JPH08331511A - 動画像再生装置及び動画像再生処理回路 - Google Patents

動画像再生装置及び動画像再生処理回路

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JPH08331511A
JPH08331511A JP7013696A JP7013696A JPH08331511A JP H08331511 A JPH08331511 A JP H08331511A JP 7013696 A JP7013696 A JP 7013696A JP 7013696 A JP7013696 A JP 7013696A JP H08331511 A JPH08331511 A JP H08331511A
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JP
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buffer
audio
video
timing
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Application number
JP7013696A
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English (en)
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Naoaki Minami
尚亮 南
Naoyuki Kai
直行 甲斐
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
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Priority to JP7013696A priority Critical patent/JPH08331511A/ja
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/43Processing of content or additional data, e.g. demultiplexing additional data from a digital video stream; Elementary client operations, e.g. monitoring of home network or synchronising decoder's clock; Client middleware
    • H04N21/434Disassembling of a multiplex stream, e.g. demultiplexing audio and video streams, extraction of additional data from a video stream; Remultiplexing of multiplex streams; Extraction or processing of SI; Disassembling of packetised elementary stream
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Abstract

(57)【要約】 【課題】動画像再生の回路で特殊再生用の速度制御機構
を不要にする。 【解決手段】可変カウンタにより動作の基準となるクロ
ックを変更してオーディオ及びビデオ用デコーダを通常
再生時と同様に動作させながら特殊再生を行う。ディジ
タルデータが格納されたDSM11と、DSM11からディ
ジタルデータを取り込みビデオとオーディオのデータと
に分離する分離回路131 と、分離回路131から各データ
を蓄積するビデオ用及びオーディオ用のバッファ133,13
2 と、各バッファのデータをデコードするビデオ用及び
オーディオ用のデコーダ15,14 と、ホストマイコン18等
の外部の情報によりカウント制御され、各デコーダ15,
14が各バッファ133 ,132 よりデータを取り込むタイミ
ング及びDSM11のデータを伝送するタイミングを制御
する可変STCカウンタ12とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はディジタル動画像・音
声データの圧縮/伸長に係り、特にビデオとオーディオ
の同期制御やバッファの管理に新機構を有する動画像再
生装置及び動画像再生処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】MPEGとは、動画像の圧縮と伸長、音
声の圧縮と伸長、音声と動画像の同期に関する国際規格
である。MPEGでは、音声と画像の同期をとり、か
つ、バッファの管理(バッファに蓄えられるべき音声と
画像の各データのオーバーフローやアンダーフローが起
きないように管理する)を行うために、STD(System
Target Decoder)という仮想的なデコーダを規定してい
る。
【0003】STDは、マルチプレクスされたビデオデ
ータとオーディオデータの複合データをオーディオ、ビ
デオのそれぞれのデータに分離するシステムデコーダ
(分離回路)と、分離された各々のデータ(圧縮デー
タ)を蓄えるバッファ(オーディオバッファ及びビデオ
バッファ)と、このバッファからのデータをデコードす
るデコーダ(オーディオデコーダ及びビデオデコーダ)
から構成される。
【0004】さらにSTDにおいては、オーディオのデ
ータとビデオのデータのデコードは瞬時に行われる。す
なわち、次の3つの事象が同時に起こるものとする。 (i) オーディオ/ビデオ各バッファから圧縮データの
抽出。 (ii) 上記抽出データのデコード。 (iii) デコードされたオーディオ/ビデオ各々の表示。
【0005】圧縮データはSTDにおいてバッファのオ
ーバーフローやアンダーフローが起きないように作られ
るべきである。このように作られたデータに対応して実
際のデコーダでは、バッファのオーバーフローやアンダ
ーフローが起きないようにデコードできるようにする。
【0006】圧縮データには、以下の情報が含まれる。 (1)データの作成に当たって想定したSTDにおける
各バッファの容量が圧縮データの先頭に記される。 (2)マルチプレクスされたデータがSTDに入る時
刻、SCR(System Clock Reference)が圧縮データの
途中に挿入される。 (3)分離された各データ、つまりオーディオデータと
ビデオデータがSTDから取り出される時刻、PTS
(Presentation Time Stamp )がオーディオとビデオの
それぞれに対して与えられ、圧縮データの途中に挿入さ
れる。
【0007】そして、SCRの示す時刻に圧縮データが
STDに入り、オーディオのPTSの示す時刻にオーデ
ィオの圧縮データがSTDから取り出され、ビデオのP
TSの示す時刻にビデオの圧縮データがSTDから取り
出されれば、STDのどのバッファもオーバーフローや
アンダーフローが起きないように、かつ、音声と画像の
同期が取れるように圧縮データは作られる。
【0008】SCR及びオーディオとビデオの各PTS
はSTC(System Time Clock )と呼ばれる90kHz
のクロックを基準に作られる。すなわち、メモリ媒体
(DSM:digital storage media )から送出される圧
縮データ(ビットストリーム)中に、STDによって規
定された、SCR及びオーディオとビデオの各PTSが
現れる。各デコーダは90kHzでカウントアップされ
るSTCカウンタと呼ばれるカウンタを参照しながら上
記(2)、(3)に示すようにデータが移行される。
【0009】図3は従来の動画像再生装置の構成を示す
ブロック図である。太い矢印線はデータの流れを示し、
細い矢印線は制御信号の供給を示している。CDROM
やビデオCD等のDSM(digital storage media )21
には、例えば、ビデオデータとオーディオデータの複合
データ(圧縮データ)が格納されている。
【0010】このDSM21の送出する圧縮データ(ビッ
トストリーム)は、上記したSCRに従って、STCカ
ウンタ22におけるカウントのタイミングでSTDバッフ
ァ23に取り込まれ、上記各PTSに従ってSTDバッフ
ァ23から取り出される。すなわち、このSTDバッファ
23は上述のSTDに基いて作成された機構である。そし
て、上記SCRや各PTSは圧縮データを作る図示しな
いエンコーダで既に調整済みとなっている。
【0011】上記DSM21内のデータはまずSCRに従
って、STDバッファ23内の分離回路231 に取り込まれ
る。この分離回路231 はデマルチプレクサの構成を含
み、DSM21からの複合データをオーディオデータADAT
A とビデオデータVDATA に分離する。このオーディオデ
ータとビデオデータの各ビットストリームはそれぞれオ
ーディオバッファ232 とビデオバッファ233 に伝送され
データが蓄積される。
【0012】PTSは上述したように、オーディオとビ
デオそれぞれに対し個々に存在し、STDバッファ23に
基いて各ビットストリームの情報量に適宜応じるタイミ
ング制御信号である。これにより、オーディオバッファ
232 、ビデオバッファ233 各バッファに対してデータの
オーバーフローあるいはアンダフローが起きないような
タイミングでオーディオデコーダ24、ビデオデコーダ25
に各相応のデータが伝送される。オーディオデコーダ2
4、ビデオデコーダ25はそれぞれ入力されてくるデータ
をデコードし、STCカウンタ22のタイミングに基いて
拡声器26に音声、表示装置27に画像を同期再生する。
【0013】上述のように、MPEGの規格では以下の
3つの時間情報の意味を規定している。第1に、STC
カウンタ22はシステム全体の時計として働くカウンタで
あり、一定の周波数90kHzでカウントアップされ
る。第2にSCRであり、ビットストリームがSTDバ
ッファ23に取り込まれる時刻。第3にPTSであり、ビ
ットストリームがSTDバッファ23から取り除かれる、
つまり、各デコードが行われる時刻であり、ビデオとオ
ーディオに対してそれぞれ有る。SCRとPTSは上述
したようにSTDバッファ23によりタイミングが決めら
れ、ビットストリームに付随する。
【0014】STCカウンタ22は一定の周波数でカウン
トアップされるが、SCR、ビデオのPTS、オーディ
オのPTSのいずれかの信号においてSTCとのタイミ
ングの不一致が大きくなった時には動画像再生システム
の調整が必要である。調整の方法には以下の4通りが考
えられる。
【0015】第1に、動画像再生システムは、STCカ
ウンタを調整しない構成とする。すなわち、DSM21は
STCに合わせてビットストリームをSTDバッファ23
に送る。画像と音声はSTCに合わせてデコードするよ
うにする。ビデオとオーディオの各デコーダはPTSと
STCカウンタ22の値を比較して、PTSの方が大きけ
れば、STCカウンタがPTSに追いつくまでデコード
を休む。また、STCカウンタの値の方が大きければ、
急いでデータを読み飛ばし、PTSをSTCカウンタに
追いつかせる。
【0016】第2に、動画像再生システムは、SCRに
合わせる構成とする。DSM21がバッファ23にビットス
トリームを送るときに、STCをSCRに揃える(SC
Rの信号をSTCカウンタに代入する)。画像と音声は
STCに合わせてデコードするようにする。
【0017】第3に、動画像再生システムは、ビデオの
PTSに合わせる構成とする。ビデオデコーダ25がデコ
ードを行うときに、STCをビデオのPTSに揃える
(ビデオのPTSの信号をSTCカウンタに代入す
る)。DSM21はSTCに合わせてビットストリームを
バッファ23に送る。音声はSTCに合わせてデコードす
るようにする。
【0018】第4に、動画像再生システムは、オーディ
オのPTSに合わせる構成とする。オーディオデコーダ
24がデコードを行うときに、STCをオーディオのPT
Sに揃える(オーディオのPTSの信号をSTCカウン
タに代入する)。DSM21はSTCに合わせてビットス
トリームをバッファ23に送る。画像はSTCに合わせて
デコードするようにする。
【0019】上記構成によれば、STCカウンタ22は常
に90kHzでカウントアップされているので、スロー
や早送り、ポーズ等の特殊再生中では、STCカウンタ
22を用いたSTDバッファ23の管理ができない。
【0020】そこで、オーディオデコーダ、ビデオデコ
ーダに対してそれぞれ、特殊再生時の速度制御機構28,
29が設けられている。これにより、特殊再生時では切り
換え回路31,32により、STCカウンタ22の時間管理と
は切り離された状態の特殊再生時の速度制御機構28,29
に切り換えられてから動作制御がなされる。
【0021】すなわち、特殊再生中は特殊再生時の速度
制御機構31,32に切り換えられることにより再生速度が
変わるために、ビデオもオーディオもSTCを基準とし
て再生を行う構成ではない。よって、特殊再生から通常
再生に復帰するときは改めてSTDバッファ23の管理を
やり直さなければならなず、次のように対処していた。
【0022】まず、DSM21から送出されてくるビット
ストリームにSCRのタイミングが現れるのを待ってか
ら、DSM21がSCRをSTCカウンタ22に代入する。
この時、復帰からビットストリームにSCRが現れるま
での間、STCの値は保証されず、ビデオとオーディオ
の各デコーダはSTCに従って動作するので動画と音声
が乱れる。
【0023】このように、特殊再生から通常再生へ復帰
する際に上記の処理を行うためにタイムラグが生じてし
まい、スムーズな復帰ができないという問題が生じる。
また、特殊再生時の速度制御機構という特別な機構が必
要であるから、コスト面、集積化への影響も大きい。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】従来ではSTCカウン
タは常時一定の周波数でカウントアップされていたため
に、スロー、早送り、ポーズ等の特殊再生を行う際に
は、STCカウンタとは切り離した特殊再生用の速度制
御機構を用いており、特殊再生から通常再生へ復帰する
際に同期のとり直しやSTDバッファの管理のやり直し
に時間がかかるという問題があった。
【0025】この発明は、上記のような事情を考慮して
なされたものであり、その目的は、特殊再生時、STC
カウンタと切り離す速度制御機構を使わない構成とし、
通常再生への復帰が円滑に行われる動画像再生装置及び
動画像再生処理回路を提供することにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】この発明の動画像再生装
置は、ディジタルデータが格納された媒体と、前記媒体
から前記ディジタルデータを取り込みオーディオデータ
とビデオデータとに分離する分離回路と、前記分離回路
からのそれぞれのデータを蓄積するオーディオ用バッフ
ァ及びビデオ用バッファと、前記各バッファのデータを
デコードするオーディオ用デコーダ及びビデオ用デコー
ダと、外部情報によりカウント制御され、前記各デコー
ダが前記各バッファからデータを取り込むタイミング及
び前記媒体がデータを伝送するタイミングを制御する可
変カウンタ手段とを具備したことを特徴とする。
【0027】この発明の動画像再生処理回路は、ディジ
タルデータをオーディオデータとビデオデータとに分離
する分離回路と、前記分離回路からのそれぞれのデータ
を蓄積するオーディオ用バッファ及びビデオ用バッファ
と、前記各バッファのデータをデコードするオーディオ
用デコーダ及びビデオ用デコーダと、外部情報によりカ
ウント制御され、前記各デコーダが前記各バッファから
データを取り込むタイミング及び前記ディジタルデータ
を前記分離回路に送り込むタイミングを制御する可変カ
ウンタ手段とを具備したことを特徴とする。
【0028】この発明では、可変カウンタ手段により、
動作タイミングの基準となるクロック自体を変更して、
オーディオ用デコーダ及びビデオ用デコーダを通常再生
時と同様に動作させながら特殊再生を行う。また、媒体
からデータ転送も可変カウンタ手段で制御すれば、特殊
再生中もバッファが管理され、かつ、各デコーダが同期
するので、通常再生に復帰する際に可変カウンタの再初
期化は不要になる。
【0029】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の第1の実施形態
による動画像再生装置の構成を示すブロック図である。
太い矢印線はデータの流れを示し、細い矢印線は制御信
号の供給を示している。DSM(digital storage medi
a )11にはビデオデータとオーディオデータの複合デー
タ(圧縮データ)が格納されているものとする。このD
SM11から送出される圧縮データ(ビットストリー
ム)は、バッファ134 を介した後、可変STCカウ
ンタ12の値が、SCR(System Clock Reference)に一
致するタイミングでバッファ13に取り込まれる。上記D
SM11内のデータは、まずSTD(System Target Deco
der )バッファ13内の分離回路131 に取り込まれる。上
記バッファ134 は分離回路131 がDSM11からのデータ
転送と同期した動作ができないとき分離前のデータを必
要量貯めておくために設けられる。
【0030】分離回路131 はデマルチプレクサの構成を
含み、DSM11からの複合データをオーディオデータAD
ATA とビデオデータVDATA に分離する。このオーディオ
データADATA とビデオデータVDATA の各ビットストリー
ムはそれぞれオーディオバッファ132 とビデオバッファ
133 に伝送されデータが蓄積される。PTS(Presenta
tion Time Stamp )は、STDバッファに基いて各ビッ
トストリームの情報量に適宜応じるタイミング制御信号
である。
【0031】PTSはビデオとオーディオそれぞれに対
応して存在する。PTSはオーディオバッファ132 、ビ
デオバッファ133 各バッファに対してデータのオーバー
フローあるいはアンダフローが起きないようにタイミン
グを調整し、オーディオデコーダ14、ビデオデコーダ15
に各相応のデータが伝送される。オーディオデコーダ1
4、ビデオデコーダ15は、それぞれ入力されてくるデー
タをデコードし、可変STCカウンタ12のタイミングに
基いて拡声器16に音声、表示装置17に画像を同期再生す
る。SCRもPTSも、従来と同様にSTDバッファの
設計の管理下に置かれ、タイミングが決定される。
【0032】この発明では、従来のSTCカウンタのよ
うに一定の周波数でカウントアップされるSTCカウン
タを用いず、代わりに可変STCカウンタ12が配備され
ている。そして、従来の特殊再生時の速度制御機構は不
要となる。可変STCカウンタ12は、例えばホストマイ
コン18の外部システムクロック信号と命令信号で分周制
御されるように構成されている。これにより、オーディ
オデコーダ14とビデオデコーダ15は、STCに従って互
いに同期をとりながら、早送りやスロー等の特殊再生が
可能となる。
【0033】すなわち、この発明の構成によれば、特殊
再生中もSTDバッファの管理ができるということであ
り、従来例と同様の同期ずれ補正の機構を用いながら、
特殊再生が可能であるということが大きな特徴となって
いる。
【0034】さらに詳しくいうと、SCR、ビデオのP
TS、オーディオのPTSのいずれかの信号において、
STCとのタイミングの不一致が大きくなった時には、
前記した第1、第2に示した2通りの動画像再生システ
ムの調整の方法により特殊再生が可能である。この理由
から、本願発明の動画像再生システムは通常再生への復
帰が円滑に行える。上記同期ずれ補正の調整の方法には
以下の2通りがある。以下にいうSTCは本発明で適用
する可変のSTC(System Time Clock )であることを
留意されたい。
【0035】第1に、動画像再生システムは、STCカ
ウンタを調整しない構成とする。すなわち、DSM11は
STCに合わせてビットストリームをSTDバッファ13
に送る。画像と音声はSTCに合わせてデコードするよ
うにする。
【0036】第2に、動画像再生システムは、SCRに
合わせる構成とする。DSM11がSTDバッファ13にビ
ットストリームを送るときに、STCをSCRに揃える
(SCRの信号をSTCカウンタに代入する)。画像と
音声はSTCに合わせてデコードするようにする。
【0037】上記第1の実施形態の構成によれば、可変
STCカウンタ12が時間管理のマスタとなり、DSM11
は可変STCカウンタ12に合わせた速さでデータを転送
する。すなわち、DSM11からのデータの送出やオーデ
ィオデコーダ14やビデオデコーダ15の同期制御が容易に
達成できる。可変カウンタ12により、特殊再生中はカウ
ントアップの速さを再生速度に合わせて変えられるし、
特殊再生から復帰後の通常再生では容易にSTCを用い
た同期と、データ蓄積のバッファ管理が行える。
【0038】ここに、各特殊再生の実現法の一例を第1
〜第4として示す。第1にスローは、可変STCカウン
タの動作を遅くする。第2に早送りは、可変STCカウ
ンタの動作を速くする。第3にポーズ/停止は、可変S
TCカウンタを止める。第4にコマ送り/スキャンは、
可変STCカウンタを間欠的にカウントアップさせる。
このスキャンでは、何枚かのピクチャはデコードを行わ
ずにデータを読み飛ばすだけにして再生を完結的に行え
ばよい。第5にフリーズ/ブランクは、通常再生と同じ
である。ここで、フリーズは、デコードは通常再生と同
じ速さで行うが、表示装置はポーズになっていることで
あり、ブランクは、デコードは通常再生と同じ速さで行
うが、ビデオ表示はブランク(何も表示しない)になる
ことを意味する。
【0039】図2はこの発明の第2実施例による動画像
再生装置の構成を示すブロック図である。図1と同様部
には同一の符号を付してある。この図2はDSMが時間
管理のマスタとなる構成である。オーディオデコーダ14
とビデオデコーダ15は、STCに従って互いに同期をと
りながら、早送りやスロー等の特殊再生が可能となる。
【0040】また、ホストマイコン18はDSM11からの
分離前のデータ量をモニタしながら、DSM11へデータ
送出の命令制御を行う。ホストマイコン18は可変STC
カウンタ12の速さを制御し、DSM11のデータ送出に合
わせて可変STCカウンタ12の適当なSTCの値が決ま
る。
【0041】上記各実施形態によれば、可変のSTCカ
ウンタにより、動作タイミングの基準となるクロック自
体を変更するので、オーディオ用デコーダ及びビデオ用
デコーダを通常再生時と同様に動作させながら特殊再生
を行うことができる。
【0042】従来ではSTCカウンタは常時一定の周波
数でカウントアップされていた。このため、スロー、早
送り、ポーズ等の特殊再生を行う際には、STCカウン
タとは切り離した特殊再生用の速度制御機構を用いなけ
ればならず、特殊再生から通常再生へ復帰する際に同期
のとり直しやSTDバッファの管理のやり直しに時間が
かかるという問題があった。
【0043】本願発明は可変のSTCカウンタにより、
特殊再生中においてもオーディオとビデオのバッファが
含まれるSTDバッファの管理ができるので、通常再生
への復帰がスムーズに行える。特にSTCがマスタのと
きには、特殊再生から通常再生に復帰する際、STDバ
ッファの管理のやり直しが不要になる。
【0044】また、音声を速く/遅く再生することがで
きれば、特殊再生中も画像と音声が同期する。さらに特
筆すべきは、可変STCカウンタに合わせて再生する機
構さえ有れば特殊再生のための再生速度を制御する機構
(FIG.1 に示す28,29)は不要となる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
可変のSTCカウンタにより、動作タイミングの基準と
なるクロック自体を変更するので、オーディオ用デコー
ダ及びビデオ用デコーダを通常再生時と同様に動作させ
ながら特殊再生を行うことができる。特殊再生中におい
てもオーディオとビデオのバッファが管理されるので、
通常再生への復帰がスムーズに行える。また、特殊再生
のための再生速度を制御する機構を不要とし、回路の集
積化、コストダウンに寄与する画像再生装置及び動画像
再生処理回路が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態に係る構成を示すブ
ロック図。
【図2】この発明の第2の実施形態に係る構成を示すブ
ロック図。
【図3】従来の動画像再生装置の構成を示すブロック
図。
【符号の説明】
11…DSM(digital storage media ) 12…可変STCカウンタ 13…STDバッファ(STD:system target decoder
) 14…オーディオデコーダ 15…ビデオデコーダ 16…拡声器 17…表示装置 131…分離回路 132…オーディオバッファ 133…ビデオバッファ 134…バッファ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタルデータが格納された媒体と、 前記媒体から前記ディジタルデータを取り込みオーディ
    オデータとビデオデータとに分離する分離回路と、 前記分離回路からのそれぞれのデータを蓄積するオーデ
    ィオ用バッファ及びビデオ用バッファと、 前記各バッファのデータをデコードするオーディオ用デ
    コーダ及びビデオ用デコーダと、 外部情報によりカウント制御され、前記各デコーダが前
    記各バッファからデータを取り込むタイミング及び前記
    媒体がデータを伝送するタイミングを制御する可変カウ
    ンタ手段とを具備したことを特徴とする動画像再生装
    置。
  2. 【請求項2】 ディジタルデータが格納された媒体と、 前記媒体から前記ディジタルデータを取り込みオーディ
    オデータとビデオデータとに分離する分離回路と、 前記分離回路からのそれぞれのデータを蓄積するオーデ
    ィオ用バッファ及びビデオ用バッファと、 前記各バッファのデータをデコードするオーディオ用デ
    コーダ及びビデオ用デコーダと、 外部の情報により前記媒体のデータを伝送するタイミン
    グを制御する伝送制御手段と、 前記伝送制御手段により前記各デコーダの前記各バッフ
    ァよりデータを取り込むタイミングを制御する可変カウ
    ンタ手段とを具備したことを特徴とする動画像再生装
    置。
  3. 【請求項3】 前記媒体から前記ディジタルデータを取
    り込む際において、前記分離回路に取り込まれる前の分
    離されていないデータを蓄積するためのバッファ部が設
    けられていることを特徴とする請求項1または2記載の
    動画像再生装置。
  4. 【請求項4】 ディジタルデータが格納された媒体と、 前記媒体から前記ディジタルデータを取り込みオーディ
    オデータとビデオデータとに分離して蓄えるバッファ手
    段と、 前記バッファ手段からのデータをデコードするオーディ
    オ用デコーダ及びビデオ用デコーダと、 外部の情報によりカウント制御され、前記各デコーダが
    前記バッファ手段からデータを取り込むタイミング及び
    前記媒体がデータを伝送するタイミングを制御する可変
    カウンタ手段とを具備したことを特徴とする動画像再生
    装置。
  5. 【請求項5】 ディジタルデータが格納された媒体と、 前記媒体から前記ディジタルデータを取り込みオーディ
    オデータとビデオデータとに分離して蓄えるバッファ手
    段と、 前記バッファ手段からのデータをデコードするオーディ
    オ用デコーダ及びビデオ用デコーダと、 外部の情報により前記媒体のデータを伝送するタイミン
    グを制御する伝送制御手段と、 前記伝送制御手段により前記各デコーダの前記各バッフ
    ァよりデータを取り込むタイミングを制御する可変カウ
    ンタ手段とを具備したことを特徴とする動画像再生装
    置。
  6. 【請求項6】 前記媒体から前記ディジタルデータを取
    り込む際において、前記バッファ手段内で分離される前
    のディジタルデータを蓄積するためのバッファ部が設け
    られていることを特徴とする請求項4または5記載の動
    画像再生装置。
  7. 【請求項7】 ディジタルデータをオーディオデータと
    ビデオデータとに分離する分離回路と、 前記分離回路からのそれぞれのデータを蓄積するオーデ
    ィオ用バッファ及びビデオ用バッファと、 前記各バッファのデータをデコードするオーディオ用デ
    コーダ及びビデオ用デコーダと、 外部制御信号に応じて前記各デコーダが前記各バッファ
    からデータを取り込むタイミング及び前記ディジタルデ
    ータを前記分離回路に送り込むタイミングを制御する可
    変カウンタ手段とを具備したことを特徴とする動画像再
    生処理回路。
  8. 【請求項8】 ディジタルデータをオーディオデータと
    ビデオデータとに分離する分離回路と、 前記分離回路からのそれぞれのデータを蓄積するオーデ
    ィオ用バッファ及びビデオ用バッファと、 前記各バッファのデータをデコードするオーディオ用デ
    コーダ及びビデオ用デコーダと、 外部の情報により前記ディジタルデータを前記分離回路
    に送り込むタイミングを制御する伝送制御手段と、 前記伝送制御手段により前記各デコーダの前記各バッフ
    ァよりデータを取り込むタイミングを制御する可変カウ
    ンタ手段とを具備したことを特徴とする動画像再生処理
    回路。
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