JPH0849408A - 火炉内の足場 - Google Patents
火炉内の足場Info
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- JPH0849408A JPH0849408A JP19041594A JP19041594A JPH0849408A JP H0849408 A JPH0849408 A JP H0849408A JP 19041594 A JP19041594 A JP 19041594A JP 19041594 A JP19041594 A JP 19041594A JP H0849408 A JPH0849408 A JP H0849408A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 火炉内が完全に冷却する以前でも水平ステー
ジを炉外から遠隔的に架設することができるとともに火
炉内の高所における足場架設の危険作業をなくすことが
できることなどを目的とする。 【構成】 前後の炉壁に設けた開口部から挿入されて火
炉内に張り渡された支持梁上に左右の炉壁に設けた開口
部から足場板が挿入されて載せられ所定の位置へ移動し
て敷設されるように構成する。
ジを炉外から遠隔的に架設することができるとともに火
炉内の高所における足場架設の危険作業をなくすことが
できることなどを目的とする。 【構成】 前後の炉壁に設けた開口部から挿入されて火
炉内に張り渡された支持梁上に左右の炉壁に設けた開口
部から足場板が挿入されて載せられ所定の位置へ移動し
て敷設されるように構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ボイラ火炉の定期検
査、或いはボイラチューブの修理などに適用される火炉
内の足場に関する。
査、或いはボイラチューブの修理などに適用される火炉
内の足場に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３はボイラ火炉の定期検査、或いはボ
イラチューブの修理等のためにボイラ火炉内に足場を設
置する場合などに使用されている従来の水平ステージの
説明図である。図において、ボイラの火炉１内に足場４
を設置する場合は、ボイラを停止して火炉１が完全に冷
却した後に作業員が火炉１内に入って炉底部２に水平ス
テージ３を設置し、その水平ステージ３上に火炉１壁面
に沿って足場４を順次積上げて組立てている。
イラチューブの修理等のためにボイラ火炉内に足場を設
置する場合などに使用されている従来の水平ステージの
説明図である。図において、ボイラの火炉１内に足場４
を設置する場合は、ボイラを停止して火炉１が完全に冷
却した後に作業員が火炉１内に入って炉底部２に水平ス
テージ３を設置し、その水平ステージ３上に火炉１壁面
に沿って足場４を順次積上げて組立てている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
水平ステージ３は作業者が火炉１内に入って木丸太、鋼
管等で水平ステージ３の枠組みをしてその上に足場板を
取付けて設置しており、このために火炉１内が完全に冷
却した後でなければ水平ステージ３の足場を組むことが
できず、足場組みまでに相当の時間を要するとともにそ
の工数も多く、足場組みが終わるまでは他の作業ができ
ない。また、その足場組みも高所３０〜４０ｍにおける
危険作業であるために専門の熟練作業者を必要とする。
水平ステージ３は作業者が火炉１内に入って木丸太、鋼
管等で水平ステージ３の枠組みをしてその上に足場板を
取付けて設置しており、このために火炉１内が完全に冷
却した後でなければ水平ステージ３の足場を組むことが
できず、足場組みまでに相当の時間を要するとともにそ
の工数も多く、足場組みが終わるまでは他の作業ができ
ない。また、その足場組みも高所３０〜４０ｍにおける
危険作業であるために専門の熟練作業者を必要とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明に係る火炉内の足
場は上記課題の解決を目的にしており、前後の炉壁に設
けた開口部から支持梁を挿入して火炉内に張り渡す手段
と、左右の炉壁に設けた開口部から足場板を挿入して張
り渡した上記支持梁上に載せる手段と、上記支持梁上に
載せた足場板を所定の位置へ移動させて敷設する手段と
を備えた構成を特徴とする。
場は上記課題の解決を目的にしており、前後の炉壁に設
けた開口部から支持梁を挿入して火炉内に張り渡す手段
と、左右の炉壁に設けた開口部から足場板を挿入して張
り渡した上記支持梁上に載せる手段と、上記支持梁上に
載せた足場板を所定の位置へ移動させて敷設する手段と
を備えた構成を特徴とする。
【０００５】
【作用】即ち、本発明に係る火炉内の足場においては、
前後の炉壁に設けた開口部から挿入されて火炉内に張り
渡された支持梁上に左右の炉壁に設けた開口部から足場
板が挿入されて載せられ所定の位置へ移動して敷設され
るようになっており、火炉内が完全に冷却する以前でも
複数の支持梁を架設してその支持梁上に多数の足場板を
敷き詰めることにより火炉内の任意の高さに水平ステー
ジを炉外から遠隔的に早期に架設することができる。ま
た、火炉内の足場の自重および足場上に積載される荷重
を複数の支持梁で分散して支持することにより炉底部か
ら足場を順次組み上げて炉底部で支持する必要がなく、
炉底管に過大な集中応力が発生せず炉底管が損傷しな
い。また、火炉内の高所における足場架設の危険作業を
なくすことができる。
前後の炉壁に設けた開口部から挿入されて火炉内に張り
渡された支持梁上に左右の炉壁に設けた開口部から足場
板が挿入されて載せられ所定の位置へ移動して敷設され
るようになっており、火炉内が完全に冷却する以前でも
複数の支持梁を架設してその支持梁上に多数の足場板を
敷き詰めることにより火炉内の任意の高さに水平ステー
ジを炉外から遠隔的に早期に架設することができる。ま
た、火炉内の足場の自重および足場上に積載される荷重
を複数の支持梁で分散して支持することにより炉底部か
ら足場を順次組み上げて炉底部で支持する必要がなく、
炉底管に過大な集中応力が発生せず炉底管が損傷しな
い。また、火炉内の高所における足場架設の危険作業を
なくすことができる。
【０００６】
【実施例】図１および図２は本発明の一実施例に係る水
平ステージの説明図である。図において、本実施例に係
る水平ステージはボイラ火炉の定期検査、或いはボイラ
チューブの修理等のためにボイラ火炉内に足場を設置す
る場合などに使用されるもので、図１における符号３ａ
は火炉１の炉底部２上に設けられる水平ステージ、３ｂ
は上部に設けられる水平ステージである。各水平ステー
ジ３ａ，３ｂは火炉１の互いに対向する前、後壁に設け
られた複数対の開口部４，５を開き、各対をなすそれぞ
れの開口部４，５の間に支持梁６を渡して架設されるよ
うになっている。また、同様に火炉１の互いに対向する
左右の側壁に設けられた開口部７，８を開け、これら側
壁の開口部７，８から足場板９を搬入して架設された支
持梁６上に載せ、これら足場板９を火炉１の前後壁の開
口部４，５から引き寄せた後、次の足場板９を搬入して
引き寄せる作業を繰り返すことにより足場板９が敷き詰
められるようになっている。図２（ａ）における符号１
０は支持梁６の搬出入装置で、本実施例では前壁の開口
部４外部に設置されており、上部のジャッキスライドで
上下動する上部の加圧ローラ１１とこの加圧ローラ１１
と対をなす下部の電動又は油圧モータを連結した駆動ロ
ーラ１２とからなる支持梁６の案内送り伸縮機構と、同
機構全体を上下動して高さを調整するリフタ１３とから
構成されている。また、この搬出入装置１０の外部には
支持梁６セット用のテーブル１４が、前後壁の開口部
４，５の近傍には支持梁６を通した後の固定台１５，１
６がそれぞれ設置されている。
平ステージの説明図である。図において、本実施例に係
る水平ステージはボイラ火炉の定期検査、或いはボイラ
チューブの修理等のためにボイラ火炉内に足場を設置す
る場合などに使用されるもので、図１における符号３ａ
は火炉１の炉底部２上に設けられる水平ステージ、３ｂ
は上部に設けられる水平ステージである。各水平ステー
ジ３ａ，３ｂは火炉１の互いに対向する前、後壁に設け
られた複数対の開口部４，５を開き、各対をなすそれぞ
れの開口部４，５の間に支持梁６を渡して架設されるよ
うになっている。また、同様に火炉１の互いに対向する
左右の側壁に設けられた開口部７，８を開け、これら側
壁の開口部７，８から足場板９を搬入して架設された支
持梁６上に載せ、これら足場板９を火炉１の前後壁の開
口部４，５から引き寄せた後、次の足場板９を搬入して
引き寄せる作業を繰り返すことにより足場板９が敷き詰
められるようになっている。図２（ａ）における符号１
０は支持梁６の搬出入装置で、本実施例では前壁の開口
部４外部に設置されており、上部のジャッキスライドで
上下動する上部の加圧ローラ１１とこの加圧ローラ１１
と対をなす下部の電動又は油圧モータを連結した駆動ロ
ーラ１２とからなる支持梁６の案内送り伸縮機構と、同
機構全体を上下動して高さを調整するリフタ１３とから
構成されている。また、この搬出入装置１０の外部には
支持梁６セット用のテーブル１４が、前後壁の開口部
４，５の近傍には支持梁６を通した後の固定台１５，１
６がそれぞれ設置されている。
【０００７】支持梁６上に足場板９を設置する場合は、
図２（ｂ）に示すように左右側壁の開口部７，８外部に
互いに対をなすようにウインチ１７，１８をセットし、
左右の側壁と直交する前後壁の開口部４，５外部にもそ
れぞれ少なくとも２組のウインチ１９，２０，２１，２
２をセットする。そして、左側壁の開口部７から釣竿式
のロッドを伸ばして対向する右側壁の開口部８に届かせ
て先端をウインチ１８のワイヤ２３と結び、手前まで引
き込んでウインチ１７のワイヤ２４と接続し、その接続
部分に足場板９搬入用のフック２５または搬出用のフッ
ク２６を取付けてフック２５，２６を左右側壁の開口部
７，８方向へウインチ１７，１８により移動を可能にす
る。左右側壁の開口部７，８から火炉１内へ搬入された
足場板９を中心から前後壁の開口部４，５方向またはそ
の逆方向へ引寄せる場合には、図２（ｃ）に示すように
固定台１６上に取付けたウインチ１９から伸ばしたワイ
ヤ２７を滑車２８に通して先端を、滑車２８外輪を支点
とするロッド２９先端のピン３０に結ぶ。ロッド２９先
端には足場板９のリングに引掛けるフック３１を取付け
ておく。足場板９の搬入時は左右側壁における一方の開
口部７からウインチ１７のワイヤ２４を引掛けて足場板
９を搬入し、他方の開口部８外側のウインチ１８でａ方
向へ引張り込む。また、搬出時はその反対側のウインチ
１７でｂ方向へ引張り出す。また、足場板９を引き寄せ
る場合は後壁の支持梁６設置用の開口部５に設けたウイ
ンチ１９，２０のワイヤ２７先端を取付けたロッド２９
を差し込んで伸ばし、先端のフック３１を足場板９に引
掛けて後壁方向（ｃ方向）へ引寄せる。搬出時は反対側
のウインチ２１，２２のワイヤ２７をロッド２９で差し
込んで同様に火炉１中心方向（ｄ方向）へ移動させる。
図２（ｂ）に示すように左右側壁の開口部７，８外部に
互いに対をなすようにウインチ１７，１８をセットし、
左右の側壁と直交する前後壁の開口部４，５外部にもそ
れぞれ少なくとも２組のウインチ１９，２０，２１，２
２をセットする。そして、左側壁の開口部７から釣竿式
のロッドを伸ばして対向する右側壁の開口部８に届かせ
て先端をウインチ１８のワイヤ２３と結び、手前まで引
き込んでウインチ１７のワイヤ２４と接続し、その接続
部分に足場板９搬入用のフック２５または搬出用のフッ
ク２６を取付けてフック２５，２６を左右側壁の開口部
７，８方向へウインチ１７，１８により移動を可能にす
る。左右側壁の開口部７，８から火炉１内へ搬入された
足場板９を中心から前後壁の開口部４，５方向またはそ
の逆方向へ引寄せる場合には、図２（ｃ）に示すように
固定台１６上に取付けたウインチ１９から伸ばしたワイ
ヤ２７を滑車２８に通して先端を、滑車２８外輪を支点
とするロッド２９先端のピン３０に結ぶ。ロッド２９先
端には足場板９のリングに引掛けるフック３１を取付け
ておく。足場板９の搬入時は左右側壁における一方の開
口部７からウインチ１７のワイヤ２４を引掛けて足場板
９を搬入し、他方の開口部８外側のウインチ１８でａ方
向へ引張り込む。また、搬出時はその反対側のウインチ
１７でｂ方向へ引張り出す。また、足場板９を引き寄せ
る場合は後壁の支持梁６設置用の開口部５に設けたウイ
ンチ１９，２０のワイヤ２７先端を取付けたロッド２９
を差し込んで伸ばし、先端のフック３１を足場板９に引
掛けて後壁方向（ｃ方向）へ引寄せる。搬出時は反対側
のウインチ２１，２２のワイヤ２７をロッド２９で差し
込んで同様に火炉１中心方向（ｄ方向）へ移動させる。
【０００８】従来の水平ステージは作業者が火炉内に入
って木丸太、鋼管等で水平ステージの枠組みをしてその
上に足場板を取付けて設置しており、このために火炉内
が完全に冷却した後でなければ水平ステージの足場を組
むことができず、足場組みまでに相当の時間を要すると
ともにその工数も多く、足場組みが終わるまでは他の作
業ができない。また、その足場組みも高所３０〜４０ｍ
における危険作業であるために専門の熟練作業者を必要
とするが、本水平ステージ３ａ，３ｂは火炉１の前後壁
に開口部４，５を設け、その一方に上部の加圧ローラ１
１、下部の電動または油圧モータによる駆動ローラ１２
などからなる支持梁６の搬出入装置１０を設置して支持
梁６を接続しながら他方に向け伸張して渡すとともに、
左右の側壁にも開口部７，８を設けてその双方にウイン
チ１７，１８を設置し、ウインチ１７，１８のワイヤ２
３，２４を足場板９に接続して足場板９を支持梁６上に
引張り込んだ後にワイヤ２３，２４を切離すとともに前
後壁の開口部４，５からロッド２９を挿入してその先端
のフック３１を足場板９に引掛け、フック３１に留めた
ワイヤ２７をウインチ９で巻取りながら中央から前後壁
に向けて引寄せることにより火炉１外部から水平ステー
ジ３ａ，３ｂを遠隔自動的に架設することができるよう
になっており、ボイラの停止後に火炉１内が完全に冷却
する以前でも例えば上下複数の支持梁６を火炉１内の任
意の高さに架設してその支持梁６上の全面に多数の足場
板９を敷き詰めることにより水平ステージ３ａ，３ｂを
自動的に組立てることができる。また、火炉１内の足場
の自重及び足場上に積載される荷重は炉底部２から支持
されることなく、各水平ステージ３ａ，３ｂ毎に複数の
支持梁６で分散して支持されるので、炉底部２から足場
を順次組み上げる必要がなく、ボイラの炉底管に過大な
集中応力が発生しない。このようにして水平ステージ３
ａ、３ｂを炉外から遠隔自動的に早期に架設することが
でき、水平ステージ３ａ，３ｂの架設時期を早く、かつ
架設および解体作業に要する時間を短かくすることによ
り、検査、或いは修理全体の工期を大幅に短縮して検
査、修理コストの低減およびボイラ稼働率の向上が得ら
れるとともに、高所における足場組みの危険作業をなく
すことができる。また、作業者が火炉内に入る必要がな
く安全に、また特殊技能者に頼ることなく容易に水平ス
テージ３ａ，３ｂが架設されることにより、水平ステー
ジ３ａ，３ｂの設置費用が低減される。
って木丸太、鋼管等で水平ステージの枠組みをしてその
上に足場板を取付けて設置しており、このために火炉内
が完全に冷却した後でなければ水平ステージの足場を組
むことができず、足場組みまでに相当の時間を要すると
ともにその工数も多く、足場組みが終わるまでは他の作
業ができない。また、その足場組みも高所３０〜４０ｍ
における危険作業であるために専門の熟練作業者を必要
とするが、本水平ステージ３ａ，３ｂは火炉１の前後壁
に開口部４，５を設け、その一方に上部の加圧ローラ１
１、下部の電動または油圧モータによる駆動ローラ１２
などからなる支持梁６の搬出入装置１０を設置して支持
梁６を接続しながら他方に向け伸張して渡すとともに、
左右の側壁にも開口部７，８を設けてその双方にウイン
チ１７，１８を設置し、ウインチ１７，１８のワイヤ２
３，２４を足場板９に接続して足場板９を支持梁６上に
引張り込んだ後にワイヤ２３，２４を切離すとともに前
後壁の開口部４，５からロッド２９を挿入してその先端
のフック３１を足場板９に引掛け、フック３１に留めた
ワイヤ２７をウインチ９で巻取りながら中央から前後壁
に向けて引寄せることにより火炉１外部から水平ステー
ジ３ａ，３ｂを遠隔自動的に架設することができるよう
になっており、ボイラの停止後に火炉１内が完全に冷却
する以前でも例えば上下複数の支持梁６を火炉１内の任
意の高さに架設してその支持梁６上の全面に多数の足場
板９を敷き詰めることにより水平ステージ３ａ，３ｂを
自動的に組立てることができる。また、火炉１内の足場
の自重及び足場上に積載される荷重は炉底部２から支持
されることなく、各水平ステージ３ａ，３ｂ毎に複数の
支持梁６で分散して支持されるので、炉底部２から足場
を順次組み上げる必要がなく、ボイラの炉底管に過大な
集中応力が発生しない。このようにして水平ステージ３
ａ、３ｂを炉外から遠隔自動的に早期に架設することが
でき、水平ステージ３ａ，３ｂの架設時期を早く、かつ
架設および解体作業に要する時間を短かくすることによ
り、検査、或いは修理全体の工期を大幅に短縮して検
査、修理コストの低減およびボイラ稼働率の向上が得ら
れるとともに、高所における足場組みの危険作業をなく
すことができる。また、作業者が火炉内に入る必要がな
く安全に、また特殊技能者に頼ることなく容易に水平ス
テージ３ａ，３ｂが架設されることにより、水平ステー
ジ３ａ，３ｂの設置費用が低減される。
【０００９】図３乃至図５は本発明の他の実施例に係る
水平ステージの説明図である。図において、本実施例に
係る水平ステージはボイラ火炉の定期検査、或いはボイ
ラチューブの修理等のためにボイラ火炉内に足場を設置
する場合などに使用されるもので、上記の実施例に係る
水平ステージと同様に火炉１の炉底部２上に、或いは上
部に設けられ、火炉１の互いに対向する前、後壁に設け
られた複数対の開口部４，５を開き、各対をなすそれぞ
れの開口部４，５の間に支持梁６を渡して架設されるよ
うになっている。また、同様に火炉１の互いに対向する
左右の側壁に設けられた開口部７，８を開け、これら側
壁の開口部７，８から足場板９を搬入して架設された支
持梁６上に載せ、これら足場板９を火炉１の前後壁の開
口部４，５から引き寄せた後、次の足場板９を搬入して
引き寄せる作業を繰り返すことにより足場板９が敷き詰
められるようになっている。この支持梁６の搬入過程
で、図３（ｄ）に示すようにプッシャー２６を支持梁６
の中央付近に跨がるように乗せておく。図３（ａ）にお
ける符号１０は支持梁６の搬出入装置で、本実施例では
前壁の開口部４外部に設置されており、上部のジャッキ
スライドで上下動する上部の加圧ローラ１１とこの加圧
ローラ１１と対をなす下部の電動又は油圧モータを連結
した駆動ローラ１２とからなる支持梁６の案内送り伸縮
機構と、同機構全体を上下動して高さを調整するリフタ
１３とから構成されている。また、この搬出入装置１０
の外部には支持梁６セット用のテーブル１４が、前後壁
の開口部４，５の近傍には支持梁６を通した後の固定台
１５，１６がそれぞれ設置されている。
水平ステージの説明図である。図において、本実施例に
係る水平ステージはボイラ火炉の定期検査、或いはボイ
ラチューブの修理等のためにボイラ火炉内に足場を設置
する場合などに使用されるもので、上記の実施例に係る
水平ステージと同様に火炉１の炉底部２上に、或いは上
部に設けられ、火炉１の互いに対向する前、後壁に設け
られた複数対の開口部４，５を開き、各対をなすそれぞ
れの開口部４，５の間に支持梁６を渡して架設されるよ
うになっている。また、同様に火炉１の互いに対向する
左右の側壁に設けられた開口部７，８を開け、これら側
壁の開口部７，８から足場板９を搬入して架設された支
持梁６上に載せ、これら足場板９を火炉１の前後壁の開
口部４，５から引き寄せた後、次の足場板９を搬入して
引き寄せる作業を繰り返すことにより足場板９が敷き詰
められるようになっている。この支持梁６の搬入過程
で、図３（ｄ）に示すようにプッシャー２６を支持梁６
の中央付近に跨がるように乗せておく。図３（ａ）にお
ける符号１０は支持梁６の搬出入装置で、本実施例では
前壁の開口部４外部に設置されており、上部のジャッキ
スライドで上下動する上部の加圧ローラ１１とこの加圧
ローラ１１と対をなす下部の電動又は油圧モータを連結
した駆動ローラ１２とからなる支持梁６の案内送り伸縮
機構と、同機構全体を上下動して高さを調整するリフタ
１３とから構成されている。また、この搬出入装置１０
の外部には支持梁６セット用のテーブル１４が、前後壁
の開口部４，５の近傍には支持梁６を通した後の固定台
１５，１６がそれぞれ設置されている。
【００１０】支持梁６上に足場板９を設置する場合は、
図３（ｂ）に示すように左右側壁の開口部７，８外部に
互いに対をなすようにウインチ１７，１８をセットし、
左右の側壁と直交する前後壁の開口部４，５外部にもそ
れぞれ少なくとも２組のウインチ１９，２０，２１，２
２をセットする。そして、左側壁の開口部７から釣竿式
のロッドを伸ばして対向する右側壁の開口部８に届かせ
て先端をウインチ１８のワイヤ２３と結び、手前まで引
き込んでウインチ１７のワイヤ２４と接続し、その接続
部分に足場板９搬入用のフック２５または搬出用のフッ
ク２６を取付けてフック２５，２６を左右側壁の開口部
７，８方向へウインチ１７，１８により移動を可能にす
る。左右側壁の開口部７，８から火炉１内へ搬入された
足場板９を中心から前後壁の開口部４，５方向またはそ
の逆方向へ引寄せる場合には、図３（ｃ）に示すように
支持梁６の搬入過程で支持梁６の中央付近に跨がるよう
に乗せたプッシャー２６の前後にワイヤ２７とワイヤ２
８とを接続して送り込み、ワイヤ２７をウインチ１９
に、ワイヤ２８をウインチ２０にそれぞれ接続してお
く。足場９の搬入時は左右側壁における一方の開口部７
からウインチ１７のワイヤ２４を引掛けて足場板９を搬
入し、他方の開口部８外側のウインチ１８でａ方向へ引
張り込む。また、搬出時はその反対側のウインチ１７で
ｂ方向へ引張り出す。また、足場板９を引き寄せる場合
は後壁の支持梁６設置用の開口部５に設けたウインチ１
９，２０を駆動してワイヤ２７を引っ張り、プッシャー
２６を支持梁６上でスライドさせて足場板９に引掛けて
後壁方向（ｃ方向）へ引き寄せる。搬出時はプッシャー
２６を後壁の開口部５間際で付け替えて反対側のウイン
チ２１，２２を駆動してワイヤ２８でプッシャー２６を
引っ張り、足場板９に引掛けて火炉１中心方向（ｄ方
向）へ移動させる。
図３（ｂ）に示すように左右側壁の開口部７，８外部に
互いに対をなすようにウインチ１７，１８をセットし、
左右の側壁と直交する前後壁の開口部４，５外部にもそ
れぞれ少なくとも２組のウインチ１９，２０，２１，２
２をセットする。そして、左側壁の開口部７から釣竿式
のロッドを伸ばして対向する右側壁の開口部８に届かせ
て先端をウインチ１８のワイヤ２３と結び、手前まで引
き込んでウインチ１７のワイヤ２４と接続し、その接続
部分に足場板９搬入用のフック２５または搬出用のフッ
ク２６を取付けてフック２５，２６を左右側壁の開口部
７，８方向へウインチ１７，１８により移動を可能にす
る。左右側壁の開口部７，８から火炉１内へ搬入された
足場板９を中心から前後壁の開口部４，５方向またはそ
の逆方向へ引寄せる場合には、図３（ｃ）に示すように
支持梁６の搬入過程で支持梁６の中央付近に跨がるよう
に乗せたプッシャー２６の前後にワイヤ２７とワイヤ２
８とを接続して送り込み、ワイヤ２７をウインチ１９
に、ワイヤ２８をウインチ２０にそれぞれ接続してお
く。足場９の搬入時は左右側壁における一方の開口部７
からウインチ１７のワイヤ２４を引掛けて足場板９を搬
入し、他方の開口部８外側のウインチ１８でａ方向へ引
張り込む。また、搬出時はその反対側のウインチ１７で
ｂ方向へ引張り出す。また、足場板９を引き寄せる場合
は後壁の支持梁６設置用の開口部５に設けたウインチ１
９，２０を駆動してワイヤ２７を引っ張り、プッシャー
２６を支持梁６上でスライドさせて足場板９に引掛けて
後壁方向（ｃ方向）へ引き寄せる。搬出時はプッシャー
２６を後壁の開口部５間際で付け替えて反対側のウイン
チ２１，２２を駆動してワイヤ２８でプッシャー２６を
引っ張り、足場板９に引掛けて火炉１中心方向（ｄ方
向）へ移動させる。
【００１１】即ち、足場板９を搬入して設置する場合は
図４に示すように、 （ａ）ウインチ１８で開口部から火炉内へ足場板９を搬
入する。 （ｂ）ウインチ１９，２０を駆動してプッシャー２６で
足場板９を引掛けて後壁方向（ｃ方向）へ引き寄せる。 （ｃ）次の足場板９を開口部から火炉内へ搬入し、ウイ
ンチ２１，２２を駆動してプッシャー２６で足場板９を
引掛けて前壁方向（ｄ方向）へ引き寄せる。 （ｄ）同様に足場板９を搬入して足場板９を後壁方向へ
引き寄せ、次の足場板９を搬入して足場板９を前壁方向
へ引き寄せる。このような操作を繰り返しで後壁方向お
よび前壁方向へ交互に足場板９を引き寄せ、中央の２枚
を残してほぼ敷き詰めたならばプッシャー２６のみを前
壁方向へ移動させて開口部から足場板９を搬入する。 （ｅ）最後は火炉内に作業者が入ってプッシャー２６を
取り外す。 （ｆ）足場板９を手押しして前壁方向へ引き寄せる。 （ｇ）最後の足場板９を開口部から火炉内へ搬入して全
面に足場板９の敷き詰めを完了する。
図４に示すように、 （ａ）ウインチ１８で開口部から火炉内へ足場板９を搬
入する。 （ｂ）ウインチ１９，２０を駆動してプッシャー２６で
足場板９を引掛けて後壁方向（ｃ方向）へ引き寄せる。 （ｃ）次の足場板９を開口部から火炉内へ搬入し、ウイ
ンチ２１，２２を駆動してプッシャー２６で足場板９を
引掛けて前壁方向（ｄ方向）へ引き寄せる。 （ｄ）同様に足場板９を搬入して足場板９を後壁方向へ
引き寄せ、次の足場板９を搬入して足場板９を前壁方向
へ引き寄せる。このような操作を繰り返しで後壁方向お
よび前壁方向へ交互に足場板９を引き寄せ、中央の２枚
を残してほぼ敷き詰めたならばプッシャー２６のみを前
壁方向へ移動させて開口部から足場板９を搬入する。 （ｅ）最後は火炉内に作業者が入ってプッシャー２６を
取り外す。 （ｆ）足場板９を手押しして前壁方向へ引き寄せる。 （ｇ）最後の足場板９を開口部から火炉内へ搬入して全
面に足場板９の敷き詰めを完了する。
【００１２】次に、足場板９を取り外して搬出する場合
は図５に示すように、 （ａ）ウインチ１７で開口部から足場板９を搬出する。 （ｂ）火炉内に作業者が入って後壁間際の足場板９を取
り外す。 （ｃ）取り外した場所にプッシャー２６をセットする。 （ｄ）ウインチ２１，２２を駆動してプッシャー２６で
後壁側の足場板９群を引掛けて中央方向（ｄ方向）へ押
し出す。 （ｅ）足場板９を開口部から搬出する。 （ｆ）さらに足場板９群を中央へ押し出す。 （ｇ）同様に足場板９を搬出する。これを繰り返して後
壁側の足場板９群を総て搬出し、前壁側の足場板９群も
同様の手順で搬出する。
は図５に示すように、 （ａ）ウインチ１７で開口部から足場板９を搬出する。 （ｂ）火炉内に作業者が入って後壁間際の足場板９を取
り外す。 （ｃ）取り外した場所にプッシャー２６をセットする。 （ｄ）ウインチ２１，２２を駆動してプッシャー２６で
後壁側の足場板９群を引掛けて中央方向（ｄ方向）へ押
し出す。 （ｅ）足場板９を開口部から搬出する。 （ｆ）さらに足場板９群を中央へ押し出す。 （ｇ）同様に足場板９を搬出する。これを繰り返して後
壁側の足場板９群を総て搬出し、前壁側の足場板９群も
同様の手順で搬出する。
【００１３】従来の水平ステージは作業者が火炉内に入
って木丸太、鋼管等で水平ステージの枠組みをしてその
上に足場板を取付けて設置しており、このために火炉内
が完全に冷却した後でなければ水平ステージの足場を組
むことができず、足場組みまでに相当の時間を要すると
ともにその工数も多く、足場組みが終わるまでは他の作
業ができない。また、その足場組みも高所３０〜４０ｍ
における危険作業であるために専門の熟練作業者を必要
とするが、本水平ステージは火炉の前後壁に開口部４，
５を設け、その一方に上部の加圧ローラ１１、下部の電
動または油圧モータによる駆動ローラ１２などからなる
支持梁６の搬出入装置１０を設置して支持梁６を接続し
ながら他方に向け伸張して渡すとともに、左右の側壁に
も開口部７，８を設けてその双方にウインチ１７，１８
を設置し、ウインチ１７，１８のワイヤ２３，２４を足
場板９に接続して足場板９を支持梁６上に引張り込んだ
後にワイヤ２３，２４を切離すとともに前後壁の開口部
４，５から予め支持梁６上にセットしたプッシャー２６
をウインチ１９，２０またはウインチ２１，２２を駆動
してワイヤ２７，２８を巻取りながら中央から前後壁に
向けて引寄せることにより火炉外部から水平ステージを
遠隔自動的に架設することができるようになっており、
ボイラの停止後に火炉内が完全に冷却する以前でも例え
ば上下複数の支持梁６を火炉１内の任意の高さに架設し
てその支持梁６上の全面に多数の足場板９を敷き詰める
ことにより水平ステージ３ａ，３ｂを自動的に組立てる
ことができる。また、火炉１内の足場の自重及び足場上
に積載される荷重は炉底部から支持されることなく、各
水平ステージ毎に複数の支持梁６で分散して支持される
ので、炉底部から足場を順次組み上げる必要がなく、ボ
イラの炉底管に過大な集中応力が発生しない。このよう
にして水平ステージを炉外から遠隔自動的に早期に架設
することができ、水平ステージの架設時期を早く、かつ
架設および解体作業に要する時間を短かくすることによ
り、検査、或いは修理全体の工期を大幅に短縮して検
査、修理コストの低減およびボイラ稼働率の向上が得ら
れるとともに、高所における足場組みの危険作業をなく
すことができる。また、作業者が火炉内に入る必要がな
く安全に、また特殊技能者に頼ることなく容易に水平ス
テージが架設されることにより、水平ステージの設置費
用が低減される。
って木丸太、鋼管等で水平ステージの枠組みをしてその
上に足場板を取付けて設置しており、このために火炉内
が完全に冷却した後でなければ水平ステージの足場を組
むことができず、足場組みまでに相当の時間を要すると
ともにその工数も多く、足場組みが終わるまでは他の作
業ができない。また、その足場組みも高所３０〜４０ｍ
における危険作業であるために専門の熟練作業者を必要
とするが、本水平ステージは火炉の前後壁に開口部４，
５を設け、その一方に上部の加圧ローラ１１、下部の電
動または油圧モータによる駆動ローラ１２などからなる
支持梁６の搬出入装置１０を設置して支持梁６を接続し
ながら他方に向け伸張して渡すとともに、左右の側壁に
も開口部７，８を設けてその双方にウインチ１７，１８
を設置し、ウインチ１７，１８のワイヤ２３，２４を足
場板９に接続して足場板９を支持梁６上に引張り込んだ
後にワイヤ２３，２４を切離すとともに前後壁の開口部
４，５から予め支持梁６上にセットしたプッシャー２６
をウインチ１９，２０またはウインチ２１，２２を駆動
してワイヤ２７，２８を巻取りながら中央から前後壁に
向けて引寄せることにより火炉外部から水平ステージを
遠隔自動的に架設することができるようになっており、
ボイラの停止後に火炉内が完全に冷却する以前でも例え
ば上下複数の支持梁６を火炉１内の任意の高さに架設し
てその支持梁６上の全面に多数の足場板９を敷き詰める
ことにより水平ステージ３ａ，３ｂを自動的に組立てる
ことができる。また、火炉１内の足場の自重及び足場上
に積載される荷重は炉底部から支持されることなく、各
水平ステージ毎に複数の支持梁６で分散して支持される
ので、炉底部から足場を順次組み上げる必要がなく、ボ
イラの炉底管に過大な集中応力が発生しない。このよう
にして水平ステージを炉外から遠隔自動的に早期に架設
することができ、水平ステージの架設時期を早く、かつ
架設および解体作業に要する時間を短かくすることによ
り、検査、或いは修理全体の工期を大幅に短縮して検
査、修理コストの低減およびボイラ稼働率の向上が得ら
れるとともに、高所における足場組みの危険作業をなく
すことができる。また、作業者が火炉内に入る必要がな
く安全に、また特殊技能者に頼ることなく容易に水平ス
テージが架設されることにより、水平ステージの設置費
用が低減される。
【００１４】
【発明の効果】本発明に係る火炉内の足場は前記のよう
に構成されており、火炉内が完全に冷却する以前でも火
炉内の任意の高さに水平ステージを炉外から遠隔的に早
期に架設することができるので、火炉の検査、修理など
に要する時間を短縮することができる。また、火炉内の
高所における足場架設の危険作業をなくすことができる
ので、安全で専門の熟練作業者を必要とせず足場の設置
費用が低減する。
に構成されており、火炉内が完全に冷却する以前でも火
炉内の任意の高さに水平ステージを炉外から遠隔的に早
期に架設することができるので、火炉の検査、修理など
に要する時間を短縮することができる。また、火炉内の
高所における足場架設の危険作業をなくすことができる
ので、安全で専門の熟練作業者を必要とせず足場の設置
費用が低減する。
【図１】図１（ａ）は本発明の一実施例に係る水平ステ
ージの正面図、同図（ｂ）は斜視図である。
ージの正面図、同図（ｂ）は斜視図である。
【図２】図２（ａ）はその支持梁の搬出入装置の断面
図、同図（ｂ）はその足場板の平面図、同図（ｃ）は足
場板の断面図である。
図、同図（ｂ）はその足場板の平面図、同図（ｃ）は足
場板の断面図である。
【図３】図３（ａ）は本発明の他の実施例に係る水平ス
テージにおける支持梁の搬出入装置の断面図、同図
（ｂ）はその足場板の平面図、同図（ｃ）はそのプッシ
ャーの正面図、同図（ｄ）は側面図である。
テージにおける支持梁の搬出入装置の断面図、同図
（ｂ）はその足場板の平面図、同図（ｃ）はそのプッシ
ャーの正面図、同図（ｄ）は側面図である。
【図４】図４はその作用説明図である。
【図５】図５もその作用説明図である。
【図６】図６は従来の水平ステージの正面図である。
１ 火炉 ２ 炉底部 ３ａ 水平ステージ ３ｂ 水平ステージ ４ 前壁の開口部 ５ 後壁の開口部 ６ 支持梁 ７ 左側壁の開口部 ８ 右側壁の開口部 ９ 足場板 １０ 支持梁の搬出入装置 １１ 加圧ローラ １２ 駆動ローラ １７ 足場板搬出入用のウインチ １８ 足場板搬出入用のウインチ １９ 足場板引寄せ用のウインチ ２０ 足場板引寄せ用のウインチ ２１ 足場板引寄せ用のウインチ ２２ 足場板引寄せ用のウインチ ２６ プッシャー ２９ ロッド ３０ ピン ３１ フック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横山 知充 東京都千代田区丸の内二丁目５番１号 三 菱重工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 前後の炉壁に設けた開口部から支持梁を
挿入して火炉内に張り渡す手段と、左右の炉壁に設けた
開口部から足場板を挿入して張り渡した上記支持梁上に
載せる手段と、上記支持梁上に載せた足場板を所定の位
置へ移動させて敷設する手段とを備えたことを特徴とす
る火炉内の足場。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19041594A JPH0849408A (ja) | 1994-05-30 | 1994-08-12 | 火炉内の足場 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11649594 | 1994-05-30 | ||
| JP6-116495 | 1994-05-30 | ||
| JP19041594A JPH0849408A (ja) | 1994-05-30 | 1994-08-12 | 火炉内の足場 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0849408A true JPH0849408A (ja) | 1996-02-20 |
Family
ID=26454813
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19041594A Withdrawn JPH0849408A (ja) | 1994-05-30 | 1994-08-12 | 火炉内の足場 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0849408A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007217872A (ja) * | 2006-02-14 | 2007-08-30 | Masaaki Igarashi | 中空の構造物内に仮設する移動式仮設足場 |
| KR20210036172A (ko) * | 2019-09-25 | 2021-04-02 | 한국서부발전 주식회사 | 튜브 점검용 발판 장치 |
-
1994
- 1994-08-12 JP JP19041594A patent/JPH0849408A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007217872A (ja) * | 2006-02-14 | 2007-08-30 | Masaaki Igarashi | 中空の構造物内に仮設する移動式仮設足場 |
| KR20210036172A (ko) * | 2019-09-25 | 2021-04-02 | 한국서부발전 주식회사 | 튜브 점검용 발판 장치 |
| KR20210096024A (ko) * | 2019-09-25 | 2021-08-04 | 한국서부발전 주식회사 | 튜브 점검용 발판 장치 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011106 |