JPH08316499A - 高速ダイオード - Google Patents

高速ダイオード

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JPH08316499A
JPH08316499A JP14829395A JP14829395A JPH08316499A JP H08316499 A JPH08316499 A JP H08316499A JP 14829395 A JP14829395 A JP 14829395A JP 14829395 A JP14829395 A JP 14829395A JP H08316499 A JPH08316499 A JP H08316499A
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JP
Japan
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base layer
diode
layer
region
junction
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JP14829395A
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English (en)
Inventor
Konsan Ri
根三 李
Masashi Yura
昌士 由良
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Toyo Electric Manufacturing Ltd
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Toyo Electric Manufacturing Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ベースとなる層を厚い高抵抗率層の第1ベース
層と薄い低抵抗率層の第2ベース層となるようにし、ア
ノード領域とのpn接合を第2ベース層と形成し、アノ
ード領域から注入される正孔の量を減らすことにある。
更に、目的に応じて耐圧の設計が容易に対応可能で、大
電流容量のダイオードにも対応可能で、低損失の高速ダ
イオードを得ることにある。 【構成】アノード領域とカソード領域の間に高抵抗率の
第1ベース層と第1ベース層より不純物濃度が高く厚さ
が薄い第2ベース層をベース層とし、第2ベース層とp
n接合を形成する。またpn接合となる境界線を波状の
構造とする。またカソード領域となる層をpn接合の縦
方向に対して相互に構造を併せたものである。更に第2
ベース層はエピタキシャル成長法又は拡散法又はイオン
注入法で形成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高電力変換システムに
おける電力用半導体素子として高耐圧、大電流容量のダ
イオードに関するもので、特にアノード領域から注入さ
れる正孔の量を減らし、高抵抗率層内のアノード領域近
傍のキャリア濃度を減らすと共に、カソード領域から注
入される電子の量を減らすことによって、ダイオードが
逆回復時に初期は早く回復するが末期はゆっくり回復す
ることによって、動作時にも劣化し難く、低損失となる
簡単な構造の高速ダイオードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の高速ダイオードとしては、登録番
号特許第1607804号及び登録番号特許第1607
805号に開示された「高速ダイオード」等がある。こ
れらの高速ダイオードの構造に関しては、カソード側に
N+P+N+P+・・・構造にすることによって、カソ
ード側に短絡構造を設け、逆回復時における少数キャリ
アの蓄積を制御し、かつオン電圧を低減化する工夫が掲
載されている。また、特開平6−29558号公報「プ
レーナ構造を有する静電誘導ダイオード」には、アノー
ド側とカソード側に静電誘導効果をもたらした構造とな
り、ベース層の場所に選択的にライフタイムの差を施し
た工夫が掲載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かよう
な高速ダイオードはアノード領域にp型となる不純物と
n型となる不純物を選択的に形成する必要があり、マス
クパターンを2回以上形成し、各々の不純物を2回拡散
または注入しなければならない。また、カソード領域に
関しても同様で、p型となる不純物とn型となる不純物
を選択的に形成する必要があり、マスクパターンを2回
以上形成し、各々の不純物を2回拡散または注入しなけ
ればならない。このように静電誘導効果を利用した構造
のダイオードは製作工程が長くなり、大電流動作のため
に素子の径を大きくする際に構造に対する横方向の均一
性に欠けるという課題がある。
【0004】本発明は、上述した点に鑑みて創案された
もので、その目的とするところは、ベースとなる層を厚
い高抵抗率層の第1ベース層と薄い低抵抗率層の第2ベ
ース層となるようにし、アノード領域とのpn接合を第
2ベース層と形成し、アノード領域から注入される正孔
の量を減らすことにある。更に、目的に応じて耐圧の設
計が容易に対応可能で、大電流容量のダイオードにも対
応可能で、低損失の高速ダイオードを得ることにある。
また、pn接合を形成することによって生じる接合電圧
を少し高くし、オン抵抗を小さくすることによって高電
流密度領域でもオン電圧が小さくなることにある。更に
また、簡単な構造で製作工程も短く、ダイオードが逆回
復する際に劣化し難い構造を有する高速ダイオードを提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】つまり、その目的を達成
するための手段は、アノード領域とカソード領域の間に
高抵抗率の第1ベース層と第1ベース層より不純物濃度
が高く厚さが薄い第2ベース層をベース層とし、第2ベ
ース層とpn接合を形成する。また、前記pn接合とな
る境界線を波状の構造とする。また、カソード領域とな
る層をpn接合の縦方向に対して相互に構造を併せる。
更に、第2ベース層はエピタキシャル成長法又は拡散法
又はイオン注入法で形成することにある。すなわち、本
発明の基本的な特徴は、アノード領域から注入される正
孔の量を減らし、ベース領域に分布するキャリアーの密
度をアノード領域の近傍を低く押さえてダイオードが逆
回復する際に初期は早く、末期はゆっくり回復させるこ
とにある。従って、本発明の構成は以下に示す通りであ
る。即ち、耐圧の大部分となる高抵抗率の厚い第1ベー
ス層と第1ベース層より低い抵抗率で薄い第2ベース層
をベース層とし、ベース層がn型の場合は、第2ベース
層とアノード領域とをpn接合し、カソード領域を第1
ベース層と接合し、ベース層がp型の場合は、第2ベー
ス層とカソード領域とをpn接合し、アノード領域を第
1ベース層と接合する構造のダイオードとなる。前記ア
ノード領域はp層を形成する際に、あるピッチで選択的
にp層を設ける場所を局部的に選び、周期的に配置す
る。また、前記カソード領域もn層を形成する際に、あ
るピッチで選択的にn層を設ける場所を局部的に配置す
る。
【0006】
【作用】その作用は、次に述べる実施例と併せて説明す
る。以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
【0007】
【実施例】図1はpnn- nダイオードの模式的な構造
とその縦方向の不純物濃度と順方向に電圧を印加した時
に発生するキャリアの分布を示した説明図であり、2は
アノード層(p)、3は第2ベース層(n)、4は第1
ベース層(n- )、5はカソード層(n)であり、低い
電圧が印加された時は、pn接合の近傍には正孔の分布
が電子の分布に比べてかなり小さい。また、図1はpn
接合を平面接合とした場合のものであるが、2次元的に
pn接合を波状とするアノード領域の構造ではアノード
の不純物濃度が高いところと低いところがあり、アノー
ドからの正孔の注入は、図1のようにな不純物濃度が高
いところの正孔注入より更に減り、アノード近傍の正孔
の密度は図1に比べて更に低くなる。これはベース層内
に分布する少数キャリアがアノード近傍において少なく
なるため、ダイオードが逆回復する時の初期にはアノー
ド領域の近傍に残留するキャリアを素早く処理し、末期
には厚いベース層に残留するキャリアを処理するため初
期に比べてゆっくり回復する。なお、以下に示す図1と
同符号のものは同じ部品名称を示す。
【0008】図2は図1と同様な構成でpnn−nダイ
オードの模式的な構造とその縦方向の不純物濃度と逆方
向に電圧を印加した時に発生する電界強度と電位分布を
示した説明図であり、第2ベース層となるn層の電界強
度と第1ベース層となるn−層の電界強度を比較する
と、深さ方向に対する電界強度の傾きが違う。これは、
印加電圧に対してベース層の濃度によって空乏層の広が
りが違うからであり、次のような関係式(1)から得ら
れる。
【0009】 E(x)=q・ND ・X/ε0 ・εS ─────(1) ここで、E(x)は深さに対する電界強度、qは電子電
荷、ND はベース層の不純物濃度、ε0 は真空の誘電
率、εS はシリコンの誘電率、Xはベース層の深さであ
る。
【0010】例えば、第1ベース層の不純物濃度をND1
とし第2ベース層の不純物濃度をND2とすると、(1)
式から、第1ベース層の電界強度はE1 (x)と第2ベ
ースの電界強度はE2 (x)となる。つまり、ベース層
の不純物濃度の違いにより、ベース層内に分布する電界
強度の分布に差が生じる。電子、正孔のドリフト速度v
d は電界強度E(x)の大きさに比例するから、同じ電
圧が印加されても上記のようにベース層の不純物濃度に
差を設けるとキャリアのドリフト速度が不純物濃度の高
い層で早くなり、不純物濃度が高いベース層内に残留す
るキャリアを先に処理する。また、素子の耐圧が第1ベ
ース層の不純物濃度と厚さで決まり、第2ベース層の厚
さを薄くすると素子の耐圧には影響しないことが実験で
わかった。つまり、素子の耐圧は厚さが厚い第1ベース
層の厚さと不純物濃度でほどんど決まる。
【0011】図3はアノード領域とカソード領域が同じ
でベース層の構造が第1ベースと第2ベースとなる素子
と、第1ベース層のみとなる素子の模式構造図と順方向
に電流を流した時に発生するオン電圧の特性を比較した
比較図である。平衡状態に発生するビルトイン電圧は次
の式(2)で表せる。
【0012】 Vbi=(kT/q)ln(NA ・ND ×ni ・ni )───────(2) ここで、Vbiはビルトイン電圧、kはボルツマン常数、
Tは絶対温度、qは電子の電荷、NA はp型層のアノー
ド領域の不純物濃度、ND はn型層のベース層の不純物
濃度、ni は真性キャリア密度である。
【0013】図3のように、ベース層の不純物濃度が低
い第1ベース層のみとなる構造では(2)式から、ND
が低いため、ビルトイン電圧Vbiが低くなる。一方、第
1ベース層より不純物濃度が高く、薄い第2ベース層と
発生するビルトイン電圧Vbiは前記の構造のものより高
くなる。また、アノード領域(p型)に短絡抵抗となる
領域(n型)を設けないし、カソード領域(n型)に短
絡抵抗となる領域(p型)を設けないために順方向に電
流を流した時は抵抗が小さく、発生する電圧に対して流
れる電流の傾きが急である。従って、順方向に電流を流
す前にビルトイン電圧が少し高くなり、順方向に電流を
流すと図3のようにオン電圧の特性となる。つまり、電
流密度が高い領域でも発生するオン電圧が低くなり、導
通状態に発生する損失(電流×オン電圧)が小さくな
る。
【0014】図4はアノード領域の表面構造と不純物濃
度の分布とカソード領域の表面構造と不純物濃度の分布
を示した分布図である。アノード領域は表面は高い不純
物濃度と低い不純物濃度が相互に配置する構造で反転層
となる領域がないため製作工程が簡単である。更に、ダ
イオードが逆回復する際に、ダイオード内に残留してい
たキャリアを接合近傍では高速に処理し、接合から離れ
た場所のキャリアはキャリアのライフタイムの時間で消
滅させるので初期の逆回復期間は早く、末期はゆっくり
回復する特徴がある。その理由を次に説明する。
【0015】図5はpnn- nダイオードが逆回復する
間に発生する電圧と電流の波形を示した波形図であり、
ダイオードが逆回復する期間を第1期間、第2期間、第
3期間、第4期間と分けて各々の期間に対する電流、電
圧およびキャリアの動きについて説明する。まず、第1
期間ではダイオードに順方向に電流が流れる期間で逆回
復が始まる前までの期間である。この期間ではアノード
領域から注入される正孔(少数キャリア)とカソード領
域から注入される電子(多数キャリア)が発生し、ベー
ス層に高密度で分布する。次に第2期間ではダイオード
が回復し始めて逆方向に電流が最大となる時間の期間で
ある。この期間では外部回路からダイオードに逆方向の
電圧が印加される期間であるが、ダイオードには逆方向
に電圧が発生するための空乏層が広がらない状態であ
る。この期間ではダイオード両端にはpn接合のビルト
イン電圧のみが発生する。このビルトイン電圧はpn接
合で形成される静電容量Cj とビルトイン電圧に対応す
る空乏層が発生する。
【0016】図6はビルトイン電圧で発生する空乏層を
本発明のように第1ベース層と第2ベース層を持つベー
ス層の構造と第1ベース層のみとなる構造のダイオード
を比較する比較図である。ビルトイン電圧によって発生
する空乏層の幅によって、正孔をアノード領域に吐き出
す量が変わる。つまり、空乏層の幅が狭いと接合近傍に
残留していた正孔がアノード領域の不純物濃度の低い領
域に集まり、電極を通ってダイオードの外部に流されや
すく、第2期間は短い時間で終わる。一方、空乏層の幅
が厚いと接合近傍に残留していた正孔がアノードの領域
の不純物濃度が低い領域に吐き出され難くなり第2期間
が長くなる。ダイオードの内部に分布していたキャリア
が接合近傍から消滅するに従ってダイオードに逆方向に
流れる電流が第2期間で増える。この時、接合近傍の第
2ベース層は不純物濃度が高いため、第1ベース層に比
べてキャリアが早く消滅するので第2期間は短くなり、
最大となる電流の値も小さくなる。第2期間中に接合近
傍のキャリアが消滅するにつれ、後半の時間にやがてダ
イオード両端に電圧がかかるようになる。
【0017】次に第3期間ではダイオードに両端に電圧
がかかり始めてダイオードの逆方向に流れる電流が終了
するまでの期間である。ダイオードの両端に発生する電
圧は外部回路のコンデンサ容量Csとダイオードのpn
接合容量Cjの値に従って次のような関係式(3)で上
昇する。
【0018】 (dv/dt)=i/(CS +CJ )────────(3) ここで、(dv/dt)はダイオード両端に発生する電
圧の時間的な変化、CS は外部回路のコンデサ容量、C
J はダイオードのpn接合容量 iはダイオード流れる電流である。
【0019】この際、ダイオードのpn接合近傍より離
れたベース内に分布していたキャリアはライフタイム時
間に従って消滅する。次に第4期間はダイオードの回復
が終了し、電流が遮断されて電圧がかかる期間である。
この期間ではキャリアの動きがない。
【0020】図7は本発明の第1の実施例の模式的な断
面構造図であり、1はアノード電極である。図8乃至図
11は 一実施例の製作工程を示す工程図であり、7は
カソードパターン用の酸化膜、8はアノードパターン用
酸化膜である。図8では第1ベース層4となるn−層の
上に第2ベース層3となるn層を拡散法(またはエピ
法、またはイオン注入法)で形成し、図9ではカソード
層5となる領域を拡散法(またはイオン注入法)で第1
ベース層4と波状で形成する。図10では第2ベース層
3にアノード層2を波状で形成する。この際、カソード
層5とアノード層2の波状となる周期を同一になるよう
にする。図11ではアノード層2とカソード層5に金属
のアルミニウムを形成し電極を取り完成する。図12は
本発明の他の一実施例を示す説明図であり、6はカソー
ド電極、9はカソード表面保護用の酸化膜、10はアノ
ード表面保護用の酸化膜、11はダイオードの終端部で
ある。ダイオードの終端部11(ベベル部)では電界強
度を下げるために外周部には第2ベース層3を設けない
構造となる。図13は従来のものと本発明のものとの比
較図であり、ダイオードと本発明のダイオードが逆回復
時に発生するピーク電流の比較を示している。図14も
同様な比較図であり、従来のダイオードと本発明のダイ
オードの逆回復特性によって、スイッチとなる素子のタ
ーンオン波形の比較を示している。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、製
作工程が簡単で横方向の均一性が得られる。また、逆回
復時に発生するピーク電流が低くなり、逆方向に電圧が
印加されてから実際に電圧がダイオードの両端に発生す
るまでの遅延時間が短くなる。また、電力変換システム
で良く使われているPWMインバータでスイッチとなる
素子のターンオン損失を低減できる。更に、ダイオード
が逆回復する時にダイオードの両端に発生する電圧の時
間に対する変化率dv/dtが低くでき、逆回復動作時
にダイオードの破壊が生じ難い。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のpnn−nダイオードの模式的
な構造とその縦方向の不純物濃度と順方向バイアス時に
発生するキャリアの分布を説明する原理図である。
【図2】図2は本発明のpnn−nダイオードの模式的
な構造とその縦方向の不純物濃度と逆方向バイアス時に
発生する電界強度の分布を説明する原理図である。
【図3】図3は本発明のpnn−nダイオードと従来の
ダイオードの順方向バイアス時に発生するオン電圧の特
性の比較図である。
【図4】図4は本発明のpnn−nダイオードのアノー
ド構造と表面の不純物濃度の分布とカソード構造と表面
の不純物濃度の分布を示した分布図である。
【図5】図5は本発明のpnn−nダイオードが逆回復
する間に発生する電圧と電流の波形を模式的に表した図
である。
【図6】図6は本発明のpnn−nダイオードと従来の
ダイオードのビルトイン電圧によって発生する空乏層の
比較図である。
【図7】図7は本発明のpnn−nダイオードの一実施
例模式的な断面構造図である。
【図8】図8は本発明のpnn−nダイオードの一実施
例の製作工程図である。
【図9】図9は本発明のpnn−nダイオードの一実施
例の製作工程図である。
【図10】図10は本発明のpnn−nダイオードの一
実施例の製作工程図である。
【図11】図11は本発明のpnn−nダイオードの一
実施例の製作工程図である。
【図12】図12は本発明のpnn−nダイオードの他
の一実施例の製作工程図である。
【図13】図13は本発明のpnn−nダイオードと従
来のダイオードに逆回復時に発生するピーク電流の比較
図である。
【図14】図14は本発明のpnn−nダイオードと従
来のダイオードによるインバータでのスイッチとなる素
子のターンオン波形の比較図である。
【符号の説明】 1 アノード電極 2 アノード層(p) 3 第2ベース層(n) 4 第1ベース層(n−) 5 カソード層(n) 6 カソード電極 7 カソードパターン用の酸化膜 8 アノードパターン用の酸化膜 9 カソード表面保護用の酸化膜 10 アノード表面保護用の酸化膜 11 ダイオードの終端部(ベベル面)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アノード領域とカソード領域の間に高抵
    抗率の第1ベース層と第1ベース層より不純物濃度が高
    く厚さが薄い第2ベース層をベース層とし、第2ベース
    層とpn接合を形成する高速ダイオード。
  2. 【請求項2】 前記pn接合となる境界線を波状の構造
    とする請求項1記載の高速ダイオード。
  3. 【請求項3】 前記カソード領域となる層をpn接合の
    縦方向に対して相互に構造を併せた請求項1又は2記載
    の高速ダイオード。
  4. 【請求項4】 前記第2ベース層はエピタキシャル成長
    法又は拡散法又はイオン注入法で形成する請求項1、
    2、又は3記載の高速ダイオード。
JP14829395A 1995-05-23 1995-05-23 高速ダイオード Pending JPH08316499A (ja)

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