JPH0854555A - 微小機械式装置用の改良されたヒンジ - Google Patents

微小機械式装置用の改良されたヒンジ

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JPH0854555A
JPH0854555A JP7164120A JP16412095A JPH0854555A JP H0854555 A JPH0854555 A JP H0854555A JP 7164120 A JP7164120 A JP 7164120A JP 16412095 A JP16412095 A JP 16412095A JP H0854555 A JPH0854555 A JP H0854555A
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JP
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layer
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dmd
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JP7164120A
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Richard L Knipe
エル.ナイプ リチャード
Frank J Poradish
ジェイ.ポラディッシュ フランク
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Texas Instruments Inc
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D1/00Pinless hinges; Substitutes for hinges
    • E05D1/02Pinless hinges; Substitutes for hinges made of one piece
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B26/00Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
    • G02B26/08Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
    • G02B26/0816Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light by means of one or more reflecting elements

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  • Micromachines (AREA)
  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 微小機械的装置(10)の改良されたヒンジ
(12)を提供する。 【構成】 異なる材料の交互層(12a及び12b)か
らヒンジが製造される。第1の材料は製造工程における
適応性に基づいて選択され、第2の材料はその強度か、
又は第1の材料より比較的望ましい他の特性によって選
択される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は微小機械式装置(micro-
mechanical devices)に関し、更に詳細にはヒンジによ
る移動が可能な少なくとも1つの可動素子をもつ装置に
関連する。
【0002】
【従来の技術】電子機器の分野において様々な機械式装
置の小形化が最近開発されている。このような装置の典
型は、小型ギア、レバー、及びバルブである。これらの
『微小機械式』装置は、集積回路技術及び時には電気的
制御回路を共に使って製造される。一般的な用途には、
加速度計、圧力センサ、及びアクチュエータ(actuato
r)がある。他の例としては、微小機械式反射画素から
空間光変調器を形成することもできる。
【0003】微小機械式空間光変調器の一形式はデジタ
ル・マイクロ・ミラー装置(DMD)であり、時には変
形ミラー装置とも呼ばれる。DMDは数百又は数千の小
型傾斜ミラーの配列を有する。DMDに入射した光は各
ミラーから画像面に選択的に反射するか、又は反射せ
ず、画像を形成する。ミラーを傾斜させるため、各ミラ
ーは柱で支持された少なくとも一つのヒンジ上に取付け
られる。ミラーは空隙によって下にある制御回路上方に
隔てられる。制御回路は静電力(electrostaticforce
s)を提供し、各ミラーを選択的に傾斜させる。多くの
DMDにおいて、ミラーの端部は停止体(stop)として
機能する着地電極と接触する。
【0004】DMDを継続的に使用した後、変形の連続
によりヒンジが機械的リラクゼーションを受けることが
あり得る。このようなリラクゼーションを起こす他の要
因には、極温における作動がある。ヒンジのリラクゼー
ションが起こると、デバイスはもはや適切に作動しな
い。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の一面は
ヒンジによって支持された少なくとも一つの可動素子を
もつ一形式の改良微小機械式装置である。ヒンジは第1
の材料と第2の材料の交互の層をもつ。第1の材料は、
処理工程の流れに適応しやすい(amenability )ため従
来微小機械式ヒンジとして用いられていた形式である。
第2の材料は、第1の材料において比較的不十分な強度
又は熱安定性などの望ましい特性をいくつか有する。
【0006】本発明の利点は、DMD又は他の微小機械
式装置の作動寿命を延ばす、より適応性のあるヒンジを
提供することである。層に用いる材料は異なる所望の特
性に基づいて選択され得る。例えば処理工程の流れに適
応しやすいため従来ヒンジとして用いられている『ペア
レント』材料層が、ヒンジに強度を加える『強化(enha
ncer)』材料と互い違いにされ得る。従って、ヒンジの
製造方法は現存する微小機械式製造工程のエッチング化
学に対する実質的な変更を必要としない。
【0007】
【実施例】一例として、マイクロ・ミラー装置のある特
定の形式であるデジタル・マイクロ・ミラー装置、時に
は『変形ミラー装置』(DMD)とも呼ばれる装置に関
して、以下に記述する。背景として説明したように、D
MDは各々が制御回路の基板上に支持されている小型の
ヒンジミラーを有する。本発明はDMDの製造過程にお
いて、改良されたヒンジを提供するために用いられる。
【0008】DMDの一実施例は、画像形成であり、D
MDは画像面に選択的に光を反射する可撓性ミラーの配
列を有する。DMDによって形成された画像は、表示シ
ステムやノンインパクト印刷に用いることができる。D
MDの他の用途には、画像形成を含まない、光学ステア
リング(optical steering)や光学スイッチング(opti
cal switching )や加速度計などが考えられる。このよ
うな用途においては、『ミラー』は必ずしも反射するも
のでなくても良い。さらに、他の用途では、DMDはデ
ジタルモードよりアナログモードにおいて用いられてい
る。『DMD』という用語をここでは一般的に、基板か
ら空隙によって隔てられて少なくとも一つのヒンジに取
付けられている可撓性であり、それに関して可動の素子
をもつ微小機械式装置の一つの形式を含むものとして用
いている。
【0009】本発明はさらにヒンジに取付けられた可動
素子をもつ他の形式の微小機械式装置に用いることも可
能である。DMDの傾斜ビームのように他の微小機械式
装置もヒンジの変形によって移動する部位をもつことが
あり、使い過ぎ(over time)のヒンジの機械的リラク
ゼーションの可能性を引き起こしている。
【0010】図1及び図2は、DMDの単一ミラー素子
10を示す。図1においてミラー11は撓んでおらず、
図2ではミラー11が着地電極17に向かって傾くこと
により撓んでいる。前述のように、様々なDMDの実施
例においてこのようなビーム素子10を単一または配列
で用いることができる。
【0011】図1及び図2におけるミラー素子10は
『ねじれビーム』素子として周知である。片持ちばり
(cantilever)ビーム型または撓み(flexure )ビーム
型を含む、ビーム素子10の他の形式も製造できる。種
々の形式のDMDが米国特許番号4,662,746
号,発明の名称「空間光変調器及び方法」、同4,95
6,610号,「空間光変調器」、同5,061,04
9号,「空間光変調器及び方法」、同5,083,85
7号,「多レベル変形ミラー装置」、及び米国特許出願
番号08/097,824号に記載されている。これら
の特許は各々、テキサス・インスツルメンツ・インコー
ポレイテツドに譲渡されており、参照のためここに示し
た。
【0012】画像表示の用途において、光源がDMDの
表面を照射する。レンズシステムを用いてビーム素子1
0配列とほぼ同じ大きさに光を形作り、それらに向けて
この光をあてる。各ミラー素子10は支持柱13に取付
けられたねじれヒンジ12上の傾斜ミラー11をもつ。
これらの支持柱13は基板15上に伸びて形成される。
ミラー11は、基板15上に形成されたアドレス及びメ
モリ回路からなる制御回路14上に位置付けられる。
【0013】制御回路14のメモリセルのデータに基づ
く電圧がミラー11の対向するすみの下に位置する2つ
のアドレス電極16に供給される。選択的にアドレス電
極16に電圧を供給することによって、ミラー11とこ
れらのアドレス電極16との間に静電力が生成される。
静電力は各ミラー11を約+10度(on)又は約−10
度(off )傾け、これにより、DMD表面上の光照射が
調整される。『on』ミラー11から反射した光は表示光
学系を介して画像面に向う。『off 』ミラー11からの
光は画像面から離れた方へ反射する。その結果パターン
が画像を形成する。ミラー11が『on』である各画像フ
レームの時間の割合がグレーの濃さを決定する。色はカ
ラー・ウィール(color wheel)又は3−DMDセット
アップにより加えることができる。
【0014】実際上、ミラー11及びそのアドレス電極
16がコンデンサを形成する。適性電圧がミラー11及
びそのアドレス電極16に供給されると、静電力(引き
つけ、または反発する)によってミラー11が引きつけ
るアドレス電極16の方に傾斜する、あるいは反発する
アドレス電極16から離れて傾斜する。ミラー11はそ
の端が下にある着地電極17に接触するまで傾斜する。
【0015】アドレス電極16及びミラー11の間の静
電力がなくなると、ヒンジに蓄積されたエネルギーが復
元力を生成し、ミラー11を反射する前の位置に戻す。
ミラー11がその反射する前の位置に戻るのを助ける適
性電圧をミラー11又はアドレス電極16に供給するこ
ともできる。
【0016】図1及び2に示すように、ヒンジ12は異
なる材料の交互層12a及び12bを含む。後述のよう
に、一つの層はその材料が装置製造工程の流れに適応し
やすいために、このようなヒンジに典型的に用いられる
『ペアレント』材料から作られる。もう一つの層は、強
度や熱安定性などの所望の特性をヒンジにいくらか付加
する『強化』材料である。この説明の一例として、層1
2a及び12bはそれぞれ、アルミニウムとアルミナで
あり、アルミナはより強い材料である。ヒンジ12の全
体の厚さは100から1000オングストロームの範囲
であり、層12a及び12bの厚さがこの全体の厚さの
一部になっている。2つの層のみを用いたのは説明のた
めであって、典型的なヒンジ12は各材料の交互層を幾
つか有して良い。他の例として、強化材料は強化材料の
中心層がその上下にペアレント材料があるようにペアレ
ント材料で封止されてもよい。
【0017】図3はヒンジ12の断面図である。この例
では4層のペアレント材料12a及び3層の他の材料1
2bがある。層12aの厚さは各々約75オングストロ
ームであり層12bの厚さは各々約50オングストロー
ムである。
【0018】前述のように、ペアレント材料は微小機械
式装置の製造中に用いられる従来の工程への適応性で選
択される。この基準に従うと、ペアレント材料は基本的
にアルミニウムである。アルミニウムは、様々な理由に
より、同じ装置の他の構造にアルミニウムが適している
故に、ペアレント材料として選択されるに適している。
さらに、特にヒンジに関していえば、アルミニウムはフ
ォトレジストエッチングなどのパターニング工程に適し
ている。この説明の目的のために層12aに使われるペ
アレント材料のこの特性は、その『処理工程に対する適
応性』として言及され、そのペアレント材料は微小機械
的装置に従来用いられている形式のものを意味する。
【0019】『強化』材料は第1の材料に欠けている特
性のために選択される。この例では第2の材料は、ペア
レント材料のリラクゼーションを押さえる。これは第2
の材料がペアレント材料よりより強い(よりしなやかで
ない)場合に成される。従って、強化材料はアルミナで
ある。
【0020】ヒンジの強度を強める要望のあるとき、ア
ルミナは層12bの材料として考えられる単なる一つの
候補に過ぎない。層12bの他の候補はチタニウム、チ
タニウム−タングステン合金、タングステン、タンタラ
ム、クロミウム、亜鉛硫化物、ポリシリコン、二酸化シ
リコン、銅、モリブデン、ニッケル及び窒化アルミニウ
ムである。これらの各材料はアルミニウムより固有の強
度(inherent strength )が強く、繰り返し変形したの
ちも材料の一区間(a strip of)はそれほどの急激に応
力を失うことはない。
【0021】材料の他の組合わせも他のパフォーマンス
基準を改良することができる。温度安定性は、ペアレン
ト材料より温度範囲の広いより安定性のある材料層を付
加することによって改良できる。
【0022】図4から7は、ヒンジ12を形成するため
に使う本発明の方法を示す。例示のため、前述の形式の
DMDの単一ミラー素子10の製造に関して本発明の方
法を説明する。典型的にこの方法は、ビーム素子10の
配列をもつDMDの製造工程中、あるいは少なくとも一
つの可動素子をもつ他の微小機械的装置の製造工程中に
おいて実施される。
【0023】一般的に、図4から7の工程は、ヒンジ1
2の層をデポジットする代替的工程を含む。例示のた
め、2層のみのデポジションを説明するが、付加デポジ
ション工程を実施することによって、より多くの層をデ
ポジットすることも可能であることを理解されたい。
【0024】図4において、フォトレジスト・エッチン
グなどのような工程によって支持柱13が基板15上に
パターニングされる。スペーサ材料40がデポジットさ
れ、柱13の間の空隙を埋めてスペーサ40の上面が実
質的に柱13の頂点と同平面になるようする。
【0025】ヒンジ層12aの第1の層42が、スペー
サ材料40の上面及び支持柱13の上面によって提供さ
れた表面上にデポジット及びパターニングされる。その
後ヒンジ層12bの第2の層44が、第1の層42上に
デポジット及びパターニングされる。両方の層のデポジ
ションは、スパッタリングのような従来の手段で行われ
てよい。パターニングは図1及び2にはっきり見られる
ヒンジパターンを形成する。上記のように第1の層42
及び第2の層44は、異なる材料からなり、一つの材料
はペアレント材料であって処理に適応しやすく、もう一
つの材料はペアレント材料に比較的不足しているパフォ
ーマンス基準を改良した強化材料である。前述にあるよ
うに、層42及び44の2つの材料はそれぞれアルミナ
及びアルミニウムである。しかし、前述のような他の材
料も各材料に用いることができる。
【0026】図5において、酸化物層52が層44上に
デポジットされ、パターニング及びエッチングされて支
持柱13上方に層44の酸化物帯を形成する。その後ミ
ラー層54が、酸化物層52が残っている部分上と同様
に層42の露出面上にデポジットされる。ミラー層54
の材料は、反射性を理由に一般的にアルミニウムであ
り、それは層44の『処理工程に対する適応性』に一致
する。この説明の例では層44のみがエッチングされる
が、図5に示すようにヒンジ12a及び12bの一部を
除去するエッチングでもよい。各材料の多重層をもつヒ
ンジ12に関しては、両方のタイプの材料層上でエッチ
ングが成され得る。
【0027】図6において、酸化物層52の酸化物に対
し選択的な工程でミラー層54がパターニング及びエッ
チングされる。図6と共に図1及び2にあるように、各
ミラー素子10毎にミラー11が形成される。
【0028】図7において、スペーサ材料40及び酸化
物層52の残った部分が除去される。これによりミラー
11が前述のように回転できる。図1及び2に示すよう
に、ヒンジ12は2つの層12a及び12bから構成さ
れ、12bはミラー11と同じ材料のペアレント層であ
る。このようにヒンジ層12bも反射性があり、ミラー
11と同様に後続の処理工程に適応しやすい。
【0029】図8は、本発明における層状のヒンジと、
アルミニウムの単一層で形成されたヒンジとの比較を示
す。図8の比較におけるほか、ヒンジは図1及び2に示
されたミラー素子10のヒンジ12として使われ、ヒン
ジ12は各々が約120オングストロームの厚さの4層
のアルミニウムと、各々が約30オングストロームの厚
さの5層のアルミナを有していた。
【0030】比較は、ミラー11を各方向に傾けるのに
必要な最小アドレス電圧の増加量として測定した負荷リ
ラクゼーションに関する。最低アドレス電圧が下にある
制御回路14によって生成された最大値に達すると、ミ
ラー素子10はフェイル(fail)すると考えられる。1
00時間のオペーレーション後、非層状ヒンジはフェイ
ルした。しかし、層状ヒンジは600時間のオペレーシ
ョン後フェイルした。本発明は特定の実施例を参照して
説明されたが、本説明が限定的な意味に解釈されること
を意図しているのではない。開示された実施例の種々の
変形及び他の実施例も、本説明を参照すればこの技術の
分野の習熟者にとって明白である。したがって、添付の
特許請求の範囲はあらゆるこれらの変形及び組合せを包
含することを意図する。
【0031】以上の説明に関して更に次の項を開示す
る。
【0032】(1) ヒンジによって支持されるすくな
くとも一つの可動素子を有する改良された微小機械式装
置の一形式であって、第1及び第2の材料の交互層を有
するヒンジであって、前記第1の材料が前記微小機械的
装置の処理に適応しやすく、前記第2の材料が前記第1
の材料よりよりしなやかでないという改良点を含む微小
機械式装置。
【0033】(2) 第1項に記載の装置において、前
記第1の材料が基本的にアルミニウムである装置。
【0034】(3) 第2項に記載の装置において、前
記第2の材料が基本的にアルミナである装置。
【0035】(4) 第2項に記載の装置において、前
記第2の材料が基本的にチタニウムである装置。
【0036】(5) 第2項に記載の装置において、前
記第2の材料が基本的にタングステンである装置。
【0037】(6) 第2項に記載の装置において、前
記第2の材料が基本的にタンタラムである装置。
【0038】(7) 第2項に記載の装置において、前
記第2の材料が基本的にクロミウムである装置。
【0039】(8) 第2項に記載の装置において、前
記第2の材料が基本的に亜鉛硫化物である装置。
【0040】(9) 第1項に記載の装置において、前
記第2の材料が基本的に窒化アルミニウムである装置。
【0041】(10) ヒンジに取付けられたすくなく
とも一つの可動素子をもつ微小機械式装置の改良された
ヒンジ製造方法であって、前記改良点は、基板上に第1
の材料層をデポジットし、前記第1の材料は前記微小機
械的装置の処理に適応しやすく、前記第1の層上に第2
の材料層をデポジットし、前記第2の材料は前記第1の
材料よりよりしなやかでなく、前記第1又は第2の層又
は両方をエッチングして前記ヒンジをパターニングする
工程を含む方法。
【0042】(11) 第10項に記載の装置におい
て、前記第1の材料は基本的にアルミニウムである装
置。
【0043】(12) 第11項に記載の装置におい
て、前記第2の材料は基本的にアルミナである装置。
【0044】(13) 第11項に記載の装置におい
て、前記第2の材料は基本的にチタニウムである装置。
【0045】(14) 第11項に記載の装置におい
て、前記第2の材料は基本的にタングステンである装
置。
【0046】(15) 第11項に記載の装置におい
て、前記第2の材料は基本的に窒化アルミニウムである
装置。
【0047】(16) デジタル・マイクロ・ミラー装
置(DMD)であって、少なくとも一つの着地電極、支
持柱、前記支持柱から伸びるヒンジ、及び前記ヒンジに
取付けたミラーがその上で形成される基板であって、提
供される力に応じて前記ミラーが前記着地電極のほうに
移動するように前記ヒンジが変形でき、前記ヒンジが第
1の材料及び第2の材料の交互層をもち、前記第1の材
料は前記DMDの処理に対する適応性で選択され、第2
の材料は前記第1の材料より比較的強度が高くなるよう
に選択されることを含むデジタル・マイクロ・ミラー装
置。
【0048】(17) 第16項に記載の装置におい
て、前記第1の材料は基本的にアルミニウムである装
置。
【0049】(18) 第17項に記載の装置におい
て、前記第2の材料は基本的にアルミナである装置。
【0050】(19) 第18項に記載の装置におい
て、前記第1の材料層は約75オングストロームの厚さ
であって、前記第2の材料層は約50オングストローム
の厚さである装置。
【0051】(20) 第16項に記載の装置におい
て、前記各層の厚さが100オングストロームより薄い
装置。
【0052】(21) 異なる材料の交互層12a及び
12bからヒンジが製造される。第1の材料は製造工程
における適応性に基づいて選択され、第2の材料はその
強度か、又は第1の材料より比較的望ましい他の特性に
よって選択される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によって製造した微小機械式装置、つま
りデジタル・マイクロ・ミラー装置(DMD)、の1つ
の形式の非撓性ビーム素子を示す。
【図2】撓み位置にある図1のビーム素子を示す。
【図3】図1及び2のヒンジを示す。
【図4】本発明におけるヒンジをもつDMDの製造方法
を示す。
【図5】本発明におけるヒンジをもつDMDの製造方法
を示す。
【図6】本発明におけるヒンジをもつDMDの製造方法
を示す。
【図7】本発明におけるヒンジをもつDMDの製造方法
を示す。
【図8】本発明におけるヒンジの操作寿命を従来のヒン
ジと比較して示す。
【符号の説明】
10 ミラー素子 12 ヒンジ 13 支持柱 14 制御回路 15 基板 16 アドレス電極 17 着地電極

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒンジによって支持されるすくなくとも
    一つの可動素子を有する改良された微小機械式装置の一
    形式であって、 第1及び第2の材料の交互層を有するヒンジであって、
    前記第1の材料が前記微小機械的装置の処理に適応しや
    すく、前記第2の材料が前記第1の材料よりよりしなや
    かでないという改良点を含む微小機械式装置。
  2. 【請求項2】 ヒンジに取付けられたすくなくとも一つ
    の可動素子をもつ微小機械式装置の改良されたヒンジ製
    造方法であって、前記改良点は、 基板上に第1の材料層をデポジットし、前記第1の材料
    は前記微小機械的装置の処理に適応しやすく、 前記第1の層上に第2の材料層をデポジットし、前記第
    2の材料は前記第1の材料よりよりしなやかでなく、 前記第1又は第2の層又は両方をエッチングして前記ヒ
    ンジをパターニングする工程を含む方法。
  3. 【請求項3】 デジタル・マイクロ・ミラー装置(DM
    D)であって、 少なくとも一つの着地電極、支持柱、前記支持柱から伸
    びるヒンジ、及び前記ヒンジに取付けたミラーがその上
    で形成される基板であって、提供される力に応じて前記
    ミラーが前記着地電極のほうに移動するように前記ヒン
    ジが変形でき、前記ヒンジが第1の材料及び第2の材料
    の交互層をもち、前記第1の材料は前記DMDの処理に
    対する適応性で選択され、第2の材料は前記第1の材料
    より比較的強度が高くなるように選択されることを含む
    デジタル・マイクロ・ミラー装置。
JP7164120A 1994-06-30 1995-06-29 微小機械式装置用の改良されたヒンジ Pending JPH0854555A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US268741 1994-06-30
US08/268,741 US5652671A (en) 1994-06-30 1994-06-30 Hinge for micro-mechanical device

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0854555A true JPH0854555A (ja) 1996-02-27

Family

ID=23024266

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7164120A Pending JPH0854555A (ja) 1994-06-30 1995-06-29 微小機械式装置用の改良されたヒンジ

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5652671A (ja)
EP (1) EP0690329B1 (ja)
JP (1) JPH0854555A (ja)
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