JPH08474A - 電気調理器 - Google Patents

電気調理器

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Publication number
JPH08474A
JPH08474A JP16266794A JP16266794A JPH08474A JP H08474 A JPH08474 A JP H08474A JP 16266794 A JP16266794 A JP 16266794A JP 16266794 A JP16266794 A JP 16266794A JP H08474 A JPH08474 A JP H08474A
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JP
Japan
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lid
main body
deodorizing catalyst
fitted
hole
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Pending
Application number
JP16266794A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Sano
隆之 佐野
Tsutomu Ihara
勉 井原
Sadaaki Yokota
定明 横田
Misao Ooshima
三三夫 大島
Tokuaki Fujita
徳昭 藤田
Akiyoshi Maenaka
章良 前中
Shinichiro Iga
慎一郎 伊賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zojirushi Corp
Original Assignee
Zojirushi Corp
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Publication date
Application filed by Zojirushi Corp filed Critical Zojirushi Corp
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Publication of JPH08474A publication Critical patent/JPH08474A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本体2と蓋体3とを回動自在に取付け、その
本体2及び蓋体3に電熱ヒーター10,27を設け、前
記蓋体3に脱臭触媒24を備えた通気孔21,23を形
成し、被調理物の加熱調理により生じた臭気を前記脱臭
触媒24で消臭する電気調理器1において、前記蓋体3
の内側上部に反射板26を取付け、当該反射板26にお
ける前記脱臭触媒24に対応する位置に複数の突条29
を絞り出すと共に、当該突条29の少くとも一側縁を開
いて通気孔30を形成する。 【効果】 調理により生じた排気は突条29により勢い
を弱められて脱臭触媒24に長時間接触し、有効に消臭
せしめられると共に、通気孔30が突条29で覆われて
いるために反射板26が全面に亙って輻射熱を反射し、
被調理物に対する加熱効率が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフィッシュロースターな
どの電気調理器に関するものであって、その調理により
生じた臭気の消臭構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来フィッシュロースターは、本体と蓋
体とをヒンジで回動自在に結合し、その本体及び蓋体に
それぞれ電熱ヒーターを設け、その両電熱ヒーターの間
に設けられたグリル上に被調理物を載置して、前記電熱
ヒーターの熱により加熱調理するようになっている。
【0003】ところでこの種のフィッシュロースターに
おいては、調理により被調理物が焼けて煙や臭気を生じ
るので、その排気部に消臭触媒を取付け、内部の空気を
その消臭触媒を通して排出することにより、その空気中
の臭気を消臭触媒で分解消臭するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そして被調理物に対す
る加熱効率を高めるために、蓋体の内側上部に反射板が
取付けられるが、前述のように消臭触媒により消臭する
ためには、内部の空気が消臭触媒を通過し易くするた
め、前記反射板における消臭触媒に対応する位置全体
に、通気孔を形成する必要がある。
【0005】しかしながら反射板に大きな透孔を形成す
ると、その透孔を通して脱臭触媒に油や材料が飛散って
直接付着するため、触媒性能が悪くなる。また煙が脱臭
触媒に直接当るため、煙の通過速度が速くなり、消臭触
媒を勢いよく通過することとなるので、その空気に含ま
れる臭気を分解することができず、十分な消臭効果を上
げることができない。
【0006】また反射板に通気孔を穿設すると、その通
気孔の部分は輻射熱を反射することができず、反射板に
よる加熱効率を向上させる効果が低下する。
【0007】本発明はかかる事情に鑑みなされたもので
あって、消臭触媒により十分に消臭することができると
共に、輻射熱の反射効率を低下させることのない構造を
提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決する手段】而して本発明は、本体と、当該
本体に対して回動自在に取付けられた蓋体とよりなり、
その本体及び蓋体の少くとも一方に電熱ヒーターを設
け、前記蓋体に脱臭触媒を備えた通気孔を形成し、本体
と蓋体とにより閉塞された内部空間内に設置した被調理
物を前記電熱ヒーターにより加熱調理すると共に、その
調理により生じた臭気を前記脱臭触媒で消臭する電気調
理器において、前記蓋体の内側上部に反射板を取付け、
当該反射板における前記脱臭触媒に対応する位置に複数
の突条を絞り出すと共に、当該突条の少くとも一側縁を
開いて通気孔を形成したことを特徴とするものである。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に従って説明す
る。図面において1は本発明の電気調理器としてのフィ
ッシュロースター1であって、2は本体であり、3は当
該本体2に対してヒンジ4により回動自在に取付けられ
た蓋体である。
【0010】本体2は外装体5の一側部に電装ボックス
6が突設されており、当該電装ボックス6には電源プラ
グ(図示せず)のプラグ受け7が形成され、また電装ボ
ックス6の前面にはタイマースイッチ8が設けられてい
る。また電装ボックス6内には後述するコネクター14
が設けられており、前記プラグ受け7、タイマースイッ
チ8及びコネクター14などを接続する配線が収容され
ている。また電装ボックス6の上部には、前記ヒンジ4
が設けられている。
【0011】9は本体2の外装体5に嵌合された水受け
皿であり、10は下部電熱ヒーターであって、シーズヒ
ーター11を取付けたヒーター碍子12が、水受け皿9
及び外装体5の結合孔13を通して、電装ボックス6内
に設けられたコネクター14に着脱自在に結合されるよ
うになっている。
【0012】また15は、下部電熱ヒーター10の上方
に設けられたグリルであって、水受け皿9に対して着脱
自在に支持されている。
【0013】一方蓋体3は、前記本体2の電装ボックス
6に対して前記ヒンジ4より回動自在に取付けられた支
持部材17と、当該支持部材17に対して着脱自在に取
付けた外装体16とよりなっている。
【0014】蓋体3の外装体16の上面には覆い板18
が取付けられており、該覆い板18の中央には覗き窓1
9が形成され、その覗き窓19の前後両側には、覗き窓
19の長さ方向に長い複数の長孔の通気孔21が穿設さ
れている。
【0015】また前記外装体16にも、前記覆い板18
の覗き窓19に対応する位置に透孔22が穿設されてお
り、当該透孔22にはガラスなどの透明板20が嵌合さ
れている。そしてその透孔22の前後両側に正方形状の
通気孔23が穿設されており、当該通気孔23及び前記
通気孔21の位置における外装体16と覆い板18との
間には、脱臭触媒24が設けられている。
【0016】25は上部ヒーターセットであって、反射
板26と上部電熱ヒーター27とを組合わせてなってい
る。
【0017】反射板26はその中央部に前記覗き窓19
及び透孔22に対応する透孔28が穿設されている。
【0018】また当該透孔28の前後両側にはそれぞ
れ、透孔28の幅方向に長い複数の突条29が絞り出さ
れている。そして当該突条29の一側縁は切開かれて通
気孔30が形成されており、反射板26における透孔2
8の両側部分は、全体として鎧戸状をなしている。
【0019】なおこの実施例では、通気孔30は突条2
9の一側縁のみを切開いて形成されているが、突条29
の両側縁を切開いて、両側に通気孔30を形成すること
もできる。
【0020】前記上部電熱ヒーター27は、シーズヒー
ター31が取付け金具32を介してヒーター碍子33に
取付けられている。34は金属線材を曲げ加工してなる
クランプであって、その両端が取付け金具32とヒータ
ー碍子33との間に回動自在に軸支されている。
【0021】而してシーズヒーター31を前記反射板2
6に垂設された係止片35に係止し、取付け金具32の
一部に延設された爪36を反射板26に穿設された係止
孔37に係止して、シーズヒーター31の先端方向に摺
動させることにより、上部電熱ヒーター27と反射板2
6とを組合わせて、上部ヒーターセット25が形成され
ている。
【0022】そしてヒーター碍子33を外装体16に穿
設された結合孔38に通して支持部材17内のコネクタ
ー39に結合し、反射板26の先端部の係止孔40を外
装体16に垂設された爪41に嵌合する。
【0023】この状態で、クランプ34をヒーター碍子
33に対して、図4における時計回り方向に回動させる
ことにより、クランプ34で外装体16の内側面を押し
て上部ヒーターセット25をシーズヒーター31の先端
方向に摺動させることによって係止孔40が爪41に係
止して上部ヒーターセット25は外装体16に取付けら
れる。
【0024】なお以上の実施例においては、電気調理器
は、本体2及び蓋体3の両方に電熱ヒーター10,27
を設けたフィッシュロースターとして説明したが、電熱
ヒーターは本体2又は蓋体3の一方にのみ設けられたも
のであっても差支えなく、またフィッシュロースター以
外に例えばホットプレートなどの電気調理器について適
用することもできる。
【0025】
【作用】以下前記実施例に基いて、本発明の作用を説明
する。本発明のフィッシュロースター1を使用するとき
には、先ずフィッシュロースター1をテーブル上に載置
し、プラグ受け7に電源プラグを結合し、水受け皿9内
に水を収容する。
【0026】そして蓋体3を開いてグリル15上に被調
理物を載置して蓋体3を閉じ、タイマースイッチ8で電
熱ヒーター10,27に通電し、被調理物を上下から加
熱して調理する。
【0027】また電熱ヒーター10,27からの輻射熱
は反射板26で反射されて被調理物に照射される。そし
てこの反射板26は通気孔30の位置も絞り出された突
条29で覆われているので、輻射熱が通気孔30から逃
げることなく反射されて、被調理物を効率好く調理する
ことができる。
【0028】そして調理中の被調理物の焼け具合は、覗
き窓19から内部を見て判断することができる。また調
理により被調理物が焼けることにより滴る油は、水受け
皿9内に落下する。
【0029】而して被調理物が焼けて生じた煙や臭気
は、反射板26の通気孔30から外装体16の通気孔2
3を経て脱臭触媒24で分解され、覆い板18の通気孔
21から上方に放出される。
【0030】このとき本発明によれば、反射板26に絞
り出された突条29の側縁に通気孔30が形成されてお
り、その通気孔30は側方に開いているので、内部から
通気孔30を通過する空気は、図4に矢印Aで示すよう
に突条29に沿って流れの向きを変え、流れの勢いが失
われる。
【0031】従って臭気を含んだ空気は勢いを失ってゆ
っくりと通気孔30を通り、緩やかに脱臭触媒24を通
過するので、当該空気は長時間脱臭触媒24と接触し、
臭気を有効に分解することができる。
【0032】
【発明の効果】従って本発明によれば、突条29の作用
により排出される空気の勢を弱めるので、その排気中に
含まれる臭気が有効に分解されて消臭され、外部に臭気
が放出されることがない。しかも脱臭触媒24に直接油
や材料が付着することがないので、触媒性能の低下を防
止することができる。
【0033】また通気孔が突条29で覆われているため
に反射板26は前面に亙って輻射熱を反射することがで
き、被調理物に対する加熱効率をより高めることができ
るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例のフィッシュロースターの
中央縦断面図
【図2】 前記フィッシュロースターの一部を破断して
示した平面図
【図3】 前記フィッシュロースターにおける上部ヒー
ターセットの底面図
【図4】 前記フィッシュロースターにおける蓋体の一
部の縦断面図
【符号の説明】
1 フィッシュロースター(電気調理器) 2 本体 3 蓋体 4 ヒンジ 6 電装ボックス 7 プラグ受け 10 下部電熱ヒーター 21 通気孔 23 通気孔 24 脱臭触媒 26 反射板 27 上部電熱ヒーター 29 突条 30 通気孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大島 三三夫 大阪府大阪市北区天満1丁目20番5号 象 印マホービン株式会社内 (72)発明者 藤田 徳昭 大阪府大阪市北区天満1丁目20番5号 象 印マホービン株式会社内 (72)発明者 前中 章良 大阪府大阪市北区天満1丁目20番5号 象 印マホービン株式会社内 (72)発明者 伊賀 慎一郎 大阪府大阪市北区天満1丁目20番5号 象 印マホービン株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体(2)と、当該本体(2)に対して
    回動自在に取付けられた蓋体(3)とよりなり、その本
    体(2)及び蓋体(3)の少くとも一方に電熱ヒーター
    (10,27)を設け、前記蓋体(3)に脱臭触媒(2
    4)を備えた通気孔(21,23)を形成し、本体
    (2)と蓋体(3)とにより閉塞された内部空間内に設
    置した被調理物を前記電熱ヒーター(10,27)によ
    り加熱調理すると共に、その調理により生じた臭気を前
    記脱臭触媒(24)で消臭する電気調理器(1)におい
    て、前記蓋体(3)の内側上部に反射板(26)を取付
    け、当該反射板(26)における前記脱臭触媒(24)
    に対応する位置に複数の突条(29)を絞り出すと共
    に、当該突条(29)の少くとも一側縁を開いて通気孔
    (30)を形成したことを特徴とする、電気調理器
JP16266794A 1994-06-20 1994-06-20 電気調理器 Pending JPH08474A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16266794A JPH08474A (ja) 1994-06-20 1994-06-20 電気調理器

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JP16266794A JPH08474A (ja) 1994-06-20 1994-06-20 電気調理器

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JPH08474A true JPH08474A (ja) 1996-01-09

Family

ID=15758998

Family Applications (1)

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JP16266794A Pending JPH08474A (ja) 1994-06-20 1994-06-20 電気調理器

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JP (1) JPH08474A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007183037A (ja) * 2006-01-06 2007-07-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱調理器
JP2012113975A (ja) * 2010-11-25 2012-06-14 Rb Controls Co Ihクッキングヒータ用の焼き物調理器具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007183037A (ja) * 2006-01-06 2007-07-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱調理器
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