JPH08336126A - スクランブル放送システム - Google Patents

スクランブル放送システム

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Publication number
JPH08336126A
JPH08336126A JP7140756A JP14075695A JPH08336126A JP H08336126 A JPH08336126 A JP H08336126A JP 7140756 A JP7140756 A JP 7140756A JP 14075695 A JP14075695 A JP 14075695A JP H08336126 A JPH08336126 A JP H08336126A
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JP
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redundancy
scramble
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message
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JP7140756A
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English (en)
Inventor
Hideo Shigihara
秀郎 鴫原
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、同じメッセージデータであっても
スクランブル処理された結果がその都度異なり、不正に
解読されることを防止し得るスクランブル放送システム
を提供することを目的としている。 【構成】メッセージデータに時間経過に伴なって変化す
る第1冗長性データを付加して第1冗長性付加データを
生成し、この第1冗長性付加データに所定の演算処理を
施して得られる第2冗長性データを付加して第2冗長性
付加データを生成し、この第2冗長性付加データに所定
の暗号化処理を施すスクランブル手段と、暗号化データ
から復元された第2冗長性付加データに対して上記の演
算処理が成立するか否かを判別してメッセージデータの
正当性を判別する判別手段とを備えたデスクランブル手
段とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばCATV(Ca
ble Television)放送システム等のような加入者テレビ
ジョン放送システムに係り、特にその放送されるデータ
にスクランブル処理を施して送信し、受信側でデスクラ
ンブル処理を施すスクランブル放送システムの改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、首記の如きスクランブル
放送システムにあっては、放送局側から各加入者の受信
端末に対して、映像信号や音声信号を含むテレビジョン
信号をスクランブル処理して送信するだけでなく、受信
端末を制御するための制御情報もスクランブル処理して
送信する必要がある。
【0003】この場合、従来のスクランブル処理では、
まず、伝送すべきメッセージデータに冗長性付加処理を
行ない、それに第1次及び第2次加工処理よりなる暗号
化処理を施すようにしている。例えばメッセージデータ
が“83”であるとすると、これに固定の冗長性データ
“23”を付加して冗長性付加処理を行ない“832
3”なる冗長性付加データを生成する。
【0004】その後、この冗長性付加データ“832
3”の各桁にそれぞれ1を加えることにより、 8+1=9 3+1=4 2+1=3 3+1=4 “9434”なるデータを生成する第1次加工処理が行
なわれる。
【0005】そして、この第1次加工処理後のデータ
“9434”を原文として、その各桁を図11にビット
3(最上位桁)〜ビット0(最下位桁)で示すように、
それぞれ2進数に変換し、これを同図にビット3´(最
上位桁)〜ビット0´(最下位桁)で示すように読んで
16進数に変換して図中下から上に読むことにより“A
258”なる暗号文を生成する第2次加工処理が行なわ
れ、ここに、メッセージデータ“83”が“A258”
なるデータにスクランブル処理される。
【0006】また、受信端末では、受信したデータに上
記と逆の処理を施すことで、付加した冗長性付加データ
“23”が再現されるか否かにより、伝送途中における
データの改ざん等の有無を判別するようにしている。
【0007】しかしながら、上記のような従来のスクラ
ンブル手段を備えたテレビジョン放送システムでは、冗
長性付加データが固定であるため、同じメッセージデー
タをスクランブル処理した結果は常に同じデータになる
ので、繰り返し送信しているうちに解読されてしまう可
能性が高くなり、不正な改ざん等が行なわれ易くなると
いう問題が生じている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
スクランブル放送システムでは、同じメッセージデータ
をスクランブル処理した結果は常に同じデータになるた
め、不正に解読される可能性が高くなるという問題を有
している。
【0009】そこで、この発明は上記事情を考慮してな
されたもので、同じメッセージデータであってもスクラ
ンブル処理された結果がその都度異なり、不正に解読さ
れることを防止し得る極めて良好なスクランブル放送シ
ステムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係るスクラン
ブル放送システムは、メッセージデータに時間経過に伴
なって変化する第1冗長性データを付加して第1冗長性
付加データを生成する第1の生成手段と、この第1の生
成手段で生成された第1冗長性付加データに所定の演算
処理を施して得られる第2冗長性データを付加して第2
冗長性付加データを生成する第2の生成手段と、この第
2の生成手段で生成された第2冗長性付加データに所定
の暗号化処理を施す暗号化手段とを備えたスクランブル
手段と、暗号化手段から出力される暗号化データを復号
化して第2冗長性付加データを復元する復元手段と、こ
の復元手段で復元された第2冗長性付加データに対して
第2の生成手段で施した演算処理が成立するか否かを判
別して第1及び第2冗長性データを取り除いたメッセー
ジデータの正当性を判別する判別手段とを備えたデスク
ランブル手段とを備えるようにしたものである。
【0011】
【作用】上記のような構成によれば、メッセージデータ
に時間経過に伴なって変化する第1冗長性データを付加
して第1冗長性付加データを生成するとともに、この第
1冗長性付加データに所定の演算処理を施して得られる
第2冗長性データを付加して第2冗長性付加データを生
成し、この第2冗長性付加データを暗号化するようにし
たので、同じメッセージデータであってもスクランブル
処理された結果がその都度異なり、不正に解読されるこ
とを防止することができる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して詳細に説明する。図1は、この実施例で説明する
CATV放送システムの概略を示している。すなわち、
図1において、符号11はセンター装置であり、複数種
類のテレビジョン信号を発生するビデオソース12を備
えている。
【0013】このビデオソース12から出力される各テ
レビジョン信号は、変調装置13に供給されて複数の変
調回路131 ,……,13n によりそれぞれ変調処理が
施されるとともに、スクランブル変調装置14に供給さ
れて複数のスクランブルエンコーダ141 ,……,14
m によりそれぞれスクランブル処理及び変調処理が施さ
れる。
【0014】これら変調装置13の出力とスクランブル
変調装置14の出力とは、多重化装置15によって多重
化されネットワークに送出される。このネットワークと
しては、伝送線路16に複数(図示の場合は1つ)の受
信端末17がマルチポイントに接続されている。この受
信端末17には、テレビジョン受信機18が接続されて
いる。そして、上記ビデオソース12及びスクランブル
変調装置14は、センター装置11内のコンピュータ装
置19によって制御されている。
【0015】また、このコンピュータ装置19は、ネッ
トワークに送出するための制御情報を生成し、スクラン
ブル変調装置14に出力している。このため、変調装置
13から出力されるテレビジョン信号や、スクランブル
変調装置14から出力されるスクランブル処理されたテ
レビジョン信号に、スクランブル処理された制御情報が
多重化されて、受信端末17に送出されることが可能に
なる。
【0016】ここで、上記コンピュータ装置19から出
力される制御情報は、図2(a)にデータラインとして
示すように、垂直帰線期間におけるテレビジョン信号に
多重化される。この制御情報は、図2(b)に示すよう
に、データ同期信号部分と、データパケット種別データ
部分と、制御データ部分と、チェック符号部分とから構
成されている。そして、制御情報の内容としては、図2
(c)に示すように、共通情報としてチャンネル番号、
選局周波数及び現在時刻等があり、個別情報として個別
宛先、チャンネル番号及び選局許可条件等がある。
【0017】次に、図3は、上記受信端末17の詳細を
示している。すなわち、図3において、符号20は入力
端子で、センター装置11から送出されるテレビジョン
信号が供給されている。この入力端子20に供給された
テレビジョン信号は、チューナ21に供給されて選局回
路22の指示に基づいてチャンネル選局が行なわれた
後、音声復調回路23及び映像復調回路24にそれぞれ
供給される。
【0018】このうち、音声復調回路23は、入力され
たテレビジョン信号中の音声成分を復調して、RF(Ra
dio Frequency )モジュレータ回路25に出力してい
る。また、上記映像復調回路24は、入力されたテレビ
ジョン信号中の映像成分を復調して、制御情報抽出回路
26及び映像デスクランブル回路27にそれぞれ出力し
ている。
【0019】この場合、まず、制御情報抽出回路26
は、入力された映像信号中から制御情報を抽出してマイ
クロコンピュータ28に出力している。このマイクロコ
ンピュータ28は、入力された制御情報を解読しその解
読結果に基づいて映像デスクランブル回路27を制御す
る。このため、映像デスクランブル回路27は、入力さ
れた映像信号にマイクロコンピュータ28の指示に基づ
いてデスクランブル処理を施し、RFモジュレータ回路
25に出力している。そして、このRFモジュレータ回
路25が、音声復調回路23から出力された音声信号
と、映像復調回路24から出力された映像信号とを合成
し、出力端子29を介して上記テレビジョン受信機18
に出力している。
【0020】また、マイクロコンピュータ28には、入
力回路30を介して図示しないキーボードやリモートコ
ントロール操作部等からの操作情報が入力されるように
なっている。このため、加入者が所望のチャンネルを選
局操作すると、その操作情報がマイクロコンピュータ2
8で解析されて選局回路22に供給される。これによ
り、選局回路22が、その指定されたチャンネルを選局
するようにチューナ21を制御することになる。さら
に、マイクロコンピュータ28には、表示器31が接続
されており、操作情報や受信端末17の動作状態等が表
示されるようになっている。
【0021】ここで、この実施例で行なうスクランブル
処理及びデスクランブル処理について説明する。すなわ
ち、このスクランブル処理では、伝送すべきメッセージ
データに第1及び第2の冗長性付加処理を行ない、それ
に第1次及び第2次加工処理よりなる暗号化処理を施す
ようにしている。例えばメッセージデータが“83”で
あるとすると、これに図示しない疑似乱数発生器で発生
された第1冗長性データ(例えば“3”)を付加して冗
長性付加処理を行ない、“833”なる第1冗長性付加
データを生成する。
【0022】次に、この第1冗長性付加データ“83
3”に対して、さらに第2冗長性データを付加すること
により、4桁のデータを生成する。この第2冗長性デー
タは、それ自身を含めた4桁のデータを全て加算演算し
たときの最下位桁が“0”になるような条件で選定され
る。つまり、この場合は、第1冗長性付加データが“8
33”であるから、第2冗長性データは“6”が選定さ
れ、“8336”なる第2冗長性付加データが生成され
ることになる。
【0023】その後、この第2冗長性付加データ“83
36”の各桁にそれぞれ1を加えることにより、 8+1=9 3+1=4 3+1=4 6+1=7 “9447”なるデータを生成する第1次加工処理が行
なわれる。
【0024】そして、この第1次加工処理後のデータ
“9447”を原文として、その各桁を図4にビット3
(最上位桁)〜ビット0(最下位桁)で示すように、そ
れぞれ2進数に変換し、これを同図にビット3´(最上
位桁)〜ビット0´(最下位桁)で示すように読んで1
6進数に変換して図中下から上に読むことにより“91
78”なる暗号文を生成する第2次加工処理が行なわ
れ、ここに、メッセージデータ“83”が“9178”
なるデータにスクランブル処理される。
【0025】また、デスクランブル処理では、受信した
データに対して、第2次加工処理及び第1次加工処理を
それぞれ上記と逆の順序で行なうことで、第2冗長性付
加データ“8336”を再現し、この4桁のデータを全
て加算したときの最下位桁が“0”になるか否かによっ
て、上位2桁のデータ“83”の正当性を判断するよう
にしている。
【0026】図5は、制御情報に対して上記のようなス
クランブル処理を行なうセンター装置11の動作を示す
フローチャートである。まず、コンピュータ装置19
は、ステップS1で、放送するテレビジョン信号に多重
化すべき共通情報及び個別情報をそれぞれ生成すると、
ステップS2で、それらを一体化するように伝送管理す
ることにより制御情報を生成して、スクランブル変調装
置14に出力する。
【0027】すると、このスクランブル変調装置14
は、コンピュータ装置19の制御に基づいて、ステップ
S3で、制御情報に疑似乱数発生器により第1冗長性デ
ータを付加して第1冗長性付加データを生成し、さら
に、ステップS4で、第1冗長性付加データに上述した
条件を満たす第2冗長性データを付加して第2冗長性付
加データを生成する。
【0028】その後、スクランブル変調装置14は、ス
テップS5で、生成された第2冗長性付加データに対し
て第1次加工処理及び第2次加工処理よりなる暗号化処
理を施し、ステップS6で、放送されるテレビジョン信
号に多重化し送信(ステップS7)する。
【0029】図6は、このようなスクランブル処理が施
された制御情報が受信された場合の受信端末17の動作
を示すフローチャートである。まず、ステップS8で、
制御情報が受信されると、マイクロコンピュータ28
は、ステップS9で、受信された制御情報に上述したデ
スクランブル処理を施して復号化する。その後、マイク
ロコンピュータ28は、ステップS10で、復号化され
た制御情報の正当性を判断する。
【0030】そして、正しい制御情報である(YES)
と判断された場合、マイクロコンピュータ28は、ステ
ップS11で、その制御情報に基づいた処理を実行し、
ステップS12で、次の処理に移行される。また、ステ
ップS10で正しい制御情報でない(NO)と判断され
た場合にも、マイクロコンピュータ28は、ステップS
12の処理に移行される。
【0031】したがって、上記実施例のような構成によ
れば、メッセージデータに付加する第1冗長性データを
疑似乱数発生器で発生させるようにしたので、同じメッ
セージデータであってもスクランブル処理された結果は
その都度異なることになるため、解読を非常に困難にす
ることができる。
【0032】図7は、センター装置11におけるスクラ
ンブル処理の第2の実施例を示すフローチャートであ
る。まず、コンピュータ装置19は、ステップS13
で、放送するテレビジョン信号に多重化すべき共通情報
及び個別情報をそれぞれ生成すると、ステップS14
で、それらを一体化するように伝送管理することにより
制御情報を生成して、スクランブル変調装置14に出力
する。
【0033】すると、このスクランブル変調装置14
は、コンピュータ装置19の制御に基づいて、ステップ
S15で、制御情報に現在時刻に基づいた第1冗長性デ
ータを付加して第1冗長性付加データを生成し、さら
に、ステップS16で、第1冗長性付加データに上述し
た条件を満たす第2冗長性データを付加して第2冗長性
付加データを生成する。
【0034】その後、スクランブル変調装置14は、ス
テップS17で、生成された第2冗長性付加データに対
して第1次加工処理及び第2次加工処理よりなる暗号化
処理を施し、ステップS18で、放送されるテレビジョ
ン信号に多重化し送信(ステップS19)する。
【0035】図8は、このようなスクランブル処理が施
された制御情報が受信された場合の受信端末17の動作
を示すフローチャートである。まず、ステップS20
で、制御情報が受信されると、マイクロコンピュータ2
8は、ステップS21で、受信された制御情報に上述し
たデスクランブル処理を施して復号化する。その後、マ
イクロコンピュータ28は、ステップS22で、復号化
された制御情報に含まれる第1冗長性データを見て、そ
の正当性を判別する。この第1冗長性データの正当性の
判別は、例えば第1冗長性データが受信端末17に内蔵
された図示しないタイマーの時刻と対応しているか否か
を判別することにより実行される。
【0036】そして、正しい第1冗長性データである
(YES)と判断された場合、マイクロコンピュータ2
8は、ステップS23で、制御情報の正当性を判断し、
正しい制御情報である(YES)と判断された場合、ス
テップS24で、その制御情報に基づいた処理を実行
し、ステップS25で、次の処理に移行される。また、
ステップS22で正しい第1冗長性データでない(N
O)と判断された場合、またはステップS23で正しい
制御情報でない(NO)と判断された場合にも、マイク
ロコンピュータ28は、ステップS25の処理に移行さ
れる。
【0037】したがって、上記第2の実施例のような構
成によれば、第1冗長性データを現在時刻に基づいて生
成させるようにしたので、同じメッセージデータであっ
てもスクランブル処理された結果はその都度異なること
になるため、やはり解読を非常に困難にすることができ
る。また、現在時刻に基づいて生成される第1冗長性デ
ータの正当性を判断した後、制御情報の正当性を判断す
ることができるので、不正な改ざん等をより一層発見し
易くなる。
【0038】図9は、センター装置11におけるスクラ
ンブル処理の第3の実施例を示すフローチャートであ
る。まず、コンピュータ装置19は、ステップS26
で、放送するテレビジョン信号に多重化すべき共通情報
及び個別情報をそれぞれ生成すると、ステップS27
で、それらを一体化するように伝送管理することにより
制御情報を生成して、スクランブル変調装置14に出力
する。
【0039】すると、このスクランブル変調装置14
は、コンピュータ装置19の制御に基づいて、ステップ
S28で、制御情報にその伝文発行番号に基づいた第1
冗長性データを付加して第1冗長性付加データを生成
し、さらに、ステップS29で、第1冗長性付加データ
に上述した条件を満たす第2冗長性データを付加して第
2冗長性付加データを生成する。この伝文発行番号は、
センター装置11から制御情報が送信される毎にインク
リメントされる番号である。
【0040】その後、スクランブル変調装置14は、ス
テップS30で、生成された第2冗長性付加データに対
して第1次加工処理及び第2次加工処理よりなる暗号化
処理を施し、ステップS31で、放送されるテレビジョ
ン信号に多重化し送信(ステップS32)する。
【0041】図10は、このようなスクランブル処理が
施された制御情報が受信された場合の受信端末17の動
作を示すフローチャートである。まず、ステップS33
で、制御情報が受信されると、マイクロコンピュータ2
8は、ステップS34で、受信された制御情報に上述し
たデスクランブル処理を施して復号化する。その後、マ
イクロコンピュータ28は、ステップS35で、復号化
された制御情報に含まれる第1冗長性データを見て、そ
の正当性を判別する。この第1冗長性データの正当性の
判別は、例えば以前に受信した制御情報に含まれる第1
冗長性データと同一でなければ、正当であると判別され
る。
【0042】そして、正しい第1冗長性データである
(YES)と判断された場合、マイクロコンピュータ2
8は、ステップS36で、今後の第1冗長性データの正
当性の判断のために、その伝文発行番号を記憶する。そ
の後、マイクロコンピュータ28は、ステップS37
で、制御情報の正当性を判断し、正しい制御情報である
(YES)と判断された場合、ステップS38で、その
制御情報に基づいた処理を実行し、ステップS39で、
次の処理に移行される。また、ステップS35で正しい
第1冗長性データでない(NO)と判断された場合、ま
たはステップS37で正しい制御情報でない(NO)と
判断された場合にも、マイクロコンピュータ28は、ス
テップS39の処理に移行される。
【0043】したがって、上記第3の実施例のような構
成によれば、第1冗長性データを制御情報の伝文発行番
号に基づいて生成させるようにしたので、同じメッセー
ジデータであってもスクランブル処理された結果はその
都度異なることになるため、やはり解読を非常に困難に
することができる。また、伝文発行番号に基づいて生成
される第1冗長性データの正当性を判断した後、制御情
報の正当性を判断することができるので、不正な改ざん
等をより一層発見し易くなる。なお、この発明は上記各
実施例に限定されるものではなく、この外その要旨を逸
脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
同じメッセージデータであってもスクランブル処理され
た結果がその都度異なり、不正に解読されることを防止
し得る極めて良好なスクランブル放送システムを提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るスクランブル放送システムの一
実施例を示すもので、CATV放送システムの概略を示
すブロック構成図。
【図2】同実施例における制御情報を説明するために示
す図。
【図3】同実施例における受信端末の詳細を示すブロッ
ク構成図。
【図4】同実施例におけるスクランブル処理を説明する
ために示す図。
【図5】同実施例のセンター装置の動作を説明するため
に示すフローチャート。
【図6】同実施例の受信端末の動作を説明するために示
すフローチャート。
【図7】この発明の第2の実施例を説明するために示す
フローチャート。
【図8】この発明の第2の実施例を説明するために示す
フローチャート。
【図9】この発明の第3の実施例を説明するために示す
フローチャート。
【図10】この発明の第3の実施例を説明するために示
すフローチャート。
【図11】従来のスクランブル処理を説明するために示
す図。
【符号の説明】
11…センター装置、 12…ビデオソース、 13…変調装置、 14…スクランブル変調装置、 15…多重化装置、 16…伝送線路、 17…受信端末、 18…テレビジョン受信機、 19…コンピュータ装置、 20…入力端子、 21…チューナ、 22…選局回路、 23…音声復調回路、 24…映像復調回路、 25…RFモジュレータ回路、 26…制御情報抽出回路、 27…映像デスクランブル回路、 28…マイクロコンピュータ、 29…出力端子、 30…入力回路、 31…表示器。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メッセージデータに時間経過に伴なって
    変化する第1冗長性データを付加して第1冗長性付加デ
    ータを生成する第1の生成手段と、この第1の生成手段
    で生成された第1冗長性付加データに所定の演算処理を
    施して得られる第2冗長性データを付加して第2冗長性
    付加データを生成する第2の生成手段と、この第2の生
    成手段で生成された第2冗長性付加データに所定の暗号
    化処理を施す暗号化手段とを備えたスクランブル手段
    と、 前記暗号化手段から出力される暗号化データを復号化し
    て前記第2冗長性付加データを復元する復元手段と、こ
    の復元手段で復元された前記第2冗長性付加データに対
    して前記第2の生成手段で施した演算処理が成立するか
    否かを判別して前記第1及び第2冗長性データを取り除
    いたメッセージデータの正当性を判別する判別手段とを
    備えたデスクランブル手段とを具備してなることを特徴
    とするスクランブル放送システム。
  2. 【請求項2】 前記第1の生成手段は、前記メッセージ
    データに付加する第1冗長性データを疑似乱数発生器か
    ら得るように構成してなることを特徴とする請求項1記
    載のスクランブル放送システム。
  3. 【請求項3】 前記第1の生成手段は、前記メッセージ
    データに付加する第1冗長性データを、時刻に基づいて
    生成するように構成してなることを特徴とする請求項1
    記載のスクランブル放送システム。
  4. 【請求項4】 前記判別手段は、前記復元手段で復元さ
    れた前記第2冗長性付加データに含まれる第1冗長性デ
    ータの正当性を、前記デスクランブル手段で計測した時
    刻と比較することによって判定する判定手段を具備して
    なることを特徴とする請求項3記載のスクランブル放送
    システム。
  5. 【請求項5】 前記第1の生成手段は、前記メッセージ
    データに付加する第1冗長性データを、該メッセージデ
    ータの発行番号に基づいて生成するように構成してなる
    ことを特徴とする請求項1記載のスクランブル放送シス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記判別手段は、正当であると判別され
    たメッセージデータに付加された前記発行番号を記憶す
    る記憶手段を備え、前記復元手段で復元された前記第2
    冗長性付加データに含まれる第1冗長性データの正当性
    を、前記記憶手段に記憶されている発行番号と比較する
    ことによって判定する判定手段を具備してなることを特
    徴とする請求項5記載のスクランブル放送システム。
JP7140756A 1995-06-07 1995-06-07 スクランブル放送システム Pending JPH08336126A (ja)

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