JPH0856288A - 4:2:2コンポーネント復号化装置 - Google Patents

4:2:2コンポーネント復号化装置

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Publication number
JPH0856288A
JPH0856288A JP6189365A JP18936594A JPH0856288A JP H0856288 A JPH0856288 A JP H0856288A JP 6189365 A JP6189365 A JP 6189365A JP 18936594 A JP18936594 A JP 18936594A JP H0856288 A JPH0856288 A JP H0856288A
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JP
Japan
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signal
color difference
luminance signal
dot clock
dot
Prior art date
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Pending
Application number
JP6189365A
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English (en)
Inventor
Fumio Inoue
文雄 井上
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 色の2次元周波数の高い画像(細かな文字
等)を復号化した場合でも、画像のエッジ部分の色を正
確に再現できる4:2:2コンポーネント復号化装置を
提供することを目的とする。 【構成】 遅延素子3、現在の輝度信号Y(n+1)、
1ドットクロック分前の輝度信号Y(n)、2ドットク
ロック分前の輝度信号Y(n−1)のどれに類似してい
るか判別する比較判別手段4、1ドットクロック分前の
輝度信号Y(n)や色差信号Cb(n),Cr(n)が
偶数画素か奇数画素かを判別する奇数画素偶数画素判別
手段5、ビデオエンコーダ8にアナログビデオ信号を出
力するD/Aコンバータ7に入力する色差信号Cb,C
rを現在の色差信号とするか1ドットクロック分前の色
差信号とするか2ドットクロック分前の色差信号とする
か切り換えるスイッチ6を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、より正確な色再現がで
きる4:2:2コンポーネント復号化装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年のマルチメディア指向の高まりの
中、米国の情報スーパーハイウェーやビデオ・オン・デ
マンドなど次世代インフラ構築の動きが活発になってき
ている。このようななかで画像圧縮技術は欠かせないも
のであり、その際ビデオ信号のデジタル化は必須であ
る。本来、スタジオ用デジタルコンポーネントテレビ信
号のためのITU−RS(旧CCIR)勧告601
「4:2:2コンポーネント復号化方式」は、テレビ会
議のH.261のCIF変換用ビデオ信号やMPEG2
の画像フォーマットの標準としてますます重要な地位を
占めてきている。
【0003】以下、従来の4:2:2コンポーネント復
号化方法を説明する。図4は従来の4:2:2コンポー
ネント復号化装置のブロック図、図5は同4:2:2コ
ンポーネント復号化方法における画面上の画素の位置を
示す図、図6は同4:2:2コンポーネント復号化方法
におけるタイミングを示す図、図7はITU−RS(旧
CCIR)勧告601「4:2:2デジタルコンポーネ
ントテレビ信号」の規格表である。図4において、1は
D/Aコンバータ、2はビデオエンコーダである。また
図5の(a)は輝度信号Yの画面上での位置を示し、
(b)は色差信号Cbの画面上での位置を示し、(c)
は色差信号Crの画面上での位置を示す。
【0004】図4において、D/Aコンバータ1は輝度
信号Yや色差信号Cb,Crをドットクロックに従って
アナログ化する。D/Aコンバータ1から出力されたア
ナログビデオ信号はビデオエンコーダ2で水平同期信号
と垂直同期信号が重畳され、コンポジットビデオ信号と
して出力される。このとき図5に示すように、4:2:
2デジタルコンポーネントテレビ信号は輝度信号Yの標
本化周波数に比べて色差信号Cb,Crの標本化周波数
が1/2であるために、輝度信号Yの画素数に比べて色
差信号Cb,Crの画素数は水平方向に半分しかない。
また色差信号Cb,Crは輝度信号Yの奇数画素部分に
対応する画素部分にしかデータがなく、輝度信号Yの偶
数画素部分に対応する色差信号Cb,Crは奇数部分で
補間されている。このことは、図7の標本化構造の欄に
「Cb,CrはYの奇数番目画素位置」と記述されてい
ることからもわかる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の
4:2:2コンポーネント復号化方法では、輝度信号Y
の偶数画素部分に対応する色差信号Cb,Crは、1ド
ットクロック分前の輝度信号Yの奇数画素部分に対応す
る色差信号Cb,Crで補間されており、このために奇
数画素部分は本来の色では表示がおこなわれない。この
ことは色の2次元周波数の低い画像(なだらかに色の変
化する画像等)の場合には色の再現にはほとんど影響は
ないが、色の2次元周波数の高い画像(細かな文字等)
で輝度信号Yの偶数画素部分に対応する色差信号Cb,
Crと1ドットクロック分前の輝度信号Yの奇数画素部
分に対応する色差信号Cb,Crの位相の変化が大きい
場合には色の再現に大きな影響が生じるという問題点が
あった。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、色の
2次元周波数の高い画像(細かな文字等)を復号化する
場合にも、より正確な色で復号化できる4:2:2コン
ポーネント復号化装置を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、輝
度信号、色差信号、水平同期信号、垂直同期信号を1ド
ットクロック分遅らせるための遅延素子と、現在の輝度
信号、1ドットクロック分前の輝度信号、2ドットクロ
ック分前の輝度信号の3つの輝度信号から1ドットクロ
ック分前の輝度信号が現在の輝度信号と2ドットクロッ
ク分前の輝度信号のどちらに類似しているか判別する比
較判別手段と、ドットクロックと1ドットクロック分遅
らせた水平同期信号から1ドットクロック分前の輝度信
号や色差信号が偶数画素か奇数画素かを判別する奇数画
素偶数画素判別手段と、比較判別結果と偶数画素奇数画
素判別結果からD/Aコンバータに入力する色差信号
を、現在の色差信号とするか1ドットクロック分前の色
差信号とするか2ドットクロック分前の色差信号とする
か切り換えるスイッチと、D/Aコンバータからアナロ
グビデオ信号が入力されてコンポジットビデオ信号を出
力するビデオエンコーダとから4:2:2コンポーネン
ト復号化装置を構成した。
【0008】
【作用】本発明は上記した構成により、輝度信号の偶数
画素部分に対応する色差信号について、1ドットクロッ
ク分前の輝度信号の奇数画素部分に対応する色差信号で
補間するか、1ドットクロック分後の輝度信号の奇数画
素部分に対応する色差信号で補間するか、1ドットクロ
ック分前の輝度信号と1ドットクロック分後の輝度信号
をもとに比較演算をおこない、スイッチで切り替えるこ
とにより、従来の1ドットクロック分前の輝度信号の奇
数画素部分に対応する色差信号でのみ補間する場合に比
べて2倍の精度で復号化することができる。したがって
色の2次元周波数の高い画像(細かな文字等)を復号化
した場合にもより正確な色を再現することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の一実施例における
4:2:2コンポーネント復号化装置のブロック図、図
2は同4:2:2コンポーネント復号化方法における画
面上の画素の位置を示す図、図3は同4:2:2コンポ
ーネント復号化方法におけるタイミングを示す図であ
る。
【0010】図1において、3は遅延素子、4は比較判
別手段、5は偶数画素奇数画素判別手段、6はスイッ
チ、7はD/Aコンバータ、8はビデオエンコーダであ
る。また、図2において(a)は輝度信号Yの画面上の
画素の位置を示し、(b)は色差信号Cbの画面上の画
素の位置を示し、(c)は色差信号Crの画面上の画素
の位置を示す。
【0011】以下、上記構成における4:2:2コンポ
ーネント復号化方法について説明をおこなう。4:2:
2デジタルコンポーネントテレビ信号の輝度信号Y(n
+1)、色差信号Cb(n+1),Cr(n+1)は遅
延素子3によって1ドットクロック分だけ遅延されてそ
れぞれ輝度信号Y(n)、色差信号Cb(n),Cr
(n)となる。また、これらの輝度信号Y(n)、色差
信号Cb(n),Cr(n)は遅延素子3によって1ド
ットクロック分だけ遅延されてそれぞれ輝度信号Y(n
−1)、色差信号Cb(n−1),Cr(n−1)とな
る。このうち輝度信号Y(n+1),Y(n),Y(n
−1)の3つの信号は比較判別手段4に入力される。
【0012】比較判別手段4では輝度信号Y(n)が1
ドットクロック分前の輝度信号Y(n−1)と1ドット
クロック分後の輝度信号Y(n+1)のどちらにより類
似しているかの判別をおこなう。この判別は例えば次の
ような方法でおこなう。輝度信号Y(n)と1ドットク
ロック分前の輝度信号Y(n−1)の差の絶対値が、輝
度信号Y(n)と1ドットクロック分後の輝度信号Y
(n+1)の差の絶対値よりも大きければ輝度信号Y
(n)はY(n+1)に類似していると、小さければ輝
度信号Y(n)はY(n−1)に類似していると判別す
る。これを数式で表わすと次のようになる。
【0013】|Y(n)−Y(n−1)|>|Y(n)
−Y(n+1)|のときY(n)はY(n+1)に類似 |Y(n)−Y(n−1)|≦|Y(n)−Y(n+
1)|のときY(n)はY(n+1)に類似 また、水平同期信号と垂直同期信号は輝度信号Y(n)
と位相を合わせるために遅延素子3で1ドットクロック
分だけ遅延させられる。この1ドットクロック分遅延さ
せた水平同期信号と1ドットクロック分遅延させた垂直
同期信号とドットクロックに基づいて偶数画素奇数画素
判別手段5は輝度信号Y(n)が偶数画素であるか奇数
画素であるかの判別をおこなう。
【0014】色差信号Cb(n+1),Cb(n),C
b(n−1)、色差信号Cr(n+1),Cr(n),
Cr(n−1)はそれぞれスイッチ6に入力され、比較
判別結果と偶数画素奇数画素判別結果に基づいてスイッ
チングがおこなわれる。以下、スイッチ6の動作につい
て色差信号Cbの場合で説明する。スイッチ6は色差信
号Cb(n+1),Cb(n),Cb(n−1)の3つ
の入力のうち、偶数画素奇数画素判別結果が奇数の場合
には色差信号Cb(n)を出力し、偶数画素奇数画素判
別結果が偶数の場合で比較演算結果が「Y(n)はY
(n+1)に類似」と判別した場合には色差信号Cb
(n+1)を出力し、偶数画素奇数画素判別結果が偶数
の場合で比較演算結果が「Y(n)はY(n−1)に類
似」と判別した場合には色差信号Cb(n−1)を出力
する。色差信号Crの場合も同様である。
【0015】それぞれのスイッチ6から出力されたC
b,Crと遅延素子3から出力されたY(n)はD/A
コンバータ7に入力されドットクロックにしたがってア
ナログビデオ信号に変換される。アナログビデオ信号は
ビデオエンコーダ8で水平同期信号と垂直同期信号が重
畳され、コンポジットビデオ信号となり出力される。
【0016】このように本実施例の4:2:2コンポー
ネント復号化方法によれば、輝度信号Yの偶数画素部分
に対応する色差信号Cb,Crを、1ドットクロック前
の輝度信号Yの奇数画素部分に対応する色差信号Cb,
Cr、もしくは1ドットクロック後の輝度信号Yの奇数
画素部分に対応する色差信号Cb,Crのどちらかで補
間することができるので、1ドットクロック前の輝度信
号Yの奇数画素部分に対応する色差信号Cb,Crでの
み補間する場合に比べて2倍の精度で復号化することが
できる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、
4:2:2デジタルコンポーネントテレビ信号で色の2
次元周波数の高い画像(細かな文字等)を復号化した場
合にもより正確に色を再現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における4:2:2コンポー
ネント復号化装置のブロック図
【図2】本発明の一実施例における4:2:2コンポー
ネント復号化方法における画面上の画素の位置を示す図
【図3】本発明の一実施例における4:2:2コンポー
ネント復号化方法におけるタイミングを示す図
【図4】従来の4:2:2コンポーネント復号化装置の
ブロック図
【図5】従来の4:2:2コンポーネント復号化方法に
おける画面上の画素の位置を示す図
【図6】従来の4:2:2コンポーネント復号化方法に
おけるタイミングを示す図
【図7】ITU−RS(旧CCIR)勧告601「4:
2:2デジタルコンポーネントテレビ信号」の規格表を
示す図
【符号の説明】
3 遅延素子 4 比較判別手段 5 偶数画素奇数画素判別手段 6 スイッチ 7 D/Aコンバータ 8 ビデオエンコーダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】輝度信号、色差信号、水平同期信号、垂直
    同期信号を1ドットクロック分遅らせるための遅延素子
    と、現在の輝度信号、1ドットクロック分前の輝度信
    号、2ドットクロック分前の輝度信号の3つの輝度信号
    から1ドットクロック分前の輝度信号が現在の輝度信号
    と2ドットクロック分前の輝度信号のどちらに類似して
    いるか判別する比較判別手段と、ドットクロックと1ド
    ットクロック分遅らせた水平同期信号から1ドットクロ
    ック分前の輝度信号や色差信号が偶数画素か奇数画素か
    を判別する奇数画素偶数画素判別手段と、比較判別結果
    と偶数画素奇数画素判別結果からD/Aコンバータに入
    力する色差信号を、現在の色差信号とするか1ドットク
    ロック分前の色差信号とするか2ドットクロック分前の
    色差信号とするか切り換えるスイッチと、前記D/Aコ
    ンバータからアナログビデオ信号が入力されてコンポジ
    ットビデオ信号を出力するビデオエンコーダとを備えた
    ことを特徴とする4:2:2コンポーネント復号化装
    置。
JP6189365A 1994-08-11 1994-08-11 4:2:2コンポーネント復号化装置 Pending JPH0856288A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006109173A (ja) * 2004-10-06 2006-04-20 Sony Corp 画像フィルタ回路及び補間処理方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006109173A (ja) * 2004-10-06 2006-04-20 Sony Corp 画像フィルタ回路及び補間処理方法

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