JPH084942A - ゲートバルブのグランド部シール構造 - Google Patents

ゲートバルブのグランド部シール構造

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JPH084942A
JPH084942A JP13347394A JP13347394A JPH084942A JP H084942 A JPH084942 A JP H084942A JP 13347394 A JP13347394 A JP 13347394A JP 13347394 A JP13347394 A JP 13347394A JP H084942 A JPH084942 A JP H084942A
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JP
Japan
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valve
gate
seal member
packing
closed
Prior art date
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Pending
Application number
JP13347394A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamotsu Nishikawa
保 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH084942A publication Critical patent/JPH084942A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 増締作業などを行うことなく、シール部材を
弁棒に密接させて洩れの発生を防止できるゲートバルブ
のグランド部シール構造を提供する。 【構成】 ゲートバルブのグランド部11に、弁棒6に
接触してバルブボディ2側空間のガスが外部に漏洩する
ことを防止するシール部材12と、このシール部材12
を下方に押さえるパッキン押え13と、このパッキン押
え13の位置を保持する複数の第1の皿ばね21と、ゲ
ート3が閉じられた際にパッキン押え13を下方に押圧
してシール部材12を圧縮する複数の第2の皿ばね22
とを設ける。そして、ゲート3が閉じられる毎に第2の
皿ばね22にてシール部材12を弁棒軸心方向に沿う方
向に押圧して圧縮し、第1の皿ばね21にてパッキン押
え13の位置を保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばエアー・ガスラ
インに介在されるゲートバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ゲートバルブの一例として図2に
示すものがある。これは、バルブボディ1の流路2にダ
ブルディスク3a,3aからなるゲート3が配設され、
バルブボディ1の上部に一体連結した支持台1aにスタ
ンド4が立設されるとともに、このスタンド4上に油圧
シリンダーや電動減速機などからなる開閉駆動装置5が
配設されている。そして、この開閉駆動装置5のステム
5aとゲート3に連結した弁棒6とがフランジ継手7を
介して連結されて一体化されており、開閉駆動装置5を
駆動してステム5aおよび弁棒6を下降させることによ
り、弁棒6の下端部に設けたウエッジ8の下すぼまり状
傾斜面8a,8aをバルブディスク3a,3aの受圧面
9,9に圧接させ、その圧接力によりダブルディスク3
a,3aをバルブボディ1の弁座10,10に押し付け
て、ダブルディスク3a,3aからなるゲート3を閉状
態にするものである。
【0003】ここで、弁棒6を昇降自在に支持している
グランド部11には、図3に拡大して示すように、流路
2側の気体やバルブボディ1とその上部のバルブボンネ
ット16との間に充填される不活性ガスなどの気体が外
部に漏洩することを防止するために、グランドパッキン
12a,ランタンリング12b,グラファイトパッキン
12cなどからなる各種のシール部材12が設けられて
いる。そして、これらのシール部材12はパッキン押え
13にて上方から押圧されて圧縮されることにより、弁
棒6に圧接されてシール性を保持している。なお、1
4,15はパッキン押え13をバルブボンネット16に
連結するボルト,ナット、17はバルブボンネット16
に溶着されてシール部材12の下方への移動を阻止して
いるバックシートリングである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成では、パッキン押え13にてシール部材12を一
定の位置で当接して位置規制しているため、ゲート3の
開閉動作に伴ってシール部材12が摩耗した際に、シー
ル部材12のパッキン面圧が低下して内部のガスが洩れ
ることがあった。このような洩れを防止するため、従来
は、定期的にパッキン押え13のナット15の増締を行
ってガスリークを防止していた。しかし、開閉頻度が多
い場合には、摩耗度合いも大きくなるため、短期間でガ
スリークを生じてしまうことがあり、これを防止するに
は増締を頻繁に行わなければならず手間がかかってしま
う。
【0005】本発明は上記問題を解決するもので、増締
作業などのメンテナンスを行うことなく、シール部材を
弁棒に密接させることができてガスリークを防止できる
ゲートバルブのグランド部シール構造を提供することを
目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明は、弁棒の先端に固定したゲートをバルブボデ
ィの流路に対して出退させることにより前記流路を開閉
し、グランド部に配設したシール部材を前記弁棒に外周
側から接触させることによりバルブボディ内空間側の流
体が外部に漏洩することを防止するゲートバルブのグラ
ンド部のシール構造であって、バルブボディ側部材に係
合されて弁棒軸心方向に沿って移動可能とされ、前記シ
ール部材に当接してこのシール部材を弁棒軸心方向に沿
うゲート側に向かって押さえるパッキン押えと、前記パ
ッキン押えに配置され、前記ゲートが閉じられた際に前
記弁棒側部材に当接されて前記パッキン押えを弁棒軸心
方向に沿う方向に付勢してシール部材を圧縮する付勢手
段と、前記パッキン押えのバルブボディ側部材に対する
相対位置を保持する位置保持手段とを備えたものであ
る。
【0007】
【作用】上記構成において、付勢手段により、ゲートが
閉じられた際にシール部材を弁棒軸心方向に沿う方向に
押圧して圧縮するようにしたので、ゲートが閉じられた
際にはシール部材が圧縮されてパッキンの面圧が高めら
れ、ガスリークが効果的に防止される。なお、ゲートが
開けられた際には、保持手段によりパッキン押えの位置
が保持されてパッキン押えがシール部材を圧縮する方向
と逆向きに移動して緩むことが防止される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1に基づいて説
明する。なお、グランド部以外は従来と同機能であり、
同機能のものには同符号を付してその説明は省略する。
【0009】図1に示すように、ゲートバルブのグラン
ド部11には、弁棒6に接触してバルブボディ2側空間
のガスが外部に漏洩することを防止するシール部材12
(12a,12b,12c)と、このシール部材12を
下方に向かって押さえるパッキン押え13と、このパッ
キン押え13の位置を保持する保持手段としての複数の
第1の皿ばね21と、ゲート3が閉じられた際にパッキ
ン押え13を下方に押圧してシール部材12を圧縮する
付勢手段としての複数の第2の皿ばね22とが備えられ
ている。
【0010】すなわち、パッキン押え13の鍔部13a
と、このパッキン押え13をバルブボディ側部材として
のバルブボンネット16に連結するボルト14に螺合さ
れたナット15との間に、第1の皿ばね21が複数枚介
装されているとともに、パッキン押え13の鍔部13a
の内周側上面に円筒形状のガイド部23が立設され、こ
のガイド部23と弁棒6の外周面との間に第2の皿ばね
22が複数枚配設されている。また、フランジ継手7よ
り下方に円筒状の突起部7cが垂下され、ゲート3が閉
じられた際には、この突起部7cが第2の皿ばね22に
上方から当接して、この第2の皿ばね22の付勢力によ
り、パッキン押え13を弁棒軸心方向に沿う方向に押圧
するようになっている。
【0011】上記構成において、開閉駆動装置5により
弁棒6が下降されてゲート3が閉じられると、フランジ
継手7に設けられた突起部7cが第2の皿ばね22に当
接し、これによりパッキン押え13を介してシール部材
12は下方に押圧される。したがって、シール部材12
のパッキンの面圧が低下している場合には、第2の皿ば
ね22による押圧力によりシール部材12が圧縮されて
増締されるとともに、第1の皿ばね21が下方に伸長さ
れる。これにより、シール部材12のパッキンの面圧は
適切な圧力まで高められ、ガスリークは防止される。な
お、この後に開閉駆動装置5により弁棒6が上昇されて
ゲート3が開けられた際には、一旦下方に伸長された第
1の皿ばね21の付勢力によりパッキン押え13の位置
が保持される。したがって、第1の皿ばね21の付勢力
により、パッキン押え13が上方に戻って緩むことが防
止されて、シール部材12のパッキンの面圧が低下する
ことは防止される。
【0012】なお、上記実施例においては、付勢手段と
して皿ばね22を用いた場合を述べたが、これに限るも
のではなく、スプリング圧縮ばねなどの他の種類のばね
を用いたり、弾性体を配置したりしてもよい。また、付
勢手段としても皿ばね21を用いた場合を述べたが、パ
ッキン押え13が上方に戻ることを阻止できる構造であ
ればよい。
【0013】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、パッキ
ン押えの位置を保持する保持手段と、ゲートが閉じられ
た際に前記パッキン押えを弁棒軸心方向に沿う方向に押
圧してシール部材を圧縮する付勢手段とを備えることに
より、従来のようなパッキン押えの増締作業を省くこと
ができるとともに、ゲートの開閉頻度にかかわることな
く、所定のパッキン面圧を保持することができてガスリ
ークを生じることを防止でき、ひいてはゲートバルブの
信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるゲートバルブのグラン
ド部を示す縦断面図である。
【図2】従来のゲートバルブを示す縦断面図である。
【図3】従来のゲートバルブのグランド部を示す縦断面
図である。
【符号の説明】
6 弁棒 7 フランジ継手 7c 突起部 10 弁座 11 グランド部 12 シール部材 13 パッキン押え 13a 鍔部 16 バルブボンネット(バルブボディ側部材) 21 第1の皿ばね(保持手段) 22 第2の皿ばね(付勢手段) 23 ガイド部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁棒の先端に固定したゲートをバルブボ
    ディの流路に対して出退させることにより前記流路を開
    閉し、グランド部に配設したシール部材を前記弁棒に外
    周側から接触させることによりバルブボディ内空間側の
    流体が外部に漏洩することを防止するゲートバルブのグ
    ランド部のシール構造であって、バルブボディ側部材に
    係合されて弁棒軸心方向に沿って移動可能とされ、前記
    シール部材に当接してこのシール部材を弁棒軸心方向に
    沿うゲート側に向かって押さえるパッキン押えと、前記
    パッキン押えに配置され、前記ゲートが閉じられた際に
    前記弁棒側部材に当接されて前記パッキン押えを弁棒軸
    心方向に沿う方向に付勢してシール部材を圧縮する付勢
    手段と、前記パッキン押えのバルブボディ側部材に対す
    る相対位置を保持する位置保持手段とを備えたことを特
    徴とするゲートバルブのグランド部シール構造。
JP13347394A 1994-06-16 1994-06-16 ゲートバルブのグランド部シール構造 Pending JPH084942A (ja)

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Cited By (3)

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