JPH0846948A - 映像機器のデータ送受信方法 - Google Patents

映像機器のデータ送受信方法

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JPH0846948A
JPH0846948A JP7146725A JP14672595A JPH0846948A JP H0846948 A JPH0846948 A JP H0846948A JP 7146725 A JP7146725 A JP 7146725A JP 14672595 A JP14672595 A JP 14672595A JP H0846948 A JPH0846948 A JP H0846948A
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digital
bus
video
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純一 塚本
Koichi Goto
晃一 後藤
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慎一 福島
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のディジタル映像機器をバスを介して接
続し、複数のディジタル映像機器間でバスを介して映像
データを転送する場合に、バスを介して転送される映像
データの保護が十分に図れるようにする。 【構成】 送信側の映像機器201は、映像機器202
及び203とコマンドをやり取りし、キー情報を使っ
て、転送の許可されている相手方の映像機器202を特
定する。転送が許可されていると、正しい確認コマンド
が返ってくる。そして、暗号解読のためのコマンドを転
送の許可されている映像機器202に向けて送出してか
ら、暗号化されたデータを送出する。相手方の映像機器
202は、送られてきた暗号解読のためのコマンドを受
信し、暗号解読のためのコマンドに基づいて、送られて
きた暗号化されたデータを解読する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数のディジタル映
像機器をバスを介して接続し、複数のディジタル映像機
器間でバスを介して映像データを転送するような、映像
機器のデータ送受信方法に関するもので、特に、バスを
介して転送される映像データの保護に係わる。
【0002】
【従来の技術】ディジタルビデオ信号を圧縮して衛星を
使って放送する衛星放送、ビデオ信号を圧縮して磁気テ
ープに記録するディジタルVTR、ディジタルビデオ信
号を圧縮して光ディスクや光磁気ディスクに記録する記
録再生装置等、ディジタルビデオ信号を扱う種々のAV
機器が開発されている。このような種々のAV機器間で
共通のプロトコルでデータやコマンドのやりとりをする
ためのバスが提案されている。このようなバスを使うこ
とで、種々のAV機器を容易に接続できると共に、ワン
タッチダビング等、コントロールの集中管理による操作
性の向上が図れる。
【0003】ディジタルビデオ信号はダビングを繰り返
しても信号が殆ど劣化しない。このことから、このよう
なディジタルビデオ信号を扱うAV機器が普及していく
と、著作権が保護されなくなることが危惧されている。
そこで、従来より、映像データを保護するための種々の
方法が提案されている。
【0004】映像データを保護するための方法の1つと
して、例えば、伝送するデータ中に、コピー許可/禁止
を示すフラグを含めることが提案されている。つまり、
コピー禁止のデータを送信する場合には、コピー禁止フ
ラグを立てて送信側からデータが送信される。受信側で
は、フラグの有無が判断され、フラグの有無に応じて、
記録禁止の制御がなされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
フラグを用いる方法は、上述のような種々のAV機器を
バスで接続するようなシステムでは、十分なデータの保
護が図れない。すなわち、コピー許可/禁止を示すフラ
グを含めたとしても、バス上には、映像データがそのま
ま転送されている。アナログの信号線で映像信号を伝送
するのと同様な感覚で扱え、ディスプレイ上に映像を映
しながら映像データを記録したり、複数の記録装置で映
像データを記録したりすることができるように、バス上
では、データについての宛先は指定されていない。した
がって、バス上に接続された全ての映像機器は、バス上
の映像データを取り入れることができる状態にある。し
たがって、たとえコピー禁止フラグを含めて映像データ
をバス上に転送したとしても、フラグに対する処理をし
ないAV機器については、無防備の状態にある。
【0006】したがって、この発明の目的は、複数のデ
ィジタル映像機器をバスを介して接続し、複数のディジ
タル映像機器間でバスを介して映像データを転送する場
合に、バスを介して転送される映像データの保護が十分
に図れる映像機器のデータ送受信方法を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数の映像
機器がバスを介して接続され、バスを介して各映像機器
間でデータを伝送する映像機器のデータ送受信方法にお
いて、送信側の映像機器は、暗号解読のためのコマンド
を特定の受信側の映像機器に向けて送出し、暗号化され
たデータを送出し、特定の受信側の映像機器は、送られ
てきた暗号解読のためのコマンドを受信し、暗号解読の
ためのコマンドに基づいて、送られてきた暗号化された
データを解読するようにしたことを特徴とする映像機器
のデータ送受信方法である。
【0008】この発明では、送信側の映像機器から受信
側の映像機器にキーとなる情報に基づいてデータ通信確
立のためのコマンドを送出し、受信側の映像機器は送信
側の映像機器にキーとなる情報に基づいて確認コマンド
を返し、送信側の映像機器は、返されてきた確認コマン
ドが予め取決められたものと合致しているかを判断し、
返されてきた確認コマンドが予め取決められたものと合
致しているならデータの送信を行うことで、データを送
受する相手側の映像機器を特定する。
【0009】この発明では、受信側の映像機器から送信
側の映像機器にキーとなる情報に基づいてデータ通信確
立のためのコマンドを送出し、送信側の映像機器は受信
側の映像機器にキーとなる情報に基づいて確認コマンド
を返し、受信側の映像機器は、返されてきた確認コマン
ドが予め取決められたものと合致しているかを判断し、
返されてきた確認コマンドが予め取決められたものと合
致しなければデータの受信をしないようにすることで、
データを送受する相手側の映像機器を特定する。
【0010】
【作用】複数の映像機器をバスを介して接続し、バスを
介して映像機器間でデータを伝送する場合に、コマンド
をやり取りし、キー情報を用いて、転送が許可されてい
る機器かどうかを判断する。そして、転送が許可されて
いる特定の相手型に暗号解読のためのコマンドを送って
おいてから、データを暗号化して伝送する。これによ
り、転送が許可されている特定の相手方にのみデータを
転送したり、特定の相手方のみデータの受信を許したり
するような制御が可能となる。このため、バスに転送さ
れるデータを確実に保護することができる。
【0011】
【実施例】この発明の実施例について、以下の順序で図
面を参照しながら説明する。 a.全体システム b.第1実施例 b1.機器からバス側の方向にデータを転送する機器の
例 b2.バス側から機器側の方向にデータを転送する機器
の例 b3.双方向にデータを転送する機器の例 b4.データを記録/再生する機器の例 b5.システム例 c.第2実施例 c1.機器からバス側の方向にデータを転送する機器の
例 c2.バス側から機器側の方向にデータを転送する機器
の例 c3.双方向にデータを転送する機器の例 c4.データを記録/再生する機器の例 c5.システム例
【0012】a.全体システム 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。図1は、この発明が適用できるビデオシステムの
一例を示すものである。このビデオシステムは、共通の
バスを用いて、複数のAV機器を接続したものである。
【0013】図1において、1はディジタルデコーダボ
ックス、2及び3はディジタルVTRである。ディジタ
ルデコーダボックス1は、パラボラアンテナ6で受信さ
れたディジタル衛星放送の受信信号をデコードし、アナ
ログビデオ信号を出力するものである。ディジタルデコ
ーダボックス1でデコードされたビデオ信号は、テレビ
ジョン受像機4で映出できると共に、バス5を介して、
他のAV機器に転送できる。テレビジョン受像機4は、
通常のアナログのテレビジョン放送を受信するものであ
る。ディジタルVTR2及び3は、ディジタルビデオ信
号を記録/再生できるものである。これら、ディジタル
デコーダボックス1、ディジタルVTR2、ディジタル
VTR3は、バス5に接続される。
【0014】バス5には、ディジタルデータが転送され
ると共に、各機器に対するコマンドが伝送される。この
バスを介して、各機器間に、データを転送することがで
きる。すなわち、バス5を介してディジタルデコーダボ
ックス1からのビデオ信号をディジタルVTR2又は3
に送り、ディジタルVTR2又は3で、ディジタルデコ
ーダボックス1からのビデオ信号を記録することができ
る。また、バス5を介してディジタルVTR2又は3か
らの再生信号をディジタルデコータボックス1を送り、
ディジタルデコーダボックス1でこの信号をデコード
し、テレビジョン受像機4で映出することができる。更
に、バス5を介してディジタルVTR2の再生信号をデ
ィジタルVTR3に送り、ディジタルVTR2とディジ
タルVTR3との間でダビングをすることができる。
【0015】なお、上述の例では、通常のテレビジョン
放送を受信するテレビジョン受像機4を用い、ディジタ
ルデコーダボックス1とディジタルVTR2及び3をバ
ス5に接続して、衛星放送の受信信号が映出できるよう
なシステムが構成されているが、勿論、更に、他のAV
機器を接続してシステムを構成することができる。
【0016】すなわち、図2はビデオシステムの他の例
を示すものである。この例では、ディジタルビデオデコ
ーダが内蔵されたテレビジョン受像機14が用いられ
る。パラボラアンテナ16で受信されたディジタル衛星
放送は、テレビジョン受像機14内のデコーダによりデ
コードされ、テレビジョン受像機14で映出される。ま
た、このビデオシステムには、ディジタルVTR12の
他に、ディジタルビデオディスクプレーヤ19、MPE
Gデコータ17、アナログVTR18が設けられる。デ
ィジタルビデオディスクプレーヤ19は、例えばMPE
Gで圧縮されたビデオ信号が記録された光ディスクを再
生するものである。アナログVTR18は、アナログビ
デオ信号を記録/再生するものである。アナログVTR
18で、バス15を介して転送されるディジタルビデオ
信号を記録できるように、MPEGデコーダ17が設け
られる。ディジタルビデオデコーダ内蔵のテレビジョン
受像機14、ディジタルビデオディスク19、MPEG
デコーダ17は、バス15に接続される。このバス15
を介して、各機器間で、データを転送することができ
る。
【0017】b.第1実施例 この発明は、上述のように、共通のバスに複数のAV機
器を接続してなるシステムにおいて、バスに転送される
データを保護するのに用いられる。この発明の第1の実
施例は、予めコマンドにより転送が許可される機器を指
定し、転送が許可された機器に対してだけデータが届
き、転送が許可されていない機器にはデータが転送され
ないように、各機器にスイッチを設けるようにして、デ
ータの保護を図るようにしたものである。AV機器に
は、機器からバス側の方向にデータを転送する機器と、
バスから機器側にデータを取り込むような機器と、双方
向にデータが転送される機器とがある。更に、データを
記録/再生可能な機器がある。機器からバス側の方向に
データを転送する機器は、例えば、ディジタルビデオデ
ィスクプレーヤである。バスから機器側にデータを取り
込むような機器は、例えばMPEGデコーダやデコーダ
内蔵のテレビジョン受像機である。双方向にデータが転
送される機器は、例えば、ディジタルデコーダボックス
である。データを記録/再生可能な機器は、例えば、デ
ィジタルVTRである。これら、各機器毎の構成につい
て、以下に説明する。
【0018】b1.機器からバス側の方向にデータを転
送する機器の例 機器からバス側の方向にデータを転送する機器において
は、ディジタルデータの出力側に、コントローラにより
オン/オフが制御されるスイッチ回路が設けられる。そ
して、各機器に対してバスを介してデータを転送する場
合、先ず、予め各機器との間でコマンドがやり取りさ
れ、キー情報を用いて、転送が許可されているかどうか
が判断される。そして、転送が許可されている機器に対
してのみ、スイッチがオンされ、データが転送される。
転送が許可されていない機器に対しては、スイッチがオ
フされ、データの転送が拒否される。
【0019】図3は、このような機器の一例として、デ
ィジタルビデオディスクプレーヤが示されている。図3
において、光ディスク21には、例えばMPEGで圧縮
されたビデオ信号が光学的に記録されている。この光デ
ィスク21は、スピンドルモータ22により回転され
る。光ディスク21の信号は、光学ピックアップ23で
再生され、この再生信号が再生回路24に供給される。
再生回路24で、データの復調、エラー訂正等の処理が
行われる。再生回路24の出力は、スイッチ回路25に
供給される。スイッチ回路25は、コントローラ27に
より、オン/オフ制御される。スイッチ回路25の出力
がI/Oポート26に供給される。また、I/Oポート
26を介して、コトローラ27で他の機器とコマンドが
やり取りされる。コントローラ27には、キー発生部2
8からキー情報が与えられる。
【0020】このようなディジタルビデオディスクプレ
ーヤにおいて、再生データをバスを介して他のAV機器
に転送する場合には、先ず、バスを介して、キー情報を
用いてコマンドがやり取りされる。このコマンドによ
り、キー情報を用いて、転送が許可されている機器が特
定される。そして、転送が許可されている機器にデータ
を転送する場合にのみ、スイッチ回路25がオンされ、
再生回路24からのデータがバスを介して転送される。
それ以外ではスイッチ25がオフされる。これにより、
転送が許可されている機器にのみデータを転送し、許可
されていない機器に対するデータの転送を拒否すること
ができる。
【0021】b2.バス側から機器側の方向にデータを
転送する機器の例 バス側から機器側にデータを取り込むような機器におい
ては、ディジタルデータの入力側に、コントローラによ
りオン/オフが制御されるスイッチ回路が設けられる。
そして、バスを介して各機器からのデータを受け取る場
合、先ず、各機器にコマンドがやり取りされ、キー情報
を用いて、転送が許可されているかどうかが判断され
る。そして、転送が許可されている機器に対してのみス
イッチ回路がオンされる。転送が許可されていない機器
に対しては、スイッチ回路がオフされ、データの転送が
拒否される。
【0022】図4は、このような機器の一例として、M
PEGデコーダが示されている。図4において、I/O
ポート31からのデータは、スイッチ回路32に供給さ
れる。スイッチ回路32は、コントローラ36により、
オン/オフ制御される。スイッチ回路32の出力がMP
EGデコード回路33に供給される。MPEGデコード
回路33で、ビデオデータがデコードされる。MPEG
デコード回路33の出力は、D/Aコンバータ34を介
して、出力端子35から出力される。I/Oポート31
を介して、コントローラ36で他の機器とコマンドがや
り取りされる。コントローラ36には、キー発生部37
からキー情報が与えられる。
【0023】このMPEGデコーダに、バスを介して他
のAV機器からデータが転送される場合には、先ず、バ
スを介して、コマンドがやり取りされる。このコマンド
により、キー情報を用いて、転送が許可されている機器
が特定される。そして、転送が許可されている機器から
のデータに対してのみ、スイッチ回路32がオンされ、
それ以外ではスイッチ32がオフされる。これにより、
転送が許可されている機器からのみ、データを受け取る
ことができ、データの転送が許可されていない機器から
のデータを拒否することができる。
【0024】図5は、このような機器の他の例として、
デコーダ内蔵のテレビジョン受像機が示されている。図
5において、入力端子41には、通常のテレビジョン放
送の受信信号が供給される。入力端子41からの信号
は、チューナ回路43に供給される。チューナ回路43
で、所望の受信チャンネルの信号が取り出される。チュ
ーナ回路43の出力がスイッチ回路45の端子45Aに
供給される。
【0025】入力端子42には、衛星からの圧縮ディジ
タルビデオ信号が供給される。入力端子42からの信号
は、ディジタルチューナ回路44に供給される。ディジ
タルチューナ回路44で、所望の受信チャンネルが選択
される。ディジタルチューナ回路44の出力がスイッチ
回路45の端子45Bに供給される。
【0026】I/Oポート46を介して送られてきたデ
ータは、スイッチ回路47に供給される。スイッチ回路
47は、コントローラ48により、オン/オフが制御さ
れる。スイッチ回路47の出力がスイッチ回路45の端
子45Cに供給される。また、I/Oポート46を介し
て、コトローラ48で他の機器とコマンドがやり取りさ
れる。コントローラ48には、キー発生部52からキー
情報が与えられる。
【0027】通常のテレビジョン放送を受信する場合に
は、スイッチ回路45が端子45A側に設定される。衛
星からのディジタル放送を受信する場合には、スイッチ
回路45が端子45B側に設定される。I/Oポート4
5を介して送られてくるデータを映出する場合には、ス
イッチ回路45が端子45C側に設定される。
【0028】スイッチ回路45の出力がデスクランブラ
49に供給される。デスクランブラ49は、受信信号が
スクランブルされている場合に、このスクランブルを解
くものである。デスクランブラ49の出力がMPEGデ
コーダ50に供給される。MPEGデコーダ50によ
り、ビデオ信号がデコードされる。なお、通常のビデオ
信号を受信する場合には、MPEGデコーダ50はパス
される。MPEGデコーダ50の出力が信号処理回路5
1に供給される。信号処理回路51の出力がCRTディ
スプレイ53に供給される。
【0029】このようなテレビジョン受像機において、
バスを介して他のAV機器からデータが転送される場合
には、バスを介して、コマンドがやり取りされる。この
コマンドにより、キー情報を用いて、転送が許可されて
いる機器が特定される。そして、転送が許可されている
機器からのデータに対してのみ、スイッチ回路47がオ
ンされ、それ以外ではスイッチ47がオフされる。これ
により、転送が許可されている機器からのみ、データを
受け取ることができ、転送が許可されていない機器から
のデータを拒否することができる。
【0030】b3.双方向にデータを転送する機器の例 双方向にデータが転送される機器においては、ディジタ
ルデータの出力側に、コントローラによりオン/オフが
制御されるスイッチ回路が設けられると共に、ディジタ
ルデータの入力側に、コントローラによりオン/オフが
制御されるスイッチ回路が設けられる。そして、各機器
に対してバスを介してデータを転送する場合、先ず、予
め各機器との間でコマンドがやり取され、キー情報を用
いて、転送が許可されているかどうかが判断される。そ
して、転送が許可されている機器に対してのみ出力側の
スイッチ回路がオンされ、転送が許可されていない機器
に対してはスイッチがオフされ、データの転送が拒否さ
れる。また、バスを介して各機器からのデータを受け取
る場合、予め各機器との間でコマンドがやり取され、キ
ー情報を用いて、転送が許可されているかどうかが判断
される。転送が許可されている機器に対してのみ入力側
のスイッチ回路がオンされ、転送が許可されていない機
器に対しては、入力側のスイッチ回路がオフされ、デー
タの転送が拒否される。
【0031】図6は、このような機器の例として、ディ
ジタルビデオボックスが示されている。図6において、
入力端子61には、衛星からの圧縮ディジタルビデオ信
号が供給される。入力端子61からの信号は、ディジタ
ルチューナ回路62に供給される。ディジタルチューナ
回路62で、所望の受信チャンネルが選択される。ディ
ジタルチューナ回路62の出力がデスクランブラ63に
供給される。デスクランブラ63は、受信信号がスクラ
ンブルされている場合に、このスクランブルを解くもの
である。デスクランブラ63の出力がスイッチ回路64
に供給されると共に、スイッチ回路65の端子65Aに
供給される。スイッチ回路64は、コントローラ67に
より、オン/オフが制御される。スイッチ回路64の出
力がI/Oポート66に供給される。
【0032】I/Oポート66を介して送られてきたデ
ータは、スイッチ回路68に供給される。スイッチ回路
68は、コントローラ67により、オン/オフが制御さ
れる。スイッチ回路68の出力がスイッチ回路65の端
子65Bに供給される。また、I/Oポート66を介し
て、コントローラ67で他の機器とコマンドがやり取り
される。コントローラ67には、キー発生部69からキ
ー情報が与えられる。
【0033】スイッチ回路65は、受信信号をテレビジ
ョン受像機に映出する場合と、伝送されてきたデータを
テレビジョン受像機に映出する場合とで切り換えられ
る。受信信号をテレビジョン受像機に映出する場合に
は、スイッチ回路65が端子65A側に設定される。バ
スを介して送られてきたデータに基づく画像をテレビジ
ョン受像機に映出する場合には、スイッチ回路65が端
子65B側に設定される。
【0034】スイッチ回路65の出力がMPEGデコー
ド回路70に供給される。MPEGデコード回路70
で、ビデオ信号がデコードされる。MPEGデコード回
路70の出力がD/Aコンバータ71に供給される。D
/Aコンバータ71の出力が出力端子72から出力され
る。
【0035】このディジタルビデオボックスは、受信信
号をデコードして、テレビジョン受像機に映出する場合
に用いられる。更に、このディジタルビテダオボックス
は、受信データをバスを介して他の機器に送る場合に用
いられると共に、バスを介して送られてきた他の機器か
らのデータを受け取り、デコードしてテレビジョン受像
機に供給する場合に用いられる。
【0036】ディジタルビデオボックスからのデータ
を、バスを介して他のAV機器に転送する場合には、先
ず、バスを介して、コマンドがやり取りされる。このコ
マンドにより、キー情報を用いて、転送が許可されてい
る機器が特定される。そして、デスクランブラ63から
のデータがバスを介して転送される。この時、転送が許
可されている機器にデータを転送する場合にのみスイッ
チ回路64がオンされ、それ以外ではスイッチ64がオ
フされる。これにより、転送が許可されている機器にの
みデータを転送することができ、転送が許可されていな
い機器へのデータの転送が拒否できる。
【0037】ディジタルビデオボックスに、バスを介し
て他のAV機器からのデータが受け取る場合には、スイ
ッチ回路65が端子65B側に設定される。そして、先
ず、バスを介して、コマンドがやり取りされる。このコ
マンドにより、キー情報を用いて、転送が許可されてい
る機器が特定される。そして、転送が許可されている機
器からのデータに対してのみ、スイッチ回路68がオン
され、それ以外ではスイッチ68がオフされる。これに
より、転送が許可されている機器からのみデータを受け
取ることができる。
【0038】b4.データを記録/再生する機器の例 データを記録/再生するような機器においては、ディジ
タルデータの出力側に、コントローラによりオン/オフ
が制御されるスイッチ回路が設けられると共に、ディジ
タルデータの入力側に、コントローラによりオン/オフ
が制御されるスイッチ回路が設けられる。そして、転送
が許可されている機器かどうかを特定するために、カー
ドキーが装着される。
【0039】再生時に、各機器に対してバスを介してデ
ータを転送する場合、先ず、予め各機器との間でコマン
ドをやり取りし、キー情報を用いて、転送が許可されて
いるかどうかを判断し、転送が許可されている機器に対
してのみ出力側のスイッチをオンしてデータを送り、転
送が許可されていない機器に対してはスイッチをオフ
し、データが転送されないようにしている。また、記録
時に、バスを介して各機器からのデータを受け取る場
合、予め各機器との間でコマンドをやり取りし、キー情
報を用いて、転送が許可されているかどうかを判断し、
転送が許可されている機器に対してのみ入力側のスイッ
チがオンされ、転送が許可されていない機器に対して
は、入力側のスイッチがオフされ、データの転送が拒否
される。
【0040】図7は、このような機器の一例として、デ
ィジタルVTRが示されている。図7において、バスを
介して転送されてきたデータを記録する場合には、I/
Oポート81を介して転送されきたデータは、スイッチ
回路82に供給される。スイッチ回路82の出力が記録
/再生回路83に供給される。記録/再生回路83によ
り、このデータが記録される。再生時に、記録/再生回
路83から再生されたデータは、スイッチ回路84に供
給される。スイッチ回路84の出力がI/Oポート81
に供給される。また、I/Oポート81を介して、コン
トローラ85に他の機器とコマンドがやり取りされる。
カード装着端子87には、カードキー86が着脱自在に
装着される。このカードキー86からコントローラ85
にキー情報が与えられる。
【0041】ディジタルVTRに、バスを介して送られ
てきた他のAV機器からデータを記録する場合には、先
ず、バスを介して、カードキー86のキー情報を用いて
コマンドがやり取りされる。このコマンドにより、転送
が許可されている機器が特定される。そして、転送が許
可されている場合には、スイッチ回路82がオンされ、
それ以外ではスイッチ82がオフされる。これにより、
転送が許可されている場合のみ、データを記録すること
ができる。
【0042】ディジタルVTRからの再生データを、バ
スを介して他のAV機器に転送する場合には、先ず、バ
スを介して、カードキー86のキー情報を用いてコマン
ドがやり取りされる。このコマンドにより、転送が許可
されている機器が特定される。そして、記録/再生回路
83からの再生データがバスを介して転送される。この
時、転送が許可されている機器にデータを転送する場合
にのみスイッチ回路84がオンされ、それ以外ではスイ
ッチ84がオフされる。これにより、転送が許可されて
いる機器にのみ再生データを転送することができ、転送
が許可されていない機器へのデータの転送を拒否でき
る。
【0043】b5.システム例 上述のように構成された各機器を用いることにより、デ
ータが保護されることについて以下に説明する。図8
は、上述のように構成されたAV機器を用いて、図1に
示したような、ディジタルデコーダボックス101、デ
ィジタルVTR102及び103、テレビジョン受像機
104からなるシステムを構成したものである。ディジ
タルデコーダボックス101は図6に示したよう構成さ
れ、ディジタルVTR102及び103は図7に示した
ように構成されている。ディジタルデコーダボックス1
01、ディジタルVTR102及び103は、バス10
5に共通接続される。
【0044】バス105上には、コマンドと、データが
転送される。コマンドは、各映像機器毎に所定の処理が
できるようにするために、宛先を指定して転送される。
データは、宛先が指定されずに送信される。
【0045】各AV機器間で、データを転送する際に
は、図9に示すような処理が行われる。すなわち、先
ず、転送が許可されているかどうかを判断するためのコ
マンドが送信される(ステップS1)。各機器は、コマ
ンドを受け取ると、各機器のキー情報に従ってコマンド
の処理を行い(ステップS2)、所定の処理がなされた
データをアクノリッジとして返す。アクノリッジが受信
されたかどうかが判断される(ステップS3)。アクノ
リッジが受信されたら、各機器毎のキー情報に基づいて
処理されたデータであるアクノリッジと、コマンドを発
生した機器に基づくキー情報に基づいて処理されたデー
タとが比較される(ステップS4)。互いのキー情報が
正しければ、両者は一致することになる。互いのキー情
報が誤っていると、両者は一致しない。両者が一致して
いるかどうかが判断され(ステップS5)、一致してい
ればデータをそのAV機器に転送することが許可され
(ステップS6)、一致していなければそのAV機器へ
のデータの転送が拒否される(ステップS7)。
【0046】例えば、図8に示すように、ディジタルV
TR102にはカードキーが装着されておらず、ディジ
タルVTR103にのみカードキー86Bが装着されて
いるとする。そして、ディジタルデコーダボックス10
1と、ディジタルVTR102及び103との間で、デ
ータの転送を行うとする。
【0047】ディジタルデコーダボックス101側から
ディジタルVTR102及び103側に記録コマンドを
送り、ディジタルデコーダボックス101からのデータ
をディジタルVTR102及び103に転送して記録さ
せる場合、図10A及び図10Bに示すような処理が行
われる。
【0048】図10Aに示すように、ディジタルデコー
ダボックス101側からディジタルVTR102に、記
録コマンドが与えられる。ディジタルVTR102に記
録コマンドが転送されると、ディジタルVTR102は
キー情報に基づいてアクノリッジを形成し、このアクノ
リッジをディジタルデコーダボックス101に返す。デ
ィジタルVTR102には、カードキーが装着されてい
ないので、ディジタルVTR102からディジタルデコ
ーダボックス101に返されるアクノリッジは、所定の
データではない。このため、以後、データの転送が拒否
される。
【0049】図10Bに示すように、ディジタルデコー
ダボックス101側からディジタルVTR103に、記
録コマンドが与えられる。ディジタルVTR103にコ
マンドが転送されると、ディジタルVTR103はキー
情報に基づいてアクノリッジを形成し、このアクノリッ
ジをディジタルデコーダボックス101に返す。ディジ
タルVTR103には、カードキー86Bが装着されて
いるので、ディジタルVTR103からディジタルデコ
ーダボックス101に返されるアクノリッジは、所定の
データとなる。このため、以後、ディジタルデコーダボ
ックス101からディジタルVTR103にデータが転
送される。
【0050】ディジタルデコーダボックス101側から
ディジタルVTR102及び103側に再生コマンドを
送り、ディジタルVTR102及び103からの再生デ
ータをディジタルデコーダボックス101に転送させる
場合、図11A及び図11Bに示すような処理が行われ
る。
【0051】図11Aに示すように、ディジタルデコー
ダボックス101側からディジタルVTR102に、再
生コマンドが与えられる。ディジタルVTR102に再
生コマンドが転送されると、ディジタルVTR102は
キー情報に基づいてアクノリッジを形成し、このアクノ
リッジをディジタルデコーダボックス101に返す。デ
ィジタルVTR102には、カードキーが装着されてい
ないので、ディジタルVTR102からディジタルデコ
ーダボックス101に返されるアクノリッジは、所定の
データではない。このため、以後、データの転送が拒否
される。
【0052】図11Bに示すように、ディジタルデコー
ダボックス101側からディジタルVTR103に、再
生コマンドが与えられる。ディジタルVTR103に再
生コマンドが転送されると、ディジタルVTR103は
キー情報に基づいてアクノリッジを形成し、このアクノ
リッジをディジタルデコーダボックス101に返す。デ
ィジタルVTR103には、カードキーが装着されてい
るので、ディジタルVTR103からディジタルデコー
ダボックス101に返されるアクノリッジは、所定のデ
ータとなる。このため、以後、ディジタルVTR103
からの再生データがディジタルデコーダボックス101
に転送される。
【0053】ディジタルVTR102及び103側から
ディジタルデコーダボックス101側にデータ送信コマ
ンドを送り、ディジタルデコーダボックス101からの
データをディジタルVTR102及び103に転送させ
て記録する場合、図12A及び図12Bに示すような処
理が行われる。
【0054】図12Aに示すように、ディジタルVTR
102側からディジタルデコーダボックス101側に、
データ送信コマンドが与えられる。ディジタルデコーダ
ボックス101にデータ送信コマンドが転送されると、
ディジタルデコーダボックス101はキー情報に基づい
てアクノリッジを形成し、このディジタルVTR102
に返す。ディジタルVTR102には、カードキーが装
着されていないので、ディジタルVTR102からディ
ジタルデコーダボックス101に返されるアクノリッジ
は、ディジタルVTR102側の所定のデータと一致し
ない。このため、以後、ディジタルVTR102はデー
タの取込みを拒否する。
【0055】図12Bに示すように、ディジタルVTR
103側からディジタルデコーダボックス101側に、
データ送信コマンドが与えられる。ディジタルデコーダ
ボックス101にデータ送信コマンドが転送されると、
ディジタルデコーダボックス101はキー情報に基づい
てアクノリッジを形成し、このディジタルVTR103
に返す。ディジタルVTR103には、カードキー86
Bが装着されているので、ディジタルVTR103から
ディジタルデコーダボックス101に返されるアクノリ
ッジは、ディジタルVTR103側の所定のデータと一
致する。このため、ディジタルデコーダボックス101
からのデータがディジタルVTR102に送信され、こ
のデータがディジタルVTR103で記録される。
【0056】ディジタルVTR102及び103側から
ディジタルデコーダボックス101側にデータ受信コマ
ンドを送り、ディジタルVTR102及び103からの
データをディジタルデコードボックス101に転送する
場合、図13A及び図13Bに示すような処理が行われ
る。
【0057】図13Aに示すように、ディジタルVTR
102側からディジタルデコーダボックス101側に、
データ受信コマンドが与えられる。ディジタルデコーダ
ボックス101にデータ受信コマンドが転送されると、
ディジタルデコーダボックス101はキー情報に基づい
てアクノリッジを形成し、このディジタルVTR102
に返す。ディジタルVTR102には、カードキーが装
着されていないので、ディジタルVTR102からディ
ジタルデコーダボックス101に返されるアクノリッジ
は、ディジタルVTR102側の所定のデータと一致し
ない。このため、以後、ディジタルVTR103からの
データの転送が拒否される。
【0058】図13Bに示すように、ディジタルVTR
103側からディジタルデコーダボックス101側に、
データ受信コマンドが与えられる。ディジタルデコーダ
ボックス101にデータ受信コマンドが転送されると、
ディジタルデコーダボックス101はキー情報に基づい
てアクノリッジを形成し、このディジタルVTR103
に返す。ディジタルVTR103には、カードキー86
Bが装着されているので、ディジタルVTR103から
ディジタルデコーダボックス101に返されるアクノリ
ッジは、ディジタルVTR103側の所定のデータと一
致する。このため、以後、ディジタルVTR103から
のデータがディジタルデコーダボックス101に転送さ
れ、ディジタルデコーダボックス101で受信される。
【0059】このように、この発明の第1の実施例で
は、各機器間でデータを転送するのに先立ち、キー情報
に基づいてコマンドをやり取りし、転送が許可されてい
るかどうかが判断される。そして、転送が許可されてい
る機器に対してのみ、データが転送される。これによ
り、データの保護を図ることができる。
【0060】c.第2実施例 この発明の第2の実施例は、予めコマンドにより転送が
許可される機器を指定し、転送が許可された機器に対し
てだけデータが届き、転送が許可されていない機器には
データが転送されないように、各機器にスイッチを設け
ると共に、データを暗号化して伝送することで、データ
の保護を更に強化するようにしたものである。
【0061】c1.機器からバス側の方向にデータを転
送する機器の例 機器からバス側の方向にデータを転送する機器において
は、ディジタルデータの出力側に、コントローラにより
オン/オフが制御されるスイッチ回路が設けられると共
に、暗号化回路が設けられる。そして、各機器に対して
バスを介してデータを転送する場合、先ず、予め各機器
との間でコマンドをやり取りし、転送が許可されている
かどうかが判断される。そして、転送が許可されている
機器に対して、暗号を解読するためのキーが渡される。
転送が許可されている機器に対しては、スイッチがオン
され、データが暗号化されて送られる。転送が許可され
ている機器には、予めキーが渡されているので、この暗
号化されてデータは解読できる。転送が許可されていな
い機器に対しては、スイッチがオフされ、データの転送
が拒否される。
【0062】図14は、このような機器の一例として、
ディジタルビデオディスクプレーヤが示されている。図
14において、光ディスク121には、例えばMPEG
で圧縮されたビデオ信号が光学的に記録されている。こ
の光ディスク121は、スピンドルモータ122により
回転される。光ディスク121の信号は、光学ピックア
ップ123で再生され、この再生信号が再生回路124
に供給される。再生回路124で、データの復調、エラ
ー訂正等の処理が行われる。再生回路124の出力は、
スイッチ回路125に供給される。スイッチ回路125
は、コントローラ127により、オン/オフ制御され
る。スイッチ回路125の出力が暗号化回路129に供
給される。暗号化回路129で、転送すべきデータが暗
号化される。暗号化回路129の出力がI/Oポート2
6に供給される。また、I/Oポート26を介して、コ
トローラ27にコマンドが転送される。コントローラ2
7には、キー発生部28からキー情報が与えられる。
【0063】このようなディジタルビデオディスクプレ
ーヤにおいて、再生データをバスを介して他のAV機器
に転送する場合には、先ず、バスを介して、コマンドが
やり取りされる。このコマンドにより、キー情報を用い
て、転送が許可されている機器が特定される。そして、
転送が許可されている機器にデータを転送する場合に
は、暗号解読のためのキーが渡される。そして、スイッ
チ回路25がオンされる。このため、再生回路24から
のデータは、暗号化回路129で暗号化され、バスを介
して転送される。それ以外ではスイッチ25がオフされ
る。これにより、転送が許可されている機器にのみデー
タを転送し、許可されていない機器に対するデータの転
送を拒否することができる。これと共に、バスに転送さ
れるデータが暗号化されるので、バスに転送されるデー
タの保護が図れる。
【0064】c2.バス側から機器側の方向にデータを
転送する機器の例 バス側から機器側にデータを取り込むような機器におい
ては、ディジタルデータの入力側に、コントローラによ
りオン/オフが制御されるスイッチ回路が設けられると
共に、暗号解読回路が設けられる。そして、バスを介し
て各機器からのデータを受け取る場合、先ず、各機器に
コマンドがやり取りされ、転送が許可されているかどう
かが判断される。そして、転送が許可されている場合に
は、暗号化解読のためのキーが受け取られる。転送が許
可されている機器に対しては、スイッチ回路がオンさ
れ、データが入力される。このデータは暗号化されてい
るが、予め暗号化解読のためのキーが送られてきている
ので、暗号は解読できる。転送が許可されていない機器
に対しては、スイッチ回路がオフされ、データの転送が
拒否される。
【0065】図15は、このような機器の一例として、
MPEGデコーダが示されている。図15において、I
/Oポート131からのデータは、スイッチ回路132
に供給される。スイッチ回路132は、コントローラ1
36により、オン/オフ制御される。スイッチ回路13
2の出力が暗号解読回路138に供給される。暗号解読
回路138の出力がMPEGデコード回路133に供給
される。MPEGデコード回路133で、ビデオデータ
がデコードされる。MPEGデコード回路133の出力
は、D/Aコンバータ134を介して、出力端子135
から出力される。I/Oポート131を介して、コント
ローラ136でコマンドがやり取りされる。コントロー
ラ136には、キー発生部137からキー情報が与えら
れる。
【0066】このMPEGデコーダに、バスを介して他
のAV機器からデータが転送される場合には、先ず、バ
スを介して、コマンドがやり取りされる。このコマンド
により、キー情報を用いて、転送が許可されている機器
が特定される。転送が許可されていれば、暗号解読のた
めのキーが受け取られ、この暗号解読のためのキーが暗
号解読回路138に設定される。そして、スイッチ回路
132がオンされる。これにより、バスを介して送られ
てきたデータが入力される。このデータは暗号化されて
いるが、キーが予め送られてきているので、暗号を解読
できる。データの転送が許可されていない場合には、ス
イッチ32がオフされ、データの転送が拒否される。
【0067】図16は、デコーダ内蔵のテレビジョン受
像機の例が示されている。図16において、入力端子1
41には、通常のテレビジョン放送の受信信号が供給さ
れる。入力端子141からの信号は、チューナ回路14
3に供給される。チューナ回路143で、所望の受信チ
ャンネルの信号が取り出される。チューナ回路143の
出力がスイッチ回路145の端子145Aに供給され
る。
【0068】入力端子142には、衛星からの圧縮ディ
ジタルビデオ信号が供給される。入力端子142からの
信号は、ディジタルチューナ回路144に供給される。
ディジタルチューナ回路144で、所望の受信チャンネ
ルが選択される。ディジタルチューナ回路144の出力
がスイッチ回路145の端子145Bに供給される。
【0069】I/Oポート146を介して送られてきた
データは、スイッチ回路147に供給される。スイッチ
回路147は、コントローラ148により、オン/オフ
が制御される。スイッチ回路147の出力が暗号化回路
154に供給される。暗号化回路154には、コントロ
ーラ148から、暗号解読のためのキー情報が与えられ
る。暗号解読回路154の出力がスイッチ回路145の
端子154Cに供給される。また、I/Oポート146
を介して、コントローラ148にコマンドが転送され
る。コントローラ148には、キー発生部152からキ
ー情報が与えられる。
【0070】通常のテレビジョン放送を受信する場合に
は、スイッチ回路145が端子145A側に設定され
る。衛星からのディジタル放送を受信する場合には、ス
イッチ回路145が端子145B側に設定される。I/
Oポート145を介して送られてくるデータを再生する
場合には、スイッチ回路145が端子145C側に設定
される。
【0071】スイッチ回路145の出力がデスクランブ
ラ149に供給される。デスクランブラ149は、受信
信号がスクランブルされている場合に、このスクランブ
ルを解くものである。デスクランブラ149の出力がM
PEGデコーダ150に供給される。MPEGデコーダ
150により、ビデオ信号がデコードされる。なお、通
常のビデオ信号を受信する場合には、MPEGデコーダ
150は、パスされる。MPEGデコーダ150の出力
が信号処理回路151に供給される。信号処理回路15
1の出力がCRTディスプレイ153に供給される。
【0072】このようなテレビジョン受像機において、
バスを介して他のAV機器からデータが転送される場合
には、先ず、バスを介して、コマンドがやり取りされ
る。このコマンドにより、キー情報を用いて、転送が許
可されている機器が特定される。データの転送が許可さ
れていれば、暗号解読のためのキーが受け取られる。そ
して、転送が許可されている機器の場合には、スイッチ
回路47がオンされ、データが送られてくる。このデー
タは暗号化されているが、キーが予め送られてきている
ので、暗号を解読できる。データの転送が許可されてい
ない場合には、スイッチ47がオフされ、データの転送
が拒否される。
【0073】c3.双方向にデータを転送する機器の例 双方向にデータが転送される機器においては、ディジタ
ルデータの出力側に、コントローラによりオン/オフが
制御されるスイッチ回路が設けられると共に、データを
暗号化回路が設けられる。また、ディジタルデータの入
力側に、コントローラによりオン/オフが制御されるス
イッチ回路が設けられると共に、暗号解読回路が設けら
れる。
【0074】各機器に対してバスを介してデータを転送
する場合、先ず、予め各機器との間でコマンドがやり取
りされ、キー情報を用いて、転送が許可されているかど
うかが判断される。転送が許可されている場合には、暗
号解読のためのキーが渡される。そして、暗号化された
データが送られる。転送が許可されていない場合には、
データの転送が拒否される。
【0075】バスを介して各機器からのデータを受け取
る場合、予め各機器との間でコマンドがやり取りされ、
キー情報を用いて、転送が許可されているかどうかが判
断される。転送が許可されている機器からは、暗号解読
のためのキーが送られてくる。そして、入力側のスイッ
チ回路がオンされ、データが暗号化されて送られてく
る。このデータは暗号化されているが、キー情報が予め
送られてきているので、暗号を解読できる。転送が許可
されていない機器に対しては、データの転送が拒否され
る。
【0076】図17は、このような機器の例として、デ
ィジタルビデオボックスが示されている。図17におい
て、入力端子161には、衛星からの圧縮ディジタルビ
デオ信号が供給される。入力端子161からの信号は、
ディジタルチューナ回路162に供給される。ディジタ
ルチューナ回路162で、所望の受信チャンネルが選択
される。ディジタルチューナ回路162の出力がデスク
ランブラ163に供給される。デスクランブラ163
は、受信信号がスクランブルされている場合に、このス
クランブルを解くものである。デスクランブラ163の
出力が暗号化回路173に供給される。暗号化回路17
3の出力がスイッチ回路164に供給されると共に、ス
イッチ回路165の端子165Aに供給される。スイッ
チ回路164は、コントローラ167により、オン/オ
フが制御される。スイッチ回路164の出力がI/Oポ
ート166に供給される。
【0077】I/Oポート166を介して送られてきた
データは、スイッチ回路168に供給される。スイッチ
回路168は、コントローラ167により、オン/オフ
が制御される。スイッチ回路168の出力が暗号解読回
路174に供給される。暗号解読回路174の出力がス
イッチ回路165の端子165Bに供給される。また、
I/Oポート166を介して、コントローラ167にコ
マンドが転送される。コントローラ167には、キー発
生部169からキー情報が与えられる。
【0078】スイッチ回路165は、受信信号をテレビ
ジョン受像機に映出する場合と、伝送されてきたデータ
をテレビジョン受像機に映出する場合とで切り換えられ
る。受信信号をテレビジョンをテレビジョン受像機に映
出する場合には、スイッチ回路165が端子165A側
に設定される。バスを介して送られてきたデータに基づ
く画像をテレビジョン受像機に映出する場合には、スイ
ッチ回路165が端子165B側に設定される。
【0079】スイッチ回路165の出力がMPEGデコ
ード回路170に供給される。MPEGデコード回路1
70で、ビデオ信号がデコードされる。MPEGデコー
ド回路170の出力がD/Aコンバータ171に供給さ
れる。D/Aコンバータ171の出力が出力端子172
から出力される。出力端子172の出力は、テレビジョ
ン受像機のビデオ入力端子に供給される。
【0080】このディジタルビデオボックスは、受信信
号をデコードして、テレビジョン受像機に映出する場合
に用いられる。更に、このディジタルビテダオボックス
は、受信データをバスを介して他の機器に送る場合に用
いられると共に、バスを介して送られてきた他の機器か
らのデータを受け取り、デコードしてテレビジョン受像
機に供給する場合に用いられる。
【0081】ディジタルビデオボックスからのデータ
を、バスを介して他のAV機器に転送する場合には、先
ず、バスを介して、コマンドがやり取りされる。このコ
マンドにより、キー情報を用いて、転送が許可されてい
る機器が特定される。転送が許可されている機器に対し
ては、暗号解読のためのキーが渡される。そして、スイ
ッチ回路64がオンされ、デスクランブラ63からのデ
ータが暗号化回路173で暗号化され、バスを介して転
送される。転送が許可されていない場合には、スイッチ
64がオフされる。これにより、転送が許可されていな
い機器のデータの転送が拒否できる。
【0082】ディジタルビデオボックスに、バスを介し
て他のAV機器からのデータが受け取る場合には、スイ
ッチ回路165が端子165B側に設定される。そし
て、バスを介して、コマンドがやり取りされる。このコ
マンドにより、キー情報を用いて、転送が許可されてい
る機器が特定される。転送が許可されている機器からの
データに対して、暗号解読のためのキーが受け取られ
る。転送が許可されている場合には、スイッチ回路16
8がオンされ、データが入力される。このデータは暗号
化されているが、暗号解読のためのキーが送られてきて
いるので,暗号は解読できる。転送が許可されていなけ
れば、スイッチ68がオフされる。これにより、転送が
許可さていない機器からのデータの転送を拒否できる。
【0083】c4.データを記録/再生する機器の例 データを記録/再生するような機器においては、ディジ
タルデータの出力側に、コントローラによりオン/オフ
が制御されるスイッチ回路が設けられると共に、ディジ
タルデータの入力側に、コントローラによりオン/オフ
が制御されるスイッチ回路が設けられる。そして、転送
が許可されている機器かどうかを特定するために、カー
ドキーが装着される。
【0084】再生時に、各機器に対してバスを介してデ
ータを転送する場合、先ず、予め各機器との間でコマン
ドがやり取りされ、転送が許可されているかどうかが判
断される。転送が許可されている場合には、暗号解読の
ためのキーが渡される。そして、出力側のスイッチがオ
ンされ、データが暗号化されて送られる。転送が許可さ
れていない機器では、出力側のスイッチがオフされ、デ
ータの転送が拒否される。また、記録時に、バスを介し
て各機器からのデータを受け取る場合、予め各機器との
間でコマンドがやり取りされ、転送が許可されているか
どうかが判断される。転送が許可されている場合には、
暗号解読のためのキーが送られてくる。転送が許可され
ている場合には、入力側のスイッチがオンされ、暗号化
されてデータが入力される。このデータは暗号化されて
いるが、予め暗号解読のためのキーが送られてきている
ので、暗号は解読できる。転送が許可されていない機器
に対しては、入力側のスイッチがオフされ、データの転
送が拒否される。
【0085】図18は、このような機器の一例として、
ディジタルVTRが示されている。図18において、バ
スを介して転送されてきたデータを記録する場合には、
I/Oポート181を介して転送されきたデータは、ス
イッチ回路182に供給される。スイッチ回路182の
出力が暗号解読回路188に供給される。暗号解読回路
188にはコントローラ185から暗号解読のためのキ
ーが与えられる。暗号解読回路188の出力が記録/再
生回路183に供給される。記録/再生回路183によ
り、このデータが記録される。再生時に、記録/再生回
路183から再生されたデータは、暗号化回路189に
供給される。暗号化回路189の出力がスイッチ回路1
84に供給される。スイッチ回路184の出力がI/O
ポート181に供給される。また、I/Oポート181
を介して、コントローラ185にコマンドが転送され
る。カード装着端子187には、カードキー186が着
脱自在に装着される。このカードキー186からコント
ローラ185にキー情報が与えられる。
【0086】ディジタルVTRに、バスを介して送られ
てきた他のAV機器からデータを記録する場合には、先
ず、バスを介して、コマンドがやり取りされる。このコ
マンドにより、キー情報を用いて、転送が許可されてい
る機器が特定される。そして、転送が許可されている場
合には、暗号解読のためのキーが送られてくる。転送が
許可されている場合には、スイッチ回路82がオンさ
れ、データが入力される。このデータは暗号化されてい
るが、転送が許可されている場合には、暗号化を解読す
るためのキーが送られているので、暗号は解読できる。
転送が許可されていなければ、スイッチ82がオフされ
る。これにより、転送が許可されている場合のみ、デー
タを記録でき、許可されていない場合には、データを拒
否できる。
【0087】ディジタルVTRからの再生データを、バ
スを介して他のAV機器に転送する場合には、先ず、バ
スを介して、コマンドがやり取りされる。このコマンド
により、キー情報を用いて、転送が許可されている機器
が特定される。転送が許可されている機器に対しては、
暗号解読のためのキーが渡される。そして、スイッチ回
路84がオンされ、記録/再生回路83からの再生デー
タが暗号化されて、バスを介して転送される。転送が許
可されていない場合には、スイッチ84がオフされる。
これにより、転送が許可されていない機器には、データ
の転送を拒否できる。
【0088】c5.システム例 上述のように構成された各機器を用いることにより、デ
ータが保護されることについて以下に説明する。図19
は、上述のように構成されたAV機器を用いて、図1に
示したような、ディジタルデコーダボックス201、デ
ィジタルVTR202及び203、テレビジョン受像機
204からなるシステムを構成したものである。ディジ
タルデコーダボックス201は図17に示したように構
成され、ディジタルVTR202及び203は図18に
示したように構成されている。ディジタルデコーダボッ
クス201、ディジタルVTR202及び203は、バ
ス205に共通接続される。
【0089】バス205上には、コマンドと、データが
転送される。コマンドは、各映像機器毎に所定の処理が
できるようにするために、宛先を指定して転送される。
データは、宛先が指定されずに送信される。
【0090】各AV機器間で、データを転送する際に
は、図20に示すような処理が行われる。すなわち、先
ず、転送が許可されているかどうかを判断するためのコ
マンドが送信される(ステップS21)。各機器は、コ
マンドを受け取ると、各機器のキー情報に従ってコマン
ドの処理を行い(ステップS22)、所定の処理がなさ
れたデータをアクノリッジとして返す。アクノリッジが
受信されたかどうかが判断される(ステップS23)。
アクノリッジが受信されたら、各機器毎のキー情報に基
づいて処理されたデータであるアクノリッジと、コマン
ドを発生した機器に基づくキー情報に基づいて処理され
たデータとが比較される(ステップS24)。互いのキ
ー情報が正しければ、両者は一致することになる。互い
のキー情報が誤っていると、両者は一致しない。両者が
一致しているかどうかが判断され(ステップS25)、
一致していればそのAV機器に転送する暗号化されたデ
ータの送信/受信が許可され(ステップS26)、一致
していなければそのAV機器へのデータの転送が拒否さ
れる(ステップS27)。
【0091】例えば、図19では、ディジタルVTR2
02にはカードキーが装着されておらず、ディジタルV
TR203にのみカードキー186Bが装着されている
とする。そして、ディジタルデコーダボックス201
と、ディジタルVTR202及び203との間で、デー
タの転送を行うとする。
【0092】ディジタルデコーダボックス201側から
ディジタルVTR202及び203側に記録コマンドを
送り、ディジタルデコーダボックス201からのデータ
をディジタルVTR202及び203に転送して記録さ
せる場合、図21A及び図21Bに示すような処理が行
われる。
【0093】図21Aに示すように、ディジタルデコー
ダボックス201側からディジタルVTR202に、記
録コマンドが与えられる。ディジタルVTR202に記
録コマンドが転送されると、ディジタルVTR202は
キー情報に基づいてアクノリッジを形成し、このアクノ
リッジをディジタルデコーダボックス201に返す。デ
ィジタルVTR202には、カードキーが装着されてい
ないので、ディジタルVTR202からディジタルデコ
ーダボックス201に返されるアクノリッジは、所定の
データではない。このため、以後、データの転送が拒否
される。
【0094】図21Bに示すように、ディジタルデコー
ダボックス201側からディジタルVTR203に、記
録コマンドが与えられる。ディジタルVTR203にコ
マンドが転送されると、ディジタルVTR203はキー
情報に基づいてアクノリッジを形成し、このアクノリッ
ジをディジタルデコーダボックス201に返す。ディジ
タルVTR203には、カードキー186Bが装着され
ているので、ディジタルVTR203からディジタルデ
コーダボックス201に返されるアクノリッジは、所定
のデータとなる。これにより、ディジタルデコーダボッ
クス201は、ディジタルVTR203が転送が許可さ
れている機器であることが分かる。ディジタルデコーダ
ボックス201は、ディジタルVTR203が転送が許
可されている機器であることが分かると、暗号解読のた
めのキーをディジタルVTR203に送る。そして、デ
ィジタルデコーダボックス201は、データを暗号化し
て送信する。ディジタルデコーダボックス201から送
られてきた暗号化データは、ディジタルVTR203に
供給される。このデータは暗号化されているが、既に、
暗号化解読のためのキーがディジタルVTR203に送
られているので、暗号は解読できる。ディジタルVTR
203の暗号解読回路189Bで送られてきたデータの
暗号が解読され、ディジタルVTR203でこのデータ
が記録される。
【0095】ディジタルデコーダボックス201側から
ディジタルVTR202及び203側に再生コマンドを
送り、ディジタルVTR202及び203からの再生デ
ータをディジタルデコーダボックス201に転送させる
場合、図22A及び図22Bに示すような処理が行われ
る。
【0096】図22Aに示すように、ディジタルデコー
ダボックス201側からディジタルVTR202に、再
生コマンドが与えられる。ディジタルVTR202に再
生コマンドが転送されると、ディジタルVTR202は
キー情報に基づいてアクノリッジを形成し、このアクノ
リッジをディジタルデコーダボックス201に返す。デ
ィジタルVTR202には、カードキーが装着されてい
ないので、ディジタルVTR202からディジタルデコ
ーダボックス201に返されるアクノリッジは、所定の
データではない。このため、以後、データの転送が拒否
される。
【0097】図22Bに示すように、ディジタルデコー
ダボックス201側からディジタルVTR203に、再
生コマンドが与えられる。ディジタルVTR203に再
生コマンドが転送されると、ディジタルVTR203は
キー情報に基づいてアクノリッジを形成し、このアクノ
リッジをディジタルデコーダボックス201に返す。デ
ィジタルVTR203には、カードキーが装着されてい
るので、ディジタルVTR203からディジタルデコー
ダボックス201に返されるアクノリッジは、所定のデ
ータとなる。これにより、ディジタルVTR203は、
ディジタルデコーダボックス201が転送が許可されて
いる機器であることが分かる。ディジタルVTR203
は、ディジタルデコーダボックス201が転送が許可さ
れている機器であることが分かると、ディジタルデコー
ダボックス201に暗号解読のためのキーを渡す。そし
て、ディジタルVTR203からの再生データが暗号化
されてディジタルデコーダボックス201に転送され
る。このデータは暗号化されているが、既に暗号解読の
ためのキーが送られているので、ディジタルデコーダボ
ッスク201で、暗号を解読できる。
【0098】ディジタルVTR202及び203側から
ディジタルデコーダボックス201側にデータ送信コマ
ンドを送り、ディジタルデコーダボックス201からの
データをディジタルVTR202及び203に転送させ
て記録する場合、図23A及び図23Bに示すような処
理が行われる。
【0099】図23Aに示すように、ディジタルVTR
202側からディジタルデコーダボックス201側に、
データ送信コマンドが与えられる。ディジタルデコーダ
ボックス201にデータ送信コマンドが転送されると、
ディジタルデコーダボックス201はキー情報に基づい
てアクノリッジを形成し、ディジタルVTR202に返
す。ディジタルVTR202には、カードキーが装着さ
れていないので、ディジタルVTR202からディジタ
ルデコーダボックス201に返されるアクノリッジは、
ディジタルVTR202側の所定のデータと一致しな
い。このため、以後、ディジタルVTR202へのデー
タの転送が拒否される。
【0100】図23Bに示すように、ディジタルVTR
203側からディジタルデコーダボックス201側に、
データ送信コマンドが与えられる。ディジタルデコーダ
ボックス201にデータ送信コマンドが転送されると、
ディジタルデコーダボックス201はキー情報に基づい
てアクノリッジを形成し、このディジタルVTR203
に返す。ディジタルVTR203には、カードキー18
6Bが装着されているので、ディジタルVTR203か
らディジタルデコーダボックス201に返されるアクノ
リッジは、ディジタルVTR203側の所定のデータと
一致する。これにより、ディジタルデコーダボックス2
01は、ディジタルVTR203が許可されている機器
であることが分かる。ディジタルデコーダボックス20
1は、ディジタルVTR203が許可されている機器で
あることが分かると、ディジタルデコーダボックス20
1は、ディジタルVTR203に暗号解読のためのキー
を渡す。そして、ディジタルデコーダボックス201か
ら暗号化されたデータが送信される。このデータは、暗
号化されているが、ディジタルVTR103には、暗号
解読のためのキー情報が送られている。このため、ディ
ジタルVTR103では、この暗号化されてデータを解
読できる。ディジタルVTR103で、このデータが解
読され、記録される。
【0101】ディジタルVTR202及び203側から
ディジタルデコーダボックス201側にデータ受信コマ
ンドを送り、ディジタルVTR202及び203からの
データをディジタルデコードボックス201に転送する
場合、図24A及び図24Bに示すような処理が行われ
る。
【0102】図24Aに示すように、ディジタルVTR
202側からディジタルデコーダボックス201側に、
データ受信コマンドが与えられる。ディジタルデコーダ
ボックス201にデータ受信コマンドが転送されると、
ディジタルデコーダボックス201はキー情報に基づい
てアクノリッジを形成し、このディジタルVTR202
に返す。ディジタルVTR202には、カードキーが装
着されていないので、ディジタルVTR202からディ
ジタルデコーダボックス201に返されるアクノリッジ
は、ディジタルVTR202側の所定のデータと一致し
ない。このため、以後、ディジタルVTR203からの
データの転送が拒否される。
【0103】図24Bに示すように、ディジタルVTR
203側からディジタルデコーダボックス201側に、
データ受信コマンドが与えられる。ディジタルデコーダ
ボックス201にデータ受信コマンドが転送されると、
ディジタルデコーダボックス201はキー情報に基づい
てアクノリッジを形成し、このディジタルVTR203
に返す。ディジタルVTR203には、カードキー18
6Bが装着されているので、ディジタルVTR203か
らディジタルデコーダボックス201に返されるアクノ
リッジは、ディジタルVTR203側の所定のデータと
一致する。これにより、ディジタルVTR203は、デ
ィジタルデコーダボックス201が転送が許可されてい
る機器であることが分かる。ディジタルVTR203
は、ディジタルデコーダボックス201が転送が許可さ
れている機器であることが分かると、ディジタルデコー
ダボックス201に暗号解読のためのキーを送る。そし
て、ディジタルVTR203から暗号化されてデータが
送られる。このデータは暗号化されているが、ディジタ
ルデコーダボックス201には、暗号解読のためのキー
が送られている。このため、ディジタルVTR203か
らの暗号化されたデータがディジタルデコーダボックス
201に転送され、ディジタルデコーダボックス101
で解読される。
【0104】このように、この発明の第2の実施例で
は、各機器間でデータを転送するのに先立ち、キー情報
に基づいてコマンドをやり取りし、転送が許可されてい
るかどうかが判断される。そして、転送が許可されてい
る機器に対しては、暗号化解読のためのキーを送ってお
き、それから、データが暗号化して転送される。このよ
うにすると、バスを介して伝送されるデータが暗号化さ
れることになるので、更に、データの保護を図ることが
できる。
【0105】
【発明の効果】この発明によれば、相手方を特定し、こ
の特定の相手方にのみデータを転送したり、特定の相手
方のみデータの受信を許したりするような制御が可能と
なる。このため、例えば、バスに複数のディジタルVT
Rが繋がれた場合に、記録が許可された特定のディジタ
ルVTRでのみデータが記録できるような制御が行え、
データの保護が確実になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用できるビデオシステムの一例の
説明に用いる斜視図である。
【図2】この発明が適用できるビデオシステムの他の例
の説明に用いる斜視図である。
【図3】この発明の第1の実施例の説明に用いるブロッ
ク図である。
【図4】この発明の第1の実施例の説明に用いるブロッ
ク図である。
【図5】この発明の第1の実施例の説明に用いるブロッ
ク図である。
【図6】この発明の第1の実施例の説明に用いるブロッ
ク図である。
【図7】この発明の第1の実施例の説明に用いるブロッ
ク図である。
【図8】この発明の第1の実施例の説明に用いるブロッ
ク図である。
【図9】この発明の第1の実施例の説明に用いるフロー
チャートである。
【図10】この発明の第1の実施例の転送手順を示すシ
ーケンスチャートである。
【図11】この発明の第1の実施例の転送手順を示すシ
ーケンスチャートである。
【図12】この発明の第1の実施例の転送手順を示すシ
ーケンスチャートである。
【図13】この発明の第1の実施例の転送手順を示すシ
ーケンスチャートである。
【図14】この発明の第2の実施例の説明に用いるブロ
ック図である。
【図15】この発明の第2の実施例の説明に用いるブロ
ック図である。
【図16】この発明の第2の実施例の説明に用いるブロ
ック図である。
【図17】この発明の第2の実施例の説明に用いるブロ
ック図である。
【図18】この発明の第2の実施例の説明に用いるブロ
ック図である。
【図19】この発明の第2の実施例の説明に用いるブロ
ック図である。
【図20】この発明の第2の実施例の説明に用いるフロ
ーチャートである。
【図21】この発明の第2の実施例の転送手順を示すシ
ーケンスチャートである。
【図22】この発明の第2の実施例の転送手順を示すシ
ーケンスチャートである。
【図23】この発明の第1の実施例の転送手順を示すシ
ーケンスチャートである。
【図24】この発明の第2の実施例の転送手順を示すシ
ーケンスチャートである。
【符号の説明】
1、101、201 ディジタルデコーダボックス 2、3、102、103、202、203 ディジタル
VTR 5、105、205 バス

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の映像機器がバスを介して接続さ
    れ、上記バスを介して各映像機器間でデータを伝送する
    映像機器のデータ送受信方法において、 送信側の映像機器から受信側の映像機器にキーとなる情
    報に基づいてデータ通信確立のためのコマンドを送出
    し、 受信側の映像機器は送信側の映像機器にキーとなる情報
    に基づいて確認コマンドを返し、 上記送信側の映像機器は、返されてきた確認コマンドが
    予め取決められたものと合致しているかを判断し、 返されてきた確認コマンドが予め取決められたものと合
    致しているならデータの送信を行うことで、データを送
    受する相手側の映像機器を特定するようにした映像機器
    のデータ送受信方法。
  2. 【請求項2】 複数の映像機器がバスを介して接続さ
    れ、上記バスを介して各映像機器間でデータを伝送する
    映像機器のデータ送受信方法において、 受信側の映像機器から送信側の映像機器にキーとなる情
    報に基づいてデータ通信確立のためのコマンドを送出
    し、 送信側の映像機器は受信側の映像機器にキーとなる情報
    に基づいて確認コマンドを返し、 上記受信側の映像機器は、返されてきた確認コマンドが
    予め取決められたものと合致しているかを判断し、 返されてきた確認コマンドが予め取決められたものと合
    致しなければデータの受信をしないようにすることで、
    データを送受する相手側の映像機器を特定するようにし
    た映像機器のデータ送受信方法。
  3. 【請求項3】 複数の映像機器がバスを介して接続さ
    れ、上記バスを介して各映像機器間でデータを伝送する
    映像機器のデータ送受信方法において、 送信側の映像機器は、暗号解読のためのコマンドを特定
    の受信側の映像機器に向けて送出し、暗号化されたデー
    タを送出し、 上記特定の受信側の映像機器は、送られてきた上記暗号
    解読のためのコマンドを受信し、上記暗号解読のための
    コマンドに基づいて、送られてきた上記暗号化されたデ
    ータを解読するようにしたことを特徴とする映像機器の
    データ送受信方法。
  4. 【請求項4】 複数の映像機器がバスを介して接続さ
    れ、上記バスを介して各映像機器間でデータを伝送する
    映像機器のデータ送受信方法において、 送信側の映像機器から受信側の映像機器にキーとなる情
    報に基づいてデータ通信確立のためのコマンドを送出
    し、 受信側の映像機器は送信側の映像機器にキーとなる情報
    に基づいて確認コマンドを返し、 上記送信側の映像機器は、返されてきた確認コマンドが
    予め取決められたものと合致しているかを判断し、 返されてきた確認コマンドが予め取決められたものと合
    致しているならデータの送信を行うことで、データを送
    受する相手側の映像機器を特定し、 送信側の映像機器は、暗号解読のためのコマンドを特定
    の受信側の映像機器に向けて送出し、暗号化されたデー
    タを送出し、 上記特定の受信側の映像機器は、送られてきた上記暗号
    解読のためのコマンドを受信し、上記暗号解読のための
    コマンドに基づいて、送られてきた上記暗号化されたデ
    ータを解読するようにしたことを特徴とする映像機器の
    データ送受信方法。
  5. 【請求項5】 複数の映像機器がバスを介して接続さ
    れ、上記バスを介して各映像機器間でデータを伝送する
    映像機器のデータ送受信方法において、 受信側の映像機器から送信側の映像機器にキーとなる情
    報に基づいてデータ通信確立のためのコマンドを送出
    し、 送信側の映像機器は受信側の映像機器にキーとなる情報
    に基づいて確認コマンドを返し、 上記受信側の映像機器は、返されてきた確認コマンドが
    予め取決められたものと合致しているかを判断し、 返されてきた確認コマンドが予め取決められたものと合
    致しなければデータの受信をしないようにすることで、
    データを送受する相手側の映像機器を特定し、 送信側の映像機器は、暗号解読のためのコマンドを特定
    の受信側の映像機器に向けて送出し、暗号化されたデー
    タを送出し、 上記特定の受信側の映像機器は、送られてきた上記暗号
    解読のためのコマンドを受信し、上記暗号解読のための
    コマンドに基づいて、送られてきた上記暗号化されたデ
    ータを解読するようにしたことを特徴とする映像機器の
    データ送受信方法。
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