JPH08505550A - ドリル案内装置及びその方法 - Google Patents

ドリル案内装置及びその方法

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JPH08505550A JP6516366A JP51636694A JPH08505550A JP H08505550 A JPH08505550 A JP H08505550A JP 6516366 A JP6516366 A JP 6516366A JP 51636694 A JP51636694 A JP 51636694A JP H08505550 A JPH08505550 A JP H08505550A
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Abstract

(57)【要約】 トンネルドリル(12)で骨(74、76)内に形成したトンネル(94)を貫通する交差ピン(138)の位置を決めて装着し前記骨(74)に靭帯移植片(124)を固定するためのドリル案内装置(10)ならびにその方法を提供する。ドリル案内装置(10)はアーム部材(24)と前記アーム部材(24)に結合したドリル案内スリーブ(36、50)とを含む。ドリル案内スリーブ(36、50)はドリル(104)を案内して前記骨(74)に交差方向の案内孔(108)を形成し、前記骨(74)内に前記交差ピン(138)の挿入を案内するための中心孔(70)を含むように形成される。前記ドリル案内スリーブ(36、50)の中心孔(70)は前記トンネル(94)を交差するように位置合わせした軸を有する。前記ドリル案内装置(10)のアーム部材(24)は前記トンネルドリル(12)が前記骨(74、76)内にある間に前記トンネルドリル(12)と結合させて前記骨(74、76)内の前記トンネルドリル(12)を基準として用い所望の解剖学的位置に前記アーム部材(24)とドリル案内スリーブ(36、50)とを位置合わせする。

Description

【発明の詳細な説明】 ドリル案内装置及びその方法 (技術分野・背景技術・発明の開示及び産業上の利用可能性) 本発明は受け入れ側の骨に設けたトンネル内に靭帯移植片を保持するため、交 差ピンの位置を決めて装着するためのドリル案内装置及びその方法に関する。特 に、本発明は該ピンが該トンネルと該靭帯移植片を交差するようにして、該靭帯 移植片を骨に固定することにより、該靭帯移植片の治癒と接着を促進させるよう に、該トンネルに対して該ピンの位置を合わせるドリル案内装置ならびにその方 法に関する。 膝関節の前十字靭帯(ACL)などの靭帯が損傷又は断裂した場合に、置換靭 帯を膝に装着して自然な前十字靭帯の再建を図ることが多い。こうした再建術の 場合、一般に脛骨前部から上向きに脛骨平坦部を通り大腿骨遠心端へと前十字靭 帯の自然な位置に近づけるように穿孔する。骨−靭帯−骨移植片を標準的移植術 に準拠して膝蓋骨側から挿入する。一般に楔状の移植片を切り取り移植ガイドを 用いて成型する。次に結紮孔を移植片に形成する。この後、移植片を穿孔したト ンネル内に装着する。 脛骨と代替骨内部の移植片が治癒するまで固定しておくための方法は公知であ る。こうした方法の1つとしてクロサカ(「Kurosaka」,商標)固定ね じの使用があげられる。クロサカねじはトンネル内部で移植片との干渉嵌合を提 供して、トンネル壁に対して移植片がくさびとして機能する。これについては、 例えば米国特許第4,950,270号を参照されたい。 他の既知の方法では移植片に結合した縫合糸を骨に結合するのにねじ又はワッ シャを用いる。靭帯もプレート又はワッシャを用いて骨に直接結合させることが 出来る。 従来技術は大腿骨及び脛骨にトンネルを形成して交差ピンの位置をあわせて装 着し靭帯移植片を固定するための幾つかの異なった種類のドリル案内装置も含ん でいる。その1つの例が米国特許第4,901,711号で、これは膝関節に挿 入後Kワイヤに装置するようなドリル案内装置を図示している。Kワイヤは脛骨 下の一点と大腿骨上の別の一点で膝関節から出る。前記711号特許のドリル案 内装置はKワイヤ上に装着して、案内装置がKワイヤの軸の周囲を回転可能に動 くようにしている。案内装置は交差方向の固定ピンの位置を決めるため、Kワイ ヤの軸と平行に長手方向に移動するドリルスリーブを有する。本発明のドリル案 内装置は前述の711号特許に示されているドリル案内装置の改良であって、案 内装置は脛骨平坦部の下側でのみトンネルドリルのシャンクに装着されることに より、当然トンネル自身は使用する案内装置より先に穿孔する。本発明のドリル 案内装置では、選択した位置に交差方向の固定ピンを位置決めして装着するため の基準としてトンネルドリルを使用する。選択した位置は、ドリルにドリル案内 装置を装着しドリル上の適当な計測点まで移動させた状態で、トンネルの上端部 の下の適切な位置に交差ピンを配置することが出来るようにドリル自身の上に設 定されている。 別の例としては米国特許第4,985,032号があり、これは特に前十字靭 帯に置き換えるように靭帯を膝関節に形成したトンネル内で保持するための交差 ピンの位置を決めるためのドリル案内装置を示している。前述の032号特許の U字状案内装置はドリルを抜去した後で、トンネルを通して上向きに挿入した案 内装置の一方の脚を使用する。032号特許のU字状の案内装置を使用するには 、ドリル案内装置の装着具としてトンネルドリル自体を用いれば除外されるよう な余分な段階を必要としている。本発明のトンネルドリルには計測手段が設けて あり、ドリルの上端とトンネルがどこに位置しているか、またトンネル内に配置 した靭帯を貫通するように正しく交差ピンが大腿骨内に配置するにはどこにおけ ばよいかを術者が正確に知ることが出来る。 したがって、本発明のドリル案内装置は前述の既知のドリル案内装置に対して 幾つかの利点を提供するものである。利点の1つは、本発明のドリル案内装置が トンネルと移植靭帯を貫通して移植靭帯を骨に固定する交差案内ピンの位置を設 定するため基準軸として、骨内にトンネルを形成するトンネルドリルを使用して いることである。トンネルドリルはピンの位置をあわせてトンネルを貫通するた めの安定した基準軸を提供する。更に、ドリル案内装置は別の棒又はその他の装 置を骨のトンネルに挿入する必要無しに、骨内にトンネルを形成した直後に使用 することが可能である。 本発明の1つの態様では、骨内にトンネルドリルを用いて形成したトンネルを 通して位置を合わせて交差ピンを挿入し、靭帯移植片を骨に固定するためのドリ ル案内装置が提供される。ドリル案内装置はアーム部材とアーム部材に結合され たドリル案内スリーブを含む。ドリル案内スリーブはドリルを案内して交差方向 の案内孔を骨内に形成し交差ピンを骨内に挿入する案内を行うための中心孔を含 むように形成されている。ドリル案内スリーブの中心孔はトンネルを交差するよ うに位置合わせされる軸を有する。ドリル案内装置はトンネルドリルが骨内に位 置している間にアーム部材をトンネルドリルに結合して骨内のトンネルドリルを 基準として用いることによりアーム部材とドリル案内スリーブを所望の解剖学的 位置へと位置合わせするための手段も含む。 図示した実施例において、ドリル案内装置はトンネルドリルと直角の方向に延 出する第1のアームと、第1のアームに近心端で結合した第2のアームとを含み 第2のアームがトンネルドリルと遠心端に一般に平行に延在するように成す一般 にL字状の本体を有する。また図示した実施例において、結合手段はトンネルド リルの軸にそって長手方向に移動させてドリル案内スリーブをトンネルドリルの 上端とこれにより形成されたトンネルの端部に対して配置するようにトンネルド リル上にアーム部材を装着するための手段を含む。アーム部材はトンネルドリル の軸に対しても回転可能で骨に対して選択した解剖学的位置にドリル案内スリー ブを位置させることが出来る。ドリル案内装置は更にトンネルの端部に対応する トンネルドリルの上端に対するドリル案内スリーブの位置を表示するための手段 も含む。 本発明の別の態様では、ドリル案内装置は更にドリル案内装置のアーム部材と 摺動的に結合させてある第2のドリル案内スリーブも含む。第2のドリル案内ス リーブはドリルを案内して第2の交差方向の案内孔を骨内に形成することで第2 の交差方向のピンを骨内に挿入する案内を行うための中心孔を含むように形成さ れる。第2のドリル案内スリーブの中心孔はトンネルを交差するように位置を合 わせた軸を有する。 図示した実施例において、ドリル案内装置のアーム部材は所定の角度で屈曲し てトンネルドリルに対して第2の案内スリーブを位置合わせし第2の案内スリー ブの軸がトンネルを交差するように成してある。ドリル案内装置は第1と第2の ドリル案内スリーブの間の距離を表示するための手段も更に含む。 本発明の更に別の態様では、ドリル案内スリーブはアーム部材に対してドリル 案内スリーブを選択的に軸方向に位置合わせするためのラチェット機構でアーム 部材に結合してある。図示した実施例では、ラチェット機構には、ドリル案内装 置に係合するように構成してあるスプリング装架の爪が含まれる。スプリング装 架の爪により骨に向かう方向へアーム部材に対するドリル案内スリーブの軸方向 の動きが可能になり、骨から離れる方向へのアーム部材に対するドリルスリーブ の軸方向の動きを防止している。ドリル案内スリーブはアーム部材に対して選択 した軸方向の位置でドリル案内スリーブを固定するためにスプリング装架の爪と 係合させるための複数の歯を含むように形成されている。第2のドリル案内スリ ーブもアーム部材に対して第2のドリル案内スリーブを選択的に軸方向に配置す るためのラチェット機構でアーム部材へ結合される。 本発明のドリル案内装置を用いて骨内に形成したトンネル内の靭帯移植片を保 持するための交差ピンの位置をあわせて装着し、ピンがトンネルと移植靭帯を貫 通するようにさせる。前十字靭帯に移植靭帯を固定するために使用する場合には 、脛骨平坦部を通って大腿骨遠心端に向かって上向きにトンネルを穿孔する。 ドリル案内装置はトンネルを穿孔する段階で使用するドリルに対して装着する 。ドリル案内装置はトンネルドリルの軸の周囲を回転できるようになっている。 ドリル案内装置はドリルに装置したジャーナル端と上向きに延出するアームを有 し、アームはトンネルドリルの軸に直交する軸を有する横方向の案内開口部で終 止する。ドリルの上端で予め選択しておいた一点に対応するトンネルの上端に対 して交差方向の案内開口部の位置を決めてトンネル内の靭帯移植片を交差するよ うにドリル案内装置の位置をドリルの長手方向に調整することが出来る。ドリル 案内装置の位置はドリル軸の軸の周囲でドリル案内装置を軸旋回して大腿骨へ交 差ピンを挿入するための所望の解剖学的位置を見つけることで調整できる。交差 方向の案内開口部内でドリルスリーブを大腿骨と係合するように動かす。ドリル スリーブを案内として用い、また第1の直径を有する第1のドリルを用いて、代 替骨内でトンネルの直前で止まる所定の距離だけ交差方向に案内孔を穿孔して交 差方向の案内孔を提供する。第1のドリルをドリルスリーブから抜去し、第1の 直径より大きな第2の直径を有する第2のドリルを案内孔に挿入する。この後ド リル案内装置からドリルスリーブを抜去して大腿骨内の案内孔の所定位置に第2 のドリルを残すようにする。 脛骨内の移植靭帯を通して交差ピンを挿入することが所望の場合、ドリル軸の 周囲でドリル案内装置の位置を調整して第2の交差ピンを脛骨へ挿入するための 所望の解剖学位置に脛骨ドリル案内装置を配置する。第2のドリルと実質的に等 しい直径と大きな酷刑を有する第3のドリルを脛骨の案内孔に挿入し、ドリルス リーブを抜去して脛骨内の案内孔の所定位置に第3のドリルを残すようにする。 ドリル案内装置とトンネルドリルを膝から除去して靭帯移植片を大腿骨と脛骨 のトンネル内に挿入する。第2のドリルに軟組織保護装置を装着してから大腿骨 に係合する。次に、第2のドリルを使用して大腿骨と、トンネルと、靭帯移植片 とをとおりトンネルの対向する側面で大腿骨に達する孔を穿孔する。軟組織保護 装置を残したまま第2のドリルを抜去する。最後に、軟組織保護装置と、案内孔 と、トンネルと、トンネル内の靭帯移植片とを通りトンネルの対向する側面で大 腿骨内に達するまで交差ピンを挿入して大腿骨内の靭帯移植片を固定する。 軟組織保護装置を第3のドリルに装着して脛骨に係合させる。第3のドリルを 使用して脛骨と、脛骨内のトンネルと、靭帯移植片とをとおりトンネルの対向す る側面で脛骨内に達するまで穿孔する。軟組織保護装置を残したまま第3のドリ ルを抜去する。軟組織保護装置と、脛骨案内孔と、トンネルと、トンネル内の靭 帯移植片とを通り、トンネルの対向する側面で脛骨内に到達するまで交差ピンを 挿入して脛骨へ靭帯移植片を固定する。 本発明の更に別の態様において、隣接する関節の骨に形成したトンネル内に移 植靭帯を保持するための交差ピンを位置合わせしてトンネル内に挿入されている 靭帯移植片とトンネルとをピンが交差するように装着するための方法が提供され る。本法はKワイヤなどの案内ピンを隣接する骨内を通るように挿入して予定の トンネルの中心線を決定する段階と、案内ピンを中心案内装置として使用してカ ニューレ挿入したドリルでトンネルを穿孔する段階と、トンネル穿孔段階で使用 したドリルにドリル案内装置を装着しドリル案内装置がドリルと案内ピンの軸の 周囲で選択的に回転できるようにしドリルにそって選択的に長手方向に配置可能 にしてトンネルに対してドリル案内装置によりもうけた交差横行の案内開口部に 正しくドリルが向くようにすることでトンネル内の隣接する骨の一方で靭帯移植 片を交差するように成す段階とを含む。実施例において、また望ましくは、ドリ ル案内装置をドリルに装着したらドリルに対して軸旋回するようにまたドリルに そって長手方向に調整できるようにしてトンネル内に交差ピンを挿入するための 所望の解剖学的位置が見つけられるようにする。図示してある好適なドリルとド リル案内装置にはドリル案内装置の位置を決定するために使用する計測手段が設 けてある。次に骨内を交差方向に穿孔して交差方向の案内孔を提供する段階と、 案内孔と、トンネルと、トンネル内の靭帯移植片とを通ってトンネルの対向する 側面に達するまで交差ピンを挿入してトンネル内に靭帯移植片を固定する段階と を含む。 更に本発明の方法によれば、ドリル案内装置を用いて第2の骨に設けたトンネ ルと靭帯移植片を交差して隣接した骨内での第2の交差ピンの位置を決めて装着 することか出来る。第2のピンを装着するための更なる段階はドリルに対するド リル案内装置の位置を軸旋回させて調整する段階と、この後隣接する骨内に交差 方向に穿孔して交差ピンを挿入するために使用する交差方向の案内孔を手依拠す る段階とを含む。 多くの場合で、整形外科医により置換される靭帯の大部分は一般的にスポーツ 中に損傷したACLであることが理解されよう。本発明の方法は交差ピンを装着 してACL移植靭帯を固定するのに理想的に使用でき、本発明の方法には脛骨前 位を通り脛骨平坦部を上向きに通過して大腿骨遠心端に上向きに案内ピンを挿入 してトンネルの中心線を決定する段階と、案内ピンを中心線案内装置として用い てカニューレ挿入したドリルによりトンネルを穿孔する段階と、大腿骨内の所定 の位置でトンネルを終止する段階と、トンネルの穿孔段階で使用したドリルにド リル案内装置を装着してドリルの軸と案内ピンの周囲でドリル案内装置が回転可 能に成し案内装置はドリルにジャーナル端を装着してあり案内ピンとトンネルド リルの軸に直交する軸を有する交差方向の案内開口部で終止する上向きに延在す るアームを有する段階と、ドリルの長手方向にドリル案内装置の位置を調節して ドリルの上端で所定の位置に対応するトンネルの上端に対して交差方向の案内孔 の軸の位置を決めてトンネル内の靭帯移植片を正しく交差するように成す段階と 、更に前述のようにドリル案内装置を使用して大腿骨内での位置を決定して交差 ピンを装着し大腿骨内に前十字靭帯移植片を固定し、所望であれば前述のように 同じドリル案内装置を使用して脛骨内での位置を決定して交差ピンを装着し脛骨 に設けたトンネル内で前十字靭帯移植片を固定する段階とを含む。 異なった多種の靭帯移植片を本発明の方法では想定している。一般に、膝蓋腱 の一部から靭帯移植片を取り出し、トンネル内に固定するため膝蓋腱の各々の端 部に骨栓を残すようにすることで外科医が移植片を入手する。こうした場合では 、交差ピンは骨栓を通ってトンネル内の膝蓋腱の各々の端部を固定するように進 入し膝蓋腱の中間部が靭帯移植片として機能するように出来る。前十字靭帯の置 換術でトンネル内に膝蓋腱を使用する方法は公知であり文献に記載されている。 膝蓋腱移植片の骨栓を、クロサカ干渉固定ねじとして周知の物で固定するのが一 般的に行われている。これらの固定ねじはトンネル内部を軸方向にねじ切りして トンネル内部で固定しようとする位置に骨栓を楔状嵌入させるものである。 他の種類の靭帯移植片も考案されておりその幾つかは実際に使用されている。 本明細書においてと添付の請求の範囲において、術語「靭帯移植片」は患者から 、遺体から、又は動物から摘出した何らかの材料、又は例えはプラスチック又は 金属から作られ靭帯機能を提供するように成した何らかの材料を表すことを意図 している。更に、本明細書においてと添付の請求の範囲において、術語「靭帯移 植片を交差する」はトンネルを横方向に交差するようにピンを延在させることで 実現することの出来る全ての種類の交差および/または接続を表わすことを意図 している。例えば、図示したように、このような交差ピンは膝蓋腱の端部に設け た骨栓を通って延在することが出来る。交差ピンはそれ自体が軟組織を貫通して 延在するか又は軟組織に形成したループを通って延在しても良い。更に、用語「 交差」はトンネルの軸に対して直交するか又は直交しないような直交又は交差を 表すことを意図するものである。 したがって本発明の目的は骨内に靭帯移植片を固定するための方法を提供する ことであって、該方法は前記骨を貫通する第1の孔をドリルで穿孔して靭帯用の トンネルを形成する段階と、前記靭帯用トンネル内部の前記トンネルドリルを基 準として用いて前記靭帯用トンネルに対して角度をつけて前記骨内に第2の孔を 穿孔することで前記第2の孔の位置を設定する段階と前記骨に前記移植靭帯の一 端を固定するために前記第2の孔を貫通する交差ピンを挿入する段階とを含むこ とを特徴とする。 本発明の更に別の特徴は、骨内に形成したトンネル内で靭帯移植片を保持する ための交差ピンを装着して前記ピンが前記トンネルと前記靭帯移植片を交差する ようにする方法を提供することであって、該方法は前記トンネル内の前記移植片 を交差するように前記交差ピンを前記骨内に挿入するための所望の解剖学的位置 にドリルスリーブを配置する段階と、前記ドリルスリーブを通し前記所望の解剖 学的位置で前記トンネルの所定の距離だけ手前でトンネルと交差するように、第 1の直径を有する第1のドリルで前記骨内に穿孔して交差方向の案内孔を提供す る段階と、前記第1の直径より大きい第2の直径を有する第2のドリルを前記ド リルスリーブを通して前記案内孔に挿入する段階と、前記第2のドリルに軟組織 保護装置を装着する段階と、前記骨と、前記トンネルと、前記靭帯移植片とを貫 通して前記トンネルの対向する側面で前記骨に達するまで前記軟組織保護装置を 貫通して延出する第2のドリルを使用して穿孔する段階と、前記軟組織保護装置 を残したまま前記第2のドリルを除去する段階と、前記軟組織保護装置と、前記 トンネルと、前記トンネル内の前記靭帯移植片とを貫通して前記トンネルの対向 する側面で前記骨内に達するまで前記交差ピンを挿入し前記骨に前記靭帯移植片 を固定する段階とを含むことを特徴とする。 本発明の更なる目的、特徴、及び 利点は現時点で考えられる本発明を実施するための最良の形態を例示する好適実 施例について後述する詳細な説明を参照することにより当業者には明らかになろ う。 (図面の簡単な説明) 詳細な説明では特に添付の図面を参照する。図面において、 図1はトンネルを形成するドリルを基準として用い骨内のトンネルを貫通して 交差ピンの位置を合わせ装置するための本発明のドリル案内装置の側面図を示す 。 図2は図1の線2〜2に沿って見た断面図でトンネルドリルの軸と交差するよ うに角度をつけて位置決めした脛骨ドリル案内装置とドリルスリーブを示す。 図3は前十字靭帯置換術を施術しようとする膝の略正面図であって脛骨前位を 通り脛骨平坦部を上向きに貫通し更に大腿骨遠位端を通るように挿入し膝を貫通 して形成するトンネルの位置を設定する案内ピンを示す。 図4は図3と同様の略図で靭帯移植片を受け入れるためのトンネルを形成する ために膝関節部の案内ピンにそってトンネルドリルを挿入した状態を示す。 図5は図3と図4の膝の略図で膝を屈曲させてありトンネル内で靭帯移植片を 固定するための交差ピンの位置を決めるために図1のドリル案内装置をトンネル ドリルの一端に装着した状態を示す。 図6は図5と同様の略図で大腿骨を貫通する交差方向の案内孔を形成するため に第1のドリルを使用する状態を示す。 図7は図5及び図6と同様の略図でドリル案内装置のアームの下側の位置にド リルスリーブを貫通して第2のドリルを挿入した状態を示す。 図8は膝を図3と図4の位置に対して90゜回転させてあり脛骨ドリル案内装 置を用いて脛骨内のトンネルを通し交差ピンを装着するための所望の解剖学的位 置を設定する状態を示す。 図9は図5〜図7と同様の略図でトンネルドリルとドリル案内装置を除去後靭 帯移植片をトンネルに挿入し軟組織保護装置を大腿骨内に留置してある第2のド リル上に装着した状態を示す。 図10は図9と同様の略図で第2のドリルを用いて大腿骨を貫通しトンネルと トンネル内の靭帯移植片を通りトンネルの対向する端部で大腿骨内に達する孔を 形成する状態を示す。 図11は第2のドリルで形成した孔を貫通して装着し大腿骨を貫通しトンネル とトンネル内の靭帯移植片とを貫通してトンネルの対向する側面で大腿骨に到達 するまで延在して靭帯移植片を大腿骨に固定する交差ピンを示す部分切り欠き図 である。 (発明を実施するための最良の形態) ここで図面を参照すると、図1及び図2には本発明のドリル案内装置10が図 示してある。トンネルドリル12は骨を貫通したトンネル例えば脛骨と大腿骨を 貫通するトンネルを形成して膝関節の前十字靭帯の置換のために使用する。トン ネルドリル12は骨を貫通して切削するための第1の端部14と駆動装置へ接続 する第2の端部16を含む。ドリル12は数値が記してある深さ表示尺又は刻印 18を含み、これで刻印18からドリル12の第1の端部14の先端までの距離 を表示する。ドリル案内装置10はドリル12の第2の端部16へ回転的にまた 摺動的に結合するのに適している。ドリル案内装置10は図面において一般にL 字状の本体部分20を含み、本体20はドリル12と一般に直角に延出する第1 のアーム22と、一般にドリル12と平行な方向に第1のアーム22から離れる 方向へ延在する第2のアーム24を有する。第1のアーム22の端部はコネクタ 部分25内部のスプリング装架の爪26でドリル12の第2の端部16と摺動的 回転的に結合する。爪26は押下してドリル12に対して長手方向にドリル案内 装置10の本体部分20が摺動的に動くように出来る。爪26を解除するとスプ リングにより爪26がドリル12に形成した環状の溝に向かって圧接され、本体 部分20がドリル12に対して設定位置へ固定される。 ドリル案内装置10は大腿骨ドリル案内装置28と脛骨ドリル案内装置30と を含む。ドリル案内装置10は図面においてドリル12により穿孔したトンネル の軸とトンネル内部に配置した靭帯移植片とを交差し大腿骨と脛骨を貫通する交 差ピンの位置をあわせて装着するように設定してある。大腿骨ドリル案内装置2 8は本体部分20の遠位端32で一体成型されるように図示してある。交差方向 の案内開口部34が本体部分の遠位端32に設けてあり、ドリルスリーブ36が 交差方向の案内開口部34を通って延出する。ドリルスリーブ36は本体部分2 0の遠位端32にスプリング装架の爪38で摺動的に結合されている。スプリン グ装架の爪38を押下することで両方向の矢印40の方向にドリルスリーブ36 を摺動させることが出来る。ドリルスリーブ36は図1に図示した側面と対向す る側面に複数の歯(図示していない)を含む。爪38を解除すると、スプリング によって爪38が歯に向かって圧接されドリルスリーブが本体部分20に対して 所定の位置で固定されるようになっている。歯と爪装置は本体部分20に対する ドリルスリーブ36の位置を調整するためのラチェット手段を提供する。有利に も、ドリルスリーブ36は片手で本体20に対して調節できる。これにより詳細 については後述するようにドリルスリーブ36の位置の正確かつ迅速な調整が可 能になる。ドリルスリーブ36はドリル12の軸13を交差する軸40を有する 中央部の貫通孔を含むように形成される。ドリルスリーブ36の骨係合端には歯 44を含みこれで骨に切り込み骨に対するドリルスリーブ36の位置を保持する 一助とする。 ドリル12は第2の網状刻印の組46を含み、ドリル12の第1の端部14の 先端に対してドリルスリーブ36の軸42の位置の指標を提供する。ドリル12 の第1の端部14の先端は骨内のトンネルの端部の位置に対応する。したがって 、術者は指標46を用いてトンネル端部から所定の距離で交差ピンの位置を設定 することが出来る。 ドリル案内装置10は脛骨ドリル案内装置30も含む。脛骨ドリル案内装置3 0は装着ブロック48とドリルスリーブ50とを含む。ドリルスリーブ50はド リルスリーブ36に複数の歯又は鋸歯状のぎざぎざを含む。装着ブロック48は スプリング装架の爪54と爪54に力をかけるスプリング56とを含む。爪54 を矢印58の方向に押下するとドリルスリーブ50は自由になり両方向の矢印6 0の方向に本体部分20に対してドリルスリーブ50を摺動させることが出来る ようになる。爪54を解除するとスプリング56が爪54をドリルスリーブ50 の歯52に向かって圧接し本体部分20に対してドリルスリーブ50を所定位置 で保持する。言い換えれば、ドリルスリーブ50はドリルスリーブ36と同様に 本体20に対してラチェット式に接続される。 ドリルスリーブ36、50のラチェット式調整が本発明の利点を提供する。ラ チェット機能は案内アームを含むほかの案内機構に組み込むことが可能である。 押しボタン解除(爪38、54)によりドリルスリーブ36、50をアーム24 に対して前後に摺動させることが出来るようになる。これはねじ式締結具により 案内アームへ固定するドリルスリーブと比較して、ドリルスリーブ36、50の 動きの良好な調節を提供するものである。ラチェット機構は骨に対してドリルス リーブ36、50の更に確実な固定を提供するものでもある。ラチェットは一方 向の固定を提供するので骨に向かって圧迫は可能でも骨から引き離すことは出来 なくなる。したがって、これを片手で動かすことが出来る。ラチェット機構はド リルスリーブ36、50の各々の歯44、46と骨との緊密な係合も維持する。 スプリング装架の爪38、54以外の他のラチエット機構を本発明にしたがって 用いることが可能なことは理解されよう。またラチエット機構を他のドリル案内 装置と共に使用して骨を貫通する孔又はトンネルを形成することが出来ることも 理解されよう。したがって、ラチェット機構の特長は本発明のドリル案内装置1 0に制限されるものではない。 図2に図示したように、本体20のアーム24は角度62で示したアーム22 に対する所定の角度だけ捻ってある。図示したように角度62は約5.8゜であ る。本体部分48は本体部分48のねじ切りした開口部66を通って延出するね じ式のボルト64によりアーム24に摺動的に結合してある。ひねりを加えたア ーム24を提供することによりドリルスリーブ50の長手方向の孔70によって 決まる軸68がドリル12の軸と交差する。 ドリル案内装置10は骨内に形成したトンネルに交差ピンの位置をあわせて装 置するために使用する。本発明のドリル案内装置10の操作を図3から図11に 図示してある。ドリル案内装置10は膝関節の前十字靭帯の置換術に特に好適で ある。しかしドリル案内装置が骨内の他の靭帯の置換術にも使用できることは理 解されよう。ドリル案内装置10の詳細な操作の説明は膝関節の前十字靭帯置換 を参照して行うこととする。 図3に図示したように、膝関節72は大腿骨74と脛骨76とを含む。大腿骨 の関節顆78、80が膝関節72の動きにあわせて脛骨平坦部と嵌合する。図3 から図11には膝関節を包囲する軟組織84も模式的に図示してある。前十字靭 帯の置換中、膝関節を貫通するトンネルを角度をつけて形成して本来の前十字靭 帯の位置を復元する。したがって膝関節前十字靭帯置換の第1の段階は靭帯移植 片を受け入れるため膝関節72を通るトンネルを形成することである。トンネル 穿孔の第1の段階は一般に脛骨76の前位88を通り脛骨平坦部82を上向きに 貫通して大腿骨74の遠位端を上向きに通るようにKワイヤ又は案内ピン86を 装着することである。案内ピン76の位置は膝関節内に挿入した関節鏡を用いて 又はエックス線又は蛍光鏡で観察できる。執刀医が案内ピン86の位置に満足で きなければ、膝関節72に実質的な損傷を与えることなくこれを取り除き再挿入 することが可能である。これは案内ピン86が膝関節72を貫通する比較的細い 孔しか切削しないことによる。案内ピン86は骨を切削するためのドリル尖端を 備えた第1の端部90と、後述するようにトンネルを通して靭帯移植片を案内ピ ン86で引き上けられるようにする開口部94を含む第2の端部92とを含む。 執刀医はトンネルの中心線上で所望の位置に案内ピン86を配置した後、ドリ ル12を用いて膝関節72にトンネルを形成する。ドリル12をカニューレ挿入 してドリル12が案内ピン86上を通り、膝関節72を貫通するトンネル94を 切削するように行うのが望ましい。したがって案内ワイヤ86はトンネル94の 中心線を提供するものである。図4は案内ワイヤ86により設定された経路にそ って膝関節内へと切削したドリル12を示している。 トンネル94が膝関節内に形成されたら、執刀医は膝関節内の所定位置にドリ ル12を留置する。駆動装置をドリル12から取り外してドリル案内装置10を ドリル12の第2の端部16に挿入する。執刀医はドリル12の深さの指標18 を読み取ることで骨内へドリル12が進入した深さを読み取ることが出来る。こ れによって執刀医は必要とされる靭帯移植片の長さを推定できる。靭帯移植片は 一般的に既知の技術を用いる従来通りの方法で採得する。例えば、膝蓋腱の一部 を採得して前十字靭帯を置換するための組織を提供し、組織は各々の端部で骨栓 を有する腰の長さとする。 他の種類の靭帯置換術も考案されておりその幾つかは実際に実用化されている 。本明細書においてと添付の請求の範囲において、術語「靭帯移植片」は患者か ら、遺体から、又は動物から摘出した何らかの材料、又は例えばプラスチック又 は金属から作られ靭帯機能を提供するように成した何らかの材料を表すことを意 図している。更に、本明細書においてと添付の請求の範囲において、術語「靭帯 移植片を交差する」はトンネルを横方向に交差するようにピンを延在させること で実現することの出来る全ての種類の交差および/または接続を表わすことを意 図している。例えば、図示したように、このような交差ピンは膝蓋腱の端部に設 けた骨栓を通って延在することが出来る。交差ピンはそれ自体が軟組織を貫通し て延在するか又は軟組織に形成したループを通って延在しても良い。更に、用語 「交差」はトンネルの軸に対して直交するか又は直交しないような直交又は交差 を表すことを意図するものである。 靭帯移植片を採得又は入手したら、執刀医は交差ピンを挿入するのに最適な骨 栓の端部からの距離を推定することが出来る(選択した靭帯移植片の種類が骨栓 の場合)。ドリル案内装置10はほぼ最適な位置にピンの位置を合わせることが 出来る。爪26を押下することでドリル案内装置10はドリル12上で両方向の 矢印98の方向に前後に摺動させることが出来る。 執刀医に交差ピンを挿入する最適な位置が分れば、ドリル12上のドリル案内 装置の位置を指標46上の既知の距離に設定することが出来る。例えば、執刀医 が移植靭帯の端部から25ミリメートルの位置に交差ピンを配置したい場合、コ ネクタブロック25の上縁96が25ミリに相当する計測印と揃うところまでド リル案内装置10を摺動させる。これにより大腿骨ドリルスリーブ36の軸42 をドリル12の端部14から25ミリメートルの距離に合わせる。ドリル12の 端部14は移植靭帯の端部に対応することから、ドリルスリーブ30の軸42は 靭帯移植片の端部から25ミリメートルとなる。したがってドリル案内装置10 の位置をドリル上で長手方向に選択的に調整することで交差方向の案内開口部の 軸とドリルスリーブ36をドリルの上端での所定の位置に対応するトンネルの上 端に対して位置決めできるので軸はトンネル内の移植靭帯を交差することになる 。 ドリル案内装置10の長手方向の位置を設定してから、次の段階はドリル12 の軸と案内ピン86の周囲でドリル案内装置10を回転又は軸旋回し、大腿骨に 交差ピンを挿入しようとする所望の解剖学的位置にドリルスリーブ36を合わせ ることである。一般に、この場所は図11に最も良く図示してあるように側上顆 100上にある。 交差ピンの所望の解剖学的位置を選択したら、ドリルスリーブ36を矢印10 2の方向に大腿骨に向かってラチェット式に動かす。ドリルスリーブ36は軟組 織84の小切開を通して進め図5に図示したように大腿骨72の骨表へ係合させ る。第1のドリル104をここで使用してドリルスリーブ36をガイドに用いな がら大腿骨74を貫通する第1の孔を穿孔する。第1のドリル104は図面上で 2.4ミリメートルの第1の直径を有する。ドリル104は大腿骨74に横方向 の孔を形成する。ドリル104に停止部材106を結合させておき、大腿骨74 内の所定の距離だけドリル104が穿孔するように成しておく。停止部材106 はドリルがトンネル94内に位置しているドリル12と衝突しないようにする。 したがって停止部材106によってドリル104がトンネル94の直前で停止し 大腿骨74を貫通する横方向の案内孔108を提供する。ここで第1のドリル1 04をドリルスリーブ36から抜去する。 第2のドリル110を横方向の案内孔108に挿入する。第2のドリル110 は第1の直径よりわずかに大きい第2の直径を有する。図示したように、第2の ドリル110の直径は約2.5ミリメートルである。ドリルスリーブ36を通し て横方向の案内孔108内へと第2のドリル110を立てるのに挿入装置を使用 するが、これは第2のドリル110をある深さまで挿入して第2のドリル110 の端部が本体部分20の端部32を越えた位置に来るようにするものである。こ こでドリル110を大腿骨74に留置したままドリルスリーブ36を本体部分2 0から抜去する。したがってドリル110は軟組織84を貫通して横方向の案内 孔108の位置を示し、執刀医が孔108を容易に探し出すことが出来るように している。 靭帯移植片を交差ピンで脛骨内に固定することが所望であれば、ドリル案内装 置10をドリル12の軸13の回りで別の位置へと回転させ脛骨交差ピンの挿入 用の孔を形成することが出来る。ドリル案内装置10の本体20は印114をつ けてある測定尺を含む。この印114はドリルスリーブ36の軸42からドリル スリーブ50の軸68までの距離を表示している。つまり、執刀医は大腿骨の移 植靭帯の位置にある交差ピンの最適位置から移植片の脛骨位置にある交差ピンの 最適位置までの距離を測定できる。この距離が分れば、執刀医が脛骨ドリル案内 装置30の位置を距離に対応する印114に合わせた位置で設定することができ る。脛骨ドリル案内装置30の位置を設定したら、ドリル案内装置10を回転さ せて図8に図示したように脛骨76内に交差ピンを挿入するための所望の解剖学 的位置にドリルスリーブ50を合わせる。矢印115の方向に歯59が脛骨76 と係合するまでドリルスリーブ50をラチェット式に進める。ドリルスリーブ5 0が脛骨76に当接したら、執刀医は図6と図7に図示したように大腿骨にドリ ル104、110を挿入する段階と同じ段階を繰り返す。第1に、小径のドリル 104に停止部材106を用いて脛骨76に交差方向の案内孔を形成する。脛骨 76内の案内孔はドリル112に衝突する直前で停止する。大腿骨74内に留置 してあるドリル110と同一の第3のドリルを図7に図示した装置112を用い て交差方向の案内孔に立てる。直径の大きいドリルを脛骨76内の案内孔に立て てから、ドリル案内装置10とトンネルドリル12とを抜去する。大きいドリル は軟組織84を貫通して脛骨76内の交差方向の案内孔の位置を示すように脛骨 76内に残るので執刀医は脛骨76内の孔の位置を容易に特定できる。 本発明の1つの方法において、骨−靭帯−骨の靭帯移植片118は対向する端 部に結紮糸を装着してある。図9から図11に図示した実施例において、靭帯移 植片118は第1の骨ブロック124と、中間の靭帯126と、第2の骨ブロッ ク128とを含む。結紮糸120は案内ピン86の開口部94に結紮し、矢印1 30の方向に案内ピン86をトンネル94から抜去する際に靭帯移植片118が トンネル94内に引き込まれるようにする。結紮糸120はトンネル94の最上 部に近い位置で靭帯移植片118の上端132を保持するために使用する。 次に、軟組織保護装置134を大腿骨74内に留置してあるドリル110に挿 入する。軟組織保護装置134は軟組織がドリル110に巻き込まれるのを防止 するものである。更に、軟組織保護装置134は把持部(図示していない)と、 大腿骨74にわずかに刺入してドリル110により形成した案内孔の位置を刻印 できる歯とを含む。 本発明の次の段階は図10に図示してある。駆動装置36を用いて、大腿骨7 4内へ、トンネル94を貫通し、トンネル124内に位置する靭帯移植片118 の骨ブロック124を貫通し、トンネル94の駆動装置136と対向する側面で 大腿骨74に達するまで、更にドリル110を進める。 次に、軟組織保護装置134を所定位置に残したままでドリル110を抜去す る。つまり、ドリル110を取り除いた後、軟組織保護装置134は大腿骨74 を貫通して穿孔した孔108の位置を示し続ける。軟組織保護装置134を通し て孔108内に交差ピンを挿入する。六角ドライバーを使って大腿骨74内に交 差ピンをねじ込む。交差ピン138は図11に図示してある。 本発明では様々な種類の交差ピンを使用できるが、好適実施例は外部の六角形 の頭部140と頭部140に隣接したねじ切り部分と、テーパー状で一般に平滑 な軸144とを含む。交差ピン138を大腿骨74に挿入すると、テーパー状の 軸144は矢印146の方向へ骨ブロック124に力を加える。これによって骨 ブロック124はトンネル94の大腿骨の外壁に向かって圧接されることになり 、大腿骨74内部で骨ブロック124を固定し大腿骨74内の骨ブロック124 の治癒を促進する。交差ピン138は交差ピン138を大腿骨74へ挿入するの を容易にするための鈍角の尖端148も含む。 脛骨76内に位置する骨ブロック128は多数の方法の内のいずれによって固 定しても良い。クロサカ固定ねじをドリル12で形成した開口部に挿入して脛骨 76に骨ブロック128を固定することが可能である。更に、縫合糸は装着ワッ シャを使って脛骨76に固定できる。 脛骨76内の骨ブロック128を貫通する交差ピンを使用することが所望の場 合には、結紮糸122を引っ張り靭帯移植片118が正しい張力になるように調 節する。前述のように脛骨76に形成した孔に配置した第3のドリルを用いて第 2の交差ピン用の交差方向の案内孔を形成し交差ピンを脛骨とトンネル94を貫 通し骨ブロック128を貫通して駆動装置に対向する側面の脛骨に達するまで挿 入する。大腿骨74に穿孔して交差ピンを装置することを参照して詳細に前述し たのと同じ方法で交差ピンを脛骨内に挿入する。 本発明は幾つかの好適実施例を参照して詳細に説明したが、以下の請求の範囲 に記載し定めるとおり本発明の範囲と趣旨を逸脱することなく変化及び変更が存 在する。
【手続補正書】特許法第184条の7第1項 【提出日】1994年6月20日 【補正内容】 請求の範囲 1.骨に沿ってまた骨の中を移動可能な、トンネルを穿孔するためのトンネルド リルによって形成されたトンネルに交差ピンを位置決めし装着して、骨に対して トンネル内に靭帯移植片を固定し内包させるドリル案内装置てあって、 前記骨内で所定の軸に沿って前記靭帯移植片を内包する真っ直ぐなトンネルを 穿孔するための前記骨内に挿入可能なトンネルドリルと、 アーム部材と、 前記アーム部材の一部に結合されたドリル案内スリーブとを有し、ここで前記 ドリル案内スリーブは、前記真っ直ぐなトンネルと交差する方向で前記骨内に案 内孔を形成するためのドリルを案内する中心孔を有するように形成されており、 前記交差ピンが前記骨内の前記案内孔に配置されたときに挿入を案内されるよう にし、また前記ドリル案内スリーブの前記中心孔は、前記トンネルドリルが骨内 に挿入された状態でいる間に、その長軸横断方向で前記真っ直ぐなトンネルと交 差するように位置合わせされる軸を有するものであり、 更に、前記トンネルドリルに沿った回転方向と軸方向の移動自在に前記トンネ ルドリルに前記アーム部材を結合し、前記トンネルドリルが前記骨内にある間に 前記ドリル案内スリーブの位置決めを行い、前記骨内にある前記トンネルドリル を基準として用い前記トンネルの長さに沿って所望の解剖学的位置において前記 アーム部材の一部と前記ドリル案内スリーブとの位置を揃える手段を有すること を特徴とするドリル案内装置。 2.前記ドリル案内スリーブは前記アーム部材の一部から離れた位置にある前記 ドリル案内スリーブの端部を選択的に位置合わせするためのラチェット機構によ り前記アーム部材の一部に結合してあることを特徴とする請求の範囲第1項に記 載のドリル案内装置。 3.前記ラチェット機構は前記ドリル案内スリーブと係合するように構成したス プリング装架の爪を含み、前記スプリング装架の爪は前記アーム部材の一部から 離れて前記骨に向かう方向に前記ドリル案内スリーブの端部を動かすことができ 前記アーム部材の一部に向かって前記骨から離れる方向に前記ドリル案内スリー ブの端部が動くのを防止するようにしてあることを特徴とする請求の範囲第2項 に記載のドリル案内装置。 4.前記スプリング装架の爪と係合して前記アーム部材に対して選択した離れた 位置で前記ドリル案内スリーブの端部を固定するための複数の歯を含むように前 記ドリル案内スリーブが形成されていることを特徴とする請求の範囲第3項に記 載のドリル案内装置。 5.前記トンネルの端部に対応する前記トンネルドリルの穿孔端に対して前記ア ーム部材の一部に沿った前記ドリル案内スリーブの位置を表示するための手段を 更に含むことを特徴とする請求の範囲第1項に記載のドリル案内装置。 6.前記ドリル案内装置の前記アーム部材の一部と摺動的に結合され、前記ドリ ルを案内して前記真っ直ぐなトンネルに直交する第2の交差方向の案内孔を前記 骨に形成し、前記骨内の前記第2の案内孔に配置したときに第2の交差ピンを挿 入する案内のための中心孔を含むように形成してあり、前記中心孔は前記骨内に 前記トンネルドリルを挿入している間に前記真っ直ぐなトンネルをこれの長手方 向の軸に直交して交差するように位置を合わせた軸を有する第2のドリル案内ス リーブを更に含むことを特徴とする請求の範囲第1項に記載のドリル案内装置。 7.前記ドリル案内装置の前記アーム部材の一部が所定の角度で捻ってあり前記 トンネルドリルに対して前記第2の案内スリーブの位置を揃え前記第2の案内ス リーブの軸が前記トンネルを交差するようにしてあることを特徴とする請求の範 囲第6項に記載のドリル案内装置。 8.前記ドリル案内装置の前記アーム部材の一部は前記第1と第2のドリル案内 スリーブの間の距離を表示するための手段を含むことを特徴とする請求の範囲第 6項に記載のドリル案内装置。 9.前記第2のドリル案内スリーブは前記アーム部材の一部から離れた位置で前 記第2のドリル案内スリーブの端部を選択的に位置決めするためのラチェット機 構により前記アーム部材に結合されることを特徴とする請求の範囲第6項に記載 のドリル案内装置。 10.前記ドリル案内装置は前記トンネルドリルと直角の方向に延出する第1の アームと前記第1のアームに近位端で結合した第2のアームとを含む一般にL字 状の本体を有し前記第2のアームが前記トンネルドリルと遠位端に一般に平行に 延在し前記ドリル案内スリーブが前記第2のアームの前記遠位端に結合してある ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載のドリル案内装置。 11.前記結合手段は前記ドリルと前記トンネルの軸に沿って長手方向に動くよ うに前記トンネルドリル上に前記アーム部材を装着して前記トンネルドリルの上 端とこれにより形成された前記トンネルの端部に対して前記ドリル案内スリーブ を位置合わせするための手段を含み、前記アーム部材は前記トンネルドリルと前 記トンネル軸の周囲で回転可能とし、前記骨に対して選択した解剖学的位置に前 記ドリル案内スリーブを配置するようにしてあることを特徴とする請求の範囲第 1項に記載のドリル案内装置。 12.骨内にトンネルドリルで形成したトンネルに靭帯移植片を保持するための 交差ピンの位置を決めて装着するためのドリル案内装置であって、 前記靭帯移植片を内包するように前記骨内に軸に沿った真っ直ぐなトンネルを 穿孔するため前記骨内に挿入可能なトンネルドリルと、 ジャーナル部分と、 前記ジャーナル部分から上向きに角度をつけて延出し前記トンネルドリルの長 手方向の軸と実質的に平行なアーム部材と、 前記アーム部材に結合され、前記トンネルドリルが骨内に挿入されている間に 前記トンネルドリルと前記トンネルの長手方向の軸を交差する軸を有する案内開 口部を提供するドリル案内スリーブと、 前記トンネルドリルが前記トンネル内にある間に前記トンネルドリルに沿って 長手方向に動くように前記ジャーナル部分を前記トンネルドリルに結合し、前記 トンネルドリルの上端とこれにより形成されたトンネル端部に対して前記ドリル 案内スリーブの前記交差方向の案内開口部を位置合わせするための手段であって 、前記ジャーナル位置が前記トンネルドリルとトンネル軸の周囲で回転可能とし 、前記骨に対して選択した解剖学的位置に前記交差方向の案内開口部を位置合わ せするようにしてある手段と、 を含むことを特徴とするドリル案内装置。 13.前記ドリル案内スリーブは前記アーム部材から離れた位置で前記ドリル案 内スリーブの端部を選択的に位置合わせするためのラチェット機構により前記ア ーム部材に結合されることを特徴とする請求の範囲第12項に記載のドリル案内 装置。 14.前記ラチェット機構は前記ドリル案内スリーブと係合するように構成した スプリング装架の爪を含み、前記スプリング装架の爪は前記アーム部材から離れ て前記骨に向かう方向に前記ドリル案内スリーブの端部を動かせるように成し前 記アーム部材に向かって前記骨から離れる方向に前記ドリル案内スリーブの端部 が動くのを防止するようにしてあることを特徴とする請求の範囲第13項に記載 のドリル案内装置。 15.前記スプリング装架の爪と係合して前記アーム部材に対して選択した離れ た位置で前記ドリル案内スリーブの端部を固定するための複数の歯を含むように 前記ドリル案内スリーブが形成されていることを特徴とする請求の範囲第14項 に記載のドリル案内装置。 16.前記トンネルの端部に対応する前記トンネルドリルの穿孔端に沿ってまた これに対して前記ドリル案内スリーブの位置を表示するための手段を更に含むこ とを特徴とする請求の範囲第12項に記載のドリル案内装置。 17.前記ドリル案内装置の前記アーム部材と摺動的に結合され、前記ドリルを 案内して前記トンネルの軸に直交して前記骨に第2の案内孔を形成し前記骨に第 2の交差ピンを挿入する案内のための中心孔を含むように形成してあり前記トン ネルドリルが前記骨内に挿入されている間に前記中心孔が前記トンネルの軸に直 交して前記トンネルを交差するように位置を合わせた軸を有する第2のドリル案 内スリーブを更に含むことを特徴とする請求の範囲第12項に記載のドリル案内 装置。 18.前記ドリル案内装置の前記アーム部材が所定の角度で捻ってあり、前記第 2の案内スリーブの軸が前記トンネルを交差するように前記トンネルドリルに対 して前記第2の案内スリーブを位置合わせしてあることを特徴とする請求の範囲 第17項に記載のドリル案内装置。 19.前記ドリル案内装置の前記アーム部材は、前記第1と第2のドリル案内ス リーブの間の距離を表示するための手段を含むことを特徴とする請求の範囲第1 7項に記載のドリル案内装置。 20.前記第2のドリル案内スリーブは前記アーム部材から離れた距離で前記第 2のドリル案内スリーブを選択的に位置決めするためのラチェット機構により前 記アーム部材に結合されることを特徴とする請求の範囲第17項に記載のドリル 案内装置。 21.骨内にトンネルドリルで穿孔したトンネルに靭帯移植片を保持するための 交差ピンを位置決めして装着するためのドリル案内装置であって、 前記靭帯移植片を内包するように前記骨内に軸に沿って真っ直ぐなトンネルを 穿孔するための前記骨内に挿入可能なトンネルドリルと、 前記トンネルドリルの長手方向の軸と実質的に平行に延出するアーム部材と、 前記トンネル軸と前記トンネル内の前記移植片に交差方向に直交するように位 置合わせしたドリル案内スリーブを含み、ドリルを案内して前記骨内に案内孔を 形成し前記交差ピンを受け入れるための手段であって、前記アーム部材に結合し てある手段と、 前記トンネルドリルが前記骨内にある間に前記トンネルドリルに沿って回転方 向と軸方向に移動するように前記トンネルドリルと前記アーム部材を結合して前 記ドリル案内スリーブを位置合わせし、前記骨内にある前記トンネルドリルを基 準として用いて選択した解剖学的位置に前記ドリル案内スリーブの位置を合わせ るための手段と、 を含むことを特徴とするドリル案内装置。 22.前記トンネルの端部に対応する前記トンネルドリルの穿孔端に対する前記 案内手段の位置を表示するための手段を更に含むことを特徴とする請求の範囲第 21項に記載のドリル案内装置。 23.前記ドリル案内装置は前記トンネルドリルと直角の方向に延出する第1の アームと前記第1のアームに近位端で結合した第2のアームとを含む一般にL字 状の本体を有し前記第2のアームが前記トンネルドリル及び遠位端と一般に平行 に延在し前記ドリル案内スリーブが前記第2のアームの前記遠位端に結合してあ ることを特徴とする請求の範囲第21項に記載のドリル案内装置。 24.前記結合手段は前記トンネルドリルとトンネルの軸に沿って長手方向に動 くように前記トンネルドリル上に前記アーム部材を装着して前記トンネルドリル の穿孔端とこれにより形成された前記トンネル端部に対して前記案内手段を位置 合わせするための手段を含み、前記アーム部材は前記トンネルドリルとトンネル 軸の周囲で回転可能とし、前記骨に対して選択した解剖学的位置に前記案内手段 を位置合わせするようにしてあることを特徴とする請求の範囲第21項に記載の ドリル案内装置。 25.骨内に孔を形成するためにドリルを位置決めするためのドリル案内装置で あって、 軸に沿って真っ直ぐなトンネルを前記骨内に穿孔するため前記骨に挿入可能な トンネルドリルと、 アーム部材と、 前記トンネルドリルの長手方向の軸と前記トンネルに直交するように交差する 前記骨内の孔を形成するためのドリルを案内する中心孔を含むように形成された ドリル案内スリーブと、 前記ドリル案内スリーブを前記アーム部材に結合して前記アーム部材から離れ た位置で前記第2のドリル案内スリーブの端部を選択的に軸方向に位置決め出来 るようにするラチェット機構と、 前記トンネルドリルに沿って回転方向と軸方向に移動するように前記トンネル ドリルに前記アーム部材を結合して前記骨に対して選択した解剖学的位置におい て前記トンネルドリルに対する前記ドリル案内スリーブの位置を合わせの手段と 、 を含むことを特徴とするドリル案内装置。 26.前記ラチェット機構は前記ドリル案内スリーブと係合するように構成した スプリング装架の爪を含み、前記スプリング装架の爪は前記アーム部材から離れ て前記骨に向かう方向に前記ドリル案内スリーブの端部を軸方向に動かせるよう にして、前記アーム部材に向かって前記骨から離れる方向に前記ドリル案内スリ ーブの端部が動くのを防止するようにしてあることを特徴とする請求の範囲第2 5項に記載のドリル案内装置。 27.前記スプリング装架の爪と係合して前記アーム部材に対して選択した位置 に前記ドリル案内スリーブの端部を固定するための複数の歯を含むように前記ド リル案内スリーブが形成されていることを特徴とする請求の範囲第26項に記載 のドリル案内装置。 28.トンネル内で膝関節靭帯移植片を保持するための交差ピンの位置を決めて 、前記ピンが前記トンネルと前記靭帯移植片とを交差するように装着する方法で あって、前記トンネルが脛骨平坦部直下の一点からこれを上向きに貫通して大腿 骨遠心端に達するように穿孔されている方法において、 脛骨前位から前記大腿骨に向かって上向きに前記脛骨平坦部を貫通して前記大 腿骨遠位端へ上向きに案内ピンを挿入して前記トンネルの中心線を設定する段階 と、 前記案内ピンを中心線の案内として用いカニューレ挿入したドリルを用いて大 腿骨内の所定の位置に終止するように前記トンネルを穿孔する段階と、 前記トンネル穿孔段階で使用した前記ドリルにドリル案内装置を装着する段階 であって、前記ドリル案内装置が前記ドリルと案内ピンの軸に沿って移動可能か つこれの周囲で回転可能にしてあり、前記案内装置がジャーナルを有する第1の アームの一端の近くで前記ドリル上にジャーナルが装着してある前記第1のアー ムと、前記中心軸にほぼ並行に前記第1の軸とは角度をつけて延在し前記案内ピ ンとトンネルドリルの中心線軸を交差する穿孔軸を有する交差方向の案内開口部 で終止する第2のアームとを有するようになっている段階と、 前記ドリル上で長手方向に前記ドリル案内装置の位置を移動させて前記ドリル の上端に対する前記交差方向の案内開口部の軸の位置を決めて前記トンネルの上 端における所定の一点で前記交差方向の案内開口部の軸前記中心軸に交差して前 記靭帯移植片が前記トンネル内に配置されたときに前記靭帯移植片と交差するよ うにする段階と、 前記交差ピンを前記大腿骨へ挿入する所望の解剖学的位置まで前記ドリルと案 内ピンの中心軸の周囲で前記ドリル案内装置の位置を回転させる段階と、 前記交差方向の案内開口部にドリルスリーブを配置し前記ドリルスリーブを前 記大腿骨と係合するまで移動する段階と、 前記ドリルスリーブを案内装置として使用し第1の直径を有する第1のドリル で前記トンネルの入り口の直前で止まる所定の距離だけ前記中心軸を交差するよ うに前記大腿骨内へ第1の案内孔を穿孔して交差方向の案内孔を提供する段階と 、 前記ドリルスリーブから前記第1のドリルを抜去して第2の更に大きい直径を 有する第2のドリルを前記案内孔に挿入する段階と、 前記大腿骨内の前記案内孔の所定位置に前記第2のドリルを残したまま前記ド リルスリーブを抜去する段階と、 前記トンネル内の所定位置に前記案内ピンを残したまま前記ドリル案内装置と 前記トンネルドリルとを抜去する段階と、 前記交差方向の案内孔の中心軸が交差する前記トンネルの上端に前記靭帯移植 片を挿入する段階と、 前記第2のドリルに軟組織保護装置を装着して前記大腿骨に係合させる段階と 、 前記第2のドリルを用い、前記大腿骨を貫通して前記トンネルへまた前記靭帯 移植片を貫通して前記トンネルの対向する側面で前記大腿骨に達するまで穿孔を 続けることで前記第1の案内孔を延伸する段階と、 前記軟組織保護装置を残したまま前記第2のドリルを抜去する段階と、 前記軟組織保護装置から前記第1の案内孔と前記トンネルと前記靭帯移植片と を貫通して前記トンネルの対向する側面で前記大腿骨に達するまで前記交差ピン を挿入して前記大腿骨内で前記靭帯移植片を固定する段階と、 を含むことを特徴とする方法。 29.前記トンネルと前記靭帯移植片を交差するように第2の交差ピンの位置を 決めてこれを前記脛骨に装着することを含み、 前記ドリル案内装置と前記トンネルドリルを抜去する段階の前に前記脛骨内に 前記第2の交差ピンを挿入するための所望の解剖学的位置まで前記ドリルと案内 ピンの中心軸の周囲で前記ドリル案内装置の位置を回転的に調整する段階と、 前記第2のアームに設けた第2の交差方向の案内開口部に第2のドリルスリー ブを配置して前記ドリルスリーブが前記脛骨と係合するまで移動する段階と、 前記第1の直径を有する前記第1のドリルの案内装置として前記ドリルスリー ブを用いて前記トンネル開口部の直前までの所定の距離だけ前記脛骨内に穿孔し て前記脛骨内の交差方向の案内孔を提供する段階と、 前記第2のドリルスリーブから前記第1のドリルを抜去する段階と、 前記第1の交差ピンを前記大腿骨に挿入してから、前記第2の更に大きい直径 のドリルと実質的に等しい直径を有する第3のドリルを前記脛骨内の前記案内孔 に挿入する段階と、 前記脛骨の前記案内孔の所定位置に前記第3のドリルを残したまま前記ドリル スリーブを抜去する段階と、 前記第3のドリルに第2の軟組織保護装置を装着して前記脛骨に係合させる段 階と、 前記第3のドリルを用いて、前記脛骨から前記脛骨内の前記トンネルと前記靭 帯移植片とを貫通して前記トンネルの対向する側面に達するまで穿孔を続けるこ とで前記脛骨内の前記案内孔を延伸する段階と、 前記軟組織保護装置を残したまま前記第3のドリルを抜去する段階と、 前記軟組織保護装置から前記脛骨案内孔と前記トンネルと前記靭帯移植片とを 貫通して前記トンネルの対向する側面で前記脛骨に達するまで前記交差ピンを挿 入し前記脛骨内に前記靭帯移植片を固定する段階と、 を更に含むことを特徴とする請求の範囲第28項に記載の方法。 30.骨内に靭帯移植片を固定するための方法であって、 ドリルを用いて前記骨を貫通する第1の孔を穿孔し靭帯移植片を受け入れるた めの靭帯用トンネルを形成する段階と、 第2の孔を穿孔するドリルのための支持として前記靭帯用トンネル内部の前記 ドリルを用い前記靭帯用トンネルに対して角度をつけて前記骨内に前記第2の孔 を穿孔して前記第2の孔の位置を設定する段階と、 前記靭帯移植片を前記靭帯用トンネルに挿入する段階と、 前記第2の孔と前記靭帯移植片を通して交差ピンを挿入して前記骨に前記靭帯 移植片を固定する段階と を含むことを特徴とする方法。 31.前記骨を貫通する案内ピンを挿入して、靭帯用トンネルの位置を設定する 段階の後で、前記骨を貫通する前記第1の孔を穿孔して前記靭帯用トンネルを形 成する段階を更に含むことを特徴とする請求の範囲第30項に記載の方法。 32.前記ドリルが前記案内ピンの上を通って前記靭帯用トンネルを形成するよ うに前記ドリルをカニューレ挿入することを特徴とする請求の範囲第31項に記 載の方法。 33.前記第2の孔を穿孔する段階は 前記トンネル穿孔段階で使用した前記ドリルにドリル案内装置を装着する段階 であって、前記ドリル案内装置が前記ドリルに装着したジャーナル端を備えた第 1のアームと前記第1のアームに対して角度をつけて延出しドリルスリーブを結 合してある前記靭帯用トンネルの中心軸に対して一般に平行の第2のアームを有 しており、前記ドリルスリーブが前記トンネルの中心軸を交差する穿孔軸を有す るようになっている段階と、 前記トンネルの中心軸に沿って前記ドリル案内装置の位置を調整して前記交差 ピンを挿入するための所望の解剖学的位置に前記ドリルスリーブの穿孔軸を合わ せて前記トンネル内の前記靭帯移植片を交差する段階と、 前記ドリルスリーブを案内装置として用いて前記骨に第2の孔を穿孔する段階 と、 を含むことを特徴とする請求の範囲第30項に記載の方法。 34.前記第2の孔を穿孔する段階は 前記ドリルスリーブを通して交差方向にドリルを通し、前記トンネルの直前ま での所定の距離だけ前記骨内に第1の直径の孔を穿孔して交差方向の案内孔を提 供する段階と、 前記ドリルスリーブから前記第1のドリルを抜去して前記第1の直径より大き な第2の直径を有する第2のドリルを前記案内孔に挿入する段階と、 前記骨内の前記案内孔の所定位置に前記第2のドリルを残したまま前記ドリル スリーブを抜去する段階と、 前記トンネルから前記ドリル案内装置と前記トンネルドリルとを抜去する段階 と、 前記交差方向の案内孔の中心軸が交差するように前記骨内の前記トンネルに前 記靭帯移植片を挿入する段階と 前記第2のドリルに軟組織保護装置を装着して前記骨と係合させる段階と、 前記第2のドリルを用いて前記骨と前記トンネルと前記靭帯移植片とを貫通し 前記トンネルの対向する側面で前記骨に達するまで穿孔することで前記案内孔を 延伸する段階と、 前記軟組織保護装置を残したまま前記第2のドリルを抜去する段階と、 軟組織保護装置から前記延伸した案内孔と前記トンネルと前記靭帯移植片とを 貫通して前記トンネルの対向する側面で前記骨に達するまで前記交差ピンを挿入 して前記骨内に前記靭帯移植片を固定する段階と を更に含むことを特徴とする請求の範囲第33項に記載の方法。 35.前記ドリルに対する前記ドリル案内装置の位置を調整する段階は 前記ドリルの長手方向に前記ドリル案内装置の位置を調整して前記トンネルの 一端に対する前記ドリルスリーブの穿孔軸の位置を決め、前記ドリルスリーブの 中心穿孔軸が選択した位置で前記トンネル内の前記靭帯移植片を交差するように する段階と、 前記トンネルドリルの軸周囲で前記ドリル案内装置の位置を軸旋回的に調整し て前記骨内に前記交差ピンを挿入する前記骨の所望の解剖学的位置へ前記ドリル スリーブの位置を合わせる段階と、 を更に含むことを特徴とする請求の範囲第33項に記載の方法。 36.骨内に形成したトンネル内で靭帯移植片を保持するための交差ピンを、前 記ピンが前記トンネルと前記靭帯移植片とを交差するように装着する方法であっ て、 第1のドリルを用いて前記靭帯移植片を受け入れるため前記骨内にトンネルを 穿孔する段階と、 前記トンネル内の前記第1のドリルを支持として用いて所望の解剖学的位置に ドリルスリーブを配置して、前記骨内に前記交差ピンを挿入するためのドリルス リーブの位置を決め、前記トンネル内の前記靭帯移植片を交差するように成す段 階と、 前記ドリルスリーブを通して第2のドリルを挿入し第1の直径を有する前記第 2のドリルにより前記トンネルの直前までの所定の距離にわたり所望の解剖学的 位置で前記トンネルを交差するように前記骨内へ穿孔して交差方向の案内孔を提 供する段階と、 前記第2のドリルを抜去して前記第1の直径より大きい第2の直径を有する第 2のドリルを前記ドリルスリーブを通して前記案内孔へ挿入する段階と、 前記第3のドリルに軟組織保護装置を装着する段階と、 前記第1のドリルを抜去して前記トンネル内に靭帯移植片を挿入する段階と、 前記第3のドリルを用いて前記骨と前記トンネルと前記靭帯移植片とを貫通し て前記トンネルの対向する側面で前記骨に達するまで穿孔することにより前記案 内孔を延伸する段階と、 前記軟組織保護装置を残したまま前記第3のドリルを抜去する段階と、 前記軟組織保護装置から前記案内孔と前記トンネルと前記靭帯移植片とを貫通 して前記トンネルの対向する側面で前記骨に達するまで前記交差ピンを挿入して 前記骨内に前記靭帯移植片を固定する段階と、 を含むことを特徴とする方法。 37.脛骨と大腿骨とを含む膝の内部に靭帯移植片を固定するための方法であっ て、 ドリルで前記脛骨と前記大腿骨を貫通する第1の孔を穿孔して靭帯移植片を受 け入れるための靭帯用トンネルを形成する段階と、 前記靭帯用トンネル内の前記ドリルを支持として用いて前記靭帯用トンネルに 対して角度をつけて前記大腿骨に第2の孔を穿孔し、前記第2の孔の位置を設定 する段階と、 前記靭帯用トンネルに靭帯移植片を挿入する段階と、 前記第2の孔を通して交差ピンを挿入し前記大腿骨に前記靭帯移植片の一端を 固定する段階と を含むことを特徴とする方法。 38.前記脛骨と前記大腿骨とを貫通して案内ピンを挿入し靭帯用トンネルの位 置を設定する段階の後で、前記骨を貫通する前記第1の孔を穿孔して、前記靭帯 用トンネルを形成する段階を更に含むことを特徴とする請求の範囲第37項に記 載の方法。 39.前記靭帯用トンネル内の前記ドリルを支持として用いて前記靭帯用トンネ ルに対して角度を付けて前記脛骨内に第3の孔を穿孔し前記第3の孔の位置を設 定する段階と、 前記第3の孔を通して交差ピンを挿入して前記脛骨に前記靭帯移植片の第2の 端部を固定する段階と、 を更に含むことを特徴とする請求の範囲第37項に記載の方法。 40.関節で接する骨に形成したトンネル内に靭帯移植片を保持するための交差 ピンの位置を決めて装着し前記ピンが前記トンネルと前記トンネル内に挿入した 前記靭帯移植片を交差するように成す方法であって、 前記関節で接する骨を貫通して案内ピンを挿入し前記トンネルの中心線を決定 する段階と、 カニューレ挿入したドリルで前記トンネルを穿孔するのに前記案内ピンをカニ ューレ挿入したドリルの中心案内装置として用いる段階と、 前記トンネル穿孔段階で使用した前記ドリルにドリル案内装置を装着する段階 であって、前記ドリル案内装置が前記ドリルの長手方向の穿孔軸と前記案内ピン の長手方向の軸の周囲で回転可能にしてあり、前記案内装置が前記ドリル上にジ ャーナル端が装着してある第1のアームと前記第1のアームからこれと角度を取 って離れる方向に延出し前記案内ピンとトンネルドリルの長手方向の中心軸を交 差する穿孔軸を有する交差方向のドリル案内用開口部を有する第2のアームを有 するようにしてある段階と、 前記ドリル上の長手方向に前記ドリル案内装置の位置を調節して前記トンネル に対して前記交差方向の案内開口部の穿孔軸の位置を決め、前記トンネル内の前 記隣接する骨の一方で前記靭帯移植片を正しく交差するように成す段階と、 前記ドリルと案内ピンの長手方向の中心軸の周囲で前記ドリル案内装置の位置 を軸旋回的に調整して前記トンネル内に前記交差ピンを挿入するための所望の解 剖学的位置を見つけ出す段階と、 第2のドリルの位置合わせのために前記ドリル案内装置を用いて前記骨内を交 差方向に穿孔し中心軸を有する交差方向の案内孔を提供する段階と、 前記交差方向の案内孔の中心軸で交差するように前記カニューレ挿入したドリ ルにより穿孔した前記トンネル内に前記靭帯移植片を挿入して位置合わせする段 階と、 前記案内孔と前記トンネルと前記靭帯移植片とを貫通して前記トンネルの対向 する側面に達するまで前記交差ピンを挿入して前記トンネル内に前記靭帯移植片 を固定する段階と を含むことを特徴とする方法。 41.前記トンネルと靭帯移植片とを交差し前記隣接する骨に第2の交差ピンの 位置を決めて装着することを含み、 前記カニューレ挿入したドリル上で前記カニューレ挿入したドリルと案内ピン の中心軸の周囲で前記ドリル案内装置の位置を軸旋回的に調整して前記隣接する 骨内に前記第2の交差ピンを挿入するための所望の解剖学的位置を見つけ出す段 階と、 前記隣接する骨を交差方向に穿孔して前記隣接する骨に交差方向の第2の案内 孔を提供する段階と、 前記隣接する骨の前記案内孔と前記トンネルと前記靭帯移植片とを貫通し前記 トンネルの対向する側面に達するまで前記交差ピンを挿入して前記隣接する骨に 前記靭帯移植片を固定する段階と を更に含むことを特徴とする請求の範囲第40項に記載の方法。 【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1994年7月7日 【補正内容】 穿孔の第1の段階は一般に脛骨76の前位88を通り脛骨平坦部82を上向きに 貫通して大腿骨74の遠位端を上向きに通るようにKワイヤ又は案内ピン86を 装着することである。案内ピン76の位置は膝関節内に挿入した関節鏡を用いて 又はエックス線又は蛍光鏡で観察できる。執刀医が案内ピン86の位置に満足で きなければ、膝関節72に実質的な損傷を与えることなくこれを取り除き再挿入 することが可能である。これは案内ピン86が膝関節72を貫通する比較的細い 孔しか切削しないことによる。案内ピン86は骨を切削するためのドリル尖端を 備えた第1の端部90と、後述するようにトンネルを通して靭帯移植片を案内ピ ン86で引き上げられるようにする開口部93を含む第2の端部92とを含む。 執刀医はトンネルの中心線上で所望の位置に案内ピン86を配置した後、ドリ ル12を用いて膝関節72にトンネルを形成する。ドリル12をカニューレ挿入 してドリル12が案内ピン86上を通り、膝関節72を貫通するトンネル94を 切削するように行うのが望ましい。したがって案内ワイヤ86はトンネル94の 中心線を提供するものである。図4は案内ワイヤ86により設定された経路にそ って膝関節内へと切削したドリル12を示している。 トンネル94が膝関節内に形成されたら、執刀医は膝関節内の所定位置にドリ ル12を留置する。駆動装置をドリル12から取り外してドリル案内装置10を ドリル12の第2の端部16に挿入する。執刀医はドリル12の深さの指標18 を読み取ることで骨内へドリル12が進入した深さを読み取ることが出来る。こ れによって執刀医は必要とされる靭帯移植片の長さを推定てきる。靭帯移植片は 一般的に既知の技術を用いる従来通りの方法で採得する。例えば、膝蓋腱の一部 を採得して前十字靭帯を置換するための組織を提供し、組織は各々の端部で骨栓 を有する腱の長さとする。 他の種類の靭帯置換術も考案されておりその幾つかは実際に実用化されている 。本明細書においてと添付の請求の範囲において、術語「靭帯移植片」は患者か ら、遺体から、又は動物から摘出した何らかの材料、又は例えばプラスチック又 は金属から作られ靭帯機能を提供するように成した何らかの材料を表すことを意 図している。更に、本明細書においてと添付の請求の範囲において、術語「靭帯 移植片を交差する」はトンネルを横方向に交差するようにピンを延在させること て実現することの出来る全ての種類の交差および/または接続を表わすことを意 図している。例えば、図示したように、このような交差ピンは膝蓋腱の端部に設 けた骨栓を通って延在することが出来る。交差ピンはそれ自体が軟組織を貫通し て延在するか又は軟組織に形成したループを通って延在しても良い。更に、用語 「交差」はトンネルの軸に対して直交するか又は直交しないような直交又は交差 を表すことを意図するものである。 靭帯移植片を採得又は入手したら、執刀医は交差ピンを挿入するのに最適な骨 栓の端部からの距離を推定することか出来る(選択した靭帯移植片の種類か骨栓 の場合)。ドリル案内装置10はほぼ最適な位置にピンの位置を合わせることが 出来る。爪26を押下することでドリル案内装置10はドリル12上で両方向の 矢印98の方向に前後に摺動させることか出来る。 執刀医に交差ピンを挿入する最適な位置が分れば、ドリル12上のドリル案内 装置の位置を指標46上の既知の距離に設定することか出来る。例えば、執刀医 が移植靭帯の端部から25ミリメートルの位置に交差ピンを配置したい場合、コ ネクタブロック25の上縁96が25ミリに相当する計測印と揃うところまでド リル案内装置10を摺動させる。これにより大腿骨ドリルスリーブ36の軸42 をドリル12の端部14から25ミリメートルの距離に合わせる。ドリル12の 端部14は移植靭帯の端部に対応することから、ドリルスリーブ30の軸42は 靭帯移植片の端部から25ミリメートルとなる。したかってドリル案内装置10 の位置をドリル上で長手方向に選択的に調整することで交差方向の案内開口部の 軸とドリルスリーブ36をドリルの上端での所定の位置に対応するトンネルの上 端に対して位置決めできるのて軸はトンネル内の移植靭帯を交差することになる 。 ドリル案内装置10の長手方向の位置を設定してから、次の段階はドリル12 の軸と案内ピン86の周囲てドリル案内装置10を回転又は軸旋回し、大腿骨に 交差ピンを挿入しようとする所望の解剖学的位置にドリルスリーブ36を合わせ ることてある。一般に、この場所は図11に最も良く図示してあるように側上顆 100上にある。 交差ピンの所望の解剖学的位置を選択したら、ドリルスリーブ36を矢印10 2の方向に大腿骨に向かってラチエット式に動かす。ドリルスリーブ36は軟組 織84の小切開を通して進め図5に図示したように大腿骨72の骨表へ係合させ る。第1のドリル104をここて使用してドリルスリーブ36をガイドに用いな がら大腿骨74を貫通する第1の孔を穿孔する。第1のドリル104は図面上で 2.4ミリメートルの第1の直径を有する。ドリル104は大腿骨74に横方向 の孔を形成する。ドリル104に停止部材106を結合させておき、大腿骨74 内の所定の距離だけドリル104が穿孔するように成しておく。停止部材106(図6参照) はドリルがトンネル94内に位置しているドリル12と衝突しない ようにする。したがって停止部材106によってドリル104がトンネル94の 直前で停止し大腿骨74を貫通する横方向の案内孔108を提供する。ここて第 1のドリル104をドリルスリーブ36から抜去する。 第2のドリル110を横方向の案内孔108に挿入する。第2のドリル110 は第1の直径よりわずかに大きい第2の直径を有する。図示したように、第2の ドリル110の直径は約2.5ミリメートルである。ドリルスリーブ36を通し て横方向の案内孔108内へと第2のドリル110を立てるのに挿入装置を使用 するが、これは第2のドリル110をある深さまて挿入して第2のドリル110 の端部が本体部分20の端部32を越えた位置に来るようにするものである。こ こでドリル110を大腿骨74に留置したままドリルスリーブ36を本体部分2 0から抜去する。したがってドリル110は軟組織84を貫通して横方向の案内 孔108の位置を示し、執刀医が孔108を容易に探し出すことが出来るように している。 靭帯移植片を交差ピンで脛骨内に固定することが所望であれば、ドリル案内装 置10をドリル12の軸13の回りて別の位置へと回転させ脛骨交差ピンの挿入 用の孔を形成することが出来る。ドリル案内装置10の本体20は印114をつ けてある測定尺を含む。この印114はドリルスリーブ36の軸42からドリル スリーブ50の軸68まての距離を表示している。つまり、執刀医は大腿骨の移 植靭帯の位置にある交差ピンの最適位置から移植片の脛骨位置にある交差ピンの 最適位置までの距離を測定できる。この距離が分れば、執刀医が脛骨ドリル案内 装置30の位置を距離に対応する印114に合わせた位置で設定することができ る。脛骨ドリル案内装置30の位置を設定したら、ドリル案内装置10を回転さ せて図8に図示したように脛骨76内に交差ピンを挿入するための所望の解剖学 的位置にドリルスリーブ50を合わせる。矢印115の方向に歯59が脛骨76 と係合するまでドリルスリーブ50をラチェット式に進める。ドリルスリーブ5 0が脛骨76に当接したら、執刀医は図6と図7に図示したように大腿骨にドリ ル104、110を挿入する段階と同じ段階を繰り返す。第1に、小径のドリル 104に停止部材106を用いて脛骨76に交差方向の案内孔を形成する。脛骨 76内の案内孔はドリル112に衝突する直前で停止する。大腿骨74内に留置 してあるドリル110と同一の第3のドリルを図7に図示した装置112を用い て交差方向の案内孔に立てる。直径の大きいドリルを脛骨76内の案内孔に立て てから、ドリル案内装置10とトンネルドリル12とを抜去する。大きいドリル は軟組織84を貫通して脛骨76内の交差方向の案内孔の位置を示すように脛骨 76内に残るので執刀医は脛骨76内の孔の位置を容易に特定できる。 本発明の1つの方法において、骨一靭帯一骨の靭帯移植片118は対向する端 部に結紮糸を装着してある。図9から図11に図示した実施例において、靭帯移 植片118は第1の骨ブロック124と、中間の靭帯126と、第2の骨ブロッ ク128とを含む。結紮糸120は案内ピン86の開口部93に結紮し、矢印1 30の方向に案内ピン86をトンネル94から抜去する際に靭帯移植片118か トンネル94内に引き込まれるようにする。結紮糸120はトンネル94の最上 部に近い位置で靭帯移植片118の上端132を保持するために使用する。 次に、軟組織保護装置134を大腿骨74内に留置してあるドリル110に挿 入する。軟組織保護装置134は軟組織がドリル110に巻き込まれるのを防止 するものである。更に、軟組織保護装置134は把持部(図示していない)と、 大腿骨74にわすかに刺入してドリル110により形成した案内孔の位置を刻印 できる歯とを含む。 本発明の次の段階は図10に図示してある。駆動装置36を用いて、大腿骨7 4内へ、トンネル94を貫通し、トンネル124内に位置する靭帯移植片118 の骨ブロック124を貫通し、トンネル94の駆動装置136と対向する側面で 大腿骨74に達するまで、更にドリル110を進める。 次に、軟組織保護装置134を所定位置に残したままでドリル110を抜去す
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,G B,HU,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,MG ,MN,MW,NL,NO,NZ,PL,PT,RO, RU,SD,SE,SK,UA,VN 【要約の続き】 6、50)とを位置合わせする。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.トンネルドリルで形成した骨内のトンネルに交差ピンを位置決めし装着して 、靭帯移植片を前記骨に固定するためのドリル案内装置であって、 アーム部材と、 前記アーム部材に結合してあり、ドリルを案内して交差方向の案内孔を前記骨 に形成して前記交差ピンを前記骨に挿入する案内のための中心孔を含むように形 成してあり、前記中心孔が前記トンネルを交差するように位置合わせした軸を有 するドリル案内スリーブと、 前記トンネルドリルが前記骨内にある間に前記トンネルドリルに前記アーム部 材を結合して、前記骨内にある前記トンネルドリルを基準として用い所望の解剖 学的位置においてアーム部材と前記ドリル案内スリーブの位置を合わせるための 手段と、 を含むことを特徴とするドリル案内装置。 2.前記ドリル案内スリーブは、前記アーム部材に対して前記ドリル案内スリー ブを選択的に軸方向に位置合わせするためのラチェット機構により前記アーム部 材に結合してあることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のドリル案内装置。 3.前記ラチェット機構は、前記ドリル案内スリーブと係合するように構成した スプリング装架の爪を含み、前記スプリング装架の爪は前記骨に向かう方向に前 記アーム部材に対して前記ドリル案内スリーブを軸方向には動かせ、前記骨から 離れる方向に前記アーム部材に対して前記ドリル案内スリーブが軸方向に動くの を防止するようにしてあることを特徴とする請求の範囲第2項に記載のドリル案 内装置。 4.前記ドリル案内スリーブが、前記スプリング装架の爪と係合して前記アーム 部材に対して選択した軸方向の位置で前記ドリル案内スリーブを係止するための 複数の歯を含むように形成されていることを特徴とする請求の範囲第3項に記載 のドリル案内装置。 5.前記トンネルの端部に対応する前記トンネルドリルの上端部に対する前記ド リル案内スリーブの位置を表示するための手段を更に含むことを特徴とする請求 の範囲第1項に記載のドリル案内装置。 6.前記ドリル案内装置の前記アーム部材と摺動的に結合する第2のドリル案内 スリーブを更に含み、該第2のドリル案内スリーブは、前記ドリルを案内して、 前記骨に第2の交差方向の案内孔を形成し、前記骨に第2の交差ピンを挿入する 案内のため中心孔を含むように形成してあり、前記第2のドリル案内スリーブの 中心孔が前記トンネルを交差するように位置合わせした軸を有することを特徴と する請求の範囲第1項に記載のドリル案内装置。 7.前記ドリル案内装置の前記アーム部材が所定の角度で捻ってあり、前記第2 の案内スリーブの軸が前記トンネルを交差するように前記トンネルドリルに対し て前記第2の案内スリーブを位置決めしてあることを特徴とする請求の範囲第6 項に記載のドリル案内装置。 8.前記ドリル案内装置の前記アーム部材は、前記第1と第2のドリル案内スリ ーブの間の距離を表示するための手段を含むことを特徴とする請求の範囲第6項 に記載のドリル案内装置。 9.前記第2のドリル案内スリーブは、前記アーム部材に対して前記第2のドリ ル案内スリーブを選択的に軸方向に位置決めするためのラチェット機構により前 記アーム部材に結合されることを特徴とする請求の範囲第6項に記載のドリル案 内装置。 10.前記ドリル案内装置は、前記トンネルドリルと直角の方向に延出する第1 のアームと、前記第1のアームに近位端を結合した第2のアームとを含む概ねL 字状の本体を有し、前記第2のアームが前記トンネルドリルと遠位端に概ね平行 に延在し、前記ドリル案内スリーブが前記第2のアームの前記遠位端に結合して あることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のドリル案内装置。 11.前記結合手段は、前記トンネルドリルの軸に沿って長手方向に動くように 前記トンネルドリル上に前記アーム部材を装着して、前記トンネルドリルの上端 部とこれにより形成された前記トンネルの端部に対して前記ドリル案内スリーブ を位置合わせするための手段を含み、前記アーム部材は前記トンネルドリルの軸 周囲で回転可能にして、前記骨に対して選択した解剖学的位置に前記ドリル案内 スリーブを配置することを特徴とする請求の範囲第1項に記載のドリル案内装置 。 12.トンネルドリルで骨内に形成したトンネルに靭帯移植片を前記骨に保持す るための交差ピンを位置決めし装着するドリル案内装置であって、 ジャーナル部分と 前記ジャーナル部分から上向きに延出するアーム部材と 前記アーム部材に結合され、前記トンネルドリルの長手方向の軸を交差する軸 を有する交差方向の案内開口部を提供するドリル案内スリーブと、 前記トンネルドリルが前記トンネル内にある間に前記トンネルドリルの軸に沿 って長手方向に動くように前記ジャーナル部分を前記トンネルドリルに結合して 、前記トンネルドリルの上端部とこれにより形成されたトンネル端部に対して前 記ドリル案内スリーブの前記交差方向の案内開目部を位置合わせするための手段 とを含み、前記ジャーナル部は前記トンネルドリルの軸周囲を回転可能にして、 前記骨に対して選択した解剖学的位置に前記交差方向の案内開口部を位置合わせ するようにしてある、 ことを特徴とするドリル案内装置。 13.前記ドリル案内スリーブは、前記アーム部材に対して前記ドリル案内スリ ーブを選択的に軸方向に位置合わせするためのラチェット機構で前記アーム部材 に結合されることを特徴とする請求の範囲第12項に記載のドリル案内装置。 14.前記ラチェット機構は前記ドリル案内スリーブと係合するように構成した スプリング装架の爪を含み、前記スプリング装架の爪は前記骨に向かう方向に前 記アーム部材に対して前記ドリル案内スリーブを軸方向には動かせ、前記骨から 離れる方向に前記アーム部材に対して前記ドリル案内スリーブが軸方向に動くの を防止するようにしてあることを特徴とする請求の範囲第13項に記載のドリル 案内装置。 15.前記ドリル案内スリーブが、前記スプリング装架の爪と係合して前記アー ム部材に対して選択した軸方向の位置で前記ドリル案内スリーブを係止するため の複数の歯を含むように形成されていることを特徴とする請求の範囲第14項に 記載のドリル案内装置。 16.前記トンネルの端部に対応する前記トンネルドリルの上端部に対する前記 ドリル案内スリーブの位置を表示するための手段を更に含むことを特徴とする請 求の範囲第12項に記載のドリル案内装置。 17.前記ドリル案内装置の前記アーム部材と摺動的に結合する第2のドリル案 内スリーブを更に含み、該第2のドリル案内スリーブは、前期ドリルを案内して 、前記骨に第2の交差方向の案内孔を形成し前記骨に第2の交差ピンを挿入する 案内のため中心孔を含むように形成してあり、前記第2のドリル案内スリーブの 中心孔が前記トンネルを交差するように位置合わせた軸を有することを特徴とす る請求の範囲第12項に記載のドリル案内装置。 18.前記ドリル案内装置の前記アーム部材が所定の角度で捻ってあり、前記第 2の案内スリーブの軸が前記トンネルを交差するように前記トンネルドリルに対 して前記第2の案内スリーブを位置合わせしてあることを特徴とする請求の範囲 第17項に記載のドリル案内装置。 19.前記ドリル案内装置の前記アーム部材は、前記第1と第2のドリル案内ス リーブの間の距離を表示するための手段を含むことを特徴とする請求の範囲第1 7項に記載のドリル案内装置。 20.前記第2のドリル案内スリーブは前記アーム部材に対して前記第2のドリ ル案内スリーブを選択的に軸方向に位置決めするためのラチェット機構により前 記アーム部材に結合されることを特徴とする請求の範囲第17項に記載のドリル 案内装置。 21.トンネルドリルで骨内に形成したトンネルに靭帯移植片を前記骨に保持す るため交差ピンを位置決めし装着するドリル案内装置であって、 アーム部材と、 前記アーム部材に結合してあり、ドリルを案内して前記トンネルと前記移植片 を交差するように位置合わせした前記骨内の交差方向の案内孔を形成して、前記 交差ピンを受け入れるための手段と、 前記トンネルドリルが前記骨内にある間に前記トンネルドリルに前記アーム部 材を結合して、前記骨内にある前記トンネルドリルを基準として用い所望の解剖 学的位置においてアーム部材と前記ドリル案内スリーブの位置を合わせるための 手段と、 を含むことを特徴とするドリル案内装置。 22.前記トンネルの端部に対応する前記トンネルドリルの上端部に対する前記 ドリル案内スリーブの位置を表示するための手段を更に含むことを特徴とする請 求の範囲第21項に記載のドリル案内装置。 23.前記ドリル案内装置は、前記トンネルドリルと直角の方向に延出する第1 のアームと、前記第1のアームに近位端で結合した第2のアームとを含む概ねL 字状の本体を有し前記第2のアームが前記トンネルドリルと遠位端に概ね平行に 延在し、前記ドリル案内スリーブが前記第2のアームの前記遠位端に結合してあ ることを特徴とする請求の範囲第21項に記載のドリル案内装置。 24.前記結合手段は、前記トンネルドリルの軸に沿って長手方向に動くように 前記トンネルドリル上に前記アーム部材を装着して、前記トンネルドリルの上端 部とこれにより形成された前記トンネルの端部に対して前記ドリル案内スリーブ を位置合わせするための手段を含み、前記アーム部材は前記トンネルドリルの軸 周囲で回転可能として、前記骨に対して選択した解剖学的位置に前記ドリル案内 スリーブを配置することを特徴とする請求の範囲第21項に記載のドリル案内装 置。 25.骨内に孔を形成するためにドリルを位置決めするためのドリル案内装置で あって アーム部材と、 前記骨内に前記孔を形成するようにドリルを案内する中心孔を含むように形成 されたドリル案内スリーブと、 前記ドリル案内スリーブを前記アーム部材に結合して、前記アーム部材に対し て前記第2のドリル案内スリーブを選択的に軸方向に位置決め出来るようにする ためのラチェット機構と、 前記アーム部材に結合され、前記骨に対して選択した解剖学的位置に前記ドリ ル案内スリーブの位置を合わせるための手段と、 を含むことを特徴とするドリル案内装置。 26.前記ラチェット機構は前記ドリル案内スリーブと係合するように構成した スプリング装架の爪を含み、前記スプリング装架の爪は前記骨に向かう方向に前 記アーム部材に対して前記ドリル案内スリーブを軸方向には動かせ、前記骨から 離れる方向に前記アーム部材に対して前記ドリル案内スリーブが軸方向に動くの を防止するようにしてあることを特徴とする請求の範囲第25項に記載のドリル 案内装置。 27.前記ドリル案内スリーブが、前記スプリング装架の爪と係合して前記アー ム部材に対して選択した軸方向の位置で前記ドリル案内スリーブを係止するため の複数の歯を含むように形成されていることを特徴とする請求の範囲第26項に 記載のドリル案内装置。 28.トンネル内で靭帯移植片を保持するため交差ピンを位置決めして、前記ピ ンが前記トンネルと前記靭帯移植片とを交差するように装着する方法であって、 前記トンネルが脛骨平坦部を上向きに貫通して大腿骨遠心端に達するように穿孔 される方法において、 脛骨前位から上向きに前記脛骨平坦部を貫通し前記大腿骨遠位端へ上向きに案 内ピンを挿入して、前記トンネルの中心線を設定する段階と、 前記案内ピンを中心線の案内として用いカニューレ挿入したドリルを用いて前 記トンネルを穿孔し、大腿骨内の所定の位置で終端するようになっている段階と 、 前記トンネル穿孔段階で使用した前記ドリルにドリル案内装置を装着する段階 であって、前記ドリル案内装置は前記ドリルと案内ピンの軸周囲で回転可能とし 、前記案内装置が前記ドリル上にジャーナル端が装着してあり、前記案内ピンと トンネルドリルの軸を交差する軸を有する交差方向の案内開口部で終端する上向 きに延出するアームを有するようになっている段階と、 前記ドリル上の長手方向で前記ドリル案内装置の位置を調節して、前記ドリル の上端の所定の位置に対応する前記トンネルの上端部に対して前記交差方向の案 内開口部の軸の位置を決めて、前記トンネル内の前記靭帯移植片を交差するよう にする段階と、 前記ドリルと案内ピンの軸周囲で前記ドリル案内装置の位置を軸旋回的に調整 して、前記大腿骨内に前記交差ピンを挿入するための所望の解剖学的位置を見つ け出す段階と、 前記交差方向の案内開口部にドリルスリーブを配置して、前記ドリルスリーブ を前記大腿骨と係合するまで移動する段階と、 前記ドリルスリーブを案内装置として使用し、第1の直径を有する第1のドリ ルを使用して前記トンネルの直前で止まる所定の距離だけ前記大腿骨内を交差方 向に穿孔して交差方向の案内孔を提供する段階と、 前記ドリルスリーブから前記第1のドリルを抜去して、第2の更に大きい直径 を有する第2のドリルを前記案内孔に挿入する段階と、 前記大腿骨内の前記案内孔の所定位置に前記第2のドリルを残したまま前記ド リルスリーブを抜去する段階と、 前記トンネル内の所定位置に前記案内ピンを残したまま前記ドリル案内装置と 前記トンネルドリルとを抜去する段階と、 前記大腿骨の前記トンネルに前記靭帯移植片を挿入して、前記交差方向の案内 孔の軸が交差する前記トンネルの上端部に前記靭帯移植片を配置する段階と、 前記第2のドリルに軟組織保護装置を装着して前記大腿骨に係合させる段階と 、 前記第2のドリルを用いて前記大腿骨と前記トンネルと前記靭帯移植片を貫通 して前記トンネルの対向する側面で前記大腿骨に達するまで穿孔する段階と、 前記軟組織保護装置を残したまま前記第2のドリルを抜去する段階と、 前記軟組織保護装置から前記案内孔と前記トンネルと前記靭帯移植片とを貫通 して前記トンネルの対向する側面で前記大腿骨に達するまで前記交差ピンを挿入 して前記大腿骨内で前記靭帯移植片を固定する段階と、 を含むことを特徴とする方法。 29.前記トンネルと前記靭帯移植片を交差する第2の交差ピンの位置を決めて これを前記脛骨に装着することを含み、 前記ドリル案内装置と前記トンネルドリルを抜去する段階の前に、前記ドリル と案内ピンの軸周囲で前記ドリル案内装置の位置を調整して、前記脛骨内に前記 第2の交差ピンを挿入するための所望の解剖学的位置を見つけ出す段階と、 前記上向きに延出するアームに設けた第2の交差方向の案内開目部にドリルス リーブを配置し、前記ドリルスリーブが前記脛骨と係合するまで移動する段階と 、 前記ドリルスリーブを案内装置として使用し前記第1の直径を有する前記第1 のドリルを用いて、前記トンネル開口部の直前まで所定の距離だけ前記脛骨内を 交差方向に穿孔して前記脛骨内の交差方向の案内孔を提供する段階と、 前記ドリルスリーブから前記第1のドリルを抜去する段階と、 前記第1の交差ピンを前記大腿骨に挿入してから、前記第2の更に大きい直径 と実質的に等しい直径を有する第3のドリルを前記脛骨の前記案内孔に挿入する 段階と、 前記脛骨の前記案内孔の所定位置に前記第3のドリルを残したまま前記ドリル スリーブを抜去する段階と、 前記第3のドリルに軟組織保護装置を装着して前記脛骨に係合させる段階と、 前記第3のドリルを用いて前記脛骨から前記脛骨内のトンネルと前記靭帯移植 片とを貫通して前記トンネルの対向する側面に達するまで穿孔する段階と、 前記軟組織保護装置を残したまま前記第3のドリルを抜去する段階と、 前記軟組織保護装置から前記脛骨案内孔と前記トンネルと前記靭帯移植片とを 貫通して前記トンネルの対向する側面で前記脛骨に達するまで前記交差ピンを挿 入し前記脛骨内に前記靭帯移植片を固定する段階と、 を更に含むことを特徴とする請求の範囲第28項に記載の方法。 30.骨内に靭帯移植片を固定するための方法であって、 ドリルを用いて前記骨を貫通する第1の孔を穿孔し、靭帯用トンネルを形成す る段階と、 前記靭帯用トンネル内部の前記ドリルを基準として用い、前記靭帯用トンネル に対して角度をつけて前記骨内に第2の孔を穿孔して、前記第2の孔の位置を設 定する段階と、 前記第2の孔を通して交差ピンを挿入して、前記骨に前記靭帯移植片を固定す る段階とを含むことを特徴とする方法。 31.前記骨を貫通する案内ピンを挿入して、靭帯用トンネルの位置を設定する 段階の後で、前記骨を貫通する前記第1の孔を穿孔して前記靭帯用トンネルを形 成する段階を更に含むことを特徴とする請求の範囲第30項に記載の方法。 32.前記ドリルが前記案内ピンの上を通って前記靭帯用トンネルを形成するよ うに前記ドリルをカニューレ挿入することを特徴とする請求の範囲第31項に記 載の方法。 33.前記第2の孔を穿孔する段階は 前記トンネル穿孔段階で使用した前記ドリルにドリル案内装置を装着する段階 であって、前記ドリル案内装置が前記ドリルにジャーナル端が装着してありドリ ルスリーブを結合してある上向きに延出するアームを有しており、前記ドリルス リーブが前記トンネルドリルの軸を交差する軸を有するようになっている段階と 、 前記ドリルに対する前記ドリル案内装置の位置を調整して、前記交差ピンを挿 入するための所望の解剖学的位置に前記ドリルスリーブの軸を合わせて前記トン ネル内の前記靭帯移植片を貫通交差する段階と、 前記ドリルスリーブを案内装置として用いて前記第2の孔を穿孔する段階と を含むことを特徴とする請求の範囲第30項に記載の方法。 34.前記第2の孔を穿孔する段階は 第1の直径を有する第1のドリルを用いて前記トンネルの直前で停止する所定 の距離だけ前記骨内に前記ドリルスリーブを通して交差方向に穿孔して、交差方 向の案内孔を提供する段階と、 前記ドリルスリーブから前記第1のドリルを抜去して、前記第1の直径より大 きな第2の直径を有する第2のドリルを前記案内孔に挿入する段階と、 前記骨内の前記案内孔の所定位置に前記第2のドリルを残したまま前記ドリル スリーブを抜去する段階と、 前記トンネルから前記ドリル案内装置と前記トンネルドリルとを抜去する段階 と、 前記交差方向の案内孔の軸が交差するように前記骨内の前記トンネルに前記靭 帯移植片を挿入する段階と 前記第2のドリルに軟組織保護装置を装着して前記骨と係合させる段階と、 前記第2のドリルを用いて前記骨と前記トンネルと前記靭帯移植片とを貫通し 前記トンネルの対向する側面で前記骨に達するまで穿孔する段階と、 前記軟組織保護装置を残したまま前記第2のドリルを抜去する段階と、 前記軟組織保護装置から前記案内孔と前記トンネルと前記靭帯移植片とを貫通 して前記トンネルの対向する側面で前記骨に達するまで前記交差ピンを挿入して 前記骨内に前記靭帯移植片を固定する段階と を更に含むことを特徴とする請求の範囲第33項に記載の方法。 35.前記ドリルに対する前記ドリル案内装置の位置を調整する段階は 前記ドリルの長手方向に前記ドリル案内装置の位置を調整して、前記ドリルの 上端に対応する前記トンネルの上端部に対する前記ドリルスリーブの軸の位置を 決めて前記ドリルスリーブの軸が選択した位置で前記トンネル内の前記靭帯移植 片を交差するようする段階と、 前記トンネルドリルの軸周囲で前記ドリル案内装置の位置を軸旋回的に調整し て、前記骨内に前記交差ピンを挿入する前記骨の所望の解剖学的位置へ前記ドリ ルスリーブの位置を決める段階と、 を更に含むことを特徴とする請求の範囲第33項に記載の方法。 36.骨内に形成されたトンネル内で靭帯移植片を保持するための交差ピンを、 前記ピンが前記トンネルと前記靭帯移植片とを交差するように装着する方法であ って、 前記骨内に前記交差ピンを挿入する所望の解剖学位置にドリルスリーブを配置 して、前記トンネル内の前記靭帯移植片を交差するようにする段階と、 前記所望の解剖学的位置で前記トンネルの直前までの所定の距離だけ前記ドリ ルスリーブを通して前記トンネルの交差方向に前記骨内へと第1の直径を有する 第1のドリルで穿孔して、交差方向の案内孔を提供する段階と、 前記ドリルスリーブを通して前記案内孔へ前記第1の直径より大きい第2の直 径を有する第2のドリルを挿入する段階と、 前記第2のドリルに軟組織保護装置を装着する段階と、 前記軟組織保護装置を通して延出する前記第2のドリルを用いて前記骨と前記 トンネルと前記靭帯移植片とを貫通して前記トンネルの対向する側面で前記骨に 達するまで穿孔する段階と、 前記軟組織保護装置を残したまま前記第2のドリルを抜去する段階と、 前記軟組織保護装置から前記案内孔と前記トンネルと前記靭帯移植片とを貫通 して前記トンネルの対向する側面で前記骨に達するまで前記交差ピンを挿入して 前記骨内に前記靭帯移植片を固定する段階と、 を含むことを特徴とする方法。 37.脛骨と大腿骨とを含む膝の内部に靭帯移植片を固定するための方法であっ て、 ドリルで前記脛骨と前記大腿骨を貫通する第1の孔を穿孔して、靭帯用トンネ ルを形成する段階と、 前記靭帯用トンネル内の前記ドリルを基準として用いて前記靭帯用トンネルに 対して角度をつけて前記大腿骨に第2の孔を穿孔して、前記第2の孔の位置を設 定する段階と、 前記第2の孔を通して交差ピンを挿入し、前記大腿骨に前記靭帯移植片の一端 を固定する段階と を含むことを特徴とする方法。 38.前記脛骨と前記大腿骨とを貫通して案内ピンを挿入し靭帯用トンネルの位 置を設定する段階の後で、前記骨を貫通する前記第1の孔を穿孔して、前記靭帯 用トンネルを形成する段階を更に含むことを特徴とする請求の範囲第37項に記 載の方法。 39.前記靭帯用トンネル内の前記ドリルを基準として用いて前記靭帯用トンネ ルに対して角度を付けて前記脛骨内に第3の孔を穿孔し、前記第3の孔の位置を 設定する段階と、 前記第3の孔を通して交差ピンを挿入して、前記脛骨に前記靭帯移植片の第2 の端部を固定する段階と を更に含むことを特徴とする請求の範囲第37項に記載の方法。 40.関節で接する骨に形成したトンネル内に靭帯移植片を保持するため交差ピ ンを位置決めして装着し、前記ピンが前記トンネルと前記トンネル内に挿入した 前記靭帯移植片を交差するようにする方法であって、 前記関節で接する骨を貫通して案内ピンを挿入し、前記トンネルの中心線を決 定する段階と、 前記案内ピンを中心案内装置として用いてカニューレ挿入したドリルで前記ト ンネルを穿孔する段階と、 前記トンネル穿孔段階で使用した前記ドリルにドリル案内装置を装着する段階 であって、前記ドリル案内装置は前記ドリルと案内ピンの軸周囲で回転可能とし 、前記案内装置は前記ドリル上にジャーナル端が装着してあり、前記案内ピンと トンネルドリルの軸を交差する軸を有する交差方向の案内開口部を有するジャー ナルから延出するアームを有するようになっている段階と、 前記ドリル上の長手方向に前記ドリル案内装置の位置を調節して、前記トンネ ルの上端に対して前記交差方向の案内開口部の位置を決めて前記トンネル内の前 記隣接する骨の一方で前記靭帯移植片を正しく交差するようにする段階と、 前記ドリルと案内ピンの軸周囲で前記ドリル案内装置の位置を軸旋回的に調整 して、前記トンネル内に前記交差ピンを挿入するための所望の解剖学的位置を見 つけ出す段階と、 前記骨内を交差方向に穿孔して交差方向の案内孔を提供する段階と、 前記交差方向の案内孔の軸が交差するように前記トンネル内に前記靭帯移植片 を挿入する段階と、 前記案内孔と前記トンネルと前記靭帯移植片とを貫通して前記トンネルの対向 する側面に達するまで前記交差ピンを挿入して、前記トンネル内に前記靭帯移植 片を固定する段階と を含むことを特徴とする方法。 41.前記トンネルと靭帯移植片とを交差し前記隣接する骨に第2の交差ピンの 位置を決めて装着することを含み、 前記ドリルと案内ピンの軸周囲で前記ドリル案内装置の位置を軸旋回的に調整 して、前記隣接する骨内に前記第2の交差ピンを挿入するための所望の解剖学的 位置を見つけ出す段階と、 前記隣接する骨を交差方向に穿孔して、前記隣接する骨に交差方向の案内孔を 提供する段階と、 前記隣接する骨の前記案内孔と前記トンネルと前記靭帯移植片とを貫通し前記 トンネルの対向する側面に達するまで前記交差ピンを挿入して前記隣接する骨に 前記靭帯移植片を固定する段階と を更に含むことを特徴とする請求の範囲第40項に記載の方法。
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