JPH0832586A - 重輻輳規制方式 - Google Patents
重輻輳規制方式Info
- Publication number
- JPH0832586A JPH0832586A JP16104694A JP16104694A JPH0832586A JP H0832586 A JPH0832586 A JP H0832586A JP 16104694 A JP16104694 A JP 16104694A JP 16104694 A JP16104694 A JP 16104694A JP H0832586 A JPH0832586 A JP H0832586A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- congestion
- network
- data link
- throughput
- exchange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 レイヤ２のコア手順のみを持つ蓄積交換網で
重輻輳状態が発生した場合、ユーザーに公平な輻輳規制
を行う方法を提供する。 【構成】 レイヤ２のコア手順のみを持つ蓄積交換網の
ユーザー−網間インタフェース又は網−網間インタフェ
ースにおいて、データリンクが網内の輻輳に遭遇した場
合、所定のデータリンクを一時的に送出停止するか、或
いは、輻輳に遭遇している全データリンクに対して契約
スループットより低いスループットに規制する。送出停
止を行う場合、トラフィックの多いリンクから順次選択
してそのリンクを送出停止するか、或いは、データリン
ク番号をラウンドロビンで選択してそのリンクを送出停
止する。
重輻輳状態が発生した場合、ユーザーに公平な輻輳規制
を行う方法を提供する。 【構成】 レイヤ２のコア手順のみを持つ蓄積交換網の
ユーザー−網間インタフェース又は網−網間インタフェ
ースにおいて、データリンクが網内の輻輳に遭遇した場
合、所定のデータリンクを一時的に送出停止するか、或
いは、輻輳に遭遇している全データリンクに対して契約
スループットより低いスループットに規制する。送出停
止を行う場合、トラフィックの多いリンクから順次選択
してそのリンクを送出停止するか、或いは、データリン
ク番号をラウンドロビンで選択してそのリンクを送出停
止する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、レイヤ２のコア手順の
みを持つ蓄積交換網において網が輻輳状態に陥った場合
の規制方式に関するものである。
みを持つ蓄積交換網において網が輻輳状態に陥った場合
の規制方式に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】レイヤ２のコア手順のみを持つ蓄積交換
網で輻輳が発生した場合、網は、スループット制御等の
手順によりによる輻輳状態から回復するための輻輳制御
手順を持っている。しかし、網が故障状態や異常なトラ
フィックの流入により、効果的な輻輳制御が実施できな
い重輻輳の状態に陥った場合の対策は充分ではなかっ
た。
網で輻輳が発生した場合、網は、スループット制御等の
手順によりによる輻輳状態から回復するための輻輳制御
手順を持っている。しかし、網が故障状態や異常なトラ
フィックの流入により、効果的な輻輳制御が実施できな
い重輻輳の状態に陥った場合の対策は充分ではなかっ
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のスループット制
御等によるトラフィックの規制は、端末が送出レートを
減少させない限りフレーム廃棄が発生し、データリンク
上の品質の低下を引き起こしていた。本発明の目的は、
レイヤ２のコア手順のみを持つ蓄積交換網で重輻輳状態
が発生した場合、ユーザーに公平な規制を行い、データ
リンク上の品質の低下を軽減することにある。
御等によるトラフィックの規制は、端末が送出レートを
減少させない限りフレーム廃棄が発生し、データリンク
上の品質の低下を引き起こしていた。本発明の目的は、
レイヤ２のコア手順のみを持つ蓄積交換網で重輻輳状態
が発生した場合、ユーザーに公平な規制を行い、データ
リンク上の品質の低下を軽減することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成するため、輻輳に遭遇している複数のデータリンク
に対して、必要な数のデータリンクを選んで送信を停止
するか、或いは、輻輳に遭遇している全データリンクに
対して契約したスループットより低いスループットで送
信を規制し、必要に応じて繰り返し段階的に送信の停止
又は規制を強化するように構成する。
達成するため、輻輳に遭遇している複数のデータリンク
に対して、必要な数のデータリンクを選んで送信を停止
するか、或いは、輻輳に遭遇している全データリンクに
対して契約したスループットより低いスループットで送
信を規制し、必要に応じて繰り返し段階的に送信の停止
又は規制を強化するように構成する。
【０００５】この段階的な送信の停止又は規制の強化
は、輻輳通知の回数をカウンターによってカウントし、
そのカウント値により、カウント値に応じて予め定めら
れた停止又は規制量に従って行う。この停止又は規制は
最終的には全リンクが切断されることになるように設定
される。
は、輻輳通知の回数をカウンターによってカウントし、
そのカウント値により、カウント値に応じて予め定めら
れた停止又は規制量に従って行う。この停止又は規制は
最終的には全リンクが切断されることになるように設定
される。
【０００６】データリンク上が輻輳状態に遭遇し、通常
のスループット規制で輻輳が回避できなかった場合、リ
ンクを選択的に短時間送信停止を行い、また次のタイミ
ングで送信を再開すると、端末の上位プロトコルによる
タイムアウトなしに送信の再開が可能になる。また、送
信を一時停止されたデータリンク以外のデータリンク
は、輻輳の回避が早期に実現し、品質の低下を回避でき
る。本発明においては、このときのリンク選択論理を合
理化することにより、全体のデータリンク上の品質の低
下を軽減することができる。
のスループット規制で輻輳が回避できなかった場合、リ
ンクを選択的に短時間送信停止を行い、また次のタイミ
ングで送信を再開すると、端末の上位プロトコルによる
タイムアウトなしに送信の再開が可能になる。また、送
信を一時停止されたデータリンク以外のデータリンク
は、輻輳の回避が早期に実現し、品質の低下を回避でき
る。本発明においては、このときのリンク選択論理を合
理化することにより、全体のデータリンク上の品質の低
下を軽減することができる。
【０００７】輻輳点には複数の地域からのユーザーのデ
ータリンクが通信しているため、輻輳制御を行う発信側
で自己収容回線のデータリンクを全て規制しても、他の
ユーザーのデータリンクが停止しないと公平な規制が不
可能である。本発明においては、送信を停止するリンク
の選択には、ユーザー間の公平さを保ちつつ、データリ
ンクの品質を保ち、網の輻輳回復を効果的に実施するた
めに適切な選択論理を適用する。送信停止又は規制の段
階をいくつかに分けて、停止するデータリンク数を増加
させるか、規制の比率を上げる。
ータリンクが通信しているため、輻輳制御を行う発信側
で自己収容回線のデータリンクを全て規制しても、他の
ユーザーのデータリンクが停止しないと公平な規制が不
可能である。本発明においては、送信を停止するリンク
の選択には、ユーザー間の公平さを保ちつつ、データリ
ンクの品質を保ち、網の輻輳回復を効果的に実施するた
めに適切な選択論理を適用する。送信停止又は規制の段
階をいくつかに分けて、停止するデータリンク数を増加
させるか、規制の比率を上げる。
【０００８】重輻輳状態における送信の停止を行うデー
タリンクの選択は、トラフィックの多いリンクから順次
選択する方法及びデータリンク番号に従って順次選択す
る方法によることができる。
タリンクの選択は、トラフィックの多いリンクから順次
選択する方法及びデータリンク番号に従って順次選択す
る方法によることができる。
【０００９】
【作用】本発明では、通常のデータリンク輻輳規制で制
御が充分でなかった場合の重度の輻輳状態になった場
合、ユーザー間の公平を保ちつつ規制を強化し、最終的
に全データリンクの停止処理を行うことが可能となる。
御が充分でなかった場合の重度の輻輳状態になった場
合、ユーザー間の公平を保ちつつ規制を強化し、最終的
に全データリンクの停止処理を行うことが可能となる。
【００１０】
【実施例】図１は交換網の構成を説明するための概念図
である。図では、網内に蓄積交換機101,102,103 及び10
4 が例示され、呼が交換機102,103 及び104 から交換機
101 に向かって流れ、交換機101 が輻輳状態にあるもの
とする。図で、202 は網へ入るユーザー回線の例示、20
1 は網から出るユーザー回線の例示であり、301,302 及
び303 はデータリンクである。
である。図では、網内に蓄積交換機101,102,103 及び10
4 が例示され、呼が交換機102,103 及び104 から交換機
101 に向かって流れ、交換機101 が輻輳状態にあるもの
とする。図で、202 は網へ入るユーザー回線の例示、20
1 は網から出るユーザー回線の例示であり、301,302 及
び303 はデータリンクである。
【００１１】網上では、交換機101 が輻輳状態となった
場合、交換機101 から発信側交換機102,103 又は104 に
対してBECNビット又はCLLMフレームで輻輳を通知する。
輻輳通知を受信した発信側交換機102,103 又は104 は、
まず契約スループットに基づく制御を行う。発信側交換
機での契約スループットに基づく制御を行っても、網内
に流入するトラフィックが減少しなければ、輻輳が更に
悪化して回復不可能な重度の輻輳状態（重輻輳）になる
場合がある。
場合、交換機101 から発信側交換機102,103 又は104 に
対してBECNビット又はCLLMフレームで輻輳を通知する。
輻輳通知を受信した発信側交換機102,103 又は104 は、
まず契約スループットに基づく制御を行う。発信側交換
機での契約スループットに基づく制御を行っても、網内
に流入するトラフィックが減少しなければ、輻輳が更に
悪化して回復不可能な重度の輻輳状態（重輻輳）になる
場合がある。
【００１２】このような場合、発信側交換機102,103 又
は104 は重輻輳通知を受信するか又はそれに代わる検出
方法で重輻輳を検出する。重輻輳を検出した発信側交換
機102,103 又は104 では、カウンターで重輻輳通知を受
信した回数をカウントし、データリンク毎の契約スルー
プットの合計量に対してカウンター値に対応して表示さ
れた規制量に該当するところで送信の停止又は規制を行
う。このカウンター値と規制量の対応の一例を表１（図
２）に示す。表中のオフセット値（ｎ＜ｍ＜ｋ＜ｓ）は
網内での端末種別に応じて優先度を考慮し、柔軟に設定
可能である。また、このカウンター値は、重輻輳が解消
されたときにはリセットされる。
は104 は重輻輳通知を受信するか又はそれに代わる検出
方法で重輻輳を検出する。重輻輳を検出した発信側交換
機102,103 又は104 では、カウンターで重輻輳通知を受
信した回数をカウントし、データリンク毎の契約スルー
プットの合計量に対してカウンター値に対応して表示さ
れた規制量に該当するところで送信の停止又は規制を行
う。このカウンター値と規制量の対応の一例を表１（図
２）に示す。表中のオフセット値（ｎ＜ｍ＜ｋ＜ｓ）は
網内での端末種別に応じて優先度を考慮し、柔軟に設定
可能である。また、このカウンター値は、重輻輳が解消
されたときにはリセットされる。
【００１３】規制量が決まると、次に規制方法を選択す
る。送信停止が選択されると、次に停止リンクの選択方
法を選択する。これには、データ量が大きいデータリン
クから順次選択する方法及び一定の順番に順次選択する
方法がある。前者の方法では、データリンク毎のデータ
量を測定し、測定されたデータ量が大きいデータリンク
から必要な規制量になるまで選択する。この方法ではペ
ナルティ性を高めることができる。
る。送信停止が選択されると、次に停止リンクの選択方
法を選択する。これには、データ量が大きいデータリン
クから順次選択する方法及び一定の順番に順次選択する
方法がある。前者の方法では、データリンク毎のデータ
量を測定し、測定されたデータ量が大きいデータリンク
から必要な規制量になるまで選択する。この方法ではペ
ナルティ性を高めることができる。
【００１４】後者の方法では、データリンクを順番にラ
ウンドロビンで選択し、順次データリンクの送信停止を
行い、規制量までデータリンクの選択を繰り返す。選択
時には、データリンク番号を順次検索し、契約スループ
ットで輻輳に遭遇しているデータリンクの全契約スルー
プットの合計から、選択したデータリンクの契約スルー
プットを減算して行き、表１に示した規制量になるまで
閉塞データリンクの選択を繰り返す。
ウンドロビンで選択し、順次データリンクの送信停止を
行い、規制量までデータリンクの選択を繰り返す。選択
時には、データリンク番号を順次検索し、契約スループ
ットで輻輳に遭遇しているデータリンクの全契約スルー
プットの合計から、選択したデータリンクの契約スルー
プットを減算して行き、表１に示した規制量になるまで
閉塞データリンクの選択を繰り返す。
【００１５】規制方法として送信規制が選択されると、
全データリンクに対して、規制カウンターの値に応じて
表１に示した量になるまで規制を行う。
全データリンクに対して、規制カウンターの値に応じて
表１に示した量になるまで規制を行う。
【００１６】
【発明の効果】本発明によれば、蓄積交換網において通
常の輻輳規制で規制できない重度の輻輳状態に陥った場
合、ユーザー間の公平な輻輳制御を実現することができ
る効果がある。
常の輻輳規制で規制できない重度の輻輳状態に陥った場
合、ユーザー間の公平な輻輳制御を実現することができ
る効果がある。
【図１】図１は、蓄積交換網の概念図である。
【図２】図２は、規制段階を示す表である。
【図３】図３は、順次に閉塞リンクを選択する様子を説
明する図である。
明する図である。
101,102,103,104 蓄積交換機 201,202 ユーザー回線 301,302,303 ユーザーデータリンク
Claims (4)
- 【請求項１】 レイヤ２のコア手順のみを持つ蓄積交換
網のユーザー−網間インタフェース又は網−網間インタ
フェースにおいて、データリンクが網内の輻輳に遭遇し
た場合、所定のデータリンクを一時的に送出停止するこ
とを特徴とする重輻輳規制方式。 - 【請求項２】 トラフィックの多いリンクから順次選択
し、そのリンクを送出停止することを特徴とする請求項
１に記載の重輻輳規制方式。 - 【請求項３】 データリンク番号をラウンドロビンで選
択し、そのリンクを送出停止することを特徴とする請求
項１に記載の重輻輳規制方式。 - 【請求項４】 レイヤ２のコア手順のみを持つ蓄積交換
網のユーザー−網間インタフェース又は網−網間インタ
フェースにおいて、データリンクが網内の輻輳に遭遇し
た場合、輻輳に遭遇している全データリンクに対して契
約スループットより低いスループットに規制することを
特徴とする重輻輳規制方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16104694A JP3384619B2 (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | 重輻輳規制方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16104694A JP3384619B2 (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | 重輻輳規制方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0832586A true JPH0832586A (ja) | 1996-02-02 |
| JP3384619B2 JP3384619B2 (ja) | 2003-03-10 |
Family
ID=15727579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16104694A Expired - Fee Related JP3384619B2 (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | 重輻輳規制方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3384619B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2004088940A1 (ja) * | 2003-03-31 | 2006-07-06 | 富士通株式会社 | 負荷分散システム |
| JP2007158818A (ja) * | 2005-12-06 | 2007-06-21 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 経路設定方法および経路設定装置 |
| JP2008244669A (ja) | 2007-03-26 | 2008-10-09 | Nec Corp | 電話通信システム、呼制御装置、及び、プログラム |
| US8428117B2 (en) | 2003-04-24 | 2013-04-23 | Fujitsu Semiconductor Limited | Image encoder and image encoding method |
-
1994
- 1994-07-13 JP JP16104694A patent/JP3384619B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2004088940A1 (ja) * | 2003-03-31 | 2006-07-06 | 富士通株式会社 | 負荷分散システム |
| US8428117B2 (en) | 2003-04-24 | 2013-04-23 | Fujitsu Semiconductor Limited | Image encoder and image encoding method |
| JP2007158818A (ja) * | 2005-12-06 | 2007-06-21 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 経路設定方法および経路設定装置 |
| JP4555769B2 (ja) * | 2005-12-06 | 2010-10-06 | 日本電信電話株式会社 | 経路設定方法および経路設定装置 |
| JP2008244669A (ja) | 2007-03-26 | 2008-10-09 | Nec Corp | 電話通信システム、呼制御装置、及び、プログラム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3384619B2 (ja) | 2003-03-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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