JPH0839696A - タイヤ成形装置 - Google Patents

タイヤ成形装置

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JPH0839696A
JPH0839696A JP6197282A JP19728294A JPH0839696A JP H0839696 A JPH0839696 A JP H0839696A JP 6197282 A JP6197282 A JP 6197282A JP 19728294 A JP19728294 A JP 19728294A JP H0839696 A JPH0839696 A JP H0839696A
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JP
Japan
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drum
belt
band
servicer
shaping
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Withdrawn
Application number
JP6197282A
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English (en)
Inventor
Osamu Fujiki
修 藤木
Tetsuo Tatara
哲夫 多田羅
Kiyotaka Sugimoto
清隆 杉本
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Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業員の移動距離を短縮して作業性を向上
する。 【構成】 バンドドラム12およびベルトドラム14
を共通軸線10に沿ってそれぞれ個別に進退できるよう
に配設し、バンドドラム12の側方にサイドウォール
用、インナライナー用およびプライ用のサービサー2
2、23、24を配置し、ベルトドラム14の側方にベ
ルト用およびトレッド用のサービサー25、26、27
を配置し、バンドドラムおよびベルトドラムの中間点P
を通り共通軸線10と直交する中心線20上で中間点P
から離れた位置にシェーピングドラム29を設け、この
シェーピングドラム29と中間点Pとの間に台車16を
進退自在に設け、この台車16上に回転テーブル15を
介してバンド搬送機19およびベルト搬送機21を並設
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車用タイヤのバ
ンドドラム、ベルトドラムおよびシェーピングドラムか
らなるタイヤ成形装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用タイヤの成形装置として、セン
ターベース上にバンドドラムの支持・駆動用パワーユニ
ット、バンドドラム、シェーピングドラム、ベルトドラ
ムおよび上記シェーピングドラムとベルトドラムの両者
を支持、駆動するパワーユニットを順に配列し、かつバ
ンドドラムとシェーピングドラムとの間にバンドドラム
で成形されたバンドをシェーピングドラムに搬送するた
めのバンド搬送機を配置し、シェーピングドラムとベル
トドラムとの間にベルトドラム上で成形されたベルト・
トレッド積層体をシェーピングドラムに搬送するための
ベルト搬送機を配置したものが知られている(特開平2
−107432号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】バンドドラム上でプラ
イ等を無端状に貼付ける際、またベルトドラム上でベル
ト等を無端状に貼付ける際に上記のプライやベルト等の
帯状部材のジョイント部分をチェックするために必要な
センサー類は、種々開発されているが、これらはまだ高
価であるため、上記のチェックには、作業員個人の感覚
に頼る部分がまだ多く残っている。しかしながら、上記
公知の装置は、バンドドラムとベルトドラムとが両者間
のシェーピングドラムによって隔てられているため、作
業員の歩行距離が長くなり、両者間を移動するのに時間
がかかり、作業性が悪かった。また、シェーピングドラ
ムの軸長(オーバーハング)が長くなるため、精度維持
に問題があった。
【0004】この発明は、シェーピングドラムが全自動
化されていることに着目し、このシェーピングドラムを
比較的遠くに配置し、全自動化が困難なバンドドラムお
よびベルトドラムを近接させることにより、作業員の移
動距離を短縮して作業性を向上し、成形の所要時間を短
縮し、かつシェーピングドラムの軸長を短くして精度維
持を容易にしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のタイヤ成形装
置は、バンドドラム、ベルトドラムおよびシェーピング
ドラムを備えたタイヤ成形装置において、上記のバンド
ドラムおよびベルトドラムを共通の軸線に沿ってそれぞ
れ個別に進退できるように配設し、上記バンドドラムの
側方にサイドウォール用、インナライナー用およびプラ
イ用のサービサーを配置し、上記ベルトドラムの側方に
ベルト用およびトレッド用のサービサーを配置し、上記
のバンドドラムおよびベルトドラムの中間点を通り上記
共通の軸線と直交する中心線上で上記中間点から離れた
位置にシェーピングドラムを設け、このシェーピングド
ラムと上記中間点との間に台車を進退自在に設け、この
台車上に回転テーブルを介してバンド搬送機およびベル
ト搬送機を並設したことを特徴とする。
【0006】この発明の装置において、バンドドラムで
の成形に必要なサービサーおよびベルトドラムでの成形
に必要なサービサーの配置には、種々の態様が存在する
が、第1の態様では、サイドウォール用、インナライナ
ー用およびプライ用のサービサーの1組分が2分され、
その一方がバンドドラムの片側に、他方がバンドドラム
の反対側にそれぞれ配置され、かつベルト用およびトレ
ッド用のサービサーの1組分が2分され、その一方がベ
ルトドラムの片側に、他方がベルトドラムの反対側にそ
れぞれ配置される。
【0007】また、第2の態様では、サイドウォール
用、インナライナー用およびプライ用のサービサーの1
組分がバンドドラムの片側に配置され、ベルト用および
トレッド用のサービサーの1組分がベルトドラムの片側
に配置される。
【0008】
【作用】サイドウォール用サービサーからサイドウォー
ルを、インナライナー用サービサーからインナーライナ
ーを、プライ用サービサーからプライを順に引出してバ
ンドドラムに供給し、貼付けてバンドを形成する。ま
た、ベルト用サービサーからベルトを、トレッド用サー
ビサーからトレッドを順に引出してベルトドラムに供給
し、貼付けてベルト・トレッド積層体を形成する。そし
て、中間点に位置する台車上の回転テーブルを回転して
バンド搬送機をバンドドラムに、またベルト搬送機をベ
ルトドラムにそれぞれ向け、バンド搬送機の位置にバン
ドドラムを移動して該バンドドラム上のバンドをバンド
搬送機に移載し、ベルト搬送機の位置にベルトドラムを
移動してベルトドラム上のベルト・トレッド積層体をベ
ルト搬送機に移載する。
【0009】次いで、上記台車上の回転テーブルを90
度回転してベルト搬送機をシェーピングドラムの方向に
向け、しかるのち台車を移動し、台車上のバンド搬送機
をシェーピングドラム上に位置させてバンド搬送機のバ
ンドをシェーピングドラムに移載する。続いて、台車を
若干後退させ、台車上のベルト搬送機をシェーピングド
ラム上に位置させてシェーピングドラム上のバンドをト
ロイダル状に変形させ、このトロイダル状に変形して得
られた一次ケースにベルト搬送機のベルト・トレッド積
層体を移載する。そして、上記の台車を上記の中間点側
に後退させた後、シェーピングドラムに付属するステッ
チャーでベルト・トレッド積層体を上記のバンドに貼付
けてグリーンタイヤを形成し、しかるのち台車を再び前
進させてベルト搬送機をシェーピングドラム上に位置さ
せ、シェーピングドラム上のグリーンタイヤをベルト搬
送機に移載し、台車を中間点に後退させた後、回転テー
ブルを180度回転してグリーンタイヤを取り外し、続
いて回転テーブルを90度回転してバンド搬送機をバン
ドドラム側に向ける。
【0010】しかして、バンドドラム側サービサーの1
組分を2分し、その一方をバンドドラムの片側に、他方
をその反対側にそれぞれ配置し、かつベルトドラム側サ
ービサーの1組分を2分し、その一方をベルトドラムの
片側に、他方をその反対側にそれぞれ配置した場合は、
バンドドラムおよびベルトドラムの各進退距離が短縮さ
れる。また、バンドドラム用サービサーの1組分をバン
ドドラムの片側に、またベルトドラム用サービサーの1
組分をベルトドラムの片側にそれぞれ配置した場合は、
そのバンドドラムおよびベルトドラムの共通軸線の反対
側に他の1組のバンドドラム、ベルトドラムおよび各種
のサービサーを配列することができる。すなわち、2台
の成形装置を対向して配置し、2台の成形装置を1名の
作業員が受け持つ場合の成形作業を軽減し、かつ2台当
たりの設置面積を節約することができる。
【0011】
【実施例】図1は第1態様の実施例を示し、バンド成形
機11は、右側のバンドドラム12を片持ち状に支持
し、左右方向の共通軸線10に沿って進退する。この共
通軸線10の右端に位置するベルト成形機13は、左側
のベルトドラム14を片持ち状に支持し、上記の共通軸
線10に沿って進退する。上記バンド成形機11および
ベルト成形機13の中間点Pに位置する回転テーブル1
5は、上記の共通軸線10と直交し、高さが等しい中心
線20の下方(図の紙背側)で、該中心線20と平行に
進退する自走式の台車16(図2参照)上に設けられて
いる。
【0012】この台車16は、図2に示すように、上記
の中心線20と平行なレール17上を駆動により走行す
るものであり、上記回転テーブル15の左上に支持台1
8を介してバンド搬送機19が、また右上にベルト搬送
機21が、その軸線が上記の共通軸線10と一致し、回
転テーブル15が90度回転したときは、その軸線が上
記の中心線20と一致するように設けられている。そし
て、上記のバンド搬送機19およびベルト搬送機21
は、それぞれ軸線に対して放射状に進退する複数個の掴
み片(図示されていない)を有し、バンド搬送機19の
掴み片がバンドドラム12上のサイドウォール、インナ
ーライナーおよびプライからなるバンドを、またベルト
搬送機21の掴み片がベルトドラム14上のベルトおよ
びトレッドからなるベルト・トレッド積層体をそれぞれ
抱持するようになっている。
【0013】図1において、上記バンドドラム12の片
側(図1の上方)にサイドウォール用サービサー22お
よびインナーライナー用サービサー23が上記の中心線
20と平行に、かつサイドウォール用サービサー22が
左側に位置するように設けられ、バンドドラム12の反
対側(図1の下方)にプライ用サービサー24が上記の
サイドウォール用サービサー22と対向するように設け
られる。また、上記ベルトドラム14の片側(図1の上
方)に第1ベルト用サービサー25および第2ベルト用
サービサー26が上記の中心線20と平行に、かつ第1
ベルト用サービサー25が左側に位置するように設けら
れ、ベルトドラム14の反対側(図1の下方)にトレッ
ド用サービサー27が上記の第2ベルト用サービサー2
6と対向するように設けられる。
【0014】そして、左側のインナーライナー用サービ
サー23および右側の第1ベルト用サービサー25の間
の中心線20に沿ってシェーピング成形機28が設けら
れる。このシェーピング成形機28は、共通軸線10側
(図1の下側)にシェーピングドラム29を片持ち状に
備えている。なお、シェーピングドラム29の左側に
は、ステッチャー30が設けられる。
【0015】上記の構造において、バンドドラム12、
ベルトドラム14、バンド搬送機19およびベルト搬送
機21がそれぞれ図示の位置にあるとき、バンドドラム
12が左方に移動し、サイドウォール用サービサー22
の前で停止した後、このサイドウォール用サービサー2
2からサイドウォールが供給され、バンドドラム12の
表面に貼付けられる。その貼付けが終わると、バンドド
ラム12が右方に移動してインナーライナー用サービサ
ー23の前で停止し、しかるのちインナーライナーが供
給され、上記サイドウォール上に貼付けられる。そし
て、インナーライナーの貼付けが終わると、バンドドラ
ム12が右方に移動し、プライ用サービサー24の前で
停止し、しかるのちプライが供給され、上記インナーラ
イナー上に貼付けられ、バンドが形成される。
【0016】この間に、右方のベルトドラム14が左側
の第1ベルト用サービサー25の前に移動し、このベル
トドラム14に第1ベルトが供給されて貼付けられる。
この貼付けが終わると、ベルトドラム14が右側の第2
ベルト用サービサー26の前(図示の位置)に移動し、
上記第1ベルト上に第2ベルトが供給されて貼付けられ
る。次いで、トレッド用サービサー27からトレッドが
供給され、上記の第2ベルト上に貼付けられ、ベルト・
トレッド積層体が形成される。
【0017】上記のようにバンドドラム12上でバンド
が成形され、ベルトドラム14上でベルト・トレッド積
層体が成形されると、バンドドラム12が右側のバンド
搬送機19に移動し、バンドドラム12上のバンドがバ
ンド搬送機19に移載される。一方、ベルトドラム14
が左側のベルト搬送機21に移動し、ベルトドラム14
上のベルト・トレッド積層体がベルト搬送機21に移載
される。そして、この移載が終わると、回転テーブル1
5が反時計方向に90度回転し、鎖線で示すように、ベ
ルト搬送機21がシェーピングドラム29の方向に向け
られる。
【0018】次いで、台車16(図2参照)が駆動され
て上記シェーピングドラム29の方に移動し、ベルト搬
送機21がシェーピングドラム29を通り過ぎてバンド
搬送機19がシェーピングドラム29と重なったとき、
上記の台車16が停止し、バンド成形機19のバンドが
シェーピングドラム29に移され、続いて上記の台車1
6が若干後退してベルト搬送機21がシェーピングドラ
ム29に重ねられ、しかるのちシェーピングドラム29
上のバンドがトロイダル状に変形され、このバンドにベ
ルト搬送機21のベルト・トレッド積層体が移載され
る。そして、上記の台車16が中間点Pまで後退した
後、ステッチャ30が駆動され、上記トロイダル状のバ
ンドにベルト・トレッド積層体が貼付けられ、グリーン
タイヤが形成されると、台車16が再び前進し、上記の
グリーンタイヤがシェーピングドラム29から台車16
上のベルト搬送機21に移載され、この台車16が中間
点Pに後退した後、回転テーブル15が時計方向に18
0度回転し、ベルト搬送機21が反対側(図1の下側)
に向けられてグリーンタイヤが取り出される。
【0019】図3は、前記第2態様のタイヤ成形装置を
2組並設した例を示す。一方(図の上側)のタイヤ成形
装置は、一方の共通軸線10に沿ってバンドドラム12
を備えたバンド成形機11、回転テーブル15を介して
バンド搬送機19とベルト搬送機21とを備えた台車1
6、およびベルトドラム14を備えたベルト成形機13
を配設し、上記バンドドラム12の片側(図の上側)に
サイドウォール用サービサー22、インナーライナー用
サービサー23およびプライ用サービサー24を、上記
ベルトドラム14の片側に第1ベルト用サービサー2
5、第2ベルト用サービサー26およびトレッド用サー
ビサー27をそれぞれ並設し、上記共通軸線10と中間
点Pで直交する中心線20にシェーピングドラム29を
備えたシェーピング成形機28を設け、その側方にステ
ッチャー30を設けて構成される。そして、他方(図の
下側)のタイヤ成形装置は、上記一方の成形装置と対称
の形に構成される。
【0020】上記一方のタイヤ成形装置では、バンドド
ラム12がサイドウォール用サービサー22、インナー
ライナー用サービサー23およびプライ用サービサー2
4の前を順に移動することにより、サイドウォール、イ
ンナーライナーおよびプライが順に貼付けられてバンド
が成形され、またベルトドラム14が第1ベルト用サー
ビサー25、第2ベルト用サービサー26およびトレッ
ド用サービサー27の前を順に移動することにより、第
1ベルト、第2ベルトおよびトレッドが順に貼付けら
れ、ベルト・トレッド積層体が成形される。そして、そ
の後は、図1の実施例と同様にして上記のバンドおよび
ベルト・トレッド積層体がシェーピングドラム29に搬
送され、グリーンタイヤが成形される。上記他方のタイ
ヤ成形装置においても、同様に他方のバンドドラム12
でバンドが、またベルトドラム14でベルト・トレッド
積層体がそれぞれ成形され、これらが他方のシェーピン
グドラム29に搬送され、グリーンタイヤが成形され
る。そして、得られたグリーンタイヤは、ベルト搬送機
に移載・搬出され、任意の方向に取出される。なお、上
記2本の共通軸線10の一方または両方を延長し、その
延長部に他の成形装置を配置してもよい。
【0021】
【発明の効果】請求項1に記載した発明は、作業員の判
断作業が必要なバンド成形のためのバンドドラムおよび
ベルト成形のためのベルトドラムを共通の軸線に沿って
進退自在に設け、完全自動化が可能なシェーピングドラ
ムを上記のバンドドラムおよびベルトドラムの中間点を
通り上記共通の軸線と直交する中心線上で上記中間点か
ら離れた位置に設け、バンドドラムとベルトドラムの間
には台車を設け、この台車上に回転テーブルを介してバ
ンド搬送機とベルト搬送機を設けたものであるから、バ
ンドドラムおよびベルトドラム間の距離が両者間にシェ
ーピングドラムを配置した場合に比して短縮され、作業
員によるバンド成形作業およびベルト成形作業が容易に
なる。そして、バンドドラムおよびベルトドラム間に
は、上記の台車を設け、この台車を上記中心線に沿って
移動できるようにしたので、シェーピングドラムに対す
るバンド、ベルト・トレッド積層体およびグリーンタイ
ヤの着脱を何ら支障なく行うことができる。また、シェ
ーピングドラムおよびベルトドラムの両者を共通のパワ
ーユニットで支持、駆動するようにした場合に比してシ
ェーピングドラムの軸長短くなり、精度維持が容易にな
る。また、実施例のように各サービサーを平面配置した
場合は、立体配置の場合に比して作業員からの視認性が
著しく改善される。
【0022】請求項2に記載した発明は、請求項1に記
載した発明において、サイドウォール用、インナライナ
ー用およびプライ用のサービサーの1組分を2分し、そ
の一方をバンドドラムの片側に、他方をバンドドラムの
反対側に配置し、ベルト用およびトレッド用のサービサ
ーの1組分を2分し、その一方をベルトドラムの片側
に、他方をベルトドラムの反対側に配置したものである
から、バンドドラムおよびベルトドラムの各進退距離が
短縮され、その分だけ作業員の移動距離を短くなり、成
形の所要時間が短縮される。
【0023】また、請求項3に記載した発明は、請求項
1に記載した発明において、サイドウォール用、インナ
ライナー用およびプライ用のサービサーの1組分をバン
ドドラムの片側に配置し、ベルト用およびトレッド用の
サービサーの1組分をベルトドラムの片側に配置したも
のであり、共通軸線の反対側が空間となるので、この空
間部分に他の1組のバンドドラム、ベルトドラム、シェ
ーピングドラムおよび各種のサービサーからなるベルト
成形装置を対称形に配列することができ、タイヤ成形装
置2台当たりの設置面積を節約し、しかも2台のバンド
ドラムおよびベルトドラムを近接配置することができ、
その場合は2台のタイヤ成形装置を作業員1名で運転す
ることが可能になる。また、3台以上のタイヤ成形装置
を1名の作業員で運転する場合も、この3台以上のタイ
ヤ成形装置を2本の共通軸線に沿って2列に配置するこ
とにより、上記同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の平面図である。
【図2】台車の正面図である。
【図3】第2実施例の平面図である。
【符号の説明】
10:共通軸線 11:バンド成形機 12:バンドドラム 13:ベルト成形機 14:ベルトドラム 15:回転テーブル 16:台車 17:レール 18:支持台 19:バンド搬送機 20:中心線 21:ベルト搬送機 22:サイドウォール用サービサー 23:インナーライナー用サービサー 24:プライ用サービサー 25:第1ベルト用サービサー 26:第2ベルト用サービサー 27:トレッド用サービサー 28:シェーピング成形機 29:シェーピングドラム 30:ステッチャー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バンドドラム、ベルトドラムおよびシェ
    ーピングドラムを備えたタイヤ成形装置において、上記
    のバンドドラムおよびベルトドラムを共通の軸線に沿っ
    てそれぞれ個別に進退できるように配設し、上記バンド
    ドラムの側方にサイドウォール用、インナライナー用お
    よびプライ用のサービサーを配置し、上記ベルトドラム
    の側方にベルト用およびトレッド用のサービサーを配置
    し、上記のバンドドラムおよびベルトドラムの中間点を
    通り上記共通の軸線と直交する中心線上で上記中間点か
    ら離れた位置にシェーピングドラムを設け、このシェー
    ピングドラムと上記中間点との間に台車を進退自在に設
    け、この台車上に回転テーブルを介してバンド搬送機お
    よびベルト搬送機を並設したことを特徴とするタイヤ成
    形装置。
  2. 【請求項2】 サイドウォール用、インナライナー用お
    よびプライ用のサービサーの1組分を2分し、その一方
    をバンドドラムの片側に、他方をバンドドラムの反対側
    に配置し、ベルト用およびトレッド用のサービサーの1
    組分を2分し、その一方をベルトドラムの片側に、他方
    をベルトドラムの反対側に配置した請求項1記載のタイ
    ヤ成形装置。
  3. 【請求項3】 サイドウォール用、インナライナー用お
    よびプライ用のサービサーの1組分をバンドドラムの片
    側に配置し、ベルト用およびトレッド用のサービサーの
    1組分をベルトドラムの片側に配置した請求項1記載の
    タイヤ成形装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021024282A (ja) * 2019-08-07 2021-02-22 天津賽象科技股▲ふん▼有限公司 成形装置およびタイヤ成形方法

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