JPH08322768A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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Publication number
JPH08322768A
JPH08322768A JP13669295A JP13669295A JPH08322768A JP H08322768 A JPH08322768 A JP H08322768A JP 13669295 A JP13669295 A JP 13669295A JP 13669295 A JP13669295 A JP 13669295A JP H08322768 A JPH08322768 A JP H08322768A
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JP
Japan
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dust
fine dust
opening
fine
vacuum cleaner
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Application number
JP13669295A
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English (en)
Inventor
Yukimitsu Matsumoto
幸満 松本
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 集塵フィルターが目詰まりしにくく、常に強
い吸引力を得ることができ、しかも、細塵のモーターへ
の進入や室内への再放出を防ぐことが可能な電気掃除機
を提供する。 【構成】 延長管部分の吸込口8に近い側に旋回流発生
翼9を配設するとともに、遠い側に管路周壁を貫通する
開口部13を形成し、この開口部13に細塵用集塵部4
を連通させてなり、吸込口8から吸引した塵埃を含む空
気流を旋回流発生翼9により管路内周面に沿って旋回す
る旋回流に変換し、この旋回流中で発生する遠心力作用
によって細塵を開口部13を通じて細塵用集塵部4に集
積する一方、残りの粗塵を集塵室に集積するもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気掃除機、特に集塵
部を備えた本体ケースにホースや延長管等の接続手段を
介して吸込口部材を接続して使用される電気掃除機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図18はこの種の電気掃除機の一般的な
構成を示している。この図に示すように、従来より広く
使用されている電気掃除機では、本体ケース26にホー
ス27、手元操作部28、延長管29等の接続手段を介
して吸込口30を接続し、本体ケース26内の図示され
ないファンモーターを運転させることにより、前記吸込
口30から空気とともに塵埃を吸引する。
【0003】そして、吸引された塵埃を含む空気は延長
管29、ホース27を通過した後、本体ケース26に導
かれ、前記本体ケース26内に設けられた紙袋等の集塵
フィルター30に塵埃を捕集する。集塵フィルター30
を通過し塵埃が取り除かれた空気は、図示されないファ
ンモーターを通過した後、本体ケース26より放出され
る。
【0004】このような構成の電気掃除機において、従
来、延長管部に集塵室が接続される構造の一例として、
特開昭62−68432号公報には、吸込風路中に紙袋
による集塵フィルターを用いることにより細塵の捕塵を
行う構成が示されており、また、塵埃を旋回させて集塵
する構造の一例として、特開昭57−145636号公
報には、本体ケース内において細塵の捕塵を行うものが
開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図18
に示したような従来の電気掃除機においては、ファンモ
ーターと集塵室との間に集塵フィルター31が介在して
いるため、塵埃を吸引することにより、その塵埃に含ま
れる細塵により集塵フィルター31が目詰まりし、集塵
フィルター31が空の状態に比べ、吸込風量が大きく低
下していた。このため、掃除機の使用時間中の大半にお
いて、吸込風量が低下した状態となり、清掃作業中、掃
除機の能力を効率的に生かすことができないという不都
合があった。また、集塵フィルター31を新しいものに
交換しても、直ぐに吸込力が低下するという不満を訴え
る声も多々あるのが現状である。
【0006】また、従来の電気掃除機には、本体ケース
26に集塵能力や集塵フィルター31の集塵量の指標で
ある集塵メーター(ダストメーター)が付設されているも
のが多くあるが、これらは細塵を多量に吸引した場合等
において、集塵フィルター31の目詰まりにより集塵室
内の真空圧が高くなり、集塵フィルター31内に塵埃の
入る空間があるにも拘わらず、メーターが集塵能力限度
に近づいて来たを知らせるためのサインを示すことがあ
る。そのため、使用者は集塵フィルター31が満杯でな
く、まだ容量に余裕があるにも拘わらず、集塵フィルタ
ー31の交換を余儀なくされたり、あるいはサインが出
た都度、点検を要するという不具合があった。
【0007】さらに、その他の問題点として、集塵フィ
ルター31では捕捉できない微細塵が本体ケース26か
ら室内へ再放出し、これにより室内の再汚染が起こると
いう問題点があった。また、集塵フィルター31を通過
した微細塵はファンモーター内に進入するが、このこと
がファンモーターの寿命低下や能力低下を引き起こす要
因となっていた。
【0008】前掲の特開昭62−68432号公報に示
される電気掃除機では、延長管に付随して紙袋による集
塵室を設けているが、このような構造では紙袋が小さく
なり、塵埃の吸引により紙袋の目詰まりが起こりやす
い。また、前記紙袋は吸込口から本体集塵部までの風路
中に設けられているため、目詰まりによる吸込風量の低
下は非常に大きくなる。したがって、このような構成で
は空気清浄器的な機能しか果たすことができず、これを
そのまま掃除機の細塵捕集機能に転用することは不可能
である。
【0009】また、特開昭57−145636号公報に
示される電気掃除機では、本体内にサイクロン集塵部を
設けているが、構造的に非常に大きなものとなるため、
本体形状の大型化を招き、操作し難いものとなる。ま
た、家庭内の塵埃において、その体積の殆どは綿ゴミ等
の粗塵であるため、ネットフィルターを通過する細塵よ
りもフィルターに捕らえられる粗塵の方が遥かに多い。
そのため、粗塵のための集塵スペースは細塵の集塵スペ
ースよりも大きくとる必要があり、この構造では必然的
に本体の大型化は避けられない。
【0010】本発明は、上記電気掃除機の集塵に関わる
諸問題点に鑑みてなされたもので、集塵フィルターが目
詰まりしにくく、常に強い吸引力を得ることができ、し
かも、細塵のモーターへの進入や室内への再放出を防ぐ
ことが可能な電気掃除機を提供することを目的とするも
のである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では、集塵室、及び該集塵室と集塵フィルター
を介して連通し該集塵室に負圧を発生させる電動送風機
が設けられた本体ケースと、塵埃吸引管路を構成する接
続手段と、この接続手段を介して前記本体ケース内の集
塵室に連通接続される吸込口とを有し、前記電動送風機
を駆動することにより前記吸込口を負圧状態にして、該
吸込口から吸引された塵埃を前記接続手段を経て前記集
塵室に集塵する電気掃除機において、次のような構成に
特徴を有している。
【0012】すなわち、前記吸込口から集塵室に至る塵
埃搬送路に管路周壁を貫通する開口部を形成するととも
に、前記塵埃搬送路における前記開口部よりも吸込口に
近い側に、該開口部に向けて細塵を誘導する細塵誘導手
段を設け、さらに塵埃搬送路から分岐し前記開口部と連
通する細塵用集塵部を設け、吸込口から吸引された塵埃
中の細塵を開口部を通じて細塵用集塵部に集積する一
方、残りの粗塵を集塵室に集積するように構成してい
る。
【0013】上記構成において、前記開口部は、以下の
細塵誘導手段等の具体的構成に対応させるために、塵埃
搬送路を通る塵埃のうち細塵のみの通過を許し、粗塵の
進入を阻止する複数の孔またはメッシュにより構成す
る。
【0014】このような開口部を有する構成において、
前記細塵誘導手段は、塵埃を含む空気流に遠心力を付与
し、この遠心力作用によって塵埃中の細塵を開口部へ誘
導する遠心力発生手段を備えたものとするか、あるいは
塵埃搬送路の管路中に傾斜して迫り出す開口部と、細塵
用集塵部内において前記開口部の上方で該開口部と対向
する位置に配設された当て面とを備え、前記開口部から
前記細塵用集塵部へと進入した細塵を含む空気流が前記
当て面に当たって落下するように構成することができ
る。
【0015】前者の構成において、遠心力発生手段は、
例えば次のような構成とすることができる。すなわち、
遠心力発生手段の一例としては、塵埃搬送路中に固定し
て設けられた旋回流発生翼により構成されており、該旋
回流発生翼により前記塵埃搬送路中の塵埃を含む空気流
を該塵埃搬送路の管路内周面に沿って旋回する旋回流に
変換し、この旋回流中で発生する遠心力作用によって塵
埃中の細塵を開口部へ誘導するように構成されたものが
挙げられる。
【0016】また、上記とは別の例としては、吸込口か
ら開口部に至るまでの塵埃搬送路部分の管路を螺旋状に
形成することにより、該螺旋状管路部分を通過する塵埃
を含む空気流を該塵埃搬送路の管路内周面に沿って旋回
する旋回流に変換し、この旋回流中で発生する遠心力作
用によって塵埃中の細塵を開口部へ誘導するように構成
されたものが挙げられる。
【0017】さらに別の例としては、吸込口から開口部
に至るまでの塵埃搬送路部分の全体または一部の管路を
彎曲させることにより、該彎曲管路部分を通過する塵埃
を含む空気流に遠心力を発生させ、その遠心力により塵
埃を開口部へと誘導するように構成されたものが挙げら
れる。
【0018】前記細塵用集塵部は、塵埃搬送路の一部を
構成する接続手段上、例えば延長管上等に付設するか、
あるいは塵埃搬送路の本体ケース内部位のいずれにも付
設することができる。また、細塵用集塵部は、塵埃搬送
路の管路周壁を貫通して形成された開口部を通過し放出
される細塵を集塵する手段を有する細塵用集塵室を備
え、且つ、前記開口部に着脱可能に取り付けられるよう
にすることが望ましい。
【0019】また、好ましくは前記開口部と細塵用集塵
室との間に、両者を連通接続するとともに、旋回流発生
翼により生成された旋回空気流の接線方向に細塵を放出
させる細塵放出用通路を形成する。また、これに加え
て、細塵用集塵室の上端部と、前記開口部よりも電動送
風機に近い塵埃搬送路上部位とを連通接続し、前記細塵
用集塵室内から空気を放出するための空気放出用通路を
形成する。さらに、前記細塵用集塵室を、塵埃搬送路内
を流れる本流から分かれた分流経路中に配設し、且つ、
細塵放出用通路を細塵を含む空気の入口とするととも
に、空気放出用通路を細塵を除いた空気の出口とするよ
うに構成する。
【0020】上記のような構成において、前記接続手段
に含まれ且つ開口部が形成された管路構成部材と、この
管路構成部材中に設けられた細塵誘導手段及び細塵用集
塵部は、前記接続手段を構成する他の管路構成部材間ま
たは、該他の管路構成部材と吸込口間に着脱自在な細塵
捕集ユニットとして構成することができる。
【0021】
【作用】上記構成では、大要、電動送風機を駆動させて
吸込口から吸引した塵埃が塵埃搬送路通過するときに、
塵埃中の細塵を塵埃搬送路中の開口部から細塵用集塵部
へ、つまり塵埃搬送路から分岐したバイパス風路から、
その風路上に取り付けられた細塵用集塵室へ集積し、粗
塵だけを本体ケース内の集塵フィルターに集積するよう
にしている。
【0022】このような構成によると、従来の電気掃除
機と比較して、集塵フィルターの目詰まりが起こりにく
く、塵埃吸引による吸込風量の低下が少ない。このた
め、使用者は常に強い吸引力を得ることができ、掃除を
効率的に且つ快適に行うことができる。また、目詰まり
の少ない粗塵だけを本体ケース内で集塵するため、従来
と同じ集塵フィルターに、より多くの塵埃を集塵するこ
とができ、集積効率が上がり、集塵フィルターが満杯に
なるまで使用可能となり、該集塵フィルターの交換回数
を低減することができる。
【0023】さらに、細塵は塵埃搬送路通過時に細塵用
集塵室に集塵されるため、本体ケース内の集塵フィルタ
ーを通過することがなく、モーターへの進入や室内への
再放出を防ぐことができる。したがって、細塵を室内へ
再放出させることがなく、モーターの寿命低下や室内の
空気汚染を防ぐことができる。しかも、電気掃除機本体
側には特別な機構が必要でないため、本体の大型化を招
くことがない。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。本発明の第1実施例に係る電気掃除機は図1
にその全体構成を示すように、本体ケース1、ホース
2、手元操作部3、接続パイプ5及び細塵用集塵室6を
有する細塵集塵部4、延長管7及び吸込口8により構成
されており、先端吸込口8は延長管7、細塵集塵部4の
接続パイプ5及びホース2を介して本体ケース1に連通
接続されている。
【0025】細塵集塵部4は、接続パイプ5の長さ方向
中央部側方に配設された着脱自在な細塵用集塵室6と、
該接続パイプ5の延長管7側端部付近に設けられた旋回
流発生翼9とを備えている。一方、本体ケース1内には
紙袋等による集塵フィルター10が設けられており、前
記ホース2の接続基端部は該集塵フィルター10内に臨
ませてある。
【0026】このような基本構成を具備する本実施例掃
除機では、本体ケース1内の図示しないファンモーター
を運転することにより、吸込口8から吸引された塵埃が
空気とともに細塵集塵部4に進入し、細塵が細塵集塵部
4を通過する際に細塵用集塵室6に集塵される。また、
残りの粗塵と空気はホース2を経由して、本体ケース1
内に導かれる。本体ケース1内では、粗塵が集塵フィル
ター10により集塵され、空気のみがファンモーターを
通過した後、本体ケース1から放出される。
【0027】図2〜図4は本実施例の電気掃除機の主要
部である細塵集塵部4を示し、図2はその外観を、図3
は図2のA−A線に沿う断面構造を、図4は図3のB−
B線に沿う断面構造をそれぞれ示している。これらの図
に示すように、細塵集塵部4は、接続パイプ5、漏斗状
部6aを有しサイクロンユニットを形成する細塵用集塵
室6、旋回流発生翼9、接続パイプ5と細塵用集塵室6
間を連通接続する空気放出用通路11及び細塵放出用通
路14により構成されている。
【0028】また、図5及び図6は旋回流発生翼9の構
成を示し、図5はその上面視を、図6は図5のC−C線
に沿う断面構造をそれぞれ示している。これらの図に示
すように、旋回流発生翼9は平面視扇形に形成された複
数枚の螺旋翼12を、塵埃の通過を許す一定の隙間cを
介して放射状に配設してなり、吸込口8から吸引された
塵埃を含む空気に図3に示すような旋回流を発生させる
ものである。
【0029】なお、図5に示すものでは、コア径m:1
0mm、外径n:34mm、各螺旋翼位相ピッチα:45
°、各螺旋翼角度β:30°に設定されており、螺旋翼
12の枚数は8枚となっているが、これに限定されるも
のではなく、7枚以下または9枚以上であってもよい。
また、細塵用集塵室6を構成する容器は透明体で形成す
れば、細塵の集積量が一目で認識できて利便性に富むも
のとなる。
【0030】接続パイプ5の下部より進入した塵埃を含
む空気は図3及び図4の破線で示すように、旋回流発生
翼9を通過後、接続パイプ5内を旋回しながら進行す
る。吸込空気中の塵埃は、このとき発生した旋回流によ
り遠心力を受け、接続パイプ5の内壁に沿って搬送さ
れ、該接続パイプ5の中央部壁面に形成された開口部1
3に到達する。この接続パイプ開口部13は多数の細孔
及びメッシュにより構成されており、これにより塵埃中
の細塵と粗塵とをふるい分けたうえで、細塵のみを空気
の一部とともに接続パイプ5の側方へ放出する。
【0031】接続パイプ開口部13の出口側は前述の細
い細塵放出用通路14と連通している。図4に示すよう
に、細塵放出用通路14は接続パイプ5の内壁に沿う塵
埃の旋回円の接線方向に沿って設けられており、接続パ
イプ5内から放出された細塵は、それ自体が受ける遠心
力によって該細塵放出用通路14を通って細塵用集塵室
6へと放出される。
【0032】さらに、細塵放出用通路14は塵埃が、サ
イクロンユニットを形成する細塵用集塵室6の内壁接線
方向に向かって進入するように、細塵用集塵室6に連通
接続されている。細塵用集塵室6に進入した細塵を含む
空気は、細塵の集塵手段であるサイクロンユニットによ
り細塵と空気とに分離され、細塵を除いた空気のみが細
塵用集塵室6の上部に設けられた空気放出用通路11か
ら接続パイプ5に放出される。
【0033】この空気放出用通路11は接続パイプ開口
部13よりもファンモーターに近い位置で接続パイプ5
と接続され、接続パイプ5内の空気流の上流と下流にお
ける圧力差により、細塵用集塵室6内に接続パイプ開口
部13に接続される細塵放出用通路14を入口とし、空
気放出用通路11を出口とする空気流を発生させてい
る。
【0034】細塵集塵部4で細塵を除去した後に残った
粗塵は、吸引空気流により接続パイプ5からホース2を
介して本体ケース1内に導かれ、本体ケース1内の集塵
フィルター10に集塵される。集塵フィルター10によ
って塵埃が取り除かれた空気はファンモーターを通過
し、本体ケース1から室内に放出される。
【0035】図7〜図10は本発明の第2実施例を示し
ている。本実施例では、細塵集塵部の主要部を構成する
細塵用集塵室6を図10に示すように、接続パイプ外周
を取り囲むように形成された着脱自在なリング状体から
なり、接続パイプと分離され、集積された細塵を取り出
すことができるように構成されている。
【0036】接続パイプ開口部13も旋回流発生翼9に
より生成された旋回空気流の接線方向に細塵を放出させ
るべく、該接続パイプ周壁に等間隔に形成している。ま
た、該接続パイプ開口部13は細かい多数の孔及びメッ
シュにより構成されており、これにより塵埃中の細塵と
粗塵をふるい分け、空気の一部とともに細塵を接続パイ
プ5より放出できるようにしてある。本実施例における
空気放出用通路11は前記実施例と同様に細塵が除去さ
れた空気を接続パイプに戻す働きをする。
【0037】そして、塵埃を含む空気は旋回流発生翼9
を通過後、接続パイプ5内を旋回しながら進行する。旋
回する空気流により塵埃は遠心力を受け、接続パイプ5
の内壁に沿って搬送され、該接続パイプ5の中央部壁面
に設けられた開口部13に到達した後、塵埃中の細塵が
粗塵からふるい分けられ、空気の一部とともに接続パイ
プ5より放出され、放出された細塵は細塵用集塵室6に
集められる。
【0038】図11〜図13は本発明の第3実施例を示
している。本発明では細塵用集塵部は吸込口から本体ケ
ース内の集塵フィルター10までの塵埃搬送経路中の任
意の位置に設けることが可能であるが、本実施例では、
本体ケース1内に組み込んだものを示している。図11
〜図13において、細塵用集塵室6は本体ケース1内の
パイプ15の外周に着脱自在に取り付けられている。1
6は細塵集塵室6に取り付けられた取手である。
【0039】図12に示すように、塵埃を含む空気は旋
回流発生翼9を通過後、パイプ15内を旋回しながら進
行する。旋回する空気流により塵埃は遠心力を受けパイ
プ15の内壁に沿って搬送され、パイプ15中央部壁面
に設けられた開口部13に到達する。パイプ開口部13
は細かい多数の孔及びメッシュにより構成されており、
これにより塵埃中の細塵と粗塵をふるい分け、空気の一
部とともに細塵をパイプ15より放出し、放出された細
塵は細塵用集塵室6に集められる。
【0040】細塵用集塵室6は図13に示すように、パ
イプ15と分離され、取手16を上方に引くことにより
本体ケース1内から取り外され、集積された細塵を取り
出す構造となっている。
【0041】図14は、塵埃を含む空気流に遠心力を発
生させる手段の別の態様を示している。この図に示す遠
心力発生手段は前記旋回流発生翼9に代えて、吸込口8
から開口部13に至るまでの塵埃搬送路部分の接続パイ
プ部分を螺旋状に形成している。このように構成するこ
とにより、該螺旋状パイプ部分17を通過する塵埃を含
む空気流は該螺旋状パイプ部分17の内周面に沿って旋
回する旋回流に変換され、この旋回流中で発生する遠心
力作用によって塵埃中の細塵を開口部13へ誘導され
る。
【0042】図15は、塵埃を含む空気流に遠心力を発
生させる手段のさらに別の態様を示している。この図に
示す遠心力発生手段は前記旋回流発生翼9に代えて、吸
込口8から開口部13に至るまでの塵埃搬送路部分の接
続パイプ部分をU字形状に彎曲させ、さらに、該U字形
状彎曲パイプ部分18の接線方向に開口部13を設けて
いる。この場合、塵埃を含む空気流は該U字形状彎曲パ
イプ部分18を通過する際に発生した遠心力によって塵
埃を開口部13へと誘導し、開口部13のメッシュ等に
よって細塵のみが細塵用集塵室6に進入する。
【0043】図16は、細塵を誘導するための手段の別
の態様を示している。この図に示す細塵誘導手段は、塵
埃搬送路の管路中に傾斜して迫り出す開口部13と、細
塵用集塵部4内において開口部13の上方で該開口部1
3と対向する位置に平行に配設された当て面19とを備
えたものとしている。この場合、開口部13から細塵用
集塵部4へと進入した細塵を含む空気流が当て面19に
当たって細塵用集塵室6へと落下する。
【0044】なお、図1に示すものにおいては、図17
に拡大して示すように、細塵用集塵部4を含む接続パイ
プ部分がユニット化されている。すなわち、旋回流発生
翼9及び細塵用集塵部4は接続パイプ5と一体化され、
ホース2と延長管7との間に着脱自在となっている。こ
のようにすれば細塵捕集の必要に応じて接続パイプ5を
つなぐだけでよく、また、不要な場合は、細塵用集塵部
4のない通常の接続パイプと交換すればよいことにな
る。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるとき
は、吸込口から前記集塵室に至る塵埃搬送路に管路周壁
を貫通する開口部を形成するとともに、前記塵埃搬送路
における前記開口部よりも前記吸込口に近い側に、該開
口部に向けて細塵を誘導する細塵誘導手段を設け、さら
に前記塵埃搬送路から分岐し前記開口部と連通する細塵
用集塵部を設け、前記吸込口から吸引された塵埃中の細
塵を前記開口部を通じて前記細塵用集塵部に集積する一
方、残りの粗塵を前記集塵室に集積するように構成して
いるので、本体ケース内の集塵フィルターが細塵により
目詰まりを起こさない。したがって、塵埃の吸引による
吸込風量の低下が低減され、吸引力が持続する。
【0046】請求項2によるときは、塵埃搬送路を通る
塵埃のうち細塵のみの通過を許し、粗塵の進入を阻止す
る複数の孔またはメッシュにより開口部を構成している
ので、細塵と粗塵とを確実に分離することができ、その
結果、本体ケース内の集塵フィルターの目詰まりを防ぐ
ことができる。また、細塵用集塵部に若干量の粗塵が進
入することを確実に防止できるため、小容量の集塵部で
あっても多くの細塵を集積することができる。さらに、
開口部を旋回流発生翼よりも集塵室に近い側に設けたこ
とにより、接続手段中に塵埃を含む空気流の障害となる
ようなフィルター装置等を用いることなく塵埃を含む空
気を塵埃と空気とに分離を行うことができる。
【0047】請求項3によるときは、細塵誘導手段とし
て、塵埃を含む空気流に遠心力を付与し、この遠心力作
用によって塵埃中の細塵を開口部へ誘導する遠心力発生
手段を備えたものとしているので、塵埃搬送路中の塵埃
を含む空気流は塵埃搬送路中で発生する遠心力作用によ
って細塵を開口部を通じて細塵用集塵部に集積すること
ができる。
【0048】請求項4によるときは、塵埃搬送路中の塵
埃を含む空気流を旋回流発生翼により該塵埃搬送路の内
周面に沿って旋回する旋回流に変換し、この旋回流中で
発生する遠心力作用によって細塵を開口部を通じて細塵
用集塵部に集積する一方、残りの粗塵を前記集塵室に集
積するように構成しているので、塵埃放出に必要な旋回
流発生手段を簡単且つ管路中の小さいスペースに設ける
ことができ、設置場所の制限が少なく簡単に実現でき
る。
【0049】請求項5によるときは、吸込口から開口部
に至るまでの塵埃搬送路部分の管路を螺旋状に形成する
ことにより、該螺旋状管路部分を通過する塵埃を含む空
気流を該塵埃搬送路の管路内周面に沿って旋回する旋回
流に変換し、この旋回流中で発生する遠心力作用によっ
て塵埃中の細塵を開口部へ誘導するように構成している
ので、管路中に粗塵に干渉する物体が介在せず、塵埃の
通過を阻害しない。
【0050】請求項6によるときは、吸込口から開口部
に至るまでの塵埃搬送路部分の全体または一部の管路を
彎曲させることにより、該彎曲管路部分を通過する塵埃
を含む空気流に遠心力を発生させ、その遠心力により塵
埃を開口部へと誘導するように構成しているので、請求
項5と同様に管路中に粗塵に干渉する物体が介在せず、
塵埃の通過を阻害しない。
【0051】請求項7によるときは、塵埃搬送路の管路
中に傾斜して迫り出す開口部と、細塵用集塵部内におい
て前記開口部の上方で該開口部と対向する位置に配設さ
れた当て面とを備え、前記開口部から前記細塵用集塵部
へと進入した細塵を含む空気流が前記当て面に当たって
落下するように構成しているので、接続手段を構成する
管路等を従来通りのパイプによって構成することがで
き、構造を簡略化することができる。
【0052】請求項8によるときは、細塵用集塵部を塵
埃搬送路の一部を構成する接続手段上に付設しているの
で、本体ケースのカバーを開くことなく、該集塵部内に
集積された細塵を容易に回収することができる。
【0053】請求項9によるときは、細塵用集塵部を塵
埃搬送路の本体ケース内部位に付設しているので、集塵
フィルターの交換等、集塵室に集積した粗塵を回収する
際に、本体ケースのカバーを開いたとき、細塵も同時に
回収することができ、利便性が向上する。
【0054】請求項10によるときは、細塵用集塵部
を、前記開口部を通過し放出される細塵を集塵する手段
を有する細塵用集塵室を備え、且つ、該開口部に着脱可
能に取り付けられるように構成しているので、細塵用集
塵室に集積された細塵の回収を簡単に行うことができ
る。また、搬送経路を短縮し、小さいスペースで細塵用
集塵室を設けることができ、手元等に細塵用集塵室を設
置する場合においても操作性に大きな影響を与えずに実
現できる。
【0055】請求項11によるときは、前記開口部と細
塵用集塵室との間に、両者を連通接続するとともに、遠
心力作用により進路変換された空気流の接線方向に細塵
を放出させる細塵放出用通路を形成しているので、旋回
を行っている塵埃の運動を妨げることなく効率的に塵埃
を放出することができる。
【0056】請求項12によるときは、細塵放出用通路
に加えて、細塵用集塵室の上端部と、塵埃搬送路の管路
周壁を貫通して形成された開口部よりも電動送風機に近
い塵埃搬送路上部位とを連通接続し、前記細塵用集塵室
内から空気を放出するための空気放出用通路が形成して
いるので、経路の上流と下流の圧力差により空気流を発
生させ、接続パイプ内から塵埃を放出させるのを助け、
また、細塵用集塵室から細塵の逆流を防ぐことができ
る。
【0057】請求項13によるときは、細塵用集塵室
を、塵埃搬送路内を流れる本流から分かれた分流経路中
に配設し、且つ、細塵放出用通路を細塵を含む空気の入
口とするとともに、空気放出用通路を細塵を除いた空気
の出口とするように構成しているので、本流と分かれた
バイパス経路中で集塵を行うため、吸引力の損失が少な
く、効率的に細塵の集塵を行うことができる。
【0058】請求項14によるときは、接続手段に含ま
れ且つ開口部が形成された管路構成部材と、この管路構
成部材中に設けられた細塵誘導手段及び細塵用集塵部
を、前記接続手段を構成する他の管路構成部材間また
は、該他の管路構成部材と吸込口間に着脱自在な細塵捕
集ユニットとして構成しているので、細塵捕集の必要に
応じて細塵捕集ユニットをつなぐだけでよく、また、不
要な場合は、細塵用集塵部のない通常の接続パイプと交
換すれば済む。
【0059】以上要するに本発明によれば、電動送風機
を駆動させて吸込口から吸引した塵埃が塵埃搬送路通過
するときに、塵埃中の細塵を塵埃搬送路中の開口部から
細塵用集塵部へ、つまり塵埃搬送路から分岐したバイパ
ス風路から、その風路上に取り付けられた細塵用集塵室
へ集積し、粗塵だけを本体ケース内の集塵フィルターに
集積するようにしているので、従来の電気掃除機と比較
して、集塵フィルターの目詰まりを起こしにくく、使用
者は常に強い吸引力を得ることができ、掃除を効率的に
且つ快適に行うことができる。
【0060】また、目詰まりの少ない粗塵だけを本体ケ
ース内で集塵するので、従来と同じ集塵フィルターに、
より多くの塵埃を集塵することができ、集積効率が上が
り、集塵フィルターが満杯になるまで使用可能となり、
該集塵フィルターの交換回数を低減することができる。
【0061】さらに、細塵は塵埃搬送路通過時に細塵用
集塵室に集塵されるので、本体ケース内の集塵フィルタ
ーを通過することがなく、モーターへの進入や室内への
再放出を防ぐことができる。したがって、細塵を室内へ
再放出させることがなく、モーターの寿命低下や室内の
空気汚染を防ぐことができる。しかも、電気掃除機本体
側には特別な機構が必要でないため、本体の大型化を招
くことがないなど、従来に見られない優れた効果を発揮
するものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係る電気掃除機の全体
構成を示す一部切欠側面図。
【図2】 細塵集塵部の全体構成を示す斜視図。
【図3】 図2における切断線A−A線に沿う断面図。
【図4】 図3における切断線B−B線に沿う断面図。
【図5】 旋回流発生翼の上面図。
【図6】 図5における切断線C−C線に沿う断面図。
【図7】 本発明の第2実施例を示す一部取り出し斜視
図。
【図8】 その縦断側面図。
【図9】 図7における切断線D−Dに沿う断面図。
【図10】 細塵用集塵部の分解斜視図。
【図11】 本発明の第3実施例を示す一部切欠側面
図。
【図12】 図11における切断線E−Eに沿う断面
図。
【図13】 細塵用集塵部の分解斜視図。
【図14】 塵埃を含む空気流に遠心力を発生させる手
段の別の態様を示す要部断面図。
【図15】 塵埃を含む空気流に遠心力を発生させる手
段のさらに別の態様を示す要部断面図。
【図16】 細塵を誘導するための手段の別の態様を示
す要部断面図。
【図17】 細塵集塵部の全体構成を示す断面図。
【図18】 従来例の電気掃除機の全体構成を示す一部
切欠側面図。
【符号の説明】
1 本体ケース 2 ホース 3 手元操作部 4 細塵用集塵部 5 接続パイプ 6 細塵用集塵室 7 延長管 8 吸込口 9 旋回流発生翼 10 集塵フィルター 11 空気放出用通路 12 翼 13 開口部 14 細塵放出用通路 15 パイプ 16 取手 17 螺旋状パイプ部分 18 U字形状彎曲パイプ部分 19 当て面

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集塵室、及び該集塵室と集塵フィルター
    を介して連通し該集塵室に負圧を発生させる電動送風機
    が設けられた本体ケースと、塵埃吸引管路を構成する接
    続手段と、この接続手段を介して前記本体ケース内の集
    塵室に連通接続される吸込口とを有し、前記電動送風機
    を駆動することにより前記吸込口を負圧状態にして、該
    吸込口から吸引された塵埃を前記接続手段を経て前記集
    塵室に集塵する電気掃除機において、前記吸込口から前
    記集塵室に至る塵埃搬送路に管路周壁を貫通する開口部
    を形成するとともに、前記塵埃搬送路における前記開口
    部よりも前記吸込口に近い側に、該開口部に向けて細塵
    を誘導する細塵誘導手段を設け、さらに前記塵埃搬送路
    から分岐し前記開口部と連通する細塵用集塵部を設け、
    前記吸込口から吸引された塵埃中の細塵を前記開口部を
    通じて前記細塵用集塵部に集積する一方、残りの粗塵を
    前記集塵室に集積するように構成したことを特徴とする
    電気掃除機。
  2. 【請求項2】 開口部は、塵埃搬送路を通る塵埃のうち
    細塵のみの通過を許し、粗塵の進入を阻止する複数の孔
    またはメッシュにより構成されている請求項1に記載の
    電気掃除機。
  3. 【請求項3】 細塵誘導手段は、塵埃を含む空気流に遠
    心力を付与し、この遠心力作用によって塵埃中の細塵を
    開口部へ誘導する遠心力発生手段を備えている請求項2
    に記載の電気掃除機。
  4. 【請求項4】 遠心力発生手段は、塵埃搬送路中に固定
    して設けられた旋回流発生翼により構成されており、該
    旋回流発生翼により前記塵埃搬送路中の塵埃を含む空気
    流を該塵埃搬送路の管路内周面に沿って旋回する旋回流
    に変換し、この旋回流中で発生する遠心力作用によって
    塵埃中の細塵を開口部へ誘導するように構成されている
    請求項3に記載の電気掃除機。
  5. 【請求項5】 遠心力発生手段は、吸込口から開口部に
    至るまでの塵埃搬送路部分の管路を螺旋状に形成するこ
    とにより、該螺旋状管路部分を通過する塵埃を含む空気
    流を該塵埃搬送路の管路内周面に沿って旋回する旋回流
    に変換し、この旋回流中で発生する遠心力作用によって
    塵埃中の細塵を開口部へ誘導するように構成されている
    請求項3に記載の電気掃除機。
  6. 【請求項6】 遠心力発生手段は、吸込口から開口部に
    至るまでの塵埃搬送路部分の全体または一部の管路を彎
    曲させることにより、該彎曲管路部分を通過する塵埃を
    含む空気流に遠心力を発生させ、その遠心力により塵埃
    を開口部へと誘導するように構成されている請求項3に
    記載の電気掃除機。
  7. 【請求項7】 細塵誘導手段は、塵埃搬送路の管路中に
    傾斜して迫り出す開口部と、細塵用集塵部内において前
    記開口部の上方で該開口部と対向する位置に配設された
    当て面とを備え、前記開口部から前記細塵用集塵部へと
    進入した細塵を含む空気流が前記当て面に当たって落下
    するように構成されている請求項2に記載の電気掃除
    機。
  8. 【請求項8】 細塵用集塵部は、塵埃搬送路の一部を構
    成する接続手段上に付設されている請求項1〜7のいず
    れかに記載の電気掃除機。
  9. 【請求項9】 細塵用集塵部は、塵埃搬送路の本体ケー
    ス内部位に付設されている請求項1〜7のいずれかに記
    載の電気掃除機。
  10. 【請求項10】 細塵用集塵部は、開口部を通過し放出
    される細塵を集塵する手段を有する細塵用集塵室を備
    え、且つ、前記開口部に着脱可能に取り付けられるもの
    である請求項1〜9のいずれかに記載の電気掃除機。
  11. 【請求項11】 開口部と細塵用集塵室との間に、両者
    を連通接続するとともに、遠心力作用により進路変換さ
    れた空気流の接線方向に細塵を放出させる細塵放出用通
    路が形成されている請求項3〜6のいずれかに記載の電
    気掃除機。
  12. 【請求項12】 細塵用集塵室の上端部と、開口部より
    も電動送風機に近い塵埃搬送路上部位とを連通接続し、
    前記細塵用集塵室内から空気を放出するための空気放出
    用通路が形成されている請求項11に記載の電気掃除
    機。
  13. 【請求項13】 細塵用集塵室は、塵埃搬送路内を流れ
    る本流から分かれた分流経路中に配設され、且つ、細塵
    放出用通路を細塵を含む空気の入口とするとともに、空
    気放出用通路を細塵を除いた空気の出口とするように構
    成されている請求項12に記載の電気掃除機。
  14. 【請求項14】 接続手段に含まれ且つ開口部が形成さ
    れた管路構成部材と、この管路構成部材中に設けられた
    細塵誘導手段及び細塵用集塵部は、前記接続手段を構成
    する他の管路構成部材間または、該他の管路構成部材と
    吸込口間に着脱自在な細塵捕集ユニットとして構成され
    ている請求項1〜13のいずれかに記載の電気掃除機。
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