JPH0849630A - 内燃エンジン - Google Patents

内燃エンジン

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JPH0849630A
JPH0849630A JP7177003A JP17700395A JPH0849630A JP H0849630 A JPH0849630 A JP H0849630A JP 7177003 A JP7177003 A JP 7177003A JP 17700395 A JP17700395 A JP 17700395A JP H0849630 A JPH0849630 A JP H0849630A
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JP
Japan
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housing
valve
bobbin
housing member
extending
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JP7177003A
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English (en)
Inventor
Gregory J Binversie
グレゴリー・ジェイ・ビンヴァーシー
David J Hall
デーヴィッド・ジェイ・ホール
Richard T Tunkieicz
リチャード・ティー・タンキーイクツ
Paul W Breckenfeld
ポール・ダブリュー・ブレッケンフェルド
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Outboard Marine Corp
Original Assignee
Outboard Marine Corp
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Publication date
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    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M57/00—Fuel-injectors combined or associated with other devices
    • F02M57/02—Injectors structurally combined with fuel-injection pumps
    • F02M57/022—Injectors structurally combined with fuel-injection pumps characterised by the pump drive
    • F02M57/027—Injectors structurally combined with fuel-injection pumps characterised by the pump drive electric
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M51/00—Fuel-injection apparatus characterised by being operated electrically
    • F02M51/04—Pumps peculiar thereto
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M59/00—Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps
    • F02M59/44—Details, components parts, or accessories not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M59/02 - F02M59/42; Pumps having transducers, e.g. to measure displacement of pump rack or piston
    • F02M59/46—Valves
    • F02M59/462—Delivery valves

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソレノイド作動軸流燃料ポンプ及び圧力サー
ジ燃料噴射機構または弁の提供。 【解決手段】 燃焼室１６を規定する部材及び前記燃焼
室と連通する開口部を有するエンジンブロック１７と、
前記エンジンブロック部材に固定されたハウジング２１
を有し、高いリラクタンス間隙及び軸線を有する低圧燃
料室とを有する組み合わせられた燃料噴射ポンプ及びノ
ズル９と、前記軸線２３と同軸の関係で前記低圧燃料室
に前記ハウジング内で延びており、前記低圧燃料室と連
通する軸線方向の穴を有し、低圧燃料室の少なくとも一
部を規定する管状部材１２１と、前記ハウジングに固定
され、前記開口部に延びており、前記燃焼室と前記軸線
方向の穴に連通し、所定水準以上の前記高圧燃料室の燃
料圧に応答して開放位置に移動可能な弁部材を有するノ
ズル組立体１２とを有する内燃エンジン。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃エンジンに関
し、特に内燃エンジン用の燃料噴射装置に関する。さら
に詳細には、本発明はソレノイド作動軸流燃料ポンプ及
び圧力サージ燃料噴射機構または弁に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来技術として次の特許がある。
【０００３】 米国特許第２，６９１，７３９号 マクヘンリー等 １９５４年１０月１２日 米国特許第３，５５６，６８４号 ルーケット １９７１年１月１９日 米国特許第４，１６９，６９６号 ブラウン １９７９年１０月２日 米国特許第４，６１０，０８０号 ヘンスレイ １９８６年９月９日 米国特許第４，７４７，３８６号 ハフナー等 １９８８年５月３１日 米国特許第４，９６７，９５９号 ウイーゾレック １９９０年１１月６日 米国特許第５，０１６，８１９号 ウッド １９９１年５月２１日 米国特許第５，２０３，５３８号 マツナガ等 １９９３年４月２０日 米国特許第５，２０７，３８７号 ベルグストロム １９９３年５月４日 １９９２年９月１０日のドイツ特許ＤＥ４１０７６２２ＡＩ
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、燃焼室を規定
する部材及び前記燃焼室と連通する開口部を有するエン
ジンブロックと、前記エンジンブロック部材に固定され
たハウジングを有し、高いリラクタンス間隙及び軸線を
有する低圧燃料室とを有する組み合わせられた燃料噴射
ポンプ及びノズルと、前記軸線と同軸の関係で前記低圧
燃料室に前記ハウジング内で延びており、前記低圧燃料
室と連通する軸線方向の穴を有し、低圧燃料室の少なく
とも一部を規定する管状部材と、前記ハウジングに固定
され、前記開口部に延びており、前記燃焼室及び前記軸
線方向の穴に連通し、所定水準以上の前記高圧燃料室の
燃料圧に応答して開放位置に移動可能な弁部材を有する
ノズル組立体とを有する内燃エンジンを提供する。
【０００５】本発明は、エンジンブロックに取り付けら
れるようになっており、高リラクタンス空隙及び軸線を
有する低圧燃料室を規定するハウジング部材と、前記軸
線と同軸の関係で前記ハウジング部材から前記低圧燃料
室に延び、前記低圧燃料室に連通し、高圧燃料室の少な
くとも一部を規定する軸線方向の穴を有する管状部材
と、前記ハウジング部材に固定され、前記軸線方向の穴
に連通し、所定水準以上の前記高圧燃料室内の燃料圧に
応答して開放位置まで可動な弁部材を有するノズル組立
体とを有する組み合わせられた燃料噴射ポンプ及びノズ
ルを提供する。
【０００６】また、本発明は、第１のハウジング部材
と、前記第１のハウジング部材に固定され、高リラクタ
ンス空隙及び軸線を有する低圧燃料室を規定する第２の
ハウジング部材と、前記軸線と同軸の関係で前記ハウジ
ング部材から前記低圧燃料室に延び、前記低圧燃料室に
連通し、高圧燃料室の少なくとも一部を規定する軸線方
向の穴を有する管状部材と、前記ハウジング部材に固定
され、シリンダヘッドに取り付けられるようになってお
り、前記軸線方向の穴に連通し、所定水準以上の前記高
圧燃料室内の燃料圧に応答して開放位置まで可動な弁部
材を有するノズル組立体とを有する組み合わせられた燃
料噴射ポンプ及びノズルを提供する。
【０００７】本発明は、軸線を有し、前記軸線を横断す
る方向に延びている端部部分を有する第１のハウジング
部材と、前記軸線と同心円の関係でキャップ部分から延
びている円筒形ボビン支持部分と、前記第１のハウジン
グ部材に固定されかつ前記軸線を横断する方向に延びて
いる端部部分を有する第２のハウジング部材と、前記軸
線と同心的な関係で、また前記第１のハウジング部材の
前記ボビン支持部分に同心的に整合し、それと間隔を置
いた関係で前記第２のハウジング部材の前記端部部分か
ら延びその間に高リラクタンス空隙を規定する円筒形ボ
ビン支持部分と、前記軸線と共通の軸線の関係で前記第
２のハウジング部材の第２のボビン部分と反対の方向に
前記第２のハウジング部材の前記端部部分から延び、穴
を規定する円筒形ハウジング部分と、前記軸線と共通の
軸線の関係で延び、軸線方向の穴を有し、前記第２のハ
ウジング部材の前記端部部分に固定された内側部分を有
する管状部材と、前記第２のハウジング部材の前記ボビ
ン支持部分に内側に間隔を置いた関係で前記第２のハウ
ジング部材の前記端部部分から延びている外面を有し、
前記ボビン支持部分と共に前記管状部材の前記軸線方向
の穴と連通し燃料ポンプ組立体を収容するようになって
いる燃料室を規定する突出部分と、前記第２のハウジン
グ部材の前記円筒形ハウジング部分の前記穴に固定され
た弁ハウジングを有し、前記管状部材の前記軸線方向の
穴と連通すると共に弁座を規定する端部部分を有する弁
組立体と、前記弁座と係合する閉鎖位置と前記弁座から
間隔を置いた開放位置との間で前記弁ハウジングの前記
軸線方向の穴で可動な弁部材とを有する燃料噴射ポンプ
及びノズルを提供する。
【０００８】また、本発明は、軸線を有し、前記軸線を
横断する方向に延びる端部部分を有する第１の一体のハ
ウジング部材を有する燃料噴射ポンプと、前記軸線に関
して同心円的に前記端部部分から延びる円筒形のボビン
支持部分と、ねじ付き開放端を有し、前記軸線に関して
同心円的な関係で前記端部部分から、また前記ボビン支
持部分から半径方向外側に間隔を置いた関係で延びその
間にボビン室の一部を形成する円筒形ハウジング部分
と、前記軸線を横断する方向に延びている端部部分を有
する第２の一体のハウジング部材と、前記軸線に同心円
的な関係で前記第２のハウジング部材の前記端部部分か
ら延びており、前記第１のハウジング部材の前記ハウジ
ング部分の前記ねじ付き開放端部にねじ込むように受け
られるねじ付き開放端部を有する半径方向外側の円筒形
ハウジングと、前記軸線に関して同心的に、前記第１の
ハウジング部材の前記ボビン支持部分に関して同心円的
に整合し間隔を置いた関係で前記第２のハウジング部材
の前記端部部分から延びて、その間に高いリラクタンス
空隙を形成し、前記第２のハウジング部材の前記ハウジ
ング部分から半径方向内側に間隔を置いた関係で延び前
記ボビン室の一部を規定する円筒形ボビン支持部分と、
前記軸線に関して同軸的に延び、軸線方向の穴を有し、
前記第２のハウジング部材の前記端部部分にしっかりと
固定された内側部分を有する管状部材と、前記第２のハ
ウジング部材の前記ボビン支持部分に関して内側に間隔
を置いた関係で外面を有し、前記第１のハウジング部材
の前記ボビン支持部分に関して一部が軸線方向に重複す
るように延びており、前記ボビン支持部分と共に低圧燃
料室を規定する突出部分と、前記第２のハウジング部材
に配置され、前記軸線方向の穴に連通し、燃料噴射ノズ
ルに供給する前記軸線方向の穴から流すことができ、前
記軸線方向の穴に流すことを防止するように選択的に作
動可能な一方向弁装置と、低圧燃料室を規定するために
前記ボビン支持部分から半径方向に分離した外面を有
し、前記管状部材の前記突出部分の前記外面に軸線方向
に可動に支持され、前記管状部材に関して軸線方向の動
きに応答して前記管状部材の前記軸線方向の穴の燃料の
圧力を比較的に高圧に増大するように作動可能な電機子
及び弁組立体と、前記ボビン室内に収容され、前記ボビ
ン支持部分に隣接して配置され、対向する第１と第２の
端部を有する円筒形部分を有するボビンと、前記円筒形
部分から延び第１と第２の横断方向面を有する中央フラ
ンジと、前記第１のハウジング部材の前記ボビン支持部
分と前記ボビンの前記第１の横断方向の面との間に密封
するように係合する第１のＯリングと、前記第２のハウ
ジング部材の前記ボビン支持部分と前記ボビンの前記第
２の横断方向の面との間に密封するように係合する第２
のＯリングとを有する燃料噴射ポンプ及びノズル組立体
を提供する。
【０００９】本発明は、鉄材料で製造され、軸線を有
し、 前記軸線を横断する方向に延びる端部部分を有す
る第１の一体のハウジング部材と、前記軸線に関して同
心円的に前記端部部分から延びる円筒形のボビン支持部
分と、ねじ付き開放端を有し、前記軸線に関して同心円
的な関係で前記端部部分から、また前記ボビン支持部分
から半径方向外側に間隔を置いた関係で延びその間にボ
ビン室の一部を形成する円筒形ハウジング部分と、鉄材
料で製造されると共に前記軸線を横断する方向に延びて
いる端部部分を有する第２の一体のハウジング部材と、
前記軸線に同心円的な関係で延びており、前記第１のハ
ウジング部材の前記ハウジング部分の前記開放端部にね
じこまれるように受けられるねじ付き開放端部を有する
円筒形ハウジング部分と、前記軸線に関して同心的に、
前記第１のハウジング部材の前記ボビン支持部分に関し
て同心円的に整合し間隔を置いた関係で前記第２のハウ
ジング部材の前記端部部分から延びて、その間に高いリ
ラクタンス空隙を形成し、前記第２のハウジング部材の
前記ハウジング部分から半径方向内側に間隔を置いた関
係で延び、前記ボビン室の一部を規定する円筒形ボビン
支持部分と、前記第２のハウジング部材の前記ボビン支
持部分と反対の方向に前記第２のハウジング部材の前記
端部部分から延びており、前記軸線と同軸の軸線方向の
穴を有する突出部分と、鉄材料から製造され、前記軸線
に関して同軸的に延び、軸線方向の穴を有し、前記第２
のハウジング部材の前記端部部分にしっかりと固定され
た内側部分を有する管状部材と、前記第２のハウジング
部材の前記ボビン支持部分に関して内側に間隔を置いた
関係で外面を有し、前記第１のハウジング部材の前記ボ
ビン支持部分に関して一部が軸線方向に重複するように
延びており、前記ボビン支持部分と共に低圧燃料室を規
定する突出部分と、前記突出部分に固定され、燃焼室と
直接連通するようになっているノズル組立体と、前記第
２のハウジング部材に配置され、前記管状部材の前記軸
線方向の穴と前記ノズル組立体の間で連通し、前記管状
部材の前記軸線方向の穴から前記ノズル組立体に流すこ
とができ、前記ノズル組立体から前記管状部材の前記軸
線方向の穴に流すことを防止するように選択的に作動可
能な一方向チェック弁装置と、低圧燃料室を規定するた
めに前記ボビン支持部分から半径方向に分離した外面を
有し、前記管状部材の前記突出部分に可動に支持され、
鉄材料で製造された外面を有するブッシングを有する電
機子及び弁組立体と、前記第２のハウジング部材の前記
端部部分に面する端部と、前記管状部材の前記突出部分
の前記外面に軸線方向に可動に摺動係合する内側穴と、
鉄材料で製造され、前記ブッシングの前記外面にしっか
りと固定され、燃料流を流すように前記管状部材の軸線
方向穴と連通する内側穴を有し、前記ブッシングの前記
端部から間隔を置いた弁座を有する第２の組立体と、前
記内側穴を通る燃料流を遮断し、流すようにする間隔を
置いた位置で前記内側の穴に関して可動であり、前記弁
座と前記ブッシングの間に配置されたヘッドを有し、前
記弁座に対面する関係の弁面を有する弁部材と、前記低
圧燃料室から前記弁座の上流の前記内側の穴に燃料を流
す通路装置と、絶縁材料から製造され、前記ボビン室に
収容され、前記ボビン支持部分に隣接して配置された円
筒形部分を有し、対向する第１と第２の端部を有し、前
記円筒形部分から前記空隙に延び、第１と第２の横断面
を有する中央フランジ部分を有するボビンと、前記第１
のハウジング部材の前記ボビン支持部分と前記第１の横
断方向の面との間に密封するように係合する第１のＯリ
ングと、前記第２のハウジング部材の前記ボビン支持部
分と前記第２の横断方向の面との間に密封するように係
合する第２のＯリングとを有する燃料噴射ポンプ及びノ
ズル組立体を提供する。
【００１０】また本発明は、弁座を有する弁本体と、弁
本体に配置され弁座係合面を有する弁部材と、前記弁座
に係合するように移動可能なように前記部材を付勢する
ために前記弁本体と前記弁部材との間で作動可能な装置
とを有し、前記弁座及び前記弁座係合面の一方は、柔ら
かいゴム状材料から製造される一方向弁を提供する。
【００１１】また、本発明は、穴を有する弁本体と、前
記穴から半径方向外側に延びる壁と、前記弁本体に配置
された部材と、前記部材に固定された柔らかいゴム上材
料から製造され、前記半径方向に延びる面と係合して前
記穴を密封するように閉鎖するように突出した弁部材
と、前記弁部材を前記半径方向に延びる面と係合するよ
うに移動可能なように前記部材を付勢するように前記弁
本体と前記部材との間で作動可能な装置とを有する一方
向弁を提供する。
【００１２】また本発明は、所定の直径を具備した円筒
形壁を有する同軸のカウンタボアを有する穴を有する弁
本体と、前記ボアと前記カウンタボアとの間に延びる半
径方向壁と、前記カウンタボアに配置され、前記穴に隣
接する第１の端部を有する部材と、前記穴から離れた第
２の端部と、前記カウンタボア壁面の前記直径より小さ
い直径を有する円筒形外壁と、前記第１の端部の第１の
凹部と、前記第２の端部の第２の凹部と、前記第１の凹
部に固定され、前記半径方向に延びる表面と係合して前
記穴を密封するように閉鎖するように前記第１の凹部か
ら突出する柔らかいゴム状材料の弁部材と、前記第２の
凹部に延び、前記部材に対して当接する第１の端部と第
２の端部とを有する螺旋ばねと、前記第２のばねの端部
を前記弁本体に関して移動しないように固定するために
前記第２のばねの端部に係合可能な前記弁の本体の装置
とを有する一方向弁を提供する。
【００１３】本発明の他の特徴及び利点は次の詳細な説
明、特許請求の範囲、図面を参照するときに当業者に明
らかになるであろう。
【００１４】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
詳細に説明する。詳細な説明は例示としてのものであ
り、制限を目的とするものではない。
【００１５】図面を参照すると、圧力サージ燃料噴射機
構または弁またはポンプ１１と、ノズルまたは弁組立体
１２を含む、組み合わせられた燃料噴射ポンプ及びノズ
ル組立体９が示されている。組み合わせられた燃料噴射
ポンプ及びノズル組立体９は、供給戻し導管１３及び１
４を介して低圧燃料ポンプ１５のような低圧燃料源と連
通するように接続され、ソレノイド作動され、燃料の圧
力を比較的高圧まで上昇させ、高圧燃料のノズルまたは
弁組立体１２の圧力に応答してノズルまたは弁組立体１
２を介して内燃エンジン１７の燃焼室１６に供給する。
組み合わせられた燃料噴射ポンプ及びノズル組立体９
は、第１の一体のハウジング部材２１を有し、このハウ
ジング部材２１は、スチールのような鉄の材料で製造さ
れ、軸線２３を有し、軸線２３を横断する方向に伸びる
端部部分２７と、軸線２３と同心的であり、端部部分２
７から間隔をおいためねじを有する外側開放端３１を有
する外側円筒形ハウジング部分２９と、軸線２３と同心
的な関係で端部部分２７から伸びており、外側円筒形部
分２９から内側半径方向に間隔を置いた関係の円筒形ボ
ビン支持部分３３とを有する。
【００１６】また、第１のハウジング部材２１は、穴３
９を有し、穴３９は、端部部分を通って軸線２３に関し
て同心的に端部部分２７を通って軸線方向に伸びてお
り、ねじ付きの右端部分４１と、左側に伸び大気に開放
している拡大カウンタボア４３とを有する。
【００１７】また、組み合わせられた燃料噴射ポンプ及
びノズル組立体９は第２の一体のハウジング部材６３を
有し、このハウジング部材６３は、スチールのような鉄
の材料で製造され、軸線２３を横断する方向に伸びる端
部部分６５と、軸線２３と同心的に伸びており、第１の
ハウジング部材２１の外側円筒形ハウジング部分２９の
ねじ付き開放端部３１とねじによって係合するねじ付き
外側開放端６７を有する外側円筒形部分６５とを有す
る。ねじを越え、すなわち、その左手までの外側円筒形
部分の外端は、ハウジング部分２９の係合内側円筒形面
に係合してハウジング部材２１及び６３の間の同心性を
確保する外側円筒形パイロット面を有する。
【００１８】第２のハウジング部材６３は、軸線２３に
関して同心的に端部部分６５から伸び、外側円筒形部分
６７から内側に間隔を置いて、第１のハウジング部材２
１の円筒形ボビン支持部分３３に同心的に整合し、それ
と間隔を置いた関係のボビン支持部分７５を有し、それ
によって、第１と第２のハウジング部材２１及び６３の
ボビン支持部分３３及び７５の間で中央に配置され、フ
ラックスオブストラクション、すなわち、磁束線が容易
に通過しない高リラクタンスリングまたは領域を提供す
るのに十分な軸線方向の長さを有する高リラクタンス間
隙７７を規定する。
【００１９】端部部分２７及び６５及びボビン支持部分
３３及び７５は、その間に低圧燃料ポンプ室７９を形成
し、低圧ポンプ１５に、またそこから伸びている低圧燃
料回路の一部を形成する。
【００２０】さらに、端部部分２７及び６５、ボビン支
持部分３３及び７５及び外側円筒形ハウジング部分２９
及び６７はその間に、ボビン８３を包囲しそれを含むよ
うになっている室８１を規定している。
【００２１】また第２のハウジング部分６３は、円筒形
の突出部分８５を有し、円筒形の突出部分８５は、外面
８６を有し、軸線２３と同心円的に円筒形ボビン支持部
分７５から反対方向に端部部分６５から伸びている。外
面８６は、円筒形面部分８８と半径方向外側に伸びるシ
ョルダまたはフランジ９０とを有する。さらに、端部部
分６５と突出部分８５は、軸線方向の穴８７を有し、穴
８７は、端部部分６５に配置されかつ連続して拡大した
第１、第２及び第３のカウンタボア９３，９５及び９７
と共に燃料ポンプ室７９と連通する。第３のカウンタボ
ア９７は、図１で見て右に開放しており、その右端部で
めねじが切られている。
【００２２】また第２のハウジング部材６３は、半径方
向に伸びる穴１０５に連通するニップル１０３を備えた
燃料入口１０１を有し、穴１０５は、端部部分６５に配
置されており、次に燃料ポンプ室７９と連通する軸線方
向に伸びる穴１０７に連通している。
【００２３】また、第２のハウジング部材は半径方向に
伸びる穴１１５に連通するニップル１１３を備えた燃料
出口１１１を有し、穴１１５は、燃料入口穴１０７に関
して正反対の関係で端部部分６３に配置されており、次
に燃料ポンプ室７９と連通する軸線方向に伸びる穴１１
７に連通している。燃料入口ニップル１０３は、低圧燃
料ポンプ１５と連通する供給ダクトまたは導管１３に接
続されており、燃料出口ニップル１１３は、戻りダクト
または導管１４に接続されており、これらは低圧供給ポ
ンプ１５と連通し、低圧供給ポンプ１５に過剰な燃料を
戻すように作用する。
【００２４】また、組み合わせられた燃料噴射ポンプ及
びノズル組立体９は、スチールのような鉄の材料からつ
くられた管状部材または部分１２１を有し、この部分
は、第２のハウジング部材６３の端部部分６５の軸線方
向の穴８７の第１の部分９１にプレスばめされるか、適
当に固定され、軸線２３に関して同軸に燃料供給室７９
に伸びておりかつ外面１２５を有する突出部分１２３を
有する。また、管状部材１２１は、軸線方向穴１２７を
有し、軸線方向穴１２７は、燃料ポンプ室７９と連通す
る左カウンタボア供給端部１２９と、第１の部分と第１
のカウンタボア９３との間の軸線方向の穴８７でショル
ダ１３３とほぼ同一面で終わっている右カウンタボア供
給端１３１とを有する。
【００２５】管状部材１２１の突出部分１２３の外面に
摺動係合して低圧燃料供給室７９に非鉄金属、すなわ
ち、青銅のような非磁束線導通材料から製造されている
電機子及び弁組立体１５１と、スチールのような鉄材料
から製造される電機子及び弁準組立体とを有し、電機子
及び弁準組立体は、低圧燃料室７９内で、管状部材１２
１に沿ってばね付勢位置と、第２の電磁的な作動位置と
の間で共通の運動を行うようにブッシング１５３に固定
されており、ばね付勢位置は、図１に実線で示されてお
り、低圧燃料室７９は、低圧燃料室７９内に配置され以
下詳細に説明する高圧燃料室１５６に連通しており、第
２の電磁的な作動位置は、図１に示す電機子及び弁組立
体１５１の場所の右に配置されており、低圧燃料室７９
は、高圧燃料室１５６から密封され、管状部材１２１の
軸線方向の穴１２７の燃料は、比較的高圧下に配置され
ている。
【００２６】さらに詳細には、ブッシング１５３は、内
側の穴１５７を有する細長いほぼ円筒形部材を有し、内
側の穴１５７は、管状部材１２１の突出部分の外面１２
５に摺動可能に係合している。またブッシング１５３
は、第１のすなわち左の円筒形面部分１５９と、面部分
１５９の右に向かい、第１の円筒形面部分１５９の直径
より大きい直径を有する第２の中央の円筒形面部分１６
１と、中央の円筒形面部分１６１の左端部から内側に伸
び、以下に詳細に説明する付勢ばね用のシートを提供す
る半径方向面またはショルダ１６３とを有する外面を有
する。図１で分かるように、ハウジング１５３の半径方
向外側の中央面部分１６１は、ブッシング１５３の内面
からかなり離れている。管状部材のブッシング１５３の
軸線方向の係合は、比較的長く、係合のこの長さは、高
圧燃料室１５６の燃料が比較的に高圧であるときでさえ
も燃料が漏れないようにブッシング１５３と管状部材１
２１との間で摺動係合を密封するために有効である。
【００２７】電機子及び弁組立体１５５は、鉄材料から
製造された電機子部材１７１を有し、この電機子部材１
７１は、ほぼ円筒形の形状であり、中央の軸線穴１７３
を有し、軸線穴１７３の一端は、ブッシング１５３の円
筒形面部分１５９にろうづけまたは他の方法によってし
っかりと固定されている。
【００２８】電機子及び弁の準組立体１５５は、弁座部
材１８１を有し、この弁座部材１８１は、鉄材料から製
造され、ほぼ円筒形の形状であり、電機子部材１７１の
軸線方向の穴１７３の左端部に圧力ばめあるいは他の方
法によってしっかりと固定された円筒形部分１８３を有
し、円筒形部分は、ブッシングの左端部に軸線方向に離
れた関係で終了しており、ブッシング１５３は、管状部
材１２１の供給端１２９から軸線方向に調整可能に間隔
を置いている。さらに、弁座部材１８１は電機子部材１
７１の左端部に係合するフランジ部分１８５を有する。
【００２９】電機子部材１７１の軸線方向穴１７３内に
弁座部材１８１の右端とブッシング１５３のサタンとの
間に、またブッシングの左端部と管状部材１２１の供給
端１３１との間のブッシング１５３の軸線方向の穴１７
３内に高圧燃料室１５６の一部が規定されていることに
留意すべきである。さらに最後に述べた空隙は管状部材
１２１に関してブッシング１５３の動きに応答して容量
が変化することに留意すべきである。すでに述べたよう
に、高圧燃料室１５６は、管状部材１２１の軸線方向の
穴１２７を有する。
【００３０】弁座部材の中央には他の同心的に配置さ
れ、左端部分１８８と高圧燃料室１５６に連通している
右端部分１９０とを有する軸線方向の穴１８７が形成さ
れており、右端部分１９０は、左端部１８８の直径より
大きい直径を有し、ブッシング１５３の左端部から軸線
方向に間隔を置いている。
【００３１】軸線方向の穴１８７の右端部分１９０の端
部部分は、円錐形上の弁座１８９を形成するように面取
りされている（図２参照）。電機子部材１７１及び弁座
部材１８１は、整合した半径方向の穴１９１及び１９３
はさんで正反対に対向しており、整合した半径方向の穴
１９１及び１９３は、低圧燃料室７９と軸線方向の穴１
８７の右端部分との間で燃料流を流し、従って以下に説
明する高圧燃料室１５６に燃料流を送る装置を提供す
る。
【００３２】また電機子及び弁の準組立体１５５は、弁
部材２０１を有し、この弁部材２０１は、弁座部材１８
１の軸線方向の穴１８７の左端部分に摺動可能な円筒形
シャンク２０３を有する。弁部材のシャンク２０３は、
軸線方向の穴１８７の左端部分から軸線方向外側に伸び
ている。
【００３３】また弁部材２０１は、シャンク２０３から
伸びているヘッド２０５を有し、ヘッド２０５は、弁座
１８９とブッシング１５３の左端との間の高圧燃料室に
配置されており、弁座部材１８１の弁座１８９に対面す
る関係で円錐形の弁表面２０７を有する。
【００３４】弁部材２０１は、半径方向の穴１９１から
高圧燃料室１５６に燃料を送る開放位置（図１参照）
と、弁の表面２０７が弁座１８９に係合して低圧燃料室
７９から高圧室１５６を密封し、シャンク２０３が弁座
部材１８１の左に半径方向外側に伸びる位置との間で弁
座部材１８１に関して軸線方向に可動である。
【００３５】電機子と弁組立体１５１の外面は、供給穴
１０５及び戻り穴１１５との間の自由な流体流を穴１９
１に流し、管状部材１２１上及び低圧燃料室７９内で電
機子及び弁組立体１５１の妨げられないで容易に動かす
ことができるようにボビン支持部分３３及び７５の内面
から離れている。
【００３６】燃料ポンピング行程の長さの調整を行うこ
とができる装置が設けられている。他の構造も使用でき
るが、ここに示した構造においては、第１のハウジング
部分２７の端部部分と電機子及び弁組立体１５１の間に
停止部材２７または調整ピストン２２１が設けられてお
り、調整ピストン２２１は、プラスティック材料から製
造され、第１のハウジング部材２１のボビン支持部分３
３に係合する外側の円周面２２３と、弁座部材１８１の
左端部分に係合し、弁部材２０１のシャンク２０３を受
けそれと係合する中央のブラインド穴または凹部２２７
を有する内面２２５と、端部部分２７に隣接する外面２
２９とを有する。外面２２３の環状溝３３１にはＯリン
グ３３３の形態の密封部材が配置されており、Ｏリング
３３３は、低圧燃料ポンプ室７９から燃料が逃げること
を防止する。
【００３７】また調整装置は、調整ねじ３４１を有し、
このねじ３４１は、第１のハウジング部材２１の端部部
分２７の軸線方向の穴３９に伸びており、その右端部分
４１にねじこまれて係合する。調整ねじ３４１は、ヘッ
ド３４２と端部部分３４３とを有し、調整ピストン２２
１に向かって調整可能に伸び、それと係合するピストン
の移動を調整可能に行って燃料ポンプ行程の長さを調整
することができる。所望ならば、調整ねじ３４１のヘッ
ド３４２と端部部分２７のカウンタボア４３との間にＯ
リング３４５の形態のシールが設けられる。
【００３８】図１の左に示す実線の位置に電機子及び弁
組立体１５１を付勢する装置が設けられている。他の実
施例をも使用することができるが、ここに示した実施例
において、このような装置は、螺旋ばね３５１を有し、
螺旋ばね３５１は、一端がブッシング１５３の半径方向
面またはショルダ１６３に係合し、他端が第２のハウジ
ング部材６３の端部部分６５に係合し、管状部材１２１
を包囲する関係で伸びている。
【００３９】半径方向外側のボビン室８１には、ボビン
８３が配置されており、ボビン８３は、プラスティック
のような非透磁性材料から製造されており、ボビン支持
部分３３及び７５の外面に隣接して、また第１と第２の
ハウジング部材２１及び６３の端部分２７及び６５に隣
接して伸びている左及び右部分３６３に対向して配置さ
れた円筒形部分３６１を有する。円筒形部分の中央には
環状ギャップまたはスペース７７に伸びている環状フラ
ンジ３６７が配置されている。環状フランジ３６７は、
対向面３７１及び３７３を有し、これらの面は、環状フ
ランジ３６７とボビン支持部分３３及び７５の隣接端部
との間に密封係合しているＯリング３８１と３８３の形
態のシールを受ける環状溝を有し、それによって空隙７
７の磁気抵抗特性を保持しながら空隙７７を通る燃料の
損失を防止する。
【００４０】ボビン８１の円筒形部分３６１にまた端部
部分３６３及び３６５の間には適当な電気コイル３９１
が位置されており、この電気コイル３９１は、第２のハ
ウジング部材６３の外側円筒形ハウジング部分６７の開
口部３９５を通って適当な電気制御部（図示せず）に伸
びているリード線３９３を有する。
【００４１】軸線方向の穴１２７への戻り流を防止する
ために高圧燃料室１５６から、すなわち、管状部材１２
１の軸線方向の穴１２７から流すことができる装置が備
えられている。他の特定の構造を使用することができる
が、図３に示したような構造においては、一方向チェッ
ク弁４０１が第２のハウジング部材６３の突出部分８５
の第１のカウンタボア９３に配置されており、外面４０
５を有する円筒形部材４０３を有し、外面４０５は、そ
の間に燃料流を流すために第１のカウンタボア９３の壁
から間隔を置いており、外面４０５は、その左端部に環
状部材または部品４１１を包囲する環状溝４０７と、管
状部材１２１の左、すなわちデリバリ端部１３１に入る
ようになっているガイド突出部４１３とを有する。その
右端部で円筒形部材４０３は、ほぼ軸線方向の長さを有
し、半径方向に伸びる端面または基部４１７とを有す
る。
【００４２】管状部材１２１の軸線方向の穴１２７の右
または供給端１３１を密封する位置に弁部材４１１を付
勢する装置が設けられている。種々の構成を使用するこ
とができるが、開示した構成においては、螺旋ばね４２
１が使用されており、螺旋ばね４２１は、円筒形溝４１
５に延びており、円筒形の溝４１５は、その一端が基部
４１７に当接しており、他端部で弁またはノズル組立体
１２に当接している。ばね４２１は、高圧燃料室１５６
内に比較的高圧のない場合に管状部材１２１の軸線方向
の穴１２７のデリバリ端部１３１を正規に密封するよう
に作動する。
【００４３】また、弁またはノズル組立体１２は、米国
特許（代理人事件Ｎｏ．７２０１２／２８３０）に示さ
れており、弁ハウジング４３１を有する。弁ハウジング
４３１は、円筒形主部分４３２を有し、第２のハウジン
グ部材６３の突出部分８５の第３のカウンタボア９５に
ねじ込まれることによって受けられる。主部分４３２
は、外面４３３を有し、外面４３３は、環状溝４３５を
有し、環状溝４３５は、弁ハウジング４３１と第２のハ
ウジング部材６３の突出部分８５の第３のカウンタボア
９７との間に密封するように係合するＯリングの形態の
密封部材を受ける。
【００４４】また、弁ハウジング４３１は、円筒形部分
４４１を有し、この円筒形部分４４１は、主部分４３２
から第２のハウジング部材６３の端部部分に向かって延
びており、第２のハウジング部材６３の突出部分８５の
第２のカウンタボア９５の内面より小さい直径である。
弁ハウジング４３１の軸線方向には、軸線方向の穴４４
３が延びており、この穴４４３はそのはるか右端に半径
方向外側に延びる弁座４４５を有する。円筒形部分４４
１には１つまたはそれ以上の横断方向の開口部４４２が
配置されており、この横断方向の開口部４４２は、円筒
形部分４４１の半径方向外側から軸線方向の穴４４３に
燃料流を流すことができる。
【００４５】軸線方向穴４４３には弁部材４５１が配置
されており、この弁部材４５１は、弁座４４５に当接す
るようになっている半径方向外側に延びる弁表面４５３
を有する。また、弁部材４５１には、軸線方向の穴４４
３に比較して小径のステム部分４５５と、軸線方向の穴
４４３で案内するように形成された拡大部分４５７と、
小径の突出端部部分４５９とが直列に配列されている。
【００４６】弁面４５３を弁座４４５に開放可能に付勢
する装置が配置されている。他の構造も使用することが
できるが、このような装置は、カラーまたはリテーナ４
６１と、螺旋ばね４６３とを有し、カラーまたはリテー
ナ４６１は、弁ハウジング４３１の円筒形部分４４１の
左端に間隔を置いた関係で弁部材４５１の突出端部分４
５９に適当にしっかりと固定され、螺旋ばね４６３は、
一端がカラー４６１に当接し、弁ハウジング４３１の円
筒形部分４４１を包囲する関係で延びており、他端は弁
ハウジング４３１の主部分４３２に当接している。
【００４７】また、弁またはノズル組立体１２は、カッ
プ形状のハウジング４７１を有し、このカップ形状のハ
ウジングは、螺旋ばね４６３を包囲する関係で、それと
半径方向に間隔を置いた関係で突出部分８５の第２のカ
ウンタボア９５に延びている円筒形部分を有し、その右
端で弁ハウジング４３１の主部分４３２に適当にしっか
り固定されている。またカップ形状のハウジング４７１
は、少なくともその左端に軸線方向の穴４７７を有する
端部部分４７５を有する。カップ形状のハウジング４７
１内には端部部分４７５に隣接して高圧燃料が通過する
適当なスクリーンまたはフィルタ４８１が配置されてい
る。軸線方向の穴４７７の左端または内端は、チェック
弁付勢ばね４２１のシートとして作用するカウンタボア
４８３を有する。
【００４８】図示したエンジンブロック部材に、組み合
わせられた燃料噴射ポンプ及びノズル組立体９を取り付
ける装置が設けられ、エンジンブロック部材は、少なく
ともその一部で燃焼室１６を規定し、図示した構造にお
いて、円筒形ヘッド４９１の形態である。他の構造を使
用することができるが、円筒形ヘッド４９１は、燃焼室
１６３と連通するようにノズル組立体を配置するような
方法でノズル組立体１２の挿入を行う開口部または穴４
９５を有する。さらに詳細には、この観点において、円
筒形ヘッド４９１は、開口部４９５に関して半径方向外
側に間隔を置いた関係で、めねじ部分４９９を有する外
側に延びる環状または円形フランジ４９７を有する。円
筒形ヘッド４９１は、フランジ４９７と燃焼室１６との
間に傾斜横断面５０１を有する。環状フランジ４９７に
よって形成された円筒形凹部に軸線方向に隣接した一対
のロックナットまたはワッシャ５１１及び５１３が配置
されており、これらのロックナットまたはワッシャ５１
１及び５１３は、第２のハウジング部材６３の突出部分
８５の外面８６に形成されたショルダ９０に係合し、ロ
ックナット５２１の横断面の外端面に係合し、ロックナ
ット５２１は、第２のハウジング部材６３の突出部分８
５の外面とおねじ面または部分５２５の円筒形部分８８
と入れ子式に係合する内側環状面５２３を有し、おねじ
面または部分５２５は、環状フランジ４９７のねじ部分
４９９とねじによって係合し、ロックナット５２１の端
面５１５をワッシャ５１１及び５１３に押し、ワッシャ
５１１及び５１３は、ショルダ９０に係合して円筒形ヘ
ッド４９１の横断面５０１に対して第２のハウジング部
材６３を押す。
【００４９】またロックナット５２１は、６角部分５２
７を有し、この６角部分５２７は、組み合わせられた燃
料噴射ポンプ及びノズル組立体９を円筒形ヘッド４９１
に固定するために適当なレンチによって回転されるよう
になっており、ノズル組立体１２は、燃焼室１６と連通
している。
【００５０】一方向チェック弁４０１の閉鎖するときに
発生するノイズをなくすか、少なくともかなり小さくす
るための装置が設けられる。他の構造をも使用すること
ができるが、弁部材４０１は、柔らかいゴムまたは燃料
を通さない他の同様な材料から製造され、６０乃至１０
０の範囲、好ましくは、９０のジュモレータ値を有し、
管状部材１２１のデリバリ端部１３１をわたって延び、
管状部材１２１及び／またはショルダ１３３の隣接端部
に弾性的に係合し、軸線方向の穴１２７のデリバリ端部
１３１を弾性的に閉鎖する。
【００５１】動作において、コイルが非励磁であると
き、ばね２１１は、電機子及び弁組立体１５１をポンプ
位置（図示せず）から左に移動させる。電機子及び弁組
立体１５１のこのような左への動きは、高圧燃料室１５
６の容量を拡大し、弁座部材１８１に対して右に移動さ
せる。その結果として、弁の表面は弁座１８９から離
れ、低圧燃料が、半径方向の穴１９１及び１９３、弁座
部材１８１の軸線方向の穴１８７の右端部分を通って、
弁座１８９を越えて低圧燃料室７９から高圧燃料室１５
６に流れることができる。電機子と弁組立体１５１がさ
らに左に移動すると、停止部材または調整ピストン１３
１のブラインド穴または凹部２２７の弁部材２０１の左
端への係合及び停止部材または調整ピストン２２１と弁
座部材１８１の左端の係合が生じ、それによって第１図
に示す実線の位置に電機子及び弁組立体１５１を配置
し、またすでに説明したように低圧燃料室７９と高圧燃
料室１５６との間で無制限の連通が行われるように弁部
材１８１に関して完全に開いた位置に弁部材を配置す
る。
【００５２】コイル３９１が励磁されるとき、電機子及
び弁組立体１５１は、ばね３５１の作動に対して右に移
動する。電機子及び弁組立体１５１のこのような移動
は、高圧燃料室の容量を減少させ、弁部材２０１を弁座
部材１８１に関して左に移動させ、弁表面と弁座１８９
とが密封するように係合する。電機子と弁組立体１５１
が右に連続して移動することによって、高圧燃料室１５
６に比較的に高い燃料圧を形成し、一方向チェック弁４
０１を越えてノズル組立体１２に高圧燃料を送る。
【００５３】一方向チェック弁４０１が開放したとき、
高圧燃料は、弁部材４１１を越え、第２のカウンタボア
９３と一方向チェック弁４０１との間の空隙を通り、カ
ップ形状のハウジング４７１の軸線方向の穴４８３を通
り、フィルタまたはスクリーン４８１を通り、カラー４
６１を周り、開口部４４２、弁ハウジング４３１の軸線
方向の穴４４３、弁部材４５１と弁ハウジング４３１と
の間を通り、（燃料内の高圧に応答してばね４６３の作
動に対して分離する）弁座４４５と弁の表面４５３を越
えて燃焼室１６に流れる。
【００５４】コイル３９１が非励磁となった後、燃料の
供給が完了したとき、高圧室１５６の燃料の圧力が低下
し、ノズル組立体１２から高圧燃料室１５６に燃料流が
戻ることを防止するために一方向チェック弁４０１がす
ぐに閉鎖する。この閉鎖は、一方向チェック弁４０１の
１つの係合部材として柔らかいゴムを使用することによ
って比較的静かに行われる。
【００５５】また低圧燃料は、低圧燃料室７９を通って
常に循環され、高圧燃料室１５６に流れ、電機子及び弁
組立体１５１を左に移動させるように連続して利用可能
である。
【００５６】説明した構造は、特に経済的であり、高圧
及び低圧燃料が漏れることを防止し、一方向チェック弁
を弁座に静かに配置し、燃焼室に高圧燃料を直接送るよ
うに作用する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の種々の特徴を使用する燃料噴射ポンプ
及びノズル組立体の組み合わせの断面図である。
【図２】図１に示す組立体の一部であり、部品が開放位
置で示された部品を有する拡大断面図である。
【図３】図１に示す組立体の一部であり、部品が閉鎖位
置で示された部品を有する拡大断面図である。
【符号の説明】
９ 組み合わせられた燃料噴射ポンプ及びノズル組立体 １１ ポンプ １２ ノズルまたは弁組立体 １７ 内燃エンジン ２１ ハウジング部材 ２３ 軸線 ２７ 端部部分 ２９ 円筒形ハウジング部分 ３９ ボア ４１ 右端部分 ４３ カウンタボア ６３ 第２のハウジング部材 ６５ 端部部分 ６７ 外側円筒形部分 ８５ 円筒形突出部分 ９３，９５，９７ カウンタボア １０１ 燃料入口 １１３ 燃料出口ニップル １２９ 供給端部 １５３ ブッシング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デーヴィッド・ジェイ・ホール アメリカ合衆国イリノイ州60099，ザイオ ン，ナインティーンス・ストリート 1603 (72)発明者 リチャード・ティー・タンキーイクツ アメリカ合衆国ウィスコンシン州53144, ケノーシャ，シックスティース・ストリー ト 7514 (72)発明者 ポール・ダブリュー・ブレッケンフェルド アメリカ合衆国ウィスコンシン州53142, ケノーシャ，フォーティセブンス・アベニ ュー 11107

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 燃焼室を規定する部材及び前記燃焼室と
    連通する開口部を有するエンジンブロックと、前記エン
    ジンブロック部材に固定されたハウジングを有し、高い
    リラクタンス間隙及び軸線を有する低圧燃料室とを有す
    る組み合わせられた燃料噴射ポンプ及びノズルと、前記
    軸線と同軸の関係で前記低圧燃料室に前記ハウジング内
    で延びており、前記低圧燃料室と連通する軸線方向の穴
    を有し、低圧燃料室の少なくとも一部を規定する管状部
    材と、前記ハウジングに固定され、前記開口部に延びて
    おり、前記燃焼室及び前記軸線方向の穴に連通し、所定
    水準以上の前記高圧燃料室の燃料圧に応答して開放位置
    に移動可能な弁部材を有するノズル組立体とを有する内
    燃エンジン。
  2. 【請求項２】 前記軸線方向の穴と前記弁部材との間に
    配置され、所定水準以上の圧力にのみ応答して前記高圧
    燃料室から燃料を流すことができるように作動可能であ
    るチェック弁を有する請求項１に記載の内燃エンジン。
  3. 【請求項３】 前記エンジンブロック部材は、シリンダ
    ヘッドを有し、前記ハウジングは、シリンダ部分と環状
    ショルダを有する外面とを有し、前記開口部は、前記燃
    焼室から離れかつめねじ部分を有するカウンタボアと、
    前記燃焼室と前記カウンタボアとの中間に配置された横
    断方向面と、前記ハウジングの前記外面の前記円筒形部
    分に入れ子式に係合する内側環状面、前記カウンタボア
    のめねじ部分にねじと係合するおねじ部分を有する外
    面、及び前記ハウジングを押して前記シリンダヘッドの
    前記横断面に緊密に係合するように前記ハウジングの前
    記ショルダに係合する横断方向面を有する環状ロックナ
    ットとを有する請求項１に記載の内燃エンジン。
  4. 【請求項４】 エンジンブロックに取り付けられるよう
    になっており、高リラクタンス空隙及び軸線を有する低
    圧燃料室を規定するハウジング部材と、前記軸線と同軸
    の関係で前記ハウジング部材から前記低圧燃料室に延
    び、前記低圧燃料室に連通し、高圧燃料室の少なくとも
    一部を規定する軸線方向の穴を有する管状部材と、前記
    ハウジング部材に固定され、前記軸線方向の穴に連通
    し、所定水準以上の前記高圧燃料室内の燃料圧に応答し
    て開放位置まで可動な弁部材を有するノズル組立体とを
    有する組み合わせられた燃料噴射ポンプ及びノズル。
  5. 【請求項５】 第１のハウジング部材と、前記第１のハ
    ウジング部材に固定され、高リラクタンス空隙及び軸線
    を有する低圧燃料室を規定する第２のハウジング部材
    と、前記軸線と同軸の関係で前記ハウジング部材から前
    記低圧燃料室に延び、前記低圧燃料室に連通し、高圧燃
    料室の少なくとも一部を規定する軸線方向の穴を有する
    管状部材と、前記ハウジング部材に固定され、シリンダ
    ヘッドに取り付けられるようになっており、前記軸線方
    向の穴に連通し、所定水準以上の前記高圧燃料室内の燃
    料圧に応答して開放位置まで可動な弁部材を有するノズ
    ル組立体とを有する組み合わせられた燃料噴射ポンプ及
    びノズル。
  6. 【請求項６】 前記軸線方向の穴と前記弁部材との間に
    配置され、所定水準以上の圧力にのみ応答して前記高圧
    燃料室から燃料を流すことができるチェック弁を有する
    請求項５に記載の組み合わせられた燃料噴射ポンプ及び
    ノズル。
  7. 【請求項７】 軸線を有し、前記軸線を横断する方向に
    延びている端部部分を有する第１のハウジング部材と、
    前記軸線と同心円の関係でキャップ部分から延びている
    円筒形ボビン支持部分と、前記第１のハウジング部材に
    固定されかつ前記軸線を横断する方向に延びている端部
    部分を有する第２のハウジング部材と、前記軸線と同心
    的な関係で、また前記第１のハウジング部材の前記ボビ
    ン支持部分に同心的に整合し、それと間隔を置いた関係
    で前記第２のハウジング部材の前記端部部分から延びそ
    の間に高リラクタンス空隙を規定する円筒形ボビン支持
    部分と、前記軸線と共通の軸線の関係で前記第２のハウ
    ジング部材の第２のボビン部分と反対の方向に前記第２
    のハウジング部材の前記端部部分から延び、穴を規定す
    る円筒形ハウジング部分と、前記軸線と共通の軸線の関
    係で延び、軸線方向の穴を有し、前記第２のハウジング
    部材の前記端部部分に固定された内側部分を有する管状
    部材と、前記第２のハウジング部材の前記ボビン支持部
    分に内側に間隔を置いた関係で前記第２のハウジング部
    材の前記端部部分から延びている外面を有し、前記ボビ
    ン支持部分と共に前記管状部材の前記軸線方向の穴と連
    通し燃料ポンプ組立体を収容するようになっている燃料
    室を規定する突出部分と、前記第２のハウジング部材の
    前記円筒形ハウジング部分の前記穴に固定された弁ハウ
    ジングを有し、前記管状部材の前記軸線方向の穴と連通
    すると共に弁座を規定する端部部分を有する弁組立体
    と、前記弁座と係合する閉鎖位置と前記弁座から間隔を
    置いた開放位置との間で前記弁ハウジングの前記軸線方
    向の穴で可動な弁部材とを有する燃料噴射ポンプ及びノ
    ズル。
  8. 【請求項８】 前記第１の端部部材は、前記軸線と同心
    円的な関係で前記ボビン部分と半径方向外側に間隔を置
    いた関係で前記端部部分から延びる円筒形ハウジング部
    分を有し、前記第２の端部部材は、前記第１のハウジン
    グ部材の円筒形ハウジング部分に固定され、前記軸線に
    対して同心円的な関係で前記第２のハウジング部分の前
    記ボビン支持部分に関して半径方向外側に前記第２の端
    部部分から延びている第２の円筒形ハウジング部分を有
    する請求項７に記載の燃料噴射ポンプ及びノズル。
  9. 【請求項９】 前記第１のハウジング部分の前記ハウジ
    ング部分は、ねじ付き開放端部を有し、前記第２のハウ
    ジング部材の前記ハウジング部分は、前記第１のハウジ
    ング部材の前記ハウジング部分のねじ付き開放端にねじ
    込まれるように受けられる外端を有する請求項８に記載
    の燃料噴射ポンプ及びノズル。
  10. 【請求項１０】 前記ボビン支持部分と前記ハウジング
    部材との間に配置され、前記ハウジング部材と密封する
    ように係合し、前記空隙に配置された環状リブを有する
    ボビンを有する請求項９に記載の燃料噴射ポンプ及びノ
    ズル。
  11. 【請求項１１】 前記端部部分及び前記ボビン支持部分
    は内側燃料ポンプ室を規定し、前記第２のハウジング部
    材は、前記ポンプ室と連通する燃料入口と、前記ポンプ
    室と連通する燃料を有する請求項１０に記載の燃料噴射
    ポンプ及びノズル。
  12. 【請求項１２】 前記弁ハウジングは内端を有し、前記
    弁部材は、内端を有し、前記ノズル組立体は、前記弁部
    材の前記内端に固定されたリテーナと、前記弁組立体の
    燃料圧力が所定の圧力以下であるとき前記弁部材を前記
    弁座と密封係合するように前記弁ハウジングの内端に対
    して及び前記リテーナに対して当接するばねとを有する
    請求項７に記載の燃料噴射ポンプ及びノズル。
  13. 【請求項１３】 前記ノズル組立体は、前記軸線を横断
    する方向に延びる壁及び軸線方向の穴を有するカップ形
    状部材と、前記横断壁から延び、前記弁ハウジングに固
    定された円筒形部分とを有する請求項１２に記載の燃料
    噴射ポンプ及びノズル。
  14. 【請求項１４】 前記カップ形状部材の前記円筒形部分
    に収容された燃料フィルタを有する請求項１３に記載の
    燃料噴射ポンプ及びノズル。
  15. 【請求項１５】 前記第１のハウジング部分は、前記弁
    組立体を包囲する外側の軸線方向のカウンタボアと、前
    記管状部材の前記軸線方向の穴及び前記外側のカウンタ
    ボアと連通する内側の軸線方向の穴とを規定し、前記管
    状部材の前記内側部分は、前記第１のハウジング部分の
    内側の軸線方向の穴に隣接した端部を有し、前記第１の
    ハウジング部分の内側の軸線方向の穴に配置され、前記
    管状部材の前記内側部分の内端に密封するように係合す
    るチェック弁と、前記チェック弁に当接し、また前記カ
    ップ形状部材に当接するばねとを有する請求項１４に記
    載の燃料噴射ポンプ及びノズル。
  16. 【請求項１６】 前記チェック弁は、前記カップ形状部
    材に向かって延びているスカートを有し、前記ばねは一
    部が前記スカート内に配置にされている請求項１５に記
    載の燃料噴射ポンプ及びノズル。
  17. 【請求項１７】 前記端部部分及び前記ボビン支持部分
    は内側の燃料ポンプ室を規定し、前記第１のハウジング
    部材の前記端部部分に隣接する前記燃料ポンプ室に配置
    されたピストンと、横断方向の面と、前記ピストンと前
    記第１のハウジング部材のボビン支持部分に係合するシ
    ールとを有し、前記第１のハウジング部材の前記端部部
    分は、ねじ付き軸線方向の穴を有し、前記ねじ付き穴に
    ねじによって係合する調整部材を有し、前記燃料室の前
    記ピストンの位置の軸線方向の調整が可能となるように
    前記ピストンの前記横断壁に係合する請求項１６に記載
    の燃料噴射ポンプ及びノズル。
  18. 【請求項１８】 前記リテーナは外周を有し、前記カッ
    プ形状部材の円筒形部分は、前記リテーナの前記外周よ
    り大きな直径を有し、内側の空隙を規定し、前記弁ハウ
    ジングは、前記弁ハウジングの前記軸線方向の穴と前記
    内側空隙との間を連通する横断方向の穴を有する請求項
    １７に記載の燃料噴射ポンプ及びノズル。
  19. 【請求項１９】 前記第１のハウジング部材の前記端部
    部分に隣接して、前記ボビン支持部分の半径方向内側に
    配置された行程調整部材と、前記第１のハウジング部材
    の前記端部部分を通って延びる調整部材とを有し、前記
    調整部材は、前記第１のハウジング部材の前記端部部分
    に関して軸線方向に調整可能に移動可能であり、前記第
    １のハウジング部材の前記端部部分に関して前記行程調
    整部材を調整可能に移動するように前記行程調整部材に
    係合する請求項７に記載の燃料噴射ポンプ及びノズル。
  20. 【請求項２０】 軸線を有し、前記軸線を横断する方向
    に延びる端部部分を有する第１の一体のハウジング部材
    を有する燃料噴射ポンプと、前記軸線に関して同心円的
    に前記端部部分から延びる円筒形のボビン支持部分と、
    ねじ付き開放端を有し、前記軸線に関して同心円的な関
    係で前記端部部分から、また前記ボビン支持部分から半
    径方向外側に間隔を置いた関係で延びその間にボビン室
    の一部を形成する円筒形ハウジング部分と、前記軸線を
    横断する方向に延びている端部部分を有する第２の一体
    のハウジング部材と、前記軸線に同心円的な関係で前記
    第２のハウジング部材の前記端部部分から延びており、
    前記第１のハウジング部材の前記ハウジング部分の前記
    ねじ付き開放端部にねじ込むように受けられるねじ付き
    開放端部を有する半径方向外側の円筒形ハウジングと、
    前記軸線に関して同心的に、前記第１のハウジング部材
    の前記ボビン支持部分に関して同心円的に整合し間隔を
    置いた関係で前記第２のハウジング部材の前記端部部分
    から延びて、その間に高いリラクタンス空隙を形成し、
    前記第２のハウジング部材の前記ハウジング部分から半
    径方向内側に間隔を置いた関係で延び前記ボビン室の一
    部を規定する円筒形ボビン支持部分と、前記軸線に関し
    て同軸的に延び、軸線方向の穴を有し、前記第２のハウ
    ジング部材の前記端部部分にしっかりと固定された内側
    部分を有する管状部材と、前記第２のハウジング部材の
    前記ボビン支持部分に関して内側に間隔を置いた関係で
    外面を有し、前記第１のハウジング部材の前記ボビン支
    持部分に関して一部が軸線方向に重複するように延びて
    おり、前記ボビン支持部分と共に低圧燃料室を規定する
    突出部分と、前記第２のハウジング部材に配置され、前
    記軸線方向の穴に連通し、燃料噴射ノズルに供給する前
    記軸線方向の穴から流すことができ、前記軸線方向の穴
    に流すことを防止するように選択的に作動可能な一方向
    弁装置と、低圧燃料室を規定するために前記ボビン支持
    部分から半径方向に分離した外面を有し、前記管状部材
    の前記突出部分の前記外面に軸線方向に可動に支持さ
    れ、前記管状部材に関して軸線方向の動きに応答して前
    記管状部材の前記軸線方向の穴の燃料の圧力を比較的に
    高圧に増大するように作動可能な電機子及び弁組立体
    と、前記ボビン室内に収容され、前記ボビン支持部分に
    隣接して配置され、対向する第１と第２の端部を有する
    円筒形部分を有するボビンと、前記円筒形部分から延び
    第１と第２の横断方向面を有する中央フランジと、前記
    第１のハウジング部材の前記ボビン支持部分と前記ボビ
    ンの前記第１の横断方向の面との間に密封するように係
    合する第１のＯリングと、前記第２のハウジング部材の
    前記ボビン支持部分と前記ボビンの前記第２の横断方向
    の面との間に密封するように係合する第２のＯリングと
    を有する燃料噴射ポンプ及びノズル組立体。
  21. 【請求項２１】 鉄材料で製造され、軸線を有し、 前記
    軸線を横断する方向に延びる端部部分を有する第１の一
    体のハウジング部材と、前記軸線に関して同心円的に前
    記端部部分から延びる円筒形のボビン支持部分と、ねじ
    付き開放端を有し、前記軸線に関して同心円的な関係で
    前記端部部分から、また前記ボビン支持部分から半径方
    向外側に間隔を置いた関係で延びその間にボビン室の一
    部を形成する円筒形ハウジング部分と、鉄材料で製造さ
    れると共に前記軸線を横断する方向に延びている端部部
    分を有する第２の一体のハウジング部材と、前記軸線に
    同心円的な関係で延びており、前記第１のハウジング部
    材の前記ハウジング部分の前記開放端部にねじこまれる
    ように受けられるねじ付き開放端部を有する円筒形ハウ
    ジング部分と、前記軸線に関して同心的に、前記第１の
    ハウジング部材の前記ボビン支持部分に関して同心円的
    に整合し間隔を置いた関係で前記第２のハウジング部材
    の前記端部部分から延びて、その間に高いリラクタンス
    空隙を形成し、前記第２のハウジング部材の前記ハウジ
    ング部分から半径方向内側に間隔を置いた関係で延び、
    前記ボビン室の一部を規定する円筒形ボビン支持部分
    と、前記第２のハウジング部材の前記ボビン支持部分と
    反対の方向に前記第２のハウジング部材の前記端部部分
    から延びており、前記軸線と同軸の軸線方向の穴を有す
    る突出部分と、鉄材料から製造され、前記軸線に関して
    同軸的に延び、軸線方向の穴を有し、前記第２のハウジ
    ング部材の前記端部部分にしっかりと固定された内側部
    分を有する管状部材と、前記第２のハウジング部材の前
    記ボビン支持部分に関して内側に間隔を置いた関係で外
    面を有し、前記第１のハウジング部材の前記ボビン支持
    部分に関して一部が軸線方向に重複するように延びてお
    り、前記ボビン支持部分と共に低圧燃料室を規定する突
    出部分と、前記突出部分に固定され、燃焼室と直接連通
    するようになっているノズル組立体と、前記第２のハウ
    ジング部材に配置され、前記管状部材の前記軸線方向の
    穴と前記ノズル組立体の間で連通し、前記管状部材の前
    記軸線方向の穴から前記ノズル組立体に流すことがで
    き、前記ノズル組立体から前記管状部材の前記軸線方向
    の穴に流すことを防止するように選択的に作動可能な一
    方向チェック弁装置と、低圧燃料室を規定するために前
    記ボビン支持部分から半径方向に分離した外面を有し、
    前記管状部材の前記突出部分に可動に支持され、鉄材料
    で製造された外面を有するブッシングを有する電機子及
    び弁組立体と、前記第２のハウジング部材の前記端部部
    分に面する端部と、前記管状部材の前記突出部分の前記
    外面に軸線方向に可動に摺動係合する内側穴と、鉄材料
    で製造され、前記ブッシングの前記外面にしっかりと固
    定され、燃料流を流すように前記管状部材の軸線方向穴
    と連通する内側穴を有し、前記ブッシングの前記端部か
    ら間隔を置いた弁座を有する第２の組立体と、前記内側
    穴を通る燃料流を遮断し、流すようにする間隔を置いた
    位置で前記内側の穴に関して可動であり、前記弁座と前
    記ブッシングの間に配置されたヘッドを有し、前記弁座
    に対面する関係の弁面を有する弁部材と、前記低圧燃料
    室から前記弁座の上流の前記内側の穴に燃料を流す通路
    装置と、絶縁材料から製造され、前記ボビン室に収容さ
    れ、前記ボビン支持部分に隣接して配置された円筒形部
    分を有し、対向する第１と第２の端部を有し、前記円筒
    形部分から前記空隙に延び、第１と第２の横断面を有す
    る中央フランジ部分を有するボビンと、前記第１のハウ
    ジング部材の前記ボビン支持部分と前記第１の横断方向
    の面との間に密封するように係合する第１のＯリング
    と、前記第２のハウジング部材の前記ボビン支持部分と
    前記第２の横断方向の面との間に密封するように係合す
    る第２のＯリングとを有する燃料噴射ポンプ及びノズル
    組立体。
  22. 【請求項２２】 弁座を有する弁本体と、弁本体に配置
    され弁座係合面を有する弁部材と、前記弁座に係合する
    ように移動可能なように前記部材を付勢するために前記
    弁本体と前記弁部材との間で作動可能な装置とを有し、
    前記弁座及び前記弁座係合面の一方は、柔らかいゴム状
    材料から製造される一方向弁。
  23. 【請求項２３】 穴を有する弁本体と、前記穴から半径
    方向外側に延びる壁と、前記弁本体に配置された部材
    と、前記部材に固定された柔らかいゴム上材料から製造
    され、前記半径方向に延びる面と係合して前記穴を密封
    するように閉鎖するように突出した弁部材と、前記弁部
    材を前記半径方向に延びる面と係合するように移動可能
    なように前記部材を付勢するように前記弁本体と前記部
    材との間で作動可能な装置とを有する一方向弁。
  24. 【請求項２４】 所定の直径を具備した円筒形壁を有す
    る同軸のカウンタボアを有する穴を有する弁本体と、前
    記ボアと前記カウンタボアとの間に延びる半径方向壁
    と、前記カウンタボアに配置され、前記穴に隣接する第
    １の端部を有する部材と、前記穴から離れた第２の端部
    と、前記カウンタボア壁面の前記直径より小さい直径を
    有する円筒形外壁と、前記第１の端部の第１の凹部と、
    前記第２の端部の第２の凹部と、前記第１の凹部に固定
    され、前記半径方向に延びる表面と係合して前記穴を密
    封するように閉鎖するように前記第１の凹部から突出す
    る柔らかいゴム状材料の弁部材と、前記第２の凹部に延
    び、前記部材に対して当接する第１の端部と第２の端部
    とを有する螺旋ばねと、前記第２のばねの端部を前記弁
    本体に関して移動しないように固定するために前記第２
    のばねの端部に係合可能な前記弁の本体の装置とを有す
    る一方向弁。
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