JPH08332068A - 低密度タバコフィラー、低密度タバコフィラーの製造方法、及び、低密度タバコフィラーから調製する喫煙物品 - Google Patents
低密度タバコフィラー、低密度タバコフィラーの製造方法、及び、低密度タバコフィラーから調製する喫煙物品Info
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- JPH08332068A JPH08332068A JP8146309A JP14630996A JPH08332068A JP H08332068 A JPH08332068 A JP H08332068A JP 8146309 A JP8146309 A JP 8146309A JP 14630996 A JP14630996 A JP 14630996A JP H08332068 A JPH08332068 A JP H08332068A
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- A24B—MANUFACTURE OR PREPARATION OF TOBACCO FOR SMOKING OR CHEWING; TOBACCO; SNUFF
- A24B15/00—Chemical features or treatment of tobacco; Tobacco substitutes, e.g. in liquid form
- A24B15/10—Chemical features of tobacco products or tobacco substitutes
- A24B15/12—Chemical features of tobacco products or tobacco substitutes of reconstituted tobacco
- A24B15/14—Chemical features of tobacco products or tobacco substitutes of reconstituted tobacco made of tobacco and a binding agent not derived from tobacco
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- General Chemical & Material Sciences (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 添加バインダーを使用しない、低密度タバコ
フィラー。 【解決手段】 低密度タバコ組成物又は押出穀物もしく
はデンプン組成物からのシガレットのための低密度フィ
ラー材料。低密度タバコ組成物、及び、押出ヘッドから
の放出時に押出混合物中の溶媒が急速に蒸気に変わるよ
うな条件の下でタバコ／穀物粉混合物又はタバコ／デン
プン混合物を押出すことによって低密度タバコ組成物を
調製する方法。添加バインダーを使用せずに低密度タバ
コ組成物が形成される。低密度穀物粉もしくはデンプン
材料、及び、ダイオリフィスを通して押し出す時に押出
混合物中の溶媒が急速に蒸気に変わるような条件の下で
炭酸カルシウムのようなフィラー材料と共に穀物粉もし
くはデンプンを押し出すことによって、低密度穀物粉も
しくはデンプン材料を調製する方法。その後で、押出組
成物を切断し、カットタバコフィラーの代わりに使用す
ることが可能である。
フィラー。 【解決手段】 低密度タバコ組成物又は押出穀物もしく
はデンプン組成物からのシガレットのための低密度フィ
ラー材料。低密度タバコ組成物、及び、押出ヘッドから
の放出時に押出混合物中の溶媒が急速に蒸気に変わるよ
うな条件の下でタバコ／穀物粉混合物又はタバコ／デン
プン混合物を押出すことによって低密度タバコ組成物を
調製する方法。添加バインダーを使用せずに低密度タバ
コ組成物が形成される。低密度穀物粉もしくはデンプン
材料、及び、ダイオリフィスを通して押し出す時に押出
混合物中の溶媒が急速に蒸気に変わるような条件の下で
炭酸カルシウムのようなフィラー材料と共に穀物粉もし
くはデンプンを押し出すことによって、低密度穀物粉も
しくはデンプン材料を調製する方法。その後で、押出組
成物を切断し、カットタバコフィラーの代わりに使用す
ることが可能である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、喫煙可能（ｓｍｏ
ｋｅａｂｌｅ）材料の製造に係わり、特に、低密度の押
出タバコフィラー（ｔｏｂａｃｃｏ ｆｉｌｌｅｒ）の
製造方法と、低密度フィラーと、この低密度フィラーか
ら調製する喫煙可能物品とに係わる。
ｋｅａｂｌｅ）材料の製造に係わり、特に、低密度の押
出タバコフィラー（ｔｏｂａｃｃｏ ｆｉｌｌｅｒ）の
製造方法と、低密度フィラーと、この低密度フィラーか
ら調製する喫煙可能物品とに係わる。
【０００２】
【従来の技術】低密度フィラー材料は、シガレット製造
業においてタバコダストと他のくずタバコを再生利用す
る方法を提供するので、シガレット製造業者にとって従
来から関心の的である。低密度フィラー材料は、等体積
のより高密度のカットタバコフィラー（ｃｕｔ ｔｏｂ
ａｃｃｏ ｆｉｌｌｅｒ）に取って代わり、その結果と
して、より低「タール」で低ニコチンのシガレットをも
たらす。従来の低密度シガレットフィラー材料には一般
に２つのタイプがあり、即ち、タバコダストとデンプン
とバインダーとの押出混合物と、焙煎穀粒（ｒｏａｓｔ
ｅｄ ｇｒａｉｎ）とがある。
業においてタバコダストと他のくずタバコを再生利用す
る方法を提供するので、シガレット製造業者にとって従
来から関心の的である。低密度フィラー材料は、等体積
のより高密度のカットタバコフィラー（ｃｕｔ ｔｏｂ
ａｃｃｏ ｆｉｌｌｅｒ）に取って代わり、その結果と
して、より低「タール」で低ニコチンのシガレットをも
たらす。従来の低密度シガレットフィラー材料には一般
に２つのタイプがあり、即ち、タバコダストとデンプン
とバインダーとの押出混合物と、焙煎穀粒（ｒｏａｓｔ
ｅｄ ｇｒａｉｎ）とがある。
【０００３】熟成タバコ葉は、その結果として得られる
カットフィラーがシガレットの製造に使用される前に、
幾つかの加工処理工程を受けることが一般的である。通
常の工程では、熟成タバコ葉の薄片（ｌａｍｉｎａｅ）
から茎（ｓｔｅｍ）を分離する。タバコ薄片を更に加工
処理し、その結果として最終的にカットフィラーが得ら
れ、茎は廃棄されるか、再生タバコ製品の製造に使用さ
れる。従来のシガレット製造における貯蔵段階、処理段
階、切断段階、ブレンド段階、輸送段階は、結果的にダ
スト及びファインズ（ｆｉｎｅｓ）の形態の大量の無駄
なタバコ材料を発生させる。このシガレットダスト（Ｃ
ダスト）及びファインズは、シガレット用のカットフィ
ラーとしては使用できないほど小さなサイズである。し
かし、Ｃダストとファインズを回収し、この材料を単独
で又はタバコ茎と共に再生タバコ又は復元タバコの製造
に使用することが可能である。Ｃダスト、又は、Ｃダス
ト及び茎を押出タバコ製品の形で使用することも、これ
までに提案されている。
カットフィラーがシガレットの製造に使用される前に、
幾つかの加工処理工程を受けることが一般的である。通
常の工程では、熟成タバコ葉の薄片（ｌａｍｉｎａｅ）
から茎（ｓｔｅｍ）を分離する。タバコ薄片を更に加工
処理し、その結果として最終的にカットフィラーが得ら
れ、茎は廃棄されるか、再生タバコ製品の製造に使用さ
れる。従来のシガレット製造における貯蔵段階、処理段
階、切断段階、ブレンド段階、輸送段階は、結果的にダ
スト及びファインズ（ｆｉｎｅｓ）の形態の大量の無駄
なタバコ材料を発生させる。このシガレットダスト（Ｃ
ダスト）及びファインズは、シガレット用のカットフィ
ラーとしては使用できないほど小さなサイズである。し
かし、Ｃダストとファインズを回収し、この材料を単独
で又はタバコ茎と共に再生タバコ又は復元タバコの製造
に使用することが可能である。Ｃダスト、又は、Ｃダス
ト及び茎を押出タバコ製品の形で使用することも、これ
までに提案されている。
【０００４】タバコ微片とデンプンとバインダーとの押
出は、これまでに特許文献の中で開示されている。例え
ば、米国特許第４，８２３，８１７号では、セルロース
バインダー（例えば、ヒドロキシエチルセルロース、メ
チルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルセルロース）をデンプン及びタバコと共に使用するこ
とが開示されている。米国特許第４，８８０，０１８号
では、ガラクトマンナン（例えば、イナゴマメガム（ｌ
ｏｃｕｓｔ ｂｅａｎ ｇｕｍ）、タラガム（ｔａｒａ
ｇｕｍ））、並びに、タバコ微片と任意のフィラー材
料と供に用いる、バインダーとしてのガラクトマンナン
及びカラゲーニン（ｃａｒｒａｇｅｅｎｓ）とキサンタ
ンガムとの混合物とが開示されている。
出は、これまでに特許文献の中で開示されている。例え
ば、米国特許第４，８２３，８１７号では、セルロース
バインダー（例えば、ヒドロキシエチルセルロース、メ
チルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルセルロース）をデンプン及びタバコと共に使用するこ
とが開示されている。米国特許第４，８８０，０１８号
では、ガラクトマンナン（例えば、イナゴマメガム（ｌ
ｏｃｕｓｔ ｂｅａｎ ｇｕｍ）、タラガム（ｔａｒａ
ｇｕｍ））、並びに、タバコ微片と任意のフィラー材
料と供に用いる、バインダーとしてのガラクトマンナン
及びカラゲーニン（ｃａｒｒａｇｅｅｎｓ）とキサンタ
ンガムとの混合物とが開示されている。
【０００５】上記米国特許第４，８２３，８１７号の押
出工程では、デンプンとタバコくずとバインダーとを乾
式混合し、その後で、ツインスクリュー押出機（ｔｗｉ
ｎｓｃｒｅｗ ｅｘｔｒｕｄｅｒ）のホッパの中に送り
込む。タバコとデンプンとバインダーの混合物を湿らす
ために、充分な量の水を押出機のバレルの中に送り込
む。その後で、水を液相に保つのに充分な圧力で、且
つ、デンプンをゼラチン化するのに充分な高温度で、混
合物を押し出す。押出物（ｅｘｔｒｕｄａｔｅ）がダイ
から出てくる時に、水が急速に蒸気に変わり、それによ
って押出物を膨張させ、独立気泡（ｃｌｏｓｅｄ ｃｅ
ｌｌ）押出物構造を形成する。その後で押出材料を冷却
し、逆転ローラによって引落とし、シートを形成する。
その後で、シートを細糸（ｆｉｌａｍｅｎｔ）に裁断
し、この細糸をカットフィラーの代替物として使用す
る。
出工程では、デンプンとタバコくずとバインダーとを乾
式混合し、その後で、ツインスクリュー押出機（ｔｗｉ
ｎｓｃｒｅｗ ｅｘｔｒｕｄｅｒ）のホッパの中に送り
込む。タバコとデンプンとバインダーの混合物を湿らす
ために、充分な量の水を押出機のバレルの中に送り込
む。その後で、水を液相に保つのに充分な圧力で、且
つ、デンプンをゼラチン化するのに充分な高温度で、混
合物を押し出す。押出物（ｅｘｔｒｕｄａｔｅ）がダイ
から出てくる時に、水が急速に蒸気に変わり、それによ
って押出物を膨張させ、独立気泡（ｃｌｏｓｅｄ ｃｅ
ｌｌ）押出物構造を形成する。その後で押出材料を冷却
し、逆転ローラによって引落とし、シートを形成する。
その後で、シートを細糸（ｆｉｌａｍｅｎｔ）に裁断
し、この細糸をカットフィラーの代替物として使用す
る。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題及び課題を解決するため
の手段】本発明は、低密度タバコフィラー組成物と、低
密度タバコフィラー組成物の調製方法と、低密度タバコ
フィラー組成物から作る喫煙可能物品とに係わる。本発
明の低密度タバコフィラーに対するアプローチは２つあ
る。第１のアプローチでは、膨張押出タバコ組成物を、
次の諸段階によって、即ち、 １． 米粉又はデンプンをタバコ（例えば、Ｃダスト）
及び、随意に、フィラー（例えば、炭酸ナトリウムもし
くは炭酸カルシウム、炭素、又は、活性炭）と乾式混合
する段階、 ２． 乾燥混合物を押出機の供給口に送り込む段階、 ３． タバコと米粉又はデンプンとの混合物を湿らせる
のに充分な水を押出機の中に注入する段階、及び、 ４． 混合物中に含まれる水が急速に水蒸気に変わり、
それによって押出されるタバコ／米粉混合物又はタバコ
／デンプン混合物を膨張させるように、充分な圧力と温
度とにおいて、米粉又はデンプンとタバコ（更に随意に
フィラー）を含むバインダー非含有混合物を押出す段階 によって製造する。
の手段】本発明は、低密度タバコフィラー組成物と、低
密度タバコフィラー組成物の調製方法と、低密度タバコ
フィラー組成物から作る喫煙可能物品とに係わる。本発
明の低密度タバコフィラーに対するアプローチは２つあ
る。第１のアプローチでは、膨張押出タバコ組成物を、
次の諸段階によって、即ち、 １． 米粉又はデンプンをタバコ（例えば、Ｃダスト）
及び、随意に、フィラー（例えば、炭酸ナトリウムもし
くは炭酸カルシウム、炭素、又は、活性炭）と乾式混合
する段階、 ２． 乾燥混合物を押出機の供給口に送り込む段階、 ３． タバコと米粉又はデンプンとの混合物を湿らせる
のに充分な水を押出機の中に注入する段階、及び、 ４． 混合物中に含まれる水が急速に水蒸気に変わり、
それによって押出されるタバコ／米粉混合物又はタバコ
／デンプン混合物を膨張させるように、充分な圧力と温
度とにおいて、米粉又はデンプンとタバコ（更に随意に
フィラー）を含むバインダー非含有混合物を押出す段階 によって製造する。
【０００７】膨張した押出タバコ／米粉組成物又はタバ
コ／デンプン組成物は、軽量の固体であり、良好なタバ
コの芳香を有する。こうした膨張した押出タバコ／米粉
組成物又はタバコ／デンプン組成物を回収し、カットフ
ィラーや喫煙物品（例えばシガレット）の製造に使用す
る。
コ／デンプン組成物は、軽量の固体であり、良好なタバ
コの芳香を有する。こうした膨張した押出タバコ／米粉
組成物又はタバコ／デンプン組成物を回収し、カットフ
ィラーや喫煙物品（例えばシガレット）の製造に使用す
る。
【０００８】押出機のダイオリフィスにおける押出材料
の温度と圧力とが一定不変である時には、上記組成物の
膨張の度合いが、押出機のダイオリフィスのサイズによ
って決まるということを発見した。温度と圧力とが一定
不変である時には、ダイオリフィスのサイズが大きけれ
ば大きいほど、押出材料の膨張が大きくなる。
の温度と圧力とが一定不変である時には、上記組成物の
膨張の度合いが、押出機のダイオリフィスのサイズによ
って決まるということを発見した。温度と圧力とが一定
不変である時には、ダイオリフィスのサイズが大きけれ
ば大きいほど、押出材料の膨張が大きくなる。
【０００９】本発明によって、タバコ微片（例えば、Ｃ
ダスト）と米粉とのバインダー非含有混合物が、より詳
細に後述するような向上した特性を有する膨張押出タバ
コ製品をもたらすということを、予想外に発見した。更
に予想外だったのは、押出工程においてバインダーを使
用することなしに米粉又は穀物粉（ｇｒａｉｎ ｆｌｏ
ｕｒ）の代わりにデンプンを使用することが可能である
ことと、バインダーを含まない押出タバコ／デンプン混
合物も許容可能な押出物を生じさせるということを発見
したことである。
ダスト）と米粉とのバインダー非含有混合物が、より詳
細に後述するような向上した特性を有する膨張押出タバ
コ製品をもたらすということを、予想外に発見した。更
に予想外だったのは、押出工程においてバインダーを使
用することなしに米粉又は穀物粉（ｇｒａｉｎ ｆｌｏ
ｕｒ）の代わりにデンプンを使用することが可能である
ことと、バインダーを含まない押出タバコ／デンプン混
合物も許容可能な押出物を生じさせるということを発見
したことである。
【００１０】本発明は、低密度押出タバコ組成物を得る
ために、Ｃダスト、タバコファインズ、タバコ葉茎、又
は、Ｃダストと茎の混合物を効率的に且つ効果的に再生
利用することを可能にする。押出製品を一体的に結合す
るために追加のバインダーを必要としないことが有利で
ある。こうした押出タバコ／穀物粉組成物は、その低密
度のために、シガレットフィラー材料として特に有益で
ある。こうした組成物は、等体積の量のカットフィラー
に取って代わり、実質的に同レベルの喫煙上の満足感を
与える低タールで低ニコチンのシガレットをもたらす。
ために、Ｃダスト、タバコファインズ、タバコ葉茎、又
は、Ｃダストと茎の混合物を効率的に且つ効果的に再生
利用することを可能にする。押出製品を一体的に結合す
るために追加のバインダーを必要としないことが有利で
ある。こうした押出タバコ／穀物粉組成物は、その低密
度のために、シガレットフィラー材料として特に有益で
ある。こうした組成物は、等体積の量のカットフィラー
に取って代わり、実質的に同レベルの喫煙上の満足感を
与える低タールで低ニコチンのシガレットをもたらす。
【００１１】第２のアプローチは、タバコを含まない、
米粉又は米デンプンと随意のフィラー（例えば、炭酸カ
ルシウム）との混合物を押出すことである。その後で、
この押出混合物をＣダストで被覆するか又は焙焼する
（ｔｏａｓｔ）ことで乾燥タバコに類似した許容可能な
色彩を与えることが可能である。この押出米粉又は米デ
ンプンを、被覆後又は焙焼の後に、低タール低ニコチン
シガレット中のタバコの代替物として使用することが可
能である。
米粉又は米デンプンと随意のフィラー（例えば、炭酸カ
ルシウム）との混合物を押出すことである。その後で、
この押出混合物をＣダストで被覆するか又は焙焼する
（ｔｏａｓｔ）ことで乾燥タバコに類似した許容可能な
色彩を与えることが可能である。この押出米粉又は米デ
ンプンを、被覆後又は焙焼の後に、低タール低ニコチン
シガレット中のタバコの代替物として使用することが可
能である。
【００１２】本発明の目的は、シガレット製造における
カットフィラータバコの代わりの低密度押出代替物を提
供することである。
カットフィラータバコの代わりの低密度押出代替物を提
供することである。
【００１３】本発明の別の目的は、カットフィラーの代
替物として使用可能な、バインダーを含まない低密度押
出タバコ製品を提供することである。
替物として使用可能な、バインダーを含まない低密度押
出タバコ製品を提供することである。
【００１４】本発明の別の目的は、シガレット製造にお
いて許容可能なカットフィラータバコ製品の形に押出タ
バコ製品を細断するのに必要な特性（脆くないことを含
む）を有する、バインダーを含まない低密度押出タバコ
製品を提供することである。
いて許容可能なカットフィラータバコ製品の形に押出タ
バコ製品を細断するのに必要な特性（脆くないことを含
む）を有する、バインダーを含まない低密度押出タバコ
製品を提供することである。
【００１５】本発明の更に別の目的は、カットフィラー
と混合した時に、許容可能な喫煙可能シガレットの形に
調製することが可能な、バインダーを含まない低密度押
出タバコ製品を提供することである。
と混合した時に、許容可能な喫煙可能シガレットの形に
調製することが可能な、バインダーを含まない低密度押
出タバコ製品を提供することである。
【００１６】本発明の更に別の目的は、許容可能で喫煙
可能な低タール低ニコチンシガレットを作るために、カ
ットタバコを含む、バインダーを含まない低密度押出タ
バコ製品を提供することである。
可能な低タール低ニコチンシガレットを作るために、カ
ットタバコを含む、バインダーを含まない低密度押出タ
バコ製品を提供することである。
【００１７】本発明の更に別の目的は、許容可能で喫煙
可能な低タール低ニコチンシガレットを作るためにカッ
トタバコフィラーと混合することが可能な、バインダー
を含まず且つタバコを含まない低密度押出製品を提供す
ることである。
可能な低タール低ニコチンシガレットを作るためにカッ
トタバコフィラーと混合することが可能な、バインダー
を含まず且つタバコを含まない低密度押出製品を提供す
ることである。
【００１８】本発明の上記の目的と利点と特徴と、以下
で明らかにする本発明の他の目的と利点と特徴と共に、
本発明の本質を、次に示す本発明の詳細な説明と、添付
クレームと、添付図面に示した幾つかの図を参照するこ
とによって、更に明確に理解することが可能である。
で明らかにする本発明の他の目的と利点と特徴と共に、
本発明の本質を、次に示す本発明の詳細な説明と、添付
クレームと、添付図面に示した幾つかの図を参照するこ
とによって、更に明確に理解することが可能である。
【００１９】
【発明の実施の形態】図１の加工処理段階図を参照する
と、タバコＣダストとファインズを、プリコンディショ
ナ（ｐｒｅｃｏｎｄｉｔｉｏｎｅｒ）１２に搬送する前
に、混合チャンバ内で穀物粉又はデンプン（更に随意
に、炭酸カルシウムのようなフィラー材料）と混合す
る。尚、上記プリコンディショナは、米国特許第４，７
５２，１３９号で説明されているＷｅｎｇｅｒ ＤＤＣ
Ｐｒｅｃｏｎｄｉｔｉｏｎｅｒであることが可能であ
る。この混合物をプリコンディショナから押出機の中に
送り込み、押出機入口では、混合物を湿らせるために充
分な量の水を約４０ｐｓｉｇ以下で注入する。押出機１
４内の混合物を加熱又は冷却可能とするために、押出機
にジャケットを取り付けることが可能である。タバコと
穀物粉との混合物を押出す場合には、押出機及び／又は
タバコ／穀物粉混合物に損傷を与えることを防止するた
めに、押出機を冷却することが可能である。タバコ／穀
物粉混合物を、押出機の作用によって柔らかい塊（ｄｏ
ｕｇｈ）の形に混練し、約１１５０ｋＰａから５７５０
ｋＰａでダイオリフィス１６を通して押し出す。タバコ
／穀物粉押出物がダイオリフィスを通過する際には、そ
の押出物の温度と圧力とが、水が急速に蒸気に変わり、
それによって押出物１８を膨張させ独立気泡構造にする
ような温度と圧力である。
と、タバコＣダストとファインズを、プリコンディショ
ナ（ｐｒｅｃｏｎｄｉｔｉｏｎｅｒ）１２に搬送する前
に、混合チャンバ内で穀物粉又はデンプン（更に随意
に、炭酸カルシウムのようなフィラー材料）と混合す
る。尚、上記プリコンディショナは、米国特許第４，７
５２，１３９号で説明されているＷｅｎｇｅｒ ＤＤＣ
Ｐｒｅｃｏｎｄｉｔｉｏｎｅｒであることが可能であ
る。この混合物をプリコンディショナから押出機の中に
送り込み、押出機入口では、混合物を湿らせるために充
分な量の水を約４０ｐｓｉｇ以下で注入する。押出機１
４内の混合物を加熱又は冷却可能とするために、押出機
にジャケットを取り付けることが可能である。タバコと
穀物粉との混合物を押出す場合には、押出機及び／又は
タバコ／穀物粉混合物に損傷を与えることを防止するた
めに、押出機を冷却することが可能である。タバコ／穀
物粉混合物を、押出機の作用によって柔らかい塊（ｄｏ
ｕｇｈ）の形に混練し、約１１５０ｋＰａから５７５０
ｋＰａでダイオリフィス１６を通して押し出す。タバコ
／穀物粉押出物がダイオリフィスを通過する際には、そ
の押出物の温度と圧力とが、水が急速に蒸気に変わり、
それによって押出物１８を膨張させ独立気泡構造にする
ような温度と圧力である。
【００２０】図２と図３を参照すると、米粉５０％とＣ
ダスト５０％から構成される図２の組成物の空隙空間
は、米粉８０％とＣダスト２０％から構成される図３の
組成物の空隙空間よりも小さい。更に、押出物１８をト
リートメントステーション２０で処理し、このトリート
メントステーション２０では、シガレットフィラーとし
て又はカットタバコとのブレンドとして使用するため
に、カットフィラーの大きさの断片に押出物を切断又は
細断(shred) する。フィラー材料の色を黒ずませるため
に追加の着色を必要とする場合には、押出物を従来通り
の対流オーブン内で焙ることが可能である。その結果得
られた処理加工済みの材料２２を、シガレット中のカッ
トタバコフィラーの代わりに又はカットタバコフィラー
に添加する形で、使用することが可能である。
ダスト５０％から構成される図２の組成物の空隙空間
は、米粉８０％とＣダスト２０％から構成される図３の
組成物の空隙空間よりも小さい。更に、押出物１８をト
リートメントステーション２０で処理し、このトリート
メントステーション２０では、シガレットフィラーとし
て又はカットタバコとのブレンドとして使用するため
に、カットフィラーの大きさの断片に押出物を切断又は
細断(shred) する。フィラー材料の色を黒ずませるため
に追加の着色を必要とする場合には、押出物を従来通り
の対流オーブン内で焙ることが可能である。その結果得
られた処理加工済みの材料２２を、シガレット中のカッ
トタバコフィラーの代わりに又はカットタバコフィラー
に添加する形で、使用することが可能である。
【００２１】この結果得られる低密度押出タバコ製品
を、当業で公知の方法を使用するシガレット製造に使用
することが可能である。例えば、この低密度押出タバコ
製品を更に加工処理し、添加剤で処理し、他の材料とブ
レンドし、６メッシュから２０メッシュ（好ましくは１
０メッシュから１６メッシュ）の所期サイズを得るため
に切断するか細断するか又は他の方法で加工処理するこ
とが可能である。上記低密度押出タバコ製品を、シガレ
ット製造におけるカットフィラー又はタバコ増量材（ｔ
ｏｂａｃｃｏ ｅｘｔｅｎｄｅｒ）として使用すること
が好ましい。本発明の低密度押出タバコ製品は卓越した
喫煙特性を示す。本発明で使用可能なタバコ材料は様々
であることが可能である。典型的なタバコ材料は、上記
のように、タバコＣダストとファインズを含み、更に、
随意に、無加工の又は粉砕した茎を含む。他の使用可能
なタバコ材料は、タバコ薄片（ｌａｍｉｎａｅ）、タバ
コカットフィラー、体積膨張（ｖｏｌｕｍｅ ｅｘｐａ
ｎｄｅｄ）タバコ、様々な加工処理及びシガレット製造
段階から出る屑タバコ、タバコ葉柄（ｔｏｂａｃｃｏｓ
ｔａｌｋ）、再生タバコ材料の屑及びシート、圧延タバ
コ茎（ｒｏｌｌｅｄｔｏｂａｃｃｏ ｓｔｅｍ）、ほぼ
完全な葉の形のタバコ等、並びに、これらの組合せを含
む。これらの各々のタバコ材料の断片又は微片の当初の
大きさは、あまり重要ではないが、こうしたタバコ材料
断片が、１０メッシュのスクリーン、更に好ましくは２
０メッシュのスクリーン、更に好ましくは３０メッシュ
のスクリーン、最も好ましくは４０メッシュのスクリー
ンを通ることが好ましい。随意に、タバコ茎をＣダスト
又はタバコ断片の一部分の代わりに使用することが可能
である。タバコ茎は、１／４インチから３インチの長
さ、好ましくは１／４インチから１インチの長さ、更に
好ましくは１／４インチから１／２インチの長さの断片
として、又は、粉砕して上記範囲内の大きさの微片、好
ましくは４０メッシュのスクリーンを通ることが可能な
微片として使用することが可能である。
を、当業で公知の方法を使用するシガレット製造に使用
することが可能である。例えば、この低密度押出タバコ
製品を更に加工処理し、添加剤で処理し、他の材料とブ
レンドし、６メッシュから２０メッシュ（好ましくは１
０メッシュから１６メッシュ）の所期サイズを得るため
に切断するか細断するか又は他の方法で加工処理するこ
とが可能である。上記低密度押出タバコ製品を、シガレ
ット製造におけるカットフィラー又はタバコ増量材（ｔ
ｏｂａｃｃｏ ｅｘｔｅｎｄｅｒ）として使用すること
が好ましい。本発明の低密度押出タバコ製品は卓越した
喫煙特性を示す。本発明で使用可能なタバコ材料は様々
であることが可能である。典型的なタバコ材料は、上記
のように、タバコＣダストとファインズを含み、更に、
随意に、無加工の又は粉砕した茎を含む。他の使用可能
なタバコ材料は、タバコ薄片（ｌａｍｉｎａｅ）、タバ
コカットフィラー、体積膨張（ｖｏｌｕｍｅ ｅｘｐａ
ｎｄｅｄ）タバコ、様々な加工処理及びシガレット製造
段階から出る屑タバコ、タバコ葉柄（ｔｏｂａｃｃｏｓ
ｔａｌｋ）、再生タバコ材料の屑及びシート、圧延タバ
コ茎（ｒｏｌｌｅｄｔｏｂａｃｃｏ ｓｔｅｍ）、ほぼ
完全な葉の形のタバコ等、並びに、これらの組合せを含
む。これらの各々のタバコ材料の断片又は微片の当初の
大きさは、あまり重要ではないが、こうしたタバコ材料
断片が、１０メッシュのスクリーン、更に好ましくは２
０メッシュのスクリーン、更に好ましくは３０メッシュ
のスクリーン、最も好ましくは４０メッシュのスクリー
ンを通ることが好ましい。随意に、タバコ茎をＣダスト
又はタバコ断片の一部分の代わりに使用することが可能
である。タバコ茎は、１／４インチから３インチの長
さ、好ましくは１／４インチから１インチの長さ、更に
好ましくは１／４インチから１／２インチの長さの断片
として、又は、粉砕して上記範囲内の大きさの微片、好
ましくは４０メッシュのスクリーンを通ることが可能な
微片として使用することが可能である。
【００２２】本発明で使用可能なタバコは、バーレー
（Ｂｕｒｌｅｙ）タバコ、熱風乾燥（ｆｌｕｅ ｃｕｒ
ｅｄ）タバコ、メリーランドタバコ、オリエンタル（Ｏ
ｒｉｅｎｔａｌ）タバコ、及び、喫煙時に求められる好
ましい風味を得るために選択した様々なタバコの混合物
を含む。こうしたタバコとタバコ混合物は、タバコブレ
ンディング分野の技術者にとっては公知であろう。必要
に応じて、加香料（ｆｌａｖｏｒａｎｔｓ）、ケーシン
グ（ｃａｓｉｎｇ）、湿潤剤（例えばグリセリン）、他
のトップドレッシング材料（ｔｏｐ ｄｒｅｓｓｉｎｇ
ｍａｔｅｒｉａｌ）、又は、他の香味増強材料を、最
終的には押出す混合物の中に混合することが可能であ
る。 加工処理の様々な段階で、香味添加剤（ｆｌａｖ
ｏｒ ａｄｄｉｔｉｖｅ）を加えることが可能である。
こうした香味添加剤は、メントール、甘草、バニリン、
ココア、タバコ香油、糖（例えば、果糖、ショ糖）、乾
燥糖蜜、香味前駆物質、乾燥ハーブ、スパイス類、香味
牧草（ｆｌａｖｏｒｆｕｌ ｆｏｒａｇｅ）等を含むこ
とが可能である。フィラー及び加工処理剤（ｐｒｏｃｅ
ｓｓｉｎｇ ａｇｅｎｔ）（例えば、炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム、炭酸カルシウム、炭酸水素ナトリウム、
炭酸水素カリウム、活性炭）も、本発明の組成物におい
て使用可能である。こうしたフィラー及び加工処理剤
を、タバコ／デンプン混合物又はタバコ／穀物粉混合物
に水を加えて押出す前に、タバコ混合物に加えることが
可能である。更に、他の添加剤（例えば、リン酸ジアン
モニウム、リン酸モノアンモニウム、硝酸カルシウム、
硝酸ナトリウム、又は、硝酸カリウム）を、タバコ／デ
ンプン混合物又はタバコ／穀物粉混合物と共に使用する
ことも可能である。有機酸添加剤及び他の加工助剤の使
用については米国特許第４，８３６，２２４号に開示さ
れており、この開示内容は本明細書に援用として組み込
まれる。
（Ｂｕｒｌｅｙ）タバコ、熱風乾燥（ｆｌｕｅ ｃｕｒ
ｅｄ）タバコ、メリーランドタバコ、オリエンタル（Ｏ
ｒｉｅｎｔａｌ）タバコ、及び、喫煙時に求められる好
ましい風味を得るために選択した様々なタバコの混合物
を含む。こうしたタバコとタバコ混合物は、タバコブレ
ンディング分野の技術者にとっては公知であろう。必要
に応じて、加香料（ｆｌａｖｏｒａｎｔｓ）、ケーシン
グ（ｃａｓｉｎｇ）、湿潤剤（例えばグリセリン）、他
のトップドレッシング材料（ｔｏｐ ｄｒｅｓｓｉｎｇ
ｍａｔｅｒｉａｌ）、又は、他の香味増強材料を、最
終的には押出す混合物の中に混合することが可能であ
る。 加工処理の様々な段階で、香味添加剤（ｆｌａｖ
ｏｒ ａｄｄｉｔｉｖｅ）を加えることが可能である。
こうした香味添加剤は、メントール、甘草、バニリン、
ココア、タバコ香油、糖（例えば、果糖、ショ糖）、乾
燥糖蜜、香味前駆物質、乾燥ハーブ、スパイス類、香味
牧草（ｆｌａｖｏｒｆｕｌ ｆｏｒａｇｅ）等を含むこ
とが可能である。フィラー及び加工処理剤（ｐｒｏｃｅ
ｓｓｉｎｇ ａｇｅｎｔ）（例えば、炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム、炭酸カルシウム、炭酸水素ナトリウム、
炭酸水素カリウム、活性炭）も、本発明の組成物におい
て使用可能である。こうしたフィラー及び加工処理剤
を、タバコ／デンプン混合物又はタバコ／穀物粉混合物
に水を加えて押出す前に、タバコ混合物に加えることが
可能である。更に、他の添加剤（例えば、リン酸ジアン
モニウム、リン酸モノアンモニウム、硝酸カルシウム、
硝酸ナトリウム、又は、硝酸カリウム）を、タバコ／デ
ンプン混合物又はタバコ／穀物粉混合物と共に使用する
ことも可能である。有機酸添加剤及び他の加工助剤の使
用については米国特許第４，８３６，２２４号に開示さ
れており、この開示内容は本明細書に援用として組み込
まれる。
【００２３】高密度のタバコ／穀物粉混合物又はタバコ
／デンプン混合物を膨張させるために膨張剤を使用する
ことも、本発明に含まれる。好ましい膨張剤は無毒性で
あり、安全で且つ調節可能な形でタバコ／穀物粉混合物
又はタバコ／デンプン混合物を膨張させるものである。
適切な膨張剤の例は、押出工程中に水と混合されて加熱
される時に二酸化炭素を上記混合物が発生させるよう
に、二リン酸ナトリウム、二リン酸カリウム、又は、リ
ン酸カルシウムと、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、又
は、炭酸カルシウムとの混合物である。膨張剤の別の例
は、押出工程中に水と混合されて加熱される時に二酸化
炭素を上記混合物が発生させるように、コハク酸又は酒
石酸と、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、又は、炭酸カ
ルシウムとの混合物である。膨張剤の更に別の例は、押
出工程中にタバコ／デンプン混合物又はタバコ／穀物粉
混合物と共に「ダブルアクション」ベーキングパウダー
を使用することである。
／デンプン混合物を膨張させるために膨張剤を使用する
ことも、本発明に含まれる。好ましい膨張剤は無毒性で
あり、安全で且つ調節可能な形でタバコ／穀物粉混合物
又はタバコ／デンプン混合物を膨張させるものである。
適切な膨張剤の例は、押出工程中に水と混合されて加熱
される時に二酸化炭素を上記混合物が発生させるよう
に、二リン酸ナトリウム、二リン酸カリウム、又は、リ
ン酸カルシウムと、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、又
は、炭酸カルシウムとの混合物である。膨張剤の別の例
は、押出工程中に水と混合されて加熱される時に二酸化
炭素を上記混合物が発生させるように、コハク酸又は酒
石酸と、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、又は、炭酸カ
ルシウムとの混合物である。膨張剤の更に別の例は、押
出工程中にタバコ／デンプン混合物又はタバコ／穀物粉
混合物と共に「ダブルアクション」ベーキングパウダー
を使用することである。
【００２４】タバコと混合される穀物粉は、入手可能な
任意の穀物粉から選択することが可能である。同じタイ
プの穀物粉を、タバコを含まない押出製品に使用するこ
とも可能である。こうした穀物粉の例は、トウモロコシ
粉、小麦粉、マイロ（ｍｉｌｏ）粉、ライ麦粉、オート
麦粉、大麦粉、他の穀物粉、ジャガイモ粉、及び、これ
らの混合物を含む。穀物粉の味は無刺激なものでければ
ならず、喫煙時にシガレットの香りを損ねるものであっ
てはならない。更に、こうした穀物粉は、人間が消費す
る上で非アレルギー誘発性で且つ安全でなければならな
い。本発明で使用する好ましい穀物粉は米粉である。米
粉は極めて無刺激的な味で且つ実質的に非アレルギー誘
発性であるので、タバコ製品中での使用に非常に適して
いる。
任意の穀物粉から選択することが可能である。同じタイ
プの穀物粉を、タバコを含まない押出製品に使用するこ
とも可能である。こうした穀物粉の例は、トウモロコシ
粉、小麦粉、マイロ（ｍｉｌｏ）粉、ライ麦粉、オート
麦粉、大麦粉、他の穀物粉、ジャガイモ粉、及び、これ
らの混合物を含む。穀物粉の味は無刺激なものでければ
ならず、喫煙時にシガレットの香りを損ねるものであっ
てはならない。更に、こうした穀物粉は、人間が消費す
る上で非アレルギー誘発性で且つ安全でなければならな
い。本発明で使用する好ましい穀物粉は米粉である。米
粉は極めて無刺激的な味で且つ実質的に非アレルギー誘
発性であるので、タバコ製品中での使用に非常に適して
いる。
【００２５】タバコと共に使用するデンプンは、任意の
許容可能なデンプンである。同じタイプのデンプン又は
デンプン混合物を、タバコなしで使用することも可能で
ある。こうしたデンプンの例は、トウモロコシデンプ
ン、ジャガイモデンプン等を含む。米のデンプンは、タ
バコ製品の形で喫煙する時の味と香りが無刺激的である
ので、特に好ましい。トウモロコシデンプンやジャガイ
モデンプンのような他のデンプンは、喫煙時にタバコ製
品に不適切な香り及び／又は味を与える可能性がある。
許容可能なデンプンである。同じタイプのデンプン又は
デンプン混合物を、タバコなしで使用することも可能で
ある。こうしたデンプンの例は、トウモロコシデンプ
ン、ジャガイモデンプン等を含む。米のデンプンは、タ
バコ製品の形で喫煙する時の味と香りが無刺激的である
ので、特に好ましい。トウモロコシデンプンやジャガイ
モデンプンのような他のデンプンは、喫煙時にタバコ製
品に不適切な香り及び／又は味を与える可能性がある。
【００２６】本発明の組成物は、デンプン又は穀物粉を
約５０重量％含み、タバコ及び／又はフィラー（例えば
炭酸カルシウム）、他の物質（ａｇｅｎｔ）及び添加剤
を約５０重量％含む。好ましい混合物は、デンプン又は
穀物粉を約７０重量％含み、タバコ及び／又はフィラー
（例えば炭酸カルシウム）、他の物質（ａｇｅｎｔ）及
び添加剤を約３０重量％含む。
約５０重量％含み、タバコ及び／又はフィラー（例えば
炭酸カルシウム）、他の物質（ａｇｅｎｔ）及び添加剤
を約５０重量％含む。好ましい混合物は、デンプン又は
穀物粉を約７０重量％含み、タバコ及び／又はフィラー
（例えば炭酸カルシウム）、他の物質（ａｇｅｎｔ）及
び添加剤を約３０重量％含む。
【００２７】タバコとデンプン又は穀物粉とを混合チャ
ンバ１０内で十分に混合しなければならない。他の添加
剤、膨張剤、フィラー、加香料、又は、他の材料を、タ
バコ及びデンプン又は米粉と共に押出す場合には、こう
した添加剤をこの時点で加えることが可能である。この
時点で混合物の含水量を、押出機スロート（ｔｈｒｏａ
ｔ）１２に容易に搬送することが可能な乾燥した自由流
動粉を与えるように、最適化しなければならない。その
後で混合物を押出機スロート１２に送り込み、この押出
機スロートにおいて水又は他の可塑剤を加える。タバコ
／デンプン混合物又はタバコ／穀物粉混合物を適切に湿
潤させるのに十分な量の水を、こうした混合物に加え
る。他の何らかの湿潤剤又は可塑剤が必要である場合に
は、こうした湿潤剤又は可塑剤をプリコンディショニン
グ段階で加えることが可能である。この段階では、グリ
セリン又はプロピレングリコールと混合した水を、湿潤
剤又は可塑剤として使用することが可能である。その後
で湿潤させた混合物を押出機に送り込み、押出す。
ンバ１０内で十分に混合しなければならない。他の添加
剤、膨張剤、フィラー、加香料、又は、他の材料を、タ
バコ及びデンプン又は米粉と共に押出す場合には、こう
した添加剤をこの時点で加えることが可能である。この
時点で混合物の含水量を、押出機スロート（ｔｈｒｏａ
ｔ）１２に容易に搬送することが可能な乾燥した自由流
動粉を与えるように、最適化しなければならない。その
後で混合物を押出機スロート１２に送り込み、この押出
機スロートにおいて水又は他の可塑剤を加える。タバコ
／デンプン混合物又はタバコ／穀物粉混合物を適切に湿
潤させるのに十分な量の水を、こうした混合物に加え
る。他の何らかの湿潤剤又は可塑剤が必要である場合に
は、こうした湿潤剤又は可塑剤をプリコンディショニン
グ段階で加えることが可能である。この段階では、グリ
セリン又はプロピレングリコールと混合した水を、湿潤
剤又は可塑剤として使用することが可能である。その後
で湿潤させた混合物を押出機に送り込み、押出す。
【００２８】タバコなしに穀物粉又はデンプンを押出す
工程は、タバコ／デンプン混合物又はタバコ／穀物粉混
合物の押出と殆ど同じである。この工程の混合チャンバ
段階において、穀物粉又はデンプンを、任意の添加剤、
膨張剤、フィラー、着香料、又は、他の材料と混合する
ことが可能である。この場合にも同様に、押出機スロー
ト１２に容易に搬送することが可能な乾燥した自由流動
粉を与えるように、混合物を最適化しなければならな
い。押出工程と乾燥工程も、タバコ／デンプン混合物又
はタバコ／穀物粉混合物の場合と同様である。
工程は、タバコ／デンプン混合物又はタバコ／穀物粉混
合物の押出と殆ど同じである。この工程の混合チャンバ
段階において、穀物粉又はデンプンを、任意の添加剤、
膨張剤、フィラー、着香料、又は、他の材料と混合する
ことが可能である。この場合にも同様に、押出機スロー
ト１２に容易に搬送することが可能な乾燥した自由流動
粉を与えるように、混合物を最適化しなければならな
い。押出工程と乾燥工程も、タバコ／デンプン混合物又
はタバコ／穀物粉混合物の場合と同様である。
【００２９】本発明を実行するのに使用可能な押出機
は、シングルスクリュー押出機とツインスクリュー押出
機の両方を含む。適切な押出機は、市販製品として入手
可能なＷｅｎｇｅｒ ＴＸ−５２、ＴＸ−８０、ＴＸ−
１３８押出機と、Ｂｒａｂｅｎｄｅｒ、Ｗｅｒｎｅｒ
ａｎｄ Ｐｆｌｅｉｄｅｒｅｒ ａｎｄ Ｂａｋｅｒ−
Ｐｅｒｋｉｎｓから市販品として入手可能な押出機を含
む。好ましい押出機は、加工処理中に材料を加熱又は冷
却するためのサーマルジャケットを備えた「クッカー
（ｃｏｏｋｅｒ）」型押出機である。当業界で公知の様
々なスクリュー構成を有する押出機を使用することが可
能である。例えば、フィーダ機素と混合機素と剪断機素
とシャーロック（ｓｈｅａｒ ｌｏｃｋｓ）との組合せ
を有するスクリューを、最適の押出結果を得るために、
必要に応じて選択することが可能である。
は、シングルスクリュー押出機とツインスクリュー押出
機の両方を含む。適切な押出機は、市販製品として入手
可能なＷｅｎｇｅｒ ＴＸ−５２、ＴＸ−８０、ＴＸ−
１３８押出機と、Ｂｒａｂｅｎｄｅｒ、Ｗｅｒｎｅｒ
ａｎｄ Ｐｆｌｅｉｄｅｒｅｒ ａｎｄ Ｂａｋｅｒ−
Ｐｅｒｋｉｎｓから市販品として入手可能な押出機を含
む。好ましい押出機は、加工処理中に材料を加熱又は冷
却するためのサーマルジャケットを備えた「クッカー
（ｃｏｏｋｅｒ）」型押出機である。当業界で公知の様
々なスクリュー構成を有する押出機を使用することが可
能である。例えば、フィーダ機素と混合機素と剪断機素
とシャーロック（ｓｈｅａｒ ｌｏｃｋｓ）との組合せ
を有するスクリューを、最適の押出結果を得るために、
必要に応じて選択することが可能である。
【００３０】湿潤させたタバコ／デンプン混合物又はタ
バコ／穀物粉混合物を様々な押出条件で押出すことが可
能であるが、こうした押出条件は、一般的に、押出機の
バレル（ｂａｒｒｅｌ）内で外界温度を上回る温度で材
料を混合することと、その後で、押出機のダイオリフィ
スを通して材料を押出すこととを含む。例えば、タバコ
／デンプン混合物を押出す場合には、押出機ダイの付近
の押出機バレルの温度は約８０℃から１２５℃の範囲内
であり、出口ダイにおける押出機圧力は、約２０００ｋ
Ｐａから約５０００ｋＰａの間、好ましくは２５００ｋ
Ｐａから４５００ｋＰａの間である。タバコと米粉の混
合物の場合は、押出機ダイの付近の押出機バレルの温度
と圧力は各々に、約１０５℃から１７５℃の範囲内と、
１２５０ｋＰａから５６５０ｋＰａの範囲内であり、好
ましくは、１２５℃から１６５℃の範囲内と、３４００
ｋＰａから４４８０ｋＰａの範囲内である。こうした温
度と圧力の組合せは、押出機内では水が液相のままであ
るが、混合物がダイから押し出される時に水が急速に水
蒸気に変わり、押出材料内部に独立気泡構造を形成する
ような組合せである。この独立気泡構造は図２又は図３
に容易に見て取ることが可能である。ダイは従来通りの
ダイのいずれであってもよいが、ダイの横断面形状は、
押出物が容易に加工処理又は切断されるような形状でな
ければならない。上記のように、一定の温度及び圧力で
は、ダイオリフィスの大きさが押出物の密度に影響す
る。使用するダイのオリフィスが大きければ大きいほ
ど、低密度の押出物が得られる。
バコ／穀物粉混合物を様々な押出条件で押出すことが可
能であるが、こうした押出条件は、一般的に、押出機の
バレル（ｂａｒｒｅｌ）内で外界温度を上回る温度で材
料を混合することと、その後で、押出機のダイオリフィ
スを通して材料を押出すこととを含む。例えば、タバコ
／デンプン混合物を押出す場合には、押出機ダイの付近
の押出機バレルの温度は約８０℃から１２５℃の範囲内
であり、出口ダイにおける押出機圧力は、約２０００ｋ
Ｐａから約５０００ｋＰａの間、好ましくは２５００ｋ
Ｐａから４５００ｋＰａの間である。タバコと米粉の混
合物の場合は、押出機ダイの付近の押出機バレルの温度
と圧力は各々に、約１０５℃から１７５℃の範囲内と、
１２５０ｋＰａから５６５０ｋＰａの範囲内であり、好
ましくは、１２５℃から１６５℃の範囲内と、３４００
ｋＰａから４４８０ｋＰａの範囲内である。こうした温
度と圧力の組合せは、押出機内では水が液相のままであ
るが、混合物がダイから押し出される時に水が急速に水
蒸気に変わり、押出材料内部に独立気泡構造を形成する
ような組合せである。この独立気泡構造は図２又は図３
に容易に見て取ることが可能である。ダイは従来通りの
ダイのいずれであってもよいが、ダイの横断面形状は、
押出物が容易に加工処理又は切断されるような形状でな
ければならない。上記のように、一定の温度及び圧力で
は、ダイオリフィスの大きさが押出物の密度に影響す
る。使用するダイのオリフィスが大きければ大きいほ
ど、低密度の押出物が得られる。
【００３１】タバコ／デンプン混合物又はタバコ／穀物
粉混合物の含水率は、押出条件中に変化する可能性があ
る。こうした混合物は、押出に適した半軟質のな可塑的
粘稠性（ｐｌａｓｔｉｃ ｃｏｎｓｉｓｔｅｎｃｙ）を
持たなければならない。典型的には、タバコ／デンプン
混合物又はタバコ／米粉混合物は、９−１２％湿量基準
（ｗｂ）、好ましくは９．５−１１％ｗｂ、更に好まし
くは１０％ｗｂの含水率を有するだろう。タバコ／米粉
混合物は約８．４％の固有含水率を有するので、追加分
の水が押出機に加えられる。
粉混合物の含水率は、押出条件中に変化する可能性があ
る。こうした混合物は、押出に適した半軟質のな可塑的
粘稠性（ｐｌａｓｔｉｃ ｃｏｎｓｉｓｔｅｎｃｙ）を
持たなければならない。典型的には、タバコ／デンプン
混合物又はタバコ／米粉混合物は、９−１２％湿量基準
（ｗｂ）、好ましくは９．５−１１％ｗｂ、更に好まし
くは１０％ｗｂの含水率を有するだろう。タバコ／米粉
混合物は約８．４％の固有含水率を有するので、追加分
の水が押出機に加えられる。
【００３２】押出機装置内でのタバコ／デンプン混合物
又はタバコ／穀物粉混合物の滞留時間は、押出スクリュ
ーの速度、押出バレルの長さ、及び、必要とする混合物
の温度に応じて変化することができる。一般的には、所
期温度で押出を行う温度でデンプンをゼラチン化させる
のに十分な時間期間が好ましい。これに加えて、この時
間期間は、押出機のバレル内で湿潤混合物を適切に混合
し剪断するのに十分なものでなければならない。許容可
能な色彩を持たない穀物粉混合物もしくはデンプン混合
物、タバコ／デンプン混合物、又は、タバコ／穀物粉混
合物に対しては、押出製品がシガレットフィラーとして
の使用に適した色彩と外観を有するように、微粉砕した
タバコダストやタバコダスト抽出物を振り掛ける（ｓｐ
ｒｉｎｋｌｅ）ことが可能であり、又は、押出後で乾燥
前に、もしくは、押出物をシガレットフィラーの形に切
断した後に、こうした混合物を染色もしくは焙焼するこ
とが可能である。
又はタバコ／穀物粉混合物の滞留時間は、押出スクリュ
ーの速度、押出バレルの長さ、及び、必要とする混合物
の温度に応じて変化することができる。一般的には、所
期温度で押出を行う温度でデンプンをゼラチン化させる
のに十分な時間期間が好ましい。これに加えて、この時
間期間は、押出機のバレル内で湿潤混合物を適切に混合
し剪断するのに十分なものでなければならない。許容可
能な色彩を持たない穀物粉混合物もしくはデンプン混合
物、タバコ／デンプン混合物、又は、タバコ／穀物粉混
合物に対しては、押出製品がシガレットフィラーとして
の使用に適した色彩と外観を有するように、微粉砕した
タバコダストやタバコダスト抽出物を振り掛ける（ｓｐ
ｒｉｎｋｌｅ）ことが可能であり、又は、押出後で乾燥
前に、もしくは、押出物をシガレットフィラーの形に切
断した後に、こうした混合物を染色もしくは焙焼するこ
とが可能である。
【００３３】上記材料を押出して、押出した塊が膨張し
終わった後に、材料をオーブン内で乾燥させる。好まし
いオーブンは、互いに独立した各段階の温度制御と強制
通気とを備えた多段オーブンである。第１段階の温度は
約１０５℃から１４５℃でなければならず、好ましくは
１１０℃から１３５℃、更に好ましくは１１５℃から１
２５℃、更に好ましくは１２０℃である。第２段階の温
度は外界温度と５０℃の間でなければならず、好ましく
は３８℃から４０℃であり、第３段階の温度は外界温度
と４５℃の間でなければならず、好ましくは３５−３７
℃である。
終わった後に、材料をオーブン内で乾燥させる。好まし
いオーブンは、互いに独立した各段階の温度制御と強制
通気とを備えた多段オーブンである。第１段階の温度は
約１０５℃から１４５℃でなければならず、好ましくは
１１０℃から１３５℃、更に好ましくは１１５℃から１
２５℃、更に好ましくは１２０℃である。第２段階の温
度は外界温度と５０℃の間でなければならず、好ましく
は３８℃から４０℃であり、第３段階の温度は外界温度
と４５℃の間でなければならず、好ましくは３５−３７
℃である。
【００３４】押出機排出物の含水率は排出条件に応じて
変化し得る。一般的に、この含水率は、押出機からの排
出時に８％ｗｂから１７％ｗｂの範囲にあるであろう。
押出物を乾燥した後では、含水率は、押出材料をカット
タバコフィラーの大きさに切断することになっているか
どうか、又は、押出材料を輸送又は貯蔵することになっ
ているかどうかに応じて決まるだろう。一般的には、上
記のように押出物材料を乾燥オーブンの中に送り込み、
輸送と貯蔵のためには４．８％ｗｂから８．５％ｗｂ
（好ましくは５．３％ｗｂから８．３％ｗｂ）の含水率
に乾燥させる。オーブン内の床深さは約２．５４ｃｍで
あり、オーブン内での保持時間はワンパス当たり１．４
分間である。床深さ、保持時間、オーブン温度は、開始
材料の含水率と乾燥後の所期含水率とに応じて変化させ
ることが可能である。乾燥後の好ましい含水率は、押出
混合物をどのように使用するかに応じて決まるだろう。
例えば、押出混合物をシガレットのカットフィラーとし
て使用することになっている場合には、押出物の効率的
な切断を得るように含水率を最適化させるだろう。押出
混合物を輸送することになっている場合には、混合物が
固まること（ｍｏｌｄｉｎｇ）を防止する含水率に混合
物を乾燥させなければならない。
変化し得る。一般的に、この含水率は、押出機からの排
出時に８％ｗｂから１７％ｗｂの範囲にあるであろう。
押出物を乾燥した後では、含水率は、押出材料をカット
タバコフィラーの大きさに切断することになっているか
どうか、又は、押出材料を輸送又は貯蔵することになっ
ているかどうかに応じて決まるだろう。一般的には、上
記のように押出物材料を乾燥オーブンの中に送り込み、
輸送と貯蔵のためには４．８％ｗｂから８．５％ｗｂ
（好ましくは５．３％ｗｂから８．３％ｗｂ）の含水率
に乾燥させる。オーブン内の床深さは約２．５４ｃｍで
あり、オーブン内での保持時間はワンパス当たり１．４
分間である。床深さ、保持時間、オーブン温度は、開始
材料の含水率と乾燥後の所期含水率とに応じて変化させ
ることが可能である。乾燥後の好ましい含水率は、押出
混合物をどのように使用するかに応じて決まるだろう。
例えば、押出混合物をシガレットのカットフィラーとし
て使用することになっている場合には、押出物の効率的
な切断を得るように含水率を最適化させるだろう。押出
混合物を輸送することになっている場合には、混合物が
固まること（ｍｏｌｄｉｎｇ）を防止する含水率に混合
物を乾燥させなければならない。
【００３５】乾燥後に、タバコ／デンプン混合物、タバ
コ／穀物粉混合物、及び、特に、タバコなしの押出デン
プン又は穀物粉混合物が、適切なタバコの色彩と外観を
呈しない場合には、タバコに類似した色彩と外観とを得
るために、こうした混合物を対流オーブン内で焙焼する
ことが可能である。
コ／穀物粉混合物、及び、特に、タバコなしの押出デン
プン又は穀物粉混合物が、適切なタバコの色彩と外観を
呈しない場合には、タバコに類似した色彩と外観とを得
るために、こうした混合物を対流オーブン内で焙焼する
ことが可能である。
【００３６】本発明の様々な実施様態を更に説明するた
めに、以下の実施例を示すが、これらの実施例は本発明
の範囲を限定するものと解釈されてはならない。これら
の実施例では、特に言及しない限り、全ての部（ｐａｒ
ｔｓ）とパーセンテージは含水重量パーセント（ｗｅｔ
ｗｅｉｇｈｔ ｐｅｒｃｅｎｔ）又は湿量基準（ｗ
ｂ）で示してある。
めに、以下の実施例を示すが、これらの実施例は本発明
の範囲を限定するものと解釈されてはならない。これら
の実施例では、特に言及しない限り、全ての部（ｐａｒ
ｔｓ）とパーセンテージは含水重量パーセント（ｗｅｔ
ｗｅｉｇｈｔ ｐｅｒｃｅｎｔ）又は湿量基準（ｗ
ｂ）で示してある。
【００３７】
実施例１ タバコ１０％と米粉９０％から構成された混合物の押出
を次のように行った。
を次のように行った。
【００３８】Ｃダストの形態のタバコ１部をＢＢ−１０
０ Ｒｉｖｌａｎｄ米粉９部と十分に混合し、その後で
プリコンディショナの中に送り込んだ。乾燥混合物は
８．４１％ｗｂの含水率を有した。一般的に、乾燥混合
物を押出機入口に送り込み、この押出機入口では水をこ
の乾燥混合物に加えた。押出機ではタバコ／米粉混合物
が摩擦によって加熱されるので、押出機シャフト速度が
この混合物の温度を決定するだろう。押出機ヘッドにお
ける圧力が混合物の温度と粘度との関数であるので、押
出機シャフト速度は押出機ヘッドにおける圧力も決定す
るだろう。
０ Ｒｉｖｌａｎｄ米粉９部と十分に混合し、その後で
プリコンディショナの中に送り込んだ。乾燥混合物は
８．４１％ｗｂの含水率を有した。一般的に、乾燥混合
物を押出機入口に送り込み、この押出機入口では水をこ
の乾燥混合物に加えた。押出機ではタバコ／米粉混合物
が摩擦によって加熱されるので、押出機シャフト速度が
この混合物の温度を決定するだろう。押出機ヘッドにお
ける圧力が混合物の温度と粘度との関数であるので、押
出機シャフト速度は押出機ヘッドにおける圧力も決定す
るだろう。
【００３９】次の表は、タバコ１０％と米粉９０％から
構成された上記混合物を使用した２つの異なった押出実
験を示す。
構成された上記混合物を使用した２つの異なった押出実
験を示す。
【００４０】
【表１】
【００４１】その後で、押出材料を乾燥オーブン内で乾
燥することが可能である。このオーブンの第１の区域を
１２０℃に維持し、第２の区域を約３８℃に維持し、第
３の区域を約３６℃の温度に維持する。乾燥床深さを
２．５４ｃｍに維持し、ワンパス毎に１．４分間の保持
時間で材料を乾燥器を２回通過させ、最終含水率は上記
「乾燥器排出物含水率」に示した通りであった。
燥することが可能である。このオーブンの第１の区域を
１２０℃に維持し、第２の区域を約３８℃に維持し、第
３の区域を約３６℃の温度に維持する。乾燥床深さを
２．５４ｃｍに維持し、ワンパス毎に１．４分間の保持
時間で材料を乾燥器を２回通過させ、最終含水率は上記
「乾燥器排出物含水率」に示した通りであった。
【００４２】乾燥後には、押出材料は、カットフィラー
代替物を形成するために更に加工処理することが直ぐに
可能な状態となっている。
代替物を形成するために更に加工処理することが直ぐに
可能な状態となっている。
【００４３】実施例２ タバコ２０％と米粉８０％から構成された混合物の押出
を、実施例１の手順とほぼ同じ手順で次のように行っ
た。次の表は、タバコ２０％と米粉８０％から構成され
た上記混合物を使用した３つの異なった押出実験を示
す。
を、実施例１の手順とほぼ同じ手順で次のように行っ
た。次の表は、タバコ２０％と米粉８０％から構成され
た上記混合物を使用した３つの異なった押出実験を示
す。
【００４４】
【表２】
【００４５】実施例３ タバコ３０％と米粉７０％から構成された混合物の押出
を、実施例１の手順とほぼ同じ手順で次のように行っ
た。次の表は、タバコ３０％と米粉７０％から構成され
た上記混合物を使用した押出実験を示す。
を、実施例１の手順とほぼ同じ手順で次のように行っ
た。次の表は、タバコ３０％と米粉７０％から構成され
た上記混合物を使用した押出実験を示す。
【００４６】
【表３】
【００４７】実施例４ タバコ４０％と米粉６０％から構成された混合物の押出
を、実施例１の手順とほぼ同じ手順で次のように行っ
た。次の表は、タバコ４０％と米粉６０％から構成され
た上記混合物を使用した２つの異なった押出実験を示
す。
を、実施例１の手順とほぼ同じ手順で次のように行っ
た。次の表は、タバコ４０％と米粉６０％から構成され
た上記混合物を使用した２つの異なった押出実験を示
す。
【００４８】
【表４】
【００４９】実施例５ タバコ５０％と米粉５０％から構成された混合物の押出
を、実施例１の手順とほぼ同じ手順で次のように行っ
た。次の表は、タバコ５０％と米粉５０％から構成され
た上記混合物を使用した４つの異なった押出実験を示
す。
を、実施例１の手順とほぼ同じ手順で次のように行っ
た。次の表は、タバコ５０％と米粉５０％から構成され
た上記混合物を使用した４つの異なった押出実験を示
す。
【００５０】
【表５】
【００５１】実施例６ タバコ５５％と米粉４５％から構成された混合物の押出
を、実施例１の手順とほぼ同じ手順で次のように行っ
た。次の表は、タバコ５５％と米粉４５％から構成され
た上記混合物を使用した２つの異なった押出実験を示
す。
を、実施例１の手順とほぼ同じ手順で次のように行っ
た。次の表は、タバコ５５％と米粉４５％から構成され
た上記混合物を使用した２つの異なった押出実験を示
す。
【００５２】
【表６】
【００５３】実施例７ タバコ６０％と米粉４０％から構成された混合物の押出
を、実施例１の手順とほぼ同じ手順で次のように行っ
た。次の表は、タバコ６０％と米粉４０％から構成され
た上記混合物を使用した２つの異なった押出実験を示
す。
を、実施例１の手順とほぼ同じ手順で次のように行っ
た。次の表は、タバコ６０％と米粉４０％から構成され
た上記混合物を使用した２つの異なった押出実験を示
す。
【００５４】
【表７】
【００５５】実施例８ タバコ８０％と米粉２０％から構成された混合物の押出
を、実施例１の手順とほぼ同じ手順で次のように行っ
た。次の表は、タバコ８０％と米粉２０％から構成され
た上記混合物を使用した４つの異なった押出実験を示
す。
を、実施例１の手順とほぼ同じ手順で次のように行っ
た。次の表は、タバコ８０％と米粉２０％から構成され
た上記混合物を使用した４つの異なった押出実験を示
す。
【００５６】
【表８】
【００５７】実施例９ タバコ１０％と抽出物１０％と米粉８０％から構成され
た混合物の押出を、実施例１の手順とほぼ同じ手順で次
のように行った。次の表は、タバコ１０％と抽出物１０
％と米粉８０％とから構成された上記混合物を使用した
押出実験を示す。上記抽出物は、開示内容を本明細書に
援用として組み込まれる米国特許第５，１２１，７５７
号の実施例１に記載の方法によって調製するＣダストの
水ベースの抽出物から得られた粉末である。
た混合物の押出を、実施例１の手順とほぼ同じ手順で次
のように行った。次の表は、タバコ１０％と抽出物１０
％と米粉８０％とから構成された上記混合物を使用した
押出実験を示す。上記抽出物は、開示内容を本明細書に
援用として組み込まれる米国特許第５，１２１，７５７
号の実施例１に記載の方法によって調製するＣダストの
水ベースの抽出物から得られた粉末である。
【００５８】
【表９】
【００５９】実施例１０ タバコ６０％と米デンプン４０％から構成された混合物
の押出を、次のように行った。
の押出を、次のように行った。
【００６０】Ｃダストの形態のタバコ６部を米デンプン
４部と混合し、その後でプリコンディショナに送り込ん
だ。デンプンとタバコの混合物は自由流動粉粘稠性（ｐ
ｏｗｄｅｒｙ ｃｏｎｓｉｓｔｅｎｃｙ）を有さねばな
らない。乾燥混合物を押出機入口に送り込み、この押出
機入口では水をこの乾燥混合物に加えた。押出機ではデ
ンプン−タバコ混合物が摩擦によって加熱されるので、
デンプン−タバコ混合物を押出機の中に送り込む際の流
量と、押出機シャフト速度と、混合物の粘度とが、押出
工程中の温度の決定に関与する。押出工程中にデンプン
がゼラチン化する温度に混合物を加熱した。押出機ヘッ
ドにおける圧力は、押出機シャフト速度と混合物の温度
及び粘度とに応じて決まる。一般的に、押出機ヘッドに
おける温度と圧力は、押出機内部では水が液体の形のま
まであるが、混合物が押し出されて圧力が低減する時に
急速に水蒸気に代わるような温度と圧力でなければなら
ない。
４部と混合し、その後でプリコンディショナに送り込ん
だ。デンプンとタバコの混合物は自由流動粉粘稠性（ｐ
ｏｗｄｅｒｙ ｃｏｎｓｉｓｔｅｎｃｙ）を有さねばな
らない。乾燥混合物を押出機入口に送り込み、この押出
機入口では水をこの乾燥混合物に加えた。押出機ではデ
ンプン−タバコ混合物が摩擦によって加熱されるので、
デンプン−タバコ混合物を押出機の中に送り込む際の流
量と、押出機シャフト速度と、混合物の粘度とが、押出
工程中の温度の決定に関与する。押出工程中にデンプン
がゼラチン化する温度に混合物を加熱した。押出機ヘッ
ドにおける圧力は、押出機シャフト速度と混合物の温度
及び粘度とに応じて決まる。一般的に、押出機ヘッドに
おける温度と圧力は、押出機内部では水が液体の形のま
まであるが、混合物が押し出されて圧力が低減する時に
急速に水蒸気に代わるような温度と圧力でなければなら
ない。
【００６１】次の表は、タバコ６０％と米デンプン４０
％から構成された上記混合物を使用した押出実験を示
す。
％から構成された上記混合物を使用した押出実験を示
す。
【００６２】
【表１０】
【００６３】実施例１１ 米粉４０％とタバコ５０％と炭酸カルシウム１０％とか
ら構成された混合物を調製して押出した。炭酸カルシウ
ムは、Ｓｐｅｃｉａｌｔｙ ＭｉｎｅｒａｌＩｎｃ．，
Ａｄａｍｓ，Ｍａｓｓａｃｈｕｓｅｔｔｓから入手した
「ｈｅａｖｙ」と呼ばれる高密度の沈殿物だった。調製
及び押出の方法は、実施例１と実施例１０で説明したも
のとほぼ同じだった。次の表は、上記米粉／タバコ／炭
酸カルシウム混合物を使用した押出実験を示す。
ら構成された混合物を調製して押出した。炭酸カルシウ
ムは、Ｓｐｅｃｉａｌｔｙ ＭｉｎｅｒａｌＩｎｃ．，
Ａｄａｍｓ，Ｍａｓｓａｃｈｕｓｅｔｔｓから入手した
「ｈｅａｖｙ」と呼ばれる高密度の沈殿物だった。調製
及び押出の方法は、実施例１と実施例１０で説明したも
のとほぼ同じだった。次の表は、上記米粉／タバコ／炭
酸カルシウム混合物を使用した押出実験を示す。
【００６４】
【表１１】
【００６５】実施例１２ 米粉７０％とタバコ２０％と炭酸カルシウム１０％とか
ら構成された混合物を調製して押出した。実験１で使用
した炭酸カルシウムは「ｈｅａｖｙ」と呼ばれる炭酸カ
ルシウムであり、実験２で使用した炭酸カルシウムは
「ｅｘｔｒａ−ｌｉｇｈｔ」と呼ばれる炭酸カルシウム
だった。押出の方法は、実施例１と実施例１０とで説明
したものとほぼ同じだった。次の表は、上記米粉／タバ
コ／炭酸カルシウム混合物を使用した押出実験を示す。
ら構成された混合物を調製して押出した。実験１で使用
した炭酸カルシウムは「ｈｅａｖｙ」と呼ばれる炭酸カ
ルシウムであり、実験２で使用した炭酸カルシウムは
「ｅｘｔｒａ−ｌｉｇｈｔ」と呼ばれる炭酸カルシウム
だった。押出の方法は、実施例１と実施例１０とで説明
したものとほぼ同じだった。次の表は、上記米粉／タバ
コ／炭酸カルシウム混合物を使用した押出実験を示す。
【００６６】
【表１２】
【００６７】実施例１３ 米粉７０％とタバコ１０％と炭酸カルシウム２０％とか
ら構成された混合物を調製して押出した。使用した炭酸
カルシウムは「ｈｅａｖｙ」と呼ばれる炭酸カルシウム
だった。押出の方法は、実施例１と実施例１０とで説明
したものとほぼ同じだった。次の表は、上記米粉／タバ
コ／炭酸カルシウム混合物を使用した２つの押出実験を
示す。
ら構成された混合物を調製して押出した。使用した炭酸
カルシウムは「ｈｅａｖｙ」と呼ばれる炭酸カルシウム
だった。押出の方法は、実施例１と実施例１０とで説明
したものとほぼ同じだった。次の表は、上記米粉／タバ
コ／炭酸カルシウム混合物を使用した２つの押出実験を
示す。
【００６８】
【表１３】
【００６９】実施例１４ 米粉７０％とタバコ５％と炭酸カルシウム２５％とから
構成された混合物を調製して押出した。押出の方法は、
実施例１と実施例１０とで説明したものとほぼ同じだっ
た。次の表は、上記米粉／タバコ／炭酸カルシウム混合
物を使用した押出実験を示す。
構成された混合物を調製して押出した。押出の方法は、
実施例１と実施例１０とで説明したものとほぼ同じだっ
た。次の表は、上記米粉／タバコ／炭酸カルシウム混合
物を使用した押出実験を示す。
【００７０】
【表１４】
【００７１】実施例１５ 米粉７０％と炭酸カルシウム３０％とから構成された混
合物を調製して押出した。実験１と実験３で使用した炭
酸カルシウムは「ｈｅａｖｙ」と呼ばれる炭酸カルシウ
ムであり、実験２では「ｅｘｔｒａ−ｌｉｇｈｔ」と呼
ばれるより低密度の炭酸カルシウムを使用した。押出の
方法は、実施例１と実施例１０とで説明したものとほぼ
同じだった。次の表は、上記米粉／炭酸カルシウム混合
物を使用した押出実験を示す。
合物を調製して押出した。実験１と実験３で使用した炭
酸カルシウムは「ｈｅａｖｙ」と呼ばれる炭酸カルシウ
ムであり、実験２では「ｅｘｔｒａ−ｌｉｇｈｔ」と呼
ばれるより低密度の炭酸カルシウムを使用した。押出の
方法は、実施例１と実施例１０とで説明したものとほぼ
同じだった。次の表は、上記米粉／炭酸カルシウム混合
物を使用した押出実験を示す。
【００７２】
【表１５】
【００７３】実施例１６ 米粉７０％とタバコ７％と炭酸カルシウム２０％とリン
酸ジアンモニウム３％から構成された混合物を調製して
押出した。使用した炭酸カルシウムは「ｈｅａｖｙ」と
呼ばれる炭酸カルシウムだった。押出の方法は、実施例
１と実施例１０とで説明したものとほぼ同じだった。次
の表は、上記米粉／タバコ／炭酸カルシウム混合物を使
用した押出実験を示す。
酸ジアンモニウム３％から構成された混合物を調製して
押出した。使用した炭酸カルシウムは「ｈｅａｖｙ」と
呼ばれる炭酸カルシウムだった。押出の方法は、実施例
１と実施例１０とで説明したものとほぼ同じだった。次
の表は、上記米粉／タバコ／炭酸カルシウム混合物を使
用した押出実験を示す。
【００７４】
【表１６】
【００７５】実施例１７ 米粉６０％と炭酸カルシウム４０％とから構成された混
合物を調製して押出した。使用した炭酸カルシウムは
「ｈｅａｖｙ」と呼ばれる炭酸カルシウムだった。押出
の方法は、実施例１と実施例１０とで使用したものとほ
ぼ同じだった。次の表は、上記米粉／炭酸カルシウム混
合物を使用した押出実験を示す。
合物を調製して押出した。使用した炭酸カルシウムは
「ｈｅａｖｙ」と呼ばれる炭酸カルシウムだった。押出
の方法は、実施例１と実施例１０とで使用したものとほ
ぼ同じだった。次の表は、上記米粉／炭酸カルシウム混
合物を使用した押出実験を示す。
【００７６】
【表１７】
【００７７】実施例１８ デンプン／ＣａＣＯ3 フィラー、米粉／タバコ、又は、
米粉／ＣａＣＯ3 ／タバコフィラーを様々な量で含むシ
ガレットを、下記の手順で作った。シガレット製造の詳
細な説明は米国特許第４，８３６，２２４号に示されて
いる。
米粉／ＣａＣＯ3 ／タバコフィラーを様々な量で含むシ
ガレットを、下記の手順で作った。シガレット製造の詳
細な説明は米国特許第４，８３６，２２４号に示されて
いる。
【００７８】長さ８４ｍｍ、周囲長さ約２４．８５ｍ
ｍ、フィルターエレメント２７ｍｍを有するシガレット
を作った。タバコロッド（ｔｏｂａｃｃｏ ｒｏｄ）
は、Ｅｃｕｓｔａ Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ，Ｐｉｓｇ
ａｈ Ｆｏｒｅｓｔ，ＮｏｒｔｈＣａｒｏｌｉｎａから
購入したＲｅｆｅｒｅｎｃｅ ４５６として市販されて
いる公知のシガレット包み紙（ｃｉｇａｒｅｔｔｅ ｗ
ｒａｐ）内に収容された約４６５ｍｇの重さのカットフ
ィラーと人工フィラーの充填物を含む。上記フィルター
エレメントは、Ｂａｕｍｇａｒｔｎｅｒ（Ｍｅｂａｎ
ｅ，Ｎｏｒｔｈ Ｃａｒｏｌｉｎａ）によって製造され
る。このフィルタエレメントは、本明細書に援用として
組み込まれる米国特許第３，３６０，０２３号に開示さ
れているような２重構造のカーボンペーパーフィルター
／酢酸セルロースフィルターである。カーボンペーパー
フィルター部分は長さ１０ｍｍである。（シガレットの
吸い口側端部に近い方の）酢酸セルロース部分は長さ１
７ｍｍである。フィルターの全長２７ｍｍのチップドラ
フト（ｔｉｐ ｄｒａｆｔ）は８５ｍｍのＨ2 Ｏであ
る。非通気性のペーパープラグラッパー（ｐｅｐａｒ
ｐｌｕｇ ｗｒａｐｐｅｒ）を使用する従来通りのプラ
グチューブ技術（ｐｌｕｇ ｔｕｂｅ ｔｅｃｈｎｏｌ
ｏｇｙ）を用いて、フィルタエレメントを製造した。タ
バコロッドとフィルターエレメントを、互いに末端が突
き当たり合う形に一直線に揃え、非通気性のチッピング
ペーパー（ｔｉｐｐｉｎｇ ｐａｐｅｒ）を使用して一
体的に固定する。このチッピング材料はフィルターエレ
メントの全長とタバコロッドの長さ約３ｍｍ部分の周囲
を囲む。上記のシガレットを、Ｈａｕｎｉ−Ｗｅｒｋｅ
Ｋｏｒｂｅｒ ＆ Ｃｏ．ＫＧ製のＰｉｌｏｔ Ｃｉ
ｇａｒｅｔｔｅ Ｍａｋｅｒを使用して製造する。
ｍ、フィルターエレメント２７ｍｍを有するシガレット
を作った。タバコロッド（ｔｏｂａｃｃｏ ｒｏｄ）
は、Ｅｃｕｓｔａ Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ，Ｐｉｓｇ
ａｈ Ｆｏｒｅｓｔ，ＮｏｒｔｈＣａｒｏｌｉｎａから
購入したＲｅｆｅｒｅｎｃｅ ４５６として市販されて
いる公知のシガレット包み紙（ｃｉｇａｒｅｔｔｅ ｗ
ｒａｐ）内に収容された約４６５ｍｇの重さのカットフ
ィラーと人工フィラーの充填物を含む。上記フィルター
エレメントは、Ｂａｕｍｇａｒｔｎｅｒ（Ｍｅｂａｎ
ｅ，Ｎｏｒｔｈ Ｃａｒｏｌｉｎａ）によって製造され
る。このフィルタエレメントは、本明細書に援用として
組み込まれる米国特許第３，３６０，０２３号に開示さ
れているような２重構造のカーボンペーパーフィルター
／酢酸セルロースフィルターである。カーボンペーパー
フィルター部分は長さ１０ｍｍである。（シガレットの
吸い口側端部に近い方の）酢酸セルロース部分は長さ１
７ｍｍである。フィルターの全長２７ｍｍのチップドラ
フト（ｔｉｐ ｄｒａｆｔ）は８５ｍｍのＨ2 Ｏであ
る。非通気性のペーパープラグラッパー（ｐｅｐａｒ
ｐｌｕｇ ｗｒａｐｐｅｒ）を使用する従来通りのプラ
グチューブ技術（ｐｌｕｇ ｔｕｂｅ ｔｅｃｈｎｏｌ
ｏｇｙ）を用いて、フィルタエレメントを製造した。タ
バコロッドとフィルターエレメントを、互いに末端が突
き当たり合う形に一直線に揃え、非通気性のチッピング
ペーパー（ｔｉｐｐｉｎｇ ｐａｐｅｒ）を使用して一
体的に固定する。このチッピング材料はフィルターエレ
メントの全長とタバコロッドの長さ約３ｍｍ部分の周囲
を囲む。上記のシガレットを、Ｈａｕｎｉ−Ｗｅｒｋｅ
Ｋｏｒｂｅｒ ＆ Ｃｏ．ＫＧ製のＰｉｌｏｔ Ｃｉ
ｇａｒｅｔｔｅ Ｍａｋｅｒを使用して製造する。
【００７９】タバコロッドを製造する際に使用するフィ
ラー材料は、１インチ当たり約３２カットのストランズ
カット（ｓｔｒａｎｄｓ ｃｕｔ）の形である。このカ
ットフィラーは、熱風乾燥タバコ（その約５０％はドラ
イアイス膨張タバコ（ＤＩＥＴ）法を使用して体積膨張
させられている）約４３％、オリエンタルタバコ１７
％、押出材料（米粉６０％と沈殿ＣａＣＯ3 ４０％を含
む）４０％を含む。沈殿炭酸カルシウムは、「ｈｅａｖ
ｙ」と呼ばれ、Ｓｐｅｃｉａｌｔｙ Ｍｉｎｅｒａｌ
Ｉｎｃ．，Ａｄａｍｓ，Ｍａｓｓａｃｈｕｓｅｔｔｓか
ら購入したものである。米粉はＲｉｖｉａｎａ Ｆｏｏ
ｄ Ｉｎｃ．からタイプＲＬ−１００として購入した。
この押出材料は上記の実施例１７に説明してある。この
押出材料を、水分が約１０％−１２％になるように湿潤
化チャンバ内で湿潤化し、カットフィラーの形にスライ
スした。上記ブレンドのタバコ部分を湿潤化してカット
フィラーの形に切断し、押出材料とブレンドした。リン
酸ジアンモニウム（ＤＡＰ）の水溶液をカットフィラー
ブレンドの上に噴霧した。ブレンド全体におけるＤＡＰ
の最終濃度は約３％だった。このブレンドを、本実施例
のシガレットを調製するために使用した。
ラー材料は、１インチ当たり約３２カットのストランズ
カット（ｓｔｒａｎｄｓ ｃｕｔ）の形である。このカ
ットフィラーは、熱風乾燥タバコ（その約５０％はドラ
イアイス膨張タバコ（ＤＩＥＴ）法を使用して体積膨張
させられている）約４３％、オリエンタルタバコ１７
％、押出材料（米粉６０％と沈殿ＣａＣＯ3 ４０％を含
む）４０％を含む。沈殿炭酸カルシウムは、「ｈｅａｖ
ｙ」と呼ばれ、Ｓｐｅｃｉａｌｔｙ Ｍｉｎｅｒａｌ
Ｉｎｃ．，Ａｄａｍｓ，Ｍａｓｓａｃｈｕｓｅｔｔｓか
ら購入したものである。米粉はＲｉｖｉａｎａ Ｆｏｏ
ｄ Ｉｎｃ．からタイプＲＬ−１００として購入した。
この押出材料は上記の実施例１７に説明してある。この
押出材料を、水分が約１０％−１２％になるように湿潤
化チャンバ内で湿潤化し、カットフィラーの形にスライ
スした。上記ブレンドのタバコ部分を湿潤化してカット
フィラーの形に切断し、押出材料とブレンドした。リン
酸ジアンモニウム（ＤＡＰ）の水溶液をカットフィラー
ブレンドの上に噴霧した。ブレンド全体におけるＤＡＰ
の最終濃度は約３％だった。このブレンドを、本実施例
のシガレットを調製するために使用した。
【００８０】実施例１８で調製したシガレットを、調整
した条件の下で喫煙した。この実施例のシガレットは、
７．７回の煙の吹き出し（ｐｕｆｆ）をもたらし、良好
な燃焼特性を示し、一方、Ｃａｍｅｌ Ｌｉｇｈｔｓ
８５と比較した時に、許容可能なタバコの風味と芳香を
有した。
した条件の下で喫煙した。この実施例のシガレットは、
７．７回の煙の吹き出し（ｐｕｆｆ）をもたらし、良好
な燃焼特性を示し、一方、Ｃａｍｅｌ Ｌｉｇｈｔｓ
８５と比較した時に、許容可能なタバコの風味と芳香を
有した。
【００８１】本発明の幾つかの好ましい実施例を本明細
書で具体的に説明してきたが、本発明の思想と範囲とか
ら逸脱することなしに、本明細書で示し説明した個々の
実施例に対して変形と変更とを行うことが可能であると
いうことは、当業者にとって明らかなことだろう。従っ
て、本発明が添付クレームと適用可能な法律の規定とに
よって要求される範囲にのみ限定されるということが意
図されている。
書で具体的に説明してきたが、本発明の思想と範囲とか
ら逸脱することなしに、本明細書で示し説明した個々の
実施例に対して変形と変更とを行うことが可能であると
いうことは、当業者にとって明らかなことだろう。従っ
て、本発明が添付クレームと適用可能な法律の規定とに
よって要求される範囲にのみ限定されるということが意
図されている。
【図１】本発明の加工処理段階の好ましい実施態様の略
図である。
図である。
【図２】押出低密度タバコ製品の混合物のマイクロ写真
である。
である。
【図３】押出低密度タバコ製品の別の混合物のマイクロ
写真である。
写真である。
１０ 混合チャンバ １２ 押出スロート（プリコンディショナ） １４ 押出機 １６ ダイオリフィス １８ 押出物 ２０ トリートメントステーション ２２ 加工処理された材料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 バリー・リン・セイントシング アメリカ合衆国、ノース・カロライナ・ 27292、レキシントン、ルート・８、ボツ クス・2695（番地なし) (72)発明者 トーマス・アルバート・パーフエツテイ アメリカ合衆国、ノース・カロライナ・ 27103、ウインストン−セイレム、ニユー キヤツスル・ドライブ・2116 (72)発明者 カーテイス・デイラード・マクジー，ジユ ニア アメリカ合衆国、ノース・カロライナ・ 27019、ジヤーマントン、ボークス・マウ ンテン・ロード・7920 (72)発明者 ミリー・ミー・リー・ウオン アメリカ合衆国、ノース・カロライナ・ 27104、ウインストン−セイレム、グリー ンベール・コート・4109
Claims (39)
- 【請求項１】 タバコと穀物粉とを主成分とする押出タ
バコ組成物。 - 【請求項２】 前記押出タバコ組成物が加香料（ｆｌａ
ｖｏｒａｎｔ）を含む請求項１に記載の押出タバコ組成
物。 - 【請求項３】 タバコとデンプンを主成分とする押出タ
バコ組成物。 - 【請求項４】 前記押出タバコ組成物が加香料を含む請
求項３に記載の押出タバコ組成物。 - 【請求項５】 １０ｌｂ／ｆｔ3 未満の密度を有する、
タバコと穀物粉とを含む低密度押出タバコ組成物。 - 【請求項６】 前記組成物の密度が約５ｌｂ／ｆｔ3 未
満である請求項５に記載の低密度押出タバコ組成物。 - 【請求項７】 前記組成物の密度が約３ｌｂ／ｆｔ3 未
満である請求項５に記載の低密度押出タバコ組成物。 - 【請求項８】 タバコと穀物粉とを含み且つ１０ｌｂ／
ｆｔ3 未満の密度を有する細断した(shredded)低密度押
出タバコ組成物と、カットタバコとを含む喫煙可能（ｓ
ｍｏｋｅａｂｌｅ）物品。 - 【請求項９】 押出タバコ組成物の調製方法であって、 タバコ微片と穀物粉とを乾式混合してタバコ／穀物粉混
合物を形成する段階；前記タバコ／穀物粉混合物を押出
機の供給口に送り込む段階；前記押出機の供給口内の前
記タバコ／穀物粉混合物の中に湿潤化量の溶媒を注入す
る段階；前記溶媒が急速に蒸気に変わって押出されたタ
バコ／穀物粉混合物を膨張させるような温度条件及び圧
力条件の下で、前記タバコ／穀物粉混合物を前記押出機
から押出して、低密度押出タバコ組成物を形成する段
階；とを含む方法。 - 【請求項１０】 前記溶媒が水である請求項９に記載の
方法。 - 【請求項１１】 タバコと穀物粉を含むバインダー非含
有低密度押出タバコ組成物であって、タバコと穀物粉だ
けで前記低密度押出タバコ組成物を一体的に結合させる
働きをし、前記低密度押出タバコ組成物が約２．５ｌｂ
／ｆｔ3 から約２５ｌｂ／ｆｔ3 の範囲内の密度を有す
るバインダー非含有低密度押出タバコ組成物。 - 【請求項１２】 カットタバコと、タバコとデンプンと
を含むバインダー非含有低密度押出タバコ組成物とを含
む喫煙可能物品であって、タバコとデンプンだけで前記
低密度押出タバコ組成物を一体的に結合させる働きを
し、前記低密度押出タバコ組成物が約２．５ｌｂ／ｆｔ
3 から約２５ｌｂ／ｆｔ3 の範囲内の密度を有する喫煙
可能物品。 - 【請求項１３】 押出穀物粉を含む、シガレット中のカ
ットタバコフィラーのための低密度押出代替材料。 - 【請求項１４】 小麦粉、オート麦粉、トウモロコシ
粉、大麦粉、ライ麦粉、マイロ（ｍｉｌｏ）粉、ジャガ
イモ粉、米粉から成るグループから前記穀物粉が選択さ
れる請求項１３に記載の押出材料。 - 【請求項１５】 前記穀物粉が米粉である請求項１４に
記載の押出材料。 - 【請求項１６】 フィラー材料が前記米粉に加えられる
請求項１５に記載の押出材料。 - 【請求項１７】 タバコ抽出物が前記米粉に加えられる
請求項１５に記載の押出材料。 - 【請求項１８】 炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウ
ム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸カルシウム、
活性炭から成るグループから前記フィラー材料が選択さ
れる請求項１６に記載の押出材料。 - 【請求項１９】 リン酸ジアンモニウムを含有する請求
項１３に記載の押出材料。 - 【請求項２０】 押出穀物粉とフィラーとタバコ抽出物
とを含む細断低密度押出材料と、カットタバコとを含
み、前記低密度押出材料が１８ｌｂ／ｆｔ3 未満の密度
を有する喫煙可能物品。 - 【請求項２１】 炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウ
ム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸カルシウム、
活性炭から成るグループから前記フィラーが選択される
請求項２０に記載の喫煙可能物品。 - 【請求項２２】 前記押出材料がリン酸ジアンモニウム
を含む請求項２０に記載の喫煙可能物品。 - 【請求項２３】 押出デンプンを含む、シガレットにお
けるカットタバコフィラーのための低密度押出代替材
料。 - 【請求項２４】 前記デンプンが、トウモロコシデンプ
ン、小麦デンプン、ジャガイモデンプン、米デンプンか
ら成るグループから選択される請求項２３に記載の押出
材料。 - 【請求項２５】 タバコ抽出物が前記デンプンに加えら
れる請求項２３に記載の押出材料。 - 【請求項２６】 押出穀物粉とフィラーと加香料とを主
成分とする細断低密度押出材料と、カットタバコとを含
み、前記低密度押出材料が１８ｌｂ／ｆｔ3未満の密度
を有する喫煙可能物品。 - 【請求項２７】 炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウ
ム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸カルシウム、
活性炭から成るグループから前記フィラーが選択される
請求項２６に記載の喫煙可能物品。 - 【請求項２８】 タバコ抽出物、メントール、甘草、バ
ニリン、ココア、ハーブ、スパイス、香味牧草（ｆｌａ
ｖｏｒｆｕｌ ｆｏｒａｇｅ）、タバコ香油、糖蜜、糖
から成るグループから前記加香料が選択される請求項２
６に記載の喫煙可能物品。 - 【請求項２９】 前記加香料が糖である請求項２に記載
の押出タバコ組成物。 - 【請求項３０】 前記加香料が糖である請求項４に記載
の押出タバコ組成物。 - 【請求項３１】 デンプン又は穀物粉約５０重量％と、
フィラー、タバコ、加香料、他の添加剤から選択される
材料約５０重量％とを含む、喫煙物品中で使用するため
の押出可能組成物。 - 【請求項３２】 前記加香料が糖である請求項３１に記
載の組成物。 - 【請求項３３】 添加剤として湿潤剤を含む請求項３１
に記載の組成物。 - 【請求項３４】 添加剤としてリン酸ジアンモニウムを
含む請求項３１に記載の組成物。 - 【請求項３５】 デンプン又は穀物粉約７０重量％と、
フィラー、タバコ、加香料、他の添加剤から選択される
材料約３０重量％とを含む、喫煙物品中で使用するため
の押出組成物。 - 【請求項３６】 前記加香料が糖である請求項３５に記
載の組成物。 - 【請求項３７】 添加剤として湿潤剤を含む請求項３５
に記載の組成物。 - 【請求項３８】 添加剤としてリン酸ジアンモニウムを
含む請求項３５に記載の組成物。 - 【請求項３９】 硝酸カリウム、硝酸カルシウム、又
は、硝酸ナトリウムを添加剤として含む請求項３５に記
載の組成物。
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