JPH08326669A - スクロール圧縮機 - Google Patents

スクロール圧縮機

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JPH08326669A
JPH08326669A JP13769095A JP13769095A JPH08326669A JP H08326669 A JPH08326669 A JP H08326669A JP 13769095 A JP13769095 A JP 13769095A JP 13769095 A JP13769095 A JP 13769095A JP H08326669 A JPH08326669 A JP H08326669A
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scroll
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discharge
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Yushi Hashimoto
雄史 橋本
Sadayuki Yamada
定幸 山田
Hiroyuki Fukuhara
弘之 福原
Shigeru Muramatsu
繁 村松
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C2270/00Control; Monitoring or safety arrangements
    • F04C2270/70Safety, emergency conditions or requirements
    • F04C2270/72Safety, emergency conditions or requirements preventing reverse rotation

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  • Rotary Pumps (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 円筒状摺動部の大型化なく固定スクロールを
確実に案内し、かつ環状シール部に十分なシール性を確
保できる、安価で高性能な信頼性の高いものとする。 【構成】 固定スクロール11とこれを支持する支持部
材25との固定スクロール11を軸方向に移動できるよ
うに支持する円筒状摺動部31を、固定スクロール11
とこれの支持部材25との間に設けられて連通口28と
吐出口15との連通部まわりを必要な環状シール面領域
を満足してシールする環状シール部29よりも内側に設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は業務用および家庭用の主
として冷凍空調に使用されるスクロール圧縮機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】冷凍空調用の電動圧縮機としては、圧縮
部がレシプロ式のもの、ロータリー式のものがあり、い
ずれの方式も家庭用、業務用の冷凍空調分野で使用され
てきている。現在はコスト、性能面等でそれぞれ特徴を
活かして成長してきている。中でもスクロール式の圧縮
機が高効率、低騒音、低振動という特徴を活かして実用
化されてきた。
【0003】米国特許第3,874,827号明細書
、同第4,325,683号明細書、および同第
4,877,382号明細書は、軸方向に移動できる
ようにした非旋回な固定スクロールに吐出流体による背
圧を働かせ、この背圧によって固定スクロールを可動ス
クロール側に押圧するようにしたものを開示している。
【0004】これらによれば、固定、可動スクロールの
双方間に幾つか形成する圧縮室のシール性を高めるとと
もに、固定、可動スクロールの軸方向のガタツキやこれ
による騒音の発生を防止することができ、簡単な構造で
性能の向上を図ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、米国特許明
細書に開示のものは、吐出口を有する支持壁の内側に
固定スクロールが位置し、この固定スクロールの支持壁
と対向する面に、固定、可動スクロール間の圧縮室を内
周側で吐出口に連通させる連通口と、この連通口の回り
に前記背圧を受ける受圧面とを有している。固定スクロ
ールと支持壁との間に配した環状のシール壁の内周が固
定スクロールに固定され、外周が支持壁に固定されるこ
とによって、固定スクロールをシール壁の弾性によって
軸方向に移動できるように支持壁に支持しながら、固定
スクロールおよび支持壁間を連通口と吐出口との連通部
の回りでシールし、前記固定スクロールの軸方向の移動
によっても連通口と吐出口との連通部で吐出流体が漏れ
るようなことを防止する。
【0006】しかし、このような構造では、固定スクロ
ールは軸方向の移動の外に、軸と直角な方向にも移動し
てしまうので、可動スクロールとの間に形成する幾つか
の圧縮室のシール性が低下してしまうことがある。ま
た、固定スクロールの軸と直角な方向の動きによってガ
タツキやこれのための騒音が発生する問題もある。
【0007】米国特許明細書に開示のものは、固定ス
クロールと支持壁との対向する面に、双方の円筒状摺動
部を設けて固定スクロールが軸方向に移動できるように
支持し、かつこの円筒状摺動部の円筒状摺動面間にOリ
ング状のシール部材を設けている。これによって、固定
スクロールは軸方向に移動できるようにしながら、この
移動のための円筒状摺動部の円筒状摺動面間をシールし
て、連通口と吐出口との連通部で吐出流体が漏れるよう
なことを防止することができ、固定スクロールの軸に直
角な方向の動きを規制するできる点で、米国特許明細書
に開示のものの問題点を解消している。
【0008】しかし、円筒状摺動部でのシール構造は、
高圧の吐出流体の漏れを防止するために、一定以上のシ
ール面領域が必要である。これを満足するようにシール
部材は比較的大きな環状範囲に設けられるので、このよ
うなシール部を前記円筒状摺動面を利用して設けること
が円筒状摺動部を必要衣装に大径化することになる。
【0009】円筒状摺動部は可動スクロールの軸方向の
動きを滑らかにしながらガタツキを防止する必要から高
精度な加工部分となり、このような大径化は加工域の徒
な増大とこれによる加工の難度アップを招き、コストの
無駄な上昇につながる。 また、固定スクロールはとき
として傾く。大きな傾きは固定スクロールと支持部材と
の軸方向の当接によって防止することはできる。しか
し、円筒状摺動部は固定スクロールが軸方向に円滑に摺
動できるぎりぎりの極く小さなクリアランスを持った高
精度な加工面とされていて、固定スクロールの外周が支
持部材に当接するに至るまでの小さな傾きによってこじ
れを生じてしまうことがあり、固定スクロールの軸方向
の動きに円滑性を欠いて圧縮室のシール性が低下し、あ
るいはガタツキや騒音が発生し、あるいは偏摩耗により
寿命が低下すると云ったことが生じる。
【0010】しかも、円筒状摺動部が、米国特許に開
示のもののように固定スクロールの外周部近くになるほ
ど、固定スクロールの傾きに対する円筒状摺動面の振れ
量の割合が大きくなるので、一層こじれやすいものとな
る。
【0011】米国特許明細書に開示のものは、米国特
許明細書に開示のもののような円筒状摺動部およびこ
れを利用した環状シール部を、内外2重に設け、これら
内外2重の環状シール部の間で固定スクロールが吐出口
近くの流体による背圧を受けるようにしてある。
【0012】しかし、円筒状摺動部および環状シール部
を2重に設けるのでは構造が複雑になり米国特許明細書
に開示のもよりもさらにコストの高いものとなるし、
2か所での案内に整合性を持ちにくく却ってこじれやガ
タツキの原因になり性能や寿命の低下を招くことがあ
る。
【0013】本発明は上記従来のような問題点を解消す
ることを課題とし、円筒状摺動部の大型化なく固定スク
ロールを確実に案内し、かつ環状シール部に十分なシー
ル性を確保できる、安価で高性能な信頼性の高いスクロ
ール圧縮機を提供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のスクロール圧縮
機は、上記のような目的を達成するために、軸方向に移
動できるように支持した固定スクロールと旋回運動され
るように支持した可動スクロールとを噛み合わせて双方
間に圧縮室を形成し、この圧縮室は前記旋回運動により
吸込口に通じて流体を吸い込む外周部側から吐出口に通
じる内周側に移動しながら容積が縮小して圧縮を行い吐
出口に流体を吐出させるようにし、固定スクロールの圧
縮室を吐出口に通じさせる連通口の回りに吐出流体の背
圧を受けて固定スクロールが可動スクロール側に押圧さ
れるようにする受圧面を設けたスクロール圧縮機におい
て、固定スクロールとこれを支持する支持部材との固定
スクロールを軸方向に移動できるように支持する円筒状
摺動部を、固定スクロールとこれの支持部材との間を連
通口と吐出口との連通部まわりで必要な環状シール面領
域を満足してシールする環状シール部よりも内側に設け
たことを主たる特徴とするものである。
【0015】円筒状摺動部の円筒状摺動面間のクリアラ
ンスが、固定スクロールおよび支持部材間の軸方向クリ
アランスよりも大きく設定されているのが好適である。
【0016】また、円筒状摺動部は、固定スクロール側
の軸面と、支持部材側の穴面とが形成しているのが好適
である。
【0017】また、固定スクロールと支持部材との上下
方向に対向し合う対向面間に、円筒状摺動部、連通口と
吐出口の連通部、および環状シール部を有する縦向き設
置型のもので、これら連通部と環状シール部との間の環
状領域に位置して、下側の対向面に形成された環状な凹
条と、この凹条に上方から嵌まり合うように上側の対向
面に形成された環状な凸条とを設けたものであるのも好
適である。
【0018】吐出口をこれの吐出側開口に圧接して常閉
する弾性舌片よりなる逆止弁を設けたものとするのがさ
らに好適である。
【0019】
【作用】本発明のスクロール圧縮機主たる特徴の上記構
成では、固定スクロールは支持部材との円筒状摺動部で
の案内によって軸方向に移動できるので、可動スクロー
ルとの間の圧縮室を吐出口に連通させる連通口の回りの
受圧面に吐出流体の背圧を受けることにより可動スクロ
ール側に押動されて圧縮室のシール性を高めることがで
きるとともに、固定スクロールと支持部材との間の連通
口および吐出口の連通部まわりでは必要なシール面領域
を持った環状シール部によって高圧の吐出流体が漏れる
ようなことを十分に防止しながら、前記円筒状摺動部が
この環状シール部よりも内側に位置していることによっ
て、環状シール部の大きなシール面領域の影響で徒に大
型化するようなことはなく、加工が容易で手間が掛から
ないので安価なものとすることができる。また加工が容
易なため加工精度を得やすいし、円筒状摺動部が内周部
近くに位置して固定スクロールの傾きに対する円筒状摺
動面の振れ量が小さくこじれ難いものとなるので、固定
スクロールの軸方向の動きを円滑にして圧縮しつのシー
ル性を保証しながら、ガタツキや騒音の発生、偏摩耗や
これによる寿命の低下を防止して高性能な信頼性の高い
ものとすることができる。
【0020】円筒状摺動部の円筒状摺動面間のクリアラ
ンスが、固定スクロールおよび支持部材間の軸方向クリ
アランスよりも大きく設定されている構成では、円筒状
摺動部の円筒状摺動面間に有するクリアランス一杯にま
で固定スクロールが傾く前に、固定スクロールの一部が
支持部材と軸方向クリアランスを規定している部分で軸
方向に当接し合い、固定スルクロールがそれ以上傾くの
を防止するので、固定スクロールが円筒状摺動部の円筒
状摺動面間のクリアランスを越えるまで傾いてこじれを
起こすようなことを確実に防止することができ、しか
も、固定スクロールは可動スクロールの旋回に応動し
て、円筒状摺動面間のクリアランス内にて固定スクロー
ル側の円筒状摺動面が、支持部材側の円筒状摺動面に摺
接位置を周方向に連続的に変えながら必ず一か所で摺接
し合うことによって、ガタツキなく確実に軸方向に案内
されるので、性能および信頼性と寿命のさらなる向上が
図れる。
【0021】また、筒状摺動部は、固定スクロール側の
軸面と、支持部材側の穴面とが形成している構成では、
筒状摺動面の可動側が軸面となってここに及ぶ潤滑剤を
自身の表面に行き渡らせて膜を形成させやすく、固定側
となる支持部材の穴面との間の潤滑を促進するので、こ
れによっても、固定スクロールの軸方向の動きをさらに
円滑にするとともに、円筒状摺動部でこじれ難くするこ
とができ、性能および信頼性と寿命を向上することがで
きる。
【0022】また、固定スクロールと支持部材との上下
方向に対向し合う対向面間に、筒状摺動部、連通口と吐
出口の連通部、および環状シール部を有する縦向き設置
型のもので、これら連通部と環状シール部との間の環状
領域に位置して、下側の対向面に形成された環状な凹条
と、この凹条に上方から嵌まり合うように上側の対向面
に形成された環状な凸条とを設けた構成では、環状な凹
条と凸条とは、固定スクロールと支持部材との上下方向
に対向し合う対向面間の連通部と環状シール部との間の
環状領域に、横断面がU字状のラビリンス隙間を環状に
形成して、ここに及ぶ潤滑剤がラビリンス隙間のU字状
の底部に環状に溜まってこの部分を埋めるので、圧縮機
がスクロール巻き数で決まる圧縮比よりも高い条件で運
転されて吐出部の背圧が急激に低くなり、固定スクロー
ルが背圧側、つまり可動スクロールから離れる方向に移
動されようとしても、前記ラビリンス隙間に溜まった潤
滑剤がオイルダンパーとなってこれを抑制するので、前
記のような圧力変動による固定スクロールの急激な移動
によって圧縮室のシール不良やガタツキ、騒音等の発生
を防止することができ、性能および信頼性が向上する。
【0023】吐出口をこれの吐出側開口に圧接して常閉
する弾性舌片よりなる逆止弁を設けた構成では、弾性舌
片である逆止弁は、吐出口から流体が吐出されるとき自
身の弾性に抗し押し開かれ、流体の吐出圧、吐出流量に
応じた開度状態にて流体を応答性よく吐出させるように
しながら、吐出圧が無くなるのと同時に自身の弾性によ
る復元性によって瞬時に吐出口を閉じるし、一旦吐出し
た流体がスクロール圧縮機内に逆流しようとしても、こ
れが逆止弁をなす弾性舌片の広い背面にこれを閉じる側
への押動力を与えて、前記逆流、従って可動スクロール
の逆転を確実に防止し、性能および信頼性を向上するこ
とができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の幾つかの実施例について図1
〜6を参照しながら説明する。
【0025】図1〜図3は本発明の第1の実施例を示し
ている。本実施例は冷凍空調用の縦向き設置型のスクロ
ール圧縮機の場合で、図1に全体の構成を示している。
【0026】これにつき説明すると、密閉容器1内に
は、上部にスクロールタイプの圧縮機構2が、中段部に
圧縮機構2を駆動する電動機3が、下部には潤滑剤であ
るオイル4のオイル溜め5と、オイル溜め5内のオイル
4を潤滑対象部へ送り出すオイルガイド6とが、それぞ
れ設けられている。オイルガイド6は他の形式のポンプ
に置き換えることもできる。
【0027】圧縮機構2は固定スクロール11と可動ス
クロール12とを従来同様に噛み合わせて構成し、可動
スクロール12を旋回駆動することによって、双方間に
幾つか形成する圧縮室13を吸込口14に通じる外周側
から吐出口15に通じる内周側に移動させながら容積を
縮小して圧縮を行う。
【0028】これらの支持および駆動と、吸込み圧縮し
て吐出する流体の案内構造とは、どのように構成されて
もよいのは勿論である。本実施例では、圧縮機構2は縦
向き設置型のもので上側の固定スクロール11に下側の
可動スクロール12を噛み合わせてある。電動機3は密
閉容器1の内面に固設した環状の固定子3aと、これの
内側に配した回転子3bとからなり、回転子3bに圧縮
機構2の可動スクロール12を旋回駆動するクランク軸
16を固定してある。
【0029】クランク軸16は下端部を下部フレーム1
7によって密閉容器1内に軸受され、上端部にある主軸
18を中間フレーム19によって密閉容器1内に軸受さ
れている。下部フレーム17および中間フレーム19に
は前記軸受のための転がり軸受21と滑り軸受22とを
持っている。しかし、このような軸受構造に種々に変更
することができる。
【0030】可動スクロール12は中間フレーム19の
上面のスラスト受部19aによって下方から受止めら
れ、これの受動軸12aが主軸18の偏心軸受23に嵌
め合わされて、クランク軸16の回転によって旋回駆動
されるようになっている。可動スクロール12と中間フ
レーム19との間には可動スクロール12を旋回駆動す
るのに可動スクロール12が旋回するのを防止するオル
ダムリング24が設けられている。
【0031】固定スクロール11は、これの上に配して
密閉容器1内に固定した上部フレーム25によって円筒
状摺動部31によって軸方向に移動できるように支持さ
れ、図1、図2に示すように上部フレーム25から突出
しているピン26に放射方向の凹条27を嵌め合わせて
回転を防止されるようになっている。上部フレーム25
は下向きのスラスト受部25aと、中間フレーム19の
スラスト受部19aに受られる可動スクロール12との
間で、固定スクロール11の軸方向に移動できる図3の
(a)に示すようなクリアランスβを設定している。
【0032】固定スクロール11はほぼ中央位置に圧縮
室13を吐出口15に通じさせる連通口28を有し、こ
の連通口28の回りには吐出流体の背圧を受ける受圧面
28aが設けられ、固定スクロール11はこれの受圧面
28aに働く吐出流体の背圧によって可動スクロール1
2の側に押圧されて、双方間に形成する圧縮室13のシ
ール性が簡易な構造にて保証される。固定スクロール1
1と上部フレーム25との間が前記連通口28と吐出口
15との連通部の回りで環状シール部29によってシー
ルされ、この連通部で吐出冷媒が漏れ出るようなことを
防止する。
【0033】本実施例は冷凍空調用のスクロール圧縮機
であることにより、圧縮機構2によって吸込み、圧縮し
て吐出する流体は冷媒であり、オイル4はこれに相溶性
のあるものとされる。
【0034】吸込口14にはガス吸込み管32が接続さ
れ、吐出口15には密閉容器1内の吐出チャンバー33
を介してガス吐出管34が接続されている。
【0035】オイルガイド6はクランク軸16の下端に
設けられ、圧縮機構2とともに駆動され、オイル溜め1
0内のオイル4をクランク軸16に縦通形成したオイル
通路35内に送り出し、前記偏心軸受23に先ず供給す
る。偏心軸受23に供給された後のオイル4の一部は各
部隙間を通って、滑り軸受22や圧縮機構2内に供給さ
れるとともに、残りは通路36を通じて下部のオイル溜
10内に戻される。
【0036】圧縮機構2内に吸い込まれ圧縮されて吐出
される冷媒は、相溶性のあるオイル4と圧縮機構2内等
で接触してこれを随伴させ、さらに細部にまでオイルを
持ち運んで必要な潤滑を達成させる。
【0037】前記環状シール部29は図2に示すよう
に、固定スクロール11と上部フレーム25との対向し
合う円筒状摺動面29a、29b間に環状のシール部材
41を介装した構成とするが、高圧の吐出流体である冷
媒の漏れを防ぐために必要なシール面領域を満足するよ
うに設計される。
【0038】これの位置やこれよりも外側に前記円筒状
摺動部31を設けるのでは、前記したように、円筒状摺
動部31が大型化して問題であるので、本実施例ではこ
の円筒状摺動部31を、必要な環状シール面領域を満足
してシールする環状シール部29よりも内側に設けてあ
る。
【0039】このようにすると、固定スクロール11は
上部フレーム25との円筒状摺動部31での案内によっ
て軸方向に移動できるので、可動スクロール12との間
の圧縮室13を吐出口15に連通させる連通口28の回
りの受圧面28aに吐出流体である冷媒の背圧を受ける
ことにより可動スクロール12側に押動されて圧縮室1
3のシール性を高めることができるとともに、固定スク
ロール11と上部フレーム25との間の連通口28およ
び吐出口15の連通部まわりでは必要なシール面領域を
持った環状シール部29によって高圧の吐出冷媒が漏れ
るようなことを十分に防止しながら、前記円筒状摺動部
31がこの環状シール部29よりも内側に位置している
ことによって、環状シール部29の大きなシール面領域
の影響で徒に大型化するようなことはなく、加工が容易
で手間が掛からないので安価なものとすることができ
る。また加工が容易なため加工精度を得やすいし、円筒
状摺動部31が内周部近くに位置して固定スクロール1
1が傾くときの円筒状摺動面31aの振れ量が小さくこ
じれ難いものとなるので、固定スクロール11の軸方向
の動きを円滑にして圧縮室13のシール性を保証しなが
ら、ガタツキや騒音の発生、偏摩耗やこれによる寿命の
低下を防止して高性能な信頼性の高いものとすることが
できる。
【0040】また、円筒状摺動部31の円筒状摺動面3
1a、31b間の図3の(a)に示すクリアランスα
が、固定スクロール11および上部フレーム25間の前
記軸方向のクリアランスβよりも大きく設定してある。
【0041】このようにすると、円筒状摺動部31の円
筒状摺動面31a、31b間に有するクリアランスα一
杯にまで固定スクロール11が傾く前に、固定スクロー
ル11の一部が上部フレーム25と軸方向のクリアラン
スβを規定している部分で図3の(b)に示すように軸
方向に当接し合い、固定スクロール11がそれ以上傾く
のを防止するので、固定スクロール11が円筒状摺動部
31の円筒状摺動面31a、31b間のクリアランスα
を越えるまで傾いてこじれを起こすようなことを確実に
防止することができ、しかも、固定スクロール11は可
動スクロール12の旋回に応動して、図3の(c)に実
線と仮想線との2か所の位置で代表して示すように円筒
状摺動面31a、31b間のクリアランスα内にて固定
スクロール11側の円筒状摺動面31aが、上部フレー
ム25側の円筒状摺動面31bに摺接位置を周方向に連
続的に変えながら必ず一か所で摺接し合うことによっ
て、ガタツキなく確実に軸方向に案内されるので、性能
および信頼性と寿命のさらなる向上が図れる。
【0042】さらに、吐出口15には圧縮機構2の停止
時に可動スクロール12が逆転するのを防ぐための逆止
弁42と、これの動きを規制する逆止弁ガイド43とが
設けられている。特に本実施例では逆止弁42を吐出口
15の吐出側開口に圧接してこれを常閉する弾性舌片よ
りなるものとしてある。このような弾性舌片である逆止
弁42は、吐出口15から流体が吐出されるとき自身の
弾性に抗し押し開かれ、流体の吐出圧、吐出流量に応じ
た開度状態にて流体を応答性よく吐出させるようにしな
がら、吐出圧が無くなるのと同時に自身の弾性による復
元性によって瞬時に吐出口15を閉じるし、一旦吐出し
た流体がスクロール圧縮機内に逆流しようとしても、こ
れが逆止弁42をなす弾性舌片の広い背面にこれを閉じ
る側への押動力を与えて、前記逆流、従って可動スクロ
ール12の逆転を確実に防止し、性能および信頼性を向
上することができる。
【0043】図4は本発明の第2の実施例を示してい
る。本実施例では、円筒状摺動部31を、固定スクロー
ル1側の円筒状摺動面31aが軸面となり、上部フレー
ム25側の円筒状摺動面31bが穴面となるように構成
してある点、および圧縮機構2が縦向き設置型のもので
あって、固定スクロール11と上部フレーム25の上下
方向に対向し合う対向面間に、円筒状摺動部31、連通
口28と吐出口15の連通部、および環状シール部29
を有していることを利用し、これら連通部と環状シール
部29との間の環状領域に位置して、下側の対向面に形
成された環状な凹条51と、この凹条51に上方から嵌
まり合うように上側の対向面に形成された環状な凸条5
2とを設ける構成とした点で、第1の実施例と異なって
いる。
【0044】このように、可動側となる固定スクロール
11の円筒状摺動面31aが軸面であるとここに及ぶ潤
滑剤9を自身の表面に行き渡らせて膜を形成させやす
く、固定側となる上部フレーム25の円筒状摺動面31
bの穴面との間の潤滑を促進するので、これによって
も、固定スクロール11の軸方向の動きをさらに円滑に
するとともに、円筒状摺動部31でこじれ難くすること
ができ、性能および信頼性と寿命を向上することができ
る。
【0045】また、前記のように設けた環状な凹条51
と凸条52とは、固定スクロール11と上部フレーム2
5との上下方向に対向し合う対向面間の、連通口28お
よび吐出口15相互の連通部と環状シール部29との間
の環状領域に、横断面がU字状のラビリンス隙間53を
環状に形成して、ここに及ぶ潤滑剤が図4の(b)に示
すようにラビリンス隙間53のU字状の底部に環状に溜
まってこの部分を埋めるので、圧縮機構2がスクロール
巻き数で決まる圧縮比よりも高い条件で運転されて吐出
部の背圧が急激に低くなり、固定スクロール11が背圧
側、つまり可動スクロール12から離れる方向に移動さ
れようとしても、前記ラビリンス隙間53に溜まった潤
滑剤がオイルダンパーとなってこれを抑制するので、前
記のような圧力変動による固定スクロール11の急激な
移動によって圧縮室13のシール不良やガタツキ、騒音
等の発生を防止することができ、性能および信頼性が向
上する。
【0046】他の構成は第1の実施例の場合と実質的に
変わらないので、同一部材には同一の符号を付し、重複
する説明は省略する。
【0047】なお、図5の(a)は、通常圧力範囲であ
る3馬力にて運転したときの圧縮機構2の逆止弁付近の
各部圧力を示す圧力線図、(b)は、スクロール巻き数
で決まる圧縮比よりも高くなる5馬力の高圧条件で運転
したときの圧縮機構2の逆止弁付近の各部圧力を示す圧
力線図である。図に中間室として示す受圧面28a部で
の圧力の最大落ち込みは、3馬力時で20Kgf/cm
2 弱、5馬力時で18Kgf/cm2 弱程度に抑えられ
ている。
【0048】また、図6の(a)(b)は、5馬力で運
転したときの固定スクロールと可動スクロールとの各部
に働くスラスト力線図である。図で分かるように、図4
のに示す圧力の最大落ち込み時の影響による圧力変動が
見られが、前記第2の実施例によるオイルダンパー効果
によってこれを緩和し、固定スクロール11のガタツキ
や騒音の発生を防止することができる。
【0049】
【発明の効果】本発明のスクロール圧縮機主たる特徴に
よれば、固定スクロールは支持部材との円筒状摺動部で
の案内によって軸方向に移動できるので、可動スクロー
ルとの間の圧縮室を吐出口に連通させる連通口の回りの
受圧面に吐出流体の背圧を受けることにより可動スクロ
ール側に押動されて圧縮室のシール性を高めることがで
きるとともに、固定スクロールと支持部材との間の連通
口および吐出口の連通部まわりでは必要なシール面領域
を持った環状シール部によって高圧の吐出流体が漏れる
ようなことを十分に防止しながら、前記円筒状摺動部が
この環状シール部よりも内側に位置していることによっ
て、環状シール部の大きなシール面領域の影響で徒に大
型化するようなことはなく、加工が容易で手間が掛から
ないので安価なものとすることができる。また加工が容
易なため加工精度を得やすいし、円筒状摺動部が内周部
近くに位置して固定スクロールの傾きに対する円筒状摺
動面の振れ量が小さくこじれ難いものとなるので、固定
スクロールの軸方向の動きを円滑にして圧縮しつのシー
ル性を保証しながら、ガタツキや騒音の発生、偏摩耗や
これによる寿命の低下を防止して高性能な信頼性の高い
ものとすることができる。
【0050】円筒状摺動部の円筒状摺動面間のクリアラ
ンスが、固定スクロールおよび支持部材間の軸方向クリ
アランスよりも大きく設定されているものによれば、円
筒状摺動部の円筒状摺動面間に有するクリアランス一杯
にまで固定スクロールが傾く前に、固定スクロールの一
部が支持部材と軸方向クリアランスを規定している部分
で軸方向に当接し合い、固定スルクロールがそれ以上傾
くのを防止するので、固定スクロールが円筒状摺動部の
円筒状摺動面間のクリアランスを越えるまで傾いてこじ
れを起こすようなことを確実に防止することができ、し
かも、固定スクロールは可動スクロールの旋回に応動し
て、円筒状摺動面間のクリアランス内にて固定スクロー
ル側の円筒状摺動面が、支持部材側の円筒状摺動面に摺
接位置を周方向に連続的に変えながら必ず一か所で摺接
し合うことによって、ガタツキなく確実に軸方向に案内
されるので、性能および信頼性と寿命のさらなる向上が
図れる。
【0051】また、筒状摺動部は、固定スクロール側の
軸面と、支持部材側の穴面とが形成しているものによれ
ば、筒状摺動面の可動側が軸面となってここに及ぶ潤滑
剤を自身の表面に行き渡らせて膜を形成させやすく、固
定側となる支持部材の穴面との間の潤滑を促進するの
で、これによっても、固定スクロールの軸方向の動きを
さらに円滑にするとともに、円筒状摺動部でこじれ難く
することができ、性能および信頼性と寿命を向上するこ
とができる。
【0052】また、固定スクロールと支持部材との上下
方向に対向し合う対向面間に、筒状摺動部、連通口と吐
出口の連通部、および環状シール部を有する縦向き設置
型のもので、これら連通部と環状シール部との間の環状
領域に位置して、下側の対向面に形成された環状な凹条
と、この凹条に上方から嵌まり合うように上側の対向面
に形成された環状な凸条とを設けたものによれば、環状
な凹条と凸条とは、固定スクロールと支持部材との上下
方向に対向し合う対向面間の連通部と環状シール部との
間の環状領域に、横断面がU字状のラビリンス隙間を環
状に形成して、ここに及ぶ潤滑剤がラビリンス隙間のU
字状の底部に環状に溜まってこの部分を埋めるので、圧
縮機がスクロール巻き数で決まる圧縮比よりも高い条件
で運転されて吐出部の背圧が急激に低くなり、固定スク
ロールが背圧側、つまり可動スクロールから離れる方向
に移動されようとしても、前記ラビリンス隙間に溜まっ
た潤滑剤がオイルダンパーとなってこれを抑制するの
で、前記のような圧力変動による固定スクロールの急激
な移動によって圧縮室のシール不良やガタツキ、騒音等
の発生を防止することができ、性能および信頼性が向上
する。
【0053】吐出口をこれの吐出側開口に圧接して常閉
する弾性舌片よりなる逆止弁を設けたものによれば、弾
性舌片である逆止弁は、吐出口から流体が吐出されると
き自身の弾性に抗し押し開かれ、流体の吐出圧、吐出流
量に応じた開度状態にて流体を応答性よく吐出させるよ
うにしながら、吐出圧が無くなるのと同時に自身の弾性
による復元性によって瞬時に吐出口を閉じるし、一旦吐
出した流体がスクロール圧縮機内に逆流しようとして
も、これが逆止弁をなす弾性舌片の広い背面にこれを閉
じる側への押動力を与えて、前記逆流、従って可動スク
ロールの逆転を確実に防止し、性能および信頼性を向上
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すスクロール圧縮機
の縦断面図である。
【図2】図1の圧縮機の要部の断面図および一部の斜視
図である。
【図3】図1の圧縮機の要部の状態変化を示す縦断面図
である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す一部の断面図であ
る。
【図5】通常圧力範囲および高圧状態での運転における
圧力線図である。
【図6】高圧状態での運転における固定、可動各スクロ
ール各部に働くスラスト力線図である。
【符号の説明】
2 圧縮機構 11 固定スクロール 12 可動スクロール 13 圧縮室 15 吐出口 25 上部フレーム 28 連通口 28a 受圧面 29 環状シール部 31 円筒状摺動部 31a、31b 円筒状摺動面 42 逆止弁 51 凹条 52 突条 α、β クリアランス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F04C 29/02 361 F04C 29/02 361A (72)発明者 村松 繁 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向に移動できるように支持した固定
    スクロールと旋回運動されるように支持した可動スクロ
    ールとを噛み合わせて双方間に圧縮室を形成し、この圧
    縮室は前記旋回運動により吸込口に通じて流体を吸い込
    む外周部側から吐出口に通じる内周側に移動しながら容
    積が縮小して圧縮を行い吐出口に流体を吐出させるよう
    にし、固定スクロールの圧縮室を吐出口に通じさせる連
    通口の回りに吐出流体の背圧を受けて固定スクロールが
    可動スクロール側に押圧されるようにする受圧面を設け
    たスクロール圧縮機において、 固定スクロールとこれを支持する支持部材との固定スク
    ロールを軸方向に移動できるように支持する円筒状摺動
    部を、固定スクロールとこれの支持部材との間を連通口
    と吐出口との連通部まわりで必要な環状シール面領域を
    満足してシールする環状シール部よりも内側に設けたこ
    とを特徴とするスクロール圧縮機。
  2. 【請求項2】 円筒状摺動部の円筒状摺動面間のクリア
    ランスが、固定スクロールおよび支持部材間の軸方向ク
    リアランスよりも大きく設定されている請求項1に記載
    のスクロール圧縮機。
  3. 【請求項3】 円筒状摺動部は、固定スクロール側の軸
    面と、支持部材側の穴面とが形成している請求項1、2
    のいずれかに記載のスクロール圧縮機。
  4. 【請求項4】 固定スクロールと支持部材との上下方向
    に対向し合う対向面間に、円筒状摺動部、連通口と吐出
    口の連通部、および環状シール部を有する縦向き設置型
    のもので、これら連通部と環状シール部との間の環状領
    域に位置して、下側の対向面に形成された環状な凹条
    と、この凹条に上方から嵌まり合うように上側の対向面
    に形成された環状な凸条とを設けた請求項1〜3のいず
    れかに記載のスクロール圧縮機。
  5. 【請求項5】 吐出口をこれの吐出側開口に圧接して常
    閉する弾性舌片よりなる逆止弁を設けた請求項1〜4の
    いずれかに記載のスクロール圧縮機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002512118A (ja) * 1998-04-16 2002-04-23 フイルテルウエルク マン ウント フンメル ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング フリージェット遠心分離装置

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