JPH08335878A - 映像信号レベル調整回路 - Google Patents
映像信号レベル調整回路Info
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- JPH08335878A JPH08335878A JP7143450A JP14345095A JPH08335878A JP H08335878 A JPH08335878 A JP H08335878A JP 7143450 A JP7143450 A JP 7143450A JP 14345095 A JP14345095 A JP 14345095A JP H08335878 A JPH08335878 A JP H08335878A
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- Japan
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- video signal
- converter
- adjusting
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 映像信号のA/D変換回路で出力ディジタル
信号を基準として変換レベルを調整することで、白潰れ
等を防ぐ。 【構成】 アナログ信号S1を増幅器1及びクランプ回
路2で振幅、黒レベル調整をし、A/D変換器3でディ
ジタル信号S2を出力する。S1を全白信号としリモコ
ン11より調整開始を指示する。ウィンドウコンパレー
タ4で信号S2のある一定レベル範囲で論理1を出力し
カウンタ5はこの信号期間をクロック信号S3でカウン
トする。制御部7はタイマ10により一定期間毎にカウ
ンタ5の計数出力値を取り込むと共に、リセットする。
この計数値を基にレベル調整処理部12の手順に従っ
て、利得制御電圧を出力し増幅器1の利得を制御し、利
得制御電圧を計数値が増大する方向に動かし、計数値が
最大となる所を最適利得制御電圧とする。またクランプ
回路2のクランプレベルも同様にして調整する。
信号を基準として変換レベルを調整することで、白潰れ
等を防ぐ。 【構成】 アナログ信号S1を増幅器1及びクランプ回
路2で振幅、黒レベル調整をし、A/D変換器3でディ
ジタル信号S2を出力する。S1を全白信号としリモコ
ン11より調整開始を指示する。ウィンドウコンパレー
タ4で信号S2のある一定レベル範囲で論理1を出力し
カウンタ5はこの信号期間をクロック信号S3でカウン
トする。制御部7はタイマ10により一定期間毎にカウ
ンタ5の計数出力値を取り込むと共に、リセットする。
この計数値を基にレベル調整処理部12の手順に従っ
て、利得制御電圧を出力し増幅器1の利得を制御し、利
得制御電圧を計数値が増大する方向に動かし、計数値が
最大となる所を最適利得制御電圧とする。またクランプ
回路2のクランプレベルも同様にして調整する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタルテレビやP
DPを用いた映像表示装置等で使用されるA/D変換回
路における、A/D変換レベルの最適化が可能な映像信
号レベル調整回路に関する。
DPを用いた映像表示装置等で使用されるA/D変換回
路における、A/D変換レベルの最適化が可能な映像信
号レベル調整回路に関する。
【0002】
【従来の技術】アナログ映像信号をディジタル信号に変
換するA/D変換回路では、アナログ映像信号レベルが
A/D変換器の入力電圧範囲に適当に収まるようにしな
けばならない。もし入力映像信号レベルがA/D変換器
の入力電圧範囲を超えると白潰れや黒潰れを起こし、ま
た入力が小さいと出力のダイナミックレンジを狭めると
となる。そのために、白と黒の映像信号を入力してA/
D変換器のアナログ入力端子にて規定電圧範囲になるよ
うにオッシロスコープ等でアナログ信号を観測しなが
ら、A/D変換器に入力する映像信号の増幅器の利得等
を調整していた。しかし、このようにして調整したので
は、測定器の誤差や人間の目視によるばらつき等で正確
な調整が困難である。また、入力映像信号レベルは入力
する映像信号の信号源によってばらつき、標準からずれ
る信号源の表示等が最適に行われない等の問題があっ
た。
換するA/D変換回路では、アナログ映像信号レベルが
A/D変換器の入力電圧範囲に適当に収まるようにしな
けばならない。もし入力映像信号レベルがA/D変換器
の入力電圧範囲を超えると白潰れや黒潰れを起こし、ま
た入力が小さいと出力のダイナミックレンジを狭めると
となる。そのために、白と黒の映像信号を入力してA/
D変換器のアナログ入力端子にて規定電圧範囲になるよ
うにオッシロスコープ等でアナログ信号を観測しなが
ら、A/D変換器に入力する映像信号の増幅器の利得等
を調整していた。しかし、このようにして調整したので
は、測定器の誤差や人間の目視によるばらつき等で正確
な調整が困難である。また、入力映像信号レベルは入力
する映像信号の信号源によってばらつき、標準からずれ
る信号源の表示等が最適に行われない等の問題があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑みなされたもので、A/D変換器で変換する信号レ
ベルを最適な値に容易に調整できる回路を提供すること
にある。
に鑑みなされたもので、A/D変換器で変換する信号レ
ベルを最適な値に容易に調整できる回路を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】A/D変換器から出力さ
れるディジタル信号のレベル検出手段と、当該検出手段
で得られたレベル検出値によりA/D変換器で変換する
アナログ映像信号レベルを調整する変換レベル調整手段
を備え、A/D変換出力信号レベルが一定範囲となるよ
うに、A/D換器されるアナログ映像信号のレベルを調
整する。
れるディジタル信号のレベル検出手段と、当該検出手段
で得られたレベル検出値によりA/D変換器で変換する
アナログ映像信号レベルを調整する変換レベル調整手段
を備え、A/D変換出力信号レベルが一定範囲となるよ
うに、A/D換器されるアナログ映像信号のレベルを調
整する。
【0005】A/D変換器から出力されるディジタル信
号のレベル検出手段は、A/D変換器から出力されるデ
ィジタル信号が一定レベル間に入る画素数(又は画素数
に比例する数、以下単に画素数と記す)の出現頻度を計
測する計測手段とし、同計測手段で得られた頻度に対応
してA/D変換器で変換するアナログ映像信号レベルを
調整して、入力アナログ映像信号がある一定値の時、A
/D変換器から出力されるディジタル信号のある一定レ
ベル内に入る画素数の出現頻度が最大となるように調整
する。
号のレベル検出手段は、A/D変換器から出力されるデ
ィジタル信号が一定レベル間に入る画素数(又は画素数
に比例する数、以下単に画素数と記す)の出現頻度を計
測する計測手段とし、同計測手段で得られた頻度に対応
してA/D変換器で変換するアナログ映像信号レベルを
調整して、入力アナログ映像信号がある一定値の時、A
/D変換器から出力されるディジタル信号のある一定レ
ベル内に入る画素数の出現頻度が最大となるように調整
する。
【0006】A/D変換器から出力されるディジタル信
号が一定レベル間に入る画素数の頻度を計測する計測手
段は、A/D変換器から出力されるディジタル信号が一
定レベル間に有ることを検出するウィンドウコンパレー
タと、同ウィンドウコンパレータの出力期間を計数する
カウンタと、一定期間を計時するタイマと同タイマの出
力により一定期間毎に前記カウンタの計数値を入力する
と共に同カウンタをリセットする制御部とする。
号が一定レベル間に入る画素数の頻度を計測する計測手
段は、A/D変換器から出力されるディジタル信号が一
定レベル間に有ることを検出するウィンドウコンパレー
タと、同ウィンドウコンパレータの出力期間を計数する
カウンタと、一定期間を計時するタイマと同タイマの出
力により一定期間毎に前記カウンタの計数値を入力する
と共に同カウンタをリセットする制御部とする。
【0007】A/D変換器で変換するアナログ映像信号
レベルを調整する変換レベル調整手段は、A/D変換器
に入力するアナログ映像信号増幅器の利得を制御する利
得調整手段とする。
レベルを調整する変換レベル調整手段は、A/D変換器
に入力するアナログ映像信号増幅器の利得を制御する利
得調整手段とする。
【0008】A/D変換器で変換するアナログ映像信号
レベルを調整する変換レベル調整手段は、A/D変換器
の基準電圧を調整することで行うこととする。
レベルを調整する変換レベル調整手段は、A/D変換器
の基準電圧を調整することで行うこととする。
【0009】映像信号レベル調整開始指示手段を設け、
入力アナログ映像信号を全白の映像信号として、前記調
整開始指示手段から調整開始を指示することにより、A
/D変換器から出力される最大ディジタル信号レベルの
略97%から99.5%程度となる画素数の出現頻度が
最大となるように入力アナログ信号レベル又はA/D変
換範囲を調整する。
入力アナログ映像信号を全白の映像信号として、前記調
整開始指示手段から調整開始を指示することにより、A
/D変換器から出力される最大ディジタル信号レベルの
略97%から99.5%程度となる画素数の出現頻度が
最大となるように入力アナログ信号レベル又はA/D変
換範囲を調整する。
【0010】映像信号レベル調整開始指示手段を設け、
入力アナログ映像信号を全黒の映像信号として、前記調
整開始指示手段から指示することにより、A/D変換器
から出力される最大ディジタル信号レベルの略0%から
2%となる画素数の出現頻度が最大となるように入力ア
ナログ信号レベル又はA/D変換範囲を調整する。
入力アナログ映像信号を全黒の映像信号として、前記調
整開始指示手段から指示することにより、A/D変換器
から出力される最大ディジタル信号レベルの略0%から
2%となる画素数の出現頻度が最大となるように入力ア
ナログ信号レベル又はA/D変換範囲を調整する。
【0011】A/D変換器から出力される映像信号が一
定レベル以上の画素数の出現頻度を計測する手段と、前
記出現頻度を入力し入力アナログ信号レベル又はA/D
変換範囲を調整する制御手段を備え、同出現頻度を予め
定めた一定の範囲に自動調整する。
定レベル以上の画素数の出現頻度を計測する手段と、前
記出現頻度を入力し入力アナログ信号レベル又はA/D
変換範囲を調整する制御手段を備え、同出現頻度を予め
定めた一定の範囲に自動調整する。
【0012】一定レベル以上の検出手段は、A/D変換
器から出力されるディジタル信号の全桁の論理積とす
る。
器から出力されるディジタル信号の全桁の論理積とす
る。
【0013】出現頻度は、入力信号の平均のノイズ発生
頻度から予め設定する一定時間内に当該レベルの画素が
出現する回数で計測する。
頻度から予め設定する一定時間内に当該レベルの画素が
出現する回数で計測する。
【0014】出現頻度の計測手段は、出現回数を計数す
るカウンタと同カウンタのカウント値を一定時間毎に読
み取ると共に前記カウンタをリセットする制御部及びタ
イマから構成する。
るカウンタと同カウンタのカウント値を一定時間毎に読
み取ると共に前記カウンタをリセットする制御部及びタ
イマから構成する。
【0015】
【作用】A/D変換器から出力されるディジタル信号の
レベル検出手段と、当該検出手段で得られたレベル検出
値によりA/D変換器で変換するアナログ映像信号レベ
ルを調整する変換レベル調整手段を備え、A/D変換出
力信号レベルが一定範囲となるように、A/D換器され
るアナログ映像信号のレベルを調整することで、変換レ
ベルをディジタルで把握して、且つ人手によらない、正
確で自動的な調整が可能となる。
レベル検出手段と、当該検出手段で得られたレベル検出
値によりA/D変換器で変換するアナログ映像信号レベ
ルを調整する変換レベル調整手段を備え、A/D変換出
力信号レベルが一定範囲となるように、A/D換器され
るアナログ映像信号のレベルを調整することで、変換レ
ベルをディジタルで把握して、且つ人手によらない、正
確で自動的な調整が可能となる。
【0016】A/D変換器から出力されるディジタル信
号のレベル検出手段は、A/D変換器から出力されるデ
ィジタル信号が一定レベル間に入る画素数の出現頻度を
計測する計測手段とし、同計測手段で得られた頻度に対
応してA/D変換器で変換するアナログ映像信号レベル
を調整して、入力アナログ映像信号がある一定値の時、
A/D変換器から出力されるディジタル信号のある一定
レベル内に入る画素数の出現頻度が最大となるように調
整することで、ノイズ等で入力が変動しても出力レベル
を特定できる。
号のレベル検出手段は、A/D変換器から出力されるデ
ィジタル信号が一定レベル間に入る画素数の出現頻度を
計測する計測手段とし、同計測手段で得られた頻度に対
応してA/D変換器で変換するアナログ映像信号レベル
を調整して、入力アナログ映像信号がある一定値の時、
A/D変換器から出力されるディジタル信号のある一定
レベル内に入る画素数の出現頻度が最大となるように調
整することで、ノイズ等で入力が変動しても出力レベル
を特定できる。
【0017】A/D変換器から出力されるディジタル信
号が一定レベル間に入る画素数の頻度を計測する計測手
段は、A/D変換器から出力されるディジタル信号が一
定レベル間に有ることを検出するウィンドウコンパレー
タと、同ウィンドウコンパレータの出力期間を計数する
カウンタと、一定期間を計時するタイマと同タイマの出
力により一定期間毎に前記カウンタの計数値を入力する
と共に同カウンタをリセットする制御部からなることと
することで、簡単な構成で出現頻度を計測できる。
号が一定レベル間に入る画素数の頻度を計測する計測手
段は、A/D変換器から出力されるディジタル信号が一
定レベル間に有ることを検出するウィンドウコンパレー
タと、同ウィンドウコンパレータの出力期間を計数する
カウンタと、一定期間を計時するタイマと同タイマの出
力により一定期間毎に前記カウンタの計数値を入力する
と共に同カウンタをリセットする制御部からなることと
することで、簡単な構成で出現頻度を計測できる。
【0018】A/D変換器で変換するアナログ映像信号
レベルを調整する変換レベル調整手段は、A/D変換器
に入力するアナログ映像信号増幅器の利得を制御する利
得調整手段とすることで、容易に変換レベル調整ができ
る。
レベルを調整する変換レベル調整手段は、A/D変換器
に入力するアナログ映像信号増幅器の利得を制御する利
得調整手段とすることで、容易に変換レベル調整ができ
る。
【0019】A/D変換器で変換するアナログ映像信号
レベルを調整する変換レベル調整手段は、A/D変換器
の基準電圧を調整して行うことで、別の容易な変換レベ
ル調整手段が得られる。
レベルを調整する変換レベル調整手段は、A/D変換器
の基準電圧を調整して行うことで、別の容易な変換レベ
ル調整手段が得られる。
【0020】映像信号レベル調整開始指示手段を設け、
入力アナログ映像信号を全白の映像信号として、前記調
整開始指示手段から調整開始を指示することにより、A
/D変換器から出力される最大ディジタル信号レベルの
略97%から99.5%程度となる画素数の出現頻度が
最大となるように入力アナログ信号レベル又はA/D変
換範囲を調整することで、白潰れのない変換レベル調整
が可能となる。
入力アナログ映像信号を全白の映像信号として、前記調
整開始指示手段から調整開始を指示することにより、A
/D変換器から出力される最大ディジタル信号レベルの
略97%から99.5%程度となる画素数の出現頻度が
最大となるように入力アナログ信号レベル又はA/D変
換範囲を調整することで、白潰れのない変換レベル調整
が可能となる。
【0021】映像信号レベル調整開始指示手段を設け、
入力アナログ映像信号を全黒の映像信号として、前記調
整開始指示手段からの指示することにより、A/D変換
器から出力される最大ディジタル信号レベルの略0%か
ら2%となる画素数の出現頻度が最大となるように入力
アナログ信号レベル又はA/D変換範囲を調整すること
で、黒潰れのない変換レベル調整が可能となる。
入力アナログ映像信号を全黒の映像信号として、前記調
整開始指示手段からの指示することにより、A/D変換
器から出力される最大ディジタル信号レベルの略0%か
ら2%となる画素数の出現頻度が最大となるように入力
アナログ信号レベル又はA/D変換範囲を調整すること
で、黒潰れのない変換レベル調整が可能となる。
【0022】A/D変換器から出力される映像信号が一
定レベル以上の画素数の出現頻度を計測する手段と、前
記出現頻度を入力し入力アナログ信号レベル又はA/D
変換範囲を調整する制御手段を備え、同出現頻度を予め
定めた一定の範囲に自動調整することで、入力信号レベ
ルが変わっても自動的に最適変換レベルに調整できる。
定レベル以上の画素数の出現頻度を計測する手段と、前
記出現頻度を入力し入力アナログ信号レベル又はA/D
変換範囲を調整する制御手段を備え、同出現頻度を予め
定めた一定の範囲に自動調整することで、入力信号レベ
ルが変わっても自動的に最適変換レベルに調整できる。
【0023】一定レベル以上の検出手段は、A/D変換
器から出力されるディジタル信号の全桁の論理積とする
ことで、簡単な回路で最大レベル検出ができる。
器から出力されるディジタル信号の全桁の論理積とする
ことで、簡単な回路で最大レベル検出ができる。
【0024】出現頻度は、入力信号の平均のノイズ発生
頻度から予め設定する一定時間内に出現する回数で計測
することで、ノイズの影響で変換レベルが変動するよう
なことがなくなる。
頻度から予め設定する一定時間内に出現する回数で計測
することで、ノイズの影響で変換レベルが変動するよう
なことがなくなる。
【0025】出現頻度の計測手段は、出現回数を計数す
るカウンタと同カウンタのカウント値を一定時間毎に読
み取ると共に前記カウンタをリセットする制御部及びタ
イマから構成することで、容易に出現頻度が得られる。
るカウンタと同カウンタのカウント値を一定時間毎に読
み取ると共に前記カウンタをリセットする制御部及びタ
イマから構成することで、容易に出現頻度が得られる。
【0026】
【実施例】以下、本発明による映像信号レベル調整回路
について、図を用いて詳細に説明する。図1は、本発明
による映像信号レベル調整回路の一実施例の機能ブロッ
ク図である。入力アナログ映像信号S1を利得制御増幅
器1でA/D変換器3に最適な振幅にし、クランプ回路
2で同変換器3に最適な黒レベルにしてA/D変換器3
でディジタル映像信号S2に変換してPDP表示部等に
出力する。A/D変換レベルを調整するときは次のよう
にする。先ず入力映像信号S1を試験信号発生器等から
の全白信号とし、リモコン11等外部より白レベル調整
開始を指示すると、制御部7がレベル調整処理部12の
手順に従って出力ディジタル映像信号S2がある一定の
レベルに入る出現回数が最大となるように増幅器1の利
得を調整する。以下この動作を詳細に説明する。ウィン
ドウコンパレータ4から、ディジタル映像信号S2のあ
る一定レベル範囲、例えばディジタル映像信号S2を8
ビット構成の255レベルとするとき、その略97%〜
99.5%程度となる247〜254レベルの範囲内で
論理1を出力する。カウンタ5はこの信号をカンウトエ
ネーブル信号としてクロック信号S3例えばA/D変換
器3の変換クロック信号等をカウントする。制御部7は
一定時間で割り込むタイマ10を参照して一定期間毎に
前記カウンタ5の計数出力値を取り込むと共に、同カウ
ンタをリセットする。制御部7ではその計数値を基に、
レベル調整処理部12の手順に従って、利得制御電圧を
出力し利得制御回路8でアナログ化やレベル変換等を行
って増幅器1の利得を制御し、計数値の各期間毎の増減
を見る。利得制御電圧を計数値が増大する方向に動か
し、計数値が最大となる所を最適利得制御電圧とする。
尚この計数値は以上の説明から画素数の出現頻度に比例
することは明らかである。またクランプ回路2のクラン
プレベルは上記調整に先立って、次に説明する調整法で
調整しておくか、又は従来の手段でA/D変換器3の最
小変換レベルに合わせて調整しておく。
について、図を用いて詳細に説明する。図1は、本発明
による映像信号レベル調整回路の一実施例の機能ブロッ
ク図である。入力アナログ映像信号S1を利得制御増幅
器1でA/D変換器3に最適な振幅にし、クランプ回路
2で同変換器3に最適な黒レベルにしてA/D変換器3
でディジタル映像信号S2に変換してPDP表示部等に
出力する。A/D変換レベルを調整するときは次のよう
にする。先ず入力映像信号S1を試験信号発生器等から
の全白信号とし、リモコン11等外部より白レベル調整
開始を指示すると、制御部7がレベル調整処理部12の
手順に従って出力ディジタル映像信号S2がある一定の
レベルに入る出現回数が最大となるように増幅器1の利
得を調整する。以下この動作を詳細に説明する。ウィン
ドウコンパレータ4から、ディジタル映像信号S2のあ
る一定レベル範囲、例えばディジタル映像信号S2を8
ビット構成の255レベルとするとき、その略97%〜
99.5%程度となる247〜254レベルの範囲内で
論理1を出力する。カウンタ5はこの信号をカンウトエ
ネーブル信号としてクロック信号S3例えばA/D変換
器3の変換クロック信号等をカウントする。制御部7は
一定時間で割り込むタイマ10を参照して一定期間毎に
前記カウンタ5の計数出力値を取り込むと共に、同カウ
ンタをリセットする。制御部7ではその計数値を基に、
レベル調整処理部12の手順に従って、利得制御電圧を
出力し利得制御回路8でアナログ化やレベル変換等を行
って増幅器1の利得を制御し、計数値の各期間毎の増減
を見る。利得制御電圧を計数値が増大する方向に動か
し、計数値が最大となる所を最適利得制御電圧とする。
尚この計数値は以上の説明から画素数の出現頻度に比例
することは明らかである。またクランプ回路2のクラン
プレベルは上記調整に先立って、次に説明する調整法で
調整しておくか、又は従来の手段でA/D変換器3の最
小変換レベルに合わせて調整しておく。
【0027】本発明による映像信号レベル調整回路の別
の実施例としては、図1において、先ず入力映像信号S
1を試験信号発生器等からの全黒信号とし、リモコン1
1等外部より黒レベル調整開始を指示する。ウィンドウ
コンパレータ4でディジタル映像信号S2のある一定レ
ベル範囲、例えばディジタル映像信号S2を8ビット構
成の255レベルとするとき、その略0%〜2%程度と
なる0〜5レベルの範囲内で論理1を出力する。カウン
タ5はこの信号をカンウトエネーブル信号としてクロッ
ク信号S3例えばA/D変換器3の変換クロック信号等
をカウントする。制御部7は一定時間で割り込むタイマ
10を参照して一定期間毎に前記カウンタ5の計数出力
値を取り込むと共に、同カウンタをリセットする。制御
部7ではその計数値を基に、レベル調整処理部12の手
順に従って、クランプレベル制御電圧を出力しクランプ
レベル制御回路9でアナログ化やレベル変換等を行って
クランプ回路2のクランプレベルを制御し、計数値の各
期間毎の増減を見る。クランプレベル制御電圧を計数値
が増大となる方向に動かし、計数値が最大となる所を最
適クランプレベル制御電圧とする。尚この計数値は以上
の説明から画素数の出現頻度に比例することは明らかで
ある。
の実施例としては、図1において、先ず入力映像信号S
1を試験信号発生器等からの全黒信号とし、リモコン1
1等外部より黒レベル調整開始を指示する。ウィンドウ
コンパレータ4でディジタル映像信号S2のある一定レ
ベル範囲、例えばディジタル映像信号S2を8ビット構
成の255レベルとするとき、その略0%〜2%程度と
なる0〜5レベルの範囲内で論理1を出力する。カウン
タ5はこの信号をカンウトエネーブル信号としてクロッ
ク信号S3例えばA/D変換器3の変換クロック信号等
をカウントする。制御部7は一定時間で割り込むタイマ
10を参照して一定期間毎に前記カウンタ5の計数出力
値を取り込むと共に、同カウンタをリセットする。制御
部7ではその計数値を基に、レベル調整処理部12の手
順に従って、クランプレベル制御電圧を出力しクランプ
レベル制御回路9でアナログ化やレベル変換等を行って
クランプ回路2のクランプレベルを制御し、計数値の各
期間毎の増減を見る。クランプレベル制御電圧を計数値
が増大となる方向に動かし、計数値が最大となる所を最
適クランプレベル制御電圧とする。尚この計数値は以上
の説明から画素数の出現頻度に比例することは明らかで
ある。
【0028】図2は、本発明による映像信号レベル調整
回路の他の実施例の機能ブロック図である。直流再生さ
れた入力アナログ映像信号S21をA/D変換器23で
ディジタル映像信号S22に変換してPDP表示部等に
出力する。A/D変換レベルを調整するときは次のよう
にする。先ず入力映像信号S21を試験信号発生器等か
らの全白信号とし、リモコン31等外部より白レベル調
整開始を指示すると、制御部27がレベル調整処理部3
2の手順に従って出力ディジタル映像信号S22がある
一定のレベルに入る出現回数が最大となるようにA/D
変換器23の最大変換基準電圧を調整する。以下この動
作をより詳細に説明する。ウィンドウコンパレータ24
でディジタル映像信号S22のある一定レベル範囲、例
えばディジタル映像信号S22を8ビット構成の255
レベルとするとき、その略97%〜99.5%程度とな
る247〜254レベルの範囲内で論理1を出力する。
カウンタ25はこの信号をカンウトエネーブル信号とし
てクロック信号S3例えばA/D変換器3の変換クロッ
ク信号等をカウントする。制御部27は一定時間で割り
込むタイマ30を参照して一定期間毎に前記カウンタ2
5の計数出力値を取り込むと共に、同カウンタをリセッ
トする。制御部27ではその計数値を基に、レベル調整
処理部32の手順に従って、最大変換基準電圧制御信号
を出力し最大変換基準電圧制御回路28でアナログ化や
レベル変換等を行ってA/D変換器23の最大変換基準
電圧を制御し、計数値の各期間毎の増減を見る。最大変
換基準電圧制御信号を計数値が増大する方向に動かし、
計数値が最大となる所を最適最大変換基準電圧制御信号
とする。尚この計数値は以上の説明から画素数の出現頻
度に比例することは明らかである。またA/D変換器の
最低レベル変換電圧は上記調整に先立って、次に説明す
る調整法で調整しておくか、又は従来の手段で映像信号
の黒レベルに合わせて調整しておく。
回路の他の実施例の機能ブロック図である。直流再生さ
れた入力アナログ映像信号S21をA/D変換器23で
ディジタル映像信号S22に変換してPDP表示部等に
出力する。A/D変換レベルを調整するときは次のよう
にする。先ず入力映像信号S21を試験信号発生器等か
らの全白信号とし、リモコン31等外部より白レベル調
整開始を指示すると、制御部27がレベル調整処理部3
2の手順に従って出力ディジタル映像信号S22がある
一定のレベルに入る出現回数が最大となるようにA/D
変換器23の最大変換基準電圧を調整する。以下この動
作をより詳細に説明する。ウィンドウコンパレータ24
でディジタル映像信号S22のある一定レベル範囲、例
えばディジタル映像信号S22を8ビット構成の255
レベルとするとき、その略97%〜99.5%程度とな
る247〜254レベルの範囲内で論理1を出力する。
カウンタ25はこの信号をカンウトエネーブル信号とし
てクロック信号S3例えばA/D変換器3の変換クロッ
ク信号等をカウントする。制御部27は一定時間で割り
込むタイマ30を参照して一定期間毎に前記カウンタ2
5の計数出力値を取り込むと共に、同カウンタをリセッ
トする。制御部27ではその計数値を基に、レベル調整
処理部32の手順に従って、最大変換基準電圧制御信号
を出力し最大変換基準電圧制御回路28でアナログ化や
レベル変換等を行ってA/D変換器23の最大変換基準
電圧を制御し、計数値の各期間毎の増減を見る。最大変
換基準電圧制御信号を計数値が増大する方向に動かし、
計数値が最大となる所を最適最大変換基準電圧制御信号
とする。尚この計数値は以上の説明から画素数の出現頻
度に比例することは明らかである。またA/D変換器の
最低レベル変換電圧は上記調整に先立って、次に説明す
る調整法で調整しておくか、又は従来の手段で映像信号
の黒レベルに合わせて調整しておく。
【0029】本発明による映像信号レベル調整回路のさ
らに他の実施例としては、図2において、先ず入力映像
信号S21を試験信号発生器等からの全黒信号とし、リ
モコン31等外部より黒レベル調整開始を指示する。ウ
ィンドウコンパレータ24からディジタル映像信号S2
2のある一定レベル範囲、例えばディジタル映像信号S
22を8ビット構成の255レベルとするとき、その略
0%〜2%程度となる0〜5レベルの範囲内で論理1を
出力する。カウンタ25はこの信号をカンウトエネーブ
ル信号としてクロック信号S3例えばA/D変換器3の
変換クロック信号等をカウントする。制御部27は一定
時間で割り込むタイマ30を参照して一定期間毎に前記
カウンタ25の計数出力値を取り込むと共に、同カウン
タをリセットする。制御部27ではその計数値を基に、
レベル調整処理部32の手順に従って、A/D変換器2
3の最低変換基準電圧制御信号を出力し最低変換基準電
圧制御回路29でアナログ化やレベル変換等を行ってA
/D変換器23の最低変換基準電圧を制御し、計数値の
各期間毎の増減を見る。最低変換基準電圧制御信号を計
数値が増大する方向に動かし、計数値が最大となる所を
最適最低変換基準電圧制御信号とする。尚この計数値は
以上の説明から画素数の出現頻度に比例することは明ら
かである。
らに他の実施例としては、図2において、先ず入力映像
信号S21を試験信号発生器等からの全黒信号とし、リ
モコン31等外部より黒レベル調整開始を指示する。ウ
ィンドウコンパレータ24からディジタル映像信号S2
2のある一定レベル範囲、例えばディジタル映像信号S
22を8ビット構成の255レベルとするとき、その略
0%〜2%程度となる0〜5レベルの範囲内で論理1を
出力する。カウンタ25はこの信号をカンウトエネーブ
ル信号としてクロック信号S3例えばA/D変換器3の
変換クロック信号等をカウントする。制御部27は一定
時間で割り込むタイマ30を参照して一定期間毎に前記
カウンタ25の計数出力値を取り込むと共に、同カウン
タをリセットする。制御部27ではその計数値を基に、
レベル調整処理部32の手順に従って、A/D変換器2
3の最低変換基準電圧制御信号を出力し最低変換基準電
圧制御回路29でアナログ化やレベル変換等を行ってA
/D変換器23の最低変換基準電圧を制御し、計数値の
各期間毎の増減を見る。最低変換基準電圧制御信号を計
数値が増大する方向に動かし、計数値が最大となる所を
最適最低変換基準電圧制御信号とする。尚この計数値は
以上の説明から画素数の出現頻度に比例することは明ら
かである。
【0030】図3は、本発明による映像信号レベル調整
回路のもう1つ別の実施例の機能ブロック図である。入
力アナログ映像信号S41を利得制御増幅器41でA/
D変換器43に最適な振幅にし、クランプ回路42で同
変換器43に最適な黒レベルにしてA/D変換器43で
ディジタル映像信号S42に変換してPDP表示部等に
出力する。論理積(アンドゲート)回路44を用い、デ
ィジタル映像信号S42の全桁例えば映像信号が8ビッ
トのとき8入力アンドゲートで最大レベル例えば255
レベルで論理1を出力する。カウンタ25はこの信号を
カンウトエネーブル信号としてクロック信号S43(例
えばA/D変換器の変換クロック)をカウントする。制
御部47は一定時間で割り込むタイマ50を参照して一
定期間毎に前期カウンタ45の計数出力値を取り込むと
共に、同カウンタをリセットする。制御部47ではその
計数値を基に、レベル調整処理部52の手順に従って、
利得制御電圧を出力し利得制御回路48でアナログ化や
レベル変換等を行って増幅器41の利得を制御し、カウ
ンタ45の各期間毎の計数値を増減させる。即ち、この
計数値が予め定めた一定値より小さいときは大きくなる
方向に、大きい時は小さくなる方向に利得制御電圧を変
化させる。尚タイマ50で決まる計数期間は、入力映像
信号のノイズレベルに応じて調整して、ノイズにより設
定値がずれないように調整する。またクランプ回路42
のクランプレベルは上記調整に先立って、先に説明した
調整法で調整しておくか、又は従来の手段でA/D変換
器43の最小変換レベルに合わせて調整しておく。
回路のもう1つ別の実施例の機能ブロック図である。入
力アナログ映像信号S41を利得制御増幅器41でA/
D変換器43に最適な振幅にし、クランプ回路42で同
変換器43に最適な黒レベルにしてA/D変換器43で
ディジタル映像信号S42に変換してPDP表示部等に
出力する。論理積(アンドゲート)回路44を用い、デ
ィジタル映像信号S42の全桁例えば映像信号が8ビッ
トのとき8入力アンドゲートで最大レベル例えば255
レベルで論理1を出力する。カウンタ25はこの信号を
カンウトエネーブル信号としてクロック信号S43(例
えばA/D変換器の変換クロック)をカウントする。制
御部47は一定時間で割り込むタイマ50を参照して一
定期間毎に前期カウンタ45の計数出力値を取り込むと
共に、同カウンタをリセットする。制御部47ではその
計数値を基に、レベル調整処理部52の手順に従って、
利得制御電圧を出力し利得制御回路48でアナログ化や
レベル変換等を行って増幅器41の利得を制御し、カウ
ンタ45の各期間毎の計数値を増減させる。即ち、この
計数値が予め定めた一定値より小さいときは大きくなる
方向に、大きい時は小さくなる方向に利得制御電圧を変
化させる。尚タイマ50で決まる計数期間は、入力映像
信号のノイズレベルに応じて調整して、ノイズにより設
定値がずれないように調整する。またクランプ回路42
のクランプレベルは上記調整に先立って、先に説明した
調整法で調整しておくか、又は従来の手段でA/D変換
器43の最小変換レベルに合わせて調整しておく。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、アナログ映像信号
をA/D変換器を用いてディジタル映像信号に変換する
A/D変換回路において、出力のディジタル映像信号を
基準としてA/D変換するアナログ信号レベルを調整す
ることで、人手による誤差が入ることなく正確な調整が
可能となる。また同様にして自動的なレベル調整をする
ことで、入力映像信号のレベルが標準と異なる場合でも
白潰れ等のない正確なディジタル映像信号を得ることが
できる。
をA/D変換器を用いてディジタル映像信号に変換する
A/D変換回路において、出力のディジタル映像信号を
基準としてA/D変換するアナログ信号レベルを調整す
ることで、人手による誤差が入ることなく正確な調整が
可能となる。また同様にして自動的なレベル調整をする
ことで、入力映像信号のレベルが標準と異なる場合でも
白潰れ等のない正確なディジタル映像信号を得ることが
できる。
【図1】本発明による映像信号レベル調整回路の一実施
例の機能ブロック図である。
例の機能ブロック図である。
【図2】本発明による映像信号レベル調整回路の他の実
施例の機能ブロック図である。
施例の機能ブロック図である。
【図3】本発明による映像信号レベル調整回路のもう1
つ別の実施例の機能ブロック図である。
つ別の実施例の機能ブロック図である。
1 利得制御増幅器 2 クランプ回路 3 A/D(アナログ/ディジタル)変換器 4 ウィンドウコンパレータ 5 カウンタ 7 制御部 8 利得制御回路 9 クランプレベル制御回路 10 タイマ 11 リモコン 12 レベル調整処理部 S1 アナログ映像信号 S2 ディジタル信号 S3 クロック信号 23 A/D(アナログ/ディジタル)変換器 24 ウィンドウコンパレータ 25 カウンタ 27 制御部 28 最大変換基準電圧制御回路 29 最小変換基準電圧制御回路 30 タイマ 31 リモコン 32 レベル調整処理部 S21 アナログ映像信号 S22 ディジタル信号 S23 クロック信号 41 利得制御増幅器 42 クランプ回路 43 A/D(アナログ/ディジタル)変換器 44 論理積(アンドゲート)回路 45 カウンタ 47 制御部 48 利得制御回路 50 タイマ 52 レベル調整処理部 S41 アナログ映像信号 S42 ディジタル信号 S43 クロック信号
Claims (11)
- 【請求項1】 アナログ映像信号をA/D(アナログ/
ディジタル)変換器によりディジタル信号とする映像回
路において、A/D変換器から出力されるディジタル信
号のレベル検出手段と、当該検出手段で得られたレベル
検出値によりA/D変換器で変換するアナログ映像信号
レベルを調整する変換レベル調整手段を備え、A/D変
換出力信号レベルが一定範囲となるように、A/D変換
されるアナログ映像信号のレベルを調整することを特徴
とした映像信号レベル調整回路。 - 【請求項2】 A/D変換器から出力されるディジタル
信号のレベル検出手段は、A/D変換器から出力される
ディジタル信号が一定レベル間に入る画素数(又は画素
数に比例する数)の頻度を計測する計測手段とし、同計
測手段で得られた頻度に対応してA/D変換器で変換す
るアナログ映像信号レベルを調整して、入力アナログ映
像信号が一定値の時、A/D変換器から出力されるディ
ジタル信号の一定のレベル内に入る画素数(又は画素数
に比例する数)の頻度が最大となるように調整すること
を特徴とした請求項1記載の映像信号レベル調整回路。 - 【請求項3】 A/D変換器から出力されるディジタル
信号が一定レベル間に入る画素数(又は画素数に比例す
る数)の頻度を計測する計測手段は、A/D変換器から
出力されるディジタル信号が一定レベル間に有ることを
検出するウィンドウコンパレータと、同ウィンドウコン
パレータの出力期間を計数するカウンタと一定期間を計
時するタイマと、同タイマの出力により一定期間毎に前
記カウンタの計数値を入力すると共に同カウンタをリセ
ットする制御部からなることを特徴とした請求項2記載
の映像信号レベル調整回路。 - 【請求項4】 A/D変換器で変換するアナログ映像信
号レベルを調整する変換レベル調整手段は、A/D変換
器に入力するアナログ映像信号増幅器の利得を調整する
利得調整手段とすることを特徴とした請求項2記載の映
像信号レベル調整回路。 - 【請求項5】 A/D変換器で変換するアナログ映像信
号レベルを調整する変換レベル調整手段は、A/D変換
器の基準電圧を調整することで行うことを特徴とした請
求項2記載の映像信号レベル調整回路。 - 【請求項6】 映像信号レベル調整開始指示手段を設
け、入力アナログ映像信号を全白の映像信号として、前
記調整開始指示手段から調整開始を指示することによ
り、A/D変換器から出力される最大ディジタル信号レ
ベルの略97%ないし99.5%となる画素数(又は画
素数に比例する数)の出現頻度が最大となるように入力
アナログ信号レベル又はA/D変換範囲を調整すること
を特徴とした請求項2、請求項3、請求項4又は請求項
5記載の映像信号レベル調整回路。 - 【請求項7】 映像信号レベル調整開始指示手段を設
け、入力アナログ映像信号を全黒の映像信号として、前
記調整開始指示手段からの指示により、A/D変換器か
ら出力される最大ディジタル信号レベルの略0%ないし
2%となる画素数(又は画素数に比例する数)の出現頻
度が最大となるように入力アナログ信号レベル又はA/
D変換範囲を調整することを特徴とした請求項2、請求
項3、請求項4、請求項5又は請求項6記載の映像信号
レベル調整回路。 - 【請求項8】 A/D変換器から出力される映像信号が
一定レベル以上の画素数(又は画素数に比例する数)の
出現頻度を計測する手段と、前記出現頻度を入力し入力
アナログ信号レベル又はA/D変換範囲を調整する制御
手段を備え、同出現頻度を予め定めた一定の範囲に自動
調整することを特徴とした請求項1記載の映像信号レベ
ル調整回路。 - 【請求項9】 一定レベル以上の検出手段は、A/D変
換器から出力されるディジタル信号の全桁の論理積とす
ることを特徴とした請求項8記載の映像信号レベル調整
回路。 - 【請求項10】 出現頻度は、入力信号の平均のノイズ
発生頻度から予め設定する一定時間内に出現する回数で
計測することを特徴とした請求項8又は請求項9記載の
映像信号レベル調整回路。 - 【請求項11】 出現頻度の計測手段は、出現回数を計
数するカウンタと同カウンタのカウント値を一定時間毎
に読み取ると共に前記カウンタをリセットする制御部及
びタイマからなることを特徴とした請求項8、請求項9
又は請求項10記載の映像信号レベル調整回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7143450A JPH08335878A (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | 映像信号レベル調整回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7143450A JPH08335878A (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | 映像信号レベル調整回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08335878A true JPH08335878A (ja) | 1996-12-17 |
Family
ID=15338989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7143450A Pending JPH08335878A (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | 映像信号レベル調整回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08335878A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001039384A1 (en) * | 1999-11-23 | 2001-05-31 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Signal level adjustment arrangement |
CN100373919C (zh) * | 2003-11-11 | 2008-03-05 | 三洋电机株式会社 | 图像信号处理装置以及图像信号处理方法 |
JP2010500821A (ja) * | 2006-08-11 | 2010-01-07 | エンテグリース,インコーポレイテッド | アナログ信号のための自動レンジングシステムおよび方法 |
JP2013172288A (ja) * | 2012-02-21 | 2013-09-02 | Renesas Electronics Corp | 制御装置及びデジタル制御電源並びに制御方法 |
WO2022025810A1 (en) * | 2020-07-29 | 2022-02-03 | Fingerprint Cards Anacatum Ip Ab | Adaptive readout from a global shutter optical biometric sensor |
US11516413B2 (en) | 2020-07-29 | 2022-11-29 | Fingerprint Cards Anacatum Ip Ab | Adaptive readout from an optical biometric sensor to a host device |
-
1995
- 1995-06-09 JP JP7143450A patent/JPH08335878A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001039384A1 (en) * | 1999-11-23 | 2001-05-31 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Signal level adjustment arrangement |
US6728366B1 (en) | 1999-11-23 | 2004-04-27 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson | Signal level adjustment arrangement |
CN100373919C (zh) * | 2003-11-11 | 2008-03-05 | 三洋电机株式会社 | 图像信号处理装置以及图像信号处理方法 |
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WO2022025810A1 (en) * | 2020-07-29 | 2022-02-03 | Fingerprint Cards Anacatum Ip Ab | Adaptive readout from a global shutter optical biometric sensor |
US11508180B2 (en) | 2020-07-29 | 2022-11-22 | Fingerprint Cards Anacatum Ip Ab | Adaptive readout from a global shutter optical biometric sensor |
US11516413B2 (en) | 2020-07-29 | 2022-11-29 | Fingerprint Cards Anacatum Ip Ab | Adaptive readout from an optical biometric sensor to a host device |
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