JPH08315875A - 被覆芯線の分岐アダプタ - Google Patents

被覆芯線の分岐アダプタ

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JPH08315875A
JPH08315875A JP7137310A JP13731095A JPH08315875A JP H08315875 A JPH08315875 A JP H08315875A JP 7137310 A JP7137310 A JP 7137310A JP 13731095 A JP13731095 A JP 13731095A JP H08315875 A JPH08315875 A JP H08315875A
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JP
Japan
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core wire
housing
coated core
connection base
contact member
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Application number
JP7137310A
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English (en)
Inventor
Fujio Nemoto
富士夫 根本
Hisao Watanabe
久雄 渡辺
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 [目的] 構成部品が少なく、半田による接続を行なう
ことなく組立てを可能にした分岐アダプタを提供するこ
とを目的とする。 [構成] ハウジング10にモジュラープラグ50の接
点と接続されるコンタクトスプリング18および被覆芯
線45の芯線47の部分と接続される刺入部26を備え
る接点部材17を組込むようにし、このハウジング10
の接続台23に被覆芯線45を配し、カバー12の押圧
部40によって押圧することにより、被覆芯線45の絶
縁被覆46を破って刺入部26が芯線47に接触するよ
うにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は被覆芯線の分岐アダプタ
に係り、とくに被覆芯線と分岐するように接続するのに
用いられる分岐アダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】電話機の接続のための従来より被覆芯線
が用いられている。被覆芯線は信号を伝達する導線を絶
縁被覆で被覆するようにしたものであって、芯線の数が
各種のものがそれぞれ用途に応じて用いられている。こ
のような被覆用芯線はその両端にそれぞれモジュラープ
ラグを接続し、このモジュラープラグを電話機、中継器
あるいは分配器のソケットに挿入して接続し、電話配線
を行なうようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般にこのような被覆
芯線で接続された電話の配線を分岐させる場合には、分
配器を用いるようにし、被覆芯線の一端に接続されたモ
ジュラープラグを分配器の入力側に接続するとともに、
2つ以上のソケットを有する分配器によって分岐を行な
うようにしている。
【0004】分配器を用いないで被覆芯線の芯線部分に
直接導通させることによって分配するアダプタも提案さ
れているが、従来のこの種のアダプタは構造が非常に複
雑で、組立てのための部品点数が多く、しかも組立てに
時間がかかって高価なものになっていた。
【0005】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、構造が簡潔であって部品点数が少な
く、コスト的にも有利な被覆芯線の分岐アダプタを提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、プラグが挿入
されるソケットの外筐をハウジングによって構成し、接
続される被覆芯線を配する接続台を上記ハウジングに連
設し、接点部材のプラグの接点に接触する一端をソケッ
ト内に配するとともに、この接点部材の他端に形成され
ている鋭利な刺入部を被覆芯線に刺さるように接続台に
臨んで配するようにし、ハウジングを覆うようにカバー
をハウジングと組合わせると、このカバーに設けられて
いる押圧部によって接点部材の刺入部が被覆芯線の絶縁
被覆を破って芯線と接触するように接続台上の被覆芯線
を接点部材に対して押圧するようにしたものである。
【0007】上記ハウジングの底部に線状溝を形成して
おき、接点部材のプラグの接点と接触する一端と刺入部
との間を接続するリードの部分を上記線状溝に収納する
ようにしてよい。
【0008】線状溝に収納されている接点部材を保護す
るようにハウジングの底部側にベースを取付けるように
し、ハウジングに対してベースとは反対側からカバーを
装着するようにしてよい。
【0009】接点部材を導電性金属から構成するととも
に、この導電性金属を打抜いて屈曲させることによって
接点部材を形成するようにしてよい。
【0010】別の発明は、ハウジングに互いに接続され
る第1の被覆芯線と第2の被覆芯線とをそれぞれ配する
第1の接続台と第2の接続台とを設けるようにし、接点
部材の一端に形成されている第1の刺入部を第1の接続
台に臨むようにするとともに、他端に形成されている第
2の刺入部を第2の接続台に臨むようにし、ハウジング
を覆うようにハウジングと組合わされるカバーに第1お
よび第2の押圧部を設け、接点部材の第1の刺入部およ
び第2の刺入部がそれぞれ第1の接続台および第2の接
続台上の第1の被覆芯線および第2の被覆芯線の絶縁被
覆を破って芯線と接続するように第1の押圧部と第2の
押圧部とによってそれぞれ第1の被覆芯線と第2の被覆
芯線とを押圧するようにしたものである。
【0011】第1の接続台と第2の接続台とが互いにT
字状に配されるようにしてよい。
【0012】
【作用】本発明によれば、接続すべき被覆芯線をハウジ
ングの接続台上に配し、ハウジングと組合わされるよう
にカバーを装着すると、このカバーの押圧部が接続部材
の刺入部に対して被覆芯線を押圧し、これによって被覆
芯線の絶縁被覆が破られて接点部材の刺入部が芯線と接
触するようになる。従ってハウジングに設けられている
ソケットにプラグを挿入することにより、プラグと接続
された芯線が接続台上の芯線と接続されるようになる。
【0013】別の発明によれば、ハウジングに設けられ
ている第1の接続台と第2の接続台とにそれぞれ被覆芯
線を配し、ハウジングを覆うようにカバーをハウジング
と組合わせると、カバーに設けられている第1の押圧部
と第2の押圧部とがそれぞれ被覆芯線を接点部材の第1
の刺入部および第2の刺入部に対して押圧し、これによ
って第1の被覆芯線および第2の被覆芯線の絶縁被覆が
破られて芯線と接触することになる。
【0014】
【実施例】図1〜図11は本発明の第1の実施例を示し
ている。この実施例の被覆芯線の分岐アダプタは図1に
示すように、ハウジング10と、ベース11と、カバー
12とから構成されている。なおこれらは何れも合成樹
脂、例えばポリカーボネート樹脂の成形体から構成され
ている。
【0015】分岐アダプタの最も重要な部品を構成する
ハウジング10について図1、図2、および図3に基い
て説明すると、分岐アダプタ10はほぼ直方体状に成形
されており、その前端側にはほぼ矩形状をなす開口から
成るソケット16が形成されている。そしてこのソケッ
ト16の底部に臨むように接点部材(図6参照)のコン
タクトスプリング18が複数本、例えば4本互いに平行
に配列されている。
【0016】これらのコンタクトスプリング18はソケ
ット16の下面から前端側の開口に沿って形成されてい
る線状溝19に案内されるようになっている。なおコン
タクトスプリング18の先端部は図2および図3に示す
ように、ソケット16の奥の部分に設けられているスリ
ット状の案内保持部20によって保持されるようになっ
ている。またコンタクトスプリング18の基端側の部分
を受けるように、ハウジング10の底部には線状溝21
が形成されている。
【0017】上記ハウジング10の背面側の部分には一
体に接続台23が形成されている。接続台23はその上
面が凹状の溝になっており、しかもこの凹状の溝の部分
に臨むように複数の、例えば4本のスリット24が図2
および図3に示すように形成されている。これらのスリ
ット24は図6に示す接点部材17の基端部25を受入
れるようになっており、しかも接続台23上に接点部材
17の刺入部26を突出させるようにしている(図8参
照)。
【0018】接続台23の接続部の根元側の部分には係
合溝29が形成されている。そしてこの係合溝29によ
って受入れられる突条30がベース11に設けられてい
る。ベース11は上部が開口されたほぼ箱状の形状をな
し、上記ハウジング10の底部側を覆うようになってい
る。またベース11の前面側は大きく開放された切込み
31になっており、上記ソケット16の接続口を構成し
ている。
【0019】ベース11の外側部には係止爪33が形成
されるとともに、後側の板状体には係止孔34が形成さ
れている。またこのベース11の両側であって背面側の
部分にはそれぞれ案内用突部35が形成されており、後
述する被覆芯線45を案内するようになっている。
【0020】次に上記ハウジング10の上部に装着され
るカバー12について説明すると、カバー12は下端が
開放されるとともに、その両側にはそれぞれ係止孔38
が形成されており、上記ベース11の係止爪33を受入
れるようになっている。またこのカバー12の背面側に
は係止爪39が設けられており(図8参照)、この係止
爪39がベース11の背面側の係止孔34に係合される
ようになっている。またカバー12の内側には下方に突
出するように押圧部40が設けられている。この押圧部
40は上記ハウジング10の接続台23とほぼ対向する
位置に配されるようになっている。またカバー12には
その側部であって下端側の部分に被覆芯線45を引出す
引出し用切欠き41が形成されている。
【0021】次に上記ハウジング10と組合わせて用い
られる接点部材17について図4〜図6により説明す
る。接点部材17はりん青銅の板を図4に示すように打
抜いて構成されており、その下端側の部分にはコンタク
トスプリング18が基端部25から細長く延出されるよ
うになっている。また基端部25の上部には鋭利な一対
の刺入部26が形成されている。
【0022】このような接点部材17は図4に示すよう
に打抜かれた後に、コンタクトスプリング18の部分が
基端部25に対して直角に折曲げられる。そしてこの後
にさらにハウジング10に組込んだ状態で専用の治具を
用いてコンタクトスプリング18の先端部が斜めになっ
た状態で後方に折曲げられるようになっている。
【0023】次に以上のような構成に係る分岐アダプタ
の組立ておよび接続の動作について説明する。図5に示
すようにコンタクトスプリング18が折曲げられた接点
部材17をハウジング10に組込む。このときにこの接
点部材17の基端部25がハウジング10の接続台23
のスリット24に挿入されるとともに、コンタクトスプ
リング18の基端側の部分がハウジング10の底部に設
けられている線状溝21に挿入される。そしてコンタク
トスプリング18の先端側の部分がハウジング10の前
面から上面に延びる線状溝19に案内されるように専用
の治具を用いて湾曲される。これによって図8に示すよ
うに、接点部材17がハウジング10内に組込まれると
ともに、そのコンタクトスプリング18がハウジング1
0のソケット16内に臨むようになる。
【0024】このような状態においてハウジング10を
ベース11と組合わせる。すなわちこのハウジング10
の係合溝29とベース11の突条30とを互いに組合わ
せるようにしてハウジング10をベース11内に図7に
示すように組込む。このときにベース11の前方に設け
られる切込み31によってハウジング10のソケット1
6が前方に開口した状態で臨むようになる。ベース11
の底部の内表面には上記ハウジング10の底部に形成さ
れている線状溝21と対応する突条が設けられており、
線状溝21内の接点部材17を押えるようにしている。
【0025】このような状態においてハウジング10の
接続台23の部分に図7に示すように被覆芯線45を配
する。被覆芯線45はこのハウジング10内に組込まれ
た接点部材17の数と同じ数の芯線47を有するもので
あってよい。
【0026】この後に図7〜図9に示すように、ベース
11と組合わされたハウジング10に対して上方からカ
バー12を装着する。このときにカバー12に下方に突
出するように設けられている押圧部40によって接続台
23上の被覆芯線45を押圧する。すると被覆芯線45
の外周側の絶縁被覆46の部分が図8および図9に示す
ように接続台23の上に突出するように設けられている
接点部材17の刺入部26によって破られ、刺入部26
がこの被覆芯線45内に侵入して撚線から成る芯線47
と接触する。従ってこのような刺入部26を介して被覆
芯線45のそれぞれの芯線47は接点部材17と接続さ
れることになる。
【0027】ハウジング10上に装着されたカバー12
はその係止孔38がベース11の係止爪33を受入れる
とともに、図8に示すように、カバー12の背面側に設
けられている係止爪39がベース11の係止孔38と係
合することになり、これによってカバー12がハウジン
グ10およびベース11と結合されることになる。なお
接続台23上において接点部材17と接続された被覆芯
線45はカバー12の両側の引出し用切欠き41を通し
て両側に引出されることになる。
【0028】従ってこのような分岐アダプタのソケット
16の部分に図10に示すように、別の被覆芯線49の
先端部と接続されているモジュラープラグ50を挿入す
ることによって、このモジュラープラグ50の接点が上
記接点部材17のコンタクトスプリング18と接続する
ことになる。従ってこのような被覆芯線49の各芯線は
それぞれモジュラープラグ50の接点およびコンタクト
スプリング18を介して被覆芯線45の芯線47とそれ
ぞれ接続されることになる。従って図11に示すよう
に、横方向に延びる被覆芯線45と分岐するように被覆
芯線49を接続することが可能になる。この場合に被覆
芯線45の絶縁被覆をわざわざ人手によって除去するこ
となく自動的に接続が達成されることになる。
【0029】なお上記実施例のアダプタは4本の芯線4
7を有する被覆芯線45の接続のためのアダプタに関す
るものであるが、芯線45およびこの芯線45と接続さ
れるアダプタおよびプラグ50の極数は必ずしも4極で
ある必要はなく、1極から5極以上の任意の極数とする
ことが可能である。
【0030】このように本実施例に係る分岐用アダプタ
は、被覆芯線45の中間部にモジュラープラグ50を挿
入することができるソケット16を有する分岐アダプタ
を結合するようにし、芯線45を挟み込んでモジュラー
ジャックの増設を可能にした構造である。この構造はジ
ャック部の接続部のコンタクトスプリング18と被覆芯
線45に電気的に接続する刺入部26とを一体に有する
接点部材17によって可能にしている。
【0031】このような構造によれば、極めて少ない部
品点数によって分岐アダプタを構成することが可能にな
り、しかも半田付け作業を伴うことがなく、製造し易
く、生産コストが低減されるとともに、信頼性の高い分
岐アダプタになる。
【0032】次に第2の実施例を図12〜図16によっ
て説明する。この実施例は図12に示すように、ハウジ
ング55とベース56と、そしてカバー57とから構成
されている。従って基本的構成において上記第1の実施
例と同様である。
【0033】主要な部品をなすハウジング55には第1
の接続台61と第2の接続台62とが互いに一体に連結
された状態で設けられている。これら一対の接続台6
1、62は互いにT字状になるように配されている。そ
して第1の接続台61の終端であって第2の接続台62
の側端との接続部の両側には係合溝64が設けられてお
り、この係合溝64を受入れる突条65がベース56に
形成されている。
【0034】図13および図14はこのようなアダプタ
に用いられる接点部材71を示している。接点部材71
は一対の基部72、73をリード部74で一体に接続し
た構造になっている。すなわちりん青銅の板を図13に
示すように打抜くとともに、基部73の接続部において
リード部74を直角に折曲げることによって成形され
る。そしてこれらの基部72、73の上端にはそれぞれ
第1の刺入部75と第2の刺入部76とが形成されてい
る。
【0035】このような接点部材71は図12に示すハ
ウジング55に組込まれるようになっており、接点部材
71の第1の基部72が第1の接続台61のスリットに
組込まれるとともに、第2の基部73が第2の接続台6
2のスリットに組込まれるようになっている。そしてこ
れらの基部72、73の上端に突出するように設けられ
ている刺入部75、76はそれぞれ第1の接続台61お
よび第2の接続台62の上端から突出するようになって
いる。
【0036】ハウジング10の上部に装着されるカバー
57の内側であってその下面には第1の押圧部81と第
2の押圧部82とがそれぞれ上記第1の接続台61およ
び第2の接続台62に対応して形成されている。これら
の押圧部81、82は上記接続台61、62と同様に、
互いにT字状に配されるようになっている。
【0037】次に以上のような構成に係るアダプタの接
続動作を説明する。ハウジング55の第1の接続台61
上に第1の被覆芯線67の先端部を配する。また第2の
接続台62上に第2の被覆芯線68の中間部をそれぞれ
配する。このような状態においてハウジング10の下側
にベース56を組合わせるとともに、上部にはカバー5
7を組合わせる。
【0038】これによって図15に示すように、カバー
57の第1の押圧部81によって第1の被覆芯線67は
第1の接続台61上の刺入部75とそれぞれ接続される
ことになる。また第2のの被覆芯線68はカバー57の
第2の押圧部82によって押圧され、その芯線が第2の
刺入部76と接触することになる。従って第1の被覆芯
線67と第2の被覆芯線68とがそれぞれ対応する接点
部材71を介して接続されることになる。
【0039】なおこのときの第1の被覆芯線67と第2
の被覆芯線68とは図16に示すように互いにT字状に
配置されることになる。このような構成によれば、モジ
ュラージャックを用いることなく被覆芯線の分岐接続が
可能になり、より少ない部品点数の被覆芯線の分岐接続
を達成できるようになる。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明は、プラグが挿入さ
れるソケットの外筐をハウジングから構成し、接続され
る被覆芯線を配する接続台をハウジングに連設し、接点
部材の一端をプラグの接点に接触するようにソケット内
に配するとともに、他端に形成されている鋭利な刺入部
を被覆芯線に刺さるように接続台に臨んで配し、上記ハ
ウジングを覆うようにハウジングと組合わされるカバー
に押圧部を設け、接点部材の刺入部が被覆芯線の絶縁被
覆を破って芯線と接続するように接続台上の被覆芯線を
接点部材に対して上記押圧部で押圧するようにした被覆
芯線の分岐アダプタに関するものである。
【0041】従って本発明によれば、接続される被覆芯
線を接続台上に配し、その上からカバーを装着して押圧
部によって押圧するだけで接続を達成することが可能に
なる。しかもこのような分岐アダプタはその部品点数が
少ないばかりでなく、半田付け作業を伴わず、これによ
って製造が容易で信頼性の高い分岐アダプタを提供する
ことが可能になる。
【0042】ハウジングの底部に線状の溝を形成し、接
点部材のプラグの接点と接触する一端と刺入部との間を
接続するリードの部分を線状溝に収納するようにした構
成によれば、ハウジングに組込まれる接点部材を確実に
保持することが可能になる。
【0043】線状溝に収納されている接点部材を保護す
るようにハウジングの底部側にベースを取付け、ハウジ
ングに対してベースとは反対側からカバーを装着するよ
うにした構成によれば、ハウジングの底部側に臨む接点
部材をベースによって確実に保護できるようになる。
【0044】接点部材を導電性金属板を打抜いて屈曲さ
せた構成によれば、プラグの接点に接続するコンタクト
スプリングの部分と被覆芯線と接続される刺入部とを一
体に形成することが可能になり、部品点数の低減に寄与
することになる。
【0045】別の発明は、ハウジングに互いに接続され
る第1の被覆芯線と第2の被覆芯線とをそれぞれ配する
第1の接続台と第2の接続台とを設け、接点部材の一端
に形成されている刺入部を第1の接続台上に臨ませると
ともに、他端に形成されている第2の刺入部を第2の接
続台上に臨ませるようにし、ハウジングを覆うように組
合わされるカバーに第1および第2の押圧部を設け、接
点部材の第1の刺入部および第2の刺入部をそれぞれ第
1および第2の接続台上の第1の被覆芯線および第2の
被覆芯線の絶縁被覆を破って芯線と接触するように第1
の被覆芯線および第2の被覆芯線を上記第1および第2
の押圧部で押圧するようにしたものである。
【0046】従ってこのような構成によれば、互いに接
続される第1の被覆芯線と第2の被覆芯線とをそれぞれ
ハウジングの第1の接続台と第2の接続台の上に配し、
上からカバーを装着するだけで接続が行なわれることに
なる。これによってモジュラープラグを介することなく
第1の被覆芯線と第2の被覆芯線との接続が達成され
る。
【0047】第1の接続台と第2の接続台とを互いにT
字状に配した構成によれば、第1の被覆芯線と第2の被
覆芯線とが互いにT字状に配された状態で接続が行なわ
れることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の分岐アダプタの分解斜視図であ
る。
【図2】ハウジングの平面図である。
【図3】図2におけるA〜A線断面図である。
【図4】打抜かれた接点部材の平面図である。
【図5】基端部の根元側の部分を屈曲させた接点部材の
斜視図である。
【図6】コンタクトスプリングを曲げた状態の接点部材
の外観斜視図である。
【図7】接続動作を示す分解斜視図である。
【図8】同縦断面図である。
【図9】接点部材の刺入部による接続を示す縦断面図で
ある。
【図10】モジュラープラグの接続を示す外観斜視図で
ある。
【図11】接続した状態の平面図である。
【図12】第2の実施例の分岐アダプタの分解斜視図で
ある。
【図13】この分岐アダプタに用いられる接点部材の打
抜いた状態の平面図である。
【図14】リードの部分を屈曲させた接点部材の外観斜
視図である。
【図15】接続状態を示す外観斜視図である。
【図16】同平面図である。
【符号の説明】
10 ハウジング 11 ベース 12 カバー 16 ソケット 17 接点部材 18 コンタクトスプリング 19 線状溝(上面、前面) 20 案内保持部 21 線状溝(底部) 23 接続台 24 スリット 25 基端部 26 刺入部 29 係合溝 30 突条 31 切込み 33 係止爪 34 係止孔 35 案内用突部 38 係止孔 39 係止爪 40 押圧部 41 引出し用切欠き 45 被覆芯線 46 絶縁被覆 47 芯線 49 被覆芯線 50 モジュラープラグ 55 ハウジング 56 ベース 57 カバー 61 第1の接続台 62 第2の接続台 64 係合溝 65 突条 67 第1の被覆芯線 68 第2の被覆芯線 71 接点部材 72、73 基部 74 リード部 75 刺入部(第1) 76 刺入部(第2) 81 第1の押圧部 82 第2の押圧部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラグが挿入されるソケットの外筐を構成
    するハウジングと、 前記ハウジングに連設されており、接続される被覆芯線
    が配される接続台と、 一端がプラグの接点に接触するようにソケット内に配さ
    れ、他端に形成されている鋭利な刺入部が被覆芯線に刺
    さるように前記接続台に臨んでいる接点部材と、 前記接点部材の刺入部が被覆芯線の絶縁被覆を破って芯
    線と接触するように前記接続台上の被覆芯線を前記接点
    部材に対して押圧する押圧部を有し、前記ハウジングを
    覆うようにハウジングと組合わされるカバーと、 をそれぞれ具備する被覆芯線の分岐アダプタ。
  2. 【請求項2】前記ハウジングの底部に線状の溝が形成さ
    れており、前記接点部材のプラグの接点と接触する一端
    と前記刺入部との間を接続するリードの部分が前記線状
    溝に収納されていることを特徴とする請求項1に記載の
    被覆芯線の分岐アダプタ。
  3. 【請求項3】前記線状溝に収納されている接点部材を保
    護するように前記ハウジングの底部側にベースが取付け
    られ、前記ハウジングに対して前記ベースとは反対側か
    ら前記カバーが装着されるようになっていることを特徴
    とする請求項2に記載の被覆芯線の分岐アダプタ。
  4. 【請求項4】前記接点部材が導電性金属板を打抜いて屈
    曲させて形成されていることを特徴とする請求項1に記
    載の被覆芯線の分岐アダプタ。
  5. 【請求項5】互いに接続される第1の被覆芯線と第2の
    被覆芯線とをそれぞれ配する第1の接続台と第2の接続
    台とを有するハウジングと、 一端に形成されている第1の刺入部が前記第1の接続台
    に臨むとともに、他端に形成されている第2の刺入部が
    前記第2の接続台に臨む接点部材と、 前記接点部材の第1の刺入部および第2の刺入部がそれ
    ぞれ第1の接続台および第2の接続台上の第1の被覆芯
    線および第2の被覆芯線の絶縁被覆を破って芯線と接続
    するように第1の被覆芯線および第2の被覆芯線を押圧
    する第1の押圧部および第2の押圧部を有し、前記ハウ
    ジングを覆うようにハウジングと組合わされるカバー
    と、 をそれぞれ具備する被覆芯線の分岐アダプタ。
  6. 【請求項6】前記第1の接続台と前記第2の接続台とが
    互いにT字状に配されるようになっていることを特徴と
    する請求項5に記載の被覆芯線の分岐アダプタ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010054784A (ko) * 1999-12-08 2001-07-02 이형도 어댑터 플러그
CN109515347A (zh) * 2017-09-15 2019-03-26 本田技研工业株式会社 配电分路单元和车辆

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KR20010054784A (ko) * 1999-12-08 2001-07-02 이형도 어댑터 플러그
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