JPH086140Y2 - 床用排水枡 - Google Patents

床用排水枡

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JPH086140Y2
JPH086140Y2 JP4012893U JP4012893U JPH086140Y2 JP H086140 Y2 JPH086140 Y2 JP H086140Y2 JP 4012893 U JP4012893 U JP 4012893U JP 4012893 U JP4012893 U JP 4012893U JP H086140 Y2 JPH086140 Y2 JP H086140Y2
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JP
Japan
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drainage
outer container
drainage basin
drain
connecting cylinder
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JP4012893U
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JPH0710073U (ja
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忠 飯塚
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忠 飯塚
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Publication date
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、床用排水枡に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来から床用排水枡4として図5に示す
ように、ステンレス又は合成樹脂製の排水枡本体1の底
部の排水口2に一段下がった段状縁部30を設け、この
段状縁部30に合成樹脂製の排水トラップ装置3の外側
容器体5の上端部に設けたフランジ31をはめ込み、ナ
ット32を締め付けてフランジ31とナット32とで段
状縁部30を上下より挟持することで排水枡本体1にト
ラップ装置3の外側容器体5を装着するようにしてい
た。なお、図5では排水トラップ装置3の詳細は省略し
ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記のような従来例に
あっては、段状縁部30の段落部30aとフランジ31
の外側端部との間に隙間34が生じ、この隙間34に水
が溜り、汚れやかびが付着してこの部分が汚くなるとい
う問題があった。また、排水枡本体をコンクリートに埋
設した場合、排水枡本体の胴部が垂直であるので排水枡
が上方に抜けやすくなり、このため、アンカーとして排
水枡本体の胴部外面に抜け防止のための金具を取付けて
いた。
【0004】本考案は上記の従来例の問題点に鑑みて考
案したものであって、その目的とするところは、排水枡
本体の排水口にトラップ装置を装着する部分において水
が溜まったり、汚れやかびが付着しないような構造にで
き、また、抜け止めのための別途金具を排水枡本体に取
付ける必要がない床用排水枡を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の床用排水枡は、
上部を開口した平面視で略長方形状をした排水枡本体1
の底部の一部に排水口2を設け、該排水口2に排水トラ
ップ装置3を装着して成る床用排水枡4において、排水
枡本体1及び少なくとも排水トラップ装置3の外側容器
体5を金属製とし、排水枡本体1の排水口2に下方に向
けて突出する接続用筒部6を垂設し、トラップ装置3の
外側容器体5の上端部を接続用筒部6の外周面側に嵌合
すると共に接続用筒部6と外側容器体5の上端部とを接
続用筒部6の径方向にプレスにより圧着して成ることを
特徴とするものであって、このような構成を採用するこ
とで、上記した従来例の問題点を解決して本考案の目的
を達成したものである。
【0006】また、排水枡本体1の胴部外面を凹ませる
ことも好ましい。
【0007】
【作用】しかして、上記のような構成の本考案にあって
は、排水枡本体1及び少なくとも排水トラップ装置3の
外側容器体5を金属製とし、排水枡本体1の排水口2に
下方に向けて突出する接続用筒部6を垂設し、トラップ
装置3の外側容器体5の上端部を接続用筒部6の外周面
側に嵌合すると共に接続用筒部6と外側容器体5の上端
部とを接続用筒部6の径方向にプレスにより圧着して成
ることを特徴とするものであって、このような構成を採
用することで、排水枡本体1の排水口2にトラップ装置
3を装着する部分において水が溜まるような凹みが生じ
ないようにできたものである。
【0008】また、排水枡本体1の胴部外面を凹ませる
ことで、施工においてコンクリートに埋設した場合、排
水枡本体1の胴部外面の凹んだ部分にコンクリートが入
り込んで上方に抜けるのが防止されることになり、この
結果、抜け防止のための金具を取付ける必要がなくな
る。
【0009】
【実施例】以下本考案を添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。排水枡本体1は図1、図2に示すように上
部が開口した平面視で略長方形状をした容器状のもので
あり、底面部の一部、実施例においては底面部の長手方
向の端部に排水口2が設けてある。排水枡本体1の底面
部は排水口2側に向けて下り傾斜するようにゆるやかな
傾斜面となっている。排水枡本体1の上部開口の開口縁
には外方に向かって鍔片7が設けてあり、開口縁の内側
には蓋載置用段部8が設けてある。また、排水口2には
下方に向けて接続用筒部6が垂下してある。このような
構成の排水枡本体1は全体をステンレスのような金属の
プレス成形により形成してある。
【0010】トラップ装置3は図2に示すように外側容
器体5に封水手段を設けて構成してあり、添付図面に示
す実施例においては、ステンレスのような金属製の外側
容器体5の底部の孔部にステンレスのような金属製の上
向き筒9を突設し、上部に目皿10を取付けた下方開口
の釣鐘状のキャップ11を上向き筒9に遊嵌して構成し
てある。
【0011】ここで、ステンレスのような金属製の外側
容器体5の上端部は径を大きくしてあって断面L状をし
たはめ込み部12となっており、はめ込み部12の縦片
13を排水枡本体1の排水口2に垂設した接続用筒部6
の外周面側に嵌合し、この状態で接続用筒部6と外側容
器体5の上端部とを接続用筒部6の径方向にプレスによ
り圧着して図3のように一体化してある。ここで、図3
において14はプレスによる圧着部分である。圧着部分
は周方向の全長に設けてもよく、あるいは周方向に部分
的に設けてもよい。このように金属製の接続用筒部6と
金属製の外側容器体5の上端部とを接続用筒部6の径方
向にプレスにより圧着することで、排水枡本体1の排水
口2にトラップ装置3を装着する部分において水が溜ま
るような凹みが生じないようにできることになる。この
ように一体化した場合、断面L状をしたはめ込み部12
の横片15の一部は接続用筒部6よりも内側に位置する
ようにしてあり、排水口2に上方より目皿10を取付け
た下方開口のキャップ11をはめ込んだ場合、目皿10
の外周端部が上記横片部分15部分に載置されて支持さ
れる。このため、キャップ11の下端部と外側容器体5
の底面部との間に隙間が形成され、また、キャップ11
の上面部と上向き筒9との間に隙間が形成されることに
なる。上向き筒9は金属製であるが、この上向き筒9を
金属製の外側容器体5の底部の孔部に突設して取付ける
には、上向き筒9の下部外周の径を小さくし、この径の
小さくなった部分に雄ねじ部16を設け、上向き筒9の
下部を外側容器体5の孔部にはめ込んで雄ねじ部16を
下方に突出させると共に上向き筒の雄ねじ部16上方の
段部を外側容器体5の底部上面側において孔部の周囲に
押し当て、この状態で上端部内周に雌ねじ部17を有す
る合成樹脂製の下筒19を外側容器体5の下方に配置し
て雌ねじ部17を雄ねじ部16に螺合して下筒19の上
端面部18を外側容器体5の底部下面側において孔部の
周囲に押し当てることで取付けるものである。
【0012】排水枡本体1の上部開口の開口縁の内側の
蓋載置用段部8にはステンレスなどの金属製の孔あき蓋
20が着脱自在に載置されるものである。しかして、上
記のような構成の床用排水枡4は例えば浴室の洗い場の
排水枡として使用されるものであり、蓋20に設けた孔
21から排水枡本体1内に排水が流入し、排水枡本体1
から目皿10の孔を通過して外側容器体5内に流れ、外
側容器体5内においてキャップ11の下端部と外側容器
体5の底面部との間の隙間を通り、更にキャップ11の
上面部と上向き筒9との間の隙間を通って上向き筒9か
ら排水されるものである。そして、この場合、常時外側
容器体5の上向き筒9の上端までは水が溜まって封水さ
れ、いわゆるトラップ作用を行うようになっている。そ
して、上記のようにして排水するのであるが、金属製の
接続用筒部6と金属製の外側容器体5の上端部とを接続
用筒部6の径方向にプレスにより圧着して一体化してあ
ることで、排水枡本体1の排水口2にトラップ装置3を
装着する部分において水が溜まるような凹みが生じない
ようにでき、この部分に水が溜まって汚れが付着しない
ようになっており、蓋20をあけて掃除する際に、この
部分の掃除に手間がかからず、また、見た目も良くなる
ものである。
【0013】図4には本考案の他の実施例が示してあ
り、排水枡本体1の胴部外面を凹ませてある。このよう
に排水枡本体1の胴部外面を凹ませて凹み部1aを形成
することで、施工においてコンクリートに埋設した場
合、排水枡本体1の胴部外面の凹み1aにコンクリート
が入り込んで上方に抜けるのが防止されることになり、
この結果、抜け防止のための金具を取付けなくてもよく
なることになる。
【0014】
【考案の効果】本考案にあっては、上述のように排水枡
本体及び少なくとも排水トラップ装置の外側容器体を金
属製とし、排水枡本体の排水口に下方に向けて突出する
接続用筒部を垂設し、トラップ装置の外側容器体の上端
部を接続用筒部の外周面側に嵌合すると共に接続用筒部
と外側容器体の上端部とを接続用筒部の径方向にプレス
により圧着したので、排水枡本体の排水口にトラップト
ラップ装置を装着する部分において水が溜まるような凹
みが生じないようにでき、この結果、従来のように排水
枡本体の排水口にトラップ装置を装着する部分に水が溜
まって汚れやかびが付着してこの部分が汚くなるという
ような現象を防止できるものである。
【0015】また、排水枡本体の胴部外面を凹ませるこ
とで、施工においてコンクリートに埋設した場合、排水
枡本体の胴部外面の凹んだ部分にコンクリートが入り込
んで上方に抜けるのが防止されることになり、この結
果、従来のように排水枡本体の胴部外面に抜け防止のた
めの金具を取付ける必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の全体斜視図である。
【図2】同上の断面図である。
【図3】同上の要部拡大断面図である。
【図4】本考案の他の実施例の断面図である。
【図5】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 排水枡本体 2 排水口 3 排水トラップ装置 4 床用排水枡 5 外側容器体 6 接続用筒部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部を開口した平面視で略長方形状をし
    た排水枡本体の底部の一部に排水口を設け、該排水口に
    排水トラップ装置を装着して成る床用排水枡において、
    排水枡本体及び少なくとも排水トラップ装置の外側容器
    体を金属製とし、排水枡本体の排水口に下方に向けて突
    出する接続用筒部を垂設し、トラップ装置の外側容器体
    の上端部を接続用筒部の外周面側に嵌合すると共に接続
    用筒部と外側容器体の上端部とを接続用筒部の径方向に
    プレスにより圧着して成ることを特徴とする床用排水
    枡。
  2. 【請求項2】 排水枡本体の胴部外面を凹ませて成る請
    求項1記載の床用排水枡。
JP4012893U 1993-07-22 1993-07-22 床用排水枡 Expired - Lifetime JPH086140Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4012893U JPH086140Y2 (ja) 1993-07-22 1993-07-22 床用排水枡

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JP4012893U JPH086140Y2 (ja) 1993-07-22 1993-07-22 床用排水枡

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Publication Number Publication Date
JPH0710073U JPH0710073U (ja) 1995-02-10
JPH086140Y2 true JPH086140Y2 (ja) 1996-02-21

Family

ID=12572179

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JP4012893U Expired - Lifetime JPH086140Y2 (ja) 1993-07-22 1993-07-22 床用排水枡

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AU2010206499B2 (en) * 2009-01-22 2015-11-26 William Francis Swanston Weir grate

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JPH0710073U (ja) 1995-02-10

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