JPH08510019A - 混合糸を製造する方法及び装置並びに混合糸 - Google Patents

混合糸を製造する方法及び装置並びに混合糸

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JPH08510019A JP7522603A JP52260395A JPH08510019A JP H08510019 A JPH08510019 A JP H08510019A JP 7522603 A JP7522603 A JP 7522603A JP 52260395 A JP52260395 A JP 52260395A JP H08510019 A JPH08510019 A JP H08510019A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、2つの成分、つまり無端のフィラメント糸とステープルファイバとから成る混合糸の製造に関する。混合糸はエアジェットテクスチャリングプロセスによって製造される。ステープルファイバを糸にシフト不能に結束することに成功し、このことは、テクスチャリング時に生ぜしめられる、無端のフィラメント糸におけるループにおいて保証される。本来のテクスチャリングの開始の直前に空気流の吸込み領域を形成することによって、ステープルファイバを吸い込み、糸の内部に混入し、ループによって糸内にしっかりと固定することができる。本発明は、新規な製造方法に関するのみならず、例えば、公知のループ糸又は新規の混合糸を選択的に製造することができる機械全体のような装置にも関する。

Description

【発明の詳細な説明】 混合糸を製造する方法及び装置並びに混合糸 技術分野 本発明は、空気流によって無端のフィラメント糸を案内して、少なくとも1つ の無端のフィラメント糸とステープルファイバとから成る混合糸を空気流におい て製造しかつ仕上げ加工する方法及び装置に関する。 背景技術 木綿又はウールのような天然ファイバから紡績によって製造される古典的な糸 は、最終製品の原材料の特性及び紡績工程によってそれぞれ典型的な織物特性を 与える。いわゆる人絹の導入以来、糸のためや糸の処理もしくは仕上げ加工のた めに多くの製造方法が存在している。フィラメント糸を仕上げ加工するために、 市場においては特に2つの空気技術を確立することができた。この2つの技術は 、人絹であろうとも天然の絹であろうとも、既に紡ぎ出された無端のフィラメン ト糸をベースにしている。 第1図に略示されている空気渦流技術は、複数成分から成るコンポジット糸の 製造を可能にする。この場合例えばフィラメント糸とファイバ糸との複合体又は 2つのフィラメント糸の複合体が製造される。ステープルファイバの空気紡績と は異なり、空気渦流技術は フィラメント糸をファイバ糸成分の回りに絡ませて巻き付けることを必要とする 。空気渦流によって絡み付けられたコンポジット糸は、特別な使用のために付加 的に仕上げ加工される。しかしながらこのようなコンポジット糸は多くの場合、 例えば製織や編成等のような後続の加工のための完成品である。空気渦流技術に よって、紡績工程によっては得ることができないような特別な特性及び効果を得 ることが可能である。 工業的な実践において確立することができた第2の空気技術は、いわゆるエア ジェットテクスチャリング(エアジェット式テクスチャード加工)である。これ は第2図に略示されている。エアジェットテクスチャリングはシングルの無端の フィラメント糸を処理することもできるし、又は2つ(又はそれ以上)の無端の フィラメント糸を1つのコンポジット糸に複合して仕上げ加工することもできる 。エアジェットテクスチャリングは50年代に始まった。そしてこのエアジェッ トテクスチャリングは、単数又は複数の滑らかな無端のフィラメント糸からいわ ゆるループ糸を生ぜしめることができる。エアジェットテクスチャリングのため の核となるものは、第3図に簡単化されて拡大して示されたエアテクスチャリン グジェットである。エアテクスチャリングジェットへのフィラメント糸の供給速 度(V1)は、走出速度又は引出し速度(V2)よりも高い。過剰供給によって 特徴付けられている種々様々 な速度は、ループを形成するために必要である。フィラメント間における相応な 長手方向のずれは、流れる空気のエネルギによってトリガされる。ループ形成に よって糸長さはかなり短縮する。つまりジェットはある程度いわば「糸消費機」 になる。すなわち出口速度よりも入口速度が大きいことに基づいて、引き出され るよりも多くの糸が供給される。しかしながら無くなったかのように思われる糸 量は、ループの形で見出すことができ、ジェットの後ろにおいて番手を高める。 ループ形成は第4図にそのモデルが示されている。この場合編みポイント(Flec htpunkt)Fは通常のように規定される。 既にテクスチャード加工された糸を偏向させるために、極めてしばしば、バッ フル装置がテクスチャリングジェットの出口の直後に配置される(第5図)。圧 縮空気は第5図に示されているように平行に導入されてもよいし、又は第3図に 示されているように半径方向で糸通路に導入されてもよい。2つ又はそれ以上の 無端のフィラメント糸を同時に糸通路内に導入して、例えば飾り糸又はかさ高糸 のようなテクスチャード糸にまとめることが可能である。第5図には下側通路に おける糸通路が、圧縮空気吹込み通路(PK)及び該通路に接続したジェット通 路(DBK)として構成されている。圧縮空気は5〜15バール有利には6〜1 0バールでジェットヘッドに供給される。高い供給圧 によって、ジェットが、特にジェット通路もしくはジェット加速通路(DBK) が適宜に構成されている場合には、超音速空気流が生ぜしめられる。多くの専門 家の見解によれば、エアジェットテクスチャリングの結果は、まさに超音速空気 流の現象、特に公知の衝撃波もしくは空気の圧縮・膨張の迅速な連続に基づいて いる。圧縮空気吹込み通路(PK)及びジェット通路(DBK)が正確に製造さ れかつ理想的な形状を与えられている場合には、単数又は複数の滑らかなフィラ メント糸がジェット通路を通して案内される場合でも、超音速現象が得られる。 最近の研究によれば、圧縮波に重畳してさらに高い周波数の振動が発生し、この 振動は最終的には、交番する衝撃波と一緒にフィラメントにおけるループを生ぜ しめる。糸通路を用いてフィラメント糸は有利にはジェット流の中心に導かれる 。このコンパクトな糸はジェットからの出口の後ろで、編成ポイント(F)の範 囲において直角に引き出される。集束は極めて正確に空気流の圧縮箇所と合致し ているものと想豫される。ここ20年以上にわたってこの方法は、世界的な広が りで、種々様々な糸品質を製造するために有効に使用されている。 空気流原理を用いて無端のフィラメント糸とステープルファイバとから混合糸 を製造するという試みは、過去において数々行われていた。しかしながら、紡績 された混合された糸に比較可能な品質を得ることがで きた方法は、なお知られていない。相応な開発はすべて、今日まで失敗に終わっ ている。 例えば、多くの実施例が記載されている米国特許第3822543号明細書は 、空気流において混合糸を製造する思想が開示されているが、この思想を、工業 的な実地に用いることはほとんど不可能であると思われる。この場合まず初め、 無端のフィラメント糸とステープルファイバとが圧縮空気を用いて渦流領域もし くは渦流室に入れられ、該領域もしくは室を通して案内される。さらに、極めて 様々な技術で空気渦流を生ぜしめることが提案されている。既に記載されたエア ジェットテクスチャリングでは、極度に大きな空気力を前提としている。渦流方 式で混合糸を製造するためにはしかしながら、1200m/min.もしくは2 0m/sec.程度の空気速度しか提案されない。これによって混合糸を工業的 に製造することは、ほとんど不可能である。 以下において「混合糸(Mischgarn)」という概念は、無端のフィラメント糸 とステープルファイバとから製造される複数成分から成る糸を意味する。無端の フィラメント糸は多くの場合人造ファイバから、場合によっては天然シルクから も製造され、ステープルファイバは木綿、ウール等の自然製品であっても、人造 ファイバであってもよい。専門用語では「混合糸」というのは、しばしば異なっ たステープルファイバ(人造フ ァイバ及び人造ファイバ)から成る紡績された糸を意味する。このような糸は以 下においては「混合された糸(gemischtes Garn)」と呼ばれる。 発明の開示 本発明の課題は、無端のフィラメント糸とステープルファイバとの複合体から 自然に得られるほとんどすべての利点を有していて、しかも実際に工業的に使用 することができる混合糸を空気流において製造することであり、この場合特に撚 りの無い混合糸をも製造できることが望まれている。 この課題を解決するために本発明の方法では、無端のフィラメント糸を導く空 気流を用いて、吸込み領域を形成し、該吸込み領域を通してステープルファイバ を無端のフィラメント糸に混合し、次いで無端のフィラメント糸とステープルフ ァイバとを混合糸としてエアジェットテクスチャリングするようにした。 多くの実験によって次のこと、すなわち、本発明によればエアジェットテクス チャリングによってフィラメント糸とステープルファイバとをテクスチャリング することが可能であり、かつ驚くほど良好な結果をもたらす、ということを証明 することができた。実験によればさらに、種々様々な使用例のために特に有利な 複数の実施形態によって、工業生産を実施できるということが確認された。そし てこれによって初めて、紡績された複数成分から成る混合糸と同様な品質をもっ た、糸における撚りのない混合糸を、安価に製造するための解決策が可能になっ た。エアジェットテクスチャリング時における正確な動作過程を記載することは 不可能であり、かつ本発明によって生ぜしめられるステープルファイバのしっか りとした結束の正確な動作過程を記載することは、さらに不可能である。本発明 のための典型的な例によれば、動作過程は主として以下に記載の4つのステップ で行われる: − フィラメント糸を過剰供給で、エアテクスチャリングジェットの拡大された ジェット加速通路を通して案内して開繊し; − 開繊されたフィラメント糸に、空気流によってステープルファイバを供給装 置から吸い出して混合し; − 空気流を衝撃波空気流に変化させ、該衝撃波空気流によってフィラメントに ループを形成し、該ループによってステープルファイバを取り囲んでループとス テープルファイバとを結束させ; − 次いで編み領域の範囲において、テクスチャード加工された混合糸をほぼ直 角に引き出す。 フィラメント糸とステープルファイバとがこの場合確かに互いに編み込まれは するが、しかしながらそれぞれが完全に異なった形状を有するという興味ある結 果が見られた。無端のフィラメント糸のフィラメントに形成されたループは、最 初は半径方向外側に向けられたフィラメントの膨らみである。この膨らみが編み ポイントに近ければ近いほど、過剰供給はより強く作用し、この結果膨らみはほ ぼ90°だけ巻き付いて、固有のループを形成する。外方に向かって膨らむ間に 、内部からのステープルファイバが一緒に掴まれ、そして外方に向かって膨らみ の中へと移動させられる。次いで膨らみが空気流もしくはループ形成に対して直 角に回動すると、ステープルファイバが一緒に連行されて、各ループの中にシフ ト不能にしっかりと結束される。それぞれの個々のフィラメントにおける互いに 連続した膨らみは、常に交番する方向を占めるので、ステープルファイバのため に、紡績の場合と等価の結束効果を、しかしながら本当の撚り無しに、得ること ができる。 本発明の極めて有利な構成によれば、吸込み領域の第1の区分に、ステープル ファイバを供給するためのリング間隙が形成され、この場合リング間隙が全周に わたって又は全周の一部にわたって配置されている。このリング間隙は、全周に おけるファイバの均一な導入のためにはそれほど大きな働きをしないが、空気流 の有利な影響のために働く。実験によれば、全周のただ1つの箇所もしくは幾つ かの箇所においてステープルファイバを供給するだけで十分である、ということ が判明している。本発明の別の有利な構成では、吸込み領域がサクション混合室 として構成されていて、この場合空気流の方向において自由な流出横断面が形成 され、エアジェットテクスチャリングの主要な部分をサクション混合室の外部に おいて実施するようになっている。 これまでの実験によれば最良の結果は、無端のフィラメント糸を、サクション 混合室への入口の前で、有利には連続的に広がるジェット加速通路によって開繊 することによって、得ることができた。この加速通路においては、適宜な構成と 十分な空気圧(有利には4バールを越える供給圧において)とが与えられている 場合に、超音速空気流が発生する。このような場合には、空気流が安定し、かつ 特に開繊動作が確実に行われることが分かっている。衝撃波空気流を既にサクシ ョン混合室において良好に形成することが、特に重要である。ジェット通路から サクション混合室への移行部を、非連続的な横断面拡大部又は横断面飛躍部によ って形成して、そこで負圧領域を生ぜしめると、有利である。そしてこの負圧領 域にはステープルファイバが孔又はリング間隙を介して吸い込まれる。多分、空 気流の圧縮と膨張との連続的な交番及び編み過程の連続的な交番によって、ステ ープルファイバを開繊された無端のフィラメント糸にシフト不能にしっかりと結 束させるのであろう。このような良好な結束の結果として初めて、本当の意味で の解決策が得られた。本発明の別の有利な構成では、サクション混合室が被覆ベ ルの形式で後方及び側方に向かって制限され、かつ流 れ方向において完全に開放されており、しかも有利には直接的に、自由なループ 形成区分へと移行している。従来、サクション混合室が吸込み方向において開放 していて、ループ形成及び編み領域(編みポイントF)が衝撃なしに構成された 場合に、実際に最高の製品品質を得ることができた。しかしながら短い試験によ れば、衝撃体を使用することも可能であることが分かった。けれどもすべての実 験において、テクスチャード加工された混合糸を編みポイントから、空気流に対 してほぼ直角に引き出すことが有利である、ということが判明している。本発明 のさらに別の有利な方法では、ステープルファイバをただ1つの供給部で片側か ら、有利には半径方向の成分をもってサクション混合室に供給し、テクスチャー ド加工された混合糸を編みポイントから、ステープルファイバの供給方法とは逆 向きの方向で、引き出すようになっている。 本発明はさらに、少なくとも1つの無端のフィラメント糸とステープルファイ バとから混合糸を製造する装置にも関するものであって、本発明による混合糸製 造装置は、ステープルファイバのための少なくとも1つの供給装置を備えたサク ション混合ヘッドと、エアテクスチャリングジェットとが設けられていることを 特徴とする。 本発明の有利な構成では、サクション混合ヘッドが、エアテクスチャリングジ ェットの出口側端部にもしく はジェット加速通路の後ろに配置されていて、ステープルファイバを供給するた めの開口を有している。さらに、サクション混合ヘッドが自由な流出横断面を形 成していて、この場合ステープルファイバの供給装置の側に遮断装置が配置され ていると有利である。このように構成されていると、ステープルファイバの供給 に対する吸込み空気流の不都合な影響を回避することができる。さらにまた、ス テープルファイバのための吸込み領域への供給開口が、圧縮空気吹込み通路とジ ェット加速通路との間に配置されているか、又はステープルファイバのための吸 込み領域への供給開口が、半径方向の孔としてジェット加速通路の端部に構成さ れていると、同様にテクスチャード加工された混合糸を製造することが可能にな る。しかしながらすべての場合において、リング通路が吸込み空気のためのサク ション混合ヘッドの周囲に形成されていると、さらに有利である。 本発明はさらにまた、少なくとも1つの無端のフィラメント糸とステープルフ ァイバとから混合糸を工業的に製造する装置であって、供給装置とエアジェトと 、駆動ユニット及び制御ユニットを備えた巻上げ装置とから成る、互いに並列的 に配置された多数のユニットを有している形式のものにも関する。そして本発明 による混合糸を製造する装置は、エアジェットノズルが、ステープルファイバを 供給するためのサクション混合 ヘッドと組み合わせられてエアテクスチャリングジェットとして、構成されてお り、ステープルファイバがそれぞれ、少なくとも1つのステープルファイバ供給 装置から供給可能であることを特徴とする。 ステープルファイバは、フライヤボビンから取り出されてけん伸の後でサクシ ョン混合ヘッドに供給されてもよいし、又はケンスから取り出されて相応な解繊 の後で混合されてもよい。 本発明のように構成されていると、機械全体を、汎用のテクスチャード加工さ れたフィラメント糸又は混合糸又はコンポジット糸を製造するために選択的に使 用することができるように、構成することが可能になる。実験によれば次のこと が判明した。すなわち本発明によれば装置もしくは機械自体は、サクション混合 ヘッドにおいて無端のフィラメント糸を、単独であれ付加的であれ、ステープル ファイバに供給することができるように、運転可能である。つまりこのようなバ リエーションは、使用形式のさらなる拡大もしくは製品の多様化の増大を可能に する、ということである。 本発明はさらに、少なくとも1つの無端のフィラメント糸とステープルファイ バとから混合糸にも関するものであり、本発明による混合糸は、エアジェットテ クスチャリングプロセスで、撚りのないループ糸として製造され、この場合ステ ープルファイバが無端のフィラメントのループ内にシフト不能に結束されている ことを特徴とする。従来のすべての実験は、50〜1000dtexの範囲にお ける番手をもつテクスチャード加工された糸の製造を基礎としたものである。今 日の認識によれば、この範囲は難なく大きくすることができる。 第1図〜第5図は、上に述べた先行技術における無端のフィラメント糸の空気 流処理及び仕上げ加工のための種々異なった解決策を示すものである。 図面の簡単な説明 以下においては図面につき本発明の実施の形態を説明する。 第6図は、機械全体を簡単化して概略的に示す断面図である。 第7図、第8図及び第9図はそれぞれ、サクション混合ヘッドを備えた3つの 異なったエアテクスチャリングジェットを示す断面図である。 第10図は、第8図に示された装置の一部を拡大して示す図である。 第11図は、本発明による混合糸の1つを示す顕微鏡断面図である。 第12図は、混合された糸のための古典的な紡績過程と本発明による混合糸を 製造するための新規なエアテクスチャリングプロセスとを示す図である。 実施例の記載 第6図に示されたエアジェット機は、少なくとも1 つの(2つ又はそれ以上の)無端のフィラメント糸1とステープルファイバ2と から成る混合糸を製造するために働く。無端のフィラメント糸1はフィラメント 供給装置3からエアジェットテクスチャリング装置4に供給され、かつこのテク スチャード加工装置4において連続した糸通路を貫通する。ステープルファイバ 2は、ドラフトスライバ8として、フライヤボビン6からファイバけん伸装置5 を介して引き出される。第12図に示されているように、繊維材料はケンス7か ら取り出して、適当な解繊装置を介してエアジェットテクスチャリング装置4に 供給されることも可能である。糸通路の出口端部の後ろには引出し装置9が配置 されている。引出し装置9の後で完成した混合糸10は次いで巻上げ装置11に 向かって走行する。ファイバけん伸装置5は有利には次のように構成されている 。すなわちファイバけん伸装置5は、少なくとも、無端のフィラメント糸のルー プへの先端の結束動作が開始するまで、ステープルファイバ2の端部を吸込み領 域の近くまで案内するように、構成されている。無端のフィラメント糸1にはエ アジェットテクスチャリング装置4の糸通路への入口の前において、略示された 湿し装置(矢印12)を用いて液体が供給されてもよい。有利には水であるこの 液体は、次いでフィラメント糸1と一緒にエアジェットテクスチャリング装置の 糸通路に達し、そこでエアジェットテクスチャリングプロ セスを助成する。基本構造においてこの新規のエアジェットテクスチャリング機 13は、公知のエアジェット機と同様に、すなわち図示されていないその全長に わたって配置された多数の製造ユニットを備えていてスタンド14を介して床1 5に設置されている公知のエアジェット機と同様に、構成されていてもよい。多 くの使用例においては、同じエアジェットテクスチャリング装置4を用いて、単 数又は複数の無端のフィラメント糸から従来公知のループ糸を形成することも、 又は新たな混合糸を製造することも可能である。簡単に説明すると、最終製品の 形式は単に、ステープルファイバが付加的に供給されるか否か、もしくはファイ バけん伸装置5が運転させられるか否かによって、決定される。簡単にするため に、ただ1つのファイバ供給装置しか示されていない。しかしながらまた、2つ 又はそれ以上のファイバ供給装置がエアジェットテクスチャリング装置4に配属 されていてもよい。すべての供給装置は次のように、すなわちそれぞれの供給速 度が、例えば自体公知の回転数調整可能な駆動装置を用いて、選択可能かつ調整 可能であるように、構成されている。設備全体は、コンピュータ16によって導 かれかつ監視される。これによって、いかなる場合のためにも最適な運転条件を 、特にそれぞれの最適な供給兼引出し速度を調節し、監視しかつ調整することが できる。 第7図には、エアジェットテクスチャリング装置4の第1実施例のコアエレメ ントが縦断面図で略示されている。第7図によれば、円筒形のスリーブ20内に 、3つの部材21,22及び23が互いに当接するように保持されており、これ らの部材はそれぞれ軸方向の孔24;25;26を有している。これらの孔24 ,25及び26は互いに同軸的に整合するように方向付けられており、かつ一緒 になって、例えば無端のマルチフィラメント糸1及び1a(第9図)の貫通走行 のための連続した糸通路を形成している。糸通路は主として3つの区分に分割さ れており、つまり円錐形に先細になる第1の導入区分24と、針穴のような狭窄 箇所を有するガイドブシュ19と、該ガイドブシュに接続していて中央部分に孔 26を備えたジェット区分とに分割されている。ジェット区分の主構成部分は、 高圧空気流への無端のフィラメント糸のための供給箇所18とジェット加速通路 17である。部材22における孔25の円錐形の拡大部25′と、部材21の一 方の端部における円錐形の周面との間には、ジェットリング間隙27が形成され ており、このジェットリング間隙27を通してジェット状につまり噴流状に圧縮 空気が側部から糸通路に導入される。有利には6〜10バールの圧縮空気は、図 示されていない空気源から部材21における室28及び単数又は複数の孔29を 介して、リング間隙27の上に設けられたリング室に導 入される。圧縮空気吹出し流によってジェット加速通路17内においては超音速 空気流が生ぜしめられる。第2のリング間隙30は、吸込み領域として構成され ていて無端のフィラメント糸1の走行方向で見てジェットリング間隙27の後ろ に位置している箇所において、糸通路の孔26に開口している。吸込み領域はリ ング間隙27と孔26との間に位置しており、ジェットリング間隙27から孔2 6を通して下方に向かって吹き出される空気流によって生ぜしめられる。負圧は 、リング間隙30の範囲における横断面積が孔25の横断面積に比べて大きいこ とによって生ぜしめられる。第2のリング間隙30を通してステープルファイバ を糸通路に導入することも可能である。ステープルファイバは、スリーブ20及 び部材23における孔32を通して、リング間隙30の上に位置しているリング 室に導入され、このリング室は部材22と部材23との間に切り欠かれている。 ジェット加速通路の出口端部又はマウスピースは、符号31で示されている。 第8図には、エアジェットテクスチャリング装置4の従来最良の第2実施例の 空気式テクスチャリングジェトが縦断面図で略示されている。円筒形のスリーブ 40内には、軸方向孔44及び45を備えた2つの部材41及び42が互いに突 き合わされて配置されている。サクション混合ヘッド51として構成された第3 の部材はスリーブ40に固定されている。サクション 混合ヘッド51は、部材42の下端部にわたって横方向に延びているプレート4 3を有している。プレート43は、この下端部から小さな間隔をおいて配置され ており、これによってリング間隙50を形成している。プレート43は、吸込み 領域を形成する円錐形の孔46を有している。孔44及び45は互いにほぼ同軸 的に方向付けられており、一緒になって、無端のフィラメント糸1を通過走行さ せるための連続した糸通路を形成している。入口箇所18においてはリング間隙 によってドライブジェット47が形成されており、このドライブジェット47を 通して圧縮空気が糸通路45に導入される。圧縮空気は、図示されていない圧縮 空気源から、部材41における室48及び単数又は複数の孔49を介してリング 室48′に導入される。またドライブジェット47によって、高圧空気噴流が入 口箇所18を通して孔45に方向付けられる。部材42の下端部とプレート43 の上側面との間には吸込み・リング間隙50とリング通路52とが形成されてお り、このリング通路52は円錐形の孔46に開口している。この箇所において、 下方に向かって方向付けられた空気流によって負圧が生ぜしめられる。それとい うのは、プレート43における孔46の最も狭い横断面は、超音速ジェト通路1 7の出口横断面よりも大きいからである。第2のリング間隙を通してステープル ファイバ2は吸込み領域46に導入されることができる。しか しながらまたステープルファイバ又は第2のフィラメントを別の孔70′を通し て導入することも可能である。 第9図には、エアジェットテクスチャリング装置4の第3実施例のコアエレメ ントが縦断面図で示されている。第9図によれば部材61は長手方向孔64を有 しており、この長手方向孔64は、下方の端部区分において出口端部71に向か って開放している。この長手方向孔64を通して無端のフィラメント糸1及び場 合によっては別の無端のフィラメント糸1a等が走行する。長手方向孔もしくは 糸通路64には側部から、糸1の運動方向に対して鋭角を成して、空気供給孔6 7が開口しており、この空気供給孔67を通して圧縮空気は糸通路64に導入さ れる。図面には単に1つの空気供給孔67だけが示されているが、2つ又はそれ 以上の空気供給孔が側部から糸通路64に開口していてもよい。空気供給孔67 には、図示されていない圧縮空気源から圧縮空気が供給される。空気供給孔67 と糸通路の出口端部71との間の箇所において、糸通路には側部からファイバ供 給孔70が開口している。これは、糸通路64において空気供給孔67から下方 に向かって吹き込まれる空気流において負圧が生ぜしめられる箇所である。なぜ ならば、空気流のための流過横断面は出口端部71に向かってトランペット状に 拡大しているからである。ファイバ供給孔70を通し てステープルファイバ2が導入される。ここではただ1つのファイバ供給孔70 だけが示されているが、しかしながら、図示された他の実施例におけるように、 2つ又はそれ以上のこのような供給孔70が側部から糸通路64に開口していて もよく、このような場合にはこれらの孔のそれぞれを通して、場合によっては異 なったステープルファイバ又はフィラメントが供給可能である。そして出口端部 71の範囲及びその下においてテクスチャード加工が行われる。 次に、テクスチャリングプロセスが図示されている第10図について説明する 。第10図のジェト区分は第8図の解決策に相当している。図面から分かるよう に、第1の重要なポイントは、無端のフィラメント糸のための入口箇所18のク リーンな構成である。ここにおける主となる課題は以下のこと、すなわち、ドラ イブジェット47から高圧噴流を無端のフィラメント糸1と一緒に、圧縮空気の 最大可能なエネルギを維持しながら、孔45内にもたらすことである。運転状態 において、テクスチャリングジェットの入口箇所18においては過圧が生じる。 第2の重要なポイントはジェット加速通路17(DBK)の構成である。ジェッ ト加速通路においては、何らかのコントロール不能な乱流の発生することが許さ れず、無端のフィラメント糸を開繊する超音速流が生ぜしめられねばならない。 この場合個々のフィラメントはまず初めに相対的にず らされ、これによって個々のフィラメントはそれぞれ固有の運動をするようにな る。リング間隙50の範囲においては急激な横断面飛躍部が存在する。それとい うのはジェット加速通路17の出口端部における横断面積は、プレート43にお ける孔46に向かって急激に大きくなるからである。ジェット加速通路17にお ける超音速空気流はしたがって、この箇所において衝撃波流へと移行し、この衝 撃波流は、周囲に対して強い吸込み作用を有していて、かつ本発明によれば吸込 み領域として利用される。最良の結果は、従来、ステープルファイバを急激な横 断面飛躍部の直ぐ近くで供給した場合に、得ることができた。吸込み領域Uはサ クション混合ヘッド43において形成される。保護される吸込み混合領域Uの長 手方向寸法53は、比較的小さくてもよい。この長手方向寸法53はしかしなが ら、ジェット加速通路17の長さの少なくとも10%、有利には50%〜100 %であることが望ましい。しかしながら吸込み混合領域(AM)の本来の長さは 、円錐形の孔46によって保護される部分よりも効果的に長い。符号SBでルー プ形成領域が示され、かつ符号FZで編み領域が示されている。編みポイントF の範囲において混合糸10は、テクスチャード加工された混合糸(TMG)とし て2つの矢印によっても示されているように、ほぼ直角に左に向かって引き出さ れる。遮断装置54は、衝撃波空気流の吸込み作用によ る不都合な空気流に対してファイバ供給を保護するために働く。第10図に示さ れた解決策では、第6図に相応して、ステープルファイバ2がドラフトスライバ 8′として供給され、ファイバけん伸装置5を介して所望の速度及び量で吸込み 領域に供給される。この場合ステープルファイバ2が可能な限り吸込み領域Uの 近くまで案内され、かつ図示の例におけるように、引渡し箇所の直前まで機械的 に保持されると、有利である。このようになっていると、ファイバ長さが極めて 短い場合でもステープルファイバをコントロール下で装入することができる。第 10図に示された解決策によって、合成繊維(無端のフィラメント糸)が全体の 60〜70%でかつ木綿ファイバが相応にほぼ30〜40%である場合に、極め て良好な結果が得られた。過剰供給は最大40%であり、圧力は6〜8バールで あり、かつ引出し速度はほぼ250m/minであった。ステープルファイバの 供給速度は、引出し速度の±10〜20%の間で変化され得た。 図11に示された顕微鏡断面図には、テクスチャード加工された混合糸10の 断面が示されている。この図面から個々のファイバ100を結束する多数のフィ ラメント101が分かる。 第12図には原材料から最終製品までの全プロセスが示されている。一方には 原ファイバから完全に紡績された混合された糸までの経路が示されており、かつ 他方には無端のフィラメント糸及びステープルファイバから本発明による混合糸 までの経路が示されている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.少なくとも1つの無端のフィラメント糸とステープルファイバとから成る混 合糸を空気流において製造する方法であって、この場合無端のフィラメント糸を ジェット空気流において供給する形式の方法において、空気流によって吸込み領 域を形成し、該吸込み領域を通してステープルファイバを無端のフィラメント糸 に混合し、次いで無端のフィラメント糸とステープルファイバとを混合糸として エアジェットテクスチャリングすることを特徴とする、混合糸を製造する方法。 2.吸込み領域の第1の区分に、ステープルファイバを供給するためのリング間 隙を形成し、この場合リング間隙が全周にわたって又は全周の一部にわたって配 置されている、請求項1記載の方法。 3.吸込み領域がサクション混合室として構成されていて、この場合空気流の方 向において自由な流出横断面が形成され、エアジェットテクスチャリングを部分 的にサクション混合室の外部において実施する、請求項1又は2記載の方法。 4.無端のフィラメント糸を、サクション混合室への入口の前で、有利には連続 的に広がるジェット加速通路によって開繊する、請求項1から3までのいずれか 1項記載の方法。 5.ジェット通路からサクション混合室への移行部を、非連続的な横断面拡大部 又は横断面飛躍部によって形成して、負圧領域(U)を生ぜしめ、該負圧領域( U)にステープルファイバを孔又はリング間隙を介して吸い込む、請求項1から 4までのいずれか1項記載の方法。 6.サクション混合室が被覆ベルの形式で後方及び側方に向かって制限され、か つ流れ方向において完全に開放されており、しかも直接的に、自由なループ形成 区分へと移行している、請求項2から5までのいずれか1項記載の方法。 7.サクション混合室が、流れ方向において開放し、かつループ形成部と編み領 域(編みポイントF)とが衝撃なしに構成されている、請求項1から6までのい ずれか1項記載の方法。 8.テクスチャード加工された混合糸を編みポイントから、空気流に対してほぼ 直角に引き出す、請求項1から7までのいずれか1項記載の方法。 9.ステープルファイバを片側から、有利には半径方向の成分をもってサクショ ン混合室に供給し、テクスチャード加工された混合糸を編みポイントから、有利 にはステープルファイバの供給方法とは逆向きの方向で、引き出す、請求項8記 載の方法。 10.少なくとも1つの無端のフィラメント糸とステープルファイバとから成る混 合糸を空気流において製 造する方法であって、この場合無端のフィラメント糸をジェット空気流において 供給する形式の方法において、 a)フィラメント糸を過剰供給で、エアテクスチャリングジェットのジェット 加速通路を通して案内して開繊し、 b)開繊されたフィラメント糸に、空気流によってステープルファイバを供給 装置から吸い出して混合し、 c)空気流を衝撃波空気流に変化させ、該衝撃波空気流によってフィラメント にループを形成し、該ループによってステープルファイバを取り囲んでループと ステープルファイバとを結束させ、 d)次いで編み領域の範囲において、テクスチャリングされた混合糸をほぼ直 角に引き出すことを特徴とする、混合糸を製造する方法。 11.少なくとも1つの無端のフィラメント糸とステープルファイバとから混合糸 を製造する装置であって、ステープルファイバのための少なくとも1つの供給装 置を備えたサクション混合ヘッドと、エアテクスチャリングジェットとが設けら れていることを特徴とする、混合糸を製造する装置。 12.サクション混合ヘッドが、ジェット加速通路の出口側端部に配置されていて 、ステープルファイバを供給するための開口を有している、請求項11記載 の装置。 13.サクション混合ヘッドが自由な流出横断面を形成していて、この場合ステー プルファイバの供給装置に向かって遮断装置が配置されている、請求項11又は 12記載の装置。 14.ステープルファイバのための供給装置が、圧縮空気吹込み通路とジェット加 速通路との間に配置されている、請求項11記載の装置。 15.ステープルファイバのための供給装置が、半径方向の孔、部分リング間隙又 はリング間隙としてサクション混合ヘッドに構成されている、請求項11から1 3までのいずれか1項記載の装置。 16.エアテクスチャリングノズルの周囲に同軸的に、吸込み空気のためのリング 通路が形成されており、該リング通路が、孔又はリング間隙を通してサクション 混合室と接続されている、請求項11から14までのいずれか1項記載の装置。 17.少なくとも1つの無端のフィラメント糸とステープルファイバとから混合糸 を工業的に製造する装置であって、供給装置とエアジェトと、駆動ユニット及び 制御ユニットを備えた巻上げ装置とから成る、互いに並列的に配置された多数の ユニットを有している形式のものにおいて、エアジェットノズルが、ステープル ファイバを供給するためのサクション混合ヘッドと組み合わせられてエアテクス チャリング ジェットとして、構成されており、ステープルファイバがそれぞれ、少なくとも 1つのステープルファイバ供給装置から供給可能であることを特徴とする、混合 糸を製造する装置。 18.テクスチャリングされたフィラメント糸又は混合糸又はコンポジット糸を製 造するために選択的に使用することができる、請求項11から17までのいずれ か1項記載の装置。 19.少なくとも1つの無端のフィラメント糸とステープルファイバとから混合糸 であって、該混合糸がエアジェットテクスチャリングプロセスで、撚りのないル ープ糸として製造され、この場合ステープルファイバが無端のフィラメントのル ープ内にシフト不能に結束されていることを特徴とする混合糸。
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