JPH08336697A - 自動ふとん干し機 - Google Patents

自動ふとん干し機

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JPH08336697A
JPH08336697A JP7179303A JP17930395A JPH08336697A JP H08336697 A JPH08336697 A JP H08336697A JP 7179303 A JP7179303 A JP 7179303A JP 17930395 A JP17930395 A JP 17930395A JP H08336697 A JPH08336697 A JP H08336697A
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JP
Japan
Prior art keywords
shutter
futon
storage box
opening
bed
Prior art date
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Pending
Application number
JP7179303A
Other languages
English (en)
Inventor
Chikara Hirano
主税 平野
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Individual
Original Assignee
Individual
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Publication date
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  • Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 日光乾燥用の自動ふとん干し機をベランダの
障壁に掛架し、所定時間の日光照射を行なわせ、所定時
間経過後及び所定時間中の降雨については雨感知センサ
ーにより自動開閉シャッターを作動させ、自動開閉シャ
ッター作動後のふとん干し機内の温度調整を温度センサ
ー付換気扇により行なう。 【構成】 日光乾燥をさせるふとんの収納ボックス1
は、ベランダの障壁11に掛架できるように上方部を背
方に湾曲し、前面部が開口の縦長状に形成し、開口下方
部にモーター付シャッター2を、収納ボックス1の内部
に温度センサー付換気扇5を各設け、一方の側枠体の上
方にタイムコントローラー3、雨感知センサー4、前面
にソーラーシステムの太陽受光板6が各取り付けられ、
前面部の開口内に横長のふとん止め7,8及び両側縁に
縦長のふとんの飛びだし制御用ガード9と透明平板10
を各設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マンション等のベラン
ダの障壁の内側より外側へ掛けて使用する自動開閉式の
ふとん干し機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来マンション等においてはふとんを直
接ベランダの障壁(柵体を含む、以下同じ)に掛けて日
照乾燥を行なっていた。このようにしてふとんを干す場
合には日差しが強くなり太陽が高くなる頃を見計らって
行なわれ、取り込む場合は昼過ぎの日照が弱くなる頃に
行なわれていた。そのために、その時間帯には必ず人が
いなければならず、手間がかかることになる。また、ふ
とんを干すのが早すぎても、取り込むのが遅すぎても、
外気の温度が低くなりふとんは冷えてしまう。その時期
を逃すと本来のふとん干しの目的であるところの、ふと
んを乾燥させふっくらと暖めることにそぐわなくなる。
従ってふとん干しの時間帯の設定というものは極めて限
定された範囲の時間帯に限られる。また降雨等による天
候の変化がある場合、それによってふとんが濡れないよ
うに急に取り込まなければならない状況も起こってく
る。この場合も人の手が必要となる。そのため、今まで
はその状況を見極めるために、常時、人が在宅してふと
んを監視していなければならない。更にベランダの障壁
へ直接ふとんを掛けることは障壁の汚れがふとんに付着
し、汚れるという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように特に居住者
が外出などで不在となる場合には、日照時間のもっと
も良好な時間帯の設定、降雨等の場合の防御、ふと
んの適切な温度の保持ができなかった。また、在宅、外
出にかかわらずベランダの障壁によるふとんの汚れを防
止できなかった。本発明は、従来の技術のこのような
問題を解決するためになされたものであり、その目的と
するところは、上記の問題を解決した自動ふとん干し機
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めになされた本発明の自動ふとん干し機は、上方部が
背方に湾曲し、前面部が開口の縦長状に形成された収納
ボックス、前記開口を開閉扉するモーター付シャッタ
ー、前記モーター付シャッターを開閉扉させるための
タイムコントローラー、降雨等に際して前記シャッタ
ーを閉扉する雨感知センサー、前記モータ−付シャッ
ターの閉扉による前記収納ボックスの内部温度を調整す
る温度センサー付換気扇とからなることを特徴とする。
【0005】そして、前記モーター付シャッター、前記
タイムコントローラー、前記雨感知センサー、及び温度
センサー付換気扇の所要電力を得るための蓄電式ソーラ
ーシステムを備えることが良い。そして、前記収納ボッ
クスの背面部及び前面部にそれぞれ横長のふとん止めベ
ルトを取り付けることが、ふとんの脱出を防止するので
好適である。さらに、前記収納ボックス開口の左右側部
に、縦長のふとんガードを設けること、または、前記収
納ボックス1の開口に冠装する蓋体の透明平板10を設
けることが併せてふとんの脱出を完全に防止するので良
い。
【0006】
【作用】 収納ボックスは上方部が背方に湾曲しているので、容
易にマンション等のベランダの障壁に掛架することがで
きる。 収納ボックスの前面部が開口されており、その開口に
はモーター付シャッターが取り付けられ、またシャッタ
ーを開閉扉させるタイムコントローラーが設けられてい
るので、シャッターの開閉扉時刻が設定され、ふとんが
最も良い日照を受け、ふとんは最高の干し上がりを呈す
る。 また、雨感知センサーが備えられているので、ふとん
乾燥中に降雨等があっても、雨感知センサーの感知によ
りモーター付シャッターが作動して収納ボックスを閉扉
するので、ふとんが濡れることがない。
【0007】モーター付シャッターは閉扉後におてい
タイムコントローラーを作動させない限り開扉しない。
そのため降雨が上がり放置すると日照りにより収納ボッ
クス内の温度が上昇するが、温度センサー付換気扇が備
えられているので、温度調整は自在になされる。 また、収納ボックスにはふとん止めベルト、ふとんガ
ード、透明平板が設けられているので、ふとんが収納ボ
ックスから脱出するようなことはない。 ふとんはベランダの障壁に直接触れることがないの
で、障壁によるふとんの汚染は発生しない。 このようにして、居住者が在宅でも外出中でも安心し
て適切なふとん干しが行なえる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は、自動ふとん干し機の斜視図、図2
は、図1の背面斜視図である。この図面において、1
は、上方部が背方に湾曲し、前面部が開口の縦長状に形
成された1枚のふとんを収納するふとんの収納ボック
ス、2は、収納ボックス1の開口を開閉するモーター付
シャッター、3は、モーター付シャッター2を開閉扉さ
せるためのタイムコントローラー、4は、モーター付シ
ャッター2を閉扉する雨感知センサー、5は、収納ボッ
クス1の内部温度を調整する温度センサー付換気扇、6
は、モーター付シャッター2、タイムコントローラー
3、雨感知センサー4、及び温度センサー付換気扇5、
の電力を得るための蓄電式のソーラーシステム、7,8
はふとん止めベルト、9は、ふとんガードである。図3
による10は、収納ボックス1−Aの開口に冠装する蓋
体の透明平板である。なお、11はベランダの障壁、1
2は、モーター付シャッター2の把手、13はふとんを
示す。
【0009】ふとんの収納ボックス1は、ベランダの障
壁11に掛架できるように上方部が背方に湾曲し、正面
方向が太陽の受光面で下方が障壁11から下げられる縦
長状に設計され、一方の側部は厚手の板体、他方の側部
は枠体に形成され、両者の低部間が板体により連結し、
背板は湾曲部の下方までの高さに形成されている。この
ように形成された前面と背面にかかる、開口部に設置さ
れたモーター付シャッター2により閉扉される。この収
納ボックスの高さは約150mm、下方においては約3
00mm、横幅は約1700mm、長さは約2300m
m、横幅はふとんの枚数により延長して設計することも
できる。そして収納ボックス1の主体は、ジュラルミン
等の軽金属よりなり、背板は軽量、保温性に富む発泡ス
チロール板を使用し、シャッターは保温性のあるビニー
ル性シートを用いたものを採用している。
【0010】一方の側部には温度センサー付換気扇6が
配設され、収納ボックス1が閉扉されボックス内が一定
温度以上になった場合に、内部温度を調整するために換
気扇が作動するものである。この温度センサーはサーモ
スタットを利用し本実施例では約30℃以上に達する
と、換気扇の電気スイッチが自動的にはいる。
【0011】また、他方の側部枠体の頭部にはタイムコ
ントローラー3が配設され、これによりモーター付シャ
ッター2へ開閉扉のための指示及び開扉予定時刻、閉扉
予定時刻の設定入力が行なわれる(入力ボタン、表出文
字等の図示は省略)。更にタイムコントローラー3以下
の側部枠体の表面部には、上方に窪みを有する雨感知セ
ンサー4が配設され、収納ボックス1の使用中における
降雨等を感知し、モーター付シャッター2への閉扉の指
示をするものである。この雨感知センサー4は、その窪
みに雨滴等が入ると電気配線間に短絡現象を発生して通
電するものである。更に雨感知センサー4の下方の日照
表面にソーラーシステム6の受光板が配列される。そし
て側部枠体内部には、図示を省略したタイムコントロー
ラー3及び雨感知センサー4からの信号を受けて、モー
ター付シャッター2へ所定の司令を形成する基板及びソ
ーラーシステム6の蓄電池が格納されている。なお、上
記のモーター付シャッター2は、タイムコントローラー
3を使用しなくてもシャッター2の把手12によりモー
ターを空転させて、開閉自在に構成されている。
【0012】そして、収納ボックス1に収納したふとん
が大気の風圧等で脱出することを防止するために、収納
ボックス1の前後面内に中間鉤付のふとん止めベルト
7,8(伸縮性の少ないゴム製品)が配設され、前面の
両面には鋼線による縦長のふとんガード、及び透明平板
が配設されている。なお、収納ボックスは安全性を高め
るために、収納ボックスを障壁にボルト止めができるよ
うにすることも可能である。
【0013】以下、この自動ふとん干し機の使用手順に
つき説明する。 ふとん干し機の使用前は、シャッターが閉扉されてい
る。 手作業またはコントローラーを利用しシャッターを開
扉する。 ふとんをふとん干し機に収納し、2つのふとんベルト
によりふとんを固定する。 手作業またはコントローラーを利用しシャッターを閉
扉する。 タイムコントローラーにより、シャッターの開扉予定
時刻及び閉扉予定時刻を設定入力する。 このようにしてシャッターの開扉予定時刻にシャッタ
ーが開扉され、閉扉予定時刻にシャッターが閉扉され
て、ふとんは良好に乾燥される。 ふとんを取り込むにあたり、手作業またはコントロー
ラーを利用しシャッターを開扉する。 ふとんを取り込み、手作業またはコントローラーを利
用しシャッターを閉扉する。 なお、ふとん乾燥中の降雨等、シャッター閉扉後の内部
温度の調整については心配は全くない。次に、他の実施
例を図3,4により説明する。モーター付シャッター2
−Aを収納ボックス1−Aの湾曲部に装置し、前面開口
方向に作動するようにする。収納ボックス1−Aの表面
開口には図3に示すように蓋体に形成された透明平板1
0を冠装する。なお、使用方法については前記とほぼ同
じであるので省略する。
【0004】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので以下の効果を奏する。 タイムコントローラーによりふとん乾燥のための適切
な日照時間帯の設定ができる。 ふとん干し時間帯における降雨に際しては、シャッタ
ーの自動閉扉によりふとんを雨等より防御することがで
きる。 ふとん干し機の閉扉後のふとん干し機の内部における
温度調整が換気扇により行なわれるので、優良な乾燥仕
上がりのふとんが得られる。 ふとんがベランダの障壁と隔離されるのでふとんの汚
染を生じない。 居住者が一時不在となる場合でもその居住者に何等の
心配を与えない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動ふとん干し機の斜視図であ
る。
【図2】本発明に係る自動ふとん干し機の背面斜視図で
ある。
【図3】本発明の他の実施例に係る自動ふとん干し機の
斜視図である。
【図4】図3の背面斜視図である。
【符号の説明】
1 収納ボックス 2 モーター付シャッター 3 タイムコントローラー 4 雨センサー 5 温度センサー付換気扇 6 ソーラーシステム 7 ふとん止めベルト 8 ふとん止めベルト 9 ふとんガード 10 透明平板 11 障壁 12 把手 13 ふとん

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方部が背方に湾曲し、前面部が開口
    の縦長状に形成された収納ボックス1、の前記開口を
    開閉扉するモーター付シャッター2、前記モーター付
    シャッター2を開閉扉させるためのタイムコントローラ
    ー3、降雨等に際して前記シャッター2を閉扉する雨
    感知センサー4、前記モーター付シャッター2の閉扉
    による前記収納ボックス1の内部温度を調整する温度セ
    ンサー付換気扇5とからなることを特徴とする自動ふと
    ん干し機。
  2. 【請求項2】 前記モーター付シャッター2、前記タイ
    ムコントローラー3、前記雨感知センサー4、及び前記
    温度センサー付換気扇5の所要電力を得るための蓄電式
    のソーラーシステム6を備えていることを特徴とする請
    求項1記載の自動ふとん干し機。
  3. 【請求項3】 前記収納ボックス1の背面部及び前面部
    にそれぞれ横長のふとん止めベルト7,8を取り付けた
    ことを特徴とする請求項1,2記載の自動ふとん干し
    機。
  4. 【請求項4】 前記収納ボックス1の開口の左右側部
    に、縦長のふとんガード9を設けたことを特徴とする請
    求項1,2,3記載の自動ふとん干し機。
  5. 【請求項5】 前記収納ボックス1の開口上部の一部分
    を閉扉する前記モーター付シャッター2を装着し、前記
    収納ボックス1の開口の他の部分を蓋体に形成された透
    明平板10を冠装することを特徴とする請求項1,2,
    3記載の自動ふとん干し機。
JP7179303A 1995-06-12 1995-06-12 自動ふとん干し機 Pending JPH08336697A (ja)

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JP7179303A JPH08336697A (ja) 1995-06-12 1995-06-12 自動ふとん干し機

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Family

ID=16063476

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110050591A (zh) * 2019-03-20 2019-07-26 苏州慧泽农业科技有限公司 一种用于玉米晾晒的边缘防水溅湿板
CN111219959A (zh) * 2020-02-11 2020-06-02 广州市历杰科技有限公司 一种基于数据识别的谷物晾晒平台
CN113090174A (zh) * 2021-04-09 2021-07-09 深圳市尚丰设计有限公司 一种雨量监测预警窗檐

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CN113090174B (zh) * 2021-04-09 2023-09-01 河南铭硕电子有限公司 一种雨量监测预警窗檐

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