JPH0849745A - ショックアブソーバのダストカバー - Google Patents
ショックアブソーバのダストカバーInfo
- Publication number
- JPH0849745A JPH0849745A JP6185027A JP18502794A JPH0849745A JP H0849745 A JPH0849745 A JP H0849745A JP 6185027 A JP6185027 A JP 6185027A JP 18502794 A JP18502794 A JP 18502794A JP H0849745 A JPH0849745 A JP H0849745A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust cover
- shock absorber
- thickness
- crest
- bellows
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J3/00—Diaphragms; Bellows; Bellows pistons
- F16J3/04—Bellows
- F16J3/041—Non-metallic bellows
- F16J3/043—Non-metallic bellows with particular means for limiting wear
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 長期間にわたって使用してもダストカバーの
蛇腹の山部がほかの部位よりも早期に劣化による亀裂が
発生しないダストカバーを提供する。 【構成】 弾性体からなる蛇腹状筒部を備え、ショック
アブソーバのピストンロッドの周囲を取り囲むように設
けられるショックアブソーバのダストカバーにおいて、
前記蛇腹状筒部の、径方向外方に向かって凸となる複数
の山部の厚みを、各々の山部の隣接部の厚みよりも大き
くした。
蛇腹の山部がほかの部位よりも早期に劣化による亀裂が
発生しないダストカバーを提供する。 【構成】 弾性体からなる蛇腹状筒部を備え、ショック
アブソーバのピストンロッドの周囲を取り囲むように設
けられるショックアブソーバのダストカバーにおいて、
前記蛇腹状筒部の、径方向外方に向かって凸となる複数
の山部の厚みを、各々の山部の隣接部の厚みよりも大き
くした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、ショックアブソーバ
のピストンロッドに取り付けられたバンパーバウンド及
び／又はピストンロッド部分への水や石などの異物の侵
入を防ぐためにピストンロッドの周囲を取り囲むように
設けられるショックアブソーバのダストカバーに関す
る。
のピストンロッドに取り付けられたバンパーバウンド及
び／又はピストンロッド部分への水や石などの異物の侵
入を防ぐためにピストンロッドの周囲を取り囲むように
設けられるショックアブソーバのダストカバーに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の、例えば図７に示すような自動車
用ショックアブソーバ１では、シリンダ２から延びるピ
ストンロッド３に柔軟なバンパーバウンド７を取り付
け、ショックアブソーバ１に軸方向の低荷重がかかると
きには柔らかく、高荷重がかかるときは硬くなるように
してある。このようなバンパーバウンド７及び／又はシ
リンダ２、ピストンロッド３への水や石などの異物の侵
入を防ぐために、ピストンロッド３にはダストカバー１
０８を取り付けていた。バンパーバウンド７もダストカ
バー１０８もピストンロッド３に圧入固定してある。シ
リンダ２には皿状部材４を取り付けてあり、ピストンロ
ッド３のダストカバー１０８上にはアッパーシート５を
取り付け、これらの間にスプリング６を取り付けてあ
る。また、ダストカバー１０８には水や石などの異物の
侵入を防ぐためのダストカバーとしての機能を有する筒
部１０８Ａが設けられており、この筒部１０８Ａは図８
に示すように、ピストン軸方向の上下に自在伸縮するよ
うにゴムなどの弾性体を用いて、均一な厚みｄで，径方
向外方に向かって凸となる山部１０８Ｃと同じく凹とな
る谷部１０８Ｄを交互に形成した蛇腹状筒部とされてい
る。シリンダ２に取り付けられた皿状部材４が車輪（図
示せず）のバウンド及びリバウンドによって、ダストカ
バーの端部１０８Ｂに当接したり離れたりすることで蛇
腹状筒部１０８Ａが伸縮を繰り返す。
用ショックアブソーバ１では、シリンダ２から延びるピ
ストンロッド３に柔軟なバンパーバウンド７を取り付
け、ショックアブソーバ１に軸方向の低荷重がかかると
きには柔らかく、高荷重がかかるときは硬くなるように
してある。このようなバンパーバウンド７及び／又はシ
リンダ２、ピストンロッド３への水や石などの異物の侵
入を防ぐために、ピストンロッド３にはダストカバー１
０８を取り付けていた。バンパーバウンド７もダストカ
バー１０８もピストンロッド３に圧入固定してある。シ
リンダ２には皿状部材４を取り付けてあり、ピストンロ
ッド３のダストカバー１０８上にはアッパーシート５を
取り付け、これらの間にスプリング６を取り付けてあ
る。また、ダストカバー１０８には水や石などの異物の
侵入を防ぐためのダストカバーとしての機能を有する筒
部１０８Ａが設けられており、この筒部１０８Ａは図８
に示すように、ピストン軸方向の上下に自在伸縮するよ
うにゴムなどの弾性体を用いて、均一な厚みｄで，径方
向外方に向かって凸となる山部１０８Ｃと同じく凹とな
る谷部１０８Ｄを交互に形成した蛇腹状筒部とされてい
る。シリンダ２に取り付けられた皿状部材４が車輪（図
示せず）のバウンド及びリバウンドによって、ダストカ
バーの端部１０８Ｂに当接したり離れたりすることで蛇
腹状筒部１０８Ａが伸縮を繰り返す。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のダストカバー構造にあっては、ダストカバー
の外周面、特に蛇腹状筒部１０８Ａの山部１０８Ｃの外
表面においては、エンジンからの放熱や大気中に存在す
る酸素及びオゾンと、車輪のバウンド時に蛇腹が縮小す
る際の前記山部１０８Ｃの頂点１０８Ｆの外表面に集中
して加えられる引っ張り応力とが相まって、この山部を
中心にゴムなどの弾性体の劣化が起こりやすく、長期間
にわたって使用した後は山部外表面に亀裂が発生する。
更に使用を長く続けると、亀裂は進行して山部内表面ま
で貫通して、最後には蛇腹状筒部１０８Ａが大きく破れ
てしまいダストカバーの機能を果たさなくなる。
うな従来のダストカバー構造にあっては、ダストカバー
の外周面、特に蛇腹状筒部１０８Ａの山部１０８Ｃの外
表面においては、エンジンからの放熱や大気中に存在す
る酸素及びオゾンと、車輪のバウンド時に蛇腹が縮小す
る際の前記山部１０８Ｃの頂点１０８Ｆの外表面に集中
して加えられる引っ張り応力とが相まって、この山部を
中心にゴムなどの弾性体の劣化が起こりやすく、長期間
にわたって使用した後は山部外表面に亀裂が発生する。
更に使用を長く続けると、亀裂は進行して山部内表面ま
で貫通して、最後には蛇腹状筒部１０８Ａが大きく破れ
てしまいダストカバーの機能を果たさなくなる。
【０００４】そこで、この発明は、長期間にわたって使
用しても、ダストカバーの蛇腹状筒部の山部にほかの部
位よりも早期に劣化による亀裂が発生しにくく、耐久性
の高いダストカバーを提供することを目的とする。
用しても、ダストカバーの蛇腹状筒部の山部にほかの部
位よりも早期に劣化による亀裂が発生しにくく、耐久性
の高いダストカバーを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するするための手段】この出願に係る発明
は、径方向外方に向かって凸となる複数の山部と径方向
外方に向かって凹となる複数の谷部を有する弾性体から
なる蛇腹状筒部を備え、ショックアブソーバのピストン
ロッドの周囲を取り囲むように設けられるショックアブ
ソーバのダストカバーにおいて、前記蛇腹状筒部の山部
の厚みを、該山部に隣接する部分の厚みよりも大きくし
たことを特徴とするものである。
は、径方向外方に向かって凸となる複数の山部と径方向
外方に向かって凹となる複数の谷部を有する弾性体から
なる蛇腹状筒部を備え、ショックアブソーバのピストン
ロッドの周囲を取り囲むように設けられるショックアブ
ソーバのダストカバーにおいて、前記蛇腹状筒部の山部
の厚みを、該山部に隣接する部分の厚みよりも大きくし
たことを特徴とするものである。
【０００６】
【作用】この発明において、ショックアブソーバに用い
られる蛇腹状のダストカバーの山部の厚みを、それに隣
接する部分の厚みより大きくしたので、蛇腹の縮小する
時に山部の頂点に引っ張り応力が集中的に発生すること
がなく、山部周辺全体に引っ張り応力を広く分散させる
ことが可能となる。
られる蛇腹状のダストカバーの山部の厚みを、それに隣
接する部分の厚みより大きくしたので、蛇腹の縮小する
時に山部の頂点に引っ張り応力が集中的に発生すること
がなく、山部周辺全体に引っ張り応力を広く分散させる
ことが可能となる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
１は、本発明の第一実施例に係るショックアブソーバの
ダストカバー８を用いたショックアブソーバの断面図で
ある。自動車用ショックアブソーバ１では、シリンダ２
から延びるピストンロッド３に柔軟なバンパーバウンド
７を取り付け、ショックアブソーバ１に軸方向の低荷重
がかかるときには柔らかく、高荷重がかかるときは硬く
なるようにしてある。このようなバンパーバウンド７へ
の水や石などの異物の侵入を防ぐために、ピストンロッ
ド３にはダストカバー８を取り付けている。バンパーバ
ウンド７もダストカバー８もピストンロッド３に圧入固
定してある。シリンダ２には皿状部材４を取り付けてあ
り、ピストンロッド３のダストカバー８上にはアッパー
シート５を取り付け、これらの間にスプリング６を取り
付けてある。ダストカバー８は、大振幅時にショックア
ブソーバ１に高い荷重が入力し、バンパーバウンド７が
つぶれ、更に高い荷重が入力すると外側へ広がろうとす
るのを阻止する上端筒部８Ｅと、大振幅入力時にストロ
ークする蛇腹状筒部８Ａとからなり、蛇腹状筒部８Ａは
ピストン軸方向の上下に自在伸縮するようにゴムなどの
弾性体を用いて、図２に詳細を示す断面構造に形成され
ている。シリンダ２に取り付けられた皿状部材４が車輪
（図示せず）のバウンド及びリバウンドによって、ダス
トカバーの端部８Ｂに当接したり離れたりすることでダ
ストカバー部８Ａが伸縮を繰り返す。
１は、本発明の第一実施例に係るショックアブソーバの
ダストカバー８を用いたショックアブソーバの断面図で
ある。自動車用ショックアブソーバ１では、シリンダ２
から延びるピストンロッド３に柔軟なバンパーバウンド
７を取り付け、ショックアブソーバ１に軸方向の低荷重
がかかるときには柔らかく、高荷重がかかるときは硬く
なるようにしてある。このようなバンパーバウンド７へ
の水や石などの異物の侵入を防ぐために、ピストンロッ
ド３にはダストカバー８を取り付けている。バンパーバ
ウンド７もダストカバー８もピストンロッド３に圧入固
定してある。シリンダ２には皿状部材４を取り付けてあ
り、ピストンロッド３のダストカバー８上にはアッパー
シート５を取り付け、これらの間にスプリング６を取り
付けてある。ダストカバー８は、大振幅時にショックア
ブソーバ１に高い荷重が入力し、バンパーバウンド７が
つぶれ、更に高い荷重が入力すると外側へ広がろうとす
るのを阻止する上端筒部８Ｅと、大振幅入力時にストロ
ークする蛇腹状筒部８Ａとからなり、蛇腹状筒部８Ａは
ピストン軸方向の上下に自在伸縮するようにゴムなどの
弾性体を用いて、図２に詳細を示す断面構造に形成され
ている。シリンダ２に取り付けられた皿状部材４が車輪
（図示せず）のバウンド及びリバウンドによって、ダス
トカバーの端部８Ｂに当接したり離れたりすることでダ
ストカバー部８Ａが伸縮を繰り返す。
【０００８】図２は、本発明の第一実施例に係るショッ
クアブソーバのダストカバーの蛇腹状筒部８Ａを拡大し
て示す断面図である。皿状部材４が車輪（図示せず）の
バウンドによってダストカバーの端部８Ｂに当接して更
に上昇すると、腹状筒部８Ａが圧縮されてピストン軸方
向に縮小され始める。すなわち、蛇腹状筒部８Ａの径方
向外方に向かって凸となる複数の山部８Ｃは隣接する山
部に接近し、同じく径方向外方に向かって凹となる複数
の谷部８Ｄも同様である。谷部８Ｄどうしが接近すると
接近した距離に応じて山部８Ｃに引っ張り応力が発生す
るが、図２のように、谷部８Ｄから山部８Ｃに向かうに
従い蛇腹状筒部８Ａの厚みを全周にわたって漸次厚くし
て、山部８Ｃの頂点で隣接部分の厚みｄ2 および谷部の
厚みｄ3 より大きな最大厚みｄ1 を有するようにして、
山部８Ｃの面積を大きくしたので、これによって引っ張
り応力は山部８Ｃの周辺全体に分散される。
クアブソーバのダストカバーの蛇腹状筒部８Ａを拡大し
て示す断面図である。皿状部材４が車輪（図示せず）の
バウンドによってダストカバーの端部８Ｂに当接して更
に上昇すると、腹状筒部８Ａが圧縮されてピストン軸方
向に縮小され始める。すなわち、蛇腹状筒部８Ａの径方
向外方に向かって凸となる複数の山部８Ｃは隣接する山
部に接近し、同じく径方向外方に向かって凹となる複数
の谷部８Ｄも同様である。谷部８Ｄどうしが接近すると
接近した距離に応じて山部８Ｃに引っ張り応力が発生す
るが、図２のように、谷部８Ｄから山部８Ｃに向かうに
従い蛇腹状筒部８Ａの厚みを全周にわたって漸次厚くし
て、山部８Ｃの頂点で隣接部分の厚みｄ2 および谷部の
厚みｄ3 より大きな最大厚みｄ1 を有するようにして、
山部８Ｃの面積を大きくしたので、これによって引っ張
り応力は山部８Ｃの周辺全体に分散される。
【０００９】蛇腹状筒部８Ａの断面形状は以下の第二な
いし第四実施例のようにしてもよい。
いし第四実施例のようにしてもよい。
【００１０】図３は、本発明の第二実施例に係るショッ
クアブソーバのダストカバーの蛇腹状筒部８Ａを拡大し
て示す断面図である。この例では、山部８Ｃの頂点８Ｆ
付近を断面矩形状に拡径して厚みを厚くして山部８Ｃの
頂点で，隣接する部分の厚みｄ2 および谷部８Ｄの厚み
ｄ3 より大きな最大厚みｄ1 を有するようにして、山部
８Ｃの表面積を大きくしたので、これによって引っ張り
応力は山部８Ｃの周辺全体に分散される。
クアブソーバのダストカバーの蛇腹状筒部８Ａを拡大し
て示す断面図である。この例では、山部８Ｃの頂点８Ｆ
付近を断面矩形状に拡径して厚みを厚くして山部８Ｃの
頂点で，隣接する部分の厚みｄ2 および谷部８Ｄの厚み
ｄ3 より大きな最大厚みｄ1 を有するようにして、山部
８Ｃの表面積を大きくしたので、これによって引っ張り
応力は山部８Ｃの周辺全体に分散される。
【００１１】図４は、本発明の第三実施例に係るショッ
クアブソーバのダストカバーの蛇腹状筒部８Ａを拡大し
て示す断面図である。この例では、山部８Ｃの頂点８Ｆ
付近を断面三角形状に拡径して厚みを厚くして山部８Ｃ
の頂点で、隣接する部分の厚みｄ2 および谷部８Ｄの厚
みｄ3 より大きな最大厚みｄ1 を有するようにして、山
部８Ｃの表面積を大きくしたので、これによって引っ張
り応力は山部８Ｃの周辺全体に分散される。
クアブソーバのダストカバーの蛇腹状筒部８Ａを拡大し
て示す断面図である。この例では、山部８Ｃの頂点８Ｆ
付近を断面三角形状に拡径して厚みを厚くして山部８Ｃ
の頂点で、隣接する部分の厚みｄ2 および谷部８Ｄの厚
みｄ3 より大きな最大厚みｄ1 を有するようにして、山
部８Ｃの表面積を大きくしたので、これによって引っ張
り応力は山部８Ｃの周辺全体に分散される。
【００１２】図５は、本発明の第四実施例に係るショッ
クアブソーバのダストカバーの蛇腹状筒部８Ａを拡大し
て示す断面図である。この例では、山部８Ｃの頂点８Ｆ
付近を断面円形状に拡径して厚みを厚くして山部８Ｃの
頂点で、隣接する部分の厚みｄ2 および谷部８Ｄの厚み
ｄ3 より大きな最大厚みｄ1 を有するようにして、山部
８Ｃの表面積を大きくしたので、これによって引っ張り
応力は山部８Ｃの周辺全体に分散される。
クアブソーバのダストカバーの蛇腹状筒部８Ａを拡大し
て示す断面図である。この例では、山部８Ｃの頂点８Ｆ
付近を断面円形状に拡径して厚みを厚くして山部８Ｃの
頂点で、隣接する部分の厚みｄ2 および谷部８Ｄの厚み
ｄ3 より大きな最大厚みｄ1 を有するようにして、山部
８Ｃの表面積を大きくしたので、これによって引っ張り
応力は山部８Ｃの周辺全体に分散される。
【００１３】図６は、本発明の第五実施例にかかるダス
トカバーを示すものであり、この例では、中央にピスト
ンロッド挿入用の貫通孔８Ｈを形成したバンパーバウン
ド部８Ｇが蛇腹状筒部８Ａの上端に一体に形成されてお
り、蛇腹状筒部８Ａは、前記の第一実施例と同様、図２
に示す断面構造とされている。したがって本例のダスト
カバーは、図１におけるバンパーバウンド７を省略して
そのままショックアブソーバ１に組み込むことができ
る。もちろん、この場合でも蛇腹状筒部８Ａは、第二な
いし第四実施例に示した構造であってもよい。
トカバーを示すものであり、この例では、中央にピスト
ンロッド挿入用の貫通孔８Ｈを形成したバンパーバウン
ド部８Ｇが蛇腹状筒部８Ａの上端に一体に形成されてお
り、蛇腹状筒部８Ａは、前記の第一実施例と同様、図２
に示す断面構造とされている。したがって本例のダスト
カバーは、図１におけるバンパーバウンド７を省略して
そのままショックアブソーバ１に組み込むことができ
る。もちろん、この場合でも蛇腹状筒部８Ａは、第二な
いし第四実施例に示した構造であってもよい。
【００１４】なお、以上の各実施例において、山部８Ｃ
のみならず、谷部８Ｄの厚みも同様に大きくすることも
できるが、柔軟性の面からは前記各実施例のようにする
のが好ましい。又複数の山部のうち一部のみの厚みを大
きくしてもよい。
のみならず、谷部８Ｄの厚みも同様に大きくすることも
できるが、柔軟性の面からは前記各実施例のようにする
のが好ましい。又複数の山部のうち一部のみの厚みを大
きくしてもよい。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように、この発明における
ダストカバーは、上記の構成としたことにより、蛇腹状
筒部の山部外表面に加わる引っ張り応力が山部周辺全体
に分散されるので、長期間にわたって使用しても、山部
にほかの部位よりも早期に劣化による亀裂が発生しにく
く、耐久性の高いダストカバーを提供することができ
る。
ダストカバーは、上記の構成としたことにより、蛇腹状
筒部の山部外表面に加わる引っ張り応力が山部周辺全体
に分散されるので、長期間にわたって使用しても、山部
にほかの部位よりも早期に劣化による亀裂が発生しにく
く、耐久性の高いダストカバーを提供することができ
る。
【図１】図１は、本発明の第一実施例に係るショックア
ブソーバのダストカバーを用いたショックアブソーバの
断面図である。
ブソーバのダストカバーを用いたショックアブソーバの
断面図である。
【図２】本発明の第一実施例に係るショックアブソーバ
のダストカバーの蛇腹状筒部を拡大して示す断面図であ
る。
のダストカバーの蛇腹状筒部を拡大して示す断面図であ
る。
【図３】本発明の第二実施例に係るショックアブソーバ
のダストカバーの蛇腹状筒部を拡大して示す断面図であ
る。
のダストカバーの蛇腹状筒部を拡大して示す断面図であ
る。
【図４】本発明の第三実施例に係るショックアブソーバ
のダストカバーの蛇腹状筒部を拡大して示す断面図であ
る。
のダストカバーの蛇腹状筒部を拡大して示す断面図であ
る。
【図５】本発明の第四実施例に係るショックアブソーバ
のダストカバーの蛇腹状筒部を拡大して示す断面図であ
る。
のダストカバーの蛇腹状筒部を拡大して示す断面図であ
る。
【図６】本発明の第五実施例に係るダストカバーを示す
断面図である。
断面図である。
【図７】従来のショックアブソーバのダストカバーを用
いたショックアブソーバの断面図である。
いたショックアブソーバの断面図である。
【図８】従来のショックアブソーバのダストカバー蛇腹
状筒部を拡大して示す断面図である。
状筒部を拡大して示す断面図である。
１ ショックアブソーバ ２ シリンダ ３ ピストンロッド ４ 皿上部材 ５ アッパーシート ６ スプリング ７、８Ｇ バンパーバウンド ８、１０８ ダストカバー ８Ａ、１０８Ａ 蛇腹状筒部 ８Ｂ、１０８Ｂ 端部 ８Ｃ、１０８Ｃ 山部 ８Ｄ、１０８Ｄ 谷部 ８Ｅ、１０８Ｅ 上端筒部 ８Ｆ、１０８Ｆ 山部頂点 ８Ｈ 貫通孔 ｄ 厚み ｄ1 山部の厚み ｄ2 隣接部分の厚み ｄ3 谷部の厚み
Claims (7)
- 【請求項１】 径方向外方に向かって凸となる複数の山
部と径方向外方に向かって凹となる複数の谷部を有する
弾性体からなる蛇腹状筒部を備え、ショックアブソーバ
のピストンロッドの周囲を取り囲むように設けられるシ
ョックアブソーバのダストカバーにおいて、前記蛇腹状
筒部の山部の厚みを、該山部に隣接する部分の厚みより
も大きくしたことを特徴とするショックアブソーバのダ
ストカバー。 - 【請求項２】 山部の厚みを谷部の厚みよりも大きくし
たことを特徴とする請求項１記載のショックアブソーバ
のダストカバー。 - 【請求項３】 谷部から山部に向かうに従い前記蛇腹上
筒部の厚みを漸次厚くして、山部の頂点で最大厚みを有
するようにしたことを特徴とする請求項１又は２に記載
のショックアブソーバのダストカバー。 - 【請求項４】 山部の頂点付近を断面矩形状に拡径し
て、山部の頂点で最大厚みを有するようにしたことを特
徴とする請求項１又は２に記載のショックアブソーバの
ダストカバー。 - 【請求項５】 山部の頂点付近を断面三角形状に拡径し
て、山部の頂点で最大厚みを有するようにしたことを特
徴とする請求項１又は２に記載のショックアブソーバの
ダストカバー。 - 【請求項６】 山部の頂点付近を断面円形状に拡径し
て、山部の頂点で最大厚みを有するようにしたことを特
徴とする請求項１又は２に記載のショックアブソーバの
ダストカバー。 - 【請求項７】 中央にピストンロッド挿入用の貫通孔を
形成したバンパーバウンド部を、前記蛇腹状筒部の一端
に一体的に設けたことを特徴とする請求項１ないし６の
いずれか１項に記載したショックアブソーバのダストカ
バー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6185027A JPH0849745A (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | ショックアブソーバのダストカバー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6185027A JPH0849745A (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | ショックアブソーバのダストカバー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0849745A true JPH0849745A (ja) | 1996-02-20 |
Family
ID=16163508
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6185027A Pending JPH0849745A (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | ショックアブソーバのダストカバー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0849745A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100451354C (zh) * | 2004-07-15 | 2009-01-14 | 卢才美 | 油压或水液压的液压缸 |
| WO2009147773A1 (ja) * | 2008-06-05 | 2009-12-10 | 三菱電機株式会社 | 防水ブーツ構造 |
| CN102829126A (zh) * | 2011-06-14 | 2012-12-19 | 株式会社昭和 | 罩部件与悬架装置 |
| JP2013540955A (ja) * | 2010-08-12 | 2013-11-07 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | 熱可塑性揺動バンパー |
| WO2021105583A1 (fr) * | 2019-11-29 | 2021-06-03 | Bernard Renzo | Soufflet de protection de joint de transmission |
-
1994
- 1994-08-05 JP JP6185027A patent/JPH0849745A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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