JPH0856362A - 動画像圧縮回路のキャッシュメモリにアドレス指定するための装置、動画像を圧縮する方法、およびキャッシュメモリにアドレス指定する方法 - Google Patents
動画像圧縮回路のキャッシュメモリにアドレス指定するための装置、動画像を圧縮する方法、およびキャッシュメモリにアドレス指定する方法Info
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- JPH0856362A JPH0856362A JP7102197A JP10219795A JPH0856362A JP H0856362 A JPH0856362 A JP H0856362A JP 7102197 A JP7102197 A JP 7102197A JP 10219795 A JP10219795 A JP 10219795A JP H0856362 A JPH0856362 A JP H0856362A
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- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 動画像圧縮回路のキャッシュメモリにアドレ
ス指定するためのデバイスを提供する。 【構成】 このデバイスは一連の比較を行ない、現在の
画像の画素の現在のウィンドウの、前の画像の基準ウィ
ンドウに関する動きを予測し、大きさの等しい4つの物
理セグメントに分割された第1のキャッシュメモリを含
む。各物理セグメントは、基準ウィンドウの1つの半マ
クロブロック、および第1のキャッシュメモリにアドレ
ス指定するための回路を含むように適応され、アドレス
指定は、偶数ランクの現在のウィンドウに関する動き予
測に対してと、奇数ランクの現在のウィンドウに関する
動き予測に対してとは異なるように行なわれる。
ス指定するためのデバイスを提供する。 【構成】 このデバイスは一連の比較を行ない、現在の
画像の画素の現在のウィンドウの、前の画像の基準ウィ
ンドウに関する動きを予測し、大きさの等しい4つの物
理セグメントに分割された第1のキャッシュメモリを含
む。各物理セグメントは、基準ウィンドウの1つの半マ
クロブロック、および第1のキャッシュメモリにアドレ
ス指定するための回路を含むように適応され、アドレス
指定は、偶数ランクの現在のウィンドウに関する動き予
測に対してと、奇数ランクの現在のウィンドウに関する
動き予測に対してとは異なるように行なわれる。
Description
【0001】
【発明の分野】この発明は、テレビ画像といった動画像
を圧縮するための回路に関し、より特定的には、そのよ
うな回路に含まれるキャッシュメモリを使用して、現在
の画像部分を前の画像におけるその周囲と比較して画像
部分の動き予測を行なうことに関する。
を圧縮するための回路に関し、より特定的には、そのよ
うな回路に含まれるキャッシュメモリを使用して、現在
の画像部分を前の画像におけるその周囲と比較して画像
部分の動き予測を行なうことに関する。
【0002】
【関連技術の説明】動画像圧縮回路は、画像を符号化す
るために使用され、伝送される情報量を最小限とするこ
とにより画像をテレビ伝送において伝送できるようにす
るものである。この回路により達成される圧縮は、とり
わけ2つの連続する画像の部分の間の動き予測を実行す
る操作を含む。この動き予測により符号化が可能とな
り、したがって前の画像に既に存在する現在の画像部分
に対しこれらの部分に関連する動きベクトルのみを伝送
することができる。各動きベクトルは、前の画像部分と
現在の画像の対応する部分との間の動きを特徴付けるも
のである。
るために使用され、伝送される情報量を最小限とするこ
とにより画像をテレビ伝送において伝送できるようにす
るものである。この回路により達成される圧縮は、とり
わけ2つの連続する画像の部分の間の動き予測を実行す
る操作を含む。この動き予測により符号化が可能とな
り、したがって前の画像に既に存在する現在の画像部分
に対しこれらの部分に関連する動きベクトルのみを伝送
することができる。各動きベクトルは、前の画像部分と
現在の画像の対応する部分との間の動きを特徴付けるも
のである。
【0003】この目的のために、たとえばビデオカメラ
から提供される画像は、“マクロブロック”と称される
画像部分に分割される。これらのマクロブロックは一般
的に、画像の正方形の区画に対応し、各正方形は16×
16画素の大きさを有する。実際、画像はビデオメモリ
内にラインごとにシーケンシャルに記憶される。このよ
うにして記憶された画素は、このビデオメモリから、画
像の正方形部分に対応する画素ブロックにより抽出され
る。これらの画素ブロック、またはマクロブロックは、
キャッシュメモリ内に記憶され、考慮されたマクロブロ
ックの動きベクトルを決定するために特に設計された計
算プロセッサにより使用される。計算プロセッサは画像
の同じマクロブロックに対する一連の比較を実行するた
め、キャッシュメモリが必要である。したがって、ビデ
オメモリにアクセスするための操作数が減少し、画像の
処理速度が増大する。
から提供される画像は、“マクロブロック”と称される
画像部分に分割される。これらのマクロブロックは一般
的に、画像の正方形の区画に対応し、各正方形は16×
16画素の大きさを有する。実際、画像はビデオメモリ
内にラインごとにシーケンシャルに記憶される。このよ
うにして記憶された画素は、このビデオメモリから、画
像の正方形部分に対応する画素ブロックにより抽出され
る。これらの画素ブロック、またはマクロブロックは、
キャッシュメモリ内に記憶され、考慮されたマクロブロ
ックの動きベクトルを決定するために特に設計された計
算プロセッサにより使用される。計算プロセッサは画像
の同じマクロブロックに対する一連の比較を実行するた
め、キャッシュメモリが必要である。したがって、ビデ
オメモリにアクセスするための操作数が減少し、画像の
処理速度が増大する。
【0004】動き予測を行なうため、計算プロセッサ
は、現在の画像の考慮されたマクロブロックの画素と、
前の画像の対応するマクロブロックを取囲む画素とを利
用する。計算プロセッサは、前の画像における基準ウィ
ンドウを構成する、前の画像の隣接するマクロブロック
の画素を少なくとも部分的に用いることにより、現在の
ウィンドウを構成する現在の画像の各マクロブロックを
シーケンシャルに処理する。第1のキャッシュメモリは
現在のウィンドウを含み、第2のキャッシュメモリは、
前の画像における現在のウィンドウの画素に加え、すべ
ての方向においてシーケンシャルに隣接する前の画像の
マクロブロック画素の部分を含むさらに大きな基準ウィ
ンドウを含む。
は、現在の画像の考慮されたマクロブロックの画素と、
前の画像の対応するマクロブロックを取囲む画素とを利
用する。計算プロセッサは、前の画像における基準ウィ
ンドウを構成する、前の画像の隣接するマクロブロック
の画素を少なくとも部分的に用いることにより、現在の
ウィンドウを構成する現在の画像の各マクロブロックを
シーケンシャルに処理する。第1のキャッシュメモリは
現在のウィンドウを含み、第2のキャッシュメモリは、
前の画像における現在のウィンドウの画素に加え、すべ
ての方向においてシーケンシャルに隣接する前の画像の
マクロブロック画素の部分を含むさらに大きな基準ウィ
ンドウを含む。
【0005】キャッシュメモリは従来、考慮されたマク
ロブロックの動き予測のための各一連の比較の前に、現
在のウィンドウと基準ウィンドウとをキャッシュメモリ
にローディングすることにより、アドレス指定される。
ロブロックの動き予測のための各一連の比較の前に、現
在のウィンドウと基準ウィンドウとをキャッシュメモリ
にローディングすることにより、アドレス指定される。
【0006】上記のアプリケーションに加えこの発明は
より包括的に、互いにシーケンシャルな関係を有するい
くつかの組の値を必要とするプロセスにおいてキャッシ
ュメモリを使用することに関する。この発明はより特定
的に、一連の操作が2組の値に対して実行されねばなら
ないプロセスに応用される。第1の組は現在の値の組に
対応し、第2の組は基準値の組に対応し、基準組の少な
くとも一部は現在の値の次の組に関連する一連の操作の
ために使用される。
より包括的に、互いにシーケンシャルな関係を有するい
くつかの組の値を必要とするプロセスにおいてキャッシ
ュメモリを使用することに関する。この発明はより特定
的に、一連の操作が2組の値に対して実行されねばなら
ないプロセスに応用される。第1の組は現在の値の組に
対応し、第2の組は基準値の組に対応し、基準組の少な
くとも一部は現在の値の次の組に関連する一連の操作の
ために使用される。
【0007】
【発明の概要】この発明の目的は、上記のようなプロセ
スを用いて、基準値を記憶するキャッシュメモリのロー
ディング時間を最小とすることである。
スを用いて、基準値を記憶するキャッシュメモリのロー
ディング時間を最小とすることである。
【0008】この目的を達成するために、この発明の1
つの例示的な実施例で、動画像圧縮回路のキャッシュメ
モリにアドレス指定するためのデバイスが提供され、一
連の比較を行ない、前の画像に取込まれた基準ウィンド
ウに関する現在の画像の画素の現在のウィンドウの動き
を予測する。アドレス指定デバイスは、同じ大きさの4
つの物理セグメントに分割された第1のキャッシュメモ
リを含み、各物理セグメントは基準ウィンドウの1つの
半マクロブロックを含むように適応され、アドレス指定
デバイスはさらにキャッシュメモリにアドレス指定する
ための手段を含む。アドレス指定のための手段は、偶数
ランクの現在のウィンドウに関する動き予測に対し、奇
数ランクの現在のウィンドウに関する動き予測と異なる
操作をする。
つの例示的な実施例で、動画像圧縮回路のキャッシュメ
モリにアドレス指定するためのデバイスが提供され、一
連の比較を行ない、前の画像に取込まれた基準ウィンド
ウに関する現在の画像の画素の現在のウィンドウの動き
を予測する。アドレス指定デバイスは、同じ大きさの4
つの物理セグメントに分割された第1のキャッシュメモ
リを含み、各物理セグメントは基準ウィンドウの1つの
半マクロブロックを含むように適応され、アドレス指定
デバイスはさらにキャッシュメモリにアドレス指定する
ための手段を含む。アドレス指定のための手段は、偶数
ランクの現在のウィンドウに関する動き予測に対し、奇
数ランクの現在のウィンドウに関する動き予測と異なる
操作をする。
【0009】この発明の実施例に従えば、デバイスはさ
らに、現在のウィンドウを構成する現在の画像の画素の
マクロブロックを含むための第2のキャッシュメモリ
と、各動き予測の前に第2のキャッシュメモリに新しい
現在のウィンドウの画素をローディングするための手段
とを含む。
らに、現在のウィンドウを構成する現在の画像の画素の
マクロブロックを含むための第2のキャッシュメモリ
と、各動き予測の前に第2のキャッシュメモリに新しい
現在のウィンドウの画素をローディングするための手段
とを含む。
【0010】この発明のさらなる実施例に従えば、デバ
イスはまた、各動き予測の前に、第1のキャッシュメモ
リの4つのセグメントのうち2つにローディングするた
めの手段を含み、基準ウィンドウの最後の2つの半マク
ロブロックは、偶数ランクの動き予測のために最後の2
つのセグメントに、奇数ランクの動き予測のために第1
の2つのセグメントにそれぞれローディングされる。
イスはまた、各動き予測の前に、第1のキャッシュメモ
リの4つのセグメントのうち2つにローディングするた
めの手段を含み、基準ウィンドウの最後の2つの半マク
ロブロックは、偶数ランクの動き予測のために最後の2
つのセグメントに、奇数ランクの動き予測のために第1
の2つのセグメントにそれぞれローディングされる。
【0011】この発明のさらなる実施例に従えば、デバ
イスはまた、第1の2つのセグメントの内容をそれぞ
れ、偶数ランクの動き予測のために基準ウィンドウの第
1の2つの半マクロブロックに、奇数ランクの動き予測
のために最後の2つの半マクロブロックに割当てること
により、第1のキャッシュメモリを読出すための手段を
含む。最後の2つのセグメントの内容はそれぞれ、偶数
ランクの動き予測のために基準ウィンドウの最後の2つ
のマクロブロックに、奇数ランクの動き予測のために基
準ウィンドウの第1の2つの半マクロブロックに割当て
られる。
イスはまた、第1の2つのセグメントの内容をそれぞ
れ、偶数ランクの動き予測のために基準ウィンドウの第
1の2つの半マクロブロックに、奇数ランクの動き予測
のために最後の2つの半マクロブロックに割当てること
により、第1のキャッシュメモリを読出すための手段を
含む。最後の2つのセグメントの内容はそれぞれ、偶数
ランクの動き予測のために基準ウィンドウの最後の2つ
のマクロブロックに、奇数ランクの動き予測のために基
準ウィンドウの第1の2つの半マクロブロックに割当て
られる。
【0012】この発明のさらなる例示の実施例では、動
画像を圧縮し、現在の画像の画素のマクロブロックの動
き予測を実行し、前の画像の現在のマクロブロックに加
え前の画像の現在のマクロブロックをシーケンシャルに
取囲む前の画像における2つの半マクロブロックを含め
て、第1のキャッシュメモリに基準ウィンドウを記憶す
るための方法が提供される。動画像圧縮方法はさらに、
第1のキャッシュメモリにアドレス指定するステップを
含み、アドレス指定は偶数ランクの現在のマクロブロッ
クの動き予測に対してと、奇数ランクの現在のマクロブ
ロックの動き予測に対してとは異なる。
画像を圧縮し、現在の画像の画素のマクロブロックの動
き予測を実行し、前の画像の現在のマクロブロックに加
え前の画像の現在のマクロブロックをシーケンシャルに
取囲む前の画像における2つの半マクロブロックを含め
て、第1のキャッシュメモリに基準ウィンドウを記憶す
るための方法が提供される。動画像圧縮方法はさらに、
第1のキャッシュメモリにアドレス指定するステップを
含み、アドレス指定は偶数ランクの現在のマクロブロッ
クの動き予測に対してと、奇数ランクの現在のマクロブ
ロックの動き予測に対してとは異なる。
【0013】この発明のさらなる実施例に従えば、この
方法は第1のキャッシュメモリを4つの物理セグメント
に分割し、基準ウィンドウを4つの半マクロブロックに
分割し、偶数ランクの動き予測に対して、第1の2つの
物理セグメントを第1の2つの半マクロブロックを含む
ものとし最後の2つの物理セグメントを基準ウィンドウ
の最後の2つの半マクロブロックを含むものとしてアド
レス指定し、奇数ランクの動き予測に対しては、最後の
2つの物理セグメントを第1の2つの半マクロブロック
を含むものとし第1の2つの物理セグメントを基準ウィ
ンドウの最後の2つの半マクロブロックを含むものとし
てアドレス指定するステップを含む。
方法は第1のキャッシュメモリを4つの物理セグメント
に分割し、基準ウィンドウを4つの半マクロブロックに
分割し、偶数ランクの動き予測に対して、第1の2つの
物理セグメントを第1の2つの半マクロブロックを含む
ものとし最後の2つの物理セグメントを基準ウィンドウ
の最後の2つの半マクロブロックを含むものとしてアド
レス指定し、奇数ランクの動き予測に対しては、最後の
2つの物理セグメントを第1の2つの半マクロブロック
を含むものとし第1の2つの物理セグメントを基準ウィ
ンドウの最後の2つの半マクロブロックを含むものとし
てアドレス指定するステップを含む。
【0014】この発明のさらなる実施例に従えば、この
方法は、各動き予測間に、第2のキャッシュメモリ内に
現在の画像の画素のマクロブロックをローディングし、
第1のキャッシュメモリ内に前の画像の2つの半マクロ
ブロックをローディングするステップを含み、基準ウィ
ンドウのその他の2つの半マクロブロックは現在の画像
のマクロブロックに関連する動き予測のためにローディ
ングされている。
方法は、各動き予測間に、第2のキャッシュメモリ内に
現在の画像の画素のマクロブロックをローディングし、
第1のキャッシュメモリ内に前の画像の2つの半マクロ
ブロックをローディングするステップを含み、基準ウィ
ンドウのその他の2つの半マクロブロックは現在の画像
のマクロブロックに関連する動き予測のためにローディ
ングされている。
【0015】この発明のさらなる実施例に従えば、この
方法は第1のキャッシュメモリのアドレスの計算プロセ
スを制御するためのステートマシンを利用する。
方法は第1のキャッシュメモリのアドレスの計算プロセ
スを制御するためのステートマシンを利用する。
【0016】この発明のさらなる例示の実施例では、2
組の値に対する一連の操作を実行するプロセスにおいて
用いられるように設計されたキャッシュメモリにアドレ
ス指定するための方法が提供され、第1の組は現在の値
の組に対応し、第2の組はキャッシュメモリに記憶され
た基準値の組に対応する。次に続く現在の値の組に関連
する一連の操作のために基準組の少なくとも一部が用い
られる。この方法は、偶数ランクの一連の操作に対して
と奇数ランクの一連の操作に対してとは異なるように、
キャッシュメモリにアドレス指定するステップを含む。
組の値に対する一連の操作を実行するプロセスにおいて
用いられるように設計されたキャッシュメモリにアドレ
ス指定するための方法が提供され、第1の組は現在の値
の組に対応し、第2の組はキャッシュメモリに記憶され
た基準値の組に対応する。次に続く現在の値の組に関連
する一連の操作のために基準組の少なくとも一部が用い
られる。この方法は、偶数ランクの一連の操作に対して
と奇数ランクの一連の操作に対してとは異なるように、
キャッシュメモリにアドレス指定するステップを含む。
【0017】この発明の1つの実施例に従えば、この方
法は、キャッシュメモリを4つの物理セグメントに分割
し、基準値の組を同一の大きさを有する4つの論理サブ
セットに分割するステップを含み、偶数ランクの一連の
操作に対しては、第1の2つの物理セグメントを第1の
2つの論理サブセットを含むものとしておよび最後の2
つの物理セグメントを最後の2つの論理サブセットを含
むものとしてアドレス指定し、奇数ランクの一連の操作
に対しては、最後の2つの物理セグメントを第1の2つ
の論理サブセットを含むものとしおよび第1の2つの物
理セグメントを最後の2つの論理サブセットを含むもの
としてアドレス指定する。
法は、キャッシュメモリを4つの物理セグメントに分割
し、基準値の組を同一の大きさを有する4つの論理サブ
セットに分割するステップを含み、偶数ランクの一連の
操作に対しては、第1の2つの物理セグメントを第1の
2つの論理サブセットを含むものとしておよび最後の2
つの物理セグメントを最後の2つの論理サブセットを含
むものとしてアドレス指定し、奇数ランクの一連の操作
に対しては、最後の2つの物理セグメントを第1の2つ
の論理サブセットを含むものとしおよび第1の2つの物
理セグメントを最後の2つの論理サブセットを含むもの
としてアドレス指定する。
【0018】この発明に従えば、偶数ランクの動き予測
または一連の比較に対してと奇数ランクの動き予測また
は一連の比較に対してと異なるようにキャッシュメモリ
にアドレス指定することにより、キャッシュメモリのロ
ーディング時間が最小となる。実際、現在のウィンドウ
に関するランク“i”の一連の比較のためにキャッシュ
メモリに記憶された基準ウィンドウの半分の1つは、再
び、次の現在のウィンドウに関連するランクi+1の続
く一連の比較のために用いることができる。関連技術の
ように、各一連の比較の前に基準ウィンドウ全体をロー
ディングすることはもはや必要ではない。各動き予測間
に、このウィンドウの半分の1つをローディングするだ
けで十分であり、この発明は、基準ウィンドウの半分の
各々が2つの連続する一連の比較の間に用いられること
を可能にする。
または一連の比較に対してと奇数ランクの動き予測また
は一連の比較に対してと異なるようにキャッシュメモリ
にアドレス指定することにより、キャッシュメモリのロ
ーディング時間が最小となる。実際、現在のウィンドウ
に関するランク“i”の一連の比較のためにキャッシュ
メモリに記憶された基準ウィンドウの半分の1つは、再
び、次の現在のウィンドウに関連するランクi+1の続
く一連の比較のために用いることができる。関連技術の
ように、各一連の比較の前に基準ウィンドウ全体をロー
ディングすることはもはや必要ではない。各動き予測間
に、このウィンドウの半分の1つをローディングするだ
けで十分であり、この発明は、基準ウィンドウの半分の
各々が2つの連続する一連の比較の間に用いられること
を可能にする。
【0019】したがって、2つの動き予測の間に、動画
像圧縮回路の第1のキャッシュメモリをローディングす
るのに必要な時間は2分の1に減少する。基準ウィンド
ウ全体、つまり2つのマクロブロックのローディング
は、マクロブロックの第1の行から第2の行への経路、
または新しい画像の最初においてのみ必要である。
像圧縮回路の第1のキャッシュメモリをローディングす
るのに必要な時間は2分の1に減少する。基準ウィンド
ウ全体、つまり2つのマクロブロックのローディング
は、マクロブロックの第1の行から第2の行への経路、
または新しい画像の最初においてのみ必要である。
【0020】この発明の前述およびその他の目的、特
徴、局面および利点は、以下のこの発明の詳細な説明を
添付の図面と関連付けて参照することにより明らかにな
るであろう。
徴、局面および利点は、以下のこの発明の詳細な説明を
添付の図面と関連付けて参照することにより明らかにな
るであろう。
【0021】
【詳細な説明】図1に示される例では、現在の画像I
(j)のm×n画素のマトリックスにより構成されるマ
クロブロックM(i、j)は現在のウィンドウC(i)
を形成し、これに対して比較プロセスが行なわれ前の画
像I(j−1)に関するこのマクロブロックの動きを予
測しなければならない。指標iは画像におけるマクロブ
ロックのシーケンシャルな位置またはランクを指定し、
指標jは画像ランクを指定する。マクロブロックM
(i、j)はキャッシュメモリ2に記憶される。比較
は、nライン2m列のマトリックスから形成される基準
ウィンドウR(i)に関して行なわれる。この基準ウィ
ンドウR(i)は、前の画像I(j−1)の2つのマク
ロブロックに対応する。ウィンドウR(i)は、マクロ
ブロックM(i、j−1)に加えて前の画像I(j−
1)においてマクロブロックM(i、j−1)をシーケ
ンシャルに取囲む、画素の2つの半マクロブロックの等
価物を含む。これら画素はマクロブロックM(i−1、
j−1)の第2の半分B(i−1、j−1)2と、前の
画像I(j−1)のマクロブロックM(i+1、j−
1)の第1の半分のB(i+1、j−1)1とに対応す
る。基準ウィンドウR(i)は、4つの半マクロブロッ
クB(i−1、j−1)2、B(i、j−1)1、B
(i、j−1)2、B(i+1、j−1)1に分割さ
れ、各々はnラインm/2列の画素のマトリックスを含
む。各半マクロブロックは、この目的のために分割され
るキャッシュメモリ1の物理セグメントs1、s2、s
3、s4内に含まれる。動き予測は、これら2つの画像
ウィンドウC(i)およびR(i)に対し一連の比較O
P(i)を実行することを含む。基本の比較は1対のマ
クロブロックM(i、j)、{B(i−1、j−1)
2、B(i、j−1)1}に対して行なわれ、次に各々
の基本の比較について1つの列ずつシフトすることによ
り、マクロブロックの対M(i、j)、{B(i、j−
1)2、B(i+1、j−1)1}まで比較を行なう。
(j)のm×n画素のマトリックスにより構成されるマ
クロブロックM(i、j)は現在のウィンドウC(i)
を形成し、これに対して比較プロセスが行なわれ前の画
像I(j−1)に関するこのマクロブロックの動きを予
測しなければならない。指標iは画像におけるマクロブ
ロックのシーケンシャルな位置またはランクを指定し、
指標jは画像ランクを指定する。マクロブロックM
(i、j)はキャッシュメモリ2に記憶される。比較
は、nライン2m列のマトリックスから形成される基準
ウィンドウR(i)に関して行なわれる。この基準ウィ
ンドウR(i)は、前の画像I(j−1)の2つのマク
ロブロックに対応する。ウィンドウR(i)は、マクロ
ブロックM(i、j−1)に加えて前の画像I(j−
1)においてマクロブロックM(i、j−1)をシーケ
ンシャルに取囲む、画素の2つの半マクロブロックの等
価物を含む。これら画素はマクロブロックM(i−1、
j−1)の第2の半分B(i−1、j−1)2と、前の
画像I(j−1)のマクロブロックM(i+1、j−
1)の第1の半分のB(i+1、j−1)1とに対応す
る。基準ウィンドウR(i)は、4つの半マクロブロッ
クB(i−1、j−1)2、B(i、j−1)1、B
(i、j−1)2、B(i+1、j−1)1に分割さ
れ、各々はnラインm/2列の画素のマトリックスを含
む。各半マクロブロックは、この目的のために分割され
るキャッシュメモリ1の物理セグメントs1、s2、s
3、s4内に含まれる。動き予測は、これら2つの画像
ウィンドウC(i)およびR(i)に対し一連の比較O
P(i)を実行することを含む。基本の比較は1対のマ
クロブロックM(i、j)、{B(i−1、j−1)
2、B(i、j−1)1}に対して行なわれ、次に各々
の基本の比較について1つの列ずつシフトすることによ
り、マクロブロックの対M(i、j)、{B(i、j−
1)2、B(i+1、j−1)1}まで比較を行なう。
【0022】実際、一旦動き予測が画像のすべての方向
に対して実行されれば、現在のウィンドウは4つのマク
ロブロックに対応する基準ウィンドウと比較される。マ
クロブロックM(i、j)は、前の画像I(j−1)に
おいてすべての方向についてその位置を取囲む半マクロ
ブロックを考慮に入れることにより、効果的に比較され
る。簡潔化のため、画像の水平方向におけるシーケンシ
ャルな動きのみが示される。しかしながら、垂直方向に
おける動き予測は、一連の比較を繰り返し、基準ウィン
ドウに含まれるマクロブロックの対をラインごとにシフ
トすることにより、同じ態様で行なわれる。
に対して実行されれば、現在のウィンドウは4つのマク
ロブロックに対応する基準ウィンドウと比較される。マ
クロブロックM(i、j)は、前の画像I(j−1)に
おいてすべての方向についてその位置を取囲む半マクロ
ブロックを考慮に入れることにより、効果的に比較され
る。簡潔化のため、画像の水平方向におけるシーケンシ
ャルな動きのみが示される。しかしながら、垂直方向に
おける動き予測は、一連の比較を繰り返し、基準ウィン
ドウに含まれるマクロブロックの対をラインごとにシフ
トすることにより、同じ態様で行なわれる。
【0023】この発明は、2つの連続する一連の比較、
または動き予測OP(i)およびOP(i+1)は、2
つの隣接する基準ウィンドウR(i)とR(i+1)と
異なるが対応する現在の画像I(j)の2つの連続する
マクロブロックM(i、j)とM(i+1、j)とを用
いるという事実に基づく。2つの基準ウィンドウR
(i)とR(i+1)とはシーケンシャルに関連付けら
れる、すなわちこれらは2つの共通する半マクロブロッ
クB(i、j−1)2とB(i+1、j−1)1とを有
する。言換えれば、基準ウィンドウR(i)の最後の2
つの半マクロブロックは、次の基準ウィンドウR(i+
1)の第1の2つの半マクロブロックに対応する。
または動き予測OP(i)およびOP(i+1)は、2
つの隣接する基準ウィンドウR(i)とR(i+1)と
異なるが対応する現在の画像I(j)の2つの連続する
マクロブロックM(i、j)とM(i+1、j)とを用
いるという事実に基づく。2つの基準ウィンドウR
(i)とR(i+1)とはシーケンシャルに関連付けら
れる、すなわちこれらは2つの共通する半マクロブロッ
クB(i、j−1)2とB(i+1、j−1)1とを有
する。言換えれば、基準ウィンドウR(i)の最後の2
つの半マクロブロックは、次の基準ウィンドウR(i+
1)の第1の2つの半マクロブロックに対応する。
【0024】図2は、現在の画像のマクロブロックの行
の動き予測のためのキャッシュメモリ1において行なわ
れるローディングを図示する。
の動き予測のためのキャッシュメモリ1において行なわ
れるローディングを図示する。
【0025】4つの半マクロブロックB(0、j−1)
2、B(1、j−1)1、B(1、j−1)2、および
B(2、j−1)1がそれぞれセグメントs3、s4、
s1およびs2に記憶されている第1の一連の比較OP
(1)の後、基準ウィンドウR(2)の最後の2つの半
マクロブロックのみが、各一連の比較に対して、キャッ
シュメモリ1にローディングされる。
2、B(1、j−1)1、B(1、j−1)2、および
B(2、j−1)1がそれぞれセグメントs3、s4、
s1およびs2に記憶されている第1の一連の比較OP
(1)の後、基準ウィンドウR(2)の最後の2つの半
マクロブロックのみが、各一連の比較に対して、キャッ
シュメモリ1にローディングされる。
【0026】一連の比較OP(2)を行なうために、2
つの半マクロブロックB(2、j−1)2およびB
(3、j−1)1がセグメントs3およびs4に記憶さ
れ、2つの半マクロブロックB(1、j−1)2および
B(2、j−1)1は既にセグメントs1およびs2に
存在するが、これはこれらが基準ウィンドウR(1)の
最後の2つの半マクロブロックとして、一連の比較OP
(1)に対して用いられていたからである。次に、第1
の2つのセグメントs1およびs2が、ウィンドウR
(2)の第1の2つの半マクロブロックB(1、j−
1)2およびB(2、j−1)1をそれぞれ含むものと
してアドレス指定され、最後の2つのセグメントs3お
よびs4は、ウィンドウR(2)の最後の2つの半マク
ロブロックB(2、j−1)2およびB(3、j−1)
1をそれぞれ含むものとしてアドレス指定される。
つの半マクロブロックB(2、j−1)2およびB
(3、j−1)1がセグメントs3およびs4に記憶さ
れ、2つの半マクロブロックB(1、j−1)2および
B(2、j−1)1は既にセグメントs1およびs2に
存在するが、これはこれらが基準ウィンドウR(1)の
最後の2つの半マクロブロックとして、一連の比較OP
(1)に対して用いられていたからである。次に、第1
の2つのセグメントs1およびs2が、ウィンドウR
(2)の第1の2つの半マクロブロックB(1、j−
1)2およびB(2、j−1)1をそれぞれ含むものと
してアドレス指定され、最後の2つのセグメントs3お
よびs4は、ウィンドウR(2)の最後の2つの半マク
ロブロックB(2、j−1)2およびB(3、j−1)
1をそれぞれ含むものとしてアドレス指定される。
【0027】一連の比較OP(i)、すなわち偶数ラン
クの比較を行なうために、半マクロブロックB(i、j
−1)2およびB(i+1、j−1)1は、セグメント
s3およびs4に記憶され、2つの半マクロブロックB
(i−1、j−1)2およびB(i、j−1)1は既
に、キャッシュメモリ1のセグメントs1およびs2内
に存在しているが、というのもこれらは、基準ウィンド
ウR(i−1)の最後の2つの半マクロブロックとして
の前の一連の比較OP(i−1)のために用いられたか
らである。第1の2つのセグメントs1およびs2は、
ウィンドウR(i)の第1の2つの半マクロブロックB
(i−1、j−1)2およびB(i、j−1)1をそれ
ぞれ含むものとしてアドレス指定され、最後の2つのセ
グメントs3およびs4は、ウィンドウR(i)の最後
の2つの半マクロブロックB(i、j−1)2およびB
(i+1、j−1)1をそれぞれ含むものとしてアドレ
ス指定される。
クの比較を行なうために、半マクロブロックB(i、j
−1)2およびB(i+1、j−1)1は、セグメント
s3およびs4に記憶され、2つの半マクロブロックB
(i−1、j−1)2およびB(i、j−1)1は既
に、キャッシュメモリ1のセグメントs1およびs2内
に存在しているが、というのもこれらは、基準ウィンド
ウR(i−1)の最後の2つの半マクロブロックとして
の前の一連の比較OP(i−1)のために用いられたか
らである。第1の2つのセグメントs1およびs2は、
ウィンドウR(i)の第1の2つの半マクロブロックB
(i−1、j−1)2およびB(i、j−1)1をそれ
ぞれ含むものとしてアドレス指定され、最後の2つのセ
グメントs3およびs4は、ウィンドウR(i)の最後
の2つの半マクロブロックB(i、j−1)2およびB
(i+1、j−1)1をそれぞれ含むものとしてアドレ
ス指定される。
【0028】一連の比較OP(i+1)、すなわち奇数
ランクの比較を行なうために、半マクロブロックB(i
+1、j−1)2およびB(i+2、j−1)1は、セ
グメントs1およびs2に記憶され、2つの半マクロブ
ロック(i、j−1)2およびB(i+1、j−1)1
は既に、キャッシュメモリ1のセグメントs3およびs
4内に存在しているが、というのもこれらは、基準ウィ
ンドウR(i)の最後の2つの半マクロブロックとして
前の一連の比較OP(i)のために用いられたからであ
る。次に、第1の2つのセグメントs1およびs2は、
ウィンドウR(i+1)の第1の2つの半マクロブロッ
クB(i+1、j−1)2およびB(i+2、j−1)
1をそれぞれ含むものとしてアドレス指定され、最後の
2つのセグメントs3およびs4は、ウィンドウR(i
+1)の第1の2つの半マクロブロックB(i、j−
1)2およびB(i+1、j−1)1をそれぞれ含むも
のとして、アドレス指定される。
ランクの比較を行なうために、半マクロブロックB(i
+1、j−1)2およびB(i+2、j−1)1は、セ
グメントs1およびs2に記憶され、2つの半マクロブ
ロック(i、j−1)2およびB(i+1、j−1)1
は既に、キャッシュメモリ1のセグメントs3およびs
4内に存在しているが、というのもこれらは、基準ウィ
ンドウR(i)の最後の2つの半マクロブロックとして
前の一連の比較OP(i)のために用いられたからであ
る。次に、第1の2つのセグメントs1およびs2は、
ウィンドウR(i+1)の第1の2つの半マクロブロッ
クB(i+1、j−1)2およびB(i+2、j−1)
1をそれぞれ含むものとしてアドレス指定され、最後の
2つのセグメントs3およびs4は、ウィンドウR(i
+1)の第1の2つの半マクロブロックB(i、j−
1)2およびB(i+1、j−1)1をそれぞれ含むも
のとして、アドレス指定される。
【0029】このプロセスは、画像のマクロブロックの
行におけるマクロブロックの数に対応してp連の比較を
含むとして、このローディングモードは一連の比較OP
(p)まで続行される。図2に示される例では、このプ
ロセスは偶数、pの一連の比較または動き予測OP
(i)を達成する。ローディングおよびアドレス指定モ
ードは、奇数の一連の比較OP(i)の場合にも同じで
ある。第1の一連の比較OP(1)は奇数ランクであっ
たが、このプロセスは任意的に偶数ランクの第1の一連
を用いても実現できる。
行におけるマクロブロックの数に対応してp連の比較を
含むとして、このローディングモードは一連の比較OP
(p)まで続行される。図2に示される例では、このプ
ロセスは偶数、pの一連の比較または動き予測OP
(i)を達成する。ローディングおよびアドレス指定モ
ードは、奇数の一連の比較OP(i)の場合にも同じで
ある。第1の一連の比較OP(1)は奇数ランクであっ
たが、このプロセスは任意的に偶数ランクの第1の一連
を用いても実現できる。
【0030】この発明の実施のために達成されるアドレ
ス計算は、たとえば、プロセスを制御するステートマシ
ンにおいて実行される。
ス計算は、たとえば、プロセスを制御するステートマシ
ンにおいて実行される。
【0031】理解されるように、以前はp基準ウィンド
ウ、すなわち2pマクロブロックの等価物のローディン
グが必要であったが、この発明により、現在の画像のp
マクロブロックの行の動き予測に対し、p+1マクロブ
ロックの画素の等価物、すなわち(p+1)/2基準ウ
ィンドウの等価物のみのローディングが可能となる。
ウ、すなわち2pマクロブロックの等価物のローディン
グが必要であったが、この発明により、現在の画像のp
マクロブロックの行の動き予測に対し、p+1マクロブ
ロックの画素の等価物、すなわち(p+1)/2基準ウ
ィンドウの等価物のみのローディングが可能となる。
【0032】テレビ電話に適用されるこの発明の実施に
おいて、マクロブロックは16×16画素の正方形マト
リックスに対応し、1つの半マクロブロックは16×8
画素マトリックスに対応する。
おいて、マクロブロックは16×16画素の正方形マト
リックスに対応し、1つの半マクロブロックは16×8
画素マトリックスに対応する。
【0033】動画像に対する動き予測に関する上記説明
は、現在の値の2つのシーケンシャルで不連続な組C
(i)およびC(i+1)、ならびに基準値の2つの連
続する組R(i)およびR(i+1)を用いるいかなる
プロセスにも拡大できる。
は、現在の値の2つのシーケンシャルで不連続な組C
(i)およびC(i+1)、ならびに基準値の2つの連
続する組R(i)およびR(i+1)を用いるいかなる
プロセスにも拡大できる。
【0034】図3は、この発明が応用されるであろうシ
ーケンシャルに関連付けられた2組の値の例を示すこと
により、この一般的なアプリケーションを図示する。
ーケンシャルに関連付けられた2組の値の例を示すこと
により、この一般的なアプリケーションを図示する。
【0035】この例では、nラインm列のマトリックス
から構成される1組の現在値C(i)は、プロセスOP
(i)のオペランドの1つを構成し、その第2のオペラ
ンドは、1組の基準値R(i)により形成される。組R
(i)は、4つの論理サブセットB(i)1、B(i)
2、B(i)3、およびB(i)4に分割されたnライ
ン2m列のマトリックスにより構成され、各々はnライ
ンm/2列のマトリックスに対応する。このプロセスは
2つの組の値C(i)およびR(i)に対して行なわれ
る一連の操作OP(i)を含む。基本操作は同じ大きさ
を有する1対のマトリックスに対して、たとえばマトリ
ックスC(i)、{B(i)2、B(i)3}に対して
行なわれる。一連の操作はマトリックスC(i)、{B
(i)1、B(i)2}の対に対して行なわれ、次に、
各基本操作で1列シフトすることにより、マトリックス
C(i)、{B(i)3、B(i)4}の対まで行なわ
れる。2つの組R(i)およびR(i+1)はシーケン
シャルに関連付けられ、サブセットB(i+1)1およ
びB(i+1)2はそれぞれサブセットB(i)3およ
びB(i)4に対応する。
から構成される1組の現在値C(i)は、プロセスOP
(i)のオペランドの1つを構成し、その第2のオペラ
ンドは、1組の基準値R(i)により形成される。組R
(i)は、4つの論理サブセットB(i)1、B(i)
2、B(i)3、およびB(i)4に分割されたnライ
ン2m列のマトリックスにより構成され、各々はnライ
ンm/2列のマトリックスに対応する。このプロセスは
2つの組の値C(i)およびR(i)に対して行なわれ
る一連の操作OP(i)を含む。基本操作は同じ大きさ
を有する1対のマトリックスに対して、たとえばマトリ
ックスC(i)、{B(i)2、B(i)3}に対して
行なわれる。一連の操作はマトリックスC(i)、{B
(i)1、B(i)2}の対に対して行なわれ、次に、
各基本操作で1列シフトすることにより、マトリックス
C(i)、{B(i)3、B(i)4}の対まで行なわ
れる。2つの組R(i)およびR(i+1)はシーケン
シャルに関連付けられ、サブセットB(i+1)1およ
びB(i+1)2はそれぞれサブセットB(i)3およ
びB(i)4に対応する。
【0036】基準値R(i)と現在値C(i)との組
は、キャッシュメモリに記憶され、一連の操作を実行す
る計算プロセッサにより使用される。
は、キャッシュメモリに記憶され、一連の操作を実行す
る計算プロセッサにより使用される。
【0037】偶数ランク操作と称される一連の操作OP
(i)を行なうために、論理サブセットB(i)3およ
びB(i)4は、キャッシュメモリのセグメントs3お
よびs4に記憶され、サブセットB(i)1およびB
(i)2は既にキャッシュメモリのセグメントs1およ
びs2に存在するが、というのもこれらは、前の一連の
操作OP(i−1)に対しサブセットB(i−1)3お
よびB(i−1)4として用いられたからである。第1
の2つのセグメントs1およびs2は、サブセットB
(i)1およびB(i)2をそれぞれ含むものとしてア
ドレス指定され、最後の2つのセグメントs3およびs
4はサブセットB(i)3およびB(i)4をそれぞれ
含むものとしてアドレス指定される。
(i)を行なうために、論理サブセットB(i)3およ
びB(i)4は、キャッシュメモリのセグメントs3お
よびs4に記憶され、サブセットB(i)1およびB
(i)2は既にキャッシュメモリのセグメントs1およ
びs2に存在するが、というのもこれらは、前の一連の
操作OP(i−1)に対しサブセットB(i−1)3お
よびB(i−1)4として用いられたからである。第1
の2つのセグメントs1およびs2は、サブセットB
(i)1およびB(i)2をそれぞれ含むものとしてア
ドレス指定され、最後の2つのセグメントs3およびs
4はサブセットB(i)3およびB(i)4をそれぞれ
含むものとしてアドレス指定される。
【0038】奇数ランク操作と称される、一連の操作O
P(i+1)を実行するために、論理サブセットB(i
+1)3およびB(i+1)4はキャッシュメモリのセ
グメントs1およびs2に記憶され、サブセットB(i
+1)1およびB(i+1)2は既にキャッシュメモリ
のセグメントs3およびs4に存在するが、というのも
これらはサブセットB(i)3およびB(i)4として
前の一連の操作OP(i)に対して用いられたからであ
る。次に、第1の2つのセグメントs1およびs2が、
サブセットB(i+1)3およびB(i+4)をそれぞ
れ含むものとしてアドレス指定され、最後の2つのセグ
メントs3およびs4は、サブセットB(i+1)1お
よびB(i+1)2をそれぞれ含むものとしてアドレス
指定される。
P(i+1)を実行するために、論理サブセットB(i
+1)3およびB(i+1)4はキャッシュメモリのセ
グメントs1およびs2に記憶され、サブセットB(i
+1)1およびB(i+1)2は既にキャッシュメモリ
のセグメントs3およびs4に存在するが、というのも
これらはサブセットB(i)3およびB(i)4として
前の一連の操作OP(i)に対して用いられたからであ
る。次に、第1の2つのセグメントs1およびs2が、
サブセットB(i+1)3およびB(i+4)をそれぞ
れ含むものとしてアドレス指定され、最後の2つのセグ
メントs3およびs4は、サブセットB(i+1)1お
よびB(i+1)2をそれぞれ含むものとしてアドレス
指定される。
【0039】当業者には明らかであるように、上に開示
された好ましい実施例に対し様々な変形を行なうことが
できる。より特定的には、この発明は、比較器、加算
器、減算器等、または基本演算子の何らかの組合せを用
いて、いかなるタイプのプロセスに応用してもよい。同
様に、値の組は、任意の正方形または長方形の大きさの
マトリックスに対応してもよい。さらに、この発明で
は、基準値の2つのサブセットはシーケンシャルに隣接
する2つの組と共通するものと考えて述べられている
が、その代わりとして基準組の任意の数のサブセットが
続く基準組に共通であることができる。
された好ましい実施例に対し様々な変形を行なうことが
できる。より特定的には、この発明は、比較器、加算
器、減算器等、または基本演算子の何らかの組合せを用
いて、いかなるタイプのプロセスに応用してもよい。同
様に、値の組は、任意の正方形または長方形の大きさの
マトリックスに対応してもよい。さらに、この発明で
は、基準値の2つのサブセットはシーケンシャルに隣接
する2つの組と共通するものと考えて述べられている
が、その代わりとして基準組の任意の数のサブセットが
続く基準組に共通であることができる。
【0040】このようにして少なくとも1つの例示の実
施例が述べられているが、様々な代替形、変形および改
良が当業者には容易に見出されるであろう。このような
代替形、変形および改良は、この発明の精神および範囲
内であることが意図される。したがって、上記の説明は
例示のためのみであり、制限を意図するものではない。
この発明は、前掲の特許請求の範囲において規定された
ものおよびその等価物によってのみ制限を受ける。
施例が述べられているが、様々な代替形、変形および改
良が当業者には容易に見出されるであろう。このような
代替形、変形および改良は、この発明の精神および範囲
内であることが意図される。したがって、上記の説明は
例示のためのみであり、制限を意図するものではない。
この発明は、前掲の特許請求の範囲において規定された
ものおよびその等価物によってのみ制限を受ける。
【図1】この発明に従う、動画像圧縮回路におけるキャ
ッシュメモリの実施例を概略的に表わす図である。
ッシュメモリの実施例を概略的に表わす図である。
【図2】この発明に従い、動画像のマクロブロックの行
の動き予測を行なうための、キャッシュメモリの例示の
ローディングモードを概略的に表わす図である。
の動き予測を行なうための、キャッシュメモリの例示の
ローディングモードを概略的に表わす図である。
【図3】この発明が応用される、2つの逐次的に関連付
けられた値の組を概略的に表わす図である。
けられた値の組を概略的に表わす図である。
1 キャッシュメモリ 2 キャッシュメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジャン・ルーク・ボール フランス国、68280 サンドフェ、リュ・ デ・ジャルダン、5
Claims (10)
- 【請求項1】 動画像圧縮回路のキャッシュメモリにア
ドレス指定するための装置であって、一連の比較(OP
(i))を行ない、現在の画像(I(j))の画素の現
在のウィンドウ(C(i))の、前の画像(I(j−
1))の基準ウィンドウ(R(i))に関する動きを予
測し、 等しい大きさの4つの物理セグメント(s1、s2、s
3、s4)に分割された第1のキャッシュメモリ(1)
を含み、各物理セグメントは基準ウィンドウ(R
(i))の1つの半マクロブロック(B(i−1、j−
1)2、B(i、j−1)1、B(i、j−1)2、B
(i+1、j−1)1)を含むように適応され、 第1のキャッシュメモリ(1)にアドレス指定するため
の手段を含み、アドレス指定は、偶数ランクの現在のウ
ィンドウ(C(i))に関する動き予測(OP(i))
に対してと、奇数ランクの現在のウィンドウ(C(i+
1))に関する動き予測(OP(i+1))に対してと
では異なる、動画像圧縮回路のキャッシュメモリにアド
レス指定するための装置。 - 【請求項2】 現在のウィンドウ(C(i))を構成す
る現在の画像(I(j))の画素のマクロブロック(M
(i、j))を含むための第2のキャッシュメモリ
(2)と、 各動き予測(OP(i))の前に、前記第2のキャッシ
ュメモリ(2)に新しい現在のウィンドウ(C(i))
をローディングするための手段とを含む、請求項1に記
載のアドレス指定装置。 - 【請求項3】 各動き予測(OP(i))の前に、第1
のキャッシュメモリ(1)の4つのセグメント(s1、
s2、s3、s4)のうち2つにローディングするため
の手段を含み、基準ウィンドウ(R(i))の最後の2
つの半マクロブロック(B(i、j−1)2、B(i+
1、j−1)1)がそれぞれ、偶数ランクの動き予測
(OP(i))のための最後の2つのセグメント(s
3、s4)と、奇数ランクの動き予測(OP(i+
1))のための第1の2つのセグメント(s1、s2)
とにそれぞれローディングされる、請求項1または2に
記載のアドレス指定装置。 - 【請求項4】 第1の2つのセグメント(s1、s2)
の内容をそれぞれ、偶数ランクの動き予測(OP
(i))のための基準ウィンドウ(R(i))の第1の
2つの半マクロブロック(B(i−1、j−1)2、B
(i、j−1)1)と、奇数ランクの動き予測(OP
(i+1))のための基準ウィンドウ(R(i+1))
の最後の2つの半マクロブロック(B(i+1、j−
1)2、B(i+2、j−1)1)とに割当てることに
より第1のキャッシュメモリ(1)を読出すための手段
を含み、最後の2つのセグメント(s3、s4)の内容
はそれぞれ、偶数ランクの動き予測(OP(i))のた
めの基準ウィンドウ(R(i))の最後の2つの半マク
ロブロック(B(i、j−1)2、B(i+1、j−
1)1)と、奇数ランクの動き予測(OP(i+1))
のための基準ウィンドウ(R(i+1))の第1の2つ
の半マクロブロック(B(i、j−1)2、B(i+
1、j−1)1)とに割当てられる、請求項3に記載の
アドレス指定装置。 - 【請求項5】 動画像を圧縮するための方法であって、
現在の画像(I(j))の画素(M(i、j))のマク
ロブロックの動き予測(OP(i))を実行し、第1の
キャッシュメモリ(1)を含み、第1のキャッシュメモ
リは、前の画像(I(j−1))における現在のマクロ
ブロック(M(i、j−1))に加え前の画像(I(j
−1))においてシーケンシャルにマクロブロック(M
(i、j−1)を取囲む2つの半マクロブロック(B
(i−1、j−1)2、B(i+1、j−1)1)を含
む基準ウィンドウ(R(i))を記憶し、第1のキャッ
シュメモリ(1)のアドレス指定は、偶数ランクの現在
のマクロブロック(M(i、j))の動き予測(OP
(i))に対してと、奇数ランクの現在のマクロブロッ
ク(M(i+1、j))の動き予測(OP(i+1))
に対してとでは異なる、動画像を圧縮するための方法。 - 【請求項6】 キャッシュメモリ(1)を4つの物理セ
グメント(s1、s2、s3、s4)に分割するステッ
プと、 基準ウィンドウ(R(i))を4つの半マクロブロック
(B(i−1、j−1)2、B(i、j−1)1)、
(B(i、j−1)2、B(i+1、j−1)1)に分
割するステップと、 偶数ランクの動き予測(OP(i))に対し、第1の2
つの物理セグメント(s1、s2)を第1の2つの半マ
クロブロック(B(i−1、j−1)2、B(i、j−
1)1)を含むものとしておよび最後の2つの物理セグ
メント(s3、s4)を基準ウィンドウ(R(i))の
最後の2つの半マクロブロック(B(i、j−1)2、
B(i+1、j−1)1)を含むものとしてアドレス指
定し、奇数ランクの動き予測(OP(i+1))に対
し、最後の2つの物理セグメント(s3、s4)を第1
の2つの半マクロブロック(B(i、j−1)2、B
(i+1、j−1)1)を含むものとしておよび第1の
2つの物理セグメント(s1、s2)を基準ウィンドウ
(R(i+1))の最後の2つの半マクロブロック(B
(i+1、j−1)2、B(i+2、j−1)1)を含
むものとしてアドレス指定するステップとを含む、請求
項5に記載の方法。 - 【請求項7】 各動き予測(OP(i))間に、第2の
キャッシュメモリ(2)に現在の画像(I(j))の画
素のマクロブロック(M(i、j))をローディング
し、第1のキャッシュメモリ(1)に前の画像(I(j
−1))の2つの半マクロブロック(B(i、j−1)
2、B(i+1、j−1)1)をローディングするステ
ップを含み、基準ウィンドウ(R(i))のその他の2
つの半マクロブロック(B(i−1、j−1)2、B
(i、j−1)1)は現在の画像(I(j))のマクロ
ブロック(M(i−1、j))に関する動き予測(OP
(i−1))のためにローディングされている請求項6
に記載の方法。 - 【請求項8】 第1のキャッシュメモリ(1)のアドレ
スの計算プロセスを制御するためのステートマシンを用
いる、請求項5ないし7のうちいずれか1つに記載の方
法。 - 【請求項9】 2組の値(C(i)、R(i))に対す
る一連の操作(OP(i))を実行するプロセスにおい
て使用するために設計されたキャッシュメモリ(1)に
アドレス指定するための方法であって、第1の組は1組
の現在の値(C(i))に対応し、第2の組は前記キャ
ッシュメモリ(1)に記憶された1組の基準値(R
(i))に対応し、基準組(R(i))の少なくとも1
部分は現在の値の次の組(C(i+1))に関する一連
の操作(OP(i+1))のために用いられ、偶数ラン
クの一連の操作(OP(i))に対してと奇数ランクの
一連の操作(OP(i+1))に対してとは異なるよう
にキャッシュメモリ(1)にアドレス指定するステップ
を含む、キャッシュメモリにアドレス指定するための方
法。 - 【請求項10】 キャッシュメモリ(1)を4つの物理
セグメント(s1、s2、s3、s4)に分割し、基準
値全体(R(i))を等しい大きさの4つの論理サブセ
ット(B(i)1、B(i)2、B(i)3、B(i)
4)に分割するステップと、偶数ランクの一連の操作
(OP(i))に対し第1の2つの物理セグメント(s
1、s2)を第1の2つの論理サブセット(B(i)
1、B(i)2)を含むものとしておよび最後の2つの
物理セグメント(s3、s4)を最後の2つの論理サブ
セット(B(i)3、B(i)4)を含むものとしてア
ドレス指定し、奇数ランクの一連の操作(OP(i+
1))に対し最後の2つの物理セグメント(s3、s
4)を第1の2つの論理サブセット(B(i+1)1、
B(i+1)2)を含むものとしておよび第1の2つの
物理セグメント(s1、s2)を最後の2つの論理サブ
セット(B(i+1)3、B(i+1)4)を含むもの
としてアドレス指定するステップとを含む、請求項9に
記載の方法。
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