JPH08322024A - 表示装置及び表示方法 - Google Patents

表示装置及び表示方法

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JPH08322024A
JPH08322024A JP7149720A JP14972095A JPH08322024A JP H08322024 A JPH08322024 A JP H08322024A JP 7149720 A JP7149720 A JP 7149720A JP 14972095 A JP14972095 A JP 14972095A JP H08322024 A JPH08322024 A JP H08322024A
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JP
Japan
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signal
horizontal scanning
video signal
display panel
display
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JP7149720A
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Inventor
Tomomi Kamio
知巳 神尾
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 PAL方式の通常モードとワイドモードのビ
デオ信号とを適切なアスペクト比でほぼ等しい表示率で
表示する方法を提供することである。 【構成】 PAL方式の通常モードのビデオ信号のうち
の6水平走査期間のうちの1水平走査期間分又は7水平
走査期間のうちの1水平走査期間分を間引いて液晶表示
パネル15に表示する。表示率を一致させるため、PA
L方式のワイドモードのビデオ信号の8水平走査期間の
うちの3水平走査期間分の信号又は14水平走査期間の
うちの5水平走査期間分の信号を間引いて表示パネル1
5に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は異なったアスペクト比
を有するビデオ信号を適切に表示することができる表示
装置及び表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶テレビジョンは、NTSC方
式用に構成されており、画面の縦横の長さの比が3:4
となるように構成され、例えば、234走査線を有して
構成されている。NTSC方式のビデオ信号の有効走査
線数は、1フィールド当たり241.5であり、1フィ
ールド当たり先頭及び終端の計7.5本の走査線を間引
いて表示を行っている(241.5−7.5=23
4)。
【0003】また、NTSC方式よりも走査線数が多
く、高品質の画像を表示できるテレビジョン方式として
PAL方式が知られている。PAL方式のテレビジョン
信号の有効走査線数は1フィールド当たり287.5で
あり、数1が成立する。
【数1】 5/6<241.5/287.5=0.84<6/7
【0004】この計算より、PAL方式の場合には、6
〜7水平走査期間に1水平走査期間の割合でビデオ信号
を間引いて(1/6間引き、1/7間引き)、表示する
手法が採用されている。
【0005】また、表示画像のアスペクト比が9:16
のいわゆるワイドモード(IDモード)のテレビジョン
がNTSC方式及びPAL方式のいずれにも開発されて
いる。ワイドモードのテレビジョン信号を液晶テレビジ
ョンに表示する場合、3:4=12:16であるから、
図14に示すように、中央の9/12の部分(例えば、
176水平走査線)を用いて、アスペクト比が9:16
の画像を表示する。
【0006】9:12=3:4であるから、NTSC方
式のワイドモードの場合、4水平走査期間に1水平走査
期間の割合でビデオ信号を間引いて表示する(1/4間
引き)。即ち、4水平走査期間に3水平走査期間の割合
でビデオ信号を表示する(3/4表示)。
【0007】また、PAL方式のワイドモードのテレビ
ジョン信号を表示する場合、3水平走査期間に1水平走
査期間だけビデオ信号を間引いて表示する(2/3表
示、1/3間引き)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記手法を用いて各ビ
デオ信号を表示した場合、NTSC方式の通常モードの
場合は、234/241.5=96.89%の映像を表
示することになる。また、PAL方式の通常モードで1
/6間引きの場合には、234・(6/5)/287.
5=97.67%の映像を表示することになる。また、
1/7間引きの場合には、234・(7/6)/28
7.5=94.96%の映像を表示することになる。
【0009】また、NTSC方式のワイドモードの場合
は、176・(6/5)/287.5=97.67%の
映像を表示することになる。このとき、上下の黒帯部分
はそれぞれ29走査線からなる。また、PAL方式のワ
イドモードの場合は、176・(3/2)/287.5
=91.83%の映像を表示することになる。
【0010】このように、PAL方式の通常モードにお
いて、1/6間引き、1/7間引きのいずれを採用した
場合でも、PAL方式の通常モードとワイドモードの間
で垂直方向の表示エリアに大きな差が生ずる。即ち、1
/6間引きでは約6%程度、1/7間引きでは約3%程
度の差が生ずる。従って、垂直方向の表示エリアの変化
に合わせて水平方向の表示エリアを変化させないと表示
画像が歪んでしまう。
【0011】即ち、図15に概念的に示すように、垂直
方向の有効表示率に合わせて水平方向の表示範囲を調整
しないと、表示画像の縦方向と横方向の尺度が異なり、
表示画像が歪んでしまう。このため、垂直方向の表示率
の変化に応じて、ビデオ信号のサンプリングタイミング
を決定するドットクロック等を修正する必要があり、装
置の構成が複雑になり、また設計も困難となる。
【0012】この発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、複数のモードのビデオ信号を適切に表示することが
できる表示装置及び表示方法を提供することを目的とす
る。また、この発明は、PAL方式の通常モードのビデ
オ信号とワイドモードのビデオ信号とを適切なアスペク
ト比でほぼ等しい表示率で表示することができる表示装
置及び表示方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点にかかる表示装置は、表示パ
ネルと、ビデオ信号を供給する信号供給手段と、前記表
示パネルと前記信号供給手段に接続され、ビデオ信号の
N水平走査期間のうちのP(NはPの倍数以外の数)水
平走査期間の信号を間引いて前記表示パネルに表示する
ことにより、前記ビデオ信号を所望のアスペクト比で前
記表示パネルに表示する駆動手段と、より構成されるこ
とを特徴とする。
【0014】また、この発明の第2の観点にかかる表示
装置は、表示パネルと、第1のアスペクト比を有する第
1のモードのビデオ信号と第1のアスペクト比と異なる
第2のアスペクト比を有する第2のモードのビデオ信号
を供給する信号供給手段と、前記表示パネルと前記信号
供給手段に接続され、前記信号供給手段から供給される
第1のモードのビデオ信号のL水平走査期間のうちのM
水平走査期間の信号を間引いて前記表示パネルに前記第
1のアスペクト比で第1の表示率で表示し、第2のモー
ドのビデオ信号のN水平走査期間のうちのP(NはPの
倍数以外の数)水平走査期間の信号を間引いて前記表示
パネルに前記第2のアスペクト比で、前記第1の表示率
とほぼ等しい表示率で表示する駆動手段と、より構成さ
れることを特徴とする。
【0015】また、この発明の第3の観点にかかる表示
装置は、縦横が3:4のサイズ比の画面を有する表示パ
ネルと、表示画像のアスペクト比が9:16のPAL方
式のワイドモードのビデオ信号を供給する信号供給手段
と、前記表示パネルと前記信号供給手段に接続され、前
記信号供給手段から供給されるPAL方式のワイドモー
ドのビデオ信号のうちの8水平走査期間のうちの3水平
走査期間分又は14水平走査期間のうちの5水平走査期
間分を間引いて、8水平走査期間のうちの5水平走査期
間分のビデオ信号又は14水平走査期間のうちの9水平
走査期間分のビデオ信号を前記表示パネルに表示する駆
動手段と、より構成されることを特徴とする。
【0016】また、この発明の第4の観点にかかる表示
装置は、縦横が3:4のサイズ比の画面を有する表示パ
ネルと、表示画像のアスペクト比が3:4のPAL方式
の第1のビデオ信号と表示画像のアスペクト比が9:1
6のPAL方式の第2のビデオ信号とを供給する信号供
給手段と、前記表示パネルと前記信号供給手段に接続さ
れ、前記信号供給手段から供給される第1のビデオ信号
の6水平走査期間のうちの1水平走査期間分又は7水平
走査期間のうちの1水平走査期間分を間引いて、6水平
走査期間のうちの5水平走査期間分又は7水平走査期間
のうちの6水平走査期間分のビデオ信号を前記表示パネ
ルに表示し、第2のビデオ信号を8水平走査期間の3水
平走査期間分又は14水平走査期間の5水平走査期間分
を間引いて、8水平走査期間のうちの5水平走査期間分
又は14水平走査期間のうちの9水平走査期間分のビデ
オ信号を前記表示パネルに表示する駆動手段と、より構
成されることを特徴とする。
【0017】また、この発明の第5の観点にかかる表示
装置は、複数の走査ラインと該走査ラインに交差する複
数の信号ラインを有する表示パネルと、ビデオ信号を供
給する信号供給手段と、前記表示パネルと前記信号供給
手段に接続され、前記信号ラインに前記ビデオ信号に対
応する信号を供給する信号側駆動手段と、ビデオ信号の
N水平走査期間のうちのN−P(NはPの倍数以外の
数)水平走査期間のみに前記走査ラインに選択信号を供
給することにより、前記ビデオ信号のN水平走査期間の
うちのP水平走査期間の信号を間引いて前記表示パネル
に表示する走査側駆動手段と、より構成されることを特
徴とする。
【0018】また、この発明の第6の観点にかかる表示
方法は、ビデオ信号を供給するステップと、前記表示パ
ネルと前記信号供給手段に接続され、ビデオ信号のN水
平走査期間のうちのP(NはPの倍数以外の数)水平走
査期間の信号を間引いて表示パネルに表示することによ
り、前記ビデオ信号を所望のアスペクト比で前記表示パ
ネルに表示するステップと、より構成されることを特徴
とする。
【0019】また、この発明の第7の観点にかかる表示
方法は、ビデオ信号を供給する信号供給ステップと、表
示パネルの信号ラインに前記ビデオ信号に対応する信号
を供給するステップと、前記ビデオ信号のN水平走査期
間のうちのN−P(NはPの倍数以外の数)水平走査期
間に前記表示パネルの走査ラインに選択信号を供給する
ことにより、前記ビデオ信号のN水平走査期間のうちの
P水平走査期間の信号を間引いて前記表示パネルに表示
するステップと、より構成されることを特徴とする。
【0020】
【作用】この発明の第1、第2、第5の観点にかかる表
示装置及び第6及び第7の観点にかかる表示方法によれ
ば、N水平走査期間のうちのP(NはPの倍数以外の
数)水平走査期間の信号を間引いて、N水平走査期間の
うちのN−P水平走査期間分の信号を表示する。例え
ば、各8水平走査期間のうちの第3、第6、第8水平走
査期間のビデオ信号を間引いて表示する。従って、従来
のN水平走査期間のうちの1水平走査期間の信号を間引
いて表示する手法よりも、より適切(適切なアスペクト
比及び/又は表示率)にビデオ信号を表示することがで
きる。
【0021】この発明の第3の観点にかかる表示装置
は、PAL方式のワイドモードのビデオ信号のうちの8
水平走査期間のうちの3水平走査期間分又は14水平走
査期間のうちの5水平走査期間分を間引いて表示する。
これらの表示手法を採用することにより、PAL方式の
通常モードのビデオ信号の6水平走査期間のうちの1水
平走査期間分又は7水平走査期間のうちの1水平走査期
間分を間引いて表示する場合と比較してほぼ等しい表示
率を得ることができる。
【0022】この発明の第4の観点にかかる表示装置
は、第1のビデオ信号の6水平走査期間のうちの1水平
走査期間分又は7水平走査期間のうちの1水平走査期間
分を間引いて表示し、第2のビデオ信号のうちの8水平
走査期間のうちの3水平走査期間分又は14水平走査期
間のうちの5水平走査期間分を間引いて表示する。この
ため、第1と第2のビデオ信号をほぼ等しい表示率で表
示することができる。
【0023】
【実施例】次に、この発明のテレビジョン装置の実施例
を説明する。 (第1実施例)PAL方式の通常モードのビデオ信号を
6水平表示期間に1水平表示期間を間引いて表示し(1
/6間引き)、通常モードの表示画像の縦横の比を3:
4=12:16、ワイドモードの表示画像の縦横の比を
9:16とすると、ワイドモードの表示画像の垂直側を
3/4倍に圧縮すれば、通常モードとワイドモードの表
示画像の扁平率はほぼ同一になる。
【0024】間引きにより、通常モードの画像の垂直側
が5/6倍に圧縮されているので、ワイドモードの最適
な圧縮率は数2で表される。
【数2】(5/6)・(3/4)=5/8 従って、PAL方式の通常モードのビデオ信号の6水平
表示期間に1水平表示期間を間引いて表示する場合に
は、ワイドモードのビデオ信号の8水平表示期間に3水
平表示期間を間引いて表示することにより、最適な表示
率が得られる。
【0025】従って、この実施例においては、N走査線
のうちの1走査線を間引くという従来の間引き方法から
脱却し、N走査線中のP走査線を間引いてL走査線を表
示する(NはPの倍数以外の数)。即ち、PAL方式の
ワイドモードの画像を表示する場合には、8走査線中の
3走査線を間引いて5走査線を表示するという間引き方
法を採用する。
【0026】5/8表示法を234走査線の表示パネル
に当てはめ考えると、実際の表示領域は有効表示領域の
97.95%(=176・(8/5)/287.5)と
なり、他のモードにほぼ等しくなる。
【0027】続いて、このような駆動を可能とする液晶
テレビジョンの構成例を図1〜図6を参照して説明す
る。図1は、この実施例の液晶テレビジョンの全体構成
を示す。図1において、テレビジョン信号はアンテナ1
1により受信される。チューナ12は、コントローラ2
1からの制御信号VTに従い、目的信号(受信周波数の
信号)をチューニングし、コンポジットビデオ信号をR
GBデコーダ13に供給する。
【0028】RGBデコーダ13は、RGB各色の輝度
信号と水平同期信号H、垂直同期信号Vをコンポジット
ビデオ信号から生成し、RGB各色の輝度信号を反転ア
ンプ14に出力し、水平同期信号Hと垂直同期信号Vを
コントローラ21に出力する。反転アンプ14は、コン
トローラ21から供給される極性反転信号FRPに従っ
てRGB各色の輝度信号の信号レベルを正又は負の増幅
率で増幅して出力する。また、反転アンプ14は、コン
トローラ21から黒表示信号BKが供給された場合、黒
を表示するためのRGB各色の輝度信号を出力する。
【0029】液晶表示パネル(LCD)15は、アクテ
ィブマトリクス型のものであり、行方向に配設された2
34本の走査ライン(ゲートライン)X1〜X234と、列
方向に配設された280本の信号ライン(データライ
ン)Y1〜Y280と、対応する走査ラインX1〜X234にゲ
ートが接続され、対応する信号ラインY1〜Y280にソー
スが接続された薄膜トランジスタ(TFT)と、TFT
のドレインに接続された画素容量CLCとを含む。画素容
量CLCはTFTのドレインに接続された画素電極と画素
電極に対向し、共通電圧VCOMが印加された対向電極
と、画素電極と対向電極との間に配置された液晶とより
構成される。
【0030】信号側ドライバ16は、コントローラ21
からの垂直制御信号に従って、反転アンプ14から供給
されるRGB各色の輝度信号をLCD15の信号ライン
Y1〜Y280に供給する。走査側ドライバ17は、コント
ローラ21からの垂直制御信号に従って、LCD15の
走査ラインX1〜X234に順次ゲートパルスを印加する。
アンプ18は、コントローラ21から供給される極性反
転信号FRPに従って、画素容量CLCの対向電極に印加
する共通電圧VCOMの極性を反転する。
【0031】モード検出回路19は、入力信号のモード
(通常モード、ワイドモードの別)を検出してモード信
号を出力する。
【0032】スイッチ部20は、受信局を指示するチャ
ネル指示信号、NTSC方式のテレビジョン信号の受信
とPAL方式のテレビジョン信号の受信とを切り替える
ための方式切り替え信号を入力する。
【0033】コントローラ21は、スイッチ部20より
供給されるチャネル信号に従って、チューニング周波数
を調整するチューニング制御信号VTをチューナ12に
供給する。また、コントローラ21は、水平同期信号H
及び垂直同期信号V、モード検出信号、方式切り替え信
号に従って、信号側ドライバ16に水平制御信号を供給
し、走査側ドライバ17に垂直制御信号を供給し、反転
アンプ14に極性反転信号FRPと黒表示信号BKを供
給し、アンプ18に極性反転信号FRPを供給する。
【0034】信号側ドライバ16に供給される水平制御
信号は、信号側スタート信号SSRT、ドットクロック
信号DCK、クリア信号CLR、出力イネーブル信号O
E、水平切り替え信号HCNTを含む。走査側ドライバ
17に供給される垂直制御信号は、ゲートスタート信号
GSRT及びゲートパルスクロック信号GPCK、ゲー
トリセット信号(ゲート出力イネーブル信号)GRES
を含む。
【0035】信号側ドライバ16は、図2にブロック構
成を示すように、タイミング作成回路31、シフトレジ
スタ32、レベルシフタ33、サンプルホールド回路3
4及び出力バッファ35から構成される。
【0036】タイミング作成回路31は、コントローラ
21から供給されるスタート信号SSRTとドットクロ
ックDCKをシフトレジスタ32に供給する。図3
(A)及び(B)に示すように、スタート信号SSRT
はドットクロックDCKの3クロック期間分ハイレベル
になる信号である。シフトレジスタ32は、スタート信
号SSRTをドットクロックDCKに従って取り込むと
共に順次シフトする。シフトレジスタ32の出力は、3
ドットクロック期間ハイレベルを維持し、1ドットクロ
ック期間ずつシフトする信号となる。
【0037】レベルシフタ33は、シフトレジスタ32
の出力信号を信号処理系の信号レベルから駆動系の信号
レベルに変換して出力する。サンプルホールド回路34
は2系統のサンプルホールド回路を備える。タイミング
作成回路31は、水平切り替え信号HCNTをサンプル
ホールド回路34に供給する。この水平切り替え信号H
CNTは、後述するゲートパルスクロック信号GPCK
と実質的に同一の信号である。水平切り替え信号HCN
Tに従って、一方のサンプルホールド回路が先の水平走
査期間にサンプリングした信号を出力し、他方のサンプ
ルホールド回路がレベルシフタ33の出力に従って反転
アンプ14を介して供給されるR,G,B各色のビデオ
信号を図3(C)〜(E)に示すタイミングでサンプリ
ングする。
【0038】タイミング作成回路31は、クリア信号C
LRと出力イネーブル信号OEを出力バッファ35に出
力する。出力バッファ35は、出力イネーブル信号OE
に従って、サンプルホールド回路34の出力信号を信号
電極Y1〜Y280に供給する。また、出力バッファ35は
クリア信号CLRに従って、各水平走査期間の開始時に
信号電極Y1〜Y280を接地(又はプルアップ)し、液晶
容量CLCに保持されている電荷を放電(又は充電)す
る。
【0039】走査側ドライバ17は、図4にブロック構
成を示すように、タイミング作成回路41、シフトレジ
スタ42、ゲート回路43、レベルシフタ44、及び出
力バッファ45から構成される。
【0040】図5(A)、(B)に示すように、コント
ローラ21から供給されるゲートパルスクロックGPC
Kは、1水平走査期間(1H)の周期を有し、ゲートリ
セット信号GRESがアクティブ(ローレベル)の際
に、パルスがオフされた状態となる。タイミング作成回
路41は、ゲートスタート信号GSRTとゲートクロッ
ク信号GPCKに基づいて図5(C)に示すように、基
準シフトタイミング信号を生成し、シフトレジスタ42
に供給する。
【0041】シフトレジスタ42は、このシフトタイミ
ング信号に基づいて、順次シフトパルス信号を生成して
ゲート回路43に出力する。ゲート回路43は、図5
(A)に示すゲートリセット信号GRESがオフ(ハイ
レベル)のとき、シフトパルスをレベルシフタ44に出
力する。レベルシフタ44は、ゲート回路43を通過し
たシフトパルスを信号処理系の信号レベルから駆動系の
信号レベルに変換して出力する。出力バッファ45は、
レベルシフタ44の出力信号を走査ラインX1〜X234に
印加し、走査ラインX1〜X234を順次水平走査する。
【0042】コントローラ21は、例えば、図6に示す
ように構成されている。図6において、PLL回路51
は、RGBデコーダ13から供給される水平同期信号H
と後述する水平デコーダ54から供給される内部水平同
期信号PHとの位相が一致するように、発振制御信号の
電圧を制御する。電圧制御発振回路(VCO)52は発
振制御信号の電圧に対応する周波数で発振し、基本クロ
ックCKを出力する。ドットクロック発生回路55は、
基本クロックCKを分周し、ドットクロックDCKを生
成する。
【0043】水平カウンタ53は、水平デコーダ54か
らの内部同期信号PHによりリセットされ、基本クロッ
クCKのパルス数をカウントする。水平デコーダ54
は、水平カウンタ53の出力をデコードし、カウント値
が所定値になると内部水平同期信号PHを出力する。こ
の内部水平同期信号PHは、水平カウンタ53のリセッ
ト端子R、PLL回路51、垂直カウンタ57、間引き
カウンタ60、FRP発生回路62に供給する。水平デ
コーダ54は、各水平走査期間の開始時にスタート信号
SSRTを出力し、また、クリア信号CLRをアクティ
ブとし、続いて、出力イネーブル信号OEをアクティブ
とする。
【0044】垂直カウンタ57は、後述する内部垂直同
期信号PVによりリセットされ、各垂直同期期間内で、
内部同期信号PHの数をカウントする。垂直デコーダ5
8は、スイッチ部20から供給される方式切り替え信号
に従ってカウント値をデコードし、NTSC方式の場合
には、カウント値が265の際に信号を出力し、PAL
方式の場合には、カウント値が312の際に信号を出力
する。同期制御回路59は、RGBデコーダ13から供
給される垂直同期信号Vと垂直デコーダ58からの信号
を同期化して、内部垂直同期信号PVとして垂直カウン
タ57のリセット端子Rと間引きカウンタ60のリセッ
ト端子RとFRP発生回路62に供給する。
【0045】さらに、垂直デコーダ58は、スイッチ部
20から供給される方式切り替え信号とモード検出回路
19から供給されるモード信号に従って、垂直カウンタ
57のカウント値をデコードし、所定のタイミングでゲ
ートスタート信号GSRTを出力する。
【表1】NTSC方式の通常モードの場合 :第22水
平走査期間 NTSC方式のワイドモードの場合:第256水平走査
期間 PAL方式の通常モードの場合 :第22水平走査期
間 PAL方式のワイドモードの場合 :第306水平走査
期間
【0046】また、垂直デコーダ58は、所定のタイミ
ングで黒表示信号BKを出力する。
【表2】NTSC方式の通常モードの場合 :出力しな
い NTSC方式のワイドモードの場合:第256〜第22
水平走査期間 PAL方式の通常モードの場合 :出力しない PAL方式のワイドモードの場合 :第306〜第22
水平走査期間
【0047】間引きカウンタ60は、内部垂直同期信号
PVに応答してリセットされ、各垂直同期期間内で、内
部同期信号PHの数をカウントする。間引きデコーダ6
1は、方式切り替え信号とモード信号に従って、間引き
カウンタ60のカウント値をデコードし、次の場合に、
間引き信号を出力する。
【表3】NTSC方式の通常モード :間引き信号を出
力しない。 NTSC方式のワイドモード:各4水平走査期間の第2
水平走査期間 PAL方式の通常モード :各6水平走査期間の第2
水平走査期間 PAL方式のワイドモード :各8水平走査期間の第
3、第6、第8水平走査期間
【0048】FRP発生回路62は、水平デコーダ54
からの内部水平同期信号PHと同期制御回路59から供
給される内部垂直同期信号PVと間引きデコーダ61か
らの間引き信号に従って、水平走査期間及びフレーム毎
にレベルが反転する信号を出力する。また、FRP発生
回路62は、間引きデコーダ61から間引き信号が供給
されると、間引き信号がアクティブの間、FRP信号の
レベル反転を停止する。
【0049】水平デコーダ54は、1水平走査期間毎に
ゲートパルスクロックGPCKを出力する。水平デコー
ダ54は、間引きデコーダ61から間引き信号が供給さ
れたタイミングで、ゲートパルスクロックGPCKをリ
セットすると共にゲートリセット(ゲートデスエイブ
ル)信号GRESを出力する。
【0050】続いて、上記構成の液晶テレビジョンの動
作を説明する。 (1)NTSC方式の通常モードのビデオ信号を表示す
る場合。 この場合、使用者はスイッチ部20より、NTSCの受
信と受信チャネルを指示する。この指示に従って、コン
トローラ21は受信制御信号VTをチューナ12に出力
する。チューナ12は、受信制御信号VTにより指示さ
れた信号を受信する。モード検出回路19は通常モード
を示すモード信号を出力する。
【0051】RGBデコーダ13は受信信号から水平同
期信号H及び垂直同期信号Vを分離し、コントローラ2
1内のPLL回路51及び同期制御回路59にそれぞれ
供給する。PLL回路51は、水平同期信号Hと水平デ
コーダ54の出力する内部水平同期信号PHとの位相が
一致するように、発振制御信号の電圧を制御する。VC
O52は、PLL回路51の出力に従って発振周波数を
制御し、基本クロックCKを出力する。ドットクロック
発生回路55は、基本クロックCKを分周し、ドットク
ロックDCKを発生する。
【0052】水平カウンタ53は、内部水平同期信号P
Hによりリセットされ、各水平走査期間に基本クロック
CKをカウントする。水平デコーダ54は、水平カウン
タ53のカウント値に従って、各水平走査期間が開始し
てから所定タイミングで、図3(A)に示すスタート信
号SSRTを出力する。また、水平デコーダ54は、水
平カウンタ53のカウント値に従って、各水平走査期間
が開始するとクリア信号CLRを出力し、所定期間経過
後出力イネーブル信号OEを出力する。
【0053】信号側ドライバ16のタイミング作成回路
31は、スタート信号SSRTとドットクロック信号D
CKをシフトレジスタ32に供給する。シフトレジスタ
32は、ドットクロック信号DCKに従ってスタート信
号SSRTを取り込むと共に順次シフトし、サンプリン
グ信号を出力する。サンプルホールド回路34は、切り
替え信号HCNTによりサンプリング回路を切り替え
て、レベルシフタ33により昇圧されたサンプリング信
号に従って、図3(C)〜(E)に示すように、反転ア
ンプ14から供給されるRGB各色のビデオ信号をサン
プリングする。さらに、サンプルホールド回路34は、
先の水平走査期間にサンプルしておいたビデオ信号を出
力する。
【0054】出力バッファ35は、クリア信号CLRが
供給されるタイミングで全信号電極Y1〜Y280を基準レ
ベルとし、出力イネーブル信号OEが供給されるタイミ
ングでサンプルホールド回路34から供給されるビデオ
信号を対応する信号電極Y1〜Y280に供給する。
【0055】垂直デコーダ58は、垂直カウンタ57の
カウント値に従って、図7(A)、(D)に示すよう
に、例えば、第22水平走査期間に、ゲートスタート信
号GSRTを出力する。また、図7(E)に示すよう
に、水平デコーダ54は水平走査期間毎にゲートパルス
クロックGPCKを出力する。また、このモードでは、
図7(B)、(F)に示すように、黒表示信号BK及び
ゲートリセット信号GRESを出力しない。
【0056】走査側ドライバ17のタイミング作成回路
31は、ゲートスタート信号GSTRとゲートパルスク
ロックGPCKを出力し、シフトレジスタ42はゲート
スタート信号GSRTを取り込むと共に順次転送する。
これにより、走査ラインX1〜X234に水平走査期間毎に
シフトしてゲートパルスを印加する。ゲートパルスが印
加された走査ラインX1〜X234に接続されたTFTはオ
ンし、導通状態となる。
【0057】前述のように、各水平走査期間の先頭タイ
ミングでクリア信号CLRがアクティブとなり、信号側
ドライバ16は、ゲートパルスによりオンしたTFTと
信号ラインY1〜Y280を介して液晶容量CLCに蓄積され
た電荷を放電する。
【0058】続いて、出力イネーブル信号OEがアクテ
ィブレベルとなり、信号側ドライバ16は、前の水平走
査期間にサンプリングされたビデオ信号を各信号ライン
Y1〜Y280に印加する。各水平走査期間が終了すると、
ゲートパルスがオフし、TFTがオフし、画素電極に印
加されていた電圧が液晶容量CLCに保持され、次のフレ
ームまで保持される。なお、RGB各色のビデオ信号
は、図7(C)に示す極性反転信号FRPに従って、反
転アンプ14によりその極性が水平走査期間毎に反転す
る。これに応じて、共通信号VCOMの極性も水平走査期
間毎に反転する。
【0059】このようにして、234本の水平走査ライ
ンにNTSC方式の通常モードのビデオ信号が3:4の
アスペクト比で表示される。1垂直走査期間が経過する
と、垂直カウンタ57のカウント値が262となり、垂
直デコーダ58は検出信号を出力する。この信号は同期
制御回路59により垂直同期信号Vに同期化され、垂直
カウンタ57と間引きカウンタ60のリセット端子Rに
供給される。このため、これらのカウンタは新たにカウ
ント動作を開始する。また、FRP発生回路62は前の
フレームとは逆位相のFRP信号を出力する。以後同様
の動作を繰り返す。
【0060】(2)NTSC方式のワイドモードのビデ
オ信号を表示する場合。 この場合、使用者はスイッチ部20より、NTSCの受
信と受信チャネルを指示する。モード検出回路19はワ
イドモードを検出し、ワイドモード信号を非アクティブ
とする。
【0061】垂直デコーダ58は、垂直カウンタ57の
カウント値に従って、図8(D)に示すように、例え
ば、第256水平走査期間に、ゲートスタート信号GS
RTを出力する。また、図8(E)に示すように、水平
デコーダ54は水平走査期間毎にゲートパルスクロック
GPCKを出力する。このため、第257水平走査期間
に第1走査ラインX1にゲートパルスが印加される。さ
らに、垂直デコーダ58は、第256水平走査期間に黒
表示信号BKを出力し、反転アンプ14は黒を表示する
ためのRGBビデオ信号を出力する。このため、第1行
の液晶容量CLCに黒表示用の信号が保持され、黒が表示
される。
【0062】黒が順次表示され、第30走査ラインの選
択期間(第24水平走査期間)に達すると、図8(B)
に示すようにゲート垂直デコーダ58は、黒表示信号B
Kをオフする。このため、反転アンプ14はRGBデコ
ーダ13から供給されるRGBビデオ信号を極性反転信
号FRPの信号レベルに対応する極性で出力する。この
ため、第30走査ラインに第24水平走査期間のビデオ
信号が表示される。
【0063】間引きデコーダ61は、表示期間の間、各
4水平走査期間のうちの第3水平走査期間に、間引き制
御信号を出力する。この間引き制御信号に従って、水平
デコーダ54は、図8(E)及び(F)に示すように、
各4水平走査期間の第3水平走査期間に、ゲートクロッ
ク信号GPCKをオフすると共にゲートリセット信号G
RES(ローアクティブ)を出力する。
【0064】表示期間の間、各4水平走査期間のうちの
第3水平走査期間に、ゲートクロック信号GPCKがオ
フするため、走査側ドライバ17のシフトレジスタ42
はシフトパルス信号をシフトしない。また、ゲートリセ
ット信号GRESに応答し、ゲート回路43はシフトク
ロック信号の出力を停止する。このため、各4水平走査
期間の第3水平走査期間には、いずれの走査ラインに
も、ゲートパルスが印加されない。このため、信号ライ
ンY1〜Y280にはビデオ信号が出力されるが、このビデ
オ信号は表示に影響を与えない。また、このとき、極性
反転信号FRPのレベルは変化せず、ビデオ信号及び共
通電圧VCOMの極性も変化しない。
【0065】このようにして、画面の中央部の176水
平走査線に、234走査期間のビデオ信号が4走査期間
に1走査期間の信号が間引かれる割合で表示される。従
ってビデオ信号が9:16のアスペクト比で画面の中央
部に表示される。その後、垂直デコーダ58は黒表示信
号BKを出力する。また、間引きデコーダ61は間引き
信号の出力を停止する。このため、ゲートパルスが順次
出力され、走査ラインが順次走査されて、206〜23
4走査ライン(29走査ライン)に黒が表示される。ま
た、前述のように、垂直デコーダ58は、第256水平
走査期間にゲートスタート信号GSRTを出力する。こ
のため、表示画面の上下各29水平走査線に黒が表示さ
れ、中央の176走査線に9:16のアスペクト比でN
TSC方式のワイドモードの画像が表示される。
【0066】(3)PAL方式の通常モードのビデオ信
号を表示する場合。 この場合、使用者はスイッチ部20より、PALの受信
と受信チャネルを指示する。モード検出回路19はワイ
ドモードを検出し、ワイドモード信号を非アクティブと
する。
【0067】垂直デコーダ58は、垂直カウンタ57の
カウント値に従って、図9(D)に示すように、例え
ば、第22水平走査期間に、ゲートスタート信号GSR
Tを出力する。また、図9(A)、(D)に示すよう
に、水平デコーダ54は水平走査期間毎にゲートパルス
クロックGPCKを出力する。このため、第23水平走
査期間に第1走査ラインX1にゲートパルスが印加され
る。このため、第1走査ラインに第22水平走査期間の
映像が表示される。
【0068】間引きデコーダ61は、有効表示期間の
間、各6水平走査期間のうちの第2水平走査期間に、間
引き制御信号を出力する。この間引き制御信号に従っ
て、水平デコーダ54は、図9(E)及び(F)に示す
ように、各6水平走査期間の第2水平走査期間に、ゲー
トクロック信号GPCKをオフすると共にゲートリセッ
ト信号GRES(ローアクティブ)を出力する。
【0069】ゲートクロック信号GPCKがオフしてい
るため、走査側ドライバ17のシフトレジスタ42はシ
フトパルス信号をシフトしない。また、ゲートリセット
信号GRESに応答し、ゲート回路43はシフトクロッ
ク信号の出力を停止する。このため、各6水平走査期間
の第2水平走査期間には、いずれの走査ラインにも、ゲ
ートパルスが印加されない。このため、信号ラインY1
〜Y280には、ビデオ信号が出力されるが、このビデオ
信号は表示に影響を与えない。また、このとき、図9
(C)に示すように、極性反転信号FRPのレベルは変
化せず、ビデオ信号及び共通電圧VCOMの極性も変化し
ない。
【0070】このようにして、234水平走査線に6走
査期間に1走査期間の信号が間引かれてビデオ信号で表
示される。従ってビデオ信号が3:4のアスペクト比で
画面の中央部に表示される。
【0071】(4)PAL方式のワイドモードのビデオ
信号を表示する場合。 この場合、使用者はスイッチ部20より、PALの受信
と受信チャネルを指示する。モード検出回路19はワイ
ドモードを検出し、ワイドモードを示す信号を出力す
る。
【0072】垂直デコーダ58は、垂直カウンタ57の
カウント値に従って、図10(D)に示すように、例え
ば、第306水平走査期間に、ゲートスタート信号GS
RTを出力する。また、図10(E)に示すように、水
平デコーダ54は水平走査期間毎にゲートパルスクロッ
クGPCKを出力する。このため、第307水平走査期
間に第1走査ラインX1にゲートパルスが印加される。
さらに、垂直デコーダ58は、第306水平走査期間か
ら黒表示信号BKを出力する。このため、反転アンプ1
4は黒を表示するためのRGBビデオ信号を出力し、第
1走査ラインに黒が表示される。
【0073】黒が順次表示され、第30走査ラインの選
択期間(第23水平走査期間)に達すると、図10
(B)に示すようにゲート垂直デコーダ58は、黒表示
信号BKをオフする。このため、反転アンプ14はRG
Bデコーダ13から供給されるRGBビデオ信号を極性
反転信号FRPの信号レベルに対応する極性で出力す
る。このため、第30走査ラインに第23水平走査期間
の映像が表示される。
【0074】間引きデコーダ61は、表示期間の間、各
8水平走査期間のうちの第3、第6、第8水平走査期間
に、間引き制御信号を出力する。この間引き制御信号に
従って、水平デコーダ54は、図10(E)及び(F)
に示すように、各8水平走査期間の第3、第6、第8水
平走査期間に、ゲートクロック信号GPCKをオフする
と共にゲートリセット信号GRES(ローアクティブ)
を出力する。
【0075】各8水平走査期間のうちの第3、第6、第
8水平走査期間では、ゲートクロック信号GPCKがオ
フしているため、走査側ドライバ17のシフトレジスタ
42はシフトパルス信号をシフトしない。また、ゲート
リセット信号GRESに応答し、ゲート回路43はシフ
トクロック信号の出力を停止する。このため、各8水平
走査期間の第3、第6、第8水平走査期間には、いずれ
の走査ラインにも、ゲートパルスが印加されない。一
方、信号側ドライバ16は、信号ラインY1〜Y280にビ
デオ信号を出力するが、このビデオ信号は表示に影響を
与えない。このとき、極性反転信号FRPのレベルは変
化せず、ビデオ信号及び共通電圧VCOMの極性も変化し
ない。
【0076】このようにして、画面の中央部の176水
平走査線に、8走査期間に3走査期間の信号が間引かれ
た割合でビデオ信号が表示される。従ってビデオ信号が
9:16のアスペクト比で画面の中央部に表示される。
【0077】その後、垂直デコーダ58は黒表示信号B
Kを出力する。また、間引きデコーダ61は間引き信号
の出力を停止する。このため、ゲートパルスが順次出力
され、走査ラインが順次走査されて、206〜234走
査ラインに黒が表示される。また、第306水平走査期
間に次のフレームのためのゲートスタート信号が出力さ
れる。このため、表示画面の上下各29水平走査線に黒
が表示され、中央の176走査線に9:16のアスペク
ト比でPAL方式のワイドモードの画像が表示される。
【0078】以上説明したように、この実施例によれ
ば、PAL方式の通常モードのビデオ信号を1/6間引
きで表示する場合に、PAL方式のワイドモードのビデ
オ信号を3/8間引きで表示する。従って、PAL通常
モードの場合は、有効表示エリアの97.67%を表示
し、PALワイドモードの場合は、有効表示エリアの9
7.95%となり、ほぼ等しくなる。従って、画像の扁
平率もほとんど等しくなる。このため、テレビジョンセ
ットの設計も容易となる。また、通常モードとワイドモ
ードとの間で基本クロックCKの周波数を統一すること
ができ、周辺回路の構成も簡略化できる。
【0079】なお、上記実施例では、垂直カウンタ57
と間引きカウンタ60、及び垂直デコーダ58と間引き
デコーダ61を独立して設けた。しかし、図11に示す
ように、1つのカウンタを間引きカウンタと垂直カウン
タとして共用し、1つのデコーダを間引きデコーダと垂
直デコーダとして使用することも可能である。
【0080】(第2実施例)上記実施例においては、P
AL方式の通常モードのビデオ信号を1/6間引きで表
示する場合を例にこの発明を説明したが、この発明は、
PAL方式の通常モードのビデオ信号を1/7間引きで
表示する場合にも適用することができる。この場合は、
図12(A)〜(D)に示すように、PAL方式のワイ
ドモードのビデオ信号を5/14間引き、即ち、各14
水平走査期間に各9水平走査期間の割合で画像を表示す
ることが望ましい。
【0081】図12(A)〜(D)の例では、各14水
平走査期間の第3、6、9、12、14水平走査期間の
ビデオ信号が間引かれて表示される。このような間引き
率で表示することにより、NTSC通常表示は96.8
9%表示、NTSCワイドモード表示は97.17%表
示、PAL通常モードのビデオ信号の表示は94.96
%表示、PALワイドモードのビデオ信号の表示は9
5.23%の表示となり、両モードでの表示率の差は非
常にわずかとなる。従って、画像の扁平率もほとんど等
しくなる。このため、テレビジョンセットの設計も容易
となる。また、通常モードとワイドモードとの間で基本
クロックCKの周波数を統一することができ、周辺回路
の構成も簡略化できる。
【0082】なお、第2実施例においても、図13に示
すように、1つのカウンタを間引きカウンタと垂直カウ
ンタとして共用し、1つのデコーダを間引きデコーダと
垂直デコーダとして使用することも可能である。なお、
この場合は、カウンタの下位4ビットを14進カウンタ
として構成することが望ましい。
【0083】第1及び第2実施例に示したタイミングチ
ャートは一例にすぎない。映像信号の間引きは結果とし
て3/8(第1実施例)、5/14(第2実施例)とな
るならば、どのような間引き手法を使用してもよい。例
えば、第1実施例において、PAL方式のワイドモード
の映像信号を表示する場合に、各8水平走査期間の先頭
3ラインの映像信号を間引き、後半5水平走査期間の映
像信号を表示してもよい。同様に、第2実施例におい
て、PAL方式のワイドモードの映像信号を表示する場
合に、各14水平走査期間の先頭5ラインの映像信号を
間引き、後半9水平走査期間の映像信号を表示してもよ
い。これらの間引きのタイミングはコントローラ21の
間引きデコーダ61の設定により、任意に調整可能であ
る。
【0084】例えば、第1実施例において、1/4間引
きと2/4間引きの繰り返し、により結果的に、3/8
間引きを実現してもよい。また、第2実施例において、
5/7間引きと4/7間引きの繰り返し、3/5間引き
と3/5間引きと3/4間引きの繰り返しにより結果的
に、5/14間引きを実現してもよい。
【0085】また、第1、第2実施例では、3:4のサ
イズ比を有する画面を備えるLCD15にNTSC方式
とPAL方式のビデオ信号を表示する場合を例にこの発
明を説明したが、この発明は他の任意の方式の任意のモ
ードのビデオ信号を表示する場合、即ち、任意のビデオ
信号を所定の割合で間引いて、表示する場合に適用可能
である。
【0086】第1、第2実施例では、放送電波を受信し
て表示する場合を例に説明した。しかし、この発明は上
記実施例に限定されず、CCD等の撮像装置で得られた
PAL方式のビデオ信号をモニタ等に表示する場合にも
同様に適用可能である。また、LCD15の構成はTF
T型に限定されず、MIMを用いたアクティブマトリク
ス型でもよく、或いは任意のパッシブマトリクス型のカ
ラーパネルでもよい。さらに、LCDに限定されず、他
の任意のマトリクス表示タイプの表示パネルに適用可能
である。表示パネルはアクティブマトリクスタイプで
も、パッシブマトリクスタイプでもよい。この種の表示
素子としては、例えば、プラズマ表示パネル(PD
P),フィールドエミッション表示パネル(FED)、
LED表示パネル、エレクトロルミネッセンス(EL)
表示パネルなどを使用できる。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、異なった方式及び/又は異なったモードのビデオ信
号をそれぞれ所望のアスペクト比で表示すると共にその
有効表示率をほぼ一定にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかるテレビジョン装置
の構造を示すブロック図である。
【図2】信号電極駆動回路の構造を示すブロック図であ
る。
【図3】(A)〜(E)は図2に示す信号電極駆動回路
の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図4】走査電極駆動回路の構造を示すブロック図であ
る。
【図5】(A)〜(C)は図4に示す走査電極駆動回路
の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図6】コントローラの構造を示すブロック図である。
【図7】(A)〜(F)は、図1に示すテレビジョン装
置のNTSC方式の通常モードのビデオ信号を受信する
動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図8】(A)〜(F)は、図1に示すテレビジョン装
置のNTSC方式のワイドモードのビデオ信号を受信す
る動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図9】(A)〜(F)は、図1に示すテレビジョン装
置のPAL方式の通常モードのビデオ信号を受信する動
作を説明するためのタイミングチャートである。
【図10】(A)〜(F)は、図1に示すテレビジョン
装置のPAL方式のワイドモードのビデオ信号を受信す
る動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図11】垂直カウンタ、間引きカウンタ、垂直デコー
ダ、間引きデコーダの他の構成例を示す図である。
【図12】図1に示すテレビジョン装置の第2実施例の
動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図13】垂直カウンタ、間引きカウンタ、垂直デコー
ダ、間引きデコーダの他の構成例を示す図である。
【図14】液晶表示素子と表示画像のサイズを説明する
ための図である。
【図15】ビデオ信号を間引いて表示する場合の表示画
像の扁平率を説明するための図である。
【符号の説明】
11・・・アンテナ、12・・・チューナ、13・・・RGBデ
コーダ、14・・・反転アンプ、15・・・液晶表示パネル
(LCD)、16・・・信号側ドライバ、17・・・走査側ド
ライバ、18・・・アンプ、19・・・モード検出回路、20
・・・スイッチ部、21・・・コントローラ、31・・・タイミ
ング作成回路、32・・・シフトレジスタ、33・・・レベル
シフタ、34・・・サンプルホールド回路、35・・・出力バ
ッファ、41・・・タイミング作成回路、42・・・シフトレ
ジスタ、43・・・ゲート回路、44・・・レベルシフタ、4
5・・・出力バッファ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示パネルと、 ビデオ信号を供給する信号供給手段と、 前記表示パネルと前記信号供給手段に接続され、ビデオ
    信号のN水平走査期間のうちのP(NはPの倍数以外の
    数)水平走査期間の信号を間引いて前記表示パネルに表
    示することにより、前記ビデオ信号を所望のアスペクト
    比で前記表示パネルに表示する駆動手段と、 より構成されることを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】表示パネルと、 第1のアスペクト比を有する第1のモードのビデオ信号
    と第1のアスペクト比と異なる第2のアスペクト比を有
    する第2のモードのビデオ信号を供給する信号供給手段
    と、 前記表示パネルと前記信号供給手段に接続され、前記信
    号供給手段から供給される第1のモードのビデオ信号の
    L水平走査期間のうちのM水平走査期間の信号を間引い
    て前記表示パネルに前記第1のアスペクト比で第1の表
    示率で表示し、第2のモードのビデオ信号のN水平走査
    期間のうちのP(NはPの倍数以外の数)水平走査期間
    の信号を間引いて前記表示パネルに前記第2のアスペク
    ト比で、前記第1の表示率とほぼ等しい表示率で表示す
    る駆動手段と、 より構成されることを特徴とする表示装置。
  3. 【請求項3】縦横が3:4のサイズ比の画面を有する表
    示パネルと、 表示画像のアスペクト比が9:16のPAL方式のワイ
    ドモードのビデオ信号を供給する信号供給手段と、 前記表示パネルと前記信号供給手段に接続され、前記信
    号供給手段から供給されるPAL方式のワイドモードの
    ビデオ信号のうちの8水平走査期間のうちの3水平走査
    期間分を間引いて、8水平走査期間のうちの5水平走査
    期間分の信号を前記表示パネルに表示する駆動手段と、 より構成されることを特徴とする表示装置。
  4. 【請求項4】縦横が3:4のサイズ比の画面を有する表
    示パネルと、 表示画像のアスペクト比が3:4のPAL方式の第1の
    ビデオ信号と表示画像のアスペクト比が9:16のPA
    L方式の第2のビデオ信号とを供給する信号供給手段
    と、 前記表示パネルと前記信号供給手段に接続され、前記信
    号供給手段から供給される第1のビデオ信号を6水平走
    査期間のうちの1水平走査期間分を間引いて、6水平走
    査期間のうちの5水平走査期間分の信号を前記表示パネ
    ルに表示し、第2のビデオ信号を8水平走査期間のうち
    の1水平走査期間分を間引いて、8水平走査期間のうち
    の7水平走査期間分の信号を前記表示パネルに表示する
    駆動手段と、 より構成されることを特徴とする表示装置。
  5. 【請求項5】縦横が3:4のサイズ比の画面を有する表
    示パネルと、 表示画像のアスペクト比が9:16のPAL方式のワイ
    ドモードのビデオ信号を供給する信号供給手段と、 前記表示パネルと前記信号供給手段に接続され、前記信
    号供給手段から供給されるPAL方式のワイドモードの
    ビデオ信号のうちの14水平走査期間のうちの5水平走
    査期間分を間引いて、14水平走査期間のうちの9水平
    走査期間分の信号を前記表示パネルに表示する駆動手段
    と、 より構成されることを特徴とする表示装置。
  6. 【請求項6】縦横が3:4のサイズ比の画面を有する表
    示パネルと、 表示画像のアスペクト比が3:4のPAL方式の第1の
    ビデオ信号と表示画像のアスペクト比が9:16のPA
    L方式の第2のビデオ信号とを供給する信号供給手段
    と、 前記表示パネルと前記信号供給手段に接続され、前記信
    号供給手段から供給される第1のビデオ信号を7水平走
    査期間のうちの1水平走査期間分を間引いて、7水平走
    査期間のうちの6水平走査期間分の信号を前記表示パネ
    ルに表示し、第2のビデオ信号を14水平走査期間のう
    ちの1水平走査期間分を間引いて、14水平走査期間の
    うちの9水平走査期間分の信号を前記表示パネルに表示
    する駆動手段と、 より構成されることを特徴とする表示装置。
  7. 【請求項7】前記駆動手段は、前記ビデオ信号の垂直走
    査期間内のタイミングに応じて、異なった間引き率で前
    記ビデオ信号を前記表示手段に表示することを特徴とす
    る請求項1乃至6のいずれか1つに記載の表示装置。
  8. 【請求項8】複数の走査ラインと該走査ラインに交差す
    る複数の信号ラインを有する表示パネルと、 ビデオ信号を供給する信号供給手段と、 前記表示パネルと前記信号供給手段に接続され、前記信
    号ラインに前記ビデオ信号に対応する信号を供給する信
    号側駆動手段と、 ビデオ信号のN水平走査期間のうちのN−P(NはPの
    倍数以外の数)水平走査期間のみに前記走査ラインに選
    択信号を供給することにより、前記ビデオ信号のN水平
    走査期間のうちのP水平走査期間の信号を間引いて前記
    表示パネルに表示する走査側駆動手段と、 より構成されることを特徴とする表示装置。
  9. 【請求項9】ビデオ信号を供給するステップと、 前記表示パネルと前記信号供給手段に接続され、ビデオ
    信号のN水平走査期間のうちのP(NはPの倍数以外の
    数)水平走査期間の信号を間引いて表示パネルに表示す
    ることにより、前記ビデオ信号を所望のアスペクト比で
    前記表示パネルに表示するステップと、 より構成されることを特徴とする表示方法。
  10. 【請求項10】ビデオ信号を供給する信号供給ステップ
    と、 表示パネルの信号ラインに前記ビデオ信号に対応する信
    号を供給するステップと、 前記ビデオ信号のN水平走査期間のうちのN−P(Nは
    Pの倍数以外の数)水平走査期間に前記表示パネルの走
    査ラインに選択信号を供給することにより、前記ビデオ
    信号のN水平走査期間のうちのP水平走査期間の信号を
    間引いて前記表示パネルに表示するステップと、 より構成されることを特徴とする表示方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100356236C (zh) * 2002-12-31 2007-12-19 Lg.飞利浦Lcd有限公司 在宽模式液晶显示器件中的标准模式驱动方法
US7474302B2 (en) 2004-02-12 2009-01-06 Seiko Epson Corporation Electro-optical device, driving method of electro-optical device, driving circuit of electro-optical device and electronic apparatus

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