JPH0861208A - 水車,ポンプ水車の振動伝播低減装置 - Google Patents

水車,ポンプ水車の振動伝播低減装置

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JPH0861208A
JPH0861208A JP6201603A JP20160394A JPH0861208A JP H0861208 A JPH0861208 A JP H0861208A JP 6201603 A JP6201603 A JP 6201603A JP 20160394 A JP20160394 A JP 20160394A JP H0861208 A JPH0861208 A JP H0861208A
Authority
JP
Japan
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concrete
vibration
turbine
elastic body
pump
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Pending
Application number
JP6201603A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Soma
弘 早馬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

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  • Hydraulic Turbines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】水車,ポンプ水車の運転時の水圧脈動により構
成機器に生じる振動が構成機器を埋設したコンクリート
に伝播するのを低減してコンクリート製の発電所建屋の
振動を低減する。 【構成】水圧脈動はステーベーン3,ガイドベーン4,
ランナ5回りが最も大きく、このためこの周辺部の上カ
バー7,下カバー8の振動が最も大きくなるが、上カバ
ー7の振動も下カバー8に伝播されるので、弾性体16
を下カバー8の底部のコンクリート15に接する外表面
に設け、また振動の大きいケーシング1の上部のコンク
リート15に接する外表面に弾性体17を敷設して振動
がコンクリート15に伝播するのを低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水車,ポンプ水車が埋
設されるコンクリートに、水車,ポンプ水車の運転時水
圧脈動により発生する振動が伝播するのを低減する水
車,ポンプ水車の振動伝播低減装置に関する。
【0002】
【従来の技術】水車,ポンプ水車は、通常コンクリート
に埋設されて据付けられるが、例えばポンプ水車の場合
その構成機器であるケーシング,ステーリング,下カバ
ー,吸出し管等は、これらの回りにコンクリートが直接
打設され、コンクリートに埋設されている。
【0003】なお、特殊な場合として、水車,ポンプ水
車の運転によりケーシングに水圧が作用してケーシング
の周囲のコンクリートにかかる荷重を低減するために、
ケーシングの外周面に弾性体を敷設して水圧によるケー
シングの膨脹を弾性体により吸収させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】水車,ポンプ水車は、
始動,停止,定常運転のすべての運転モードにおいて、
水車内を流れる水の水圧変動による水圧脈動が発生し、
この水圧脈動によりコンクリートに埋設されたケーシン
グ,ステーリング,下カバー,吸出し管等の構成機器は
振動し、この振動が周囲のコンクリートに伝播し、コン
クリート製の発電所建屋の振動の原因となる。
【0005】また、従来技術においてコンクリートに作
用する荷重を低減するためにケーシングの外表面に敷設
した弾性体は、その二次的効果としてケーシングの水圧
脈動による振動を周囲のコンクリートに伝播し難くして
いる。しかしながら、この弾性体は発電所建屋の振動を
低減することを目的としていないので、ケーシング以外
の構成機器で水圧脈動により発生する振動は、水車,ポ
ンプ水車のコンクリートに埋設した構成機器から周囲の
コンクリートに伝播され、発電所建屋の振動はさほど低
減しないという問題がある。
【0006】本発明の目的は、水車,ポンプ水車のすべ
ての運転モードにおいて発生する水圧脈動による振動
が、コンクリートに埋設される構成機器の周囲のコンク
リートに伝播するのを低減し、発電所建屋の振動を低減
することのできる水車,ポンプ水車の振動伝播低減装置
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明によれば運転時流れる水により生じる水圧脈
動により振動する水車,ポンプ水車の各種構成機器のう
ち、コンクリートに埋設されたすべての構成機器のコン
クリートに接する外表面、又は振動の大きい一部の構成
機器のコンクリートに接する外表面に振動伝播を低減す
る弾性体を敷設するものとする。
【0008】上記の弾性体はゴム,ポリエチレン発泡体
等であるものとする。
【0009】
【作用】水車,ポンプ水車の運転時流れる水により生じ
る水圧脈動により振動する前記水車,ポンプ水車の各種
構成機器のうち、コンクリートに埋設されるすべての構
成機器のコンクリートに接する外表面、又は振動の大き
い一部の構成機器のコンクリートに接する外表面に弾性
体、この弾性体としてゴム,ポリエチレン発泡体等を敷
設することにより、この弾性体により構成機器は周囲の
コンクリートに直接接触しなくなるので、水車,ポンプ
水車の運転時生じる水圧脈動による振動は弾性体を加振
する。この場合、弾性体はヤング率あるいはばね定数が
構成機器の構成部材である鉄鋼やコンクリートに比較し
て極端に小さい。したがって、水圧脈動により構成機器
から加振されてもコンクリート側に大きな力が作用しな
いので、コンクリートへの振動の伝播が低減される。
【0010】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の実施例について
説明する。図1は本発明の実施例による振動伝播低減装
置を備えたポンプ水車の部分断面図である。図1におい
てポンプ水車は、ケーシング1,ステーリング2,ステ
ーベーン3,ガイドベーン4,主軸6に取付けられたラ
ンナ5,上カバー7,強固に設置された基礎台9にテー
パスライド10を介して設置される下カバー8,上部吸
出し管11,下部吸出し管12等の構成機器から構成さ
れている。ここで、ケーシング1,ステーリング2,下
カバー8,上部吸出し管11,下部吸出し管12は基礎
台9を覆って打設されたコンクリート15に埋設されて
いる。
【0011】上記において、弾性体16は下カバー8の
底部のコンクリート15に接する外表面に敷設され、ま
たケーシング1の上部のコンクリート15に接する外表
面に弾性体17が敷設されている。なお、弾性体16,
17はゴム,ポリエチレン発泡体等であり、振動伝播を
低減する作用を有している。ここで、ポンプ水車のポン
プ運転や水車運転時生じる水圧脈動は、ステーベーン
3,ガイドベーン4,ランナ5回りが最も大きいため、
その周辺構成機器である上カバー7,下カバー8が最も
大きな振動をうけ、またケーシング1も振動が大きくな
る。
【0012】ところで、上カバー7の振動は、その上カ
バー7を固定するステーリング2,ステーベーン3を通
して下カバー8に伝播される。したがって、下カバー8
はコンクリート15に埋設される構成機器のうちで最も
大きな振動をうけることになる。しかしながら、下カバ
ー8の底部のコンクリート15に接する外表面に弾性体
16を敷設しているので、振動は、下カバー8からテー
パスライド10を介して強固に設置された基礎台9のみ
に伝播され、周囲のコンクリート15には下カバー8の
振動が伝播されない。
【0013】一方、ケーシング1の上部の外表面に敷設
した弾性体17により、ケーシング1の振動のコンクリ
ート15への伝播が低減される。このような弾性体の敷
設により、ポンプ水車の水圧脈動による振動の伝播は低
減されるので、埋設されるコンクリートに接続するコン
クリート製の発電所建屋の振動は低減する。
【0014】図2は本発明の異なる実施例による振動伝
播低減装置を備えたポンプ水車の部分断面図である。図
2において、ポンプ水車の運転時水圧脈動により振動が
発生するすべてのコンクリート15に埋設されるケーシ
ング1,ステーリング2,下カバー7,上部吸出し管1
1のコンクリート15に接する外表面に弾性体18を敷
設した他は図1と同じである。なお、弾性体18は前述
のようにゴム,ポリエチレン発泡体等である。
【0015】このような構成により、コンクリート15
に埋設され、水圧脈動により振動が発生するすべての構
成機器のコンクリート15に接する外表面に弾性体18
を敷設したので、振動は、前述のように弾性体18によ
り強固に設置された下カバー8からテーパスライド10
を介して基礎台9のみに伝播され、周囲のコンクリート
15にはポンプ水車に生じるほぼすべての振動が伝播さ
れない。したがって、構成機器が埋設されるコンクリー
トに接続するコンクリート製の発電所建屋の振動は低減
する。
【0016】本実施例では振動伝播低減装置を備えたポ
ンプ水車について説明したが、他の水車においてもコン
クリートに埋設され、水圧脈動により振動する構成機器
のすべて、あるいは振動の大きい一部の構成機器のコン
クリートに接する外表面に弾性体を敷設しても前述と同
じ効果が得られる。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によればコンクリートに埋設され、水圧脈動により振動
する水車,ポンプ水車のすべての構成機器のコンクリー
トに接する外表面、又は振動の大きい一部の構成機器の
コンクリートに接する外表面に弾性体、この弾性体とし
てゴム,ポリエチレン発泡体等を敷設することにより、
コンクリートへの振動の伝播が低減され、構成機器が埋
設されるコンクリートに接続するコンクリート製の発電
所建屋の振動が低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による振動伝播低減装置を備え
たポンプ水車の部分断面図
【図2】本発明の異なる実施例による振動伝播低減装置
を備えたポンプ水車の部分断面図
【符号の説明】
1 ケーシング 2 ステーリング 3 ステーベーン 4 ガイドベーン 7 上カバー 8 下カバー 11 上部吸出し管 12 下部吸出し管 15 コンクリート 16 弾性体 17 弾性体 18 弾性体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】運転時流れる水により生じる水圧脈動によ
    り振動する水車,ポンプ水車の各種構成機器のうち、コ
    ンクリートに埋設されたすべての構成機器のコンクリー
    トに接する外表面、又は振動の大きい一部の構成機器の
    コンクリートに接する外表面に振動伝播を低減する弾性
    体を敷設したことを特徴とする水車,ポンプ水車の振動
    伝播低減装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のものにおいて、弾性体は、
    ゴム,ポリエチレン発泡体等であることを特徴とする水
    車,ポンプ水車の振動伝播低減装置。
JP6201603A 1994-08-26 1994-08-26 水車,ポンプ水車の振動伝播低減装置 Pending JPH0861208A (ja)

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