JPH08318750A - 乗用管理作業車 - Google Patents

乗用管理作業車

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JPH08318750A
JPH08318750A JP14940595A JP14940595A JPH08318750A JP H08318750 A JPH08318750 A JP H08318750A JP 14940595 A JP14940595 A JP 14940595A JP 14940595 A JP14940595 A JP 14940595A JP H08318750 A JPH08318750 A JP H08318750A
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JP
Japan
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steering
body frame
case
work vehicle
wheels
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Application number
JP14940595A
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English (en)
Inventor
Akihiro Kubo
保 昭 博 久
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Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 [目的] アクスルケース(5)(7)を高くして車
体フレーム(3)を高位置支持する構造で車軸(26)
(28)部の左右幅を小さく形成できる。 [構成] 車体フレーム(3)に装設するアクスルケ
ース(5)(7)に走行輪(6)(8)を操向自在に設
ける共に、操向輪(6)(8)を方向転換させるナック
ルアーム(51)(59)を取付ける乗用管理作業車に
おいて、走行輪(6)(8)のスポーク(102)とナ
ックルアーム(51)(59)を略平行に延設させたこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば稲を育成している
水田または畑を走行し乍ら薬剤または肥料の散布などを
行う乗用管理作業車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、水田走行輪を備えた走行車に散布
作業機を装設させ、薬剤散布を行う技術があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、走行
輪を支持させる車軸取付部の左右幅を小さくすることに
より、走行輪を設けるアクスルケースの高さが制限され
易いと共に、アクスルケースを高くすることにより車軸
取付部の左右幅が大きくなり易い等の問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、車体
フレームに装設するアクスルケースに走行輪を操向自在
に設ける共に、操向輪を方向転換させるナックルアーム
を取付ける乗用管理作業車において、走行輪のスポーク
とナックルアームを略平行に延設させたもので、アクス
ルケース下端側を機外側方に突出すように傾斜させるこ
とにより、走行輪の左右幅内にナックルアーム下端側を
配設し得、アクスルケースを高くして車体フレームを高
位置支持する構造で車軸部の左右幅を小さく形成し得、
作物を損傷させることなく作物条間移動を容易に行い得
るものである。
【0005】また、車体フレームに装設する前後アクス
ルケースに前後走行輪を操向自在に設ける乗用管理作業
車において、走行輪の操向動作範囲を規制するストッパ
を前後アクスルケースに設けたもので、前記ストッパに
よって規制する前後アクスルケースの操向動作範囲を異
ならせることにより、二輪操向及び四輪操向に適した走
行輪の旋回を容易に得られるものである。
【0006】また、車体フレームに装設する後アクスル
ケースに後走行輪を操向自在に設ける乗用管理作業車に
おいて、後アクスルケースの水平部に左右ブレーキを内
設させたもので、後アクスルケースの上下幅を大きくし
て車体フレームの地上高を高くしても、車体フレームに
設けるブレーキペダルと前記ブレーキの連結を容易に行
い得るものである。
【0007】また、車体フレームに装設する前アクスル
ケースに前走行輪を操向自在に設ける乗用管理作業車に
おいて、前走行輪の前面側を覆う分草体を設けたもの
で、作物の茎葉を分草体によって振分け乍ら前走行輪を
移動させるから、前走行輪によって作物が損傷するのを
容易に防止し得るものである。
【0008】また、車体フレームに装設するアクスルケ
ースに走行輪を操向自在に設ける乗用管理作業車におい
て、分割自在なナックルアームの中空部にアクスルケー
ス中間を挿通させたもので、アクスルケースと走行輪の
間にナックルアームの大部分を配設させ、ナックルアー
ムの一部分をアクスルケースを挾んで走行輪と反対側に
突出させることにより、ナックルアームの取付け構造を
コンパクトにし、かつドラッグロッドなどとナックルア
ームを容易に連結し得るものである。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1は走行輪部の正面図、図2は全体の側面図、
図3は同平面図、図4は車体フレーム部の側面図、図5
は同平面図を示す。図中(1)は作業者が搭乗する走行
車であり、エンジン(2)を車体フレーム(3)前部上
方に搭載させ、ギヤ減速ケース(4)前方に前アクスル
ケース(5)を介して前走行輪(6)を支持させると共
に、前記ギヤ減速ケース(4)の後部に後アクスルケー
ス(7)を連設し、前記後アクスルケース(7)に後走
行輪(8)を支持させる。そして前記エンジン(2)等
を覆うボンネット(9)後部に操向ハンドル(10)を
取付けると共に、ステップ(11)を介して作業者が搭
乗する車体カバー(12)によって前記ギヤ減速ケース
(4)等を覆い、前記車体カバー(12)上部に運転席
(13)を取付ける。
【0010】また、図中(14)は薬剤タンク、(1
5)は散布口ブーム(16)などを具備する散布作業機
であり、トップリンク(17)及びロワーリンク(1
8)を含むリンク機構(19)を介して走行車(1)後
側にヒッチフレーム(20)を連結させ、前記リンク機
構(19)を介して散布作業機(15)を昇降させる油
圧昇降シリンダ(21)をロワーリンク(18)に連結
させ、前後走行輪(6)(8)を走行駆動して水田内で
稲の間を走行移動し乍ら連続的に散布作業を行うように
構成する。
【0011】また、図中(22)は主変速レバー、(2
3)は昇降兼作業走行変速用副変速レバー、(24)は
主クラッチペダル、(25)(25)は左右ブレーキペ
ダルである。
【0012】さらに、図4、図5に示す如く、左右一対
の四角筒形の前記車体フレーム(3)(3)前部にエン
ジン(2)を搭載し、前車軸(26)(26)を介して
左右の前走行輪(6)(6)を軸支させる前アクスルケ
ース(5)をエンジン(2)後方の車体フレーム(3)
(3)下面にローリング自在に取付け、前アクスルケー
ス(5)後方の左右車体フレーム(3)(3)間に無段
ベルト走行変速ケース(27)を設け、走行変速ケース
(27)後方の左右車体フレーム(3)(3)間にギヤ
減速ケース(4)を設けると共に、後車軸(28)(2
8)を介して左右の後走行輪(8)(8)を軸支させる
後アクスルケース(7)を左右車体フレーム(3)
(3)後端下面に固設させ、エンジン(2)出力を各ケ
ース(27)(4)を介して各アクスルケース(5)
(7)に走行駆動力として伝達させ、前後走行輪(6)
(8)を駆動するように構成している。
【0013】また、左右車体フレーム(3)(3)後端
部上面に左右支柱(29)(29)を立設させ、左右支
柱(29)(29)上端を水平フレーム(30)によっ
て連結させ、支柱(29)と水平フレーム(30)を一
体固定させて正面視門形に形成する。そして、車体フレ
ーム(3)中間のブレーキペダル受軸(31)と、前記
水平フレーム(30)中間の間に、前低後高に傾斜させ
るサブフレーム(32)(32)を架設させると共に、
車体フレーム(3)(3)間に昇降シリンダ(21)を
取付け、またトップリンク(17)及びロワーリンク
(18)で形成するリンク機構(19)を車体フレーム
(3)及びアクスルフレーム(33)に支軸(34)
(35)を介して取付け、昇降シリンダ(21)によっ
てリンク機構(19)を揺動させて散布作業機(15)
を昇降させるように構成している。
【0014】さらに、前記エンジン(2)下方に設ける
カウンタ軸(36)前端側にカウンタプーリ(37)を
取付けるもので、左右車体フレーム(3)(3)間の略
中央上方にエンジン(2)の出力プーリ(38)を取付
け、該出力プーリ(38)を前記カウンタプーリ(3
7)にを連結させている。また、前記ギヤ減速ケース
(4)の右側前面にクラッチケース(39)を一体形成
し、クラッチケース(39)前面に無段ベルト走行変速
ケース(27)右側後面を連結固定させ、また昇降シリ
ンダ(21)を作動させる油圧ポンプ(40)を走行変
速ケース(27)の左側後面に固定させるもので、ユニ
バーサルジョイント付き伝動軸(41)を前記カウンタ
軸(36)後端と走行変速ケース(27)間に設け、エ
ンジン(2)出力を走行変速ケース(27)に伝えると
共に、各アクスルケース(5)(7)とギヤ減速ケース
(4)間に走行出力軸(42)を設け、ギヤ減速ケース
(4)の変速出力を各アクスルケース(5)(7)を介
して前後走行輪(6)(8)に伝えるように構成してい
る。
【0015】さらに、前記走行変速ケース(27)前側
にPTO分岐ケース(43)を固定させると共に、車体
フレーム(3)後部左側にPTO出力ケース(44)を
固定させ、PTO出力ケース(44)にPTO軸(4
5)を設ける。また、前記各ケース(43)(44)間
にユニバーサルジョイント付きPTO伝動軸(46)を
設け、前記伝動軸(41)の駆動力を走行変速ケース
(27)に入力する直前でPTO分岐ケース(43)に
より分岐してPTO伝動軸(46)に伝え、該軸(4
6)及びPTO出力ケース(44)を介してPTO軸
(43)を駆動させ、前記散布作業機(15)の散布ポ
ンプにPTO軸(43)を介して駆動力を伝達させるよ
うに構成している。
【0016】さらに、図6、図7に示す如く、水平ケー
ス(47)両側に左右垂直ケース(48)(48)を固
定させて門形の前アクスルケース(5)を形成し、左右
垂直ケース(48)(48)を正面視ハの字形に傾斜さ
せ、各ケース(48)(48)下端外側に前車軸(2
6)(26)を介して前走行輪(6)(6)を軸支させ
ると共に、水平ケース(47)の略中央にデフギヤケー
ス(49)を内設させ、走行出力軸(42)からの駆動
力を左右の前走行輪(6)(6)に差動出力させる。ま
た、前記垂直ケース(48)下端部に車軸ケース(5
0)を垂直軸芯回りに回転自在に連結させ、車軸ケース
(50)に前車軸(26)を軸支させ、ナックルアーム
(51)の下端側を車軸ケース(50)に固定させると
共に、ナックルアーム(51)の上端側を垂直ケース
(48)上端部に回転自在に連結させ、垂直ケース(4
8)と略平行に延設させるナックルアーム(51)中間
に前タイロッド(52)を連結させる。また、前走行輪
(6)の内側で前後方向に略水平に延設させる分草フレ
ーム(53)を設け、分草フレーム(53)後端を車軸
ケース(50)に固定させると共に、前走行輪(6)の
前面側を覆う分草体(54)を設け、該分草体(54)
を前記分草フレーム(53)前端に固定させ、前走行輪
(6)前方の稲または野菜などの茎葉部を分草体(5
4)によって左右に振分け、前進によって前走行輪
(6)が茎葉部を踏むのを防ぐように構成している。
【0017】さらに、図8に示す如く、水平ケース(5
5)両側に左右垂直ケース(56)(56)を固定させ
て門形の後アクスルケース(7)を形成し、左右垂直ケ
ース(56)(56)を正面視ハの字形に傾斜させ、各
ケース(56)(56)下端外側に後車軸(28)(2
8)を介して後走行輪(8)(8)を軸支させると共
に、水平ケース(55)の略中央にデフギヤケース(5
7)を内設させ、走行出力軸(42)からの駆動力を左
右の後走行輪(8)(8)に差動出力させる。また、前
記垂直ケース(56)下端部に車軸ケース(58)を垂
直軸芯回りに回転自在に連結させ、車軸ケース(58)
に後車軸(28)を軸支させ、ナックルアーム(59)
の下端側を車軸ケース(58)に固定させると共に、ナ
ックルアーム(59)の上端側を垂直ケース(56)上
端部に回転自在に連結させ、垂直ケース(56)と略平
行に延設させるナックルアーム(59)中間に後タイロ
ッド(60)を連結させる。また、左右の後走行輪
(8)(8)の差動駆動を中止させるデフロッククラッ
チ(61)をデフギヤケース(57)部に設け、デフロ
ックレバー(62)を取付けると共に、左右の後走行輪
(8)(8)を各別に制動する左右走行ブレーキ(6
3)(63)をデフギヤケース(57)両側に設け、左
右ブレーキペダル(25)(25)に連結させるブレー
キレバー(64)(64)を取付けている。
【0018】さらに、図9、図10に示す如く、前記操
向ハンドル(10)によって切換える油圧操向バルブ
(65)と、前記副変速レバー(23)によって切換え
る油圧昇降バルブ(66)と、右車体フレーム(3)下
面に取付ける油圧操向シリンダ(67)を設け、後アク
スルケース(7)の水平ケース(55)を作動油タンク
として使用し、油圧ポンプ(40)に高圧油パイプ(6
8)(69)を介して各バルブ(65)(66)を直列
に設け、昇降バルブ(66)を下流側に配置させ、操向
バルブ(65)の切換によって油パイプ(70)(7
1)を介して操向シリンダ(67)を作動させると共
に、操向バルブ(65)が中立のとき、昇降バルブ(6
6)の切換によって油パイプ(72)を介して昇降シリ
ンダ(21)を作動させるように構成している。
【0019】さらに、図11、図12、図13、図14
に示す如く、前走行輪(6)を操向動作させる前操向板
(73)と、後走行輪(8)を操向動作させる後操向板
(74)と、前後操向板(73)(74)を係脱自在に
連結させる係合板(75)と、前後操向板(73)(7
4)を取付ける台板(76)を設け、前後操向板(7
3)(74)及び係合板(75)及び台板(76)を4
層に重合せて配設させたもので、台板(76)に支点軸
(77)を固定させ、支点軸(77)に前後操向板(7
3)(74)を回転自在に軸支させ、台板(76)の上
下に各操向板(73)(74)を重ねると共に、後操向
板(74)に支軸(78)を介して係合板(75)を回
転自在に連結させ、後操向板(74)上面に重ねる係合
板(75)を前操向板(73)と台板(76)の間に出
入自在に取付けている。
【0020】また、操向ハンドル(10)操作によって
制御する操向シリンダ(67)を前操向板(73)に連
結させ、前操向板(73)に前ドラッグロッド(79)
を介して前アクスルケース(48)のナックルアーム
(51)を連結させ、後操向板(74)に後ドラッグロ
ッド(80)を介して後アクスルケース(56)のナッ
クルアーム(59)を連結させる。一方、二輪操向また
は四輪操向に切換える電動切換シリンダ(81)を係合
板(75)に連結させると共に、係合板(75)を案内
する円弧長孔形ガイド(82)を台板(76)に設けて
いる。なお、前記シリンダ(81)は油圧シリンダでも
よい。
【0021】また、切換シリンダ(81)は電動切換モ
ータ(83)を取付けており、右車体フレーム(3)に
軸(84)を介してシリンダ(81)を連結させると共
に、車体フレーム(3)に軸(85)を介して切換リン
ク(86)中間を回転自在に軸支させ、リンク(86)
一端にシリンダ(81)のピストン(87)を連結さ
せ、リンク(86)他端と係合板(75)を、圧縮バネ
(88)によって伸長する伸縮自在なロッド(89)
(90)によって連結させる。
【0022】また、前記ガイド(82)は支点軸(7
7)を中心とする円周上に形成しており、前記ガイド
(82)内に移動自在に挿通させるロックピン(91)
を係合板(75)に固定させ、ロックピン(91)を係
入させる連動ノッチ(92)を前操向板(73)に形成
し、係合板(75)とピン(91)を介して前後操向板
(73)(74)を一体固定させ、各操向板(73)
(74)を支点軸(77)回りに一体回転させると共
に、ロックピン(91)を係入させるロックノッチ(9
3)をガイド(82)に形成し、ロックノッチ(93)
にピン(91)を係入させ、台板(76)に後操向板
(74)を固定させ、左右の後走行輪(8)(8)を直
進姿勢に維持させるもので、シリンダ(81)のピスト
ン(87)出入によって連動ノッチ(92)またはロッ
クノッチ(93)にピン(91)を択一的に係入させ、
前走行輪(6)(6)の二輪操向と、前後走行輪(6)
(6)(8)(8)の四輪操向とに切換えるように構成
している。
【0023】また、走行輪(6)(8)を装設させる右
車体フレーム(3)右側面に台板(76)を固定させ、
台板(76)を略水平に取付け、右車体フレーム(3)
右側方の不使用スペースを利用して台板を取付けると共
に、図15にも示す如く、係合板(75)の切換を検出
する二輪及び四輪操向スイッチ(94)(95)と、係
合板(75)を二輪操向または四輪操向に切換える2位
置切換スイッチ形スイッチレバー(96)を設け、操向
ハンドル(10)近くのボンネット(9)にスイッチレ
バー(96)を取付ける。そして、運転席(13)に座
乗する作業者の手元操作によりスイッチレバー(96)
を四輪操向側に切換えたとき、スイッチ(95)の常閉
接点及び正転リレー(97)を介して電源(98)をモ
ータ(83)に印加させ、切換シリンダ(81)のピス
トン(87)を進出させ、ピン(91)をノッチ(9
2)に係入させ、各操向板(73)(74)を連結さ
せ、スイッチ(95)をピン(91)によって切換え、
スイッチ(95)の常開接点をオンにして四輪操向表示
をランプ(99)の点灯により行う。また、スイッチレ
バー(96)を二輪操向側に切換えたとき、スイッチ
(94)の常閉接点及び逆転リレー(100)を介して
電源(98)をモータ(83)に印加させ、切換シリン
ダ(81)のピストン(87)を退入させ、ピン(9
1)をノッチ(93)に係入させ、後操向板(74)を
台板(76)に固定させ、スイッチ(94)をピン(9
1)によって切換え、スイッチ(94)の常開接点をオ
ンにして二輪操向表示をランプ(101)の点灯により
行うように構成している。
【0024】さらに、図1、図6、図8、図16、図1
7、図18に示す如く、車体フレーム(3)に装設する
アクスルケース(5)(7)に走行輪(6)(8)を操
向自在に設ける共に、操向輪(6)(8)を方向転換さ
せるナックルアーム(51)(59)を取付ける乗用管
理作業車において、走行輪(6)(8)のスポーク(1
02)とナックルアーム(51)(59)を略平行に延
設させ、スポーク(102)基部に対して先端側を所定
幅(A)機内側に折曲げ形成し、スポーク(102)と
ナックルアーム(51)(59)の間隔(B)を所定幅
(B)以上に形成し、走行輪(6)(8)と車軸ケース
(50)(58)の左右幅(C)を小さくするように、
アクスルケース(5)(7)下端側を機外側方に突出す
ように傾斜させることにより、走行輪(6)(8)の左
右幅内にナックルアーム(51)(59)下端側を配設
させ、アクスルケース(5)(7)を高くして車体フレ
ーム(3)を高位置支持する構造で車軸(26)(2
8)部の左右幅を小さく形成できるように構成してい
る。
【0025】また、車体フレーム(3)に装設する前後
アクスルケース(5)(7)に前後走行輪(6)(8)
を操向自在に設ける乗用管理作業車において、走行輪
(6)(8)の操向動作範囲を規制するストッパ(10
3)…を前後アクスルケース(5)(7)に設け、さら
に図17の如く、後アクスルケース(7)のストッパ
(103)に補助ストッパ(104)をボルト(10
5)止め固定させ、図16の前走行輪(6)の操向角度
(D)よりも後走行輪(8)の操向角度(E)を小さく
し、二輪操向のときは大きな操向角度(D)で前走行輪
(6)だけを方向転換させ、四輪操向のときは小さな操
向角度(E)で前後走行輪(6)(8)を方向転換させ
るもので、前記ストッパ(103)(105)によって
規制する前後アクスルケース(5)(7)の操向動作範
囲を異ならせ、二輪操向及び四輪操向に適した前後走行
輪(6)(8)方向転換動作を行わせるように構成して
いる。
【0026】さらに、図8のように、後アクスルケース
(7)の水平部に左右ブレーキ(63)(63)を内設
させ、後アクスルケース(7)の上下幅を大きくして車
体フレーム(3)の地上高を高くしても、車体フレーム
(3)に設けるブレーキペダル(25)と前記ブレーキ
(63)を略同一地上高さに配設できると共に、図18
に示す如く、ボルト(106)止め固定させるアーム本
体(107)とロッド連結部(108)によってナック
ルアーム(51)(59)を形成し、分割自在なナック
ルアーム(51)(59)の中空部にアクスルケース
(5)(7)中間を挿通させ、アクスルケース(5)
(7)と走行輪(6)(8)の間にナックルアーム(5
1)(59)の大部分であるアーム本体(107)を配
設させ、ナックルアーム(51)(59)の一部分であ
るロッド連結部(108)をアクスルケース(5)
(7)を挾んで走行輪(6)(8)と反対側に突出さ
せ、ドラッグロッド(79)(80)とナックルアーム
(51)(59)のロッド連結部(108)を容易に連
結させている。
【0027】また、上記した前後走行輪(6)(8)、
前後アクスルケース(5)(7)の垂直ケース(48)
(56)、前後車軸(26)(28)を設ける車軸ケー
ス(50)(58)を同一形状構造とし、共用により製
造コストの低減を図っている。
【0028】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、車体フレーム(3)に装設するアクスルケース
(5)(7)に走行輪(6)(8)を操向自在に設ける
共に、操向輪(6)(8)を方向転換させるナックルア
ーム(51)(59)を取付ける乗用管理作業車におい
て、走行輪(6)(8)のスポーク(102)とナック
ルアーム(51)(59)を略平行に延設させたもの
で、アクスルケース(5)(7)下端側を機外側方に突
出すように傾斜させることにより、走行輪(6)(8)
の左右幅内にナックルアーム(51)(59)下端側を
配設でき、アクスルケース(5)(7)を高くして車体
フレーム(3)を高位置支持する構造で車軸(26)
(28)部の左右幅を小さく形成でき、作物を損傷させ
ることなく作物条間移動を容易に行うことができるもの
である。
【0029】また、車体フレーム(3)に装設する前後
アクスルケース(5)(7)に前後走行輪(6)(8)
を操向自在に設ける乗用管理作業車において、走行輪
(6)(8)の操向動作範囲を規制するストッパ(10
3)を前後アクスルケース(5)(7)に設けたもの
で、前記ストッパ(103)によって規制する前後アク
スルケース(5)(7)の操向動作範囲を異ならせるこ
とにより、二輪操向及び四輪操向に適した走行輪(6)
(8)の旋回を容易に得ることができるものである。
【0030】また、車体フレーム(3)に装設する後ア
クスルケース(7)に後走行輪(8)を操向自在に設け
る乗用管理作業車において、後アクスルケース(7)の
水平部に左右ブレーキ(63)(63)を内設させたも
ので、後アクスルケース(7)の上下幅を大きくして車
体フレーム(3)の地上高を高くしても、車体フレーム
(3)に設けるブレーキペダル(25)と前記ブレーキ
(63)の連結を容易に行うことができるものである。
【0031】また、車体フレーム(3)に装設する前ア
クスルケース(5)に前走行輪(6)を操向自在に設け
る乗用管理作業車において、前走行輪(6)の前面側を
覆う分草体(54)を設けたもので、作物の茎葉を分草
体(54)によって振分け乍ら前走行輪(6)を移動さ
せるから、前走行輪(6)によって作物が損傷するのを
容易に防止できるものである。
【0032】また、車体フレーム(3)に装設するアク
スルケース(5)(7)に走行輪(6)(8)を操向自
在に設ける乗用管理作業車において、分割自在なナック
ルアーム(51)(59)の中空部にアクスルケース
(5)(7)中間を挿通させたもので、アクスルケース
(5)(7)と走行輪(6)(8)の間にナックルアー
ム(51)の大部分を配設させ、ナックルアーム(5
1)(59)の一部分をアクスルケース(5)(7)を
挾んで走行輪(6)(8)と反対側に突出させることに
より、ナックルアーム(51)(59)の取付け構造を
コンパクトにし、かつドラッグロッド(79)(80)
などとナックルアーム(51)(59)を容易に連結で
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】走行輪部の正面図。
【図2】全体の側面図。
【図3】同平面図。
【図4】車体フレーム部の側面図。
【図5】同平面図。
【図6】前アクスルケース部の正面図。
【図7】前走行輪前部の平面図。
【図8】後アクスルケース部の背面図。
【図9】油圧配管側面図。
【図10】同平面図。
【図11】操向機構の平面図。
【図12】同分解説明図。
【図13】前後操向板部の平面図。
【図14】前後操向板部の背面図。
【図15】スイッチレバーの電気回路図。
【図16】前アクスルケース部の部分平面図。
【図17】後アクスルケース部の部分平面図。
【図18】ナックルアーム部の平面図。
【符号の説明】
(3) 車体フレーム (5) 前アクスルケース (6) 前走行輪 (7) 後アクスルケース (8) 後走行輪 (51)(59) ナックルアーム (54) 分草体 (63) ブレーキ (102)スポーク (103)ストッパ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体フレームに装設するアクスルケース
    に走行輪を操向自在に設ける共に、操向輪を方向転換さ
    せるナックルアームを取付ける乗用管理作業車におい
    て、走行輪のスポークとナックルアームを略平行に延設
    させたことを特徴とする乗用管理作業車。
  2. 【請求項2】 車体フレームに装設する前後アクスルケ
    ースに前後走行輪を操向自在に設ける乗用管理作業車に
    おいて、走行輪の操向動作範囲を規制するストッパを前
    後アクスルケースに設けたことを特徴とする乗用管理作
    業車。
  3. 【請求項3】 車体フレームに装設する後アクスルケー
    スに後走行輪を操向自在に設ける乗用管理作業車におい
    て、後アクスルケースの水平部に左右ブレーキを内設さ
    せたことを特徴とする乗用管理作業車。
  4. 【請求項4】 車体フレームに装設する前アクスルケー
    スに前走行輪を操向自在に設ける乗用管理作業車におい
    て、前走行輪の前面側を覆う分草体を設けたことを特徴
    とする乗用管理作業車。
  5. 【請求項5】 車体フレームに装設するアクスルケース
    に走行輪を操向自在に設ける乗用管理作業車において、
    分割自在なナックルアームの中空部にアクスルケース中
    間を挿通させたことを特徴とする乗用管理作業車。
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