JPH0850022A - 角速度センサ - Google Patents

角速度センサ

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Publication number
JPH0850022A
JPH0850022A JP7152334A JP15233495A JPH0850022A JP H0850022 A JPH0850022 A JP H0850022A JP 7152334 A JP7152334 A JP 7152334A JP 15233495 A JP15233495 A JP 15233495A JP H0850022 A JPH0850022 A JP H0850022A
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JP
Japan
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substrate
angular velocity
velocity sensor
diaphragm
drain
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Pending
Application number
JP7152334A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Mochida
洋一 持田
Katsuhiko Tanaka
克彦 田中
Kazufumi Moriya
和文 森屋
Tomoyasu Hasegawa
友保 長谷川
Kenichi Atsuji
健一 厚地
Shoichi Sugimoto
正一 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 角速度センサ内にFETを内蔵し、コリオリ
力による振動板の変位をチャンネルを流れるドレイン電
流として検出し、角速度の高精度検出を行う。 【構成】 基板12をP形のシリコンによって形成し、
可動部13は支持部と支持梁を介して支持された振動板
16からなり、振動板16は矢示A1 ,A2 方向に横振
動可能になる。振動板16をゲートG、基板12にソー
ス領域20とドレイン領域21をN形半導体として形成
し、その上側には絶縁膜22を着膜形成する。角速度セ
ンサ11内のNチャンネルの絶縁ゲート形FETによ
り、コリオリ力F1 ,F2 による振動板16と基板12
との離間寸法の変位は、チャンネル28を流れるドレイ
ン電流の変化として検出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転体の角速度を検出
する角速度センサに関し、特にセンサ内に電界効果トラ
ンジスタを内蔵した角速度センサに関する。
【0002】
【従来の技術】まず、図13ないし図16に従来技術に
よる角速度センサを示す。
【0003】図中、1は従来技術による角速度センサ、
2は該角速度センサ1の本体をなすように高抵抗を有す
る単結晶のシリコン材料によって長方形の板状に形成さ
れた基板をそれぞれ示す。
【0004】3は基板2上にP,B,Sb等がドーピン
グされた低抵抗のポリシリコンによって形成された可動
部を示し、該可動部3は長手方向に対向して窒化膜4A
を介して設けられた一対の支持部4,4と、該各支持部
4の両端から中央部に向けて長手方向(Y軸方向)に伸
長する4本の支持梁5,5,…と、該各支持梁5によっ
て支持された振動板6とからなり、X軸方向となる該振
動板6の左,右両側面には複数の電極板7A,7A,…
(5本)からなる可動側くし状電極7,7が突出形成さ
れている。また、各支持部4のみが基板2に固着され、
各支持梁5と振動板6は前記基板2から浮いた状態で保
持され、振動板6は基板2と平行となるように矢示A1
,A2 方向の横振動を起すようになっている。
【0005】8,8は基板2上に振動板6を挟むように
窒化膜8Aを介して設けられた一対の固定側くし状電極
を示し、該各固定側くし状電極8は前記可動側くし状電
極7,7と対向する面に電極板8B,8B,…(5本)
が突出形成されている。
【0006】9,9は振動発生手段となる振動発生部を
示し、該各振動発生部9は可動側くし状電極7と固定側
くし状電極8とから構成され、該電極7,8の電極板7
A,8Bとの間には隙間が形成されている。ここで、可
動側くし状電極7と各固定側くし状電極8との間に周波
数fの振動駆動信号を印加すると、各電極板7A,8B
間には静電力が発生し、この静電力によって振動板6が
矢示A1 ,A2 方向に同じ大きさで交互に基板2と水平
方向の振動を行うようになっている。
【0007】10は変位検出手段を構成する検出電極板
を示し、該検出電極板10は基板2上に基板2と異なる
特性になるようなドーパント(例えば、基板2がP形な
らばN形になるようなドーパント)を高濃度にドーピン
グすることによって形成されている。そして、前記振動
板6と基板2との離間寸法の変位は、検出電極板10と
振動板6との静電容量の変化として検出されるようにな
っている。
【0008】このように構成される角速度センサ1にお
いては、各振動発生部9に振動駆動信号を印加すると、
前記振動板6は矢示A1 ,A2 方向に同じ大きさで交互
に基板2に対して水平方向の振動を行い、この状態でY
軸周りに角速度Ωが加わると、互いに逆向きの高さ方向
にF1 ,F2 というコリオリ力(慣性力)が交互に発生
する。
【0009】ここで、各振動発生部9による振動板6の
水平方向の変位xと速度Vは、次の数1のようになる。
【0010】
【数1】x=Asin((2πf)t) V=A(2πf)cos((2πf)t) ただし、A:振幅 f:振動駆動信号の周波数
【0011】さらに、コリオリ力F1 ,F2 は数2のよ
うになる。
【0012】
【数2】F1 =F2 =2mΩV =2mΩ×A(2πf)cos((2πf)t) ただし、m:振動板6の質量
【0013】そして、図13および図15に示すよう
に、振動板6は数2の力で上下に振動し、この振動板6
による振動変位を検出電極板10と振動板6との間の静
電容量の変化として検出し、角速度Ωを検出する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による角速度センサ1は、シリコンの半導体製造
技術(成膜、エッチング等の所謂マイクロマシニング技
術)を用いて作成しているが、この技術を利用して角速
度センサ1を作成すると、可動部3の振動板6の質量と
大きさが小さくなる。また、前記数2によって明らかな
ように、コリオリ力F1 ,F2 は振動板6の質量mに依
存しているために、該振動板6に作用するコリオリ力は
小さくなる。この結果、振動板6の高さ方向の変位が小
さくなり、出力信号が微小になるため、角速度Ωを高精
度に検出することができないという問題がある。
【0015】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は変位検出手段を電界効果トラン
ジスタとして構成することにより、高精度に角速度検出
を行うことのできる角速度センサを提供することを目的
としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明が採用する角速度センサの構成
は、半導体の基板と、該基板上に設けられた支持部に支
持梁を介して支持された振動板を有する可動部と、該可
動部の振動板に基板に対して水平方向の振動を与える振
動発生手段と、該振動発生手段によって前記振動板に振
動を与えている状態で、コリオリ力による該振動板の垂
直方向への変位を検出する変位検出手段とを備え、前記
可動部の振動板をゲートとし、該振動板に対向した前記
基板の面にそれぞれ離間した状態でソース、ドレインを
形成することにより、前記変位検出手段をゲート、ソー
スおよびドレインからなる電界効果トランジスタとして
構成したことにある。
【0017】請求項2の発明は、前記基板をP形半導体
で形成し、前記ソースとドレインをN形半導体で形成
し、前記変位検出手段をNチャンネルの絶縁ゲート形電
界効果トランジスタとしたことにある。
【0018】請求項3の発明は、前記基板をN形半導体
で形成し、前記ソースとドレインをP形半導体で形成
し、前記変位検出手段をPチャンネルの絶縁ゲート形電
界効果トランジスタとしたことにある。
【0019】また、請求項4の発明は、前記基板はシリ
コン材料によって形成し、前記可動部はポリシリコン材
料によって形成したことにある。
【0020】さらに、請求項5の発明は、前記ソース、
ドレインは前記基板上にそれぞれ設けられた電極を介し
て外部と接続し、前記ゲートは前記可動部の支持部に設
けられた電極を介して外部と接続する構成としたことに
ある。
【0021】
【作用】請求項1の発明のように、可動部の振動板をゲ
ート、該振動板に対向した基板の面にそれぞれ離間した
ソースとドレインを形成して、変位検出手段を電界効果
トランジスタとすることにより、コリオリ力によって変
位する振動板と基板との離間寸法は静電容量の変化とな
り、この静電容量の変化は電界効果トランジスタとして
はソースとドレインとの間に形成された通路(チャンネ
ル)を流れる電流に影響を与え、該チャンネルを流れる
ドレイン電流が制御される。そして、このドレイン電流
の変化は振動板と基板との離間寸法に対応した変位とし
て検出することができる。
【0022】請求項2(3)では、前記絶縁ゲート形電
界効果トランジスタにおいて、基板をP形半導体(N形
半導体)で形成し、ソースとドレインをN形半導体(P
形半導体)で形成することにより、ソースとドレインと
の通路(チャンネル)は電子の通路となるNチャンネル
(Pチャンネル)の絶縁ゲート形電界効果トランジスタ
として構成できる。
【0023】また、請求項4のように、基板をシリコン
材料によって形成し、可動部をポリシリコン材料によっ
て形成することにより、基板上に形成する可動部を容易
に形成することができる。
【0024】さらに、請求項5のように、ソース、ドレ
インは基板に設けられた電極を介して外部に接続し、ゲ
ートは可動部の支持部に形成した電極を介して外部に接
続したから、外部との接続を簡単に行うことができると
共に、各電極をパターニング等によって容易に形成する
ことができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図12に
基づき説明する。なお、実施例では前述した従来技術と
同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略す
るものとする。
【0026】まず、図1ないし図8に本発明の第1の実
施例を示す。
【0027】図中、11は本実施例による角速度セン
サ、該角速度センサ11は従来技術による角速度センサ
1とほぼ同様の構成となっているものの、該角速度セン
サ11は、後述する可動部13にゲートG、基板12の
表面にソース領域20、ドレイン領域21をそれぞれ形
成することにより、電界効果トランジスタ27(以下、
FET27という)を構成する点で異なっている。
【0028】12は角速度センサ11の本体をなす長方
形板状の基板を示し、該基板12は純粋な単結晶のシリ
コン材料にB,Al,Ga,In等の3価原子をドーピ
ングすることによりP形半導体として形成されている。
【0029】13は基板12上にP,B,Sb等がドー
ピングされた低抵抗のポリシリコンによって形成された
可動部を示し、該可動部13は前記基板12の長手方向
に対向し、窒化膜14Aを介して設けられた一対の支持
部14,14と、該各支持部14の両端から長手方向に
伸長する4本の支持梁15,15,…と、該各支持梁1
5によって支持された振動板16とからなる。また、該
振動板16の短手方向両側面には複数の電極板17A,
17A,…(5本)からなる可動側くし状電極17,1
7が突出形成されている。
【0030】このように、前記可動部13においては、
各支持部14のみが窒化膜14Aを介して基板12に固
着され、各支持梁15と振動板16は前記基板12から
浮いた状態で保持されている。そして、該振動板16は
基板12と平行となるような矢示A1 ,A2 方向の横振
動を起すようになっている。なお、該可動部13のうち
振動板16がFET27を構成するゲートGとなる。
【0031】18,18は基板12上に窒化膜18Aを
介して設けられた一対の固定側くし状電極を示し、該各
固定側くし状電極18はポリシリコンによって形成さ
れ、X軸方向となる振動板16の左,右の両側に離間し
て設けられ、前記各可動側くし状電極17の電極板17
A,17A,…(5本)と対向する面には電極板18
B,18B,…(5本)が突出形成されている。
【0032】19,19は振動発生手段となる振動発生
部を示し、該各振動発生部19は可動側くし状電極17
と固定側くし状電極18とから構成され、該電極17,
18の電極板17A,18Bとの間には隙間が形成され
ている。ここで、可動側くし状電極17と各固定側くし
状電極18との間に周波数fの振動駆動信号を印加する
と、各電極板17A,18B間には静電力が発生し、こ
の静電力によって振動板16が矢示A1 ,A2 方向に同
じ大きさで交互に基板12と水平方向の振動を行うよう
になっている。
【0033】20は本実施例によるソース領域、21は
同じく本実施例によるドレイン領域をそれぞれ示し、該
ソース領域20,ドレイン領域21は、前記基板12表
面の振動板16に対向した位置に長手方向に延びるよう
にそれぞれ離間して形成され、該領域20,21は基板
12にP,As,Sb等の5価原子をイオン打込みする
ことによりN形半導体として形成されている。
【0034】22は絶縁膜を示し、該絶縁膜22は前記
基板12表面の振動板16に対向した位置に窒化膜によ
って形成され、該絶縁膜22は前記ソース領域20とド
レイン領域21に跨がる大きさになっている。
【0035】23はクロム−白金−金,クロム−金等に
より形成されたソース側電極パターンを示し、該電極パ
ターン23は可動部13を避けるように基板12上に形
成されている。そして、該電極パターン23は前記ソー
ス領域20と基板12の長手方向の端部に設けられたソ
ース側電極パット23Aとを接続するものである。
【0036】24は同じくクロム−白金−金,クロム−
金等により形成されたドレイン側電極パターンを示し、
該電極パターン24は可動部13を避けるように基板1
2上に形成されている。そして、該電極パターン24は
前記ドレイン領域21と基板12の長手方向の端部に設
けられたドレイン側電極パット24Aとを接続するもの
である。
【0037】25はクロム−白金−金,クロム−金等に
より形成されたゲート側電極パットを示し、該ゲート側
電極パット25は可動部13のうち一方の支持部14上
に設けられている。
【0038】なお、26は基板12の裏面側にアルミニ
ウム薄膜等によって形成された電極板を示す。
【0039】このように、本実施例による角速度センサ
11は可動部13の振動板16をゲートGとし、前記振
動板16に対向した基板12表面にはソース領域20と
ドレイン領域21とを離間して形成し、該ソース領域2
0とドレイン領域21との間には窒化膜からなる絶縁膜
22を形成したから、角速度センサ11内には変位検出
手段として絶縁ゲート形のFET27(図8参照)が形
成されている。
【0040】さらに、前記基板12をP形半導体となる
シリコン板によって形成し、ソース領域20とドレイン
領域21をN形半導体として形成することにより、前記
基板12の絶縁膜22直下には反転層となる電子の通路
(以下、チャンネル28(図2参照)という)が形成さ
れる。なお、本実施例においてはチャンネル28はN形
チャンネルとなるから、前記FET27はNチャンネル
の電界効果トランジスタとして構成される。
【0041】次に、このように構成される角速度センサ
11の製造方法について、図4ないし図7に基づいて説
明する。
【0042】ここで、図4に示す予備工程では、P形半
導体に形成されたシリコンウエハ31表面の所定位置に
P,As,Sb等の5価原子をイオン打込みすることに
よりN形半導体となるソース領域20,ドレイン領域2
1が形成される。さらに、シリコンウエハ31表面に支
持部14,14が形成される位置に窒化膜14A,14
Aが着膜され、前記ソース領域20,ドレイン領域21
を跨ぐ位置に絶縁膜22が着膜形成される。
【0043】次に、図5に示すポリシリコン層形成工程
では、窒化膜14A,14Aの間にリンをドーピングし
た酸化膜(PSG膜)からなる犠牲層32を形成し、こ
の上に、ポリシリコン層33を形成する。
【0044】さらに、図6に示す可動部13と固定側く
し状電極18,18を形成するエッチング工程では、ポ
リシリコン層33の外側からホトリソグラフィ法でAl
膜,SiO2 膜,レジスト等のマスクをパターン形成し
た後に、RIE(Reactive Ion Etching)等のエッチン
グ加工により可動部13と固定側くし状電極18,18
を形成する。なお、このとき振動板16には各可動側く
し状電極17の各電極板17Aが形成され、固定側くし
状電極18には各電極板18Bが形成されることによ
り、振動板16の両側には振動発生部19,19が構成
されている。さらに、クロム−白金−金,クロム−金等
を成膜、パターニングすることにより、ソース領域2
0、ドレイン領域21と接続される電極パターン23,
24、電極パット23A,24A,25を形成する。
【0045】そして、図7に示す犠牲層除去工程では、
犠牲層32をHF液等によるウエットエッチングによっ
て除去すると共に、図6の点線で示す位置でダイシング
することにより、1枚のシリコンウエハ31から多数個
の角速度センサ11を製造する。
【0046】このように本実施例による角速度センサ1
1は構成されるが、次に角速度Ωを検出するための回路
図を図8に示すと共に、併せて角速度センサ11の検出
動作についても説明する。
【0047】図8中における回路全体の構成は、FET
27のソース接地方式となっており、ゲートGに電位を
加わえる電圧VGSとソースSとドレインD間に電位を加
える電圧VDSがそれぞれ決められた極性に接続されてい
る。
【0048】また、41はFET27のドレインD側に
接続された検出抵抗を示し、該検出抵抗41はFET2
7のチャンネル28を流れるドレイン電流Id を電圧と
して検出するようになっている。
【0049】42は検出抵抗41の後段に位置して結合
コンデンサ43を介して接続された増幅回路を示し、該
増幅回路42は前記検出抵抗41によって検出されたド
レイン電流Id に対応した電圧を増幅するものである。
【0050】ここで、本実施例による角速度センサ11
における機械的な動作は、従来技術の角速度センサ1と
同様であり、振動板16が振動駆動信号によって矢示A
1 ,A2 方向に基板12に対して水平方向に振動した状
態で、Y軸周りに角速度Ωが加わると、互いに逆向きの
高さ方向にF1 ,F2 というコリオリ力(慣性力)が交
互に作用し、振動板16は上下に振動するようになって
いる。
【0051】次に、電気的な動作においては、振動板1
6はFET27のゲートGとなっているから、該振動板
16と基板12との離間寸法による静電容量は、ゲート
Gとチャンネル28との間の静電容量を変化させる。そ
して、この静電容量は、チャンネル28を流れるドレイ
ン電流Id に大きな影響を及ぼす。
【0052】ここで、前記ゲートGに加わる電圧VGSは
一定であるから、チャンネル28内で電界効果によって
誘起される電荷の量は、ゲートGとチャンネル28との
間の静電容量に依存することになる。即ち、振動板16
が基板12に接近したときには静電容量は大きくなり、
チャンネル28内で誘起される電荷の量は増加し、該チ
ャンネル28の抵抗値は小さくなってドレイン電流Id
は大きくなる。一方、振動板16が基板12から離間し
たときには静電容量は小さくなり、チャンネル28内で
誘起される電荷の量は減少し、該チャンネル28の抵抗
値は大きくなってドレイン電流Id は小さくなる。
【0053】そして、検出抵抗41で検出されたドレイ
ン電流Id は、増幅回路42で増幅して出力されるか
ら、振動板16に加わるコリオリ力F1 ,F2 による振
動板16の変位を高精度に検出することができる。
【0054】また、振動板16と基板12との離間寸法
によって発生する静電容量の部分をゲート、ドレイン、
ソース間に設け、この静電容量の変化を直接FET27
のドレイン電流Id の変化として検出しているから、ノ
イズが重畳するのを防止することができるから、静電容
量の微小変化もドレイン電流Id の大きな変化として正
確に検出することができる。
【0055】このように、本実施例による角速度センサ
11においては、該角速度センサ11内にFET27を
形成することにより、Y軸周りに加わる角速度Ωを振動
板16の上下に働くコリオリ力F1 ,F2 に変換し、該
振動板16の上下方向の振動を、チャンネル28中で誘
起される電荷の量として直接検出することができ、ドレ
イン電流Id の変化として検出する。そして、FET2
7は素子と一体になっているから、振動板16と基板1
2との微小な離間寸法の変位を、外部からのノイズの影
響を受けず、S/N比のよい信号として検出することが
できる。この結果、振動板の質量と大きさが小さい場合
でも、この変位を正確に検出することができ、角速度Ω
を高精度に検出することができる。
【0056】また、本実施例では、基板12を単結晶シ
リコンで形成し、可動部13と各固定側くし状電極18
をポリシリコンによって形成することにより、可動部1
3と各固定側くし状電極18を容易に形成することがで
き、角速度センサ11の生産性を向上させることができ
る。さらに、単一のシリコンウエハ31に図4ないし図
7に示す製造工程からなる角速度センサ11を同時に複
数個同時加工すれば、1度の製造工程で多数個の角速度
センサ11を製造できる。
【0057】さらに、ソース領域20と外部を接続する
ためのソース側電極パターン23を基板12上に形成
し、ドレイン領域21と外部を接続するためのとドレイ
ン側電極パターン24を基板12上に形成し、さらにゲ
ートと外部とを接続するゲート側電極パット25を支持
部14上に形成したから、ソース,ドレイン,ゲートを
外部と簡単に接続することができる。しかも、電極パタ
ーン23,24および電極パット25はクロム−白金−
金,クロム−金等を基板12または支持部14上にパタ
ーンニングすることにより容易に形成することができ
る。
【0058】なお、前記実施例では、ソース領域20お
よびドレイン領域21をそれぞれ電極パターン23,2
4を用いて電極パット23A,24Aに電気的に接続す
るものとして示したが、本発明はこれに限らず、例えば
図9ないし図11の変形例に示すように構成してもよ
い。
【0059】即ち、ソース領域20,ドレイン領域21
からそれぞれ接続される低抵抗領域20A,21Aと、
これら低抵抗領域20Aおよび21Aのそれぞれの一部
を露出させるためのコンタクトホール34A,34Aを
除いて、基板12表面に着膜された絶縁膜34と、この
絶縁膜34上に形成され、コンタクトホール34A,3
4Aを介して前記低抵抗領域20A,21Aが電気的に
接続されたコンタクト電極35,36と、該コンタクト
電極35と電気的に接続された電極パット23Aを有す
る電極パターン23と、コンタクト電極36と電気的に
接続された電極パット24Aを有する電極パターン24
とから構成される。
【0060】そして、ソース領域20は低抵抗領域20
A、コンタクト電極35、電極パターン23を用いて電
極パット23Aと電気的に接続される。
【0061】さらに、ドレイン領域21は低抵抗領域2
1A、コンタクト電極36、電極パターン24を用いて
電極パット23Aと電気的に接続される。
【0062】また、この構成では、絶縁膜34は、基板
12と支持部14との間に形成された窒化膜14A,1
4Aと、基板12と固定側くし状電極18との間に形成
された窒化膜18A,18Aと、基板12表面の振動板
16に対向する位置に形成された絶縁膜22を含んで形
成されている。
【0063】そして、この場合、低抵抗領域20A,2
1Aは、予備工程でソース領域20,ドレイン領域21
を形成した方法と同様の方法で形成することができ、P
形半導体に形成されたシリコンウエハ31表面のソース
領域20,ドレイン領域21のそれぞれに連続する所定
の位置に、P,As,Sb等の5価原子をイオン打込
み、N形半導体とすることにより形成される。また、絶
縁膜34は、シリコンウエハ31表面の全面に例えば窒
化膜を形成した後、低抵抗領域20A,21Aのそれぞ
れの一部を露出させるようにパターニングすることによ
り、コンタクトホール34A,34Aが形成される。さ
らに、コンタクト電極35,36、電極パターン23,
24および電極パット23A,24Aは、絶縁膜34上
にクロム−白金−金、クロム−金等を成膜、パターニン
グすることにより形成される。
【0064】次に、図12は本発明による第2の実施例
を示すに、本実施例の特徴は、基板をN形半導体で形成
し、ソース領域とドレイン領域をP形半導体で形成する
ことにより、角速度センサ51のFET52をPチャン
ネルの電界効果トランジスタとしたことにある。
【0065】なお、本実施例による角速度センサ51
は、上述した第1の実施例による角速度センサ11と同
一の構成であるので、その説明を省略するものとし、図
12においては、PチャンネルのFET52による回路
図のみを示す。
【0066】然るに、本実施例による角速度センサ51
では、その検出動作においては前述した第1の実施例に
よる角速度センサ11とほぼ同様に行うことができる。
また、FET52の構成上、図12に示す回路図のよう
に、電圧VGSと電圧VDSの極性がそれぞれ第1の実施例
とは逆の極性となり、ドレイン電流Id は逆方向に流れ
るようになるものの、角速度Ωの検出においては、第1
の実施例と同様に高精度な検出を行うことができる。
【0067】なお、前記各実施例では、振動板16を横
振動させるために、該振動板16の両側に固定側くし状
電極18を形成するようにしたが、本発明はこれに限ら
ず、振動板16の各支持梁15に圧電体(ピエゾ素子)
等を形成して、該圧電体によって横振動させるようにし
てもよい。
【0068】また、前記各実施例では、絶縁膜22を窒
化膜によって形成するようにしたが、酸化膜によって形
成して、FET27,52をMOS型電界効果トランジ
スタとして構成してもよい。また、絶縁膜22はアルミ
ナ等の絶縁材料によって形成してもよい。
【0069】さらに、基板12は単結晶のシリコン板に
限らず、ゲルマニウムまたはガリウ砒素の単結晶によっ
て形成してもよい。
【0070】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の発明によ
れば、可動部の振動板をゲート、振動板に対向した基板
の面にそれぞれ離間したソースとドレインを形成して、
変位検出手段を電界効果トランジスタとすることによ
り、コリオリ力によって変位する振動板と基板との離間
寸法は静電容量の変化となり、この静電容量の変化は、
電界効果トランジスタとしてはソースとドレインとの間
に形成された通路(チャンネル)を流れるキャリアに影
響を与え、該チャンネルを流れるドレイン電流を制御す
る。そして、コリオリ力による振動板の変位を電界効果
トランジスタ内で直接検出することにより、振動板の質
量,大きさが小さい場合でも、ノイズの重畳をなくすと
共にドレイン電流を大きく変化させることができ、角速
度の検出を高精度に行うことができる。
【0071】請求項2(3)の発明では、前記絶縁ゲー
ト形電界効果トランジスタにおいて、基板をP形半導体
(N形半導体)で形成し、ソースとドレインをN形半導
体(P形半導体)で形成することにより、ソースとドレ
インとの通路(チャンネル)はキャリアの通路となるN
チャンネル(Pチャンネル)の絶縁ゲート形電界効果ト
ランジスタとして構成でき、ソース接地の回路によって
Nチャンネル(Pチャンネル)を流れるドレイン電流を
振動板と基板との離間寸法の変位として検出することが
できる。そして、角速度を高精度に検出できる。
【0072】また、請求項4では、基板をシリコン材料
によって形成し、可動部をポリシリコン材料によって形
成することにより、基板上に形成する可動部を容易に形
成することができ、電界効果トランジスタを内蔵した角
速度センサの生産性を向上させることができる。
【0073】さらに、請求項5では、ソース、ドレイン
は基板に設けられた電極を介して外部に接続され、ゲー
トは可動部の支持部に形成した電極を介して外部に接続
されるようにしたから、各電極を介して外部と簡単に接
続することができると共に、各電極の形成はパターニン
グ等によって容易に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例による角速度センサを示す平面図
である。
【図2】図1中の矢示II−II方向からみた縦断面図であ
る。
【図3】図1中の矢示III −III 方向からみた縦断面図
である。
【図4】角速度センサの製造方法によるシリコン板にソ
ース、ドレインとなる領域をN形半導体で形成すると共
に、窒化膜,絶縁膜を形成した状態を示す縦断面図であ
る。
【図5】図4に続く、基板上に犠牲層とポリシリコン層
とを形成した状態を示す縦断面図である。
【図6】図5に続く、ポリシリコン層をパターンエッチ
ングすることにより可動部と固定側くし状電極とを形成
した状態を示す縦断面図である。
【図7】図6に続く、犠牲層を除去すると共に、電極部
を設けた状態を示す縦断面図である。
【図8】第1の実施例による角速度センサを用いた検出
回路を示す回路構成図である。
【図9】第1の実施例の変形例による角速度センサを示
す図1と同様位置の平面図である。
【図10】図9中の矢示X−X方向からみた縦断面図で
ある。
【図11】図9中の矢示XI−XI方向からみた縦断面図で
ある。
【図12】第2の実施例による角速度センサを用いた検
出回路を示す回路構成図である。
【図13】従来技術による角速度センサを示す斜視図で
ある。
【図14】従来技術による角速度センサを示す平面図で
ある。
【図15】図14中の矢示XV−XV方向からみた縦断面図
である。
【図16】図14中の矢示XVI −XVI 方向からみた縦断
面図である。
【符号の説明】
11,51 角速度センサ 12 基板 13 可動部 14 支持部 15 支持梁 16 振動板 17 可動側くし状電極 18 固定側くし状電極 19 振動発生部(振動発生手段) 22 絶縁膜 23 ソース側電極パターン 24 ドレイン側電極パターン 25 ゲート側電極パット 27,52 FET(電界効果トランジスタ) 28 チャンネル 31 シリコンウエハ 33 ポリシリコン層 Ω 角速度
フロントページの続き (72)発明者 長谷川 友保 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (72)発明者 厚地 健一 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (72)発明者 杉本 正一 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体の基板と、該基板上に設けられた
    支持部に支持梁を介して支持された振動板を有する可動
    部と、該可動部の振動板に基板に対して水平方向の振動
    を与える振動発生手段と、該振動発生手段によって前記
    振動板に振動を与えている状態で、コリオリ力による該
    振動板の垂直方向への変位を検出する変位検出手段とを
    備え、前記可動部の振動板をゲートとし、該振動板に対
    向した前記基板の面にそれぞれ離間した状態でソース、
    ドレインを形成することにより、前記変位検出手段をゲ
    ート、ソースおよびドレインからなる電界効果トランジ
    スタとして構成してなる角速度センサ。
  2. 【請求項2】前記基板はP形半導体で形成し、前記ソー
    スとドレインはN形半導体で形成し、前記変位検出手段
    をNチャンネルの絶縁ゲート形電界効果トランジスタと
    してなる請求項1記載の角速度センサ。
  3. 【請求項3】 前記基板はN形半導体で形成し、前記ソ
    ースとドレインはP形半導体で形成し、前記変位検出手
    段をPチャンネルの絶縁ゲート形電界効果トランジスタ
    としてなる請求項1記載の角速度センサ。
  4. 【請求項4】 前記基板はシリコン材料によって形成
    し、前記可動部はポリシリコン材料によって形成してな
    る請求項1記載の角速度センサ。
  5. 【請求項5】 前記ソース、ドレインは前記基板上にそ
    れぞれ設けられた電極を介して外部と接続し、前記ゲー
    トは前記可動部の支持部に設けられた電極を介して外部
    と接続する構成とした請求項1,2,3または4記載の
    角速度センサ。
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