JPH0842064A - 柱用鉄筋篭の建込方法および建込治具 - Google Patents

柱用鉄筋篭の建込方法および建込治具

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JPH0842064A
JPH0842064A JP19467194A JP19467194A JPH0842064A JP H0842064 A JPH0842064 A JP H0842064A JP 19467194 A JP19467194 A JP 19467194A JP 19467194 A JP19467194 A JP 19467194A JP H0842064 A JPH0842064 A JP H0842064A
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JP
Japan
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rebar
screw
nut
cage
horizontal plate
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JP19467194A
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English (en)
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Hisao Tateno
久夫 舘野
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Tokyo Tekko Co Ltd
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Tokyo Tekko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】柱用鉄筋篭の建込に際して、クレーンの吊り下
げ時間を短縮する。 【構成】コンクリート構造物のねじ鉄筋21に、建込治
具50をセットしておく。建込治具の下側水平板部51
と上側水平板部52には、それぞれスリット54,55
が形成されている。下側水平板部51のスリット54に
ねじ鉄筋21が収容された状態で、この水平板部51
は、ねじ鉄筋21に螺合されたカプラーナット30と第
1ロックナット31により挟まれて支持される。柱用鉄
筋篭10をクレーン100で吊り下げ、そのねじ鉄筋1
1を上側水平板部52のスリット55に通し、予め螺合
されていた第2ロックナット32を上側水平板部52に
載せ、柱用鉄筋篭10を自立させる。クレーンによる吊
り下げ状態を解除後に、カプラーナット30でねじ鉄筋
11,21を連結し、建込治具50を抜き取り、両ロッ
クナット31,32をカプラーナット30に締め付け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、柱用鉄筋籠の建込方法
およびこの建込のために用いられる治具に関する。
【0002】
【従来の技術】柱用鉄筋籠は、複数の主筋の回りに剪断
補強筋を配置させることにより構成されている。この柱
用鉄筋篭は、その主筋の下端部を下層階の柱用鉄筋籠の
主筋の上端部に連結することにより建込まれる。なお、
下層階の柱用鉄筋篭には、コンクリートが既に打設され
ていて、コンクリート構造物が構成されている。上記主
筋同士の連結の方法としてねじ結合を利用する方法があ
る。詳述すると、上下の柱用鉄筋篭の主筋はねじ鉄筋
(外周にねじフシを有する鉄筋)からなる。このねじ鉄
筋同士がカプラーナットで連結され、このカプラーナッ
トの両側が一対のロックナットにより締め付けられる。
【0003】上記柱用鉄筋籠の建込方法では、まず、柱
用鉄筋篭とコンクリート構造物のねじ鉄筋にロックナッ
トをそれぞれ螺合させておき、いずれか一方のねじ鉄筋
にカプラーナットを螺合させておく。そして、柱用鉄筋
籠をクレーンで吊り下げて、コンクリート構造物の真上
まで運搬し、さらに、下降させて両ねじ鉄筋を接近させ
る。この吊り下げ状態で、上側のねじ鉄筋を下側のねじ
鉄筋と同一直線上に位置させながら、一方のねじ鉄筋に
螺合されていたカプラーナットの半分を他方のねじ鉄筋
に螺合させる。すべてのねじ鉄筋同士のカプラーナット
による連結が終了した時に、クレーンによる柱用鉄筋籠
の吊り下げ状態を解除する。その後で、それぞれのねじ
鉄筋に螺合されていたロックナットをカプラーナットに
向けて締付けることにより、柱用鉄筋籠の建込が完了す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記建
込方法では、カプラーナットによるねじ鉄筋の連結が終
了するまでは、クレーンによる柱用鉄筋篭の吊り下げ状
態を維持しておかなければならない。しかも、カプラー
ナットによる連結はねじ鉄筋同士のピッチ調整作業を伴
うので、上記吊り下げ時間は長くなってしまう。その結
果、各柱用鉄筋篭の建込みのためにクレーンを使用する
時間が長くなり、クレーンの使用効率が悪かった。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、請求項1の柱用鉄筋籠の建込方法では、コンクリー
ト構造物のねじ鉄筋に予めカプラーナットを螺合させ、
柱用鉄筋籠のねじ鉄筋に予め補助ナットを螺合させ、柱
用鉄筋篭を吊り下げて、柱用鉄筋篭のねじ鉄筋をコンク
リート構造物のねじ鉄筋と同一直線上に位置させた状態
で、コンクリート構造物に設置した建込治具の水平載置
部に、柱用鉄筋篭のねじ鉄筋を貫通させるとともに補助
ナットを載せることにより、柱用鉄筋篭を自立させ、こ
の自立後に上記カプラーナットを上方へ移動させて、こ
のカプラーナットにより両者のねじ鉄筋を連結すること
を特徴とする。請求項2では、上記補助ナットを建込治
具上で回すことにより、柱用鉄筋篭のねじ鉄筋を昇降さ
せて、コンクリート構造物のねじ鉄筋に対する柱用鉄筋
篭のねじ鉄筋のピッチ調整を行うことを特徴とする。請
求項3では、上記コンクリート構造物のねじ鉄筋にはカ
プラーナットとともにその下方に配置された第1ロック
ナットが予め螺合されており、柱用鉄筋篭のねじ鉄筋に
予め螺合された補助ナットは、第2ロックナットとして
提供され、上記建込治具は、第1スリットを有する下側
水平板部と、上記第1スリットと平行をなす第2スリッ
トを有する上記水平載置部としての上側水平板部と、両
水平板部を連結する連結部とを備えており、上記建込治
具の下側水平板部の第1スリットにコンクリート構造物
のねじ鉄筋を嵌めた状態で、この下側水平板部をカプラ
ーナットと第1ロックナットで挟むことにより、建込治
具を予めセットしておき、このセット状態で、コンクリ
ート構造物のねじ鉄筋の上方に配置された上側水平板部
のスリットに柱用鉄筋篭のねじ鉄筋を通し、第2ロック
ナットを上側水平板部に載せることにより、柱用鉄筋篭
を自立させ、この後で、カプラーナットにより両者のね
じ鉄筋を連結し、さらに、建込治具を水平移動させて両
者のねじ鉄筋から抜き取り、最後に、第1,第2ロック
ナットをカプラーナットに向かって締め付けることを特
徴とする。さらに請求項4の建込治具では、(イ)上記
カプラーナットとその下方の第1ロックナットに挟まれ
て支持されるとともに、コンクリート構造物のねじ鉄筋
を抜き差し可能に収容する第1スリットを有する下側の
水平板部と、(ロ)上記第1スリットと平行をなし柱用
鉄筋篭のねじ鉄筋を抜き差し可能に収容する第2スリッ
トを有し、かつ上記第2ロックナットを載せて支持する
上側の水平板部と、(ハ)下側水平板部と上側水平板部
とを連結する連結部と、を備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】請求項1の建込方法では、柱用鉄筋籠のねじ鉄
筋に螺合された補助ナットを建込治具に載せて自立させ
た後は、コンクリート構造物のねじ鉄筋と柱用鉄筋篭の
ねじ鉄筋とをカプラーナットにより連結する作業におい
て、柱用鉄筋篭のクレーン等による吊り下げを必要とせ
ず、この吊り下げ状態を速やかに解除することができ
る。そのため、吊り下げのためのクレーン等の使用時間
を大幅に減らすことができる。請求項2の建込方法で
は、補助ナットを建込治具の上で回すことにより、ねじ
鉄筋を上下方向に微少量移動させることができ、コンク
リート構造物のねじ鉄筋と柱用鉄筋篭のねじ鉄筋のピッ
チ合わせを簡単に行うことができる。請求項3,4の建
込方法,建込治具によれば、建込治具をカプラーナット
と第1ロックナットによりセットすることができ、建込
治具の位置決めを簡単に行うことができる。また、建込
治具の上側水平板部の第2スリットに柱用鉄筋篭のねじ
鉄筋を挿入することにより、このねじ鉄筋の位置決めも
簡単に行うことができる。さらに、カプラーナットによ
りねじ鉄筋同士を連結した後は、建込治具を水平移動さ
せることにより、ねじ鉄筋から抜き取ることができ、そ
の後のロックナットによる締付作業を支障なく行うこと
ができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係る柱用鉄筋籠の建込方法の
一実施例を図面に基いて説明する。図1に示すように建
込むべき柱用鉄筋篭10は、互いに平行をなす複数例え
ば4本のねじ鉄筋11(主筋)と、このねじ鉄筋11の
周囲に配置されねじ鉄筋11に沿って間隔をおいて配置
された多数の剪断補強筋12とを、番線により結ぶこと
により、構成されている。他方、下層の柱用鉄筋篭は上
記柱用鉄筋篭と同一構成をなし既にコンクリートに埋め
込まれており、このコンクリート構造物20からは、下
層の柱用鉄筋篭のねじ鉄筋21が上方に垂直に突出して
いる。
【0008】後述する建込作業に先立って、図1,図2
に示すように、ねじ鉄筋21には、予めカプラーナット
30が螺合されるとともに、これより下方に第1ロック
ナット31が螺合されている。また、柱用鉄筋籠10の
ねじ鉄筋11には第2ロックナット32が螺合されてい
る。
【0009】本発明の特徴は、建込作業において、建込
治具50を用いることである。この建込治具50は、図
6に最も良く示されているように、下側水平板部51と
上側水平板部52(水平載置部)と、両者を連結する垂
直板部53(連結部)とを有して、コ字形をなしてい
る。水平板部51,52には、互いに平行をなす同形状
の第1,第2のスリット54,55が形成されている。
これらスリット54,55は、上記ねじ鉄筋11,21
の外径とほぼ等しい幅を有しており、水平板部51,5
2の先端縁に開口し、その奥端部54a,55aは半円
筒面を有している。
【0010】上記建込治具50は、建込作業に先立って
予めねじ鉄筋21にセットされている。詳述すると、図
6の想像線で示すように、下側の水平板部51のスリッ
ト54の奥端部54aにねじ鉄筋21を収容し、この水
平板部51をカプラーナット30と第1ロックナット3
1との間で締付けて挟持する。その結果、上側の水平板
部52はねじ鉄筋21の上方に水平に配置される。上記
建込治具50は図1,図2に示すように4本のねじ鉄筋
21のすべてにセットされる。なお、すべての建込治具
50の上側水平板部52のスリット55は、互いに平行
をなしているのが好ましい。
【0011】上記のようにして建込治具50をセットし
た後で、図1,図2に示すように柱用鉄筋篭10をクレ
ーンのフック100で吊り下げ、ねじ鉄筋21の上方ま
で運搬する。そして、図2に想像線で示すように、柱用
鉄筋籠10を降下させて、柱用鉄筋篭10のねじ鉄筋1
1を建込治具50の上側水平板部52のスリット55に
収容させるとともに、ねじ鉄筋11に螺合させた第2ロ
ックナット32を上側水平板部52の上面に載せる。こ
の際、図7に最も良く示すように、ねじ鉄筋11をスリ
ット55の奥端部55aに合わせることにより、ねじ鉄
筋11はねじ鉄筋21と同一直線上に位置決めされるこ
とになる。
【0012】上記のように、4本のねじ鉄筋11に螺合
された第2ロックナット32が、4本のねじ鉄筋21に
セットされた建込治具50の上側水平板部52に載るこ
とにより、柱用鉄筋籠10は自立する。なお、第2ロッ
クナット32のねじ鉄筋11に対する螺合位置はねじ鉄
筋11の下端から所定距離離れているので、柱用鉄筋篭
10は垂直に自立している。また、上記建込治具50の
ねじ鉄筋21に対する取り付け位置も決まっており、柱
用鉄筋籠10の主筋11の下端面とねじ鉄筋21の上端
面との間隔Sは、決められた微小量とすることができ
る。
【0013】上記柱用鉄筋篭10が自立した後は、柱用
鉄筋籠10はクレーンによる吊り下げ状態を解除され、
図3に示す状態になる。この状態で、第2ロックナット
32を回すことにより、ねじ鉄筋11を微少量上下移動
させ、ねじ鉄筋21とピッチを合わせる。次に、図4に
示すように、カプラーナット30を回動させて上方へ移
動し、その半分を柱用鉄筋籠10のねじ鉄筋11の下端
部に螺合させる。
【0014】続いて、図5に示すように、建込治具50
をスリット54,55の延び方向に水平移動させること
により、ねじ鉄筋11,21から抜き取る。この抜き取
りに先立って建込治具50の水平板部51の下面,水平
板部52の上面にそれぞれ当たっているロックナット1
1,21のいずれか一方を建込治具50から離す方向に
緩めておくのが好ましい。
【0015】次に、ロックナット31,32をカプラー
ナット30に向かって移動させ、その上下端面に締付け
る。これにより、ねじ鉄筋11,21の強固な連結が得
られると共に、柱用鉄筋篭10の建込が完了する。この
建込完了後にコンクリートを打設して、柱用鉄筋篭10
をコンクリートに埋め込む。
【0016】本発明は上記実施例に制約されず、種々の
態様が可能である。例えば、建込治具は、ねじ鉄筋21
にセットせず、コンクリート構造物20の上面に載せて
もよい。また、建込治具の水平板部は、柱用鉄筋篭のね
じ鉄筋を通す穴を有し、ねじ鉄筋に対して抜き取り不能
であってもよい。この場合には、ねじ鉄筋と一緒にコン
クリートに埋め込まれる。カプラーナットの両端をロッ
クナットで締め付ける代わりに、カプラーナットにグラ
ウト材を充填して、連結強度を高めてもよい。
【0017】
【発明の効果】以上のように、請求項1の柱用鉄筋籠の
建込方法によれば、建込治具を用いて柱用鉄筋籠を自立
させるので、この自立後は、コンクリート構造物のねじ
鉄筋と柱用鉄筋篭のねじ鉄筋とをカプラーナットにより
連結する作業において、柱用鉄筋篭のクレーン等による
吊り下げを必要とせず、クレーン等の使用時間を大幅に
減らすことができる。請求項2の建込方法では、補助ナ
ットを回すことにより、コンクリート構造物のねじ鉄筋
と柱用鉄筋篭のねじ鉄筋のピッチ合わせを簡単に行うこ
とができる。請求項3,4の建込方法,建込治具によれ
ば、建込治具を簡単に位置決めできる。また、柱用鉄筋
篭のねじ鉄筋の位置決めも簡単に行うことができる。さ
らに、カプラーナットによりねじ鉄筋同士を連結した後
は、建込治具を水平移動させることにより、ねじ鉄筋か
ら抜き取ることができ、その後のロックナットによる締
付作業を支障なく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る柱用鉄筋籠の建込方法の一実施例
の第一工程を示す斜視図である。
【図2】同実施例の第一工程の側面図である。
【図3】同実施例の第二工程の側面図である。
【図4】同実施例の第三工程の側面図である。
【図5】同実施例の第四工程の側面図である。
【図6】同実施例に用いられる建込治具とコンクリート
構造物のねじ鉄筋に螺合されるカプラーナットおよび第
1ロックナットを示す要部拡大斜視図である。
【図7】柱用鉄筋篭の自立状態での要部拡大斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 … 柱用鉄筋籠 11 … ねじ鉄筋 20 … コンクリート構造物 21 … ねじ鉄筋 30 … カプラーナット 31 … 第1ロックナット 32 … 第2ロックナット 50 … 建込治具 51 … 下側水平板部 52 … 上側水平板部(水平載置部) 53 … 垂直板部(連結部) 54 … 第1スリット 55 … 第2スリット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のねじ鉄筋を主筋として含む柱用鉄
    筋籠を、上方へ突出した複数のねじ鉄筋を含むコンクリ
    ート構造物の上方に配置し、柱用鉄筋篭のねじ鉄筋とコ
    ンクリート構造物のねじ鉄筋とを連結することにより、
    柱用鉄筋籠を建込む方法において、 コンクリート構造物のねじ鉄筋に予めカプラーナットを
    螺合させ、柱用鉄筋籠のねじ鉄筋に予め補助ナットを螺
    合させ、 柱用鉄筋篭を吊り下げて、柱用鉄筋篭のねじ鉄筋をコン
    クリート構造物のねじ鉄筋と同一直線上に位置させた状
    態で、コンクリート構造物に設置した建込治具の水平載
    置部に、柱用鉄筋篭のねじ鉄筋を貫通させるとともに補
    助ナットを載せることにより、柱用鉄筋篭を自立させ、 この自立後に上記カプラーナットを上方へ移動させて、
    このカプラーナットにより両者のねじ鉄筋を連結するこ
    とを特徴とする柱用鉄筋籠の建込方法。
  2. 【請求項2】 上記補助ナットを建込治具上で回すこと
    により、柱用鉄筋篭のねじ鉄筋を昇降させて、コンクリ
    ート構造物のねじ鉄筋に対する柱用鉄筋篭のねじ鉄筋の
    ピッチ調整を行うことを特徴とする請求項1に記載の柱
    用鉄筋籠の建込方法。
  3. 【請求項3】 上記コンクリート構造物のねじ鉄筋には
    カプラーナットとともにその下方に配置された第1ロッ
    クナットが予め螺合されており、柱用鉄筋篭のねじ鉄筋
    に予め螺合された補助ナットは、第2ロックナットとし
    て提供され、上記建込治具は、第1スリットを有する下
    側水平板部と、上記第1スリットと平行をなす第2スリ
    ットを有する上記水平載置部としての上側水平板部と、
    両水平板部を連結する連結部とを備えており、上記建込
    治具の下側水平板部の第1スリットにコンクリート構造
    物のねじ鉄筋を嵌めた状態で、この下側水平板部をカプ
    ラーナットと第1ロックナットで挟むことにより、建込
    治具を予めセットしておき、このセット状態で、コンク
    リート構造物のねじ鉄筋の上方に配置された上側水平板
    部のスリットに柱用鉄筋篭のねじ鉄筋を通し、第2ロッ
    クナットを上側水平板部に載せることにより、柱用鉄筋
    篭を自立させ、この後で、カプラーナットにより両者の
    ねじ鉄筋を連結し、さらに、建込治具を水平移動させて
    両者のねじ鉄筋から抜き取り、最後に、第1,第2ロッ
    クナットをカプラーナットに向かって締め付けることを
    特徴とする請求項1,2のいずれかに記載の柱用鉄筋篭
    の建込方法。
  4. 【請求項4】 複数のねじ鉄筋を主筋として含む柱用鉄
    筋籠を、上方へ突出した複数のねじ鉄筋を含むコンクリ
    ート構造物の上方に配置し、柱用鉄筋篭のねじ鉄筋とコ
    ンクリート構造物のねじ鉄筋とを、予めコンクリート構
    造物のねじ鉄筋に螺合されたカプラーナットおよび第1
    ロックナットと、柱用鉄筋篭のねじ鉄筋に螺合された第
    2ロックナットとを用いて連結することにより、柱用鉄
    筋籠を建込む際に用いられる建込治具であって、 (イ)上記カプラーナットとその下方の第1ロックナッ
    トに挟まれて支持されるとともに、コンクリート構造物
    のねじ鉄筋を抜き差し可能に収容する第1スリットを有
    する下側の水平板部と、 (ロ)上記第1スリットと平行をなし柱用鉄筋篭のねじ
    鉄筋を抜き差し可能に収容する第2スリットを有し、か
    つ上記第2ロックナットを載せて支持する上側の水平板
    部と、 (ハ)下側水平板部と上側水平板部とを連結する連結部
    と、を備えたことを特徴とする連結治具。
JP19467194A 1994-07-27 1994-07-27 柱用鉄筋篭の建込方法および建込治具 Pending JPH0842064A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101375346B1 (ko) * 2012-04-10 2014-03-19 서보산업 주식회사 철근 커플링용 철근 서포트 지그
US10041252B1 (en) * 2016-07-28 2018-08-07 Steven James Bongiorno Bar sleeve
CN112609903A (zh) * 2020-12-17 2021-04-06 上海宝冶集团有限公司 一种钢筋连接组件及利用pc构件进行建造的方法

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