JPH08329773A - 自動復帰スライドスイッチ - Google Patents

自動復帰スライドスイッチ

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Publication number
JPH08329773A
JPH08329773A JP15540695A JP15540695A JPH08329773A JP H08329773 A JPH08329773 A JP H08329773A JP 15540695 A JP15540695 A JP 15540695A JP 15540695 A JP15540695 A JP 15540695A JP H08329773 A JPH08329773 A JP H08329773A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact piece
operating body
base
slide switch
compression spring
Prior art date
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Pending
Application number
JP15540695A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Kawasumi
誠 川澄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niles Parts Co Ltd
Original Assignee
Niles Parts Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Niles Parts Co Ltd filed Critical Niles Parts Co Ltd
Priority to JP15540695A priority Critical patent/JPH08329773A/ja
Publication of JPH08329773A publication Critical patent/JPH08329773A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 揺動接片の寿命が長い自動復帰スライドスイ
ッチを提供する。 【構成】 基盤1は、複数のターミナル13を配置して
いる。少くとも1つのターミナル13は、基盤1から突
出した舌片13aを設けている。舌片13aは、基端近
くの折曲部13bで折曲げ、操作体9におけるバネ受面
9dとの間に、圧縮バネ12を介在させている。揺動接
片8は段差部8aを有する。操作体9は中立位置Nから
一方の位置Rへスライドする際に段差部8aに衝当し、
揺動接片8をワイピングする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車のパワーウイ
ンドスイッチ等に適した自動復帰スライドスイッチに係
り、特に揺動接片をワイピング動作させて接点寿命を延
ばすよう改良した技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動復帰スライドスイッチは、実
開昭62−62725号公報で示すように、圧縮バネを
取付けていた。すなわち、操作体を一方へ摺動させた時
他方のコイルばねを静止させるようにした絶縁体の中央
部に設けた突出部にそれぞれ当接させ、絶縁体またはフ
レームの側面に設けた凹部に当接するボール、ばねを操
作体に収納した構成と成っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術は、揺動接片の寿命が短い欠点を有していた。こ
の発明は、上記問題点に鑑み発明したものであり、揺動
接片の寿命が長い自動復帰スライドスイッチを提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために、操作体を中立位置から一方の位置へス
ライドすることにより揺動接片が開閉すると共に、圧縮
バネの付勢力により当該操作体が中立位置に自動復帰す
る自動復帰スライドスイッチにおいて、前記揺動接片が
段差部を有し、かつ前記操作体が一方の位置へスライド
する際に該段差部に衝当して揺動接片をワイピングする
ことを特徴とする自動復帰スライドスイッチを構成す
る。
【0005】
【実施例】この発明に係る好適な一実施例を、添付図面
に基づき詳述する。1は基盤であり、上方を開口した下
ケースを兼備し、電気絶縁性樹脂で構成している。2は
上ケースであり、樹脂で構成している。基盤1と上ケー
ス2を嵌合して構成する内部空間3には、図3で示すよ
うに2組の自動復帰スライドスイッチを配設している。
そして、各自動復帰スライドスイッチ同志は、図2にお
いて左右反対に配設している。
【0006】次に、1組の自動復帰スライドスイッチの
組立構成を説明する。基盤1は、内底面に接点支持台
4、常閉用固定接片5及び常開用固定接片6をモールド
成型により固定配設している。常開用固定接片6は、固
定接点7を固着している。接点支持台4は、揺動接片8
を左右揺動自在に支持している。
【0007】基盤1は、上方の開口近傍において、内壁
にガイド面1aを形成し、操作体9を内部空間3内に左
右スライド自在に載置している。操作体9は、略中央位
置において上方に延出する、円筒状の操作子9aを一体
形成している。操作子9aは、図2で示すように垂直方
向に貫通した孔9b内にボール10と、このボール10
を揺動接片8側に付勢する圧縮バネ11を挿入し、上端
の封入突起9cを熱カシメすることにより抜け止めして
いる。しかして、揺動接片8は、接点支持台4で支持さ
れた位置から若干離れた中立位置Nで、断面が略V字状
の中底面をボール10に押圧されている。該揺動接片8
は、図2に示すごとく段差部8aを有しており、操作体
9が中立位置Nから一方の位置Rへスライドする際に操
作体9がボール10を介して段差部8aに衝当し、これ
によって揺動接片8が操作体9のスライド方向へワイピ
ング動作する構造と成っている。
【0008】基盤1には、図2で示すようにターミナル
13の一部を延長かつ折曲げた、舌片13aを配設して
いる。舌片13aと操作体9のバネ受面9dとの間に
は、この操作体9を中立位置N側に付勢する圧縮バネ1
2を介在している。この基盤1は、図3で示すように圧
縮バネ12を横方向から挿入可能な、切欠き部1bを形
成している。上ケース2は、操作子9aを貫通する長孔
2aを形成すると共に、操作体9が図2において中立位
置Nより左方向に移動するのを阻止する、ストッパ2b
を垂下している。なお、2組の自動復帰スライドスイッ
チのうち、他方も上記構成と同一構成であり、説明を省
略する。
【0009】ところで、上記接点支持台4、常閉用固定
接片5及び常開用固定接片6は、図4及び図5で示すよ
うに構成する。基盤1には、2組の自動復帰スライドス
イッチの各接点支持台4,4と各常閉用固定接片5,5
と各常開用固定接片6,6とを、同一面上に配設してい
る。2つの常開用固定接片6,6相互間は、連結部7a
で一体に連結している。これらの各接点支持台4,4と
各常閉用固定接片5,5と各常開用固定接片6,6は、
それぞれターミナル13を有している。一連のターミナ
ル13の先端は、連結片14によって一体的に連結さ
れ、1組のターミナル構成体15を構成している。
【0010】ターミナル構成体15は、金属板をプレス
機による打抜き加工や曲げ加工で、図4及び図5で示す
構成に形成された後、2つの舌片13a,13aと連結
片14が外方に突出するようにして、成型用金型にイン
サートされる。次の工程において、電気絶縁性樹脂によ
って基盤1とターミナル構成体15とをモールド成型し
た後、連結体14を切断し、各ターミナル13同志を分
離させる。
【0011】次に、自動復帰スライドスイッチの組立手
順を説明する。先ず、基盤1の内方を上側にし、接点支
持台4に揺動接片8を揺動自在に装着する。次に、基盤
1のガイド面1a上に操作体9を載置し、上ケース2を
被せて当該基盤1と嵌着する。その後、操作子9aの孔
9b内にボール10及び圧縮バネ11を挿入し、この操
作子9aの上端に一体に設けられた、図2において仮想
線で示す封入突起9c′を、熱カシメにより実線で示す
9cの形状に内側に変形させる。しかして、ボール10
は圧縮バネ11と共に封入され、揺動接片8側に付勢さ
れる。自動復帰スライドスイッチは、上記の組立手順に
より自動組立装置で自動的に組立てられる。
【0012】次に、基盤1の切り欠き不1bから圧縮バ
ネ12を挿入し、舌片13aを基端近傍の折曲部13b
から上方へ略直角に折曲げる。しかして、圧縮バネ12
は操作体9のバネ受面9bと舌片13aとの間に介在
し、当該操作体9を中立位置N側に付勢する。なお、舌
片13aは金属板で構成されており、圧縮バネ12の付
勢力によって変形することがないように、板厚を設定し
ている。
【0013】次に、上記構成における作動を説明する。
図2で示す状態においては、操作体9は圧縮バネ12に
付勢されてストッパ2bに当接し、中立位置Nを維持し
ている。この場合、揺動接片8はボール10が中底部に
当接しており、常閉用固定接片5と接触し導通してい
る。今、操作体9を圧縮バネ12の付勢力に抗して一方
の位置Rにスライドさせると、揺動接片8はボール10
に押圧されて一方側に揺動し、固定接点7と接触し導通
する。このとき、ボール10は揺動接片8の段差部8a
に衝当するため、揺動接片8はワイピング動作をする。
その後、操作力を解除すると、圧縮バネ12の付勢力に
より操作体9が中立位置Nに自動復帰する。しかして、
揺動接片8は図2で示す元の状態に復帰する。
【0014】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明の構成によ
れば、操作体を中立位置から一方の位置へスライドする
際に揺動接片がワイピング動作をするので、揺動接片の
接点寿命が延びる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る一実施例を示す組立平面図であ
る。
【図2】図1における矢視A−A線方向の拡大断面図で
ある。
【図3】図2の構成の分解斜視図である。
【図4】図3の構成におけるターミナルの平面図であ
る。
【図5】図4における矢視B−B線方向の側面図であ
る。
【符号の説明】
1 基盤 8 揺動接片 8a 段差部 9 操作体 9a バネ受面 12 圧縮バネ 13 ターミナル 13a 舌片 13b 折曲部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作体を中立位置から一方の位置へスラ
    イドすることにより揺動接片が開閉すると共に、圧縮バ
    ネの付勢力により当該操作体が中立位置に自動復帰する
    自動復帰スライドスイッチにおいて、前記揺動接片が段
    差部を有し、かつ前記操作体が一方の位置へスライドす
    る際に該段差部に衝当して揺動接片をワイピングするこ
    とを特徴とする自動復帰スライドスイッチ。
JP15540695A 1995-05-30 1995-05-30 自動復帰スライドスイッチ Pending JPH08329773A (ja)

Priority Applications (1)

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JP15540695A JPH08329773A (ja) 1995-05-30 1995-05-30 自動復帰スライドスイッチ

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JP15540695A JPH08329773A (ja) 1995-05-30 1995-05-30 自動復帰スライドスイッチ

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JPH08329773A true JPH08329773A (ja) 1996-12-13

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ID=15605288

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JP15540695A Pending JPH08329773A (ja) 1995-05-30 1995-05-30 自動復帰スライドスイッチ

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