JPH0846652A - 復調装置 - Google Patents

復調装置

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Publication number
JPH0846652A
JPH0846652A JP17896294A JP17896294A JPH0846652A JP H0846652 A JPH0846652 A JP H0846652A JP 17896294 A JP17896294 A JP 17896294A JP 17896294 A JP17896294 A JP 17896294A JP H0846652 A JPH0846652 A JP H0846652A
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JP
Japan
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signal
circuit
detection
receiver
detection method
Prior art date
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Pending
Application number
JP17896294A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Miura
浦 康 夫 三
Katsuhiko Hiramatsu
松 勝 彦 平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0846652A publication Critical patent/JPH0846652A/ja
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 レイリーフェージング下におけるSNR特性
および静特性時の誤り率の両方を良好に確保する。 【構成】 公衆回線用基地局から送信されてくる送信波
を受信機14が受信するときは、切り換えスイッチ2
0、25で遅延検波回路21に切り換えることにより、
同期検波方式と比較してSNR特性を良くする。また、
親機から送信されてくる送信波を受信機14が受信する
ときは、切り換えスイッチ20、25で同期検波回路2
3に切り換えることにより、静特性時の誤り率でサービ
ス品質を規定する受信可能な範囲を広くすることができ
る。スイッチ20、25の切り換えは、手動かまたは受
信信号から検波方式判定回路27により基地局からの受
信か親機からの受信かを判断して行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル通信用受信
機に使用する復調装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の復調装置の復調方式に
は、同期検波方式と遅延検波方式とがある。同期検波方
式は、受信信号を搬送波で乗算検波する方法であり、復
調用搬送波の位相を制御するために、自動位相制御回路
が必要である。遅延検波方式は、受信信号とこれを1タ
イムスロット遅延させた信号とを乗算して検波する方法
である。両検波方式を比較すると、同期検波は遅延検波
に比べ雑音余裕度で優れているものの、遅延ジッタに対
しては遅延検波の方が耐力が高いとされている。
【0003】図3は従来の遅延検波方式による復調装置
を備えた通信装置の構成を示している。図3において、
1は送信機、2は送信アンテナ、3は受信アンテナ、4
は受信機、5はA/D変換器、6は遅延検波回路、7は
復号回路である。
【0004】上記従来例において、受信アンテナ3で受
信された送信機1からの信号は、受信機4で直交検波さ
れ、同相成分であるI信号と直交成分であるQ信号とに
分離される。これらI信号およびQ信号は、A/D変換
器5でディジタル化され、遅延検波回路6により受信信
号とこれを1タイムスロット遅延させた信号とを乗算す
ることにより検波され、復号回路7により復号される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の遅延検波方式による復調装置は、レイリーフェージ
ングに対しては同期検波方式よりもSNR特性はよい
が、静特性時においては、同等のSNRの下で同期検波
方式と比較した場合、遅延検波方式の方が誤り率が高く
なるため、誤り率でサービス品質を規定する受信可能な
範囲が狭くなるという問題があった。
【0006】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、レイリーフェージング下におけるSNR
特性および静特性時における誤り率の両方を良好に確保
することのできる優れた復調装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、遅延検波回路および遅延検波後の信号を
復号する復号回路と、同期検波回路および同期検波後の
信号を復号する復号回路と、受信信号をA/D変換した
信号を遅延検波回路または同期検波回路に選択的に入力
させる切り換えスイッチとを備えたものである。
【0008】
【作用】本発明は上記構成によって、公衆回線用基地局
から送信されてくる送信波を受信機が受信するときは、
屋外で通信しているので高速で移動している状態で受信
していると考え、そのときはレイリーフェージング下で
受信しているので、検波方式を切り換えスイッチにより
遅延検波方式に切り換えることにより、同期検波方式と
比較してSNR特性を良くすることができる。
【0009】また、親機から送信されてくる送信波を受
信機が受信するときは、屋内で静止している状態での受
信が主であると考え、そのときはレイリーフェージング
が発生しにくい状況であるので、検波方式を切り換えス
イッチにより同期検波方式に切り換えることにより、遅
延検波方式と比較して誤り率を低くすることができ、静
特性時の誤り率でサービス品質を規定する受信可能な範
囲を広くすることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。なお、本発明は、いかなる変調方式
においても利用することができる。
【0011】(実施例1)図1は本発明の第1の実施例
の構成を示すものである。図1において、11は送信機
であり、直交変調して送信する。12はその送信アンテ
ナである。13は受信アンテナ、14は受信信号を直交
検波して同相成分であるI信号と直交成分であるQ信号
に分離する受信機である。15、16は受信機14の出
力であるI信号、Q信号である。17はI信号15およ
びQ信号16をディジタル化するA/D変換器である。
18、19はそれぞれディジタル化されたI信号、Q信
号である。20は検波方式を切り換える切り換えスイッ
チ、21は遅延検波回路、22は遅延検波後の復号回
路、23は同期検波回路、24は同期検波後の復号回
路、25は出力データを切り換える切り換えスイッチ、
26は復号データである。切り換えスイッチ20と25
は互いに連動している。なお、周波数オフセット、位相
オフセットは無いものと仮定する。また、A/D変換器
17でのサンプリングは最適点でされているものとす
る。
【0012】以上のように構成された復調装置につい
て、以下その動作について説明する。検波方式の切り換
えは、受信者の判断により、切り換えスイッチ20、2
5を操作することにより手動で切り換えることができ
る。切り換えスイッチ20、25が、遅延検波方式に切
り換えられた場合には、ディジタル化されたI信号18
およびQ信号19は、遅延検波回路21で遅延検波さ
れ、遅延検波後の復号回路22で復号され、復号データ
26を得る。また、切り換えスイッチ20、25が、同
期検波方式に切り換えられた場合には、ディジタル化さ
れたI信号18およびQ信号19は、同期検波回路23
で同期検波され、同期検波後の復号回路24で復号さ
れ、復号データ26を得る。
【0013】(実施例2)次に、本発明の第2の実施例
について、図面を参照しながら説明する。図2は本発明
の第2の実施例の構成を示すものであり、上記第1の実
施例と同様な要素は同様な符号を付してある。11は送
信機であり、直交変調して送信する。12は送信アンテ
ナである。13は受信アンテナ、14は受信信号を直交
検波して同相成分であるI信号と直交成分であるQ信号
に分離する受信機である。15、16は受信機14の出
力であるI信号、Q信号である。17はI信号15およ
びQ信号16をディジタル化するA/D変換器である。
18、19はそれぞれディジタル化されたI信号、Q信
号である。20は検波方式を切り換える切り換えスイッ
チ、21は遅延検波回路、22は遅延検波後の復号回
路、23は同期検波回路、24は同期検波後の復号回
路、25は出力データを切り換える切り換えスイッチ、
26は復号データである。27は受信した信号からどち
らの検波方式を使用した方がよいかを判定する検波方式
判定回路である。切り換えスイッチ20と25は互いに
連動しており、周波数オフセット、位相オフセットは無
いものと仮定する。また、A/D反感器17でのサンプ
リングは最適点でされているものとする。
【0014】以上のように構成された復調装置につい
て、以下その動作について説明する。初期状態での切り
換えスイッチ20は遅延検波方式に設定されている。受
信した信号は、A/D変換器17でディジタル化された
後、遅延検波回路21で遅延検波され、遅延検波後の復
号回路22で復合される。復号されたデータは復号デー
タ26として出力されるとともに、検波方式判定回路2
7に入り、そこで公衆回線用基地局から送信されてきた
信号か、親機から送信されてきた信号かを判定し、検波
方式切り換えスイッチ20、25を制御する。公衆回線
用基地局から送信されてきた信号であれば、検波方式を
遅延検波方式とし、親機から送信されてきた信号であれ
ば、検波方式を同期検波方式に切り換える。切り換えス
イッチ20、25が、遅延検波方式に切り換えられた場
合には、ディジタル化されたI信号18およびQ信号1
9は、遅延検波回路21で遅延検波され、遅延検波後の
復号回路22で復号され、復号データ26を得る。ま
た、切り換えスイッチ20、25が、同期検波方式に切
り換えられた場合には、ディジタル化されたI信号18
およびQ信号19は、同期検波回路23で同期検波さ
れ、同期検波後の復号回路24で復号され、復号データ
26を得る。
【0015】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、遅延検波回路と遅延検波後の信号を復号する復号回
路と、同期検波回路と同期検波後の信号を復号する復号
回路と、検波方式を選択する切り換えスイッチとを備え
ているので、公衆回線用基地局から送信されてくる送信
波を受信機が受信するときは、屋外で通信しているので
高速で移動している状態で受信していると考え、そのと
きはレイリーフェージング下で受信しているので、検波
方式を切り換えスイッチで遅延検波方式に切り換えるこ
とにより、同期検波方式と比較してSNR特性を良くす
ることができる。
【0016】また、親機から送信されてくる送信波を受
信機が受信するときは、屋内で静止している状態での受
信が主であると考え、その時はレイリーフェージングが
発生しにくい状況であるので、検波方式を切り換えスイ
ッチで同期検波方式に切り換えることにより、遅延検波
方式と比較して誤り率を低くすることができ、静特性時
の誤り率でサービス品質を規定する受信可能な範囲を広
くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における復調装置を備え
た通信装置の概略ブロック図
【図2】本発明の第2の実施例における復調装置を備え
た通信装置の概略ブロック図
【図3】従来例における復調装置を備えた通信装置の概
略ブロック図
【符号の説明】
11 送信機 12 送信アンテナ 13 受信アンテナ 14 受信機 15 受信機出力のI信号 16 受信機出力のQ信号 17 A/D変換器 18 ディジタル化されたI信号 19 ディジタル化されたQ信号 20 切り換えスイッチ 21 遅延検波回路 22 遅延検波後の復号回路 23 同期検波回路 24 同期検波後の復号回路 25 切り換えスイッチ 26 出力データ 27 検波方式判定回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル通信用受信機に使用される復
    調装置において、遅延検波回路および遅延検波後の信号
    を復号する復号回路と、同期検波回路および同期検波後
    の信号を復号する復号回路と、受信信号をA/D変換し
    た信号を前記遅延検波回路または同期検波回路に選択的
    に入力させる切り換えスイッチとを備えた復調装置。
  2. 【請求項2】 切り換えスイッチを、受信機の親機また
    は公衆回線用基地局からの情報を基に切り換える検波方
    式判定回路を備えた請求項1記載の復調装置。
JP17896294A 1994-07-29 1994-07-29 復調装置 Pending JPH0846652A (ja)

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JP17896294A JPH0846652A (ja) 1994-07-29 1994-07-29 復調装置

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JP17896294A JPH0846652A (ja) 1994-07-29 1994-07-29 復調装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001067698A1 (fr) * 2000-03-09 2001-09-13 Matsushita Electric Industrial Co.,Ltd. Dispositif et procede de reception de preambule
JP2012109700A (ja) * 2010-11-16 2012-06-07 Sony Corp 受信装置、受信方法、及び、電子機器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001067698A1 (fr) * 2000-03-09 2001-09-13 Matsushita Electric Industrial Co.,Ltd. Dispositif et procede de reception de preambule
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