JPH08324584A - 逆止弁付き包装袋とその製造装置 - Google Patents

逆止弁付き包装袋とその製造装置

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JPH08324584A
JPH08324584A JP15829195A JP15829195A JPH08324584A JP H08324584 A JPH08324584 A JP H08324584A JP 15829195 A JP15829195 A JP 15829195A JP 15829195 A JP15829195 A JP 15829195A JP H08324584 A JPH08324584 A JP H08324584A
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film
packaging bag
plastic film
check
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幹雄 田中
Osamu Nakagiri
理 中桐
Yoshitomo Koyanagi
美奉 小柳
Hideo Nakada
秀雄 中田
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MARUBENI PLAX KK
U C C UESHIMA CAFE KK
Kaken Kogyo Co Ltd
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KASHIWABARA SEITAI KK
MARUBENI PLAX KK
U C C UESHIMA CAFE KK
Kaken Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 濾過作用と気体の放出作用を良好に保ち得る
と共に、外気の逆流防止作用も良好な逆止弁付き包装袋
と該包装袋の製造装置を提供する。 【構成】 逆止弁Bは、上方に開口部5を有し、気体放
出用の間隙流路7を備えたプラスチックフィルム製の逆
止弁本体と、この逆止弁本体の上半側内部に形設したプ
ラスチックフィルム製の逆止片3aからなり、また、逆
止弁本体の片面の下半部は微細孔を備えた濾過用フィル
ム2で構成され、該濾過用フィルム2の濾過面2aには
シリコンオイル、その他の低粘度の不活性液体が塗布拡
散されて、離型性に優れた離型用薄膜2bが形成されて
いる。この濾過用フィルム2を包装袋本体A内に挿入す
ると共に、開口部5を外気と連通させた状態で逆止弁B
を包装袋本体Aに装設して、包装袋の内外を逆止弁Bの
濾過面2aと気体放出用の間隙流路7と開口部7と逆止
片3aとを介して連通、閉塞可能に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、包装袋内に収容封入し
た粉末状若しくは粒状の物質が、包装袋内の気体を逆止
弁を介して外部に放出する際に、逆止弁の流路から外部
に逸出したり、流路に詰まったりするのを防止するため
に、逆止弁の下方部に濾過面を形設したタイプの逆止弁
を装設した包装袋の改良と、その製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の逆止弁を備えた包装袋は、従来
よりいくつか提供されており、例えば、プラスチックフ
ィルム製の包装袋本体の側縁部に袋内の気体を放出する
ためのプラスチックフィルム製の逆止弁を装設し、包装
袋本体の内外を該逆止弁の気体放出流路のみにより連通
可能に構成して所要の物品を包装するように構成した包
装袋において、上記逆止弁の包装袋内挿入部分に濾過面
を形設して、該濾過面と上記気体放出流路を連通させて
構成した逆止弁付き包装袋が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記のよ
うに構成された逆止弁付き包装袋の場合は、逆止弁本体
を構成しているプラスチックフィルム及び濾過面を構成
しているプラスチック製の濾過用フィルムが薄く、且つ
該プラスチックフィルムと濾過面との間に形成されてい
る気体放出流路が非常に狭い間隙であるため、上記プラ
スチックフィルムの内面と濾過面が密着して該流体の放
出路を閉塞し易く、包装袋内の気体を外部に放出できな
い場合を生じるのみでなく、逆止片による外気の逆流防
止効果が不十分であるといった重大な問題がある。
【0004】本発明は、上記の問題を解決することを課
題として研究開発されたもので、逆止弁の包装袋内挿入
部分に形設した濾過面が逆止弁本体のプラスチックフィ
ルムの内面に密着し難く、仮りに密着することがあって
も、包装袋内の気体の放出圧力により確実に離隔して、
濾過面による濾過作用と気体の放出作用を良好に保ち得
ると共に、逆止片による外気の逆流防止作用も良好な逆
止弁付き包装袋と該包装袋の製造装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、そ
の目的を達成する手段として、本発明は、物品を収容す
る開口部を備えたプラスチックフィルム製の包装袋本体
と、この包装袋本体に装設した逆止弁とから成る逆止弁
付き包装袋であって、この逆止弁は、左右両側辺及び下
側辺を閉塞すると共に、上方に開口部を有する、内部に
気体放出用の間隙流路を備えたプラスチックフィルム製
の扁平な逆止弁本体と、この逆止弁本体の上半側内部に
形設したプラスチックフィルム製の逆止片から構成され
ており、また、逆止弁本体の片面の下半部は微細孔を備
えた濾過用フィルムで構成されると共に、該濾過用フィ
ルムの濾過面にはシリコンオイル、その他の低粘度の不
活性液体が塗布拡散されて離型性に優れた離型用薄膜が
形成されており、この濾過用フィルムを包装袋本体内に
挿入すると共に、開口部を外気と連通させた状態で逆止
弁を包装袋本体に装設して、包装袋の内外を逆止弁の濾
過面と気体放出用の間隙流路と開口部と逆止片とを介し
て連通、閉塞可能に構成したことを特徴とする逆止弁付
き包装袋を提供するものである。
【0006】また、上記の逆止弁付き包装袋を製造する
手段として、本発明は、製袋用プラスチックフィルムの
供給部と包装袋の截出用切断機構との間に、プラスチッ
クフィルムを扁平筒状に折寄せる折寄せガイド手段と、
プラスチックフィルムの折寄せ両側辺を加熱接着して長
尺の扁平筒状体を形設する第1のヒートシール手段と、
この長尺の扁平筒状体を横切る方向に所定の間隔ごとに
加熱接着して該長尺の扁平筒状体に底部形成用の加熱接
着部を形設する第2のヒートシール手段と、プラスチッ
クフィルムの間歇的移送手段とから構成され、該移送手
段から送出された扁平筒状体を、上記切断機構により各
底部形成用の加熱接着部の前後のいづれかの側に沿い同
一側で順次に切断して、底部及び開口部を備えたプラス
チックフィルム製の包装袋を間歇連続的に製造する装置
において、上記プラスチックフィルムの供給部と折寄せ
ガイド機構との間に、該プラスチックフィルムの一方の
側辺縁においてプラスチックフィルム製の扁平な逆止弁
を連設した逆止弁連設体を上記プラスチックフィルムの
表面に供給する逆止弁連設体の供給手段と、該逆止弁連
設体から逆止弁を一枚づつ切断する逆止弁の切断手段
と、切断された逆止弁の送り出し側の一側縁を上記プラ
スチックフィルムの一方の側辺縁の上面に仮接着する逆
止弁の仮接着手段と、仮接着された逆止弁の裏面にシリ
コンオイル、その他の低粘度の不活性液体から成る離型
性に優れた離型用薄膜を塗布形成する離型用薄膜の形成
手段を夫々配設して構成されていることを特徴とする逆
止弁付き包装袋の製造装置を提供するものである。
【0007】
【作用】本発明に係る逆止弁付き包装袋は、上記のよう
に構成されているので、その包装袋本体A内に粉末状物
質又は粒状物質を収容して密封した後、該包装袋本体A
を外部から押圧すると、図6に示すように、包装袋本体
A内の気体(残留空気、収容物からの発生気体)は濾過
用フィルム2の相当に広い濾過面2aの微細孔を経て気
体放出用間隙流路7内に効率よく流出し、開口部5から
外部に円滑に放出されるものであり、この時、収容物質
は濾過用フィルム2に遮られて外部に逸出することがな
い。
【0008】このとき、濾過用フィルム2の濾過面2a
にはシリコンオイル、その他の低粘度の不活性液体から
成る離型性に優れた離型用薄膜2bが形成されているの
で、該濾過用フィルム2がプラスチックフィルム1の内
面に密着して気体放出用の流路間隙7を閉塞するのを防
止する作用があり、したがって包装袋本体A内の気体を
円滑に外部に放出する作用がある。
【0009】また、包装袋本体A内の空気が放出されて
該本体A内が減圧状態になると、外気が逆止弁Bの開口
部5から包装袋本体A内に逆流しようとするが、このよ
うな場合は、逆止片3aがプラスチックフィルム1側に
押圧付勢され、図7に示すようにフィルム1の上方部内
面に密着して放出流路7の開口部5を閉塞するので、外
気が包装袋本体A内に流入するのを確実に防止する作用
がある。
【0010】さらに、本発明に係る逆止弁付き包装袋の
製造装置は、前記のように構成されているので、上記逆
止弁Bを連設した長尺の逆止弁連設体12aを、各逆止
弁Bの濾過用フィルム2を下面にして長尺のプラスチッ
クフィルム11′の一側辺縁の上面に供給すると、該供
給部に配設されている逆止弁切断手段13、プラスチッ
クフィルム11′に対する逆止弁の仮接着手段14及び
逆止弁の裏面に対する離型用薄膜の形成手段15の同時
的動作により、濾過用フィルム2に離型用薄膜2bが塗
布形成された各切断逆止弁Bの送り出し側の一側辺縁を
プラスチックフィルム11′の一側辺縁に仮接着した状
態で、プラスチックフィルム11′と共に、前方に配設
されたプラスチックフィルム11′の折寄せガイド手段
16側に移送される。
【0011】折寄せガイド手段16側に移送されたプラ
スチックフィルム11′は、此処で扁平筒状に折寄せら
れると共に、上記各逆止弁Bは該折寄せ部に転位配置さ
れた状態で、前方に配設された第1のヒートシール手段
17側に移送される。
【0012】第1のヒートシール手段17側に移送され
た、扁平筒状に折寄せられたプラスチックフィルム1
1′は、折寄せられた両側辺が此処で加熱接着されて長
尺の扁平筒状体Eに形成されるが、このとき、各逆止弁
Bは、その濾過用フィルム2が該扁平筒状体Eの内部に
挿入され、その開口部5が外部に突出した状態で扁平筒
状体Eに本接着され、前方に配設された第2のヒートシ
ール手段側に移送される。
【0013】第2のヒートシール手段19側に移送され
た長尺の扁平筒状体Eは、本接着された各逆止弁B、B
の間において、該扁平筒状体Eを横切る方向に此処で加
熱接着されて、包装袋の底部形成用の多数の加熱接着部
3を所定の間隔ごとに形設した状態で、前方に配設さ
れた間歇的移送手段20を経て包装袋の截出用切断機構
21側に移送され、該切断機構21により各底部形成用
の加熱接着部A3の前後のいづれかの側に沿って同一側
で順次に切断されることにより、底部及び開口部A1
び逆止弁Bを夫々備えた逆止弁付き包装袋が連続的に製
造される。
【0014】なお、上記の各手段、即ち、製袋用プラス
チックフィルムの供給手段11、逆止弁連設体の供給手
段12、逆止弁の切断手段13、逆止弁の仮接着手段1
4、離型用薄膜の形成手段15、折寄せガイド手段1
6、第1のヒートシール手段17、第2のヒートシール
手段19、プラスチックフィルムの移送手段20及び包
装袋の截出用切断機構21の各動作は、間歇連続的に且
つ同期的に行なわれるものである。
【0015】
【実施例】以下に、本発明に係る逆止弁付き包装袋の実
施例を添付図面に基づいて説明すれば、この逆止弁付き
包装袋は、非通気性が抜群に優れた、例えば図1及び図
2に示すような長方形状のプラスチックフィルム製の包
装袋本体Aと、該本体Aの一側面に装設した袋内の空気
を外部に放出するためのプラスチックフィルム製の扁平
な逆止弁Bとから構成されており、該包装袋本体Aは一
側辺縁に物品の収納用開口部A1を備えると共に、上記
一側面に加熱接着部A2を形設する際に、上記逆止弁B
の下部を包装袋本体A内に挿入すると共に、その上部を
外部に突出させた状態で、該逆止弁Bを包装袋本体Aに
一体的に接着して装設してあり、且つ包装袋本体Aの底
部には加熱接着部A3が設けてある。
【0016】而して、上記逆止弁Bは、この実施例で
は、図3及び図4(拡大断面図)に示すように、縦長の
長方形状に形成した熱接着性のプラスチックフィルム1
と、該フィルム1と同巾で、これよりも若干短かい熱接
着性のプラスチック製不織布から成る多数の微細孔を備
えた濾過用フィルム2と、上記フィルム1と同巾で、こ
れよりも相当に短かく且つ肉薄の熱接着性のプラスチッ
クフィルム3と、上記フィルム1と同巾、同厚で、該フ
ィルム1よりも短かいが、上記フィルム3よりも長い熱
接着性のプラスチックフィルム4の四枚のフィルムの積
層体から構成されており、上記フィルム1の片面に上記
濾過用フィルム2を、夫々の下側辺を揃えた状態で重ね
合わせると共に、該濾過用フィルム2の表面に上記フィ
ルム3及び4を、夫々の下側辺を揃えた状態で、その下
側辺を濾過用フィルム2の上方部に位置させて順次に重
ね合わせてフィルム積層体を形成する。
【0017】次に、上記フィルム積層体の左右両側の辺
縁を加熱接着してシール部a、aを形設すると共に、フ
ィルム1、2の下方部6の辺縁を加熱接着してシール部
bを形設し、さらにフィルム3、4の下方部8の辺縁を
加熱し、該下方部8において、フィルム1以外の他の三
枚のフィルム2、3、4を加熱接着してシール部cを形
設し、このようにして各フィルムの寸法差及び接着位置
に基づき、先端に開口部5を備えると共に、フィルム1
の上方部内面に、後述する逆止片3aの密着面1aを備
え、且つフィルム1と濾過用フィルム2との間に気体放
出用の間隙流路7を備え、また、フィルム3の上半部に
濾過用フィルム2の上端部より上方に突出した逆止片3
aを夫々備え、さらに、フィルム3と4との間に上記逆
止片3aの作動用のポケット部9を備えると共に、フィ
ルム4の上部をフィルム3の上部よりも長く突出させて
突出面4aを形成し、且つ該両フィルム3と4の下方部
8の接着部cの下側に濾過用フィルム2の濾過面2aを
夫々備えた長方形状の扁平な逆止弁Bの主要構造物を構
成する。
【0018】また、この発明では、図4に示すように、
上記濾過用フィルム2の濾過面2aにシリコンオイル、
その他の低粘度の不活性液体から成る離型剤を塗布して
拡散させ、濾過面2aに離型性に優れた離型用薄膜2b
を形成し、濾過用フィルム2がフィルム1の内面に不測
に密着して濾過作用及び気体の放出作用を低減するのを
確実に防止できる逆止弁Bを構成したものである。ま
た、この濾過用フィルム2に塗布された液体は、図示し
ていないが、包装袋内で発生した気体(ガス)が外部に
放出される際に、逆止片3aの間隙流路7側の面に拡散
塗布される。なお、図3において、10は流体の流路を
狭めて放出流量を低減調節するために、開口部5の近傍
適所に設けた加熱接着部である。
【0019】次に、上記のように構成された逆止弁Bの
先端開口部5を外部に突出させると共に、濾過用フィル
ム2の濾過面2aを内部に挿入させた状態で、粉末状物
質又は粒状物質を収容する包装袋本体Aに装設し、該包
装袋本体A内に、その開口部A1から上記の物質を収容
した後、該開口部A1を加熱接着することにより、包装
袋の内外を逆止弁Bの濾過面2aと気体放出用の間隙流
路7と開口部5を介してのみ連通可能に構成して、収容
物質を包装袋内に封入したものであって、以下に、上記
実施例の作用、効果を図6及び図7に基づいて説明す
る。
【0020】まづ、包装袋本体1の開口部A1から例え
ば、粉末コーヒーCを収容し、該開口部A1を密閉する
(図5参照)。 作用の項でも説明したように、粉末コ
ーヒーCを収納した袋内には相当量の空気が入ってお
り、且つ粉末コーヒー自体の発酵作用により粉末コーヒ
ーの収納後においても気体(ガス)を発生するが、この
発生した気体(ガス)は図6に略示するように濾過用フ
ィルム2の濾過面2aを経て間隙流路7に導かれ、開口
部5から外部に放出される。この時、収納された粉末コ
ーヒーCは濾過面2aにより阻止されて外部に放出され
るおそれが全くなく、また、この気体の放出作用は、例
えば、複数の袋の積層保管時においても、それ自体の重
量で加圧されることにより間断なく行なわれる。
【0021】また、上記の状態において、濾過用フィル
ム2の内面がプラスチックフィルム1の内面に密着して
流路間隙7を閉塞し、その濾過作用及び気体の放出作用
を低減乃至は喪失する場合を往々にして生じるが、本発
明では、濾過用フィルム2の濾過面2aにシリコンオイ
ル、その他の低粘度の不活性液体から成る離型性に優れ
た離型用薄膜2bが形成してあるので、濾過用フィルム
2の内面がプラスチックフィルム1の内面に密着するの
を確実に防止し得て、濾過用フィルム2の濾過作用及び
間隙流路7からの気体の放出作用を著しく良好に保つこ
とができる。
【0022】また、袋本体A内の気体が放出されて袋内
が減圧状態になると、外気が逆止弁の開口部5から間隙
流路7を経て袋内に逆流しようとするが、この時、ポケ
ット部9内にも同時に外気が確実に流入し、その流入空
気圧を肉薄のフィルム3から成る逆止片3aが敏感に受
圧して、図7に略示するように、該逆止片3aは外方に
向い拡張膨出してフィルム1の上方部内面に形成した密
着面1aに密着し、放出流路7の出口を閉塞するので、
外気が袋内に逆流するおそれがなく、常に袋内を減圧状
態に保つことができる。なお、密着面1aに対する逆止
片3aの密着度合は、該逆止片3aの面に塗布拡散され
ている離型用薄膜の存在により高められ、ピッタリと密
着して外気の逆流防止効果を一層向上するものである。
【0023】而も、濾過用フィルム2の濾過面2aは、
その広さを広狭自在に調節できるので、袋内の気体の時
間当たりの放出量を最適に調節し得て、粉末コーヒーに
よる濾過面2の目詰まり等を確実に防止できる。
【0024】図8は本発明で使用する逆止弁Bの他の実
施例を示しており、この実施例では、前記実施例で説明
した逆止弁Bのように、濾過用フィルム2とプラスチッ
クフィルム4との間に介在接着したプラスチックフィル
ム3を使用することなく、従ってポケット部9も設ける
ことなく、濾過用フィルム2の上部において、プラスチ
ックフィルム1と4との間に形成される気体の流路(間
隙流路7の延長部)内に、図8に示す態様で方形状の薄
いプラスチックフィルム製の逆止片3aを配設して逆止
弁Bを構成したものである。
【0025】即ち、この逆止片3aは、実公平3−14
614号公報に記載されている逆止弁における逆止弁本
体を気体の流路中に逆方向に接着dして、外気が包装袋
本体内に流入するのを防止するように配設構成されてい
る。 即ち、詳細に図示するのを省略したが、方形のプ
ラスチックフィルム片から成る逆止片3aの両側辺をプ
ラスチックフィルム1、4間に形成された上記流路の両
側辺に接着すると共に、気体の流通方向において、逆止
片3aの内端側の辺縁を、流路を形成している両プラス
チックフィルム1、4のいづれか一方のフィルム(この
実施例ではフィルム4)の内面に接着dして該部に閉塞
部と開放部を形成し、且つ逆止片3aの外端部の辺縁は
両フィルム1、4のいづれにも接着することなく、両フ
ィルム1、4の内面との間を共に開放して、逆止片3a
の内端側の開放部と外端側の一方の開放部に形成された
間隙流路により、包装袋本体A内の気体は外部に排出で
きるが、外気は逆止片3aの接着部dにより形成した閉
塞部により包装袋本体A内に流入しないように構成した
ものであって、この逆止弁Bを備えた包装袋の場合も、
濾過用フィルム2の濾過面2aに形成した離型用薄膜2
bにより、上記実施例と同様の効果を奏するものであ
る。
【0026】なお、本発明において用いる逆止片3aの
構造及び配設態様は、上記の二つの例に限定されるもの
ではなく、公知の種々の逆止片を採用できるものであ
る。
【0027】
【実施例】以下に、本発明に係る逆止弁付き包装袋の製
造装置の一実施例を添付図面に基づいて説明すれば、こ
のに製造装置は、大別して、長尺の製袋用プラスチック
フィルム11′の供給部11と、既述したプラスチック
フィルム製の扁平な逆止弁Bを連設した長尺の逆止弁の
供給手段12と、逆止弁Bを一枚づつ切断する逆止弁切
断手段13と、プラスチックフィルム11′に対する逆
止弁の仮接着手段14と、逆止弁Bの裏面(濾過用フィ
ルム2の濾過面2a)に対する離型用薄膜2bの形成手
段15と、プラスチックフィルム11′を扁平筒状に折
寄せる折寄せガイド手段16と、プラスチックフィルム
11′の折寄せ両側辺を加熱接着して長尺の扁平筒状体
Eを形設する第1のヒートシール手段17と、この長尺
の扁平筒状体Eの両側辺を整形の目的で加熱接着する整
形用のヒートシール手段18と、この整形された長尺の
扁平筒状体Eを横切る方向に所定の間隔ごとに加熱接着
して該扁平筒状体に底部形成用の加熱接着部A3を形設
する第2のヒートシール手段19と、プラスチックフィ
ルム11′の間歇的移送手段20と、包装袋の截出用切
断機構21と、截出された包装袋のベルトコンベヤー2
2とから構成されている。
【0028】而して、上記長尺の製袋用プラスチックフ
ィルム11′の供給部11は、長尺の熱接着性のプラス
チックフィルム11′をロール状に捲いたプラスチック
フィルム原反11aと、該フィルム11′を所定の位置
に案内する複数のガイドロール11bとから構成されて
いる。
【0029】また、上記長尺の逆止弁の供給手段12
は、多数の逆止弁Bを連設した長尺の逆止弁連設体12
aを、前記した逆止弁Bの濾過用フィルム2を外側にし
てロール状に捲いた逆止弁原反12bと、この実施例で
は該逆止弁連設体12aを、各逆止弁Bの濾過用フィル
ム2を下側に向けて前方に間歇的に移送する送り出しロ
ール12cとから構成されており、逆止弁原反12bは
上記のプラスチックフィルム原反11aの上方に、広い
角度間隔を保って配設されている。
【0030】また、上記逆止弁切断手段13は、逆止弁
連設体12aの移送経路の上側に、シリンダー機構(図
示せず)により上下動可能に配設された逆止弁連設体1
2aの間歇的な押圧部材13aと、該押圧部材13aの
下部に、シリンダー機構(図示せず)により逆止弁連設
体12aを横切る方向に間歇的に往復動可能に内装配設
されたカッター13bと、上記押圧部材13aの下側に
逆止弁連設体12aを介在させた状態で固設された、カ
ッター13bの挿入凹所13cを有する押圧部材13a
の受止部材13dとから構成されており、プラスチック
フィルム1の一側辺縁に近接して配設されている。
【0031】また、上記逆止弁Bの仮接着手段14は、
上記押圧部材13aに近接して前方に配設された、シリ
ンダー機構(図示せず)により間歇的に上下動するシー
ラー14aと、該シーラー14aの下側に前記プラスチ
ックフィルム11′を介在させた状態で固設されたシー
ラー受止部材14bとから構成されており、プラスチッ
クフィルム1の一側辺縁に近接して配設されている。
【0032】また、上記逆止弁Bの濾過用フィルム2の
濾過面2aに対する離型用薄膜2bの形成手段15は、
シリコンオイル、その他の低粘度の不活性液体から成る
離型剤収容タンク15aと、該タンク15aに供給ポン
プ15bを介在させて取付けた離型剤供給ノズル15c
とから構成されており、図11に示すように、該ノズル
15cの先端をプラスチックフィルム11′の一側辺縁
の上面に仮接着された逆止弁Bの下面(濾過用フィルム
2の濾過面2a)に接近して配設させてある。
【0033】また、プラスチックフィルム11′を扁平
筒状に折寄せる上記プラスチックフィルム11′の折寄
せガイド手段16は、上記シーラー14aの前方におい
て、プラスチックフィルム11′の円滑な移送を妨げな
いように、該フィルムの上面に配設され折寄せ用プレー
ト16aと、該プレート16aの上部においてフィルム
のセンターラインLの両側に配置された複数対の短い折
寄せガイドローラ16bと、プレート16aの取付支柱
16cとから構成されている。
【0034】また、プラスチックフィルム11′の折寄
せ両側辺を加熱接着して長尺の扁平筒状体Eを形設する
上記第1のヒートシール手段17は、上記折寄せガイド
手段16の前方において、プラスチックフィルム11′
のセンターラインLに沿って上部に順次に配設された、
シリンダー(図示せず)により上下動する縦長のヒート
シール部材17a、17aと縦長の冷却部材17b及び
これらの各部材の下部に夫々配設した縦長の受止部材1
7a′、17a′及び17b′とから構成されている。
【0035】また、上記整形用のヒートシール手段18
は、上記第1のヒートシール手段17の前方において、
上記扁平筒状体Eの両側辺縁に沿って上部に順次に配設
された、シリンダー(図示せず)により上下動する左右
一対の縦長のヒートシール部材18a、18aと左右一
対の縦長の冷却部材18b、18b及びこれらの各部材
の下部に夫々配設した左右一対の縦長の受止部材18
a′、18a′と18b′、18b′とから構成されて
いる。
【0036】また、上記第2のヒートシール手段19
は、上記整形用のヒートシール手段18の前方におい
て、上記扁平筒状体Eと直交して該扁平筒状体Eの上部
に順次に配設された、シリンダー(図示せず)により上
下動する、包装袋の底部形成用の横長のヒートシール部
材19a、19a、19aと横長の冷却部材19b及び
これらの各部材の下部に夫々配設した横長の受止部材1
9a′、19a′、19a′及び19b′とから構成さ
れている。
【0037】また、上記プラスチックフィルム1の間歇
的移送手段20は、上記第2のヒートシール19手段の
前方において、サーボモータ20aにより間歇的に回転
するように構成された上下一対の間歇的送り出しローラ
20b、20bから構成されており、また、上記包装袋
の截出用切断機構21は、この実施例では、上記間歇的
移送手段20の前方に配設されたギロチン刃21aで構
成されており、該切断機構21の前方には、截出された
包装袋のベルトコンベヤー22が配設されている。
【0038】次に、上記のように構成された実施例に示
す逆止弁付き包装袋の製造装置の動作を図9〜図11に
基づいてを説明する。
【0039】まづ、図9に示すように、プラスチックフ
ィルム原反11aから引出した長尺のプラスチックフィ
ルム11′を各ガイドローラ11bおよびその他のガイ
ドローラに掛け通した後に、折寄せ用プレート16aと
折寄せガイドローラ16bとの間を、最初は手作業によ
りプラスチックフィルム11′の両側辺縁を折寄せて通
過させる。
【0040】次に、扁平筒状に折寄せられたプラスチッ
クフィルム11′の両側辺縁(センターラインL)に沿
って上下に配設されたヒートシール部材17aとその受
止部材17a′との間及び冷却部材17bとその冷却部
材17b′との間を通過させた後に、図10に示すよう
に、扁平筒状に折寄せられたプラスチックフィルム1
1′の両側辺縁の上下に配設された左右一対の整形用の
ヒートシール部材18a、18aとその受止部材18
a′18a′との間及び左右一対の冷却部材18b、1
8bとその受止部材18b′、18b′との間を通過さ
せる。
【0041】次に、扁平筒状に折寄せられたプラスチッ
クフィルム11′を直交して所要の間隔ごとに上下に配
設されたヒートシール部材19a、19a、19aとそ
の受止部材19a′、19a′、19a′との間及び冷
却部材19bとその受止部材19b′との間を通過させ
た後に、該扁平筒状に折寄せられたプラスチックフィル
ム11′の先端を上下一対の間歇的送り出しローラ20
b、20bの間で挾持させて、長尺のプラスチックフィ
ルム11′の手作業による配設準備を完了する。
【0042】一方、図9及び図11に示すように、逆止
弁原反12bから引出した逆止弁連設体12aをその各
濾過用フィルム2を下側に向けた状態で送り出しローラ
12c、12c間に挾持させ、逆止弁切断手段13の押
圧部材13aの受止部材13bの上面を経て、その先端
部を逆止弁切断手段13の手前位置に手作業で引出して
長尺の逆止弁連設体12aの配設準備を完了する。
【0043】上記の準備を完了した後に、プラスチック
フィルム11′の送り出しローラ20b、20b及び逆
止弁連設体12aの送り出しローラ12c、12cを間
歇的に回転させて、プラスチックフィルム11′と逆止
弁連設体12aを間歇的に前方に送り出すと共に、逆止
弁仮接着手段14のシーラー14aと逆止弁切断手段1
3の押圧部材13aを間歇的に上下動し、同時にカッタ
ー13bを、逆止弁連設体12aを横切る方向に間歇的
に往復動し、更に、同時に離型材収容タンク15a内の
離型剤を、供給ポンプ15bを介して離型材供給ノズル
15cの先端から逆止弁Bの濾過用フィルム2に向けて
間歇的に供給する。
【0044】而して、上記の間歇的動作は、公知の制御
装置(図示せず)によりタイミングよく同期的に行なわ
れるように設定されているので、逆止弁連設体12aか
らの個々の逆止弁Bの切断と、この切断された逆止弁B
のプラスチックフィルム11′の表面への仮接着イと、
この仮接着イされた逆止弁Bの濾過用フィルム2に対す
る離型剤の塗布剤の塗布は同時に行なわれ、一定の間隔
を保って仮接着イされた逆止弁Bは、移送されるプラス
チックフィルム11′と共に連続的に前方に移送され、
前方に配設されたプラスチックフィルム11′の折寄せ
ガイド手段16側に移送される。
【0045】折寄せガイド手段16側に移送されたプラ
スチックフィルム11′は、折寄せプレート16aと折
寄せガイドローラ16bにより扁平筒状に折寄せられ、
したがって、仮接着イされた各逆止弁Bは該折寄せ部に
転位配置された状態で、前方に配設された第1のヒート
シール手段17側に移送される。
【0046】第1のヒートシール手段17側に移送され
た、扁平筒状に折寄せられたプラスチックフィルム1
1′は、間歇的に上下動するヒートシール部材17aに
より受止部材17a′との間で、折寄せられた両側辺が
加熱接着A2された後に、間歇的に上下動する冷却部材
17bにより受止部材17b′との間で冷却されて長尺
の扁平筒状体Eに形成されるが、このとき、各逆止弁B
は、その濾過用フィルム2が該扁平筒状体Eの内部に挿
入され、その開口部5が外部に突出した状態で扁平筒状
体Eに本接着され、前方に配設された整形用ヒートシー
ル手段18側に移送される。
【0047】整形用ヒートシール手段18側に移送され
た長尺の扁平筒状体Eは、間歇的に上下動するヒートシ
ール部材18a、18aにより受止部材18a′、18
a′との間で両側辺縁が整形シールされた後に、間歇的
に上下動する冷却部材18b、18bにより受止部材1
8b′18b′との間で冷却され、整形された長尺の扁
平筒状体Eとなって、前方に配設された第2のヒートシ
ール手段19側に移送される。なお、この整形用ヒート
シール手段18は、単に整形の目的で配設されるもので
あるから、本発明に係わる逆止弁付き包装袋の製造装置
における不可欠の構成要件ではない。
【0048】第2のヒートシール手段19側に移送され
た長尺の扁平筒状体Eは、本接着された各逆止弁B、B
の間において、該扁平筒状体Eを横切る方向に、間歇的
に上下動するヒートシール部材19a、19a、19a
により受止部材19a′、19a′、19a′との間で
加熱接着A3された後に、間歇的に上下動とする冷却部
材19bにより受止部材19b′との間で冷却されて、
包装袋の底部形成用の多数の加熱接着部A3を所定の間
隔ごとに形設した状態で、前方に配設された間歇的移送
手段20の送り出しローラ20b、20b間を経て包装
袋の截出用切断機構21側に移送され、該切断機構21
のギロチン刃21aにより各底部形成用の加熱接着部A
3の前後のいづれかの側に沿って同一側で順次に切断さ
れることにより、底部及び開口部A1及び前記した独自
の構造の逆止弁Bを夫々備えた逆止弁付き包装袋が連続
的に製造されるものである。
【0049】上記の実施例の製造装置にしたがえば、逆
止弁Bの包装袋内挿入部分に形設した濾過用フィルム2
の濾過面2aに、該濾過用フィルム2が逆止弁本体のプ
ラスチックフィルム1の内面に密着するのを確実に防止
するためのシリコンオイル、その他の低粘度の不活性液
体から成る離型性に優れた離型用薄膜2bを備えた逆止
弁付き包装袋を確実且つ連続的に、高能率的に量産でき
るものである。
【0050】なお、上記の製造装置により逆止弁付き包
装袋を製造する場合には、ヒートシール手段により接着
されてはならないプラスチックフィルム11′及び逆止
弁Bの所要個所に公知の加熱接着防止剤が塗布されてい
ることは当然である。
【0051】以上、本発明に係わる逆止弁付き包装袋と
その製造装置の主要な実施例について詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、発明の目的
を達成でき且つ発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の
設計的変更が可能であり、これらの設計的変更は全て本
発明に包含されるものである。
【0052】
【発明の効果】本発明に係わる逆止弁付き包装袋は、前
記のように構成され、上記のようにして使用されるもの
であるから、次のような優れた効果を達成できる。
【0053】(1) 包装袋内に収容した粉末状物質又
は粒状物質から発生した気体(ガス)は、濾過用フィル
ム、間隙流路を経て外部に自然放出され、袋内を減圧状
態化できるので、収容物質の酸化を防止し得て、その長
期保存を容易に達成できる。
【0054】(2) 物質を収容した包装袋の内外は、
逆止弁の濾過面及び放出用の間隙流路のみを介して連通
されているので、包装物の大きさよりも小さい濾過孔を
有する濾過面を形設した逆止弁を使用することにより、
袋内の不要な気体のみを外部に排出して、必要な包装内
容物を排出することがない。
【0055】(3) 濾過用フィルムの濾過面には、シ
リコンオイル、その他の低粘度の不活性液体が塗布拡散
されて、離型性に優れた離型用薄膜が形成されているの
で、包装袋内の気体放出用の間隙流路が狭く且つ薄いプ
ラスチックフィルムと濾過用フィルムが密着し易い性質
をもっていても、濾過用フィルムがプラスチックフィル
ムの内面に密着して間隙流路を閉塞するのを確実に防止
でき、包装袋内の気体を円滑に外部に放出できる。
【0056】(4) 濾過用フィルムに塗布された離型
用液剤は、濾過用フィルムの全面に拡散して確実に塗布
されるので、上記の効果を一層向上できる。
【0057】(5) 濾過用フィルムに塗布されたシリ
コンオイル、その他の低粘度の不活性液体が逆止片の間
隙流路側の面にまで拡散塗布されているので、包装袋内
が減圧されて外気が逆止弁の開口部から包装袋内に逆流
しようとしても、外気の流入圧により逆止片を鋭敏に逆
止弁本体のプラスチックフィルム面にピッタリ密着させ
て間隙流路の出口を閉塞するので、外気が包装袋内に侵
入するおそれがなく、外気の侵入による包装内容物への
悪影響を確実に防止できる。
【0058】本発明に係わる逆止弁付き包装袋の製造装
置は、前記のように構成され、前記のように作動するの
で、上記の優れた諸特長を備えた逆止弁付き包装袋を連
続的に確実に製造でき、能率的に量産できる多大な効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる逆止弁付き包装袋の実施例を略
示した斜視図である。
【図2】他の実施例を略示した斜視図である。
【図3】本発明で使用する逆止弁の正面図である。
【図4】図3の拡大縦断側面図である。
【図5】本発明に係わる逆止弁付き包装袋内に粉末状又
は粒状物質を収容して密封した状態の斜視図である。
【図6】本発明で使用する逆止弁による包装袋内の気体
の放出作動説明図である。
【図7】本発明で使用する逆止弁による外気の流入防止
作動説明図である。
【図8】本発明で使用する逆止弁の他の実施例を示す拡
大縦断側面図である。
【図9】本発明に係る逆止弁付き包装袋の製造装置の実
施例を示すもので、製造装置ラインの前半部を示す斜視
図である。
【図10】製造装置ラインの後半部を示す斜視図であ
る。
【図11】逆止弁の仮切断部、仮接着部及び離型用薄膜
の形成部を示す詳細図である。
【符号の説明】
1 逆止弁形成用の長寸法のプラスチックフィルム 2 濾過用フィルム 2a 濾過面 2b 離型用薄膜 3・4 短寸法のプラスチックフィルム 3a 逆止片 5 開口部 7 間隙流路 9 ポケット部 A 包装袋本体 A1 開口部 B 逆止弁 11′ 製袋用プラスチックフィルム 11 供給部 12a 逆止弁連設体 12 供給手段 13 逆止弁の切断手段 14 逆止弁の仮接着手段 15 離型用薄膜の形成手段 16 折寄せガイド手段 17 第1のヒートシール手段 19 第2のヒートシール手段 20 間歇的移送手段 21 切断機構 E 扁平筒状体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 幹雄 奈良県天理市檪本町386−3 (72)発明者 中桐 理 兵庫県高砂市阿弥陀町阿弥陀1805の14 (72)発明者 小柳 美奉 大阪府柏原市太平寺1丁目13−5 株式会 社柏原製袋内 (72)発明者 中田 秀雄 大阪市中央区久太郎町2−4−11 丸紅プ ラックス株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を収容する開口部を備えたプラスチ
    ックフィルム製の包装袋本体と、この包装袋本体に装設
    した逆止弁とから成る逆止弁付き包装袋であって、この
    逆止弁は、左右両側辺及び下側辺を閉塞すると共に、上
    方に開口部を有する、内部に気体放出用の間隙流路を備
    えたプラスチックフィルム製の扁平な逆止弁本体と、こ
    の逆止弁本体の上半側内部に形設したプラスチックフィ
    ルム製の逆止片から構成されており、また、逆止弁本体
    の片面の下半部は微細孔を備えた濾過用フィルムで構成
    されると共に、該濾過用フィルムの濾過面にはシリコン
    オイル、その他の低粘度の不活性液体が塗布拡散され
    て、離型性に優れた離型用薄膜が形成されており、この
    濾過用フィルムを包装袋本体内に挿入すると共に、開口
    部を外気と連通させた状態で逆止弁を包装袋本体に装設
    して、包装袋の内外を逆止弁の濾過面と気体放出用の間
    隙流路と開口部と逆止片とを介して連通、閉塞可能に構
    成したことを特徴とする逆止弁付き包装袋。
  2. 【請求項2】 物品を収容する開口部を備えたプラスチ
    ックフィルム製の包装袋本体と、この包装袋本体に装設
    した逆止弁とから成る逆止弁付き包装袋であって、この
    逆止弁は、長寸法のプラスチックフィルムの片面に、こ
    のプラスチックフィルムよりも短寸法であって、微細孔
    を備えた濾過用フィルム及び上記プラスチックフィルム
    よりも短寸法の二枚のプラスチックフィルムを順次に重
    ね合わせ、夫々の左右両側を接着閉塞して上方に開口部
    を備えた逆止弁本体を形成し、上記長寸法のプラスチッ
    クフィルムと濾過用フィルムの下方部を横方向に接着閉
    塞して該両フィルムの間に気体放出用の間隙流路を形設
    すると共に、長寸法のプラスチックフィルムの上方部内
    面に逆止片の密着面を形設し、且つ上記二枚の短寸法の
    プラスチックフィルムのうちの内側のフィルムの上部を
    濾過用フィルムの上部よりも長く突出して逆止片を形設
    し、さらに二枚の短寸法のフィルムの下方部と濾過用フ
    ィルムを該濾過用フィルムの上方部の適所で横方向に接
    着して、二枚の短寸法のフィルムの間に上記逆止片の作
    動用ポケット部を形設すると共に、該両フィルムの下方
    接着部の下側に濾過用フィルムの濾過面を形設して構成
    されており、また、この逆止弁の濾過用フィルムの濾過
    面にはシリコンオイル、その他の低粘度の不活性液体が
    塗布拡散されて、離型性に優れた離型用薄膜が形成され
    ていて、この濾過用フィルムを包装袋本体内に挿入する
    と共に、開口部を外気と連通させた状態で逆止弁を包装
    袋本体に装設して、包装袋の内外を逆止弁の濾過面と気
    体放出用の間隙流路と開口部と逆止片とを介して連通、
    閉塞可能に構成したことを特徴とする逆止弁付き包装
    袋。
  3. 【請求項3】 濾過用フィルムに塗布されたシリコンオ
    イル、その他の低粘度の不活性液体が逆止片の間隙流路
    側の面にまで拡散塗布されていることを特徴とする請求
    項1または2に記載の逆止弁付き包装袋。
  4. 【請求項4】 製袋用プラスチックフィルムの供給部と
    包装袋の截出用切断機構との間に、プラスチックフィル
    ムを扁平筒状に折寄せる折寄せガイド手段と、プラスチ
    ックフィルムの折寄せ両側辺を加熱接着して長尺の扁平
    筒状体を形設する第1のヒートシール手段と、この長尺
    の扁平筒状体を横切る方向に所定の間隔ごとに加熱接着
    して該長尺の扁平筒状体に底部形成用の加熱接着部を形
    設する第2のヒートシール手段と、プラスチックフィル
    ムの間歇的移送手段とから構成され、該移送手段から送
    出された扁平筒状体を、上記切断機構により各底部形成
    用の加熱接着部の前後のいづれかの側に沿い同一側で順
    次に切断して、底部及び開口部を備えたプラスチックフ
    ィルム製の包装袋を間歇連続的に製造する装置におい
    て、上記プラスチックフィルムの供給部と折寄ガイド機
    構との間に、該プラスチックフィルムの一方の側辺縁に
    おいてプラスチックフィルム製の扁平な逆止弁を連設し
    た逆止弁連設体を上記プラスチックフィルムの表面に供
    給する逆止弁連設体の供給手段と、該逆止弁連設体から
    逆止弁を一枚づつ切断する逆止弁の切断手段と、切断さ
    れた逆止弁の送り出し側の一側縁を上記プラスチックフ
    ィルムの一方の側辺縁の上面に仮り接着する逆止弁の仮
    接着手段と、仮り接着された逆止弁の裏面にシリコンオ
    イル、その他の低粘度の不活性液体から成る離型性に優
    れた離型用薄膜を塗布形成する離型用薄膜の形成手段を
    夫々配設して構成されていることを特徴とする逆止弁付
    き包装袋の製造装置。
  5. 【請求項5】 プラスチックフィルムの一側辺縁に仮接
    着された逆止弁は、第1のヒートシール手段により長尺
    の扁平筒状体に装設されるように構成されている請求項
    4に記載の逆止弁付き包装袋の製造装置。
  6. 【請求項6】 逆止弁の切断と、逆止弁の仮接着と、逆
    止弁の裏面に対する離型性に優れた離型用薄膜の塗布形
    成が同時的に行なわれるように構成されている請求項4
    に記載の逆止弁付き包装袋の製造装置。
  7. 【請求項7】 第1のヒートシール手段と第2のヒート
    シール手段との間に、長尺の扁平筒状体の両側辺縁を加
    熱接着して該扁平筒状体を整形するためのヒートシール
    手段が配設されている請求項4に記載の逆止弁付き包装
    袋の製造装置。
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