JPH0834079A - カートン整列供給装置 - Google Patents

カートン整列供給装置

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JPH0834079A
JPH0834079A JP6191287A JP19128794A JPH0834079A JP H0834079 A JPH0834079 A JP H0834079A JP 6191287 A JP6191287 A JP 6191287A JP 19128794 A JP19128794 A JP 19128794A JP H0834079 A JPH0834079 A JP H0834079A
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JP
Japan
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carton
plate
cartons
robot
aligning
Prior art date
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Pending
Application number
JP6191287A
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English (en)
Inventor
Koji Yamakawa
晃司 山川
Shiroji Honda
城二 本田
Hiroshi Katayama
洋 片山
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Kyodo Printing Co Ltd
Original Assignee
Kyodo Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロボットによるカートンの供給が可能で、カ
ートンの供給を自動化することができるカートン整列供
給装置を提供する。 【構成】 カートンCの積上部Sを画成する一対のガイ
ド板34L,34Rに開口部46を形成し、一方のガイ
ド板34Rの開口部34aにジョイント45およびスラ
イド軸43とスプリング47とを介して揺動かつ水平移
動自在にシリンダ39と連結した矯正板46を設けると
ともに、他方のガイド板34Lに連結板42Lを係合さ
せてガイド板34Lの撓みを規制し、複数のカートンC
を保持したロボット10が積上部S上の移載位置に到着
した時に、矯正板46をシリンダ39により駆動してロ
ボット10に保持されたカートンCを整列し、カートン
Cの整列後に矯正板46とガイド板34Lとの間でカー
トンCを挟持してロボット10を移載位置から退避さ
せ、ロボット10が退避したら矯正板46を離間する方
向に駆動してロボット10により搬送されたカートンC
を積上部S上のカートンC上に積み上げ載置するように
構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カートン供給装置、
詳しくは、サックマシン等にカートンを連続的に供給す
るためのカートン供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のカートン供給装置としては、例
えば、特開平3−297743号公報に記載されたもの
が知られる。この特開平3−297743号公報には、
給紙函より当紙を1枚宛ガイド板に当接の上係止するク
ランプをガイド板に設け、かつ、当紙とともにガイド板
を上昇させて横送りガイド上方に当紙を止着する当紙受
爪を、横送りガイドに設けた当紙給紙装置が記載され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特開平3−297743号公報にあっては、給紙函に
当紙やカートンを段積載置する際に当紙等を揃えなけれ
ばならず、ロボット等による給紙函内へのカートンの積
み込みが困難であり、工程の自動化の障害となっている
という問題があった。この発明は、上記問題に鑑みてな
されたもので、ロボットによるカートンの供給が可能
で、その自動化を促進することができるカートン供給装
置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係るカートン整列供給装置は、左右ガイ
ド板と、背当てガイドからなるカートン整列部の該左右
ガイド板のどちらか一方側の上方部近くに開口部を設
け、他方側ガイド板で前記開口部対向位置に当て板を当
接し、前記開口部に矯正板をエアシリンダで出入り自在
としたカートン整列装置と、ガイド板に対向して押さえ
板をスライド自在に設け、該ガイド板および押さえ板の
下端部に支持フォークを水平方向に出入り自在に設ける
とともに、中央部に押さえ板を備えたカートン移載ロボ
ットとにより構成される。
【0005】そして、請求項2記載の発明に係るカート
ン整列供給装置は、前記矯正板を、前記エアシリンダに
連結された固定板にスプリングを介して出入り自在のス
ライド軸先端部にピン結合して構成される。
【0006】また、請求項3記載の発明に係るカートン
整列供給装置は、前記カートン整列装置の左右ガイド板
の開口部近傍に上方および下方センサを設け、該上方セ
ンサで前記カートン移載ロボットへのカートン把持操作
を、また下方センサで前記カートン移載ロボットによる
前記カートン整列装置への積み込み操作をそれぞれ制御
するようにした。
【0007】
【作用】この発明に係るカートン整列供給装置によれ
ば、カートン移載ロボットがカートンを保持して左右ガ
イド間に到達すると、ガイド板の開口部の矯正板がエア
シリンダにより駆動されてカートン移載ロボットに保持
されたカートンと係合し、カートン移載ロボットに保持
されたカートンが保持された状態で整列され、この整列
されたカートンがガイド板間のカートン上に積上状態で
移載される。このため、ガイド板間にはカートンを整列
した状態で積み上げることができ、また、カートンの移
送をロボットにより自動化して行うことができる。
【0008】そして、請求項2記載のカートン整列供給
装置によれば、矯正板がエアシリンダに対して弾性的か
つ変位可能に連結するため、カートンを傷つけること無
く、より効率的にカートンを整列することができる。
【0009】また、請求項3記載のカートン整列供給装
置によれば、カートン移載ロボットへのカートンの把持
と積み込みとを上下のセンサの出力、すなわち、カート
ンの積上高さに基づき制御するため、その自動化をより
促進することができる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1から図7はこの発明の一実施例に係るカー
トン整列供給装置を示し、図1が全体模式図、図2がロ
ボットの正面図、図3がカートンストック機構の正面
図、図4が同カートンストック機構の側面図、図5が同
カートンストック機構の要部の斜視図、図6a,bおよ
び図7が作動説明図である。
【0011】図1において、1はロボット(カートン移
載ロボット)、30はカートンストック機構(カートン
整列装置)、50はプレフィーダ機構、70はサックマ
シンであり、後に詳述するように、ロボット1はローラ
コンベア90(図6a参照)により段積状態で搬送され
る複数のカートンCをカートンストック機構30に移送
し、カートンストック機構30は多数のカートンCを積
み上げて保持し、プレフィーダ機構50はロボット1に
より移送されたカートンストック機構30に積み上げ保
持されたカートンCを最下側から連続的にサックマシン
70に矢印に示す方向(搬送方向)に供給する。図6a
に示すように、ローラコンベア90には終端にストッパ
91が設けられ、このストッパ91にカートンCの到着
を検出するセンサ92が設けられる。このセンサ92は
図示しないコントローラに接続され、センサ92の出力
に基づきロボットハンド部10等が制御される。なお、
図示と詳細な説明は省略するが、上述したローラコンベ
ア90には、終点付近の各ローラの中央部にロボットハ
ンド部10の後述するフォーク部材の移動を許容するた
めの凹部が形成される。
【0012】ロボット1は、図示しないロボット本体に
揺動かつ昇降可能に支持アーム11を支持し、この支持
アーム11の先端にロボットハンド部10をロータリー
アクチュエータ27を介して鉛直軸廻りに回動可能に設
けて構成される。図2および図6に示すように、ロボッ
トハンド部10は、ロータリーアクチュエータ27の作
動軸にロボットハンド保護継手12および継手部材14
を介し支持板13を設け、この支持板13にフォーク部
材(支持フォーク)15と側部押さえ部材16とを水平
移動可能に、また、一対の上部押さえ部材17を昇降可
能に設けて構成される。なお、後に詳述するが、このロ
ボットハンド部10は、支持アーム11とともに昇降か
つ水平移動してローラコンベア90の終端のカートン積
込位置とカートンストック機構30のカートン移載位置
との間を移動する。
【0013】フォーク部材15は、水平な載置部材15
aと鉛直な連結部材15bとを鉤型状に結合して構成さ
れ、連結部材15bの上端が支持板13の下面に固定さ
れた駆動シリンダ18と連結される。このフォーク部材
15は、駆動シリンダ18により駆動されて図2中左方
に延出する離脱状態と図6bの搭載状態との間を移動
し、搭載状態で載置部材15a上に複数のカートンCを
載置する。側部押さえ部材16は、支持板13の図2中
右側に垂下する鉛直な板材からなり、上端が支持板13
の上面に固設されたシリンダ19と連結される。この側
部押さえ部材16は、シリンダ19により駆動されて図
2中左右方向に移動し、搭載位置のフォーク部材15の
載置部材15上に載置されたカートンCの側部を押さえ
る。
【0014】上部押さえ部材17は、図2中紙面垂直方
向に離間して配置され、支持板13の上面に固設された
シリンダ20と連結されている。これら上部押さえ部材
17はそれぞれ、シリンダ20により駆動されて昇降
し、搭載状態のフォーク部材15の載置部材15上に載
置されたカートンCの上部を押さえる。なお、21は支
持板13の下面角部に垂設されたプレートである。
【0015】カートンストック機構30は、図3,4に
示すように、プレフィーダ機構50の後述する下ベルト
の両側でそれぞれガイドプレート31L,31Rがフレ
ーム32に固定され、また、ガイドプレート31L,3
1R間に所定間隔を隔て2本の背当て部材36,36が
フレーム32に固定される。これらガイドプレート31
L,31Rにはそれぞれスライドホルダ33L,33R
が図3中左右方向の移動可能に設けられ、これらスライ
ドホルダ33L,33Rにそれぞれガイド板34L,3
4Rが固定アーム35L,35Rにより固定される。背
当て部材36,36は、後述する積上部に積み上げられ
たカートンCの背縁と係合可能に配置される。上述した
ガイド板34L,34Rおよび背当て部材36によりカ
ートンCの積上部Sが区画される。
【0016】ガイド板34L,34Rは、プレフィーダ
機構50の下ベルト上にカートンCに対応した間隔を隔
て配置され、下ベルト上にカートンCの積上部Sを形成
する。図3中右方のガイド板34Rには、上述したロボ
ットハンド部10の移載位置と対応した上側の所定位置
に略矩形状の開口部34aが形成され、また、この開口
部34aの側方に開口部34aの上下にわたって長穴3
4bが形成される。このガイド板34Rの開口部34a
には後述する矯正板が配置され、長穴34bには上下に
離間してセンサ49a,49bが配置される。なお、各
ガイド板34L,34Rとプレフィーダ機構50の下ベ
ルトとの間には微小隙間が形成され、また、背当て部材
36の下方には送りローラ48が設けられる(図4参
照)。
【0017】センサ49a,49bは、ロボットハンド
部10の移載位置に対応して配置され、取付高さにおけ
るカートンCの有無(カートン積上高さ)を検出してコ
ントローラに検知信号を出力する。上述したロボットハ
ンド部10は、センサ49aの出力に基づきコンベア9
0からのカートンCの把持(積み込み)が、また、セン
サ49bの出力に基づきカートンストック機構30への
カートンCの積み下ろしが制御される。すなわち、ロボ
ットハンド部10は、センサ49aによってカートンC
が検出されなくなるとコンベア90に移動してカートン
Cを積み込み、また、センサ49bによってカートンC
が検出されなくなると保持したカートンCをガイド板3
4L,34R間に積み込む。
【0018】また、スライドホルダ33L,33Rには
それぞれ取付部材37L,37Rが固定され、一方(図
3中右方)の取付部材37Rの上部にはエアシリンダ3
9が設けられ、他方(図3中左方)の取付部材37Lの
上部には連結板42Lが調整ボルト40とナット41,
41によって位置調整可能に設けられる。連結板42L
は、ガイド板34Lの外面に当接し、ガイド板34Lの
外方(図3中左方)への湾曲を規制する。
【0019】エアシリンダ39にはその作動ロッドに連
結板42Rが固着され、この連結板42Rの上下部分に
それぞれスライド軸43,43がホルダ44,44によ
り保持されて摺動自在に貫通する。これらスライド軸4
3,43は、先端がジョイント45,45を介して矯正
板46に連結し、また、コイルスプリング47,47が
外挿される。
【0020】矯正板46は、裏面に上下に離間してボス
部が形成され、上方のボス部に上下に長い長孔46a
が、下方のボス部に丸孔46bが形成される(図5参
照)。そして、上方のジョイント45は、矯正板46の
裏面ボス部に形成された長孔46aと、スライド軸43
の先端に形成された孔(図示せず)とに支軸を図3中紙
面垂直方向に挿通して構成され、また同様に、下方のジ
ョイント45も矯正板46の裏面下側ボス部の丸孔46
bとスライド軸43先端の孔とに支軸を回転自在に挿通
して構成され、これら上下のジョイント45,45が矯
正板46と各スライド軸43とを回動かつ揺動自在に連
結する。スプリング47はそれぞれ、ジョイント45,
45と連結板42Rとの間に介装され、スライド軸43
を図3中左方へ図示しないストッパにより規定される位
置に向けて付勢する。
【0021】矯正板46は、図5に示すように、ガイド
板34Rの開口部34aを挿通可能な大きさを有し、上
述したように回動かつ水平方向の移動(揺動)を許容さ
れてエアシリンダ39と連結される。この矯正板46
は、エアシリンダ39により駆動されてガイド板34
L,34R間の積上部S上に開口部34aを経て出入り
するとともに、また、エアシリンダ39により水平方向
の所定範囲を繰り返し変位するように揺動駆動される。
後に詳述するが、この矯正板46は、カートンCを搭載
したロボットハンド部10がガイド板34L,34R間
の積上部S上の移載位置に位置するとロボットハンド部
10に搭載されたカートンCの側縁に係合してシリンダ
39により揺動駆動され、このシリンダ39による揺動
でロボットハンド部10に保持されたカートンCを整列
させ、また、このカートンCの整列後はガイド板34L
との間でカートンCを挟持する。
【0022】なお、上記ジョイント45は、スライド軸
43の先端を矯正板46に水平方向軸廻りに回動自在に
連結するが、枢動可能なジョイント(いわゆるピボット
ジョイント等)を用いることも可能である。また、上述
した取付部材37L,37Rをスライドホルダ33L,
33Rに図3中左右方向に位置調整可能に取り付けてガ
イド板34L,34Rの間隔調整を可能とし、カートン
Cの大幅なサイズ変更に対応するように構成することも
可能であり、当該構成を採用することでサイズの異なる
カートンCへの対応も容易で高い汎用性が得られる。
【0023】プレフィーダ機構50は、図1に示すよう
に、複数のローラ51によって上側部分が略山型状をな
すように掛け廻された無端状の下ベルト52、複数のロ
ーラ53により下側部分が下ベルト52の上側部分と逆
形状をなすように掛け廻された上ベルト54と、複数の
ローラ55により略三角形状に掛け廻された射出ベルト
56とを有する。下ベルト52の上側部分には、搬送方
向後部面上に上述したカートンストック機構30が配置
され、搬送方向中央部面に上ベルト54の下側部分がカ
ートンCを挟持可能に係合し、搬送方向前部分に射出ベ
ルト56が係合する。このプレフィーダ機構50は、カ
ートンストック機構30の積上部Sに積み上げられたカ
ートンCを最下側から連続的にサックマシン70の保留
機構81に供給する。
【0024】サックマシン70は、プレフィーダ機構5
0と図示しないマシン本体との間に延設されたベルトコ
ンベア80を有し、このベルトコンベア80上にカート
ンCを一時保留する保留機構81が設けられる。保留機
構81は、ベルトコンベア80のベルト面上に所定の隙
間を隔て立設された衝当板82と、この衝当板82の搬
送方向後方に所定間隔を隔て斜めに設けられた保持板8
3とを有する。この保留機構81はプレフィーダ機構5
0から供給されるカートンCを複数枚保持し、ベルトコ
ンベア81が保留機構81に保持されたカートンCを1
枚ずつマシン本体に供給する。なお、マシン本体は周知
のものを用いることができ、その詳細な説明と図示は割
愛する。
【0025】この実施例にあっては、図6に示すよう
に、ローラコンベア90により複数のカートンCが段積
み状態で搬送され、この段積みカートンCが終点に到達
してストッパ91に係合すると、センサ92がカートン
Cを検出して検知信号を出力する。そして、ロボットハ
ンド部10がセンサ49aおよびセンサ92の検知信号
に基づき制御されてカートンCを積み込む。
【0026】ここで、ロボットハンド部10は、先ず、
図2に示すようにフォーク部材15が駆動シリンダ18
により延出され、このフォーク部材15が左方向に延出
した状態(離脱状態)で上記ローラコンベア90の終点
のカートンC直上の積込位置に移動する。続いて、フォ
ーク部材15を駆動シリンダ18によりカートンCの下
側へ移動させ、この後、上部押さえ部材17をシリンダ
20により駆動してカートンCの上部を押さえ、また、
側部押さえ部材16をシリンダ19により駆動してカー
トンCの側部を押さえる。したがって、ロボットハンド
部10は、搭載状態のフォーク部材15上に各押さえ部
材16,17により押さえられて複数のカートンCが搭
載保持される(図6a,b参照)。
【0027】次いで、カートンストック機構30のセン
サ49bによりガイド板34L,34R間の積上部S上
の所定位置にカートンCが存在しないことが検出される
と、このセンサ49bの出力に基づきロボットハンド部
10がカートンCを保持してカートンストック機構10
のガイド板34L,34R間の積上部S上の移載位置に
移動する(図7参照)。
【0028】そして、カートンCを保持したロボットハ
ンド部10が積上部S上の移載位置に到達すると、ロボ
ットハンド部10は上部押さえ部材17を上動させてカ
ートンCの上面から離間させ、また、矯正板46がエア
シリンダ39により駆動されて積上部S内に突入作動
し、ロボットハンド部10に保持されたカートンCはそ
の縁部(図3中、右縁部)に矯正板46が係合する。続
いて、この状態で、矯正板46がエアシリンダ39によ
り揺動され、ロボットハンド部10に保持されたカート
ンCをガイド板34Lとの間で挟んで揃える(整列す
る)。
【0029】ここで、矯正板46はジョイント45によ
り揺動自在に、かつ、スプリング47により進退可能に
連結板42L,42Rに取り付けられているため、矯正
板46が当接するカートンCの側縁を傷付けることがな
く、また、カートンCの矯正を効率的かつ効果的に行え
る。
【0030】この後、ロボットハンド部10に保持され
たカートンCの整列が完了すると、矯正板46はエアシ
リンダ39によりさらに突出する方向に駆動され、ロボ
ットハンド部10に保持されたカートンCは矯正板46
とガイド板34Lとの間に挟持される。そして、ロボッ
トハンド部10は、側部押さえ部材16をカートンCか
ら離間する方向に移動させ、また、図7に二点鎖線で示
すようにフォーク部材15を離脱位置へ駆動してカート
ンCを開放する。この後、ロボットハンド部10は、積
上部S上の移載位置から離脱し、センサ92の検知信号
に基づきコンベア90の積込位置に移動して上述した動
作を繰り返す。
【0031】また、ロボットハンド部10が移載位置か
ら退避すると、カートンストック機構30はシリンダ3
9により駆動されて矯正板46がカートンCから離間す
る方向に移動し、矯正板46とガイド板34Lとの間に
保持されたカートンCが積上部S上のカートンC上に載
置される。この時、カートンCはロボットハンド部10
に保持された状態で既に整列されているため、カートン
C上には整列された状態で積み上げられる。
【0032】そして、カートンストック機構30の積上
部Sに積み上げられたカートンCはプレフィーダ機構5
0により最下側から1枚ずつサックマシン70に供給さ
れ、サックマシン70において折り曲げられ、また、合
わせ目が糊づけシールされて箱等に成形される。
【0033】上述したように、この実施例によれば、コ
ンベア90により段積み状態で搬送される複数のカート
ンCをロボットハンド部10に保持させてカートンスト
ック機構30の積上部S上の移載位置に移動させ、ロボ
ットハンド部10が移載位置に到達すると、ロボットハ
ンド部10に保持されたカートンCを矯正板46により
整列し、ついで、矯正板46とガイド板34Lとの間に
挟持してロボットハンド部10を移載位置から退避さ
せ、ロボットハンド部10の退避後に矯正板46を離間
させて整列されたカートンCを積上部S上に積み上げ
る。このため、ロボットハンド部10を用いてカートン
Cを整列した状態でカートンストック機構30に自動供
給することができ、カートンCを高速で確実に供給でき
る。
【0034】特に、この実施例は、矯正板46をジョイ
ント45により揺動自在に、また、進退可能に連結板4
2Rに取り付けるため、カートンCの傷付きを有効に防
止でき、また、カートンCの整列を効率的に行える。ま
た特に、この実施例は、ロボットハンド部10に保持さ
れたカートンCを整列した後にロボットハンド部10に
保持されたカートンCを矯正板45によりガイド板34
Lとの間で挟持してロボットハンド部10を退避させ、
ロボットハンド部10の退避後に矯正板46を離間する
方向に移動させて積上部S上に積み上げるため、ロボッ
トハンド部10から積上部SへのカートンCの移載が円
滑に行える。
【0035】なお、上述した実施例では、カートンCを
供給するものを例示するが、この発明は上述した従来の
技術の公報に記載される当紙や間紙等の供給にも適用す
ることができるものであり、本明細書における「カート
ン」は上記当紙や間紙等を含む概念である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係るカ
ートン整列供給装置によれば、複数のカートンを保持し
たカートン移載ロボットがカートン整列装置のガイド板
間の所定位置に到達すると、矯正板をエアシリンダによ
り駆動してロボットに保持されたカートンを矯正板によ
り揃えて整列させ、整列したカートンを積み上げるよう
に構成したため、ロボットを用いてカートンを整列した
状態でカートン整列装置に自動供給することができ、カ
ートンを高速で確実に供給できるという効果が得られ
る。
【0037】また、請求項2記載の発明に係るカートン
整列供給装置によれば、矯正板を揺動(回動)かつスプ
リングにより付勢してカートンと接近離間する方向への
変位自在に支持するため、カートンを傷付けること無く
効率的に整列させることができるという効果が得られ
る。
【0038】さらに、請求項3記載の発明に係るカート
ン整列供給装置によれば、ガイド板間に積み上げられた
カートンの積上高さを上方センサおよび下方センサで検
出し、カートンの積上高さが上方センサ位置より低くな
るとロボットへのカートンの積み込みを行い、また、カ
ートンの積上高さが下方センサ位置より低くなるとガイ
ド板間にロボットからカートンを移載して積み上げるよ
うに制御するため、その自動化をより促進することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかるカートン整列供給
装置の模式全体図である。
【図2】同カートン整列供給装置のロボットの正面図で
ある。
【図3】同カートン整列供給装置のカートンストック機
構の正面図である。
【図4】同カートンストック機構の側面図である。
【図5】同カートンストック機構の一部を拡大した斜視
図である。
【図6】a,bが同カートン整列供給装置のロボットの
作動を説明するための図である。
【図7】同ロボットのカートンストック機構における作
動を説明する図である。
【符号の説明】
1 ロボット(カートン移載ロボット) 10 ロボットハンド部 11 支持アーム 12 ロボットハンド保護継手 13 支持板 15 フォーク部材 16 側部押さえ部材 17 上部押さえ部材 18 駆動シリンダ 19 シリンダ 20 シリンダ 30 カートンストック機構(カートン整列装置) 31 ガイドプレート 32 フレーム 33 スライドホルダ 34 ガイド板 36 背当て部材 37 取付部材 39 エアシリンダ 40 ボルト 41 ナット 42 連結板 43 スライド軸 45 ジョイント 46 矯正板 47 スプリング 50 プレフィーダ機構 52 下ベルト 54 上ベルト 70 サックマシン 90 ローラコンベア C カートン
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 1/30 320 8712−3F

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右ガイド板と、背当てガイドからなる
    カートン整列部の該左右ガイド板のどちらか一方側の上
    方部近くに開口部を設け、他方側ガイド板で前記開口部
    対向位置に当て板を当接し、前記開口部に矯正板をエア
    シリンダで出入り自在としたカートン整列装置と、ガイ
    ド板に対向して押さえ板をスライド自在に設け、該ガイ
    ド板および押さえ板の下端部に支持フォークを水平方向
    に出入り自在に設けるとともに、中央部に押さえ板を備
    えたカートン移載ロボットとからなるカートン整列供給
    装置。
  2. 【請求項2】 前記矯正板は、前記エアシリンダに連結
    された固定板にスプリングを介して出入り自在のスライ
    ド軸先端部にピン結合された請求項1記載のカートン整
    列供給装置。
  3. 【請求項3】 前記カートン整列装置の左右ガイド板の
    開口部近傍に上方および下方センサを設け、該上方セン
    サで前記カートン移載ロボットへのカートン把持操作
    を、また下方センサで前記カートン移載ロボットによる
    前記カートン整列装置への積み込み操作をそれぞれ制御
    するようにした請求項1記載のカートン整列供給装置。
JP6191287A 1994-07-22 1994-07-22 カートン整列供給装置 Pending JPH0834079A (ja)

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