JPH0848300A - パラシュート試験装置 - Google Patents

パラシュート試験装置

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Publication number
JPH0848300A
JPH0848300A JP18579994A JP18579994A JPH0848300A JP H0848300 A JPH0848300 A JP H0848300A JP 18579994 A JP18579994 A JP 18579994A JP 18579994 A JP18579994 A JP 18579994A JP H0848300 A JPH0848300 A JP H0848300A
Authority
JP
Japan
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wind tunnel
parachute
timer
solenoid valve
total pressure
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP18579994A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumasa Sugiyama
勝昌 杉山
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP18579994A priority Critical patent/JPH0848300A/ja
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  • Aerodynamic Tests, Hydrodynamic Tests, Wind Tunnels, And Water Tanks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 単時間で確実にテストできるようにしたパラ
シュート試験装置を得る。 【構成】 高速風洞12内にセットされるパラシュート
を有する模型13、同模型内に設けられた同パラシュー
トの射出手段5、6、7、高速風洞の運転ボタン10に
接続され、出力を射出手段に送るタイマー9を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、間けつ吹出式高速風洞
において使用されるパラシュート試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9に示すように飛行体29が高速で飛
行していて、その飛行速度を減速する必要が生ずる場合
(回収する場合とか、海面または地面との衝突のインパ
クトを減少する場合等)、飛行体29の後部から飛行体
29の外側へパラシュート34を射出して、パラシュー
トの空気抵抗の作用を利用して、飛行体29の速度を減
速していた。
【0003】高速における、高速飛行体に対するパラシ
ュートの効果を調べるため、間けつ吹出式高速風洞にお
いて模型を使用して風洞試験を実施する。
【0004】従来の試験装置を図7に示す。高速風洞1
2内に模型13がセットされる。模型13の後部には軸
方向の穴8がある。穴8内の前端部にはスプリング5が
ストッパ6により圧縮された状態で配置されている。ス
トッパ6の後方にはパラシュート2が収納されている。
ストッパ6は電磁弁7を介して作動するようになってお
り、電磁弁7は風洞外のスイッチ28につながれてい
る。また図示しない風洞総圧モニタ装置が設けられてい
る。
【0005】以上において、テスト時、スタート後の風
洞総圧モニター(ペン書き記録)のグラフ(図8)を見
て、総圧が一定になったとき、オペレータ11がスイッ
チ28を押すと、電磁弁7を介してストッパ6が作動
し、スプリング5の力でパラシュート2が射出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置では、
風洞総圧モニター(ペン書き記録)を見ながらオペレー
タがスイッチを押すために風洞総圧がまだ一定の値に整
定しないうちにパラシュートを射出してしまうおそれが
あった(このような場合には、風洞試験の精度を悪化す
ることとなる)。また逆に風洞総圧が整定して十分な時
間がたってからシュートを射出してしまうおそれがあっ
た(このような場合には、必要以上に高圧空気を使用す
ることとなり、エネルギーのロスをもたらしていた)。
さらに人間であるオペレータがスイッチ操作するため、
人的ミスが生じるおそれがあった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため次の手段を講ずる。すなわち、 (1) 高速風洞内にセットされるパラシュートを有す
る模型と、同模型内に設けられた同パラシュートの射出
手段と、上記高速風洞の運転ボタンに接続され、出力を
上記射出手段に送るタイマーとを設ける。 (2) 高速風洞内にセットされるパラシュートを有す
る模型と、同模型内に設けられた同パラシュートの射出
手段と、上記高速風洞内に設けられた総圧検出センサ
と、同総圧検出センサの出力を受け所定の総圧になった
とき上記射出手段へ射出信号を送る演算手段とを設け
る。
【0008】
【作用】
(1) 上記手段1において、予め、タイマーを風洞内
の総圧がスタート後一定(定常)になる時間に設定して
おく。
【0009】テスト時、運転ボタンを押すと、高速風洞
が作動するとともに信号がタイマーに送られる。そし
て、所定時間後タイマーから射出手段に信号が送られ、
射出手段が作動してパラシュートが射出される。
【0010】このようにして、常に、風洞がスタートし
て、総圧が一定になった後、パラシュートが射出でき
る。従って風洞のむだな運転をすることなく、確実にテ
ストができるようになる。 (2) 上記手段2において、高速風洞がスタートする
と、その総圧は総圧検出センサで検出され演算手段へ送
られる。演算手段では入力が一定(定常)になったと
き、射出信号を射出手段へ送る。以後は上記1と同様に
作用する。効果もほぼ同様である。
【0011】
【実施例】
(1) 前記記載の本発明1の一実施例を図1〜図3に
より説明する。なお、従来例で説明した部分は、同一の
番号をつけ説明を省略し、この発明に関する部分を主体
に説明する。
【0012】図1にて、風洞の運転ボタン10はタイマ
ー9を経て電磁弁7につながれる。模型13の後部には
スプリング5と電磁弁7で作動するストッパ6が設けら
れる。これらが射出手段である。タイマー9は図2に示
すように風洞12内の総圧が一定(整定)になる時間t
0 に設定しておく。
【0013】以上において、テスト時、運転ボタン10
を押すと、高速風洞12が作動するとともに信号がタイ
マー9に送られる。そして所定時間t0 後、タイマー9
から電磁弁7に信号が送られ、電磁弁7が作動してパラ
シュート2が射出される。
【0014】このようにして、常に、風洞がスタートし
て、総圧が一定になった後、パラシュートが自動的に射
出できる。従って風洞のむだな運転をすることなく、確
実にテストができるようになる。
【0015】なお、タイマー作動時間は、従来の実績か
ら判断して、風洞総圧が十分に整定する時間を設定する
ものとする(例えば、約10秒)。
【0016】以上では射出手段として、スプリング、ス
トッパ、および電磁弁を用いたが、図3に示すように、
火薬25とヒータ26を使用してもよい。このことによ
ってパラシュート2の収納穴8を小さくできる。 (2) 前記記載の発明2を図4〜図6により説明す
る。なお上記(1)で説明した部分は説明を省略する。
【0017】図4にて、風洞12内に総圧検出センサ1
9を設け、その出力をコンピュータ17を介して電磁弁
7へ送る。
【0018】以上において、高速風洞12がスタートす
ると、その総圧は総圧検出センサ19で検出されコンピ
ュータ17へ送られる。コンピュータ17では入力が一
定(許容範囲ΔP内で)になったとき、射出信号を電磁
弁7へ送る。コンピュータ17の処理フローを図6に示
す。以後は上記1と同様に作用する。効果もほぼ同様で
ある。なお、この場合も、図3のように射出手段として
火薬25とヒータ26を用いてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
高速風洞の総圧が整定すると、自動的にパラシュートが
射出されるようになる。従って運転効率よく、かつ確実
に試験ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明1の一実施例の構成系統図である。
【図2】同実施例の作用説明図である。
【図3】同発明1の他例の構成系統図である。
【図4】本発明2の一実施例の構成系統部である。
【図5】同実施例の作用説明図である。
【図6】同実施例の処理フロー図である。
【図7】従来例の構成系統図である。
【図8】同従来例の作用説明図である。
【図9】同従来例の説明図である。
【符号の説明】
2 パラシュート 5 スプリング 6 ストッパ 7 電磁弁 9 タイマー 10 風洞運転ボタン 11 オペレータ 12 風洞 13 模型 17 コンピュータ 19 総圧検出センサ 25 火薬 26 ヒータ 28 スイッチ 29 飛行体 34 パラシュート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高速風洞内にセットされるパラシュート
    を有する模型と、同模型内に設けられた同パラシュート
    の射出手段と、上記高速風洞の運転ボタンに接続され、
    出力を上記射出手段に送るタイマーとを備えてなるパラ
    シュート試験装置。
  2. 【請求項2】 高速風洞内にセットされるパラシュート
    を有する模型と、同模型内に設けられた同パラシュート
    の射出手段と、上記高速風洞内に設けられた総圧検出セ
    ンサと、同総圧検出センサの出力を受け所定の総圧にな
    ったとき上記射出手段へ射出信号を送る演算手段とを備
    えてなることを特徴とするパラシュート試験装置。
JP18579994A 1994-08-08 1994-08-08 パラシュート試験装置 Withdrawn JPH0848300A (ja)

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