JPH0835891A - 力覚センサ - Google Patents

力覚センサ

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JPH0835891A
JPH0835891A JP19234094A JP19234094A JPH0835891A JP H0835891 A JPH0835891 A JP H0835891A JP 19234094 A JP19234094 A JP 19234094A JP 19234094 A JP19234094 A JP 19234094A JP H0835891 A JPH0835891 A JP H0835891A
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bridge
force sensor
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JP19234094A
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Kazukuni Ban
一訓 伴
Katsuyuki Kuribayashi
克幸 栗林
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Fanuc Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 力覚センサのブリッジ平衡調節機自動化。 【構成】 D/A変換器205への設定値を表わす指標
kの初期値を0として処理が開始されると、CPU20
6はD/A変換器205内のレジスタにデジタル値kを
設定する。増幅器202には、ある電圧値Vk が出力さ
れるので、CPU206はA/D変換器203からその
電圧値Vk に対応したある出力値αk を獲得する。αk
は、ブリッジ回路201の平衡状態からのずれの大きさ
を表わしている。CPU206は、データセット(k,
αk )をRAM207内に一時記憶する。以下、kの値
がD/A変換器205設定可能な最大値kmax に達する
までこれらの処理を繰り返す。そして、蓄積されたkma
x +1組のデータセット(k,αk )について、最小の
αk を与えるk値k0 を求め、D/A変換器205に設
定する。これにより、最も小さなブリッジ出力を与える
状態が実現される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は力覚センサに関し、特
に、歪ゲージを利用して力乃至トルクの測定を行なう分
野で使用される力覚センサに関する。本願発明の力覚セ
ンサは、例えば建造物の構成要素の応力測定の用途ある
いは力制御を行なうロボットの手首−エンドエフェクタ
間に搭載して力やトルクを測定する用途などに適用され
るものである。
【0002】
【従来の技術】力覚センサは、金属などを用いた機械的
な弾性体に歪ゲージなどの応力を電気抵抗値(以下、単
に「抵抗値」と言う。)の変化に変換する型の検出器を
組み合わせ、弾性体に作用した力乃至トルクを抵抗値の
変化として検出するセンサである。このように、測定量
を抵抗値の微小変化に変換する変換要素を用いた検出器
を使用する場合には、測定量(歪ゲージでは応力)に対
応した抵抗値の変化分を電圧値として取り出す為に、前
記変換素子を組み込んだホイストーン・ブリッジを用い
る方式が広く採用されている。
【0003】この方式では、ホイストーン・ブリッジ
(以下、単に「ブリッジ」と言う。)の4つの抵抗器の
内の1個または複数個を前記変換素子(以下、歪ゲージ
でこれを代表させる。)で置き換えたブリッジ構成がと
られ、ブリッジに励起電圧を印加することにより、歪ゲ
ージの電気抵抗変化が電圧値として出力される。
【0004】この手法の利点は、ブリッジを構成する抵
抗器(歪ゲージ)の本来の抵抗値に相当する成分は電圧
値として出力されず、抵抗値の微小変化分のみが電圧値
として出力され、しかも、その出力は抵抗値変化量に比
例している点にある。但し、その前提として、ブリッジ
を構成する4つの抵抗器の抵抗値(歪ゲージについては
本来の抵抗値)が相等しいことが要求される。
【0005】しかし、4つの抵抗器の抵抗値を全く均等
にすることは事実上不可能なので、可変抵抗器を利用
し、ブリッジの出力が0であるべき状態(例えば、作用
する応力がゼロの状態、以下、「基準状態」と言う。)
の下でブリッジの出力が0となるように前記可変抵抗器
の抵抗値を調節することが行なわれる。
【0006】図1は、このような可変抵抗器を用いたブ
リッジの平衡調節について説明する図である。同図にお
いて、符号1〜5はホイーストン・ブリッジを構成する
抵抗器を表わしている。この例では、抵抗器1,2が、
金属などの弾性体Wに取り付けられた歪ゲージであり、
応力による歪が発生するとその抵抗値が本来の抵抗値R
1 ,R2 から変化する。また、抵抗器3,4は抵抗値R
3 ,R4 を有する固定抵抗器である。そして、抵抗器5
が平衡調節を行なう為に組み込まれた可変抵抗器であ
る。
【0007】各抵抗器1〜5の抵抗値R1 〜R5 は、平
衡調節を行なわない状態で既に次の関係が少なくとも近
似的には成立するように選定されている。 R1 =R2 =(R3 +R5 /2)=(R4 +R5 /2) ・・・[1] このブリッジに励起電圧Ve を印加すると、電圧Vo が
出力される。ブリッジの平衡調節は、基準状態下におけ
るこの電圧Vo が零(Vo =0)となるように実施され
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記説明した通り、従
来技術においてはブリッジの平衡調節が可変抵抗器を利
用して行なわれるのが最も一般的であるが、このような
可変抵抗器による平衡調節を行なうブリッジを力覚セン
サに採用した場合には、次のような問題を生じていた。
【0009】(1)平衡調節を行なう為に、可変抵抗器
(図1、符号5参照)の抵抗値を調節する調節部材(ノ
ブ、ネジ等)を人手によって調節する必要があるが、力
覚センサの検出部は、人が直接アクセスすることが容易
な場所に設置されない場合も多いこと(例えば、建造物
の内部)。
【0010】特に、歪ゲージにかかる応力の状況に応じ
て基準状態を頻繁に変更し、平衡調節を何度も実施しな
ければならないケースでは、その度に可変抵抗器を人手
で調節することが要求されること。このような事態は極
めて不便であるばかりではなく、場合によっては平衡調
節が不可能である場合も起こり得る。
【0011】(2)人手による平衡調節は調節精度に個
人差などが出易いので、測定値の客観性、信頼性に限界
がある。
【0012】そこで、本願発明の目的は上記問題点を克
服し、ブリッジの平衡調節をマニュアル操作によること
なく自動的に行うことが出来る力覚センサを提供するこ
とにある。また、そのことを通して、力覚センサの使い
易さ並びに計測結果の客観性、信頼性を向上させること
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願発明は、「機械的な
弾性体に取り付けられ、前記弾性体に作用した応力に応
じて抵抗値が変化する少なくとも1つの抵抗器を含み、
前記応力による前記抵抗値の変化を電圧値で取り出すホ
イストーン・ブリッジ回路と、前記ホイストーン・ブリ
ッジ回路のブリッジ出力の平衡調節を行なう平衡調節手
段とを備えた力覚センサにおいて、前記平衡調節手段
が、前記ホイストーン・ブリッジ回路の出力電圧をある
範囲内で均等分割し、その内の任意の電圧を実際の出力
電圧として出力するD/A変換器と、前記D/A変換器
のデジタル設定入力を順次切り替える手段と、前記順次
切り替えられたデジタル設定入力下におけるブリッジ出
力の内最小の値を与えるデジタル設定入力値を決定する
手段と、該決定されたデジタル設定入力値を前記D/A
変換器に設定する手段を備えたことを特徴とする前記力
覚センサ」、によって上記技術課題を解決したものであ
る。
【0014】
【作用】本願発明は、力覚センサに装備されたホイスト
ーン・ブリッジ回路のブリッジ出力の平衡調節手段とし
て、従来より使用されている可変抵抗器に代えてDA変
換器を用いたことに基本的な特徴がある。このD/A変
換器は、ホイストーン・ブリッジ回路の出力電圧をある
範囲内で均等分割し、その内の任意の電圧を実際の出力
電圧として出力する位置に接続される。分割調整後のブ
リッジ出力の値は、D/A変換器のデジタル設定入力に
よって調整することが出来る。
【0015】このデジタル設定入力値は、例えばマイク
ロプロセッサ、メモリ等を備えた制御装置によって順次
切り替えられる。そして、順次切り替えられたデジタル
設定入力下におけるブリッジ出力の内で最小の値を与え
るデジタル設定入力値を求め、それをD/A変換器に設
定することにより、ブリッジ出力の平衡調整が達成され
る。
【0016】ゼロ出力を得たい基準状態を変更する時に
は、変更後の環境に置かれた力覚センサについて、上記
平衡調節処理を再実行すれば、変更後の基準状態におけ
る最適の平衡調節が達成される。
【0017】このように、本願発明の力覚センサでは、
ブリッジの平衡調節の自動化が可能となるので、力覚セ
ンサの設置箇所の制約が著しく緩和されるとともに、基
準状態(計測値を0としたい状態)を頻繁に変更する場
合でも、平衡調節が困難ではなくなる。また、平衡調節
の精度の個人差等の不安定要素が消え、測定の客観性、
信頼性が向上する。
【0018】
【実施例】図2は、本願発明に従った力覚センサにおけ
るブリッジ平衡調節手段として使用されるD/A変換器
の基本構成を示したものである。これを説明すると、先
ず、記号D0 〜Dn はデジタル入力信号を表わしてお
り、符号6で指示されたレジスタに信号D0 〜Dn が入
力されると、レジスタ6はこれら信号の論理状態D0'〜
Dn'を一時記憶する。
【0019】この一時記憶は任意のタイミングで行える
ようになっている。一時記憶された論理状態D0'〜Dn'
は、レジスタ6の後段に接続されたスイッチS0 〜Sn
の制御に用いられる。例えば、第i番目のデジタル信号
Di が正論理の時、第i番目のスイッチSi が図におけ
る回路表示でみて上側のラインに接続され、逆に負論理
の時には下側のラインに接続される。
【0020】そして、各スイッチS0 〜Sn の上側のラ
イン及び下側のラインは各々端子8,9に接続されてい
る。また、各スイッチS0 〜Sn の後段側には抵抗値R
及び2Rを有する素子群からなる抵抗ネットワーク7が
接続されており、各スイッチS0 〜Sn と端子10を結
んでいる。
【0021】今、端子8に電位Va を印加し、端子9に
はこれを上回る電位Vb (>Va )を印加したとする
と、デジタル信号D0 〜Dn 及びレジスタ6を制御する
ことにより、端子10に電位差ΔV=Vb −Va を2n
−1分割した任意の電位Vc を出力することが出来る。
即ち、端子10の電位Vc は、 Vc =Va +k・(Vb −Va )/(2n −1) ・・・[2] となる。但し、kは0≦k≦2n の任意の整数である。
なお、図4以降においては、図2に示したD/A変換器
を図3に示した略式表示記号を以て表わすことにする。
図3中に符号8’,9’,10’で指示された端子は、
図2における端子8,9,10に対応しており、端子
8’,9’にはブリッジの出力電圧が印加され、子1
0’にはこれをある範囲内で均等分割し、その内の任意
の電圧が実際の出力電圧として出力される。図4は、図
2に示した基本構成を有するD/A変換器を用いた、本
願発明による力覚センサのブリッジの回路構成の概要を
示したものである。同図において、符号101,10
2,103,104はブリッジを構成する抵抗器であ
り、本例では抵抗器101及び102に歪ゲージが使用
されている。歪ゲージ101及び102が、金属などの
弾性体W’に取り付けられていることは、図1の場合と
同様である。また、各抵抗器の抵抗値R1',R2',R
3',R4',R5'の選択の仕方についても、図1の関連説
明で述べたものと同様である(前出の[1]式参照)。
【0022】本実施例においては、抵抗器105の両端
の電位(中間出力)が、通例ボルテージフォロワと呼ば
れる演算増幅器よりなる電圧増幅率が1のアンプ10
6,107を介して、図2に示したD/A変換器の端子
8及び9に相当する端子8’,9’に入力される。ま
た、端子10’(図2中端子10に相当)がブリッジ出
力端子の一方とされている。
【0023】このアンプ106,107は、D/A変換
器の見かけ上の入力インピーダンスを高め、且つ、ブリ
ッジ回路の見かけ上の出力インピーダンスを低め、D/
A変換器の内部回路とブリッジ回路が相互に影響を及ぼ
さないようにする為に設置される。なお、このアンプ1
06,107に相当する部分をD/A変換器の内部回路
に含ませた構成も考えられる。
【0024】このような接続により、分割調整されたブ
リッジ出力電圧Vo'が得ることが可能となる。このブリ
ッジ出力電圧Vo'が取り得る値は離散的であり、ブリッ
ジ平衡の調整能力は離散値の刻みの細かさに依存するこ
とになる。
【0025】そして、この離散値の刻みの細かさは、図
2を参照して説明したことから(前出[2]式参照)、
デジタル信号D0 〜Dn のビット数nの選択を通して任
意に設定することが出来る。即ち、要求される調整能力
に見合った十分大きいnを設計的に選択することによっ
て、満足すべき滑らかさを以て平衡調整を行なう能力を
有するブリッジ回路を力覚センサに組み込むことが出来
る。
【0026】次に、図5は図4に示したブリッジ回路を
組み込み、ブリッジの平衡調節を自動的に行えるように
した力覚センサシステムの構成を例示したものである。
力覚センサシステム全体は、図4に示したブリッジ回路
201、増幅器202、A/D変換器203、マイクロ
プロセッサからなる中央演算処理装置(以下、「CP
U」と言う。)206及び揮発性メモリ(以下、「RA
Mメモリ」と称す。)207、不揮発性メモリ(以下、
「ROMメモリ」と称す。)208で構成されている。
そして、RAMメモリ207、ROMメモリ208、A
/D変換器203及びブリッジ回路201の平衡調節用
D/A変換器205のデジタル信号入力端子(図2D0
〜Dn 参照)は、太線で記されたバスライン204を介
してCPU206に接続されている。
【0027】ブリッジ回路201からの出力電圧は、増
幅器202で増幅され、A/D変換器203に入力され
る。A/D変換器203は、力覚センサに及ぼされる力
乃至トルクを表わす電圧に変換されたアナログ値をデジ
タル値に変換し、バスライン204に出力する。
【0028】CPU206は、システム全体を統括制御
する為の処理、ブリッジ回路201で検出された力乃至
トルクのデータをアプリケーションに応じて有効に活用
する為の処理、及びブリッジ平衡調節の為の処理を行な
う。なお、ここでは前者の処理については、本願発明と
特に関係が無いので、内容の説明を省略する。RAM2
07には、CPU206がD/A変換器205に設定す
るデジタル値を表わす指標kを記憶するレジスタが設定
される。また、RAM207はCPU206が処理を実
行する上で必要なその他のデータの一時記憶にも使用さ
れる。ROM208には、CPU206に前記各処理を
実行させる為のプログラムが所要設定値とともに格納さ
れる。
【0029】以下、本実施例に係る力覚センサシステム
におけるブリッジ平衡調節の為の処理手順の一例につい
て図6のフローチャートを参照して説明する。ブリッジ
平衡調節の処理は、力覚センサを基準状態として望む状
態(例えば、無負荷状態あるいは重力のみが作用してい
る状態など)に保った状態で以下のような処理手順で実
行される。D/A変換器205への設定値を表わす指標
kの初期値を0として処理が開始されると、先ず、CP
U206はD/A変換器205にデジタル値kを設定す
る(ステップS1)。この設定値kは、図2の関連説明
で言及した前出[2]式のkに相当したものである。D
/A変換器205にデジタル値kが設定されると、増幅
器202には、ある電圧値Vk が出力されるので、CP
U206はA/D変換器203からその電圧値Vk に対
応したあるデジタル出力値αk を獲得する(ステップS
2)。αk は、ブリッジ回路201の平衡状態からのず
れの大きさを表わしている。
【0030】CPU206は、D/A変換器205への
設定値kとこの値αk を1組のデータセット(k,αk
)としてRAM207内に一時記憶する(ステップS
3)。そして、指標kを1アップし(ステップS4)、
1アップ後の指標kの値がD/A変換器205へ設定可
能な最大値kmax を越えていないか否かチェックする
(ステップS5)。kmax の値は、前出[2]式から、
kmax =2n −1で与えられる。ここで、nはD/A変
換器205で使用されているレジスタ(図2中符号6を
参照)のビット数である。
【0031】ステップS5でk>kmax =2n −1でな
いことが確認された場合には、ステップS1に戻る。以
下、ステップS1〜ステップS5の処理を計2n 回繰り
返すと、ステップ5でYESの判断がなされ、ステップ
S6以下へ進む。即ち、RAM207内に蓄積された2
n 組のデータセット(k,αk )を順次読み出し、最小
値Min{αk }を求め(ステップS6)、更に、この
Min{αk }に対応したk値k0 を求める(ステップ
S7)。
【0032】最後に、ステップS8でこのデジタルk0
をD/A変換器205に設定することにより、最も小さ
なブリッジ出力を与える状態を実現し、ブリッジ平調節
の処理を終了する。力覚センサの基準状態の変更を要す
る場合には、変更後の環境に置かれた力覚センサについ
て、上記処理を再実行すれば、変更後の基準状態におけ
る最適の平衡調節が自動的に達成される。
【0033】
【発明の効果】本願発明によれば、力覚センサに組み込
まれれいるブリッジの平衡調節をマニュアル操作による
ことなく自動的に行うことが可能となり、力覚センサの
設置箇所の制約が著しく緩和されるとともに、基準状態
(計測値を0としたい状態)を頻繁に変更する場合で
も、平衡調節が困難ではなくなる。
【0034】また、平衡調節の精度の個人差等の不安定
要素が消えるので、力覚センサによる測定の客観性、信
頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】可変抵抗器を用いた従来方式によるブリッジの
平衡調節について説明する図である。
【図2】本願発明に従った力覚センサにおけるブリッジ
平衡調節手段として使用されるD/A変換器の基本構成
を示したものである。
【図3】図2に示したD/A変換器を略式表示記号を以
て表わしたものである。
【図4】図2に示した基本構成を有するD/A変換器を
用いた、本願発明による力覚センサのブリッジの回路構
成の概要を示したものである。
【図5】図4に示したブリッジ回路を組み込み、ブリッ
ジの平衡調節を自動的に行えるようにした力覚センサシ
ステムの構成を例示したものである。
【図6】本実施例に係る力覚センサシステムにおけるブ
リッジ平衡調節の為の処理手順の一例の概要を記したフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1,2 抵抗器(歪ゲージ) 3,4 抵抗器(固定抵抗) 5 可変抵抗器 6 レジスタ 7 抵抗ネットワーク 8,9,10,8’,9’,10’ 端子 101,102 抵抗器(歪ゲージ) 103,104,105 抵抗器(固定抵抗) 106,107 アンプ(演算増幅器) 201 ブリッジ回路 202 増幅器 203 A/D変換器 204 バスライン 205 平衡調節用D/A変換器 206 中央演算処理装置(CPU) 207 RAM 208 ROM

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機械的な弾性体に取り付けられ、前記弾
    性体に作用した応力に応じて抵抗値が変化する少なくと
    も1つの抵抗器を含み、前記応力による前記抵抗値の変
    化を電圧値で取り出すホイストーン・ブリッジ回路と、
    前記ホイストーン・ブリッジ回路のブリッジ出力の平衡
    調節を行なう平衡調節手段とを備えた力覚センサにおい
    て、 前記平衡調節手段が、前記ホイストーン・ブリッジ回路
    の出力電圧をある範囲内で均等分割し、その内の任意の
    電圧を実際の出力電圧として出力するD/A変換器と、
    前記D/A変換器のデジタル設定入力を順次切り替える
    手段と、前記順次切り替えられたデジタル設定入力下に
    おけるブリッジ出力の内最小の値を与えるデジタル設定
    入力値を決定する手段と、該決定されたデジタル設定入
    力値を前記D/A変換器に設定する手段を備えたことを
    特徴とする前記力覚センサ。
JP19234094A 1994-07-25 1994-07-25 力覚センサ Withdrawn JPH0835891A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7126355B2 (en) 2004-05-31 2006-10-24 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Physical quantity sensing device with bridge circuit and temperature compensating method
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