JPH08332810A - 空気入りタイヤ - Google Patents
空気入りタイヤInfo
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- JPH08332810A JPH08332810A JP7140833A JP14083395A JPH08332810A JP H08332810 A JPH08332810 A JP H08332810A JP 7140833 A JP7140833 A JP 7140833A JP 14083395 A JP14083395 A JP 14083395A JP H08332810 A JPH08332810 A JP H08332810A
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- Japan
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- road surface
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C11/12—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes
- B60C11/1204—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes with special shape of the sipe
- B60C2011/1231—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes with special shape of the sipe being shallow, i.e. sipe depth of less than 3 mm
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C11/12—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes
- B60C11/1236—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes with special arrangements in the tread pattern
- B60C2011/1245—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes with special arrangements in the tread pattern being arranged in crossing relation, e.g. sipe mesh
Landscapes
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スタッドレスタイヤにおいて、凍結路面及び
圧雪路面での走行適用性が得られるようにする。 【構成】 トレッド面２をブロックパターンにし、各ブ
ロック３の表面に細かな凹凸５を設けた。また、ブロッ
ク３にはサイプ６を設けると共に、粗面状に形成させる
ようにした。粗面凹凸により凍結路面適用性を得、ブロ
ック３自体により積雪路面適用性を得、そしてこれらの
中間的作用として、細かな凹凸５により水膜の発生した
路面への適用性を得る。
圧雪路面での走行適用性が得られるようにする。 【構成】 トレッド面２をブロックパターンにし、各ブ
ロック３の表面に細かな凹凸５を設けた。また、ブロッ
ク３にはサイプ６を設けると共に、粗面状に形成させる
ようにした。粗面凹凸により凍結路面適用性を得、ブロ
ック３自体により積雪路面適用性を得、そしてこれらの
中間的作用として、細かな凹凸５により水膜の発生した
路面への適用性を得る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、凍結路面、圧雪路面で
の走行性能に優れた空気入りタイヤに関するものであ
る。
の走行性能に優れた空気入りタイヤに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】凍結路面での走行に適したタイヤとし
て、スパイクタイヤの使用が控えられている昨今におい
ては、例えば、樹脂又は繊維等の異種物質を含有したゴ
ム材料を用いてブロック表面を粗面にしたスタッドレス
タイヤ等が知られている。一方、積雪路面での走行に適
したタイヤとしては、ブロックパターンにおける陸部の
突出寸法、相互間隔、硬度、形状等における各種組み合
わせにより、雪の掴み等を良好にし、これによってトラ
クション作用及び横滑り防止作用等を引き出させるよう
にしたスノータイヤが各種開発されている。
て、スパイクタイヤの使用が控えられている昨今におい
ては、例えば、樹脂又は繊維等の異種物質を含有したゴ
ム材料を用いてブロック表面を粗面にしたスタッドレス
タイヤ等が知られている。一方、積雪路面での走行に適
したタイヤとしては、ブロックパターンにおける陸部の
突出寸法、相互間隔、硬度、形状等における各種組み合
わせにより、雪の掴み等を良好にし、これによってトラ
クション作用及び横滑り防止作用等を引き出させるよう
にしたスノータイヤが各種開発されている。
【０００３】なお、積雪路面では、雪が踏み固められる
ことによってアイスバーン状態となり、凍結路面と同
様、鏡面状態になることがある。そのため一般には、上
記スノータイヤであれスタッドレスタイヤであれ、凍結
路面への対策（ブロック表面の粗面化）と圧雪路面への
対策（ブロックパターンの各種改良）との双方を採って
おくのが好適とされている。
ことによってアイスバーン状態となり、凍結路面と同
様、鏡面状態になることがある。そのため一般には、上
記スノータイヤであれスタッドレスタイヤであれ、凍結
路面への対策（ブロック表面の粗面化）と圧雪路面への
対策（ブロックパターンの各種改良）との双方を採って
おくのが好適とされている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、凍結路面又
は圧雪路面ではタイヤ走行に伴い、タイヤ踏面部に水膜
が発生することがある。このような場合、上記したよう
な凍結路面又は圧雪路面への対策では対応しきれず、ス
リップの発生に繋がるということがあった。従来、この
ような水膜を解消するものとして各ブロックにサイプを
設ける手法も採られていたが、サイプだけでは満足な効
果を得ることはできなかった。
は圧雪路面ではタイヤ走行に伴い、タイヤ踏面部に水膜
が発生することがある。このような場合、上記したよう
な凍結路面又は圧雪路面への対策では対応しきれず、ス
リップの発生に繋がるということがあった。従来、この
ような水膜を解消するものとして各ブロックにサイプを
設ける手法も採られていたが、サイプだけでは満足な効
果を得ることはできなかった。
【０００５】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、凍結路面から圧雪路面までの広範囲の路面状
態に対応できかつより走行性能に優れた空気入りタイヤ
を提供することを目的とする。
であって、凍結路面から圧雪路面までの広範囲の路面状
態に対応できかつより走行性能に優れた空気入りタイヤ
を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明は、トレッド面にブロックパターンを有するタイヤに
おいて、各ブロックの表面に細かな凹凸が設けられてい
ることを特徴としている。前記ブロックは、異種物質含
有ゴム材料や発泡性ゴム材料の使用又は成形時の型押し
により表面を粗面に形成しておくのが好適である。
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明は、トレッド面にブロックパターンを有するタイヤに
おいて、各ブロックの表面に細かな凹凸が設けられてい
ることを特徴としている。前記ブロックは、異種物質含
有ゴム材料や発泡性ゴム材料の使用又は成形時の型押し
により表面を粗面に形成しておくのが好適である。
【０００７】前記ブロックには、サイプを設けておくの
が好適である。
が好適である。
【０００８】
【作用】ブロックの表面（路面と当接する面）に対し、
細かな凹凸（ブロックよりも小さく且つ粗面凹凸よりも
大きいもの）を設けることで、凍結路面から圧雪路面ま
での広範囲路面状態での走行適用性をさらに向上させる
ことができる。言うまでもなく、ブロック表面の粗面化
やサイプの採用等を併用すれば、それらとの相乗作用を
期待でき、一層、効果的である。
細かな凹凸（ブロックよりも小さく且つ粗面凹凸よりも
大きいもの）を設けることで、凍結路面から圧雪路面ま
での広範囲路面状態での走行適用性をさらに向上させる
ことができる。言うまでもなく、ブロック表面の粗面化
やサイプの採用等を併用すれば、それらとの相乗作用を
期待でき、一層、効果的である。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図１は本発明に係る空気入りタイヤ１の第１実施例
を示したものであって、図２のＡ部拡大図に相当してお
り、２はブロックパターンを有したトレッド面、３はブ
ロックである。
る。図１は本発明に係る空気入りタイヤ１の第１実施例
を示したものであって、図２のＡ部拡大図に相当してお
り、２はブロックパターンを有したトレッド面、３はブ
ロックである。
【００１０】このタイヤ１では、ブロック３の表面（路
面と当接する面）に細かな凹凸５及びサイプ６が設けら
れていると共に、各ブロック３の凹凸５を含めた表面全
面が粗面状に形成されている。各凹凸５は、進行方向
（タイヤ１の回転方向）に対して直交する向きに長手方
向を向けた溝状を呈し、且つ、進行方向に沿って多数が
連続するかたちで配されている。凹凸５の高低差寸法や
ピッチ等は、いずれも０．１〜数ｍｍの範囲で、粗面凹
凸の密度や粗さ、サイプ６の向き・本数・深さ、或いは
タイヤ１として要請される走行性能や用途（適用車種）
等に応じて適宜選択される。
面と当接する面）に細かな凹凸５及びサイプ６が設けら
れていると共に、各ブロック３の凹凸５を含めた表面全
面が粗面状に形成されている。各凹凸５は、進行方向
（タイヤ１の回転方向）に対して直交する向きに長手方
向を向けた溝状を呈し、且つ、進行方向に沿って多数が
連続するかたちで配されている。凹凸５の高低差寸法や
ピッチ等は、いずれも０．１〜数ｍｍの範囲で、粗面凹
凸の密度や粗さ、サイプ６の向き・本数・深さ、或いは
タイヤ１として要請される走行性能や用途（適用車種）
等に応じて適宜選択される。
【００１１】このような凹凸５は、図３に示すように路
面Ｒに生じた多少の粗面凹凸とよく馴染み、凍結路性能
及び圧雪路性能を向上させる。また、路面Ｒ上に水膜Ｈ
が発生している場合には、凹凸５のうち、進行方向（白
抜き矢符参照）において先行する凸の部分から後行側の
凹の部分へと（図３の右から左へと）水を押し出しつつ
水膜を破断し、これによってスリップを防止させるとい
う効果がある。
面Ｒに生じた多少の粗面凹凸とよく馴染み、凍結路性能
及び圧雪路性能を向上させる。また、路面Ｒ上に水膜Ｈ
が発生している場合には、凹凸５のうち、進行方向（白
抜き矢符参照）において先行する凸の部分から後行側の
凹の部分へと（図３の右から左へと）水を押し出しつつ
水膜を破断し、これによってスリップを防止させるとい
う効果がある。
【００１２】凹凸５の向きは、図４に示す路面摩擦力と
の関係から明らかなように、進行方向と直交させた場合
（図１、図６（ａ）、図６（ｂ）等参照）に最も高い摩
擦力を生じ得るものとなるが、進行方向に対して平行
（図６（ｃ）参照）又は傾斜（図６（ｄ）参照）させた
場合にも、凹凸５を具備しない場合（従来のタイヤ）に
比べれば摩擦力を高める効果は十分に認められるもので
ある。
の関係から明らかなように、進行方向と直交させた場合
（図１、図６（ａ）、図６（ｂ）等参照）に最も高い摩
擦力を生じ得るものとなるが、進行方向に対して平行
（図６（ｃ）参照）又は傾斜（図６（ｄ）参照）させた
場合にも、凹凸５を具備しない場合（従来のタイヤ）に
比べれば摩擦力を高める効果は十分に認められるもので
ある。
【００１３】上記サイプ６は、図１及び図３に示したよ
うに凹凸５と同方向を向くように（即ち、進行方向に直
交して）設けられており、好ましくは凹凸５における凹
部に相当する位置付けとされている。なお、本実施例で
は、各サイプ６のうち、タイヤ１の最もショルダー部寄
りのブロック３に対して設けられるものが、その幅方向
内方側だけを開放させ、また上記以外のブロック３に設
けられるものが、その幅方向両側を開放させるかたちで
設けられている。
うに凹凸５と同方向を向くように（即ち、進行方向に直
交して）設けられており、好ましくは凹凸５における凹
部に相当する位置付けとされている。なお、本実施例で
は、各サイプ６のうち、タイヤ１の最もショルダー部寄
りのブロック３に対して設けられるものが、その幅方向
内方側だけを開放させ、また上記以外のブロック３に設
けられるものが、その幅方向両側を開放させるかたちで
設けられている。
【００１４】このようなサイプ６は、言うまでもなく路
面Ｒに形成された水膜Ｈを断ち切る作用を奏するもので
あるから、上記した凹凸５による路面へのなじみ効果と
相乗して水膜破断作用が一層高められることになる。ま
た、凹凸５との組み合わせにおいて、排水性を高める作
用が得られるため、凹凸５による水膜破断作用を更に一
層、高めることができるものである。
面Ｒに形成された水膜Ｈを断ち切る作用を奏するもので
あるから、上記した凹凸５による路面へのなじみ効果と
相乗して水膜破断作用が一層高められることになる。ま
た、凹凸５との組み合わせにおいて、排水性を高める作
用が得られるため、凹凸５による水膜破断作用を更に一
層、高めることができるものである。
【００１５】ブロック３の表面に設けられる粗面凹凸
は、異種物質８（図２及び図３参照）を含有（混入）し
たゴム材料によってタイヤ１（少なくともトレッド部）
を製造することにより形成されたものである。この異種
物質８としては、樹脂材、金属材、砂、ガラス、黒鉛そ
の他の粒状又は繊維状のものを、単独又は複合して用い
ることができる。
は、異種物質８（図２及び図３参照）を含有（混入）し
たゴム材料によってタイヤ１（少なくともトレッド部）
を製造することにより形成されたものである。この異種
物質８としては、樹脂材、金属材、砂、ガラス、黒鉛そ
の他の粒状又は繊維状のものを、単独又は複合して用い
ることができる。
【００１６】本実施例では、ジエン又は非ジエン系のゴ
ム１００重量部に、平均粒径が２０〜５０μｍのナイロ
ン樹脂を２〜１５重量部と、ジニトロソペンタメチレン
テトラミン等の適宜発泡剤１〜３重量部とを配合したも
のを用いた。これにより、ブロック３の表面に形成され
る粗面凹凸は平均２０〜４０μｍとなった。なお、ブロ
ック３の表面を粗面状にするには、他に、異種物質８を
含まない発泡性ゴム材料を用いるようにする方法もあ
る。
ム１００重量部に、平均粒径が２０〜５０μｍのナイロ
ン樹脂を２〜１５重量部と、ジニトロソペンタメチレン
テトラミン等の適宜発泡剤１〜３重量部とを配合したも
のを用いた。これにより、ブロック３の表面に形成され
る粗面凹凸は平均２０〜４０μｍとなった。なお、ブロ
ック３の表面を粗面状にするには、他に、異種物質８を
含まない発泡性ゴム材料を用いるようにする方法もあ
る。
【００１７】また、異種物質及び発泡剤のいずれも含ま
ず、型押しによってブロック３の表面を粗面状にする方
法も採用可能である。このように凹凸５、サイプ６及び
粗面凹凸を具備したタイヤ１では、図５に示すようにブ
ロック３の表面における粗面凹凸によるμｍオーダーの
凹凸で凍結路面適用性を得、ブロック３自体によるｃｍ
オーダーの凹凸で積雪路面適用性を得、そしてこれらの
中間として、本発明に係る凹凸５によるｍｍオーダーの
凹凸で水膜発生路面適用性を得るようにしたものであ
る。
ず、型押しによってブロック３の表面を粗面状にする方
法も採用可能である。このように凹凸５、サイプ６及び
粗面凹凸を具備したタイヤ１では、図５に示すようにブ
ロック３の表面における粗面凹凸によるμｍオーダーの
凹凸で凍結路面適用性を得、ブロック３自体によるｃｍ
オーダーの凹凸で積雪路面適用性を得、そしてこれらの
中間として、本発明に係る凹凸５によるｍｍオーダーの
凹凸で水膜発生路面適用性を得るようにしたものであ
る。
【００１８】図６（ａ）乃至（ｅ）は本発明に係るタイ
ヤ１の第２乃至第６実施例を示したもので、（ａ）に示
す第２実施例ではサイプ６が進行方向（白抜き矢符参
照）に平行しており、（ｂ）に示す第３実施例ではサイ
プに代えて貫通溝１０が設けられている。また、（ｃ）
に示す第４実施例では凹凸５が進行方向（白抜き矢符参
照）に平行すると共に、サイプ６がこれと直交する方向
で且つブロック３の幅方向を貫通することなく設けられ
たものとなっている。また（ｄ）に示す第５実施例では
凹凸５が進行方向（白抜き矢符参照）に対して傾斜した
ものとされ、且つサイプを具備しない構成となってい
る。そして、（ｅ）に示す第６実施例では、凹凸５が溝
状に長いものではなく、小さな突起の集合体として構成
されたものとなっている。
ヤ１の第２乃至第６実施例を示したもので、（ａ）に示
す第２実施例ではサイプ６が進行方向（白抜き矢符参
照）に平行しており、（ｂ）に示す第３実施例ではサイ
プに代えて貫通溝１０が設けられている。また、（ｃ）
に示す第４実施例では凹凸５が進行方向（白抜き矢符参
照）に平行すると共に、サイプ６がこれと直交する方向
で且つブロック３の幅方向を貫通することなく設けられ
たものとなっている。また（ｄ）に示す第５実施例では
凹凸５が進行方向（白抜き矢符参照）に対して傾斜した
ものとされ、且つサイプを具備しない構成となってい
る。そして、（ｅ）に示す第６実施例では、凹凸５が溝
状に長いものではなく、小さな突起の集合体として構成
されたものとなっている。
【００１９】このように本発明においては、凹凸５の形
状、向き、数、サイズ等をはじめ、サイプ６や粗面凹凸
等との組み合わせ等において適宜変更可能である。勿
論、タイヤ１としての用途（適用車種や走行路面等）が
限定されるものではない。
状、向き、数、サイズ等をはじめ、サイプ６や粗面凹凸
等との組み合わせ等において適宜変更可能である。勿
論、タイヤ１としての用途（適用車種や走行路面等）が
限定されるものではない。
【００２０】
【発明の効果】本発明は、上述の構成を具備するもので
あって、ブロックの表面（路面と当接する面）に対し、
細かな凹凸（ブロックよりも小さく且つ粗面凹凸よりも
大きいもの）を設けることで、ブロック表面の粗面化に
よって凍結路面及び圧雪路面でのタイヤ踏面部の水膜破
断効果と路面凹凸へのなじみ効果により、より優れた走
行適用性を得ることができる。
あって、ブロックの表面（路面と当接する面）に対し、
細かな凹凸（ブロックよりも小さく且つ粗面凹凸よりも
大きいもの）を設けることで、ブロック表面の粗面化に
よって凍結路面及び圧雪路面でのタイヤ踏面部の水膜破
断効果と路面凹凸へのなじみ効果により、より優れた走
行適用性を得ることができる。
【００２１】言うまでもなく、ブロック表面の粗面化や
サイプの採用等を併用して採用すれば、それらとの相乗
作用を期待でき、鏡面凍結路面から積雪路面まで広範囲
にわたる路面状態に対応でき、一層、効果的である。
サイプの採用等を併用して採用すれば、それらとの相乗
作用を期待でき、鏡面凍結路面から積雪路面まで広範囲
にわたる路面状態に対応でき、一層、効果的である。
【図１】本発明に係るタイヤの主要部を示す断面斜視図
（図２のＡ部拡大図に相当）である。
（図２のＡ部拡大図に相当）である。
【図２】本発明における主要部の位置付けを説明する全
体図である。
体図である。
【図３】ブロックの拡大側断面図（図２のＢ−Ｂ線拡大
断面図に相当）である。
断面図に相当）である。
【図４】凹凸の向きと路面摩擦力との関係を示すグラフ
である。
である。
【図５】各種凹凸による路面への適用状況を示す図であ
る。
る。
【図６】本発明に係る第２乃至第６実施例の各主要部を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
１ タイヤ ２ トレッド面 ３ ブロック ５ 凹凸 ６ サイプ
Claims (3)
- 【請求項１】 トレッド面（２）にブロックパターンを
有するタイヤにおいて、各ブロック（３）の表面に細か
な凹凸（５）が設けられていることを特徴とする空気入
りタイヤ。 - 【請求項２】 前記ブロック（３）は、異種物質（８）
含有ゴム材料や発泡性ゴム材料の使用又は成形時の型押
しにより表面が粗面に形成されていることを特徴とする
請求項１記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項３】 前記ブロック（３）にサイプ（６）が設
けられていることを特徴とする請求項１又は請求項２記
載の空気入りタイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7140833A JPH08332810A (ja) | 1995-06-07 | 1995-06-07 | 空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7140833A JPH08332810A (ja) | 1995-06-07 | 1995-06-07 | 空気入りタイヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08332810A true JPH08332810A (ja) | 1996-12-17 |
Family
ID=15277782
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7140833A Pending JPH08332810A (ja) | 1995-06-07 | 1995-06-07 | 空気入りタイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08332810A (ja) |
Cited By (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2001191741A (ja) * | 2000-01-12 | 2001-07-17 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りタイヤ |
| US6640858B2 (en) * | 1999-12-07 | 2003-11-04 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Tire having tread grooves having right-hand groove wall and left-hand groove wall |
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| KR100664673B1 (ko) * | 2005-05-30 | 2007-01-04 | 한국타이어 주식회사 | 공기입 타이어 |
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| KR20110066869A (ko) * | 2009-12-11 | 2011-06-17 | 더 굿이어 타이어 앤드 러버 캄파니 | 톱니 모양의 홈을 갖는 타이어 트레드 |
| WO2012004285A1 (fr) * | 2010-07-06 | 2012-01-12 | Societe De Technologie Michelin | Dispositif de protection de bande de roulement |
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| WO2013100206A1 (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-04 | 株式会社ブリヂストン | タイヤおよびタイヤ成形用金型 |
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-
1995
- 1995-06-07 JP JP7140833A patent/JPH08332810A/ja active Pending
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