JPH0833272A - 回転電機の油圧ブレーキシステム - Google Patents

回転電機の油圧ブレーキシステム

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Publication number
JPH0833272A
JPH0833272A JP16647194A JP16647194A JPH0833272A JP H0833272 A JPH0833272 A JP H0833272A JP 16647194 A JP16647194 A JP 16647194A JP 16647194 A JP16647194 A JP 16647194A JP H0833272 A JPH0833272 A JP H0833272A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
brake
pressure oil
brake system
electric machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP16647194A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadatoshi Sato
忠利 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のブレーキシステムにおいては、水車制
御用の非常に高圧の作動油をそのまま作動油としている
ため、種々の問題があった。本発明においては、それら
の問題を解消する。 【構成】 高圧油タンク4からの高圧油を装置切替弁5
およびリリーフ付減圧弁路装置6を介して、回転電機回
転子1の下方に設置されたブレーキ装置にいに供給す
る。リリーフ付減圧弁装置6を介して作動油圧を供給す
ることにより、ブレーキシステムに最適の油圧を供給で
き、非常な高圧油を供給することによる問題を生じるこ
とはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば水車発電機のよう
な立軸型回転電機の回転体を停止させるための油圧ブレ
ーキシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の立軸回転電機の回転子の油
圧ブレーキシステムの構成を示す断面図である。図3に
おいて、回転子1の下方には複数個のブレーキ装置2が
配置されており、ブレーキ装置2には配管装置3を通じ
て高圧油が高圧油タンク装置4から供給されている。配
管装置3には、高圧油の切替を行ってブレーキ装置2の
作動、解除を行う切替弁装置5か設けてある。
【0003】ブレーキ装置2は、ブレーキシュー10、
図示しないピストン、シリンダー等で構成され、シリン
ダー内に空気圧または油圧を供給してピストンを駆動
し、ピストンはブレーキシュー10を回転子1に対して
押し付け、摩擦力で回転子の回転を停止させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般的に縦型回転電機
に供給される高圧油は、例えば水力発電所においては;
原動機(水車)側制御用に重点的に設備されているもの
であり、圧力が非常に高く回転電機のブレーキシステム
用としては必ずしも適しないものが多い。このため、回
転電機のブレーキシステム用として圧縮空気を利用した
ものもある。この圧縮空気を利用したシステムは、ブレ
ーキシステムに適した圧力の作動流体とすることができ
るが、空気圧縮機と圧力油用のタンク装置との双方を必
要とし、高価となりしかも大きな設置スペースを必要と
する欠点がある。また、別置きの空気圧縮機と圧力油タ
ンク装置との双方を設置することが困難な場合には、水
車制御用の非常に高圧の圧力油から、ブレーキ装置のブ
レーキシュウ面圧を適当なものとするために、ブレーキ
シューの摩擦面の面積を大きくしたり、また高圧油を受
けるピストンの面積を小さくしたりすることが考えられ
ている。しかしながら、上記のようにすると、ブレーキ
シューの大きさに対してピストン径が非常に小さいた
め、構造的に不安定なものとなる。さらに、場合によっ
ては構造的に成立しないものもある。また、この種の作
動流体系においては、作動流体である油の圧力が大きく
高圧油が大きく圧力変動をするものであるから、得られ
る低圧の圧力油の圧力変動も大きく、回転電機の停止時
間変動や、ブレーキシューの異常摩耗を招くおそれがあ
る。
【0005】本発明は上記の事情に基づきなされたもの
で、得られる一次の油圧が非常に高い場合であっても、
また大きな圧力変動を示すものであっても、常にブレー
キ装置に適した安定した圧力にコントロールし、信頼性
が高くしかも経済的なブレーキシステムを提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の縦型回転電機の
油圧ブレーキシステムは、回転電機の回転子の下方に設
けられた複数個のブレーキ装置と、これらのブレーキ装
置に油圧を供給する配管装置と、高圧油を供給する高圧
油タンク装置と、ブレーキ装置の作動および解除を行わ
せる切替弁装置とを有するブレーキシステムにおいて、
前記配管装置の途中にリリーフ付き減圧弁装置を設けた
ことを特徴とする。
【0007】
【作用】上記構成の本発明の回転電機のブレーキシステ
ムにおいては、原動機制御用の非常に高圧で変動の大き
な油圧を一次側として、二次側として得られる回転機ブ
レーキシステム用の油圧を安定した圧力に調整し得るの
で、機器の信頼性を著しく向上させることができる。
【0008】
【実施例】図3と同一部分には同一符号を付した図1
は、本発明の一実施例を示す断面図である。この実施例
では、原動機側の高圧油タンク装置4から配管装置3を
経由して供給される高圧油を、配管装置3の途中に設置
したリリー付減圧弁装置6を介して、二次側のブレーキ
装置2に供給する。
【0009】上記実施例においては、一次側の油圧が非
常に高い場合であっても、二次側のブレーキ装置2に適
当な圧力の圧力油を供給することができる。さらに、圧
力調整が容易であるため、設置の後現地試運転後におい
て最適な圧力に調整、設定することができる。また、一
次側の高圧油タンクの圧力値に大きな変動があっても、
二次側の圧力は常に一定となり、ブレーキ装置も常に安
定して作動することができる。
【0010】さらに、空気圧ユニットも不必要となるた
め機器据付スペースも縮小できる。また、コスト的にも
有利である。図2は本発明の他の実施例の断面図であ
る。この実施例においては、回転電機の軸受ブラケット
に高圧ポンプ8を設置して、軸受油槽内の油9を加圧し
てブレーキ装置2に供給する。
【0011】上記のようにすることにより、高圧油タン
ク装置と、それからの配管装置が不要となり、また切替
弁装置も不要となるので、非常にコンパクトなブレーキ
システムとすることができる。これにより、保守点検が
容易となり信頼性が向上される。
【0012】
【発明の効果】上記から明らかなように本発明によれ
ば、原動機制御用の非常に高圧で変動の大きな油圧を一
次側として、二次側として得られる回転機ブレーキシス
テム用の油圧を安定した圧力に調整し得るので、機器の
信頼性を著しく向上させることができる。また、前記二
次側の圧力値の調整が容易であるから、ブレーキ装置の
種類を少なくすることができ、標準品の設定、使用が可
能となり、設計的に非常に有利となる。さらに、場合に
よってはブレーキシステム全体を回転電機の機内に設置
することが可能であるため、配管装置の省略、高圧油タ
ンク装置の省略ユニットの省略が可能となり、それらの
設置スペースも削減できるので、建屋建設コスト、機器
コストの低減を図ることができる。また、上記のように
各種機器の省略がなされるため、保守点検上有利である
だけでなく、信頼性も向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略断面図。
【図2】本発明の他の実施例の概略断面図。
【図3】従来の回転電機ブレーキシステムの概略断面
図。
【符号の説明】
1………回転電気回転子 2………ブレーキ装置 3………配管装置 4………高圧油タンク装置 5………切替弁装置 6………リリーフ付減圧弁装置 7………回転電機軸受ブラケット 10………ブレーキシュー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転電機の回転子の下方に設けられた複
    数個のブレーキ装置と、これらのブレーキ装置に油圧を
    供給する配管装置と、高圧油を供給する高圧油タンク装
    置と、ブレーキ装置の作動および解除を行わせる切替弁
    装置とを有するブレーキシステムにおいて、前記配管装
    置の途中にリリーフ付き減圧弁装置を設けたことを特徴
    とする回転電機の回転子の油圧ブレーキシステム。
  2. 【請求項2】 回転電機の回転子の下方に設けられた複
    数個のブレーキ装置と、ブレーキ装置の作動および解除
    を行わせる切替弁装置とを有するブレーキシステムにお
    いて、前記ブレーキ装置には回転電機の軸受ブラケット
    内に設けた高圧油ポンプ装置により、リリーフ付減圧弁
    装置を介して作動油圧を供給することを特徴とする回転
    電機の回転子のブレーキシステム。
JP16647194A 1994-07-19 1994-07-19 回転電機の油圧ブレーキシステム Pending JPH0833272A (ja)

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JP16647194A JPH0833272A (ja) 1994-07-19 1994-07-19 回転電機の油圧ブレーキシステム

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JP16647194A JPH0833272A (ja) 1994-07-19 1994-07-19 回転電機の油圧ブレーキシステム

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Publication Number Publication Date
JPH0833272A true JPH0833272A (ja) 1996-02-02

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ID=15832016

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JP16647194A Pending JPH0833272A (ja) 1994-07-19 1994-07-19 回転電機の油圧ブレーキシステム

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10429120B2 (en) 2015-12-11 2019-10-01 Lg Electronics Inc. Refrigerator

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10429120B2 (en) 2015-12-11 2019-10-01 Lg Electronics Inc. Refrigerator
US11029074B2 (en) 2015-12-11 2021-06-08 Lg Electronics Inc. Refrigerator

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030708