JPH0837546A - 個人用デジタル携帯電話(pdc)用ベースバンドプロセッサ及び位相変調された信号を復調する方法 - Google Patents

個人用デジタル携帯電話(pdc)用ベースバンドプロセッサ及び位相変調された信号を復調する方法

Info

Publication number
JPH0837546A
JPH0837546A JP6287503A JP28750394A JPH0837546A JP H0837546 A JPH0837546 A JP H0837546A JP 6287503 A JP6287503 A JP 6287503A JP 28750394 A JP28750394 A JP 28750394A JP H0837546 A JPH0837546 A JP H0837546A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
phase
digitally
modulated
frequency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6287503A
Other languages
English (en)
Inventor
Pearl Joseph
ジョセフ・パール
Doron Rainish
ドロン・レイニッシュ
Erazer Orfwer
オーファー・エラザー
Reshettsu Yona
ヨナ・レシェッツ
Paiss Omurii
オムリー・パイス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
D S P TELECOMMUN Ltd
DSP TELECOMM Ltd
DSP TELECOMMUN Ltd
Original Assignee
D S P TELECOMMUN Ltd
DSP TELECOMM Ltd
DSP TELECOMMUN Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from IL10765693A external-priority patent/IL107656A/en
Application filed by D S P TELECOMMUN Ltd, DSP TELECOMM Ltd, DSP TELECOMMUN Ltd filed Critical D S P TELECOMMUN Ltd
Publication of JPH0837546A publication Critical patent/JPH0837546A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 個人用デジタル式携帯電話(PDC)に用
いるための省スペースかつ低電力のベースバンドプロセ
ッサを提供することを目的とする。 【構成】 デジタル式に変調された信号とアナログ式
に変調された信号とを交互に少なくとも変換するための
特定用途向け集積回路(ASIC)と、前記デジタル式
に変調された信号及び前記デジタル式に復調された信号
をデジタル式に変調及び復調し、かつ前記復調された信
号を音声信号及び制御チャンネル信号にデジタル式に処
理し、かつ前記音声信号及び前記制御チャンネル信号を
前記復調された信号へデジタル式に処理するデジタル信
号処理用集積回路(DSP)とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動可能な遠距離通信
ユニットに関し、特に個人用デジタル携帯電話(PD
C)に関する。
【0002】
【従来の技術】移動可能な携帯電話の需要の増加に伴
い、携帯電話の新しい規格が定められた。欧州デジタル
規格(DSM)、北アメリカの合衆国デジタルセルラー
(USDC)及び日本のパーソナルデジタルセルラー
(PDC)のような規格は、デジタル音声信号と、時分
割多重アクセス(TDMA)プロトコルとを組み合わせ
るものであり、この時分割多重アクセスプロトコルは、
既存のアナログシステムと比較して、通信容量を増加さ
せることができる。
【0003】これらの規格は、ハードウェアとソフトウ
ェアの両方で実現され、ソフトウェアはデジタル信号処
理用集積回路(digital signal pro
cessing chip:DSP)上で動作し、ハー
ドウェアは特定用途向け集積回路(ASISC)上で動
作する。送信端では、ソフトウェアがコーダ・デコーダ
(CODEC)から受けとられた音声信号を圧縮し、ハ
ードウェアが圧縮された音声信号にエラー補正コードと
制御チャンネル信号を加え、この信号を変調し、圧縮さ
れた音声信号を送信する準備がなされる。受信端ではハ
ードウェアが受信された信号を復調し、この復調された
信号を圧縮された音声信号と制御チャネル信号とに分離
する。次にソフトウェアが音声信号を伸張し、この伸張
された音声信号をコーダ・デコーダに伝達する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、個人用デジ
タル式携帯電話(PDC)に用いるための省スペースか
つ低電力のベースバンドプロセッサを提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述された本発明の目的
は、個人用デジタル携帯電話(PDC)用ベースバンド
プロセッサであって、デジタル式に変調された信号とア
ナログ式に変調された信号とを交互に少なくとも変換す
るための特定用途向け集積回路(ASIC)と、前記デ
ジタル式に変調された信号及び前記デジタル式に復調さ
れた信号をデジタル式に変調及び復調し、かつ前記復調
された信号を音声信号及び制御チャンネル信号にデジタ
ル式に処理し、かつ前記音声信号及び前記制御チャンネ
ル信号を前記復調された信号へデジタル式に処理するデ
ジタル信号処理用集積回路(DSP)とを有することを
特徴とする個人用デジタル携帯電話用ベースバンドプロ
セッサを提供することによって達成される。
【0006】
【作用】本発明の好適実施例に基づけば、個人用デジタ
ル携帯電話(PDC)に用いるための有効な装置が提供
される。この装置は、特定用向け集積回路(ASIC)
及びデジタル信号処理用集積回路(DSP)から形成さ
れている。このデジタル信号処理用集積回路(DSP)
は、少なくとも、変調されたデジタル信号を復調し若し
くは復調されたデジタル信号を変調し、この復調された
信号を音声信号と制御チャンネル信号とに分離しかつ音
声信号と制御チャンネル信号を合成して復調された信号
を形成する。
【0007】本発明の好適実施例に基づけば、変調され
た信号は位相変調されており、特定用途向け集積回路
(ASIC)は、変調されたデジタル信号を変調された
アナログ信号に変換するDA変換器と、変調されたアナ
ログ信号の位相をデジタル式に識別する位相識別器(p
hase identifier)とを含む。好ましく
は、デジタル信号処理用集積回路は、位相信号を復調す
る少なくとも1つの復調器を含む。更に、位相識別器
は、動作周波数の信号を発生する局部発振器を有し、こ
の動作周波数は利用者がプログラムすることができる。
【0008】更に、本発明の好適実施例に基づけば、デ
ジタル信号処理用集積回路は、デジタル式に変数化(p
arametarized)された制御チャンネルエン
コーダ及びデコーダを含む。
【0009】更に、本発明の好適な実施例に基づけば、
デジタル信号処理用集積回路は、バイタービ・デコード
法(Viterbi decording schem
e)及びパービット・プロジェクション・メートル法
(per bit projection metri
c)を実施する音声信号チャネルデコーダを含む。
【0010】加えて、本発明の好適実施例に基づけば、
デジタル信号処理用集積回路は、伝達される信号をデジ
タル式に変調し、変調された信号をランピング(ram
ping)するデジタル変調器を含む。
【0011】更に、本発明の好適実施例に基づけば、デ
ジタル信号処理用集積回路は、後検出・選択を実行する
装置と、アンテナ選択を実行する装置と、前記2つの装
置を選択する装置とを有する。
【0012】本発明の好適実施例に基づけば、単位円の
円周上に配置された、利用者によって選択される一対の
極の値を受け取る装置と、少なくとも1つの予め決定さ
れた周波数の正弦波を発生するために前記一対の極の値
を用いる限界安定フィルタ(marginally s
table filters)とを含む表示トーン発生
器が与えられる。
【0013】本発明の好適実施例に基づけば、ハードリ
ミッタ、基準2進信号発生装置及びデジタル位相決定ユ
ニットから形成された復調器が与えられる。ハードリミ
ッタは、アナログ位相変調された入力信号を2進信号に
変換する。基準2進信号発生装置は、前記入力信号の周
波数と概ね等しい周波数の基準2進信号を出力する。入
力信号は基準信号と同じように2進信号に変換されてい
るので、位相決定ユニットはデジタル式に動作して、1
サンプリング周期の間に、位相変調された入力信号と基
準2進信号との位相差を求める。
【0014】加えて、本発明の好適実施例に基づけば、
デジタル位相決定ユニットは、a)位相変調された入力
信号と基準2進信号とが等しい値を有する時刻を表示す
るXORゲートと、b)前記入力信号よりも高い周波数
を有するクロック信号の発生器と、c)第1及び第2の
カウンタとを有する。第1のカウンタは、第1及び第2
のエッジを有するST・COUNT信号を出力し、第2
のカウンタは、XORゲートの出力が正である前記第1
のエッジと前記第2のエッジとの間のクロックパルスの
個数N1をカウントする。
【0015】更に、本発明の好適実施例に基づけば、位
相決定ユニットは、クロックパルスの個数N1から位相
差を求める位相シフト計算器をも含む。
【0016】更に、本発明の好適実施例に基づけば、前
記復調器は、前記2進信号の位相をシフトし位相がシフ
トされた基準2進信号を発生する位相シフトユニットを
も含む。位相シフトユニットはインバータから形成され
ても良く、このインバータの出力には、前記2進基準信
号の周波数を2つに分割するデバイダが接続されてい
る。
【0017】本発明の他の好適実施例では、デジタル位
相決定ユニットは、位相変調された2進信号と位相がシ
フトされた2進基準信号とが同じ値を有する時を表示す
る第2のXORゲートと、前記第2のXORゲートの出
力が正である前記第1のエッジと前記第2のエッジとの
間のクロックパルスの個数N2をカウントする第3のカ
ウンタとを更に含む。この実施例では、位相シフト計算
器は、クロックパルスの個数N1から位相差を決定し、
クロックパルスの個数N2から位相差の符号を決定す
る。
【0018】本発明の好適実施例に基づけば、位相変調
された信号を復調する方法が提供される。この方法は、
上述された復調器の構成要素によって実施される過程を
有する。
【0019】
【実施例】本発明は、添付の図面を参照しながら以下に
記載された詳細な説明からより十分に理解及び評価され
る。
【0020】図1には、移動可能な遠距離通信ユニット
のブロック図が例示されている。図2及び図3には、図
1の遠距離通信ユニットの一部を形成するベースバンド
プロセッサのブロック図が例示されている。ここで、ベ
ースバンドプロセッサは、本発明の好適実施例に基づい
て構成され、かつ動作するものである。
【0021】移動可能な遠距離通信ユニットは、音声信
号を入力するスピーカ2と、音声信号を出力するマイク
ロホン3と、コーダ・デコーダ(CODEC)4と、コ
ーダ・デコーダから受信されたオーディオ入力信号及び
オーディオ出力信号を処理し、ベースバンドモデム処理
を行うベースバンドプロセッサ5と、処理されたオーデ
ィオ信号を送信及び受信するための、少なくとも1つの
アンテナ7に接続されたラジオ周波数・中間周波数(R
F・IF)モジュール6と、ベースバンドプロセッサ5
の動作を制御するホストプロセッサ8とを有する。
【0022】ベースバンドプロセッサ5は、デジタル信
号処理用集積回路(DSP)10と、特定用途向け集積
回路(ASIC)12とから形成され、図2のブロック
図の動作の大部分は、本発明に基づいて、デジタル信号
処理用集積回路(DSP)10によって実行される。
【0023】ベースバンドプロセッサ5は、少なくとも
2つの動作パス、即ち信号を出力する送信パス14と、
信号を入力する受信パス16とを有する。本発明は、P
SC規格であるRCR・STD−27Bの具体例の一部
として説明され、このRCR・STD−27Bはここで
言及することによって本出願の一部とされたい。本発明
の原理は、他の規格にも十分適合するものであることは
以下の説明から理解される。
【0024】デジタル信号処理用集積回路(DSP)1
0内では、送信パス14は、所望に応じて設けられるμ
ロー・リニア・コンバータ(μ−law liner
converter)20と、VOXスイッチ(voi
ce operated switch)23と関連す
るVSELP(vector sum excited
linear prediction)圧縮器22
と、音声チャンネルエンコーダ24と、制御チャンネル
エンコーダ26と、フォーマッタ(formatte
r)28と、スクランブラ(scrambler)30
と、変調器32とを有する。特定用途向け集積回路12
内では、送信パス14は2つのDAコンバータ34を有
する。
【0025】圧伸器がマイクロホン2からの音声信号を
圧縮または伸張する(compand)場合、μロー・
リニア・コンバータ20は、圧縮または伸張された音声
信号をリニアな音声信号に変換する。VSELP圧縮器
22は音声信号を圧縮し、VOX23によって指定され
たときに、非ノイズ部分を音声チャンネルエンコーダ2
4に伝達する。音声チャンネルエンコーダ24は圧縮さ
れた音声信号をエンコードし、制御チャンネルエンコー
ダ26は(図示されていない)ホストプロセッサから受
け取った制御信号をエンコードする。フォーマッタ28
は、エンコーダ24及び26から伝達されたエンコード
された信号を受信し、これらのエンコードされた信号
に、同期化ワード、カラーコード、プレ・アンブル・ワ
ード(pre−amble words)及びポスト・
アンブル・ワード(post−amble word
s)のようなフォーマット情報28を加える。スクラン
ブラ(scrambler)30は、送信された信号が
平衡したスペクトラムを有することによって容易に妨害
されないように、フォーマットされた信号をスクランブ
ルする。変調器32は、概ね移動可能な遠距離通信シス
テムで用いられる位相変調に基づいて、スクランブルさ
れた信号をデジタル式に変調する。
【0026】ASIC12のDA変換器34は、変調さ
れた信号をアナログ信号に変換し、このアナログ信号を
RF・IF(ラジオ周波数・中間周波数)モジュール6
に伝達する。
【0027】ASIC12内では、受信パス16は、少
なくとも1つの位相センサ40と、タイミング制御ユニ
ット43が接続された信号セレクタ42と、受信された
信号の強さを表示する信号表示(RSSI)信号のため
のデジタル値を出力するADコンバータ44とを有す
る。ASIC12は、以下により詳しく説明されるよう
に、自動周波数制御(AFC)ユニットの一部46と、
それに関連するDAコンバータ47とを更に有する。
【0028】図8乃至図15を参照しながら以下により
詳しく説明されるように、位相センサ40は、入力位相
変調信号をサンプルするための位相を出力し、かつ復調
器の一部を形成する。タイミングユニット43によって
指定されたとき、セレクタ42は2つの入力されたRS
SI信号の何れか一方を選択し、この選択された信号
は、ADコンバータ44によってデジタル信号に変換さ
れる。
【0029】DSP10内では、受信パス16は、AF
Cユニットの第2部分49と、少なくとも1つの復調器
50と、RSSI比較器51と、デスクランブラ52
と、デフォーマッタ54と、音声チャンネルデコーダ5
6と、制御チャンネルデコーダ58と、VSELP伸張
器60と、表示トーン発生器62と、所望に応じて設け
られるμロー・リニア・コンバータ64とを有する。
【0030】復調器50は、図8乃至図15を参照しな
がら以下により詳しく説明されるように、復調器の第2
部分を形成している。復調器50は、位相値を、位相値
が表現するシンボル信号に復調する。デスクランブラ5
4は、シンボル信号をデスクランブルする。デフォーマ
ッタ54は、デスクランブルされた信号からフォーマッ
ト情報を取り出し、このフォーマット情報を処理し、そ
の結果をホストプロセッサ8に伝達する。デフォーマッ
タ54は更にデスクランブルされた信号を音声チャンネ
ルと制御チャンネルとに分離し、音声チャンネルと制御
チャンネルは、各々デコーダ56とデコーダ58によっ
てデコードされる。制御信号はホストプロセッサ8に伝
達され、VSELP圧縮されている音声信号は、VSE
LP伸張器60に伝達される。伸張された音声信号は、
所望に応じてμロー・リニア・コンバータ64に伝達さ
れ、コンバータ64によって変換された音声信号は、コ
ーダ・デコーダ(CODEC)4に伝達される。音声の
代わりに若しくは音声に加えて、表示トーンが必要な場
合、トーン発生器62が所望のトーンを出力し、このト
ーンが、VSELP伸張器60によって伸張された信号
に加えられ、続いてμロー・リニア・コンバータ64に
よって所望に応じて変換される。
【0031】音声信号及び制御信号の変調はDSP10
によって行われ、音声信号及び制御信号の復調はその大
部分がDSP10によって行われることがわかる。更
に、DSP10は発生したトーンを表示する。
【0032】VOX23は、任意の適切な音声検出器か
らなる。VSELP圧縮器22は、VSELP圧縮を行
い、かつRCR・STD−27B規格に基づいて、複数
のコードブックを用いてコードブックサーチを行う。次
にコード化された信号は、サーチチャンネルエンコーダ
24に伝達される。
【0033】VSELP伸張器60は、圧縮された音声
信号が入力されたとき、VSELP圧縮器22と等しい
コードブックを用いて、圧縮された音声信号を伸張し
て、音声信号を出力する。
【0034】表示トーン発生器62には、限界安定デジ
タルフィルタ(marginally stable
digital filter)が設けられている。利
用者は、単位円の円周上に配置された所望の一対の極を
選択する。この限界安定デジタルフィルタは、必要な周
波数の正弦波を発生する。限界安定デジタルフィルタ
と、2つの極とから、最も聞き取り易いトーンを発生さ
せることができ、限界安定デジタルフィルタは、2つの
トーンを組み合わせることができる(二重トーン多重周
波数(dual tone multi−freque
ncy:DTMF)トーンを発生させることができ
る)。
【0035】音声チャンネルエンコーダ24は、VSE
LP圧縮器22によって圧縮された信号をエンコードす
る。音声チャンネルデコーダ56は、音声チャンネルエ
ンコーダと逆の動作を行う。音声チャンネルエンコーダ
と音声チャンネルデコーダの動作は各々、図4と図5に
例示されている。当業者に知られているように、かつ標
準RCR−27Bで定義されているように、VSELP
データは、クラス1とクラス2のデータ形式に分割され
る。
【0036】音声をエンコードするために、始めに、V
SELPデータの最重要部分に対するサイクリック冗長
コード(CRC)が計算され(ステップ80)、このサ
イクリック冗長コードが、VSELPデータのクラス1
のビットに連結される。ステップ82では、たたみ込み
エンコーディング(convolutional en
cording)によって、クラス1のビットとサイク
リック冗長コードがエンコードされ、その後にたたみ込
みエンコードされたデータとVSELPデータのクラス
2のビットとがインターリーブされる(ステップ8
4)。ステップ80からステップ84の動作の原理は、
標準RCR・STD−27Bにその概要が記載され、1
979年にマグロウヒル社(McGraw Hill)
から出版された、アンドリュー・ジェイ・バイテルビ
(Andrew J. Viterbi)とジム・カイ
・オオムラ(Jim Kay Omura)による“P
rinciples Digital Communi
cation and Coding”に記載されてお
り、この著書は、ここで言及したことによって本出願の
一部とされたい。
【0037】デコーディングするために、始めにデータ
の各セグメントがデインターリーブされ(ステップ8
6)、次にバイテルビのデコーディング法によって、ク
ラス1のビットのみにエラー補正が行われる(ステップ
88)。バイテルビのデコーディング法は上述された
“Principles of Digital Co
mmunication and Coding”に記
載されている。このデコーディング法は、DSP10上
で実行されるので、ワード長及びデコーダのメモリ長に
関する従来技術のハードウェアの制限が解消される。
【0038】バイテルビのデコーディング法は、ソフト
・メートル法計算(soft metric calc
ulations)を用い、このソフトメートル法計算
は、本発明に基づき、従来技術のようにシンボルごとに
実行されるのではなく、ビットごとに実行される。本発
明では、ほぼ最大の尤度メートル法(nearlyma
ximum likelihood metric)が
ビットごとに用いられる。
【0039】ステップ90では、クラス1のビットに連
結されたCRCコードが取り出されて記憶され、CRC
コードがバイテルビのデコーディングを行うステップ8
8の出力値から計算される。ステップ92では、ステッ
プ90で計算された新しいCRCコードが、前記記憶さ
れたCRCコードと比較される。RCR・STD−27
B規格で定義されたように、これら2つのコードが一致
する場合、セグメントがVSELP伸張器60に出力さ
れる。2つのコードが一致しない場合、セグメントが前
のセグメントの減衰した値と置き換えられるか、信号が
ミュートされる。
【0040】本発明に基づけば、制御チャンネルエンコ
ーダ26及びデコーダ58は、ホストプロセッサ8から
伝達された変数に応答して変数化され、動作する。これ
らの動作は、音声チャンネルエンコーダ及びデコーダの
動作と等しく、各々図6と図7に例示されている。
【0041】エンコーダ26は、ホストプロセッサ8か
ら制御データのセグメントを受け取り、始めにこのセグ
メントに対してCRC計算を行う(図6のステップ9
0)。ステップ90には、CRCシードと、CRCジェ
ネレータと、ベクトル長とが変数として与えられる。即
ち、PDCユニットで用いられる複数のCRCコード
は、1つのユニットによって形成される。
【0042】CRCコードが制御データのセグメントに
加えられ、その結果形成された組み合わされたセグメン
トは、変数化された長さのワードに分割され、また変数
化された個数のワードを有する行に分割される(ステッ
プ92)。
【0043】ステップ94では、各行に対してBCHエ
ンコーディングが行われ、行に加えられるパリティビッ
トの値が決定される。ステップ94には、ワード長、ワ
ード数及びコードジェネレータの形式が与えられる。B
CHエンコーディングは、1983年にアジソン・ウェ
スレイ社(Addison−Wesley)から出版さ
れたアール・ピー・ブラハット(R.E.Blahu
t)による“Theory and Practice
of Error Control Codes”に
記載されており、この著書は、ここで言及したことによ
って本出願の一部とされたい。
【0044】ステップ96では、インターリーブが行わ
れ、複数の行のデータが列として読み出される。ステッ
プ96には、列ごとのワード数と、ワード長が変数とし
て与えられる。
【0045】チャンネルデコーダ58はチャネルエンコ
ーダ26と逆の動作を行う。即ち、データは行からセグ
メントに再配列され(ステップ104)、CRCコード
が除去される。残りのデータに対してCRC計算が行わ
れる。ステップ100〜106の各々は、エンコーディ
ングで用いられた変数を用いて実行される。
【0046】ステップ108では、ステップ106で形
成されたCRCコードが、ステップ104で除去された
CRCコードと比較される。この2つのCRCコードが
等しい場合、デコードされたメッセージがホストプロセ
ッサ8に伝達される。2つのCRCコードが一致しない
場合、メッセージは廃棄(discard)される。
【0047】図2及び図3を参照する。スクランブラ3
0及びデスクランブラ52は、各々の受信した信号に対
して動作する。スクランブラ30及びデスクランブラ5
2は、受信された信号と、疑似ランダムビットストリー
ムとを入力とするビットごとの論理XOR演算を行う。
【0048】変調器32は、DQPSK(π/4−sh
ifted differential quadra
ture phase shift keying)変
調及びシェーピング(shaping)を行い、かつ本
発明の好適な実施例では、2つのFIR(finite
impulse response)フィルタが設け
られている。変調器32は2つの変調された信号を出力
する。RF・IF変調器6は、変調器32の出力信号を
平滑するためのデジタル平滑ローパスフィルタを含む。
【0049】本発明に基づけば、変調器32はまた変調
された信号のデジタルランプ(Digital ram
ping)を行う。このデジタルランプは、ラジオサブ
システムの一部として実行される場合よりもより正確に
実行される。更に、デジタルランプをデジタル信号処理
用集積回路10で実行することによって、ASIC12
とRF・IF変調器6との間のインターフェースと同様
に、RF回路を簡単化できる。
【0050】ランプされた信号は次にDAコンバータ3
4によってアナログ信号に変換され、RF・IFモジュ
ール6に伝達される。
【0051】復調器50と位相センサ40とによって復
調が行われる。本発明に基づき、かつ以下に説明される
ように、入力された位相変調信号は、ハードリミットさ
れ(hard limited)、位相センサ40は、
入力信号と、中間周波数及び位相が既知の局部発振器か
ら発生された信号との間の位相差を求める。次に復調器
50は、隣接するサンプル間の位相差を計算し、この位
相差から位相差の表すシンボルを決定する。本発明に基
づけば、局部発信器から発生された信号の中間周波数は
利用者によって定義することができる。
【0052】音声信号及びチャンネル信号のエンコーデ
ィング機能及びデコーディング機能と、変調機能及び復
調機能の間のインターフェースは、これら4つの機能の
すべてがDSP10内で実施されるので、従来技術のイ
ンターフェースよりも簡単化されている。その結果、本
発明は、従来の技術では基準であった同期化信号(例え
ば、クロック及びフレーム同期化信号)を用いない。
【0053】受信された2つの入力信号の一方のみが所
定の瞬間に利用されるべきであり、この信号の選択は、
各信号のエネルギーに基づいて行われる。所定の期間内
での各々受信された信号強度表示(RSSI)信号のエ
ネルギーは、タイミングユニット43によって決定さ
れ、RSSI比較器51によってデジタル式に計算さ
れ、最も大きいエネルギーを備えた信号に対する選択信
号が信号選択スイッチ120に伝達される。
【0054】部分49及び46を有するAFCユニット
は、動作周波数を入力信号の周波数と同期化させるよう
に動作し、かつRF・IF変調器6の周波数エラーの補
償をするように動作する。第1部分49は、スイッチ1
20によって選択された変調された信号を受け取り、こ
の変調された信号の周波数を求める。次に第2部分46
は第1部分49からの出力を精製(refine)し、
計算結果をDAコンバータ47を通してRF・IF変調
器6に伝達する。
【0055】チャンネルのフェージングに対する性能を
向上させるために、RCR・STD−27B規格は、空
間的な多様性を用いることを明記している。本発明のベ
ースバンドプロセッサは、後検出・選択及びアンテナ選
択の2つの形式の多様性を有し、利用者は後検出・選択
及びアンテナ選択を選択することができる。図2及び図
3のブロック図に例示された回路は、後検出・選択のた
めに動作することができる。アンテナ選択のためには、
1つのRF・IFパスのみが必要となる。アンテナ選択
モードでは、1つの位相センサ40と復調器50のみが
用いられる。RSSI比較器51は、最も高いエネルギ
ーを有するアンテナ求め、最も高いエネルギーを備えた
アンテナを選択するべくアンテナ制御スイッチ(図示さ
れていない)に制御信号を出力する。
【0056】DSP10は、CODEC4からの音声信
号及び制御信号を処理し、かつ変調・復調段に伝達する
ので、機能的なユニットの間のインターフェースが簡単
化されることが評価される。
【0057】図8及び図9には、位相センサ40から形
成された変調器と、変調器50とが各々例示されてい
る。図9は、2PSKのコヒーレントな復調のための他
の実施例を例示している。
【0058】復調器は概ね、基準信号発生器208と、
(位相センサ40から形成された)位相感知ユニット2
10と、位相シフト決定ユニット212とを有する。基
準信号発生器208は、位相変調されたアナログ入力信
号IFの基本周波数の基準信号を出力する。位相感知ユ
ニット210は、基準信号に対する入力信号IFの位相
をデジタル式に感知し、位相シフト決定ユニット212
は、位相シフトの大きさを決定し、この位相シフトの大
きさを、変調方法に必要なレベルまで量子化する。
【0059】即ち、M項微分位相シフトキー(M−ar
y differential phase shif
t keying:MDPSK)を用いる場合、連続し
たシンボルの間の位相シフトは、2つの連続した位相測
定値を減算することによって求められる。M項微分位相
シフトキー(MPSK)のコヒーレントな復調が行われ
た場合、位相シフトはLレベルまで量子化され、ハード
決定コーディングが必要とされる場合L=Mとなる。
【0060】入力信号IFが、2つの位相シフトキー2
PSKと共に生み出された場合、位相シフトはハード決
定出力のために、2つのレベル即ち0°及び180°ま
で量子化される。
【0061】基準信号発生器208は、入力信号IFの
周波数F・IFの周波数を備えた2つの(2進)方形波
LO・I及びLO・Qを発生させる。この2つの信号L
O・IとLO・Qは、その位相差が90°となってい
る。
【0062】基準信号発生器208は、局部発振器21
6と、NOTゲート218と、2個のワンステージカウ
ンタ220及び222とを有する。局部発振器216
は、周波数F・IFの2倍の周波数であるF・LOを有
する方形波SQを発生させる。ワンステージカウンター
220は、方形波SQの周波数を2で割ることによっ
て、基準信号LO・Iを発生させる。信号SQを(NO
Tゲート218を通して)反転させ、次に(カウンタ2
22を通して)周波数を2で割ることによって、位相シ
フトされた基準信号LO・Qが、発生させられる。
【0063】コヒーレントな変調が入力信号IFに行わ
れた場合、基準信号LO・Iは信号IFの位相にロック
されなければならないことが注意される。
【0064】位相感知ユニット210は、(ベースバン
ドプロセッサ5の外部に配置された)ハードリミッタ2
14と、2つのXORゲート224及び226とを有す
る。ハードリミッタ214は、アナログ入力信号IFを
2つの値に制限するものであって、従って2進信号を生
み出す。典型的なハードリミッタは比較器からなる。
【0065】基準信号LO・Iと、ハードリミットIF
信号とには、XORゲート224によって論理XOR演
算が施され、基準信号LO・Qと、ハードリミットIF
信号には、XORゲート226によって論理XOR演算
が施される。XORゲート224及び226の出力信号
は、位相決定ユニット212へ伝達される。XORゲー
ト224と226の出力信号は各々、ハードリミットI
F信号が基準信号LO・Aと等しい2進数値を有する時
と、ハードリミットIF信号が基準信号LO・Qと等し
い2進数値を有する時を表示する。
【0066】位相決定ユニット212は、3個のカウン
タ230、232及び234と、位相シフト計算器23
6とを有する。カウンタ230〜234は、周波数F・
IFのN倍の周波数F・CLのクロックに同期して動作
する。
【0067】第1のカウンタ230は、カウントが行わ
れるべきことを表示するST・COUNT信号を出力す
るサンプリングカウンタである。第1のカウンタ230
がNのカウント値に到達したとき、第1のカウンタ23
0は信号ST・COUNTの出力を停止し、この時点で
カウンタ232及び234でのデータのサンプリングが
開始される。
【0068】ST・COUNT信号がアクティブ状態の
時、第2のカウンタ232は、クロック周期の数N1を
カウントし、この周期の間の局部発振器の信号はハード
リミットIF信号と等しい符号を有する。N1は、IF
信号と基準信号LO・Iが等しい符号を有するST・C
OUNTがアクティブ状態の時間の割合を表示する。従
って、LO・I信号とIF信号との位相差の大きさab
s(phase)は以下の式で定義される。
【0069】
【数1】
【0070】N1は位相差の大きさのみを表示し、入力
IF信号が基準信号LO・Iに関して進み位相若しくは
遅れ位相の何れかであるかを表示するものではない。第
3のカウンタ234の出力は、以下に示すように位相差
の符号を与える。
【0071】第3のカウンタ234は、ST・COUN
T信号がアクティブの間、ハードリミットIF信号が、
基準信号LO・Qと等しい符号を有するクロック周期の
数N2をカウントする。例えば、入力IF信号が基準信
号LO・Iから位相シフトしていない場合、N1=N、
N2=N/2となる。入力IF信号が10%の進み位相
の時、N1は0.9Nとなり、N2は0.6Nとなる。
入力IF信号が10%の遅れ位相の時、N1は0.9N
であるが、N2は0.4Nとなる。従って、位相の符号
sign(phase)は以下のように定義される。
【0072】
【数2】
【0073】(式1)及び(式2)の方程式を用いるこ
とによって、位相シフト計算器36は、IF信号と、局
部発振器216からの基準信号との位相差の大きさ及び
位相差の符号を決定する。(式2)によって定義される
位相の符号は、以下のように簡単な方法で求められる。
【0074】N=2qの場合、カウンタ234のビット
Dq-1が、符号ビットとなる。
【0075】N<2qまたはN>2q-1のとき、値2q-1
−N/2がカウンタに入力され、カウンタ234のビッ
トDq-1が符号ビットを表す。
【0076】復調器はまた、IF信号の連続したサンプ
ルの間の位相シフトを決定しなければならない。この位
相シフト(phase・shift)は位相シフト計算
器236によって以下のように計算される。
【0077】
【数3】
【0078】ここでτは、連続するサンプルの間の時間
を表し、“modπ”の意味は、以下の(式4)で表さ
れる。
【0079】
【数4】
【0080】異なる位相シフトキー変調が行われる場
合、位相差は、以下に説明されるようにシンボルごとで
はなくサンプルごとに計算される。
【0081】復調器から正確な値を得ることが必要な場
合、位相シフト計算器236は、所望の量子化レベルに
基づいて、位相シフトのための出力値を量子化する。復
調器からおおまかな値を得る場合には、(式1)で計算
した位相差の値が出力される。
【0082】ハードリミッタ214及び局部発振器21
6は2進信号を発生するので、復調器の構成要素の他の
部分がデジタル回路から構成されていることが分かる。
【0083】性能を最高に高め、消費電力を最少にする
べく、変調帯域幅と、IFの周波数と、Nとの比が最適
化されなければならない。一般に、IFの周波数F・I
Fは、変調帯域幅の5倍以上でなければならない。アラ
イアジング(aliasing)の影響を低減するため
に、N×F・IFは、F・IFより十分大きくなければ
ならない。効率の低下を少なくするために、Nは100
よりも大きくなければならない。
【0084】N×F・IF/Kに等しいクロック周波数
F・CLで動作する低電力クロックを用いて、本発明を
実施することが可能であり、ここでKは1より大きい正
の整数を表している。この実施例では、出力の分解能は
Nであり、しかし各サンプルを生み出すために1サイク
ルではなくK×IFサイクルを必要とする。
【0085】局部発振器の周波数が正確にF・IFでは
ない場合、周波数の不一致から生ずる誤差に対して、位
相シフト計算器236が補償され、この誤差(delt
a・psi)は以下の式で与えられる。
【0086】
【数5】
【0087】ここで、F・LO・Iは、基準信号LO・
Iの周波数を表している。
【0088】本発明の復調器はまた、エンベロープが各
サンプリング周期の間に一定であることが規定された、
非一定エンベロープ変調(non−constant
envelope moduiation)でIF信号
を復調するために用いることもできる。非一定エンベロ
ープ変調の例としては、MPSK及び、累乗されたコサ
イン・シェーピング・フィルタ(raised cos
ine shaping filter)と共に形成さ
れたMDPSKが挙げられる。
【0089】復調器はまた、瞬間の周波数を概算するこ
とによって周波数変調された信号を復調するために用い
られる。この瞬間的な周波数は、位相計算器236によ
って、2つの連続する位相測定値を減算し、その結果を
τで除算することによって計算される。
【0090】本発明の復調器で用いられている構成要素
はその構成が簡単であり、かつ従来の復調器と比べその
消費電力が小さいことが更に評価される。
【0091】位相シフトが0°若しくは180°の何れ
かであるかどうかを決定しなければならない正確な決定
を行う2PSK復調器では、第1のカウンタ230及び
第2のカウンタ232のみが用いられ、局部発振器24
0は、IF信号にロックされた周波数F・IFの信号を
出力する。この様子が、図9に例示されている。
【0092】図10〜図15には、図8の復調器の実施
例の回路図が表されている。図10〜図15の回路図は
他に説明を要しないと考えられるので、説明を簡潔にす
るために、以下の説明は簡単なものとする。
【0093】図10は主な要素、“DICV・CL
K”、“IO”、“TIME・BAS”及び“PH・M
ET”を例示しており、これらの主な構成要素は各々、
図11、図12、図13及び図14と図15に詳細に例
示されている。図10の回路の入力信号はハードリミッ
トされた信号RX・IFであり、出力信号は値N1及び
N2である。即ち、ハードリミット214及び位相シフ
ト計算器236は図10〜図15には例示されていな
い。図10〜図15の回路の外側に配置されたデジタル
信号処理用集積回路は、位相シフト計算器236として
働く。
【0094】構成要素“DIV・CLK”は、変調器全
体のクロック信号を出力する。構成要素“IO”は、基
準信号発生器208として働く。構成要素“TIME・
BAS”は、第1のカウンタ230と等しく、かつ信号
SD・COUNTを発生する。構成要素“PH・ME
T”は、XORゲート224及び226と、カウンタ2
32及び234として働く。
【0095】本発明がこれまで例示されかつ説明された
実施例に限定されるものでないことは当業者には明かで
ある。本発明の技術的視点は添付の請求項によってのみ
定義される。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動可能な遠距離通信ユニットを表すブロック
図。
【図2】図1の遠距離通信ユニットに用いるために有効
な、本発明の好適実施例に基づいて構成され、かつ動作
するベースバンドプロセッサのブロック図。
【図3】図1の遠距離通信ユニットに用いるために有効
な、本発明の好適実施例に基づいて構成され、かつ動作
するベースバンドプロセッサのブロック図。
【図4】音声チャンネルエンコーディングの動作を表す
フローチャート。
【図5】音声チャンネルデコーディングの動作を表すフ
ローチャート。
【図6】制御チャンネルエンコーディングの動作を表す
フローチャート。
【図7】制御チャンネルデコーディングの動作を表すフ
ローチャート。
【図8】図2のベースバンドプロセッサに用いるために
有効な、低電力デジタル復調器の模式図。
【図9】2つのPSK変調された信号を復調するために
有効な、図8の復調器の実施例の模式図。
【図10】図8のデジタル復調器を実施するための回路
図。
【図11】図10のデジタル復調器の構成要素の回路
図。
【図12】図10のデジタル復調器の構成要素の回路
図。
【図13】図10のデジタル復調器の構成要素の回路
図。
【図14】図10のデジタル復調器の構成要素の回路
図。
【図15】図10のデジタル復調器の構成要素の回路
図。
【符号の説明】
2 スピーカ 3 マイクロホン 4 コーダ・デコーダ(CODEC) 5 ベースバンドプロセッサ 6 ラジオ周波数・中間周波数(RF・IF)モジュー
ル 7 アンテナ 8 ホストプロセッサ 10 デジタル信号処理用集積回路(DSP) 12 特定用途向け集積回路(ASIC) 14 送信パス 16 受信パス 20 μロー・リニア・コンバータ 23 VOXスイッチ 22 VSELP圧縮器 24 音声チャンネルエンコーダ 26 制御チャンネルエンコーダ 28 フォーマッタ 30 スクランブラ 32 変調器 34 DAコンバータ 40 位相センサ 42 信号セレクタ 43 タイミング制御ユニット 44 ADコンバータ 46 自動周波数制御(AFC)ユニットの一部 47 DAコンバータ 49 AFCユニットの第2部分 50 復調器 51 RSSI比較器 52 デスクランブラ 54 デフォーマッタ 56 音声チャンネルデコーダ 58 制御チャンネルデコーダ 60 VSELP伸張器 62 表示トーン発生器 64 μロー・リニア・コンバータ 120 信号選択スイッチ 208 基準信号発生器 210 位相感知ユニット 212 位相シフト決定ユニット 216 局部発振器 218 NOTゲート 220、222 ワンステージカウンタ 230、232、234 カウンタ 236 位相シフト計算器 240 局部発振器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ドロン・レイニッシュ イスラエル国テルアビブ・ウシシュキンス トリート 64 (72)発明者 オーファー・エラザー イスラエル国テルアビブ・ケヒラットワー ソウストリート 36 (72)発明者 ヨナ・レシェッツ イスラエル国キリアットハイム・イジック マンガーストリート 17 (72)発明者 オムリー・パイス イスラエル国テルアビブ・ベンシャプルッ トストリート 15

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個人用デジタル携帯電話(PDC)用
    ベースバンドプロセッサであって、 デジタル式に変調された信号とアナログ式に変調された
    信号とを交互に少なくとも変換するための特定用途向け
    集積回路(ASIC)と、 前記デジタル式に変調された信号及び前記デジタル式に
    復調された信号をデジタル式に変調及び復調し、かつ前
    記復調された信号を音声信号及び制御チャンネル信号に
    デジタル式に処理し、かつ前記音声信号及び前記制御チ
    ャンネル信号を前記復調された信号へデジタル式に処理
    するデジタル信号処理用集積回路(DSP)とを有する
    ことを特徴とする個人用デジタル携帯電話用ベースバン
    ドプロセッサ。
  2. 【請求項2】 前記デジタル式に変調された信号が、
    位相変調された信号からなり、 前記特定用途向け集積回路が、前記デジタル式に変調さ
    れた信号をアナログ信号に変換するDA変換器と、前記
    アナログ変調された信号の位相をデジタル式に決定する
    位相決定器とを有することを特徴とする請求項1に記載
    の個人用デジタル携帯電話用ベースバンドプロセッサ。
  3. 【請求項3】 前記デジタル信号処理用集積回路が、
    前記位相信号を復調するための少なくとも1つの復調器
    を有することを特徴とする請求項2に記載の個人用デジ
    タル携帯電話用ベースバンドプロセッサ。
  4. 【請求項4】 前記少なくとも1つの復調器が、 第1の周波数を備えた2進基準信号を出力する基準電圧
    発生手段と、 サンプリング周期の間に動作し、かつ前記サンプリング
    周期の間に第2の周波数を備えたハードリミットされた
    位相変調された入力信号と前記基準2進信号との位相差
    を決定するデジタル手段とを有することを特徴とする請
    求項3に記載の個人用デジタル携帯電話用ベースバンド
    プロセッサ。
  5. 【請求項5】 前記位相決定器が、動作周波数を備え
    た局部発振器を有し、 前記動作周波数が利用者によってプログラム可能である
    ことを特徴とする請求項2に記載の個人用デジタル携帯
    電話用ベースバンドプロセッサ。
  6. 【請求項6】 前記デジタル信号処理用集積回路が、
    更に、デジタル式に変数化された制御チャンネルエンコ
    ーダ及びデコーダを有することを特徴とする請求項1に
    記載の個人用デジタル携帯電話用ベースバンドプロセッ
    サ。
  7. 【請求項7】 前記デジタル信号処理用集積回路が更
    に、バイテルビデコーディング法及びパービットプロジ
    ェクションメートル法を実施する音声チャンネルデコー
    ダを有することを特徴とする請求項1に記載の個人用デ
    ジタル携帯電話用ベースバンドプロセッサ。
  8. 【請求項8】 前記デジタル信号処理用集積回路が、
    伝達されるべき信号をデジタル式に変調し、かつ前記変
    調された信号をランピングするためのデジタル変調器を
    有することを特徴とする請求項1に記載の個人用デジタ
    ル携帯電話用ベースバンドプロセッサ。
  9. 【請求項9】 前記デジタル変調器が、有限パルス反
    応フィルタを有することを特徴とする請求項8に記載の
    個人用デジタル携帯電話用ベースバンドプロセッサ。
  10. 【請求項10】 前記デジタル信号処理用集積回路
    が、後検出・選択を実施するための手段と、アンテナ選
    択を実施するための手段と、前記2つの手段を選択する
    ための手段とを有することを特徴とする請求項1に記載
    の個人用デジタル携帯電話用ベースバンドプロセッサ。
  11. 【請求項11】 単位円の円周上に配置された、利用
    者によって選択された1組の極の値を受け取るための手
    段と、少なくとも1つの予め決められた周波数の正弦波
    を発生させる、前記1組の極の値を用いた限界安定フィ
    ルタとを有する表示トーン発生器を更に含むことを特徴
    とする請求項1に記載の個人用デジタル携帯電話用ベー
    スバンドプロセッサ。
  12. 【請求項12】 単位円の円周上に配置された、利用
    者によって選択された1対の極の値を受け取るための手
    段と、 少なくとも1つの予め決められた周波数の正弦波を発生
    させるための、前記1対の極の値を用いた限界安定フィ
    ルタとを有することを特徴とする表示トーン発生器。
  13. 【請求項13】 第1の周波数を備えた位相変調され
    たアナログ入力信号から、位相変調された2進信号を発
    生させるためのハードリミッタと、 前記第1の周波数と概ね等しい第2の周波数を備えた基
    準2進信号を出力するための基準電圧発生手段と、 サンプリング周期の間に動作し、かつ前記サンプリング
    周期の間に前記位相変調された信号と前記基準2進信号
    との位相差を決定するためのデジタル手段とを有するこ
    とを特徴とする復調器。
  14. 【請求項14】 前記デジタル手段が、 前記位相変調された信号と前記基準2進信号とが等しい
    2進数値を有する時を表示するためのXORゲートと、 前記第1の周波数よりも高い第3の周波数を有するクロ
    ックと、 第1のカウンタと第2のカウンタとを有し、 前記第1のカウンタが、第1のエッジと第2のエッジと
    を備えた信号ST・COUNTを出力し、前記第2のカ
    ウンタが、前記XORゲートの出力が正である前記第1
    のエッジと前記第2のエッジとの間のクロックパルスの
    個数N1をカウントすることを特徴とする請求項13に
    記載の復調器。
  15. 【請求項15】 前記デジタル手段が更に、前記クロ
    ックパルスの個数N1から前記位相差を決定するための
    位相シフト計算器を有することを特徴とする請求項14
    に記載の復調器。
  16. 【請求項16】 前記基準2進信号を位相シフトさ
    せ、位相シフトされた基準2進信号を発生させる位相シ
    フトユニットを更に有することを特徴とする請求項13
    に記載の復調器。
  17. 【請求項17】 前記基準2進信号が、前記第1の周
    波数の2倍の周波数を有し、 前記位相シフトユニットが、前記基準2進信号の前記第
    2の周波数を2つに分割するデバイダがその後段に接続
    されたインバータからなることを特徴とする請求項16
    に記載の復調器。
  18. 【請求項18】 前記デジタル手段が、 前記位相変調された信号と、前記位相シフトされた基準
    2進信号とが等しい2進数値を有する時を表示するため
    の第2のXORゲートと、 前記第2のXORゲートの出力が正である前記第1のエ
    ッジと前記第2のエッジとの間のクロックパルスの個数
    N2をカウントするための第3のカウンタとを更に有す
    ることを特徴とする請求項16に記載の復調器。
  19. 【請求項19】 前記クロックパルスの個数N1から
    位相差を決定し、かつ前記クロックパルスの個数N2か
    ら前記位相差の符号を決定するための位相シフト計算器
    を、前記デジタル手段が更に有することを特徴とする請
    求項18に記載の復調器。
  20. 【請求項20】 前記位相シフト計算器が更に、前記
    入力信号の連続したサンプリング周期の間の位相シフト
    を決定するための手段を有することを特徴とする請求項
    19に記載の復調器。
  21. 【請求項21】 位相変調された信号を復調する方法
    であって、 第1の周波数を有する位相変調されたアナログ入力信号
    をハードリミットし、位相変調された2進信号を発生さ
    せる過程と、 前記第1の周波数と概ね等しい第2の周波数を有する2
    進基準信号を発生させる過程と、 1サンプリング周期の間に、前記位相変調された2進信
    号と前記基準2進信号との位相差をデジタル的に決定す
    る過程とを有することを特徴とする位相変調された信号
    を復調する方法。
  22. 【請求項22】 前記デジタル的に決定する過程が、 前記位相変調された2進信号と前記基準2進信号とにX
    OR演算を施す過程と、 前記XOR演算を施す過程の出力が正である、ST・C
    OUNT信号の第1のエッジと第2のエッジとの間のク
    ロックパルスの個数N1をカウントする過程とを有する
    ことを特徴とする請求項21に記載の位相変調された信
    号を復調する方法。
  23. 【請求項23】 前記デジタル的に決定する過程が更
    に、前記クロックパルスの個数N1から位相差を決定す
    る過程を有することを特徴とする請求項22に記載の方
    法。
  24. 【請求項24】 前記基準2進信号を位相シフトさ
    せ、位相シフトされた基準2進信号を発生させる過程を
    更に有することを特徴とする請求項21に記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記デジタル式に決呈する過程が更
    に、 前記位相シフトされた2進信号と、前記位相シフトされ
    た基準2進信号とにXOR演算を施す過程と、 前記XOR演算を施す第2の過程の出力が正である前記
    第1のエッジと前記第1のエッジとの間のクロックパル
    スの個数N2をカウントする過程とを有することを特徴
    とする請求項24に記載の位相変調された信号を復調す
    る方法。
  26. 【請求項26】 前記デジタル的に決定する過程が更
    に、前記クロックパルスの個数N1から位相差を決定す
    る過程と、前記クロックパルスの個数N2から前記位相
    差の符号を決定する過程を有することを特徴とする請求
    項25に記載の位相変調された信号を復調する方法。
  27. 【請求項27】 前記デジタル的に決定する過程が更
    に、前記入力信号の連続するサンプル周期の間の位相シ
    フトを決定する過程を有することを特徴とする請求項2
    6に記載の位相変調された信号を復調する方法。
JP6287503A 1993-11-18 1994-10-26 個人用デジタル携帯電話(pdc)用ベースバンドプロセッサ及び位相変調された信号を復調する方法 Pending JPH0837546A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IL10765693A IL107656A (en) 1993-11-18 1993-11-18 Demodulator
US15897194A 1994-11-29 1994-11-29
US08/158,971 1994-11-29
US107656 1994-11-29

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0837546A true JPH0837546A (ja) 1996-02-06

Family

ID=26322725

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6287503A Pending JPH0837546A (ja) 1993-11-18 1994-10-26 個人用デジタル携帯電話(pdc)用ベースバンドプロセッサ及び位相変調された信号を復調する方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0837546A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7251500B2 (en) 2003-03-28 2007-07-31 Renesas Technology Corp. Microprocessor and mobile communication terminal
US7401163B2 (en) 2001-01-31 2008-07-15 Renesas Technology Corporation Data processing system and data processor

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7401163B2 (en) 2001-01-31 2008-07-15 Renesas Technology Corporation Data processing system and data processor
US7401165B2 (en) 2001-01-31 2008-07-15 Renesas Technology Corporation Data processing system and data processor
US7725616B2 (en) 2001-01-31 2010-05-25 Renesas Technology Corp. Data processing system and data processor
US7975077B2 (en) 2001-01-31 2011-07-05 Renesas Electronics Corporation Data processing system and data processor
US8244926B2 (en) 2001-01-31 2012-08-14 Renesas Electronics Corporation Data processing system and data processor
US8595388B2 (en) 2001-01-31 2013-11-26 Renesas Electronics Corporation Data processing system and data processor
US8812750B2 (en) 2001-01-31 2014-08-19 Renesas Electronics Corporation Data processing system and data processor
US9069911B2 (en) 2001-01-31 2015-06-30 Renesas Electronics Corporation Data processing system and data processor
US7251500B2 (en) 2003-03-28 2007-07-31 Renesas Technology Corp. Microprocessor and mobile communication terminal
US7447521B2 (en) 2003-03-28 2008-11-04 Renesas Technology Corp. Microprocessor and mobile communication terminal

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7864717B2 (en) Modem for communicating data over a voice channel of a communications system
RU2142205C1 (ru) Двухрежимная система связи с частотной модуляцией и с множественным доступом с кодовым разделением каналов
US5638408A (en) Variable transmission bit rate discrimination method and apparatus
JPH08509591A (ja) 通信システムにおいて多重拡散符号を利用する方法および装置
EA031912B1 (ru) Комбинированная амплитудно-временная и фазовая модуляция
JPH08298478A (ja) 二重モード・コード分割多重アクセス通信システムおよび方法
JP3238448B2 (ja) 信号伝送装置
JP3723653B2 (ja) デジタル移動電話装置
KR100522103B1 (ko) 복조방법및장치,수신방법및장치,통신장치
JPH07154437A (ja) ディジタル無線送信機を構成する方法
JP2000083079A (ja) 可変伝送速度デ―タの伝送速度判別装置及び方法
US6810078B2 (en) Blind rate determination
US5920593A (en) Device for personal digital cellular telephones
EP0792040A3 (en) Data receiving apparatus
CN1274122C (zh) 无线通信***之信号接收及处理方法
JPH048042A (ja) 畳込み符号化直交fm・ビタビ受信方式
JP3267445B2 (ja) エラー検出回路および方法
US7120207B2 (en) Transmission method and radio receiver
JPH0837546A (ja) 個人用デジタル携帯電話(pdc)用ベースバンドプロセッサ及び位相変調された信号を復調する方法
CA2337927C (en) Method and apparatus for performing analog mode operations when transmitting audio and data in a wireless tdma system
JP3003614B2 (ja) 衛星放送受信システム
JP2002503909A (ja) 直交速度依存型ウォルシ・カバリング・コードを使用する速度決定を実行するための方法および装置
JPH08316851A (ja) 無線送信装置及び無線受信装置
RU2210858C2 (ru) Способ помехоустойчивой передачи информации
JPH04113732A (ja) スペクトル拡散パルス位置変調通信方式