装置の下降時の正面図である。
【図4】 電気接続箱であり、(A)は(B)のA−A
線断面図、(B)は側面断面図である。
【図5】 従来の一筆書きで布線された電線を回路毎に
分断するための切断の態様を示す概略図である。
【図6】 従来の他の方法による切断構造であり、
(A)は斜視図、(B)は圧入前の側面図、(C)は圧
入後の側面図である。
【符号の説明】
4 電線 4a 不要となる部分 4b,4c 切断端部 10 切断装置 11,12 刃板 11a,12a 刃部 11d,12d 曲げ部 13 ピン 15 電気接続箱 15b アッパーケース 15c セパレーター部 16 絶縁板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阪 雄次 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内 (72)発明者 鬼塚 孝浩 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内 (72)発明者 岡 義人 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気接続箱の内部回路を電線と該電線に
    圧接した圧接端子とで構成し、上記電線の回路毎の分断
    が1カ所の切断部でなされ、この切断部の電線の対向す
    る切断端部が相反する方向に屈折されていることを特徴
    とする電気接続箱の配線回路。
  2. 【請求項2】 上記切断端部の間に、電気接続箱のケー
    スあるいは絶縁板から突設したセパレータ部を介在させ
    ている請求項1に記載の配線回路。
  3. 【請求項3】 電気接続箱のケース内に、配線回路を形
    成する方法であって、 上記ケース内に布線された電線を回路毎に分断するため
    に切断し、該切断により同時に相対向する各切断端部
    を、相反する方向に曲げることを特徴とする電気接続箱
    の配線回路の形成方法。
  4. 【請求項4】 電気接続箱のケース内に電線回路を形成
    する装置であって、 上記ケース内に布線された電線を両側方から切断する刃
    部と、該各刃部に連なり、切断された電線の相対向する
    各切断端部を、切断と同時に相反する方向に曲げる曲げ
    部とを有することを特徴とする電気接続箱の配線回路の
    形成装置。
JP6199486A 1994-08-24 1994-08-24 電気接続箱の配線回路、該回路の形成方法および装置 Withdrawn JPH0865857A (ja)

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EP95112459A EP0698940B1 (en) 1994-08-24 1995-08-08 Wiring circuit for an electrical connection box, method and apparatus for forming the wiring circuit
DE69517476T DE69517476T2 (de) 1994-08-24 1995-08-08 Verkabelungsvorrichtung eines elektrischen Anschlusskasten, Verfahren und Vorrichtung zur Bildung der Verkabelung
US08/515,116 US5709564A (en) 1994-08-24 1995-08-14 Wiring circuit for an electrical connection box, method and apparatus for forming the wiring circuit

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