JPH08511115A - Ｓｉｍカード及び標準カード用のｓｍｔリーダー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 特にＳＩＭカード及び標準的なカード用のＳＭＴリーダーが提供され、このＳＭＴリーダーにおいては、接触ブロックが使用される。

Description

【発明の詳細な説明】 ＳＩＭカード及び標準カード用のＳＭＴリーダー 技術分野 本発明は、ＳＩＭカード並びに標準的なチップカードに接触させるために使用 されるようになされた、リーダー又は接触装置に関する。 より詳細には、本発明は、ＳＭＴリーダーに関する。 本発明は、極めて小さい寸法を有すると共に、別個に設けられるガイド手段が 特に設けられた、ブロックを用いて、大きなカード並びに小さなカードに接触さ せる技術に関する。 上記２つのカードのいずれを使用するかの選択が可能であり、上記ガイド手段 は、シールド要素としても使用することができる。本発明のリーダーは、特にＳ ＭＴの機能を有する必要がある。 後に幾分詳細に説明する本発明の特徴によって、その上に本リーダーを設ける のが好ましいプリント回路板を、良好に使用することができる。 また、電話機を特定のカードに合わせて製造する必要がなくなる。 背景技術 従来技術に関しては、フレームによって形成された接触サポートを備える、い わゆる「ハンダ付けリーダー（ｓｏｌｄｅｒｉｎｇ−ｒｅａｄｅｒ）」を参照さ れたい。そのようなリーダーは、プリント回路板上に、比較的大きなスペースを 必要とする。また、上記リーダーは、ＳＭＴ技術と共に使用することができない 。更に、上記周知のリーダーは、ＳＩＭカードに適していない。 ＤＥ−ＯＳ４０２９５４６は、大きなカード又は小さなカードを収容するよう になされたリーダーを記載している。しかしながら、そのようなタイプのリーダ ーは、上記異なるカードの１つに対して、工場で製造する必要がある。ユーザ自 身は、そのリーダーにどのカードを使用することができるかを選択することがで きない。 発明の開示 本発明によれば、ＧＳＭ／ＳＩＭカードよりも小さいか、あるいは、ほんの僅 か大きい、接触ブロックが提供される。このようにすると、他の要素に使用可能 な自由なスペースが極めて大きくなる。上記接触ブロックには、中心決め及び取 り付け手段を設けることができる。 ハンダ付けの端子が、上記ブロックから、カードの挿入方向、あるいは、反対 の方向に伸長することができる。上記接触ブロックには、凹所を設けることがで き、該凹所は、上記ブロックを底部プレートを介して挿入し、上記プレートによ って押さえつけることを可能とする。 上記接触ブロックには、他のブロックを連続的に配列することができ、上記接 触ブロックは、取り扱い及び位置決めを行うための、面を有することができる。 上記カードガイド手段は、上記ブロックを使用する装置に設けることができる 。 上記カードガイド手段はまた、プラスチック材料、金属処理されたプラスチッ ク材料、あるいは、金属から形成される、追加の要素とすることができる。 金属のガイド手段は、プリント回路板への直接的な接触をもたらすことができ る。 カードガイド手段は、カードの端部位置スイッチを収容するようにすることが できる。 第２のカードガイド手段はＳＩＭカードを受けるために設けられている。第２ のガイド手段は分離できるか、又ＳＩＭカード用の第２のカードガイド手段の収 容手段は、カードの平面に対して直交する方向に運動し、上記カードのスロット は、大きなカードを使用するために、開放される。 上記収容手段を、高い位置へ移動できるように、支持することができるか、あ るいは、上記収容要素を一側部に支持することができる。 大きなカードが取り除かれた後に、第２のカード手段が、その出発位置へ戻り 、小さなカードを収容する準備を行う。 端部位置スイッチは、大きなカードで、直接作動されることができ、また、小 さなカードによって、上記第２のカードガイド手段を介して、間接的に作動させ ることができる。 本発明の好ましい実施例によれば、接触ブロックは、標準的なカードリーダー （短い、チップカード・リーダー）及び／又はＳＩＭカード・リーダーを設計す るために使用することができる。接触ブロックは、実質的に、ＳＩＭカードの周 方向の寸法を有するのが好ましく、従って、上記接触ブロックは、単に、ＳＩＭ ブロックと呼ぶことができる。また、上記ＳＩＭブロックは特に、プリント回路 板と共に使用して、チップカード・リーダーを形成することができる。プリント 回路板としては、フレキシブルプリントを有する金属プレートを用いることもで きる。 より詳細には、本発明の実施例によれば、チップカード・リーダーは、接触ブ ロック又はＳＩＭブロックをプリント回路板又は他の要素に固定して取り付ける ことにより、実現することができ、そのような場合には、上記ブロックは、ＳＭ Ｔ技術によって、接続されるのが好ましい。チップカードのために必要とされる ガイド手段は、例えば、上記ＳＩＭブロックの周囲に配列され、特にプリント回 路板に固定して取り付けられた、フレームによって、ＳＩＭブロックとは別個に 設けられる。そのようなフレームにおいては、チップカードの側縁部用のガイド 手段が設けられる。上記フレームのプリント回路板における取り付けは、プラス チック材料からフレームと一体に形成されるピンによって行うのが好ましく、そ のようなピンは、上記プリント回路板の開口の中に挿入されるようになされてい る。次に、上記ピンは、プリント回路板の底部側から押圧作用を受ける。また、 プリント回路板におけるＳＩＭブロックの取り付けは、プラスチック材料製のＳ ＩＭブロックと一体に形成されたピンによって、行われるのが好ましい。また、 ガイド手段は、止め手段も形成するのが好ましく、該止め手段は、カードがリー ダーの中に挿入されて、読み取り位置に達した後に、カードを読み取り位置にロ ックする。 本発明の別の実施例によれば、直前に説明した実施例の短い変形例が提供され 、この変形例は、チップカード用のロック手段すなわち止め手段を省いて、上記 ガ イド手段を、チップカードの長さの半分にだけ沿って設けることにより、提供さ れる。 本発明の別の実施例によれば、ＳＩＭブロックとも呼ばれる接触ブロックを用 いて、チップカード・リーダーを実現する。しかしながら、そのような接触ブロ ックは、ＳＩＭカードも読み取ることができるように設計される。この目的のた めに、上記ＳＩＭブロックは、カードガイド手段に関して、適正な位置に設けら れ、アダプタ手段が、同じリーダーがチップカード又はＳＩＭカードのいずれか を読み取るすなわちいずれかに接触することを確実にする。本発明の特徴により 、低コストで製造することのできる、チップカード・リーダー又はＳＩＭカード ・リーダーが提供され、そのような低コストが実現される理由は、特に、必要と される要素の供給を維持することが、より簡単であるからである。ＳＩＭカード を読み取るように、すなわち、ＳＩＭカードに接触するように設計された接触ブ ロックは、チップカードを読み取るように、すなわち、チップカードに接触する ようにも、使用することができる。 本発明の別の効果、目的及び詳細は、添付の図面を参照しながら、本発明の実 施例の説明を読むことにより、認識することができる。 図面の簡単な説明 図面において、 図１、図２及び図３は、ＳＩＭカード及び標準カード用のＳＭＴ型のリーダー の第１の実施例の概略図であり、 図４乃至図１１は、本発明のチップカード（回路素子カード）の第２の実施例 を示しており、図４は、概略的な平面図であり、図５は、線Ａ−Ｂに沿う概略的 な断面図であり、図４及び図６は、側方立面図であり、図７は、図４のチップカ ード・リーダーを右側から見た側方立面図であり、図８は、図４のリーダーの概 略的な断面図であり、図９は、プリント回路板を縮小して示す平面図であり、図 １０は、図４のチップカード・リーダーを左側から見た概略的な立面図であり、 図１１は、チップカード用のガイド手段を形成する、図４のチップカード・リー ダーのフレームの底部の平面図であり、 図１２乃至図１４は、本発明の第３の実施例に関するものであって、図１２は 、図４と同様の平面図であり、図１３及び図１４は、図５及び図６とそれぞれ同 様な、断面図及び側方立面図をそれぞれ示しており、 図１５乃至図２１は、チップカード・リーダー及び／又はＳＩＭカード・リー ダーの第４の実施例を示しており、図１５は、リーダーの概略的な平面図を示し ており、図１６は、図１５の線Ｇ−Ｈに沿う概略的な断面図であり、図１８は、 図１５のリーダーを右側から見た側方立面図であり、図１９は、図１５の線Ｅ− Ｆに沿う概略的な断面図であり、図１９は、エンボシングすなわちエンボスを有 するチップカードを示しており、図２０には、標準的なチップカードが挿入され た状態を示しており、図２１は、リーダーの中へ挿入されているＳＩＭカードを 示している。 発明を実施するための最良の状態 図１、図２及び図３には、チップカード１が示されており、該チップカードは 、図２に従って、端部位置スイッチ２によって作動されている。第１のガイド手 段５並びに、第２のガイド手段が、接触ブロック３と共に設けられている。 本発明によって、以下の効果が得られる。 １． プリント回路板への取り付けが可能であり、「表面取り付け技術（”Ｓ ＭＴ”」を用いることができ、取り扱い及び位置決めが可能である。 ２． 上記回路板に要素を設けることのできる自由なスペースが、極めて大き い。 ３． 大きいカード及び小さなカード、（ＳＩＭ）カードを選択的に使用する ことができる。 ４． シールド手段を設けるのが容易である。 ５． 上記カードガイド手段を装置（チップカード・リーダーが使用される） の一部とすることができる。 ６． 製造コストが最小である。 図４乃至図１１には、チップカード・リーダー１０１の第２の実施例が示され ている。チップカード・リーダー１０１は、接触ブロック１３が固定して取り付 けられているプリント回路板１０によって形成されるのが好ましい。ガイド手段 １４（図４参照）は、チップカード１が読み取り位置へ移動する際に、該チップ カードを案内するようになされており、上記ガイド手段１４は、上記読み取り位 置に達した時に、チップカード１のカード接触１６が、接触ブロック１３の対応 する接触要素２０に整合するように、接触ブロック１３を適宜な態様で包囲して いる。接触要素２０は、ＳＭＴのデザインに適したものであるのが好ましい、端 子すなわち終端部２２を有している。更に、端部位置スイッチ用の接触要素２１ が設けられている。接触ブロック１３の側部は、ＳＩＭカードの接触領域のサイ ズに概ね対応しているので、ＳＩＭブロックと呼ぶこともできる、接触ブロック １３は、取り付け手段２３を備えており、該取り付け手段によって、上記ブロッ クを、プリント回路板に固定して取り付けることができる。上記取付具すなわち 取り付け手段は、２つのピンの形態として設けられるのが好ましく、対角線上で 対向するピン２４、２５が、プラスチック材料から成るＳＩＭブロック１３と一 体に形成されるのが好ましい。ＳＩＭブロック１３は、実質的に、絶縁体を備え ており、該絶縁体には、例えばチャンバの中に、接触要素２０が設けられている 。要件（リーダーが、標準的なカード又はＳＩＭカード用に形成されているか否 か）に応じて、上記ＳＩＭブロック１３の供給を維持することは非常に簡単であ り、そのようなＳＩＭブロックは、プリント回路板に固定して設けることができ る。そのようなプリント回路板１０が、図９に概略的に且つかなり縮小した状態 で示されており、図９は、接触ブロック１３の上記ピン２４、２５を収容するよ うになされた、孔１２４、１２５を示している。上記ピン２４、２５は、回路板 １０に圧接するまで、該回路板を通って該回路板を越えて突出し、これにより、 上記接触ブロックを回路板に取り付けることを可能とするのが好ましい。図示の ように、回路板１３は、概ね矩形状の形態を有しており、カード接触１６用の接 触要素２０は、終端部２２の一側部と共に突出し、プリント回路板の導電路すな わち導通路に弾性的に接触するようになされるのが好ましい。 チップカード１用のガイド手段１４は、実質的に、フレーム１３を備えており 、該フレームの長手方向の断面は、Ｕ字形状であるのが好ましい。上記フレーム １３は、上方壁３１と、第１の側壁３２と、第２の側壁３３と、前方壁３４と、 後方壁３５とを形成している。上記各々の第１及び第２の側壁の中には、カード １を案内するための、長手方向のスロット３６、３７が設けられている。フレー ム３０は、プラスチック材料から形成されるのが好ましい。後方壁３５には、接 触ブロック１３へのアクセスを提供する、切欠部３９（図７）が設けられている 。上方壁３１のアクセス４０（図８）は、エンボスを有するチップカード１の挿 入を許容する。上方壁３１はまた、カード1の方を向いたガイド係合面４１を形 成しており、これにより、カード１は、図８に示す読み取り位置に達した後に、 そのカード接触１６で接触要素２０に対して、安全に接触した状態で、圧接され る。 フレーム３０は、取り付け手段によって、回路板１０に固定して取り付けられ ており、上記取り付け手段は、ピン４３、４４、４５、４６によって形成される のが好ましく、これらピンは、プラスチック材料から成るフレームと一体に形成 されるのが好ましい。上記ピン４３−４６は、図９に概略的に示すように、回路 板１０の穴１４３、１４４、１４５、１４６の中に挿入されるようになされてお り、これにより、回路板１０の底側部を越えて伸長する上記ピンの各端部は、図 ５に示す態様で、上記底側部に圧接される。上方壁３１の長さは、該上方壁の自 由端に、止めフック４８、４９の形態であるのが好ましい、止め手段４７が設け られて、チップカード１をその読み取り位置に係止するような、長さになされる のが好ましい。上記止め手段すなわちロック手段４８、４９に隣接して、グリッ プ部分５１が、上方壁３１に設けられ、これにより、カード１を読み取り位置か ら取り除くことができるようにするのが好ましい。 本発明の第３の実施例が、図１２乃至図１４に示されている。この第３の実施 例によれば、図４乃至図１１の実施例と同様に、ＳＩＭブロック１３を用いた、 チップカード・リーダー１０２が提供される。その点に関しては、上述の記載を 参照されたい。上述の実施例とは異なり、チップカード用のガイド手段は、Ｕ字 形状の断面を有するのが好ましいフレーム５４によって形成されており、該フレ ームは、フレーム３０と概ね同じ設計のものであるが、より短い側壁５４、５６ を有しており、これら側壁は、これも短い長手方向のスロット３６’、３７’を 形成している。このようにすると、よりコンパクトな構造が得られる。短い構造 のために、ピン４６’は、ピン４４に接近している。 図１５乃至図２１は、本発明の第４の実施例、すなわち、チップカード・リー ダー並びにＳＩＭカード・リーダーとして使用することのできる、リーダー１０ ３を示している。リーダー１０３は、ハウジング６０を備えている。ハウジング ６０は、第１の側壁６１と、第２の側壁６２と、後方壁６３と、上方壁６４と、 前方壁６５とを備えている。リーダー１０３は、上記ハウジング６０に加えて、 ＳＩＭブロック６８と呼ばれる接触ブロックを備えており、該ＳＩＭブロック６ ８は、上述の実施例の接触ブロック１３と類似しているが、異なる点を有してい る。リーダー１０３は、アダプタ・プレート１３０も備えており、該アダプタ・ プレートは、標準的なカードすなわちチップカード１、又は、チップカード１よ りも小さいカードであるＳＩＭカード（符号１００で囲んだ部分を参照）を読み 取ることを可能とし、いずれの場合においても、チップカード又はＳＩＭカード のカード接触によって形成される接触領域は、同じであるか、あるいは、類似し ている。 チップカード１を案内するために、ガイド手段７２が設けられており、該ガイ ド手段は、本発明によれば、側壁５５、５６のガイドスロット７３、７４によっ て形成されるのが好ましい。これらスロット７３、７４は、接触ブロックの上側 部９０（図２１）に対して、実質的に平行に伸長している。スロット７３、７４ は更に、チップカード１が挿入される時に、アダプタ・プレート２０が、離れる 方向に移動し、これにより、チップカード１のカード接触１６が、接触ブロック ６８の接触要素に、好ましくは弾性的に、係合するように、配列されるのが好ま しい。 上方壁６４には、凹所７５、７６（図１９）が設けられている。 ハウジング６０は更に、止め手段７７（図２１）を形成し、該止め手段は、接 触ブロック６８を、好ましくは止め作用によって、ハウジング６０の作動位置に 取り付ける目的を果たす。より詳細に説明すると、止め手段７７は、直径方向に おいて対向して配列される、２つのアーム７８を備えている。図１９乃至図２１ は、上記止めアーム７８の一方だけを示しており、対角線上で対向して配列され る止めアームは、見ることができない。止めアーム７８は、スロット７９を用い て、ハウジング６０の底部壁によって形成されるのが好ましい。止めアーム７８ は、接触ブロック６８の挿入を簡単にするための、傾斜面８０を備えている。止 めアーム７８は更に、止め面８１を備えており、該止め面は、該接触ブロック６ ８の対向する止め面８２と協働する。 図２１に最も良く示すように、底部壁６６は、好ましくは曲がったアーム８４ を形成し、該アームは、接触ブロック６８の対向する係合面８６に当接すること のできる、係合面８５を形成している。 さらに底部壁６６は２つの凹部８７，８８を形成している（図２１参照）。 接触ブロック６８は、バネ要素２０を備えている。バネ要素２０は、偏倚され るのが好ましく、また、それらバネ要素がカード接触１６に接触する領域におい て、傾斜した構造を有するのが好ましい。上述の上方面９０に対して平行に、上 方側部９１が伸長しており、該上方側部は、ハウジング６０によって、整合した 状態で形成されるのが好ましい。 ＳＩＭカード１００（既に説明した）の輪郭が、図１５に概略的に示されてい る。 アダプタ・プレート７０の形態の、本発明のアダプタ手段は、チップカード１ 又はＳＩＭカード１００の選択的な挿入を許容する。アダプタ・プレート７０は 、２つのプレート部分１１１、１１２を備えており、これらプレート部分は各々 、バネ要素１１３、１１４をそれぞれ備えており、これらバネ要素１１３、１１ ４は、底部壁６６の内側の下方面に係合している。中間部分１１５（図２０）が 、上記２つのプレート部分１１１、１１２を接続している。ＳＩＭカード１００ を挿入するための、ＳＩＭカード用のガイド手段１１６が設けられている。プレ ート部分１１１、１１２は共に、その側縁部に、作動アーム１１８を形成してお り、これら作動アームは、図１６に示すように、アダプタ・プレート７０の下方 への 運動を不可能にし、これにより、通常のすなわち標準的なチップカード１は、ガ イド手段７２、７３によって案内されて、アダプタ・プレート７０に邪魔される ことなく、読み取り位置へ移動することができる。 図１９及び図２０は各々、挿入されたチップカードを示しており、図１９は、 エンボスを有するチップカード１を示し、一方、図２０は、通常のチップカード 、すなわち、エンボスを持たないチップカードを示している。アダプタ・プレー ト７０が、バネ要素１１３、１１４の作用に抗して動くことは、容易に理解する ことができる。従って、チップカード１が、ハウジング６から引き抜かれると、 切欠部（ここには図示しない）の存在によって、アダプタ・プレート７０は、図 ２１に示す位置へ戻る。 図２１においては、ＳＩＭカード１００が挿入されている。すなわち、ＳＩＭ カードは、アダプタ・プレート７０によって形成されるのが好ましい開口の中に 位置しており、また、ＳＩＭカードは、ＳＩＭブロック６８の接触要素２０に対 して、弾性的に圧接されている。 ＳＩＭブロック６８は、上述のように、好ましくは止め手段の作用によって、 底部壁６６に取り付けられる。ＳＩＭブロックには、更に、ウイング９２、９３ が設けられており、これらウイングは、ハウジング６０の対応する部品における 、安全な当接を可能とする。

【手続補正書】特許法第１８４条の８ 【提出日】１９９５年８月１０日 【補正内容】 請求の範囲 １．チップカード又はＳＩＭカード用の接触装置であって、 プリント回路板（１０）と、 ハンダ付けによって、前記回路板（１０）に取り付けられ、表面取り付け技術 （ＳＭＴ）に従って、前記回路板に接触する、接触ブロック（１３）と、 前記接触ブロックとは別個に形成され、前記チップカード又はＳＩＭカードを 案内するようになされた、カードガイド手段（３０）とを備え、 前記カードガイド手段は、前記回路板（１０）に設けられており、 更に、前記接触ブロック（１３）を前記回路板（１０）に取り付けると共に、 前記カードガイド手段（３０）を前記回路板に取り付けるための、ガイド及び取 り付け手段（２３）が各々、ピン（２３，４３−４６）によって形成され、これ らピンが、前記接触ブロック及び前記カードガイド手段とそれぞれ一体に形成さ れることを特徴とする、接触装置。 ２．請求項１の接触装置において、前記接触ブロックが、ＧＳＭ／ＳＩＭカー ドよりも小さいか、あるいは、ＧＳＭ／ＳＩＭカードよりも少しだけ大きく、こ れにより、前記回路板上に、要素用の最大の自由スペースが残されることを特徴 とする、接触装置。 ３．請求項１又は２の接触装置において、前記接触ブロックが凹所を備え、こ れら凹所は、前記ブロックを底部プレートを介して挿入し、該底部プレートによ って押さえつけることを許容することを特徴とする、接触装置。 ４．請求項１乃至３のいずれかの接触装置において、前記カードガイド手段が 、金属で被覆されたプラスチック材料、又は、金属から形成されることを特徴と する、接触装置。 ５．請求項１乃至４のいずれかの接触装置において、前記カードガイド手段が 、別個のフレームとして設けられることを特徴とする、接触装置。 ６．請求項１乃至５のいずれかの標準的なチップカード用の接触装置において 、前記接触ブロックが、ＳＩＭカードの輪郭を有しており、すなわち、前記接触 ブ ロックが、チップカードに接触するための、いわゆるＳＩＭブロック（１３）を 形成しており、前記チップカードが、フレーム及びハウジング（１４，３０）の 中で完全に案内されることを特徴とする、接触装置。 ７．請求項６の接触装置において、前記カードを前記フレームの中でロックす ることができることを特徴とする、接触装置。 ８．請求項６又は７の接触装置において、前記フレームが、前記カードの一部 の領域だけを収容するようになされていることを特徴とする、接触装置。 ９．請求項１乃至８のいずれかの接触装置において、前記ピンが、前記回路板 の対応する孔の中に挿入され、前記回路板を貫通する前記ピンの端部が、取り付 けを行うために押圧されることを特徴とする、接触装置。 １０．請求項５乃至９のいずれかの接触装置において、前記別個のフレーム（３ ０）が、取り付け手段を備え、該取り付け手段が、前記回路板の対応する開口の 中に挿入可能なピン（４３−４６）の形態を有しており、前記ピンの自由端が、 取り付けのために、押圧されることを特徴とする、接触装置。 １１．請求項１乃至１０のいずれかの接触装置において、前記接触ブロック（１ ３）が、前記ハウジングの長手方向の軸線に関して、若干傾斜して伸長する、接 触要素を備えることを特徴とする、接触装置。 １２．ＳＩＭカード又は標準的なチップカードを選択的に収容するようになされ た、請求項１乃至１１のいずれかの接触装置において、チップカード（１）用の ガイド手段（７２）、及び、ＳＩＭカード（１００）用の収容手段を有する、ハ ウジング（６０）と、アダプタ手段（７０）とを備えており、該アダプタ手段は 、チップカード（１）が挿入される時に、該チップカードによって作動され、前 記チップカードの接触を許容するようになされていることを特徴とする、接触装 置。 １３．請求項１２の接触装置において、前記アダプタ手段は、前記ハウジングの 中で運動可能に取り付けられた、プレートの形態で設けられることを特徴とする 、接触装置。 １４．請求項１２又は１３の接触装置において、前記アダプタ・プレートは、作 動アーム（１１８）と共に、前記チップカード（１）が前記ハウジングの中へ挿 入される領域の中へ伸長し、これにより、前記カード（１）が前記ハウジングに 入る時に、離れる方向に押圧されることを特徴とする、接触装置。 １５．請求項１２乃至１４のいずれかの接触装置において、前記アダプタ・プレ ートが、バネ手段（１１３，１１４）を備えると共に、前記バネ手段で前記ハウ ジングに係合し、これにより、チップカードが前記バネ手段の力に抗して挿入す ることが唯一可能な位置へ、押圧されることを特徴とする、接触装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．特にＳＩＭカード及び標準的なカード用のＳＭＴリーダーであって、接触 ブロックを使用することを特徴とする、ＳＭＴリーダー。 ２．請求項１の特にＳＩＭカード及び標準的なカード用のＳＭＴリーダーにお いて、前記接触ブロックが、ＤＥ−ＯＳ４００８６５５に従って構成されること を特徴とする、ＳＭＴリーダー。 ３．請求項１の特にＳＩＭカード及び標準的なカード用のＳＭＴリーダーにお いて、前記接触ブロックは、ＧＳＭ／ＳＩＭカードよりも小さいか、あるいは、 ほんの少し大きく、これにより、要素用の自由なスペースが極めて大きいことを 特徴とする、ＳＭＴリーダー。 ４．請求項１の特にＳＩＭカード及び標準的なカード用のＳＭＴリーダーにお いて、前記接触ブロックには、中心決め及び取り付け手段が設けられることを特 徴とする、ＳＭＴリーダー。 ５．請求項１の特にＳＩＭカード及び標準的なカード用のＳＭＴリーダーにお いて、前記接触ブロックが、凹所を備えており、該凹所を介して、前記ブロック を底部プレートに挿入して、該プレートによって押さえつけることができること を特徴とする、ＳＭＴリーダー。 ６．請求項１の特にＳＩＭカード及び標準的なカード用のＳＭＴリーダーにお いて、カードガイド手段が設けられることを特徴とする、ＳＭＴリーダー。 ７．請求項１の特にＳＩＭカード及び標準的なカード用のＳＭＴリーダーにお いて、前記カードガイド手段が、金属処理されたプラスチック材料、又は、金属 から形成されることを特徴とする、ＳＭＴリーダー。 ８．標準的なチップカード用の接触装置又はチップカード・リーダーであって 、チップカードに接触するための、ＳＩＭカードの輪郭を有する接触ブロック、 いわゆる、ＳＩＭブロック（１３）が設けられ、前記チップカードが、フレーム 又はハウジング（１４，３０））の中で完全に案内されることを特徴とする、接 触装置又はチップカード・リーダー。 ９．標準的なチップカード用の接触装置又はチップカード・リーダーであって 、前記カードを、前記フレームの中でロックすることができることを特徴とする 、接触装置又はチップカード・リーダー。 １０．請求項８又は９の接触装置又はチップカード・リーダーにおいて、前記フ レームが、前記カードの一部の領域だけを収容することのできることを特徴とす る、接触装置又はチップカード・リーダー。 １１．請求項１乃至１０のいずれかの接触装置又はチップカード・リーダーにお いて、前記接触ブロック（３０）が、該接触ブロックを、例えば、プリント回路 板（１０）に取り付けるための、取り付け手段（２３）を備えることを特徴とす る、接触装置又はチップカード・リーダー。 １２．請求項１乃至１１のいずれかの接触装置又はチップカード・リーダーにお いて、前記取り付け手段は、前記回路板の対応する孔の中に挿入される、ピンの 形態であり、これらピンが、それぞれの端部を前記回路板に貫通させた状態で、 取り付けの目的のために、前記回路板に圧接されることを特徴とする、接触装置 又はチップカード・リーダー。 １３．請求項１乃至１２のいずれかの接触装置又はチップカード・リーダーにお いて、別個のフレーム（３０）は、プリント回路板の対応する開口の中に挿入す ることができるピン（４３乃至４６）の形態であるのが好ましい、取り付け手段 を備えており、前記ピンのそれぞれの自由端が、前記回路板に圧接されることを 特徴とする、接触装置又はチップカード・リーダー。 １４．請求項１乃至１３のいずれかの接触装置又はチップカード・リーダーにお いて、前記接触ブロック（１３）が、前記ハウジングの長手方向の軸線に対して 若干傾斜して伸長する、接触アーム（２０）を備えることを特徴とする、接触装 置又はチップカード・リーダー。 １５．ＳＩＭカード又は標準的なカードに対して選択的に使用することのできる 接触装置であって、チップカード用のガイド手段（７２）と、ＳＩＭカード（１ ００）用の収容手段とを有する、ハウジング（６０）を備え、更に、チップカー ド（１）を挿入する時に作動して、前記チップカードの接触を許容する、アダプ タ手段（７９）を備えることを特徴とする、接触装置。 １６．請求項１乃至１５のいずれかの接触装置又はチップカード・リーダーにお いて、前記ハウジングの中に運動可能に取り付けられるプレートの形態の、アダ プタ手段が設けられることを特徴とする、接触装置又はチップカード・リーダー 。 １７．請求項１乃至１６のいずれかの接触装置又はチップカード・リーダーにお いて、前記アダプタ・プレートが、作動アーム（１１８）と共に、チップカード （１）を前記ハウジングの中に挿入する領域の中へ伸長しており、これにより、 前記作動アームは、前記カード（１）が前記ハウジングの中に挿入される時に、 離れる方向に押されることを特徴とする、接触装置又はチップカード・リーダー 。 １８．請求項１乃至１７のいずれかの接触装置又はチップカード・リーダーにお いて、前記アダプタ・プレート（１１３，１１４）が、バネ手段を備えると共に 、前記ハウジングの前記バネ手段に係合し、これにより、チップカード（１）の 挿入が、前記バネ手段の力に抗してのみ可能な位置に偏倚されていることを特徴 とする、接触装置又はチップカード・リーダー。 １９．請求項１乃至１８のいずれかの接触装置又はチップカード・リーダーにお いて、前記ハウジングに設けられる接触ブロック（６８）が設けられ、該接触ブ ロックは、これに隣接して、ＳＩＭカード用の収容手段を有していることを特徴 とする、接触装置又はチップカード・リーダー。