JPH0861848A - 木材乾燥装置 - Google Patents

木材乾燥装置

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JPH0861848A
JPH0861848A JP19662494A JP19662494A JPH0861848A JP H0861848 A JPH0861848 A JP H0861848A JP 19662494 A JP19662494 A JP 19662494A JP 19662494 A JP19662494 A JP 19662494A JP H0861848 A JPH0861848 A JP H0861848A
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JP
Japan
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drying
wood
fan
boiler
space
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Application number
JP19662494A
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English (en)
Inventor
Koji Yamamoto
康二 山本
Jiro Okumoto
二郎 奥本
Yuichiro Sugizaki
雄一郎 杉崎
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YAMAMOTO BINITAA KK
YAMAMOTO VINYTER
Original Assignee
YAMAMOTO BINITAA KK
YAMAMOTO VINYTER
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価に製造することができ、建設現場や製造
現場への運び込みが容易で、しかも現場での各種の工事
を全く不要にし、現場に密着した木材の乾燥処理を行う
ことができるようにする。 【構成】 ユニット構造物2は電気ヒータ4と、ボイラ
5と、ファン3とを有し、内部に木材乾燥用の乾燥空間
20bを備えている。ユニット構造物2は6面が断熱壁
で包囲された直方体状の箱体で形成され、電気ヒータ4
は箱体の内部に配設され、ボイラ5は箱体の外壁面に付
設され、ファン3は箱体内部の天井部に送風面が下方を
むくように取り付けられ、ユニット構造物2の外側壁に
ボイラ5から発生した蒸気を箱体内に導入する圧力ポン
プ52が設けられ、乾燥空間20bは箱体内のファン3
の送風面とこの送風面とに対向した内壁面との間の空間
によって形成され、この乾燥空間20b内の雰囲気空気
を排出する排気筒60が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、簡便に木材を乾燥する
ことができる木材乾燥装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】木材を用いた工作物は現場加工でつくら
れるのが一般的であるが、乾燥処理を施さずに木材を加
工し使用すると、完成後に自然乾燥が進行して寸法狂い
が生じ、工作物が歪んだり、最悪の場合は破損する等の
不都合が起る。
【0003】そこで、未乾燥の木材は、利用するユーザ
ー(主に工務店や建設会社等)が自前で乾燥処理するこ
とになる。自然乾燥は長期間を要することから、木材は
強制乾燥されるのが一般的である。強制乾燥は、木材を
所定の乾燥室に装入し、この乾燥室内に熱源からの熱を
供給して雰囲気温度を50℃〜100℃に設定し乾燥す
るものである。熱源の種類によって熱風式(特開昭48
−13505号公報等)、電熱式、蒸気式(特開平3−
79983号公報等)に分類することができる。そして
乾燥室内の空気を強制循環させ、乾燥効率を向上させる
ことが行われる。このような強制乾燥が採用されること
によって、自然乾燥では数年かかっていた木材の乾燥が
数日間で可能になる。
【0004】ところで、木材を強制乾燥するための木材
乾燥装置は、通常所定量の木材を収容可能な容積を備え
た断熱構造の乾燥室と、この乾燥室内を乾燥条件に合致
した雰囲気にするための各種の機器、すなわち乾燥室内
を加熱するヒータ、乾燥室内を加湿する蒸気発生器(ボ
イラ)、および乾燥室内の雰囲気を撹拌するファンが必
須である。
【0005】このような乾燥装置に関しては、上記公報
以外に特開昭47−14302号公報、特開昭48−8
5704号公報、特開昭49−41506号公報、特開
昭50−18604号公報、特開昭50−44545号
公報、特開昭53−20401号公報、特開昭53−1
39703号公報、特開昭55−884号公報、特開昭
55−12325号公報、特開昭56−87783号公
報、特開昭56−146975号公報、特開昭57−9
8777号公報、特開昭57−192782号公報、特
開平4−306480号公報、特開平4−306481
等に種々のものが開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記公報に
記載されている乾燥装置は、いずれも大きな構造物であ
り、基礎工事から造り上げなければならないため、建設
費が嵩むという問題点を有している。また、乾燥室と配
電盤やボイラー等の付属設備との間に電力線や給水配管
さらには蒸気配管等が張り巡らされているため、乾燥装
置の移動は極めて困難であり、汎用性および機動性に欠
けるという問題点を有している。
【0007】従って、各現場において購入した木材は、
一旦乾燥装置が設置されている場所まで運び込まれ、そ
こで乾燥処理が施されてから建設現場に返送されるた
め、余分な運搬費用や時間がかかるという不都合が存在
した。
【0008】そこで、乾燥装置をプレハブ建築物のよう
に組み立て式にし、建設現場で一時的に組み立てて使用
することが考えられるが、たとえ組み立て式にしても、
まず組み立て作業そのものが面倒であるとともに、ヒー
タに電力を供給するための電源工事や、ボイラに水を供
給するための配管工事等の付帯工事をも行わなければな
らず、そのような面倒な工事を行うのであれば、木材を
乾燥装置のある場所まで運び込み、そこで乾燥処理を施
す方が得策であり実用的でない。
【0009】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、安価に製造することがで
き、建設現場や製造現場への運び込みが容易で、しかも
上記現場での各種の工事を全く不要にして、上記現場に
密着した木材の乾燥処理を行うことができる木材乾燥装
置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
木材乾燥装置は、雰囲気温度を上昇させるヒータと、雰
囲気加湿用の蒸気を発生するボイラと、雰囲気空気を循
環させるファンとを有する内部に木材乾燥用の雰囲気空
間を備えた木材乾燥装置であって、上記雰囲気空間は運
搬可能なユニット構造物の内部に形成され、上記ヒー
タ、ボイラおよびファンは電力の供給を得て稼働するも
のが用いられ、かつ、上記ユニット構造物に取り付けら
れていることを特徴とするものである。
【0011】本発明の請求項2記載の木材乾燥装置は、
請求項1記載の木材乾燥装置において、上記ユニット構
造物は6面が断熱壁で包囲された直方体状の箱体で形成
され、上記ヒータは箱体の内部に配設され、上記ボイラ
は箱体の外壁面に付設され、上記ファンは箱体内部で送
風面が水平方向に対して直交するように取り付けられ、
上記箱体の外側壁にボイラから発生した蒸気を箱体内に
導入する蒸気導入孔が設けられ、上記雰囲気空間は箱体
内のファンの送風面とこの送風面に対向した箱体の内壁
面との間の空間によって形成され、この雰囲気空間内の
雰囲気空気を排出する排気ファンが設けられていること
を特徴とするものである。
【0012】本発明の請求項3記載の木材乾燥装置は、
請求項1または2記載の木材乾燥装置において、上記ボ
イラで発生した蒸気は圧力ポンプを介して箱体内部に供
給されるように構成されていることを特徴とするもので
ある。
【0013】本発明の請求項4記載の木材乾燥装置は、
請求項1乃至3のいずれかに記載の木材乾燥装置におい
て、木材乾燥の初期の所定時間のみボイラに電力を供給
するための制御信号を出力する制御装置が設けられてい
ることを特徴とするものである。
【0014】
【作用】上記請求項1記載の木材乾燥装置によれば、運
搬可能なユニット構造物によって木材乾燥装置が構成さ
れているため、上記ユニット構造物を建設現場に運び込
むことによって、現場に密着した状態で乾燥装置を配設
することが可能になる。そして、このユニット構造物に
は木材乾燥用の雰囲気を形成するためのヒータ、ボイラ
およびファンが取り付けられているため、工事電源から
電力を得ることによりヒータ、ファンおよびボイラは直
ちに運転可能状態になる。
【0015】上記請求項2記載の木材乾燥装置によれ
ば、箱体内に形成された雰囲気空間内に木材を装填し、
そこに蒸気導入孔からボイラで発生した所定量の蒸気を
吹き込むことにより、木材の水分は一旦増加し、かつ、
木材内の水分の分布が均一な状態になる。このように一
旦木材内の水分分布を均一にすることにより、以後の強
制加熱乾燥においてたわみや割れの発生が有効に抑止さ
れる。また、蒸気の供給によって木材は予熱された状態
になる。
【0016】そして、木材内の水分が均一になってか
ら、箱体内に設けられたヒータに電力を供給して発熱さ
せることにより、雰囲気空間内は加熱され、木材内の水
分が蒸発し木材は乾燥される。
【0017】上記雰囲気空間内への蒸気の吹き込み操作
時および同空間の加熱操作時にファンを稼働させること
により、蒸気および熱気が雰囲気空間内で循環するた
め、同空間内の湿度および温度が均一になり、木材への
吸湿状態および木材の昇温状態が空間内の部位によって
異なることはなく、均一な吸湿および昇温処理を施すこ
とが可能になる。
【0018】また、雰囲気空間内の雰囲気空気を排出す
る圧力ポンプを稼働させることにより、同空間内に充満
した蒸気を強制排気することができるとともに、圧力ポ
ンプのON・OFF制御によって雰囲気空間内の湿度お
よび温度を微調整することが可能になる。
【0019】上記請求項3記載の木材乾燥装置によれ
ば、ボイラで発生した蒸気は圧力ポンプを介して箱体内
部に供給されるようになっているため、この圧力ポンプ
の駆動制御を行うことによって、ボイラの発生蒸気量に
影響されることなく箱体内への蒸気供給量を調節するこ
とが可能であり、必要蒸気量を精度よく箱体内に供給す
ることが可能になる。
【0020】上記請求項4記載の木材乾燥装置によれ
ば、制御装置からの信号によって、木材乾燥の初期の所
定時間のみボイラに電力が供給され、ボイラは自動的に
稼働状態になり、発生した蒸気が雰囲気空間に供給され
る。
【0021】
【実施例】図1は、本発明に係る木材乾燥装置の一例を
示す一部切欠き斜視図である。また、図2は図1のA−
A線断面図、図3は同B−B線断面図、図4は同C−C
線断面図である。これらの図に示すように、本発明の木
材乾燥装置1は、運搬可能なユニット構造物2からなる
基本構造を備えている。このユニット構造物2は、図1
に示すように、6面が壁で包囲された直方体状の箱体に
よって形成されている。このユニット構造物2の稜線部
分およびその他の適所には金属製のフレーム材21が配
筋され、これらのフレーム材21によって直方体の骨格
が形成されている。
【0022】上記骨格の一側部にはドアフレーム22が
設けられており、このドアフレーム22によってユニッ
ト構造物2に対する製材(木材)Rの出入口が形成され
ている。またこのドアフレーム22に断熱構造のドア2
3が開閉自在に取り付けられている。ドア23には換気
用の小孔23aが穿設されている。なお、本実施例にお
いては、ドア23はユニット構造物2を囲む互いに対向
した二対の壁面のうちの水平寸法が短い方の壁面(短壁
面)の一つに設けられるが、短壁面に限定されるもので
はなく、長壁面に設けてもよい。
【0023】そして、上記骨格にはフレーム材21を挟
持するように金属製の薄板からなる外壁板24および内
壁板25が取り付けられており、これら外壁板24およ
び内壁板25間に断熱材26が充填されている。本実施
例においては、上記外壁板24および内壁板25に亜鉛
メッキのカラー鋼板が適用されているとともに、断熱材
26としては50mm厚のグラスウールが用いられてい
る。
【0024】このようなユニット構造物2の内部には、
床面2a、内壁面2bおよび天井面2cに囲まれた乾燥
室20が形成され、この乾燥室20のドア23の上縁部
よりも上方に機器配置室20aが設けられているととも
に、この機器配置室20aの下部に製材Rを乾燥処理す
るための乾燥空間(雰囲気空間)20bが設けられてい
る。本実施例においては、ユニット構造物2の外寸法
は、間口(ドア23が設けられている側)1.8m、奥
行き4.5m、高さ1.8mに設定されている。また、
上記乾燥空間20bの高さは1mに設定されている。
【0025】上記機器配置室20aには、天井面2cか
ら仕切り板27が垂下され、この仕切り板27によって
機器配置室20aが長手方向に二等分され、それぞれに
分室200aが形成されている。そして、各分室200
aには内壁面2b間に、中央部に送風口28aの穿設さ
れた遮蔽板28が差し渡されており、この遮蔽板28の
一方の側縁部と仕切り板27との間、および他方の側縁
部と内壁面2bとの間にはそれぞれ隙間28bが形成さ
れている。
【0026】そして、分室200a内であって、互いに
対向した内壁面2bの一方には、支持フレーム31が中
央部に向かって突設されており、この支持フレーム31
の先端部には、遮蔽板28の送風口28aに送風面を対
向させたファン3が固定されている。
【0027】このファン3を駆動させることによって機
器配置室20a内の空気は送風口28aから乾燥空間2
0b内に吹き出され、乾燥空間20b内をいき亘った後
遮蔽板28の両側部に形成された隙間28bを通って機
器配置室20a内に戻され乾燥室20内を循環移動す
る。本実施例においては、上記ファン3は0.75KW
のものが2台設けられ、2台で60〜180m3/mi
nの範囲内の送風量調節が可能になっている。
【0028】そして、上記遮蔽板28の両側部の隙間2
8b部分の上部には1分室200a当り2台で合計4台
の電気ヒータ4が設けられており、隙間28bをとおる
乾燥室20内の雰囲気空気を加熱するようになってい
る。本実施例の場合、この電気ヒータ4は、1台当り3
KWの容量のものが用いられており、4台合わせて約1
0000kcal/hrの最大発熱量が得られる能力を
備えているものである。
【0029】また、上記ユニット構造物2の外側部に
は、電気加熱方式のボイラ5がユニット構造物2に取り
付けられている。このボイラ5から発生した蒸気は、蒸
気配管51を通ってユニット構造物2の上面部中央に設
けられた圧力ポンプ52に導入され、この圧力ポンプ5
2で加圧され、一対の蒸気支管53を介して各機器配置
室20a内に供給されるようになっている。
【0030】また、本実施例においては、ボイラ5には
図略の安全弁が設けられており、ボイラ5の蒸気発生量
が、圧力ポンプ52から乾燥室20内に供給される蒸気
量よりも多いときは、余剰の蒸気が安全弁から外部に放
出されるようになっている。
【0031】本実施例の場合、上記ボイラ5には3.4
KWの容量のヒータが内蔵されており、このヒータで水
を加熱することにより、最大3kg/cm2Gの圧力の
蒸気を5.1kg/hrの割合で発生させることができ
るようになっている。このようなボイラ5には、所定の
ホース等を介して水道水や井戸水が直接供給されるよう
になっている。なお、5〜10リットルの容量を有する
カートリッジ式の水槽を設けるようにしてもよい。ま
た、ボイラ5内には手動式の軟水器が設けられており、
所定の手動操作を行うことによって水道水の軟水化が行
われ、得られた軟水から蒸気がつくられるようになって
いる。
【0032】上記ユニット構造物2の上面部一隅部に
は、乾燥室20内に連通した排気筒(排気孔)60が設
けられ、乾燥室20内の雰囲気空気を排出するようにな
っている。排気筒60の内部には、水平軸61回りに共
回りして排気筒60の開度を調節するダンパ62が設け
られている。また、ユニット構造物2の上面部には上記
水平軸61を軸心回りに回動させてダンパ62の開度を
変更するアクチュエータ63が設けられており、このア
クチュエータ63を作動させることによりダンパ62の
開度が調節されるようになっている。
【0033】そして、排気筒60の下部には、排気ファ
ン6が設けられており、この排気ファン6を稼働させる
ことによって乾燥室20内の雰囲気空気を強制排気する
ことができるようになっている。本実施例においては、
上記排気ファン6は、モータ容量が65Wのものが設け
られ、18m3/minの能力で排気するようになって
いる。
【0034】また、上記ユニット構造物2の上面部には
制御装置7が設けられ、この制御装置7によって、経時
的に乾燥空間20b内の温度および湿度が予め記憶され
た所定の制御プログラムに基づいて自動制御されるよう
になっている。
【0035】このような構成の木材乾燥装置1には、先
端にコンセント81を有するリード線8が設けられてお
り、上記コンセント81を建設現場に設けられた所定の
電源に接続することにより、その他のガスや石油等のエ
ネルギーを使用することなく、木材乾燥装置1が稼働す
るのに必要なエネルギーがすべて賄えるようになってい
る。
【0036】本発明の木材乾燥装置は以上のように構成
されているので、製材Rを乾燥するに際しては、まず、
ユニット構造物2のドア23を開放して乾燥空間20b
内に乾燥対象の製材Rを装入する。この装入は、乾燥室
20内の床面2aに製材Rを積層するようにして行う
が、好ましくは装入されたすべての製材Rの外周面が乾
燥空間20b内の雰囲気空気に接触するように、断面形
状が三角形の桟木を介在させたいわゆる桟積みが適用さ
れる。
【0037】そして、乾燥空間20b内への製材Rの充
填が完了すると、コンセント81を工事現場にある最寄
りの電源に接続して木材乾燥装置1内への電力供給可能
状態にする。また、最寄りの水道の蛇口とボイラ5とを
ホースでつなぎ、ボイラ5への給水を行う。その後図略
のスイッチを操作することによってボイラ5を稼働さ
せ、同時にファン3を回転駆動させる。
【0038】そうすると、ボイラ5の稼働によって発生
した蒸気は、蒸気配管51を介して圧力ポンプ52に送
られ、ここで昇圧されて蒸気支管53を通り機器配置室
20aの各分室200a内に噴射供給される。そして、
分室200a内に供給された蒸気はファン3により送風
口28aを介して下部の乾燥空間20b内に吹き付けら
れ、桟積みされた製材Rの表面から内部に浸透して昇温
するとともに、水分値を上昇させる。本実施例において
は、製材Rの温度は60〜70℃まで昇温され、12時
間〜24時間の蒸気供給継続によって製材Rの水分は略
均一に約100%にされる。
【0039】そして、製材Rの温度が60〜70℃にな
り、同水分が約100%に到達すると、ボイラ5の運転
が停止され、乾燥室20内への蒸気の吹き込みが中止さ
れ、代わって排気ファン6が稼働される。これによって
室内に充満していた蒸気が排気筒60を介して外部に排
出され、ドア23に穿設された小孔23aから導入され
る空気に置換される。
【0040】なお、本発明は、上記の加湿工程において
製材Rの水分が上記約100%に加湿されることに限定
されるものではなく、100%以上であってもよいし、
100%未満であってもよい。
【0041】つぎに乾燥室20内の蒸気が完全に排出さ
れてから、電気ヒータ4に通電が行われ、機器配置室2
0a内の雰囲気空気が加熱される。この加熱された雰囲
気空気は、ファン3によって送風口28aを通って乾燥
空間20b内に送り込まれ、乾燥空間20b内に桟積み
された水分約100%の製材Rを乾燥する。乾燥が完了
すれば、電気ヒータ4への通電が止められ、ファン3の
稼働が停止され、ドア23が開放されて乾燥材となった
製材Rが乾燥室20内から取り出される。
【0042】また、排気筒60内に設けられたダンパ6
2は、乾燥室20内の温度や湿度に応じて適宜開閉さ
れ、乾燥室20内の雰囲気が常に最適のものになるよう
に開度設定される。
【0043】そしてこの加熱空気による乾燥の前に、製
材Rは一旦水分が略均一に約100%になるまで強制加
湿されているため、製材Rの表面からの水分の蒸発状態
が均一になり、生木を加熱乾燥した場合に起る水分の不
均一に起因したたわみや割れが発生しない状態で製材R
は乾燥される。
【0044】そして、本実施例においては、機器配置室
20aと乾燥空間20bとの間に遮蔽板28が設けられ
ているため、この遮蔽板28が乾燥室20内の雰囲気を
良好に循環させる整流板の役割を果たし、ファン3上の
雰囲気は、図2の矢印で示すように、送風口28aを通
って乾燥空間20b内に供給され、遮蔽板28の両側部
の外方に形成された隙間28bを通って機器配置室20
aに戻り良好に循環する。
【0045】また、機器配置室20aは、仕切り板27
によって二分されて一対の分室200aが形成され、そ
れぞれの分室200aにファン3が設けられているた
め、乾燥室20の奥行きの深さに充分対応して室内を均
一な雰囲気にすることが可能である。
【0046】図5は、本発明に係る制御機構を示すブロ
ック図である。この図に示すように、本実施例において
は、乾燥室20内の温度および湿度を、ユニット構造物
2に付設された制御装置7によって自動的に制御するよ
うにしている。自動制御を行うために、乾燥室20内に
は温度センサ71および湿度センサ72が設けられ、こ
れらセンサが検出した乾燥室20内の温度および湿度は
常に制御装置7に入力されるようになっている。
【0047】そして、制御装置7内に記憶されいる制御
プログラムに基づいて、所定の制御信号がファン3、ボ
イラ5、圧力ポンプ52、排気ファン6およびアクチュ
エータ63に出力されるようになっており、それらが稼
働したり停止したりするようになっている。
【0048】具体的には、制御装置7の中にタイマーが
内蔵されており、このタイマーに基づいて、木材乾燥装
置1の基本的な経時運転(スケジュール運転)が行われ
るようになっている。この経時運転は蒸気を供給して製
材Rを加湿する加湿工程と、加湿後の乾燥室20内の蒸
気を排気する排気工程と、排気後の製材Rを加熱乾燥す
る乾燥工程とが基本になっている。
【0049】そして、木材乾燥装置1の運転系統がスイ
ッチONされると、まずタイマーがスタートし、ボイラ
5を稼働させるための制御信号が出力され、ボイラ5に
通電が行われるとともに、ファン3を駆動させるための
制御信号が出力され、ファン3に通電が行われる。その
後所定時間が経過すると、圧力ポンプ52を駆動させる
制御信号が出力され、この圧力ポンプ52の稼働によっ
てボイラ5で発生した蒸気は所定圧で乾燥室20内に供
給される(以上加湿工程)。
【0050】そして、予め設定された所定時間が経過す
ると、制御装置7からボイラ5および圧力ポンプ52へ
運転停止のための信号が出力され、ボイラ5および圧力
ポンプ52への通電が遮断される。同時にアクチュエー
タ63にダンパ62全開の制御信号が出力されるととも
に、排気ファン6駆動の信号が出力される。この排気フ
ァン6の駆動によって乾燥室20内の蒸気は排気筒60
を介して外部に排出される(以上排気工程)。
【0051】そして、所定時間の排気工程の後排気ファ
ン6の駆動が停止される。同時に制御装置7から電気ヒ
ータ4稼働の制御信号が出力され、電気ヒータ4に通電
が行われる。その結果電気ヒータ4の発熱によって乾燥
室20内の雰囲気空気は加熱され、ファン3の駆動によ
って加熱空気は乾燥室20内を循環され乾燥室20内に
装填された製材Rは加熱空気によって強制乾燥される。
予め設定された乾燥時間が経過すると、制御装置7から
電気ヒータ4へ通電停止の信号が出力されて乾燥が完了
する。(以上乾燥工程)。
【0052】そして、本実施例においては、上記各工程
における温度が、制御装置7に予め設定入力されてお
り、常にこの設定値と温度センサ71が検出した検出値
との比較演算が行われるようになっている。この比較演
算の結果、温度が設定値よりも低いときは、制御装置7
から電気ヒータ4への電力供給量を増加させる信号が出
力され、温度が設定値よりも高いときは同電力供給量を
減少させる信号が出力されるようになっている。
【0053】また、本実施例においては、上記各工程に
おける湿度が、制御装置7に予め設定入力されており、
常にこの設定値と湿度センサ72が検出した検出値との
比較演算が行われるようになっている。この比較演算の
結果、湿度が設定値よりも低いときは、制御装置7から
ボイラ5および圧力ポンプ52への電力供給量を増加さ
せる信号が出力され、湿度が設定値よりも高いときは同
電力供給量を減少させたり電力供給を遮断する信号が出
力されるようになっている。
【0054】従って、上記各工程における乾燥室20内
の固有の温度および湿度が常に適正に制御され、乾燥室
20内に装填された製材Rの効率的な乾燥が実現する。
なお、本実施例に於いては、乾燥工程に入ってからはボ
イラ5の運転は停止され、乾燥室20内への積極的な蒸
気供給は中止される。従って、乾燥工程に入ってから
は、湿度センサ72は製材Rの乾燥状態を知るために用
いられ、乾燥室20内が予め設定された湿度以下になっ
た時点で乾燥が完了したと判断される。
【0055】なお、上記実施例において、上記乾燥室2
0内の湿度制御については省略することが可能である。
その理由は、上記加湿工程、排気工程、および乾燥工程
を時間管理することによって、厳密な湿度制御を行わな
くても、乾燥室20内を所定の範囲内の湿度条件にする
ことが可能だからである。すなわち、加湿工程において
は、乾燥室20内は所定時間飽和蒸気で充満した状態に
なるのであるから、ボイラ5からの蒸気供給時間を適切
に設定すれば、製材Rの水分を略100%に設定するこ
とができ、また、排気工程の時間を充分にとれば、乾燥
室20内から完全に蒸気を排出することができる。さら
に、乾燥工程においても、温度との関係で適切な乾燥時
間の設定は可能だからである。ただし、乾燥室20内の
温度制御に加えて湿度制御をも行うようにすれば、より
適切な乾燥管理を行うことができるのはいうまでもな
い。
【0056】図6は、本発明に係る木材乾燥装置の他の
例を示す一部切欠き斜視図である。この実施例の場合、
木材乾燥装置1′の乾燥室20′内には、略中央部に送
風口28a′の穿設された上下方向に延びる一対の遮蔽
板28′が設けられ、この遮蔽板28′によって乾燥室
20′は横方向に機器配置室20a′と、木材乾燥用の
雰囲気空間である乾燥空間20b′とに区分されてい
る。従って、ファン3′の送風面は乾燥室20′内で水
平方向に対し直角になっている。
【0057】そして、機器配置室20a′には、上記各
送風口28a′に臨むように一対のファン3′が、床面
2aに立設された支持フレーム31′に支持された状態
で設けられ、このファン3′を駆動させることによって
機器配置室20a′内の空気を送風口28aから乾燥空
間20b′内に吹き出させるようにしている。
【0058】本実施例では、このようにファン3′を横
置きにしたため、これに伴って、仕切り板27′は遮蔽
板28′間に立設されているとともに、各ファン3′毎
に設けられる一対の電気ヒータ4′もファン3′を挟持
するように床面2aに立設されている。また、圧力ポン
プ52は、ユニット構造物2の機器配置室20a′部分
の外壁面に設けられ、横から機器配置室20a′内に蒸
気を送り込むようにしている。その他の構成は先の例の
木材乾燥装置1と略同じである。
【0059】この実施例のように、ファン3′によって
横方向から乾燥空間20b′内に空気を送り込むように
すれば、副数枚を離間状態で縦方向に積み上げて乾燥空
間20b′内に装填した製材に対して横方向から空気が
吹き付けられ、製材の上下の隙間を通って乾燥室20′
内を水平方向で満遍なく循環し、製材のより均一な乾燥
が実現する。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1記
載の木材乾燥装置は、雰囲気温度を上昇させる電気ヒー
タと、雰囲気加湿用の蒸気を発生するボイラと、雰囲気
空気を循環させるファンとを有する内部に木材乾燥用の
雰囲気空間を備えた木材乾燥装置であって、上記雰囲気
空間は運搬可能なユニット構造物の内部に形成されてな
るものである。
【0061】従って、上記ユニット構造物を建設現場に
運び込むことによって、現場に密着した状態で乾燥装置
を配設することが可能になる。そして、このユニット構
造物には木材乾燥用の雰囲気を形成するための電気ヒー
タ、ボイラおよびファンが設けられているため、建設現
場に設けられている工事電源から電力を得るとともに、
ボイラに給水することにより、木材乾燥装置のために特
別の工事を行うことなく、電気ヒータ、ファンおよびボ
イラを直ちに運転することができ好都合である。
【0062】また、本発明の請求項1記載の木材乾燥装
置は、従来の基礎の上に本格的な建築物として建設され
る乾燥装置に比べて、小型にすることが可能であり製作
費用を安価に抑えることができ極めて経済的である。
【0063】また、本発明の請求項1記載の木材乾燥装
置を用いることにより、従来のように、建設現場とは別
の場所に設置された乾燥装置に木材を運び込んで乾燥処
理を施し、その後乾燥材を再度建設現場に送り返すよう
な面倒な木材のピストン輸送を行わなくてもよく、その
結果輸送コストが低減されるとともに、必要の都度建設
現場で木材に小回りの効く乾燥処理を施すことが可能に
なる。
【0064】本発明の請求項2記載の木材乾燥装置によ
れば、一旦木材内の水分の分布を均一にすることによ
り、以後の強制加熱乾燥において割れや歪みの発生を有
効に抑止することが可能になる。また、蒸気の供給によ
って木材の温度を予め上昇させておくことができ、その
分以後の乾燥において省エネルギーを実現させることが
できる。
【0065】本発明の請求項3記載の木材乾燥装置によ
れば、圧力ポンプの駆動制御を行うことによって、ボイ
ラの発生蒸気量に影響されることなく箱体内への蒸気供
給量を調節することが可能であり、必要蒸気量を精度よ
く箱体内に供給することが可能になり好都合である。
【0066】本発明の請求項4記載の木材乾燥装置によ
れば、制御装置から出力される制御信号によって木材乾
燥の初期の所定時間のみ人の手を介したスイッチ操作を
行うことなく自動的にボイラが稼働し、雰囲気空間内に
ボイラからの蒸気が供給されるため、乾燥操作の省力化
上有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る木材乾燥装置の一例を示す一部切
欠き斜視図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】図1のC−C線断面図である。
【図5】本発明に係る制御機構を例示するブロック図で
ある。
【図6】本発明に係る木材乾燥装置の他の例を示す一部
切欠き斜視図である。
【符号の説明】
1,1′ 木材乾燥装置 2,2′ ユニット構造物 2a 床面 2b 内壁面 2c 天井面 20,20′ 乾燥室 20a,20a′ 機器配置室 200a 分室 20b,20b′ 乾燥空間 200a 分室 21 フレーム材 22 ドアフレーム 23 ドア 23a 小孔 24 外壁板 25 内壁板 26 断熱材 27,27′ 仕切り板 28,28′ 遮蔽板 28a,28a′ 送風口 28b 隙間 3,3′ ファン 31,31′ 支持フレーム 4 電気ヒータ 5 ボイラ 51 蒸気配管 52 圧力ポンプ 53 蒸気支管 6 排気ファン 60 排気筒 61 水平軸 62 ダンパ 63 アクチュエータ 7 制御装置 71 温度センサ 72 湿度センサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雰囲気温度を上昇させるヒータと、雰囲
    気加湿用の蒸気を発生するボイラと、雰囲気空気を循環
    させるファンとを有する内部に木材乾燥用の雰囲気空間
    を備えた木材乾燥装置であって、上記雰囲気空間は運搬
    可能なユニット構造物の内部に形成され、上記ヒータ、
    ボイラおよびファンは電力の供給を得て稼働するものが
    用いられ、かつ、上記ユニット構造物に取り付けられて
    いることを特徴とする木材乾燥装置。
  2. 【請求項2】 上記ユニット構造物は6面が断熱壁で包
    囲された直方体状の箱体で形成され、上記ヒータは箱体
    の内部に配設され、上記ボイラは箱体の外壁面に付設さ
    れ、上記ファンは箱体内部で送風面が水平方向に対して
    直交するように取り付けられ、上記箱体の外側壁にボイ
    ラから発生した蒸気を箱体内に導入する蒸気導入孔が設
    けられ、上記雰囲気空間は箱体内のファンの送風面とこ
    の送風面に対向した箱体の内壁面との間の空間によって
    形成され、この雰囲気空間内の雰囲気空気を排出する排
    気ファンが設けられていることを特徴とする請求項1記
    載の木材乾燥装置。
  3. 【請求項3】 上記ボイラで発生した蒸気は圧力ポンプ
    を介して箱体内部に供給されるように構成されているこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の木材乾燥装置。
  4. 【請求項4】 木材乾燥の初期の所定時間のみボイラに
    電力を供給するための制御信号を出力する制御装置が設
    けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
    かに記載の木材乾燥装置。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007229607A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Toshiba Corp 液滴塗布装置及び塗布体の製造方法
CN102597676A (zh) * 2010-05-25 2012-07-18 马来西亚森林研究院 高温木材处理***
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WO2018229448A1 (fr) * 2017-06-16 2018-12-20 Volfart David Procédé de traitement fongicide et/ou insecticide d'un élément contenu dans une enceinte et dispositif pour sa mise en œuvre
FR3067607A1 (fr) * 2017-06-16 2018-12-21 David Volfart Procede de traitement fongicide et/ou insecticide d'un element contenu dans une enceinte et dispositif pour sa mise en œuvre
CN110906702A (zh) * 2019-11-30 2020-03-24 王家元 一种用于环保砖生产的风体回流式风干装置
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