JPH0844161A - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置

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JPH0844161A
JPH0844161A JP6182523A JP18252394A JPH0844161A JP H0844161 A JPH0844161 A JP H0844161A JP 6182523 A JP6182523 A JP 6182523A JP 18252394 A JP18252394 A JP 18252394A JP H0844161 A JPH0844161 A JP H0844161A
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JP
Japan
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shutter member
upper case
case
optical
blocking
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JP6182523A
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Hirofumi Hiyoshi
洋文 日吉
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【目的】小型化およびコスト低減化を図りつつ、上部ケ
ースを開放した場合には光学系の光路を確実に遮断して
レーザ光が外部に漏れ出るのを防止できるようにする。 【構成】本装置は、光路遮断位置および遮断解除位置の
いずれかに位置決め保持可能なシャッター部材21と、
このシャッター部材21を遮断位置に位置決め保持され
るように付勢する付勢ばね31と、上部ケース1Uが閉
鎖状態にある場合に当該ケース1Uに作用する閉鎖力を
利用してシャッター部材21に外力を加えて遮断解除位
置に位置決め保持し,かつ当該上部ケース1Uが開放さ
れた場合にシャッター部材21が遮断位置に復帰するの
を許容する押圧リブ41を具備した構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学系を備えたレーザ
プリンタ等の電子写真装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真装置は、印字データに基き光学
系からレーザ光を感光体に照射して静電潜像を形成し,
この潜像を現像後,用紙に転写・定着させる構成とされ
ているのが一般的である。
【0003】かかる電子写真装置の代表的な従来例を図
9に示す。図において、1は電子写真装置の各構成部品
を内蔵する本体ケースである。本体ケース1は、内蔵部
品の交換や保守・点検等を容易に行えるように、下部ケ
ース1Lと上部ケース1Uとに2分割され、上部ケース
1Uは支点(回転連結部3)を介して下部ケース1Lに
開閉可能に連結されている。
【0004】ここにおいて、下部ケース1Lには、電子
写真プロセスユニット5(感光体6,帯電器7A,現像
器7B,感光体クリーニング装置7C等),転写器8お
よび定着器(図示省略)等が設けられている。
【0005】一方、光学系11は、電子写真プロセスユ
ニット5の着脱等に便宜なように上部ケース1Uに設け
られることが多い。この光学系11は、上部ケース1U
に装着された箱状の光学ケース17を有しており、この
光学ケース17には光源12や光学部品(レンズ14,
反射ミラー15,回転多面鏡としてのポリゴンミラー1
6)等が内蔵されている。また、光学ケース17には、
感光体6に対向して出射口18が設けられている。
【0006】光源12から印字データに基き発せられた
レーザ光は、光路Lに沿って進行してポリゴンミラー1
6に入光する。そして、レーザ光は、所定方向に回転駆
動されるポリゴンミラー16によって偏光走査された
後、レンズ14,反射ミラー15等を介して感光体6の
周面上に結像して微小なビームスポットを形成する。こ
うして、感光体6上に多数形成されたビームスポットに
よって静電潜像が形成される。感光体6に形成された静
電潜像は、現像器7Bによって現像され、転写器7Cお
よび定着器で転写・定着される。
【0007】ところで、上記した電子写真装置では、内
部点検等を行うために上部ケース1Uを開けた場合に、
レーザ光が直接人体に当たると危険であるので、種々の
安全対策が講じられている。
【0008】この安全対策の一つとして、上部ケース1
Uが開放されたことをマイクロスイッチ等で検出して光
源12の駆動を停止する駆動停止装置(図示省略)が設
けられるとともに、当該装置が万一作動しなくとも安全
なように,レーザ光の光路Lを遮断するシャッター部材
(21P)が設けられることがある。このシャッター部
材(21P)は、図10に示す如く、光学ケース17内
の支持部材19に、揺動自在に吊り下げられており、上
部ケース1Uが開放されて図9中2点鎖線で示す如く傾
斜された場合には自重により上部ケース1Uに対して矢
印P方向に回動して光路Lを遮断し、上部ケース1Uが
閉鎖されて図9中実線で示す如く水平状態とされた場合
には自重により上部ケース1Uに対して矢印Q方向に回
動して光路Lの遮断を解除するように構成されている。
【0009】これにより、上部ケース1Uが開放した際
に光源12が万が一駆動停止されていない場合でもシャ
ッター部材21Pが光路Lを遮断するので、安全が確保
されることになる。
【0010】なお、上記した上部ケース1Uは、図9に
示す如く、閉鎖位置でロック機構50によって係止され
る。ロック機構50は、上部ケース1U側に設けられた
係合部55と,下部ケース1L側に設けられたロックレ
バー51とから構成されている。
【0011】ロックレバー51は、側方から押圧されな
い状態ではフック部52がスプリング53の付勢力によ
って係合部55と係合して上部ケース1Uを閉鎖位置に
ロック(係止)し,かつ側方から押圧力Fが加えられた
場合にはスプリング53の付勢力に抗しつつ支軸54を
中心として図9中反時計回り方向に回動してフック部5
2と係合部55との係合関係が解除され,上部ケース1
Uを回動フリー状態とするように構成されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の電子写真装置においては、上部ケース1Uを開放状
態から閉鎖する際に、当該上部ケース1U等に外部から
振動等が作用すると、シャッター部材21Pが揺れ動い
て光路Lの遮断が解除され,レーザ光が本体ケース1外
に漏れ出すおそれがあり安全上問題がある。
【0013】また、上記電子写真装置では、光学系11
は上部ケース1Uに設けられているため、上部ケース1
Uの熱変形や回転連結部3のガタ等により感光体6に対
する位置精度を高めにくい。そこで、光学系11が下部
ケース1L側に設けられることがあるが、かかる場合に
は上記構成のシャッター部材21Pを光学系11に取付
けても役には立たないので、当該シャッター部材21P
に代わって上部ケース1Uの開閉に応じて光路Lの遮断
・遮断解除を行える技術の開発が要請されている。
【0014】かかる要請に応じる一策として、上部ケー
ス1Uの開閉をマイクロスイッチ等で検出し,かかる検
出結果に基きモータを駆動してシャッター部材を移動さ
せ光路Lの遮断・遮断解除を行う電動式の光路遮断装置
を設けることが考えられる。しかし、これでは装置が複
雑化し、大型化,コスト増大を招いてしまう。
【0015】本発明の目的は、上記事情に鑑み、小型化
およびコスト低減化を図りつつ、光学系の設置位置の如
何にかかわらず上部ケースを開放した場合には光路を確
実に遮断してレーザ光が外部に漏れ出すのを防止するこ
とができる電子写真装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電子写真装
置は、下部ケースとこの下部ケースに開閉可能に設けら
れた上部ケースとからなる本体ケースと、この本体ケー
スに設けられた光学ケースと当該光学ケースに内蔵され
た光源と光学部品とを含んでなり光源から発したレーザ
光を光学ケース内の光路を通して外部へ照射可能な光学
系とを備えた電子写真装置において、前記光源から発し
たレーザ光を通すための穴を有し,前記光路を遮断する
遮断位置および該穴が光路と整合して光路遮断を解除す
る遮断解除位置のいずれかに位置決め保持可能なシャッ
ター部材と、このシャッター部材を遮断位置に位置決め
保持されるように付勢する付勢手段と、前記上部ケース
が閉鎖状態にある場合に当該上部ケースに作用する閉鎖
力を利用してシャッター部材に外力を加えて遮断解除位
置に位置決め保持し,かつ当該上部ケースが開放された
場合にシャッター部材が遮断位置に復帰するのを許容す
る作動手段と、を設けたことを特徴とする。
【0017】
【作用】上記構成による本発明では、上部ケースを開放
すると、作動手段によるシャッター部材の保持が解除さ
れて、当該シャッター部材は付勢手段の付勢力によって
遮断位置に復帰される。このように、シャッター部材
は、付勢手段によって付勢されて遮断位置に位置決め保
持されるので、外部から振動等が加わっても不用意に動
くようなことはなく確実に光路を遮断した状態を維持す
る。
【0018】上部ケースを開放した状態から閉鎖する
と、作動手段は、上部ケースに作用する閉鎖力を利用し
てシャッター部材に外力を加えて遮断解除位置に位置決
め保持する。これにより、光源から発したレーザ光を、
シャッター部材に妨げられることなく光学ケース内の光
路を通して外部へ照射することができる。
【0019】したがって、付勢手段の付勢力と上部ケー
スに作用する閉鎖力とを利用して、上部ケースの開閉に
応じて光学系の光路を確実に遮断・遮断解除することが
でき、小型化およびコスト低限を図りつつ安全を確保で
きる。
【0020】
【実施例】本発明の実施例を、図面を参照して説明す
る。 (第1実施例)本電子写真装置は、図1〜図4に示す如
く、本体ケース1および光学系11〔光源12,光学部
品(スリット13,レンズ14A,14B,ポリゴンミ
ラー16等),光学ケース17〕等の基本的構成が従来
例(図9)と同様とされているが、下部ケース1Lに設
けた光学系11に対応してシャッター部材21と付勢手
段(31)と作動手段(41)とを設け、付勢手段(3
1)の付勢力と上部ケース1Uに作用する閉鎖力とを利
用して,上部ケース1Uの開閉に応じて光学系11の光
路Lを遮断・遮断解除可能に設けた構成とされている。
なお、従来例(図9)と共通する構成要素については同
一の符号を付し、その説明を簡略または省略する。
【0021】シャッター部材21は、図2および図3に
示す如く、光学系11の光源12から発したレーザ光を
通すための穴22を有し、光路Lを遮断する遮断位置P
1および穴22が光路Lと整合して光路Lの遮断を解除
する遮断解除位置P2のいずれかに位置決め保持可能と
なるように下部ケース1L側に設けられている。
【0022】本実施例では、シャッター部材21は、光
学系11の光源12とスリット13との間の光路L部分
を遮断・遮断解除できるように,光学ケース17の上部
に貫通穿設されたガイド穴25に上下動可能に嵌挿され
ている。また、シャッター部材21の穴22は、光源1
2から発せられ光路Lに沿って進むレーザ光の横断面積
以上の開口面積を有するように形成されている。また、
遮断位置P1および遮断解除位置P2は、少くとも穴2
2の直径相当離れるように選定されている。
【0023】また、付勢手段(31)は、図3に示す如
く、シャッター部材21を遮断位置P1に位置決め保持
されるように付勢する手段である。本実施例では、付勢
手段は、光学ケース17の上面とシャッター部材21の
上部折曲部23との間に介装された付勢ばね31より形
成されている。
【0024】また、作動手段(41)は、上部ケース1
Uが閉鎖状態にある場合に当該上部ケース1Uに作用す
る閉鎖力を利用してシャッター部材21に外力を加えて
遮断解除位置P2に位置決め保持し,かつ当該上部ケー
ス1Uが開放された場合にシャッター部材21が付勢手
段(31)の付勢力によって遮断位置P1に復帰するの
を許容するように本体ケース1に設けられている。
【0025】本実施例では、作動手段は、上部ケース1
Uの裏面にシャッター部材21を押圧可能に一体形成さ
れた押圧リブ41から構成されている。すなわち、押圧
リブ41は、上部ケース1Uが図1中実線で示す閉鎖位
置にロック機構50によって係止されている場合に,当
該上部ケース1Uに作用する閉鎖力(上部ケース1Uの
自重とロック機構50の係止力)を利用してシャッター
部材21を押圧して遮断解除位置P2まで押下げた状態
で保持し、かつ上部ケース1Uが開放されている場合に
はシャッター部材21から離隔するように形成されてい
る。
【0026】次に、この実施例の作用について説明す
る。上部ケース1Uを開放すると、押圧リブ41がシャ
ッター部材21から離れる。これにより、シャッター部
材21は、付勢ばね31の付勢力によって遮断位置P1
に復帰される。このように、シャッター部材21は、付
勢ばね31によって付勢されて遮断位置P1に位置決め
保持されるので、外部から振動等が加わっても不用意に
動くようなことはなく確実に光路Lを遮断した状態を維
持する。
【0027】上部ケース1Uを開放した状態から閉鎖す
ると、押圧リブ41は、上部ケース1Uに作用する閉鎖
力を利用してシャッター部材21を押圧し遮断解除位置
P2に位置決め保持する。これにより、光源12から発
したレーザ光を、シャッター部材21に妨げられること
なく光学ケース17内の光路Lを通して外部の感光体6
へ照射することができる。
【0028】しかして、この実施例によれば、光源12
から発したレーザ光を通すための穴22を有し,光路L
を遮断する遮断位置P1および遮断解除位置P2のいず
れかに位置決め保持可能なシャッター部材21と、この
シャッター部材21を遮断位置P1に位置決め保持され
るように付勢する付勢ばね31と、上部ケース1Uが閉
鎖状態にある場合に当該上部ケース1Uに作用する閉鎖
力を利用してシャッター部材21に外力を加えて遮断解
除位置P2に位置決め保持し,かつ当該上部ケース1U
が開放された場合にシャッター部材21が遮断位置P1
に復帰するのを許容する押圧リブ41とを設けた構成と
したので、付勢ばね31の付勢力と上部ケース1Uに作
用する閉鎖力とを利用して、上部ケース1Uの開閉に応
じて光学系11の光路Lを確実に遮断・遮断解除するこ
とができる。その結果、小型化およびコスト低減化を図
りつつ上部ケース1Uを開放した場合には光学系11の
光路Lを確実に遮断してレーザ光が外部に洩れ出すのを
防止することができる。
【0029】また、シャッター部材21を、光学ケース
17のガイド穴25で横方向位置を規制しつつ上下方向
に案内する構成としたので、ガタツキなく上下動させて
一段と光路Lを円滑かつ確実に遮断・遮断解除すること
ができる。
【0030】また、付勢手段を付勢ばね31より形成し
たので、一段と構成が簡素化されより一層のコスト低減
を図ることができる。
【0031】また、作動手段を、上部ケース1Uの裏面
に一体形成された押圧リブ41より形成したので、一段
と構成が簡素化されるとともにより一層のコスト低減を
図ることができる。
【0032】なお、上記第1実施例では、作動手段を押
圧リブ41から構成したが、図5に示す如くシャッター
部材21の上部に突設した係合突起43から構成しても
よい。
【0033】この係合突起43は、上部ケース1Uの閉
鎖時に当該ケース1Uの裏面と当接した状態で押し下げ
られてシャッター部材21を遮断解除位置P2に位置決
め保持し,上部ケース1Uの開放時に当該ケース1Uの
裏面と離隔するように形成されている。
【0034】かかる構成により、より一層の装置の簡素
化を図りつつ上部ケース1Uを開放した場合にレーザ光
が外部漏洩するのを確実に防止することができる。
【0035】また、作動手段を、図6に示す如き倍力機
構45を利用して形成してもよい。この倍力機構45
は、一端部が光学ケース17の上面に支持部材47を介
して回転支持され,かつ中央部にシャッター部材21の
突起部24が連結されたレバー46と、上部ケース1U
閉鎖時にレバー46の他端部(自由端部)を押圧してシ
ャッター部材21を遮断解除位置P2に位置決め保持で
きるように上部ケース1Uの裏面に形成された押圧リブ
41Aとから構成されている。
【0036】かかる構成により、小型化およびコスト低
減化を図りつつ上部ケース1Uを開放した場合にレーザ
光が外部漏洩するのを防止することができるとともに、
より軽い力で上部ケース1Uを閉鎖することができる。
【0037】(第2実施例)第2実施例は、図7および
図8に示される。本第2実施例に係る電子写真装置で
は、光学系11,シャッター部材21および付勢手段と
しての付勢ばね31を上部ケース1U側に設けるととも
に、作動手段としての押圧部材42を下部ケース1L側
に設けた構成とされている。なお、第1実施例(図1〜
図6)と共通する構成要素については同一の符号を付
し、その説明を簡略または省略する。
【0038】シャッター部材21は、図8に示す如く、
光源12から発せられたレーザ光を通すための穴22を
有し,光学ケース17の下面に穿設形成されたガイド穴
25Aに上下動可能に嵌挿されている。このシャッター
部材21の下部折曲部26と光学ケース17の下面との
間には、付勢ばね31が介装されている。この付勢ばね
31は、シャッター部材21を遮断位置P1に位置決め
保持されるように弾性支持している。
【0039】また、押圧部材42は、上部ケース1Uの
閉鎖時にシャッター部材21の下部折曲部26と当接し
て当該シャッター部材21を遮断解除位置P2まで押上
げ可能,かつ上部ケース1Uの開放時にシャッター部材
21と離隔可能に設けられている。
【0040】かかる構成により、上部ケース1Uを開放
すると、押圧部材42がシャッター部材21から離れ
る。これにより、シャッター部材21は、付勢ばね31
の付勢力によって遮断位置P1に復帰される。ここにお
いて、シャッター部材21は、付勢ばね31の付勢力に
よって遮断位置P1に位置決め保持されるので、外部か
ら振動等から加わっても不用意に動くようなことはなく
確実に光路Lを遮断した状態を維持する。
【0041】また、上部ケース1Uを開放した状態から
閉鎖すると、押圧部材42は、上部ケース1Uに作用す
る閉鎖力を利用してシャッター部材21を押圧して遮断
解除位置P2に位置決め保持する。
【0042】したがって、付勢ばね31の付勢力と上部
ケース1Uに作用する閉鎖力とを利用して、上部ケース
1Uの開閉に応じて光学系11の光路Lを確実に遮断・
遮断解除することができる。
【0043】なお、上記第1,第2実施例においては、
作動手段(41,42,43,45)で光源12とスリ
ット13との間の光路L部分を遮断・遮断解除する構成
としたが、光学ケース17内の光路Lの他の部分を遮断
・遮断解除するように構成してもよい。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、光路遮断位置および遮
断解除位置のいずれかに位置決め保持可能なシャッター
部材と、このシャッター部材を遮断位置に位置決め保持
されるように付勢する付勢手段と、上部ケースが閉鎖状
態にある場合に当該上部ケースに作用する閉鎖力を利用
してシャッター部材に外力を加えて遮断解除位置に位置
決め保持し,かつ当該上部ケースが開放された場合にシ
ャッター部材が遮断位置に復帰するのを許容する作動手
段と、を設けた構成としたので、付勢手段の付勢力と上
部ケースに作用する閉鎖力とを利用して、上部ケースの
開閉に応じて光学系の光路を確実に遮断・遮断解除する
ことができる。その結果、小型化およびコスト低減化を
図りつつ、上部ケースを開放した場合には光学系の光路
を確実に遮断してレーザ光が外部に洩れ出すのを防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を説明するための図であ
る。
【図2】同じく、上部ケースを閉鎖してシャッター部材
を遮断解除位置へ位置決め保持した様子を示す図であ
る。
【図3】同じく、上部ケースを開放してシャッター部材
を遮断位置へ位置決め保持した様子を示す図である。
【図4】同じく、シャッター部材と光源との位置関係を
説明するための平面図である。
【図5】同じく、作動手段の変形例を説明するための図
である。
【図6】同じく、作動手段の別の変形例を説明するため
の図である。
【図7】本発明の第2実施例を説明するための図であ
る。
【図8】同じく、押圧部材とシャッター部材との位置関
係を説明するための図である。
【図9】電子写真装置の従来構成を説明するための一部
を切欠いた側面図である。
【図10】同じく、光学系の光路を遮断・遮断解除可能
なシャッター部材を説明するための斜視図である。
【符号の説明】
1 本体ケース 1L 下部ケース 1U 上部ケース 11 光学系 12 光源 21 シャッター部材 22 穴 31 付勢ばね(付勢手段) 41 押圧リブ(作動手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部ケースとこの下部ケースに開閉可能
    に設けられた上部ケースとからなる本体ケースと、この
    本体ケースに設けられた光学ケースと当該光学ケースに
    内蔵された光源と光学部品とを含んでなり光源から発し
    たレーザ光を光学ケース内の光路を通して外部へ照射可
    能な光学系とを備えた電子写真装置において、 前記光源から発したレーザ光を通すための穴を有し,前
    記光路を遮断する遮断位置および該穴が光路と整合して
    光路遮断を解除する遮断解除位置のいずれかに位置決め
    保持可能なシャッター部材と、 このシャッター部材を遮断位置に位置決め保持されるよ
    うに付勢する付勢手段と、 前記上部ケースが閉鎖状態にある場合に当該上部ケース
    に作用する閉鎖力を利用してシャッター部材に外力を加
    えて遮断解除位置に位置決め保持し,かつ当該上部ケー
    スが開放された場合にシャッター部材が遮断位置に復帰
    するのを許容する作動手段と、 を設けたことを特徴とする電子写真装置。
JP6182523A 1994-08-03 1994-08-03 電子写真装置 Pending JPH0844161A (ja)

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