JPH08498U - 印刷機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷機において、全てのセンサの信号、調節
信号、制御信号を一括管理する。 【解決手段】 センサ、調節部材ないしユニットによっ
て送られる信号のための信号線や電源線２０，２１，２
２が、印刷機１に設けられた測定装置１２，１３、セン
サ、調節部材、ユニットおよび制御ディスク１５から、
印刷機１の外部に設けられたデータ処理／制御装置１１
に直接接続されている。データ処理／制御装置１１は、
主および補助駆動措置のための駆動エネルギをも印刷機
に供給する信号処理および電力制御用電子装置からなる
一体の総合電子装置として構成され、データ処理／制御
装置１１によって仕上げられた、測定装置１２，１３、
センサ、調節部材、ユニットおよび制御ディスクの制御
信号を用いての制御・調節および信号入出力がデータ処
理／制御装置１１によって行われる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、若干の測定装置と、電気信号を発生するセンサと、電気的に制御可 能な調節部材と、ユニットおよび全体の印刷流れを監視、制御、調節する少なく とも１つの制御・監視卓を含む、少なくとも１つの印刷ユニットを備えた印刷機 に関する。

【０００２】

【従来の技術】

印刷幅にわたって配置された幾つかのインキ供給調量要素が、調整装置によっ て調整されうる調節部材として設けられている印刷機が***特許出願公告２７２ ８７３８によって公知である。印刷後の紙葉上に生じたインキの濃度が適当なセ ンサによって走査され、目標値と実際値の比較の後にインキ供給調量要素の調整 状態が修正される。

【０００３】 また、印刷機における調整量の表示のための方法が***特許出願公開２８３０ ０８５によって公知であって、それによれば、印刷機にはインキおよび／または 湿し水の移行調量のためのゾーン別の調整部材が設けられていて、調整量はセン サ要素によって表示信号に変換され、したがって、調整されたインキプロフィル が表示されうる。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

公知のこととして、例えば枚葉紙オフセット印刷機のような印刷機は、さらに 幾つかの、例えば紙葉の流れあるいは給紙／排紙あるいは湿し水の供給の監視の ためのセンサを有しており、また、さらに幾つかの、例えば、見当の調整のため の調整要素を有している。さらに、主駆動機構や補助的駆動機構のための制御装 置が必要である。これら公知の例では、種々の電子的制御装置が分散配置、つま り印刷機全体の分布配置されていることが不利である。これら装置の各々が、そ れぞれに少なくとも１つのエネルギ供給を必要とし、それぞれに限られた処理能 力の信号処理機能（知能）を保有している。

【０００５】 さらにまた、個々の電子的ユニットにおいて処理されるデータは、直接操作さ れ得ず、データ線に多くのコストをかけて初めて相互にあるいはまとめて交換さ れうることが不利である。さらに、比較的に長いデータ線のせいで、データ交換 速度が遅くなり、外乱の影響を受けることが大きくなる。そしてまた、これらの 個々の電子的ユニットのチェックには多大の時間を必要とする。

【０００６】 本考案の目的は、全てのセンサの信号、調節信号、制御信号を一括管理し、し たがって直接操作することができ、データの処理速度が早く外乱の影響を受けな い印刷機を提供することにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

本考案の印刷機は、センサ、調節部材ないしユニットによって送られる信号の ための信号線や電源線が、印刷機に設けられた測定装置、センサ、調節部材、ユ ニットおよび制御・監視卓から、印刷機の外部に設けられたデータ処理／制御装 置に直接接続され、該データ処理／制御装置は、主および補助駆動装置のための 駆動エネルギをも印刷機に供給する信号処理および電力制御用電子装置からなる 一体の総合電子装置として構成され、データ処理／制御装置によって仕上げられ た、印刷機に付属する測定装置、センサ、調節部材、ユニットおよび制御・監視 卓の制御信号を用いての制御・調節および信号入出力がデータ処理制御装置によ って行われることを特徴とする。

【０００８】

【考案の実施の形態】

本考案の利点は、以降においては総合電子装置とも称しているデータ処理／制 御装置によって、全てのセンサの信号が総合的に処理され、調節信号も総合的に コーディネートされることにある。つまり、例えば紙葉の送り、給紙／排紙、イ ンキおよび湿し水の供給、インキの乾燥、パウダースプレーといった機能が制御 され、表示される。印刷機の速度、版胴へのインキと水の塗着、見当の良否、測 定機器の機能する／しないの状態、補助的材料の現在保有量などといった、印刷 機や測定装置／付属装置の状態が、印刷過程が正しく行われているか否かがわか るものとしての一括監視によって評価されうる。さらに、印刷機の全てのデータ が集中的に操作／呼出しされうる。さらにまた、従来は保護のための制御によっ て行われていて公知のように相互リンクの度合いが小さい印刷機制御の全体が、 今や、度合いの大きい相互リンクによって種々の運転条件下での印刷過程の最適 化を可能にするような総合的制御によって行われることとなる。データ伝送経路 が短くなることによってデータ処理速度が高まり、同時にまた外乱に対しての安 全性も高くなる。

【０００９】 上記のような全体装置は、例えば、少なくとも１つの主計算機の支配の下で、 印刷機から提供されるデータを処理して制御信号を発生する幾つかの個別計算機 を含んでいる。このようなシステムはマルチプロセッサーシステムという概念で も知られている。このシステムの１つの利点は、個々のプロセッサーの間でのデ ータ伝送経路を極めて短くでき、このことが外乱に対しての高い安全性を保証す ることにある。つまり、データの交換の全部がただ１つのユニットの中で行われ うるので、不必要に長いデータ線はなくなる。従来公知のシステムは一般に、通 信ユニットあるいは上位の中央計算機によって相互間が接続された分散配置の複 数のプロセス制御システムを有している。このシステムでは、極めて長いデータ 伝達経路を何としても使わねばならず、知られているようにそれには外乱の影響 を受けるリスクが伴うという欠点がある。なおまた、そのようなシステムを印刷 機に適用した場合、振動や温度変化といった付加的な外乱の影響も考慮すべきで あり、さらにまた、幾つもの個々のシステムの保守は実質的にコストが割高にな るものである。

【００１０】 マルチプロセッサーシステムの他の利点は、１つのプロセッサーが故障したと き、全体のシステムがブロックされることがなく、故障したプロセッサーの機能 を他のプロセッサーが引き受けることによって、印刷機の運転の中断の必要がな くなることにある。

【００１１】 総合電子装置を用いるならば、印刷機の機能だけではなく、例えば給紙／排紙 部、乾燥装置、その他のそれに類するものといった付加的装置の機能をも、プロ セス制御の中に取り込むことが問題なしに可能となる。

【００１２】 総合電子装置を１つの制御キャビネットに収容するのが合目的的である。この ような集中配置にすれば、運転者にとって便利あるだけでなく、電圧供給や冷却 の装置が１つだけしか必要でないという利点が得られれる。さらに、この装置を 用いることにより、印刷の最適化に必要なデータを含む運転者に関係ある全ての データを迅速に運転者に対して表示することが可能になる。

【００１３】 本考案のさらに他の利点は、総合電子装置としてのデータ処理／制御装置が汎 用的に作られること、つまり、大きさや構造様式の異なる印刷機がこれにより制 御されうることになる。

【００１４】 データ処理／制御装置を印刷機から離して配置することになるので、個々の制 御ユニットを印刷機の種々の構成部部分に合わせるという、そこの構造いかんに よっては従来ならば必要であったことが避けられる。

【００１５】 本考案の１つの発展した実施態様では、データ処理／制御装置を２つのユニッ トに分割し、第１のユニットでは例えばインキ供給や見当の良否のようなインキ 移行管理に必要な全てのデータが処理され、他方のユニットでは残りのデータが 処理されるようにしている。このようにすることの利点は、印刷製品と例えば見 本紙葉で与えられる所定の基準の間での、目標と実際の比較が行われ得る場所に おいてインキの移行管理を行うことが可能になることにある。

【００１６】 また、データ処理／制御装置を適切に構成することによって、本考案の発展し た１つの実施態様が次のようにも実現される。すなわち、１つの主計算機（結合 システムの中で働く幾つかの主計算機ということもありうる）が、共用のデータ バスによって個別計算機（複数）と接続されているというものである。これら個 別計算機は、それぞれに印刷機の特定の機能あるいは状態を制御あるいは監視す るという役目を負う。ある状況下においては、１つの計算機が他の計算機の役目 を引き受けるようにすることが完全に可能である。

【００１７】 本考案の１つの有利な実施態様では、例えば、得られているインキプロフィル 、紙葉厚さ、印刷部数および印刷機予調整データのような、運転準備での設定項 目を外部にある入力ユニットから入力するために、外部接続用のデータ線をデー タ処理／制御装置に接続することとしている。さらに、この装置の中では全ての データが操作され得るので、例えば故障診断機器の接続あるいは電話通信診断手 段によるならば、この外部接続用のデータ線によって、データ、すなわち診断デ ータをこの装置から呼び出すことができる。

【００１８】 本考案の１つの発展した実施態様では、上述の装置への入力信号、あるいは少 なくとも特定の入力信号をセンサで発生させることとしている。これらセンサに は、弱いセンサ信号を外乱に対して強いレベルまで強くするための中間増幅器を 後置することができる。

【００１９】 さらに発展した実施態様では、総合電子装置によっての調節部材の直接的制御 が低パワーで行われる。このためには、適当なつまり低パワーであっても動作す る調節部材が必要とはなるが、こうするならば、入力パワーの大きい調節部材に 対して総合電子装置の出力信号を適合させることがなくなる。低パワーを用いる ならばさらに、このパワーを伝達するためにフラットケーブルを用いることが可 能となり、このことは、所要床面積が小さい取扱いが簡単といった利点を有する 。

【００２０】 この装置での表示や入力手段あるいは操作要素は、本考案の１つの実施態様に おいては、１つの制御／監視デスクに集合されている。このデスクはデータ処理 ／制御装置と１つのユニットを形成するようにできるが、また、このデスクを装 置から離して配置し、装置とは信号線で接続することもできる。

【００２１】 データ処理／制御装置には例えばパウダースプレー装置を接続することもでき る。パウダースプレー装置は、その内部での制御も行っているが、やはりデータ 処理／制御装置からの、例えば印刷機の速度あるいはインキの性状といったデー タあるいは信号の供給を受けることになる。

【００２２】 本考案のさらに別の有利な実施態様は以降の説明および実用新案請求の範囲の 従属項に示されている。

【００２３】

【実施例】

次に、本考案の実施例について図面を参照して説明する。

【００２４】 図１に示す印刷機、すなわち枚葉紙オフセット印刷機１は、幾つかの印刷ユニ ット４〜７、給紙部２、排紙部３、および駆動モータ８を含んでいる。運転操作 は給紙部２の場所から操作パネル９によって行われうる。さらに、排紙部３の場 所にも操作パネル１０があって、そこでは例えば印刷機１の速度が表示され、印 刷機１の制御への割込みが可能になっている。印刷ユニット４〜７、給紙部２、 排紙部３といった印刷機１の個々の構成部分で検出される。例えば調整結果とし てのインキプロフィル（インキ量）、湿し水プロフィル（湿し水の量）、紙葉の 流れ、見当合致状況といったものの信号は、信号線（情報処理用）２１を経て総 合電子装置１１として集中構成されたデータ処理／制御装置に供給される。同時 にこの信号線を経て、総合電子装置１１から印刷機１の個々の構成部分へと、監 視のために印刷機で直に必要な表示信号が送られる。信号線（パワー／制御用） ２２を経て、総合電子装置１１の内部にあるパワー電子装置１４から印刷機１へ と、印刷機１の中の電気式の調節部材への制御信号のほか、主駆動機構や補助駆 動機構への駆動エネルギが送られる。総合電子装置１１はさらに、データ線２５ によって版読取装置１２と接続され、また、データ線２４によって、印刷された 紙葉の濃度計での評価を行う品質管理装置１３と接続されている。総合電子装置 １１はデータ線２６によって制御デスク１５と接続されている。この制御デスク １５はその第１の領域においてはインキ移行管理ユニット１９のための入力手段 およびディスプレイ１７を含み、他方の領域においては機械運転管理ユニット１ ６のための入力手段およびディスプレイ１８を含んでいる。これら２つの領域を 合体させ、１つのディスプレイと１つの入力デスクにおいて機械運転管理とイン キ移行管理を共用で行うことも当然可能である。図で見られるように、印刷機１ においては何らの追加的なそしてデータ処理に関与する作動部材あるいは装置も 置かれておらず、従来ならば普通の、印刷機全体にわたる分布配置の多数の電気 的作動部材は総合電子装置１１の内部に集合されている。この電子装置１１は、 従来あった構成部分を単に集合させるだけではなく、それら構成部分を相互にリ ンクさせることによって、印刷過程の最適化された制御を可能にしている。さら に、例えばある運転準備場所からの情報を印刷機に供給できるようなデータ線（ 外部接続用）２０が設けられている。このデータ線２０を経て、例えば、印刷機 １の予調整のために調節部材に与える全ての設定値が送られうる。また、予定印 刷部数のようなジョブ特定のデータも、印刷機１あるいは制御デスク１５に供給 されウる。そしてまた、このデータ線（外部接続用）２０を経て、印刷機１に固 有のデータの出力が可能である。印刷過程の準備のためには、総合電子装置１１ を用いることにより、例えばインキ装置の予備的塗着を見通しをもって遂行でき る。さらにまた、制御部材やセンサの機能チェックも可能である。総合電子装置 １１を用いることにより、さらには、印刷機１の摩耗が起こる部分の摩耗の監視 を行って、それがある限界値を越えたときに警報信号を出力させることが可能で ある。

【００２５】 図１の実施例での総合電子装置１１の変形例を図２に示す。この実施例でも上 述のような利点がることは自明である。

【００２６】 印刷機の構成は図１に示したものと同様である。同じ部分には同じ参照番号が つけてある。

【００２７】 総合電子装置１１は、パワー電子装置１４と一体になっている処理ブロック２ ８でなる第１のユニットと、制御デスク１５の一部分のなかに配置されている第 ２のユニットに分かれている。この第２のユニットは、インキ移行管理と見当調 整の分だけを含んでいて、信号線（インキ移行／見当用）２３を経て直接印刷ユ ニット４〜７と接続されている。この第２のユニットは、また、自明のことであ るが、データのリンクのために、第１のユニットおよび処理ブロック２８とデー タ線２６によって接続されている。版読取装置１２と品質管理装置１３は、この 実施例ではデータ線２４，２５によって直接インキ移行管理のためのこのユニッ トと接続されている。それは、版読取装置１２での読取リ結果も品質管理装置１ ３での評価結果も、直接インキプロフィルの予調整あるいは修正に用いられるも のだからである。制御デスク１５の機械運転管理の領域１６は、処理ブロック２ ８で行われる機能全てのための入力／表示デスクとしての、つまり印刷機の状態 のうちインキ移行に関係ないものの表示のための役目をなす。信号線（情報処理 用）２１と信号線（パワー／制御用）２２は処理ブロック２８と接続されている 。また、データ線（外部接続用）２０も処理ブロック２８と接続されていて、当 然のことながら、このデータ線（外部接続用）２０を経てインキ移行の監視や調 整をも行えるようにできる。

【００２８】 総合電子装置１１の構造は、構造が類似した幾つかの印刷機の接続をも可能に する。個々の印刷機は別々に選択されうるし、印刷機１からのデータの処理、印 刷機１へのデータの出力は任意の動作の仕方で行われ得て、この際データの優先 度合いの評価を加えることも可能である。

【００２９】

【考案の効果】

以上説明したように、本考案は、総合電子装置によって全てのセンサ信号、調 節信号、制御信号を一括管理することにより、これらの信号を直接操作し、デー タの処理速度が早くなり、データの処理が外乱の影響も受けることがないという 効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明によるデータ処理／制御装置が付属して
いる印刷機の構成の概略図である。

【図２】図１のデータ処理／制御装置を変形した実施例
の概略図である。

【符号の説明】

１ 印刷機 ２ 給紙部 ３ 排紙部 ４〜７ 印刷ユニット ８ 駆動モータ ９，１０ 操作パネル １１ データ処理／制御装置（総合電子装置） １２ 版読取装置 １３ 品質管理装置 １４ パワー電子装置 １５ 制御ディスク １６ 機械運転管理ユニット １７，１８ ディスプレイ １９ インキ移行管理ユニット ２０ データ線（外部接続用） ２１ 信号線（情報処理用） ２２ 信号線（パワー／制御用） ２３ 信号線（インキ移行／見当関係） ２４〜２６ データ線 ２８ 処理ブロック

Claims (13)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 若干の測定装置（１２，１３）と、電気
   信号を発生するセンサと、電気的に制御可能な調節部材
   と、ユニットおよび全体の印刷の流れを監視、制御、調
   節する少なくとも１つの制御・監視卓（１５）を含む、
   少なくとも１つの印刷ユニット（４，５，６）を備えた
   印刷機において、 前記センサ、前記調節部材ないし前記ユニットによって
   送られる信号のための信号線や電源線（２０，２１，２
   ２，２４，２５，２６）が、印刷機に設けられた前記測
   定装置（１２，１３）、前記センサ、前記調節部材、前
   記ユニットおよび前記制御・監視卓（１５）から、印刷
   機の外部に設けられたデータ処理／制御装置（１１）に
   直接接続され、該データ処理／制御装置（１１）は、主
   および補助駆動装置のための駆動エネルギをも印刷機に
   供給する信号処理および電力制御用電子装置からなる一
   体の総合電子装置として構成され、該データ処理／制御
   装置（１１）によって仕上げられた、印刷機に付属する
   前記測定装置（１２，１３）、前記センサ、前記調節部
   材、前記ユニットおよび前記制御・監視卓（１５）の制
   御信号を用いての制御・調節および信号入出力が前記デ
   ータ処理／制御装置（１１）によって行われることを特
   徴とする印刷機。
2. 【請求項２】 前記データ処理／制御装置（１１）がマ
   ルチプロセッサーシステムからなる、請求項１に記載の
   印刷機。
3. 【請求項３】 給紙・排紙部（２，３）の測定個所や制
   御個所が直接前記データ処理／制御装置（１１）に接続
   されている、請求項１または２に記載の印刷機。
4. 【請求項４】 前記信号線や電源線（２１〜２３）が光
   学的および／または電気的な導体要素でなっている、請
   求項１ないし３のいずれか１項に記載の印刷機。
5. 【請求項５】 前記データ処理／制御装置（１１）が、
   印刷機（１）に付属した１つの制御キャビネットの中に
   配置されている、請求項１ないし４のいずれか１項に記
   載の印刷機。
6. 【請求項６】 前記データ処理／制御装置（１１）が、
   インク供給の調整と見当の調整が行われる第１のユニッ
   トを含んでおり、もう１つのユニット（２８）ではその
   他の機能および／または状態の制御や信号の入出力が行
   われる、請求項１ないし５のいずれか１項に記載の印刷
   機。
7. 【請求項７】 前記データ処理／制御装置（１１）ある
   いはその中のユニットが、少なくとも１本のデータバス
   によって幾つかの個々の計算機に接続された少なくとも
   １つの主計算機を有している、請求項１ないし６のいず
   れか１項に記載の印刷機。
8. 【請求項８】 前記データ処理／制御装置（１１）が、
   特にジョブ特定のデータを入力でき、特に監視されるべ
   き機能あるいはデータが出力されるための少なくとも１
   本の外部接続用のデータ線（２０）を有している、請求
   項１ないし７のいずれか１項に記載の印刷機。
9. 【請求項９】 機能の監視のためのセンサが設けられて
   いて、これらセンサの信号が直接前記データ処理／制御
   装置（１１）に供給される、請求項１ないし８のいずれ
   か１項に記載の印刷機。
10. 【請求項１０】 機能の監視のためのセンサが設けられ
    ており、これらセンサは中間増幅器が後置されており、
    その増幅器の出力側信号が前記データ処理／制御装置
    （１１）に供給される、請求項１ないし９のいずれか１
    項に記載の印刷機。
11. 【請求項１１】 印刷機およびそれに付属した付属装置
    （８）の調節部材が低出力信号で直接制御される、請求
    項１ないし１０のいずれか１項に記載の印刷機。
12. 【請求項１２】 前記データ処理／制御装置（１１）
    と、前記センサ、前記調節部材、およびその他の印刷機
    付属の電気的構成要素との間の接続がフラットケーブル
    によってなされている、請求項１ないし１１のいずれか
    １項に記載の印刷機。
13. 【請求項１３】 前記データ処理／制御装置（１１）に
    少なくとも１つの制御・監視卓が付属している、請求項
    １ないし１２のいずれか１項に記載の印刷機。