JPH0856908A - 鼓膜温度計 - Google Patents
鼓膜温度計Info
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- JPH0856908A JPH0856908A JP6195107A JP19510794A JPH0856908A JP H0856908 A JPH0856908 A JP H0856908A JP 6195107 A JP6195107 A JP 6195107A JP 19510794 A JP19510794 A JP 19510794A JP H0856908 A JPH0856908 A JP H0856908A
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- eardrum
- unit
- eardrum thermometer
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Abstract
(57)【要約】
【目的】被検体の外耳への挿入、スイッチ操作等の操作
性が容易な精度のよい鼓膜温度が測定できる鼓膜温度計
の提供。 【構成】本体部１の中心軸線と、プローブ部５の中心軸
線が同一軸線上に形成されたペン型の鼓膜温度計で、本
体部１を把持した手でスイッチ操作ができるように測定
開始スイッチ３を設け、本体部１の重心位置Ｇが実質的
に把持部６と一致するような構造に形成されている。
性が容易な精度のよい鼓膜温度が測定できる鼓膜温度計
の提供。 【構成】本体部１の中心軸線と、プローブ部５の中心軸
線が同一軸線上に形成されたペン型の鼓膜温度計で、本
体部１を把持した手でスイッチ操作ができるように測定
開始スイッチ３を設け、本体部１の重心位置Ｇが実質的
に把持部６と一致するような構造に形成されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、体温計、特に鼓膜から
の赤外線を測定対象とした体温計に関するものである。
の赤外線を測定対象とした体温計に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】多くの病気の診断や監視に対して、人体
の温度を迅速かつ正確に読み取ることは有用であり、こ
の観点から近年、鼓膜及び／または鼓膜近傍、すなわち
実質的に鼓膜からの赤外線を検出することによって体温
を測定する赤外線体温計が開発されてきている。
の温度を迅速かつ正確に読み取ることは有用であり、こ
の観点から近年、鼓膜及び／または鼓膜近傍、すなわち
実質的に鼓膜からの赤外線を検出することによって体温
を測定する赤外線体温計が開発されてきている。
【０００３】体温調節中枢と言われる視床下部と血流を
共有するため脳温として重要な体温情報が鼓膜温には含
まれている。
共有するため脳温として重要な体温情報が鼓膜温には含
まれている。
【０００４】一方、外耳道の温度は、頭部表面で冷やさ
れた静脈血によるため、鼓膜温とは本質的に異なるもの
である。
れた静脈血によるため、鼓膜温とは本質的に異なるもの
である。
【０００５】鼓膜温を測定する典型的な装置としては、
米国特許第４，７９７，８４０号に開示されている。こ
の装置では、人体の温度を測定するために、プローブを
人体の外耳道に挿入し、鼓膜から放射される赤外線を検
出し、非接触で迅速に体温を測定するものである。
米国特許第４，７９７，８４０号に開示されている。こ
の装置では、人体の温度を測定するために、プローブを
人体の外耳道に挿入し、鼓膜から放射される赤外線を検
出し、非接触で迅速に体温を測定するものである。
【０００６】しかしながら、人体の外耳道の内径、長さ
等を含む形状は、人種、性別、年齢等の差異により個人
差が大きく、鼓膜温度計の本体部と一体化されたプロー
ブでは図４に示すように本体部がほぼＬ字形状をしてお
り、手で本体部１を把持し、プローブ５の先端部５ａを
外耳道へ挿入して鼓膜温度の測定を行っていた。
等を含む形状は、人種、性別、年齢等の差異により個人
差が大きく、鼓膜温度計の本体部と一体化されたプロー
ブでは図４に示すように本体部がほぼＬ字形状をしてお
り、手で本体部１を把持し、プローブ５の先端部５ａを
外耳道へ挿入して鼓膜温度の測定を行っていた。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに手でほぼＬ字形状の本体部１を把持した状態では手
の動きとプローブ先端部５ａの動きの方向が一致しない
ため、耳内に挿入されるプローブ先端部５ａの方向を微
妙に操作することが難しく、個体差（性別、年齢別、人
種別等による個体差）の大きい外耳形状に沿って挿入す
るのは困難であった。
うに手でほぼＬ字形状の本体部１を把持した状態では手
の動きとプローブ先端部５ａの動きの方向が一致しない
ため、耳内に挿入されるプローブ先端部５ａの方向を微
妙に操作することが難しく、個体差（性別、年齢別、人
種別等による個体差）の大きい外耳形状に沿って挿入す
るのは困難であった。
【０００８】また、電源部７としての電池が本体部１の
底部に設けられており、把持部６が本体部１の重心と一
致しないため、耳内に挿入されるプローブ先端部５ａの
方向を微妙に操作することを一層が困難にしていた。
底部に設けられており、把持部６が本体部１の重心と一
致しないため、耳内に挿入されるプローブ先端部５ａの
方向を微妙に操作することを一層が困難にしていた。
【０００９】本発明は、以上のかかる問題点に鑑みてな
されたものであって、本体部の形状が比較的細く、本体
部の中央よりのプローブに近い位置を把持部とし、違和
感なく本体部を把持でき、挿入されるプローブ先端部の
方向を微妙に容易に操作できる鼓膜温度計を提供するこ
とを目的とする。
されたものであって、本体部の形状が比較的細く、本体
部の中央よりのプローブに近い位置を把持部とし、違和
感なく本体部を把持でき、挿入されるプローブ先端部の
方向を微妙に容易に操作できる鼓膜温度計を提供するこ
とを目的とする。
【００１０】また、本発明の他の目的は、測定した温度
を容易に視認できる鼓膜温度計を提供するものである。
を容易に視認できる鼓膜温度計を提供するものである。
【００１１】また、本発明の他の目的は、スイッチ操作
の容易な鼓膜温度計を提供するものである。
の容易な鼓膜温度計を提供するものである。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、少なくとも把持部を備えた本体部と、該本
体部の端部に設けられたプローブ部とからなり、実質的
に鼓膜からの赤外線放射を検出する鼓膜温度計であっ
て、該本体部の重心位置が実質的に把持部と一致する鼓
膜温度計である。
の本発明は、少なくとも把持部を備えた本体部と、該本
体部の端部に設けられたプローブ部とからなり、実質的
に鼓膜からの赤外線放射を検出する鼓膜温度計であっ
て、該本体部の重心位置が実質的に把持部と一致する鼓
膜温度計である。
【００１３】本発明の好ましい態様において、電源部
が、電池であって、電池の位置が実質的な重心である鼓
膜温度計である。
が、電池であって、電池の位置が実質的な重心である鼓
膜温度計である。
【００１４】本発明の好ましい態様において、プローブ
部の長手方向の中心軸線と、本体部の長手方向の中心軸
線とが実質的に同一軸上にある鼓膜温度計である。
部の長手方向の中心軸線と、本体部の長手方向の中心軸
線とが実質的に同一軸上にある鼓膜温度計である。
【００１５】本発明の好ましい態様において、さらに、
把持部を備え、把持部は該本体部の長手方向のほぼ中央
部よりもプローブ部に近い位置に設けられてなる鼓膜温
度計である。
把持部を備え、把持部は該本体部の長手方向のほぼ中央
部よりもプローブ部に近い位置に設けられてなる鼓膜温
度計である。
【００１６】本発明の好ましい態様において、表示部を
備え、表示部はプローブ部が設けられた端部と反対側の
端部に設けられた鼓膜温度計である。
備え、表示部はプローブ部が設けられた端部と反対側の
端部に設けられた鼓膜温度計である。
【００１７】本発明の好ましい態様において、表示部を
備え、表示部はプローブ部が設けられた本体部とは分離
して設けられている鼓膜温度計である。
備え、表示部はプローブ部が設けられた本体部とは分離
して設けられている鼓膜温度計である。
【００１８】本発明の好ましい態様において、さらに、
電源スイッチ部、測定開始スイッチ部を備え、電源スイ
ッチ部、測定開始スイッチ部は、本体部のほぼ左右対象
軸上に設けられ、かつ、実質的に重心を支える位置に設
けられている鼓膜温度計である。
電源スイッチ部、測定開始スイッチ部を備え、電源スイ
ッチ部、測定開始スイッチ部は、本体部のほぼ左右対象
軸上に設けられ、かつ、実質的に重心を支える位置に設
けられている鼓膜温度計である。
【００１９】本発明の好ましい態様において、プローブ
部は、滑らかに縮径し、プローブ基部と、プローブ先端
部を有し、基部の外径と先端部の外径との比は、４：１
〜１２：１、基部の外径とプローブ部の長さとの比は
１：１．５〜１：３である鼓膜温度計である。
部は、滑らかに縮径し、プローブ基部と、プローブ先端
部を有し、基部の外径と先端部の外径との比は、４：１
〜１２：１、基部の外径とプローブ部の長さとの比は
１：１．５〜１：３である鼓膜温度計である。
【００２０】本発明の好ましい態様において、本体部
は、ＡＢＳ樹脂，ポリウレタン，ポリカーボネート、ポ
リプロピレン等の比較的硬質の合成樹脂、またはアルミ
ニウム，アルミニウム系合金，チタン，チタン系合金等
の軽金属及び／またはその合金で形成されるものであ
る。
は、ＡＢＳ樹脂，ポリウレタン，ポリカーボネート、ポ
リプロピレン等の比較的硬質の合成樹脂、またはアルミ
ニウム，アルミニウム系合金，チタン，チタン系合金等
の軽金属及び／またはその合金で形成されるものであ
る。
【００２１】
【実施例】以下、添付図面を参照しつつ、実施例に係わ
る鼓膜温度計を詳細に説明する。図１は、本発明の実施
例を示す斜視図、図２はその断面図である。本体部１の
一端部６ａには、内部に赤外線センサを含む測温部（不
図示）を備えたプローブ部５が設けられている。プロー
ブ部５は、先端部５に向かって滑らかに縮径し、プロー
ブ部５の基部５ｂと、プローブ部５の先端部５ａとの外
径との比は、４：１〜１２：１、基部５ｂの外径とプロ
ーブ部５の長さとの比は１：１．５〜１：３程度であ
る。
る鼓膜温度計を詳細に説明する。図１は、本発明の実施
例を示す斜視図、図２はその断面図である。本体部１の
一端部６ａには、内部に赤外線センサを含む測温部（不
図示）を備えたプローブ部５が設けられている。プロー
ブ部５は、先端部５に向かって滑らかに縮径し、プロー
ブ部５の基部５ｂと、プローブ部５の先端部５ａとの外
径との比は、４：１〜１２：１、基部５ｂの外径とプロ
ーブ部５の長さとの比は１：１．５〜１：３程度であ
る。
【００２２】プローブ部５の材質としては、ＡＢＳ樹
脂，ポリウレタン，ポリカーボネート、ポリプロピレン
等の比較的硬質の合成樹脂、軟質塩化ビニル系樹脂、シ
リコーン系樹脂等の比較的軟質の合成樹脂、アルミニウ
ム，アルミニウム系合金，チタン，チタン系合金、真
鍮、銅等の金属材料等が適宜用いられる。
脂，ポリウレタン，ポリカーボネート、ポリプロピレン
等の比較的硬質の合成樹脂、軟質塩化ビニル系樹脂、シ
リコーン系樹脂等の比較的軟質の合成樹脂、アルミニウ
ム，アルミニウム系合金，チタン，チタン系合金、真
鍮、銅等の金属材料等が適宜用いられる。
【００２３】本体部１には、赤外線センサ（不図示）か
らの温度情報などを処理する制御回路，測定回路電源
部、制御部等が内蔵されている。本体部１の外面には、
温度測定を開始する測定開始スイッチ部３、電源スイッ
チ部４が設けられている。
らの温度情報などを処理する制御回路，測定回路電源
部、制御部等が内蔵されている。本体部１の外面には、
温度測定を開始する測定開始スイッチ部３、電源スイッ
チ部４が設けられている。
【００２４】測定開始スイッチ部３は、タクトスイッチ
等のボタンスイッチで形成され、電源スイッチ部４は、
誤って電源が切れないように凹部形状しておりその中に
スイッチボタンが設けられている。
等のボタンスイッチで形成され、電源スイッチ部４は、
誤って電源が切れないように凹部形状しておりその中に
スイッチボタンが設けられている。
【００２５】温度、エラー等を表示する液晶等の表示部
２は、プローブ部５が設けられた端部１ａと反対側の端
部１ｂに設けられており、図２に示すような使用時の把
持状態の場合においても、表示部２を容易に視認するこ
とができる。
２は、プローブ部５が設けられた端部１ａと反対側の端
部１ｂに設けられており、図２に示すような使用時の把
持状態の場合においても、表示部２を容易に視認するこ
とができる。
【００２６】４つ握プローブの断面図を説明するための
ものである。
ものである。
【００２７】使用時（測温時）には、実質的に赤外線を
透過するポリプロピレン，ポリエチレンなどの合成樹脂
薄膜（膜厚 ３０〜７０μｍ程度）等で形成されたプロ
ーブカバー（不図示）でプローブ部５の先端部５ａを被
い、図２に示すように本体部１を把持し、電源スイッチ
４をＯＮし、プローブ部５の先端部５ａを被検者（不図
示）の外耳道の所定位置まで挿入し、測定開始スイッチ
３をＯＮし、実質的に鼓膜から放出される赤外線を検出
し、検出した赤外線と、外耳道など外部雰囲気による温
度を制御回路で補正して、体温を数秒ないし１０数秒で
求める。
透過するポリプロピレン，ポリエチレンなどの合成樹脂
薄膜（膜厚 ３０〜７０μｍ程度）等で形成されたプロ
ーブカバー（不図示）でプローブ部５の先端部５ａを被
い、図２に示すように本体部１を把持し、電源スイッチ
４をＯＮし、プローブ部５の先端部５ａを被検者（不図
示）の外耳道の所定位置まで挿入し、測定開始スイッチ
３をＯＮし、実質的に鼓膜から放出される赤外線を検出
し、検出した赤外線と、外耳道など外部雰囲気による温
度を制御回路で補正して、体温を数秒ないし１０数秒で
求める。
【００２８】本体部１の材質は、プローブ部５の材質と
同様でもよいし、ＡＢＳ樹脂，ポリウレタン，ポリカー
ボネート、ポリプロピレン等の比較的硬質の合成樹脂、
アルミニウム，アルミニウム系合金，チタン，チタン系
合金等の金属材料等が適宜用いられる。
同様でもよいし、ＡＢＳ樹脂，ポリウレタン，ポリカー
ボネート、ポリプロピレン等の比較的硬質の合成樹脂、
アルミニウム，アルミニウム系合金，チタン，チタン系
合金等の金属材料等が適宜用いられる。
【００２９】本体部１とプローブ部５の形状は、いわゆ
るペン型のストレート形状で、プローブ部５の長手方向
の中心軸線Ｘと、本体部１の長手方向の中心軸線Ｘ′
は、ほぼ一致して形成されている。また、把持部６は、
好ましくは、本体部１の長手方向のほぼ中央部よりもプ
ローブ５に近い位置に設けられており、実質的に重心Ｇ
を支える位置に設けられている。
るペン型のストレート形状で、プローブ部５の長手方向
の中心軸線Ｘと、本体部１の長手方向の中心軸線Ｘ′
は、ほぼ一致して形成されている。また、把持部６は、
好ましくは、本体部１の長手方向のほぼ中央部よりもプ
ローブ５に近い位置に設けられており、実質的に重心Ｇ
を支える位置に設けられている。
【００３０】また、電源スイッチ部、測定開始スイッチ
部は、好ましくは、本体部１のほぼ左右対象軸Ｙ上に設
けられ、かつ、実質的に重心Ｇを支える位置に設けられ
ている。
部は、好ましくは、本体部１のほぼ左右対象軸Ｙ上に設
けられ、かつ、実質的に重心Ｇを支える位置に設けられ
ている。
【００３１】電源部７は、本体部７の中心軸Ｘ′よりも
下部に設けられている。電源部７は、マンガン電池、ア
ルカリ電池、銀電池、繰り返し充電可能なニッカド電池
等が使用される。
下部に設けられている。電源部７は、マンガン電池、ア
ルカリ電池、銀電池、繰り返し充電可能なニッカド電池
等が使用される。
【００３２】使用時においては、図３に示すように通常
のペンを把持するようにして握り、違和感なく把持で
き、測定時に人指し指で簡単に測定開始スイッチ３をＯ
Ｎすることができる。また、左右いずれの手で本体部１
を把持しても、温度等の表示部２を視認することができ
る。
のペンを把持するようにして握り、違和感なく把持で
き、測定時に人指し指で簡単に測定開始スイッチ３をＯ
Ｎすることができる。また、左右いずれの手で本体部１
を把持しても、温度等の表示部２を視認することができ
る。
【００３３】本発明の鼓膜温度計は、ボロメータ型、焦
電型等いずれの型の鼓膜温度計にも適用することができ
る。
電型等いずれの型の鼓膜温度計にも適用することができ
る。
【００３４】図５は、いわゆるセパレート型の鼓膜温度
計で、プローブ部５をその一端に備えた本体部１と、少
なくとも温度表示部２を備えた温度処理部８を分離した
ものである。この場合も、把持部６を備えた本体部１の
長手方向の中心軸線と、本体部１の端部に設けられたプ
ローブ部５の長手方向の中心軸線とは実質的に同一方向
になるように形成されている。
計で、プローブ部５をその一端に備えた本体部１と、少
なくとも温度表示部２を備えた温度処理部８を分離した
ものである。この場合も、把持部６を備えた本体部１の
長手方向の中心軸線と、本体部１の端部に設けられたプ
ローブ部５の長手方向の中心軸線とは実質的に同一方向
になるように形成されている。
【００３５】温度処理部９には、プローブ部５に設けら
れた赤外線センサ（不図示）からの温度情報等を処理す
る制御回路、測定回路用電源部、温度情報等を記憶する
記憶部、制御部等が内蔵されている。プローブ部５と温
度処理部とは信号線８等を介して着脱可能に接続されて
いる。また、一体型に比して表示部２を大きくできるた
め、被検者毎の温度情報等を必要に応じてトレンド表示
することもできる。
れた赤外線センサ（不図示）からの温度情報等を処理す
る制御回路、測定回路用電源部、温度情報等を記憶する
記憶部、制御部等が内蔵されている。プローブ部５と温
度処理部とは信号線８等を介して着脱可能に接続されて
いる。また、一体型に比して表示部２を大きくできるた
め、被検者毎の温度情報等を必要に応じてトレンド表示
することもできる。
【００３６】赤外線センサで得た温度情報を無線、いわ
ゆるテレメータ方式で行うこともできるが、この場合、
本体部１には測定回路用電源部、温度情報等の電気信号
を記憶する記憶部、温度情報等の電気信号を温度処理部
９に出力する出力部が設けられている。
ゆるテレメータ方式で行うこともできるが、この場合、
本体部１には測定回路用電源部、温度情報等の電気信号
を記憶する記憶部、温度情報等の電気信号を温度処理部
９に出力する出力部が設けられている。
【００３７】また、図６に示すように、本体部１の長手
方向の中心軸線Ｘ′と、プローブ部５の長手方向の中心
軸線Ｘは、左右対称軸でほぼ一致させ、（図６
（ｂ））、上下位置では、本体部１の長手方向の中心軸
線Ｘ′よりプローブ部５の長手方向の中心軸線Ｘを上側
に設けることにより（図６（ａ））、さらに操作性を向
上させることができる。なお、図６（ａ）は、側面図、
図６（ｂ）は平面図であるる。このような形状は、一体
型、セパレート型のいずれにも適用できる。
方向の中心軸線Ｘ′と、プローブ部５の長手方向の中心
軸線Ｘは、左右対称軸でほぼ一致させ、（図６
（ｂ））、上下位置では、本体部１の長手方向の中心軸
線Ｘ′よりプローブ部５の長手方向の中心軸線Ｘを上側
に設けることにより（図６（ａ））、さらに操作性を向
上させることができる。なお、図６（ａ）は、側面図、
図６（ｂ）は平面図であるる。このような形状は、一体
型、セパレート型のいずれにも適用できる。
【００３８】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明に従った鼓膜
温度計は、少なくとも電源部、制御部、表示部を備えた
本体部と、本体部の端部に設けられ内部に測温部を備え
たプローブ部とからなり、実質的に鼓膜からの赤外線放
射を検出する鼓膜温度計であって、本体部の重心位置が
実質的に把持部と一致するので、違和感なく把持でき、
プローブ先端部を容易に微妙に操作でき、より正確な鼓
膜温度の測定ができる。
温度計は、少なくとも電源部、制御部、表示部を備えた
本体部と、本体部の端部に設けられ内部に測温部を備え
たプローブ部とからなり、実質的に鼓膜からの赤外線放
射を検出する鼓膜温度計であって、本体部の重心位置が
実質的に把持部と一致するので、違和感なく把持でき、
プローブ先端部を容易に微妙に操作でき、より正確な鼓
膜温度の測定ができる。
【００３９】さらに、電源部が、電池であって、電池の
位置が実質的な重心である鼓膜温度計であるので、測定
時に本体部を把持した際に安定感があり、プローブ先端
部を容易に微妙に操作でき、より正確な鼓膜温度の測定
ができる。
位置が実質的な重心である鼓膜温度計であるので、測定
時に本体部を把持した際に安定感があり、プローブ先端
部を容易に微妙に操作でき、より正確な鼓膜温度の測定
ができる。
【００４０】さらに、把持部は、本体部の長手方向のほ
ぼ中央部よりもプローブ部に近い位置に設けられてなる
鼓膜温度計であるので、より一層違和感なく把持でき、
プローブ先端部を微妙に操作でき、プローブ先端部を所
定位置まで挿入できるので、より精度の高い鼓膜温が測
定できる。
ぼ中央部よりもプローブ部に近い位置に設けられてなる
鼓膜温度計であるので、より一層違和感なく把持でき、
プローブ先端部を微妙に操作でき、プローブ先端部を所
定位置まで挿入できるので、より精度の高い鼓膜温が測
定できる。
【００４１】さらに、表示部を備え、表示部はプローブ
部が設けられた端部と反対側の端部に設けられた鼓膜温
度計であるので、左右いずれの手で把持しても測定した
温度を容易に視認できる。
部が設けられた端部と反対側の端部に設けられた鼓膜温
度計であるので、左右いずれの手で把持しても測定した
温度を容易に視認できる。
【００４２】さらに、表示部を備え、表示部はプローブ
部が設けられた本体部とは分離して設けられた鼓膜温度
計であるので、左右いずれの手で把持しても測定した温
度等の表示をさらに容易に視認でき、併せてトレンド表
示もできる。
部が設けられた本体部とは分離して設けられた鼓膜温度
計であるので、左右いずれの手で把持しても測定した温
度等の表示をさらに容易に視認でき、併せてトレンド表
示もできる。
【００４３】さらに、電源スイッチ部、測定開始スイッ
チ部は、ほぼ本体部の左右対象軸上に設けられ、かつ、
実質的に重心を支える位置に設けられている鼓膜温度計
であるので、違和感なく把持でき、プローブ先端部を微
妙に操作でき、プローブ先端部を所定位置まで挿入で
き、スイッチ操作も容易になる。
チ部は、ほぼ本体部の左右対象軸上に設けられ、かつ、
実質的に重心を支える位置に設けられている鼓膜温度計
であるので、違和感なく把持でき、プローブ先端部を微
妙に操作でき、プローブ先端部を所定位置まで挿入で
き、スイッチ操作も容易になる。
【００４４】プローブ部は、滑らかに縮径し、プローブ
基部と、プローブ先端部を有し、基部の外径と先端部の
外径との比を、４：１〜１２：１、基部の外径とプロー
ブ部の長さとの比を１：１．５〜１：３とした鼓膜温度
計であるので、被検者の外耳道にそって容易にプローブ
部を挿入することができる。
基部と、プローブ先端部を有し、基部の外径と先端部の
外径との比を、４：１〜１２：１、基部の外径とプロー
ブ部の長さとの比を１：１．５〜１：３とした鼓膜温度
計であるので、被検者の外耳道にそって容易にプローブ
部を挿入することができる。
【図１】 本願発明に係わる鼓膜温度計（一体型）の斜
視図である。
視図である。
【図２】 図１の鼓膜温度計のプローブの断面図であ
る。
る。
【図３】 図１の鼓膜温度計のプローブの把持状態を示
す図である。
す図である。
【図４】 従来の鼓膜温度計である。
【図５】 本願発明に係わる鼓膜温度計（セパレート
型）の斜視図である。
型）の斜視図である。
【図６】 本願発明に係わる他の実施例の鼓膜温度計の
中心軸線を示す図である。
中心軸線を示す図である。
１…本体部 ２…表示部 ３…測定開始スイッチ ４…電源スイッチ ５…プローブ部 ６…把持部 ７…電源部 ８…信号線 ９…温度処理部
Claims (7)
- 【請求項１】 少なくとも把持部を備えた本体部と、該
本体部の端部に設けられたプローブ部とからなり、実質
的に鼓膜からの赤外線放射を検出する鼓膜温度計であっ
て、該本体部の重心位置が実質的に把持部と一致するこ
とを特徴とする鼓膜温度計。 - 【請求項２】 該電源部が、電池であって、該電池の位
置が実質的な重心であることを特徴とする請求項１記載
の鼓膜温度計。 - 【請求項３】 該把持部は、該本体部の長手方向のほぼ
中央部よりも該プローブ部に近い位置に設けられてなる
ことを特徴とする請求項１記載の鼓膜温度計。 - 【請求項４】 表示部を備え、該表示部は該プローブ部
が設けられた該端部と反対側の端部に設けられたもので
あることを特徴とする請求項１記載の鼓膜温度計。 - 【請求項５】 表示部を備え、該表示部は該プローブ部
が設けられた該本体部とは分離して設けられていること
を特徴とする請求項１記載の鼓膜温度計。 - 【請求項６】 さらに、電源スイッチ部、測定開始スイ
ッチ部を備え、該電源スイッチ部、該測定開始スイッチ
部は、該本体部のほぼ左右対象軸上に設けられ、かつ、
実質的に重心を支える位置に設けられていることを特徴
とする請求項１記載の鼓膜温度計。 - 【請求項７】 該プローブは、滑らかに縮径し、プロー
ブ基部と、プローブ先端部を有し、該基部の外径と該先
端部の外径との比は、４：１〜１２：１、該基部の外径
とプローブの長さとの比は１：１．５〜１：３である、
請求項１に記載の鼓膜温度計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6195107A JPH0856908A (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 鼓膜温度計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6195107A JPH0856908A (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 鼓膜温度計 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0856908A true JPH0856908A (ja) | 1996-03-05 |
Family
ID=16335631
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6195107A Pending JPH0856908A (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 鼓膜温度計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0856908A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105046169A (zh) * | 2015-08-04 | 2015-11-11 | 苏州佳世达电通有限公司 | 电子装置及其防摔方法 |
| CN111735555A (zh) * | 2019-03-25 | 2020-10-02 | 西铁城时计株式会社 | 电子体温计 |
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| JPH0399325U (ja) * | 1990-01-30 | 1991-10-17 | ||
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-
1994
- 1994-08-19 JP JP6195107A patent/JPH0856908A/ja active Pending
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