JPH08315479A - ディスク移送装置 - Google Patents

ディスク移送装置

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JPH08315479A
JPH08315479A JP7141211A JP14121195A JPH08315479A JP H08315479 A JPH08315479 A JP H08315479A JP 7141211 A JP7141211 A JP 7141211A JP 14121195 A JP14121195 A JP 14121195A JP H08315479 A JPH08315479 A JP H08315479A
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JP
Japan
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disc
disk
signal
brought
slide plate
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JP7141211A
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Inventor
Niro Nakamichi
仁郎 中道
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Nakamichi Corp
Original Assignee
Nakamichi Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ディスクの垂直方向の振動を防止する。 【構成】ディスク周縁Deを挾持し、ディスクDを移送
するディスク移送装置であり、ディスクDの移送方向に
延び、ディスク周縁Deの右側とディスク上面Duとに
より形成される角部Dc1に係合可能な傾斜面12B1
と、ディスク周縁Deの右側とディスク下面Dlとによ
り形成される角部Dc2に係合可能な傾斜面12B2を
備えたフリクションベルト12と、ディスクの移送方向
に延び、ディスク周縁の左側を駆動するベルトと、ディ
スク周縁の左側の垂直方向の移動を規制するディスクガ
イドとから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディスク周縁を挾持し、
ディスクを移送するディスク移送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディスク周縁を挾持し、ディスク
を移送するディスク移送装置が実開昭60−10625
0号等により提案されている。該公報に記載のディスク
移送装置は、ディスク挿入口に挿入されたディスク周縁
を挾持すべく、プ−リ間に張架されたベルトを一対備え
ている。両ベルトは断面V字形状とされ、V字溝間にデ
ィスクを挾持し、一方のベルトの移動によりディスクを
再生位置に移送する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置によれば、特にディスクがベルト長の中間に位置し
た時、外部振動を受けると、ベルトの柔軟性によりディ
スクが垂直方向に振動し、タ−ンテ−ブルやクランパ等
のディスク再生装置内の他の機構に係合して、ディスク
損傷や装置の故障を招く問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するものであり、本発明装置は、ディスク周縁を挾持
し、ディスクを移送するディスク移送装置であり、ディ
スクの移送方向に延び、ディスク周縁の一方側とディス
クの一方の面とにより形成される第1の角部に係合可能
な第1の傾斜面と、ディスク周縁の一方側とディスクの
他方の面とにより形成される第2の角部に係合可能な第
2の傾斜面を備えた第1のディスクガイド手段と、ディ
スクの移送方向に延び、ディスク周縁の他方側を駆動す
るベルトと、ディスク周縁の他方側の垂直方向の移動を
規制する第2のディスクガイド手段とにより構成され
る。
【0005】
【作用】上述した本発明装置によれば、第1及び第2の
ディスクガイド手段はディスクの垂直方向の移動を規制
し、ベルトはディスク周縁の他方側を駆動し、ディスク
を第1及び第2の傾斜面に対して転がり移送する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。なお、本実施例装置はディスク挿入口から
挿入されたディスク(CD−ROM)を再生でき、ま
た、そのディスクを装置内に配置されたストッカに収納
し、ストッカ内に収納された複数枚のディスクの選択的
な再生も可能であるストッカ方式のCD−ROMチャン
ジャ−を構成しており、その外形はコンピュ−タ周辺機
器の標準寸法である5−1/4インチ、ハ−フハイトの
フォ−ムファクタとされている。
【0007】《シャシ》図1に本ディスク再生装置10
00のシャシ構成が示されている。ディスク再生装置1
000は5−1/4インチ、ハ−フハイトのフォ−ムフ
ァクタに合致させるべく、その高さH×幅W×奥行きD
が41.5×146×209(mm)とされ、ロ−ディ
ングシャシ80とメインシャシ90の2シャシから構成
されている。ロ−ディングシャシ80はメインシャシ9
0の上端よりも一段下がった個所に固定され、メインシ
ャシ90の上端にはトップカバ−3が取付けられる。な
お、ディスク再生装置1000がコンピュ−タ(図示し
ない)のフロントパネルに装着される場合、トップカバ
−3は必ずしも必要とされない。一方、メインシャシ9
0の前面にはディスク挿入口1Aを備えるフロントパネ
ル1が取付けられる。ディスク挿入口1Aはディスク挿
脱に際してディスク記録面を損傷させることがないよ
う、左右両端から中心に向かうに従ってその上下間隔が
広げられている。
【0008】《ディスク移送機構》図2〜図4にディス
ク移送機構1001の詳細が示されている。ディスク移
送機構1001は装置左側に配置される駆動側ディスク
ガイド部1002と装置右側に配置される固定側ディス
クガイド部1003から構成され、挿入されたディスク
を挾持すべくロ−ディングシャシ80の下面に装置左右
方向に移動可能に支持されている。L字状のロ−ディン
グプレ−ト81L、81Rは夫々駆動側ディスクガイド
部1002、固定側ディスクガイド部1003のベ−ス
となるプレ−トであり、その上面に植立された支持ピン
17A、17Bがガイド溝80A、80Bに挿入され、
支持ピン上面にリング21A、21Bが固定されること
により、ロ−ディングシャシ80の下面に左右移動可能
に吊り下げられる。また、両ロ−ディングプレ−ト81
L、81Rはその上面に植立されたガイドロ−ラ19
A、19Bがガイド溝80A、80Bにガイドされるこ
とにより、装置左右方向に正確にガイドされる。支持ピ
ン17Aはピン17Bよりも短くされており、結果、ロ
−ディングプレ−ト81Rはシャシ80とロ−ディング
プレ−ト81Lの略中間となる高さに配置される。
【0009】ラック810L、810Rがロ−ディング
プレ−ト81L、81Rの対向する側面に形成されてい
る。シャシ80の下面に軸支されたピニオンギア85は
ラック810Lと810Rに噛合し、ロ−ディングプレ
−ト81L、81Rを互いに逆方向に移動するよう連結
する。また、ロ−ディングプレ−ト81Lの支持ピン1
7Bの上部に固定されたリング21Bとシャシ80の上
面に固定されたピン21Cとの間にはバネ127が掛け
られ、両ロ−ディングプレ−ト81L、81Rは互いに
近接する方向に付勢される。
【0010】また、ロ−ディングプレ−ト81Lの装置
前方側にはシャッタ片811が折曲げ形成されており、
ロ−ディングシャシ80の前端に固定された光学センサ
−236によりロ−ディングプレ−ト81Lの位置が検
出される。光学センサ−236の出力はプレ−ト位置検
出信号(バ−IN)を形成し、図58に示されるように
プレ−ト81L、81Rに支持されるベルト12、14
の間隔が114mm〜122mmとなる時に“H”状態
となる。よって、光学センサ−236の出力はベルト1
2、14間に直径120mmのディスクが挾持されてい
る時に“H”状態になり、ディスク有無検出信号として
も用いられる。
【0011】図3に駆動側ディスクガイド部1002の
詳細が示されている。上部ディスクガイド9はジュラコ
ン等の摩擦係数の低い樹脂により形成され、その下面は
ディスク周縁の装置左側の垂直移動を規制するガイド溝
9’の上半分を形成する。駆動側ディスクガイド部10
02の断面図である図5に示されるように、上部ディス
クガイド9の下面は45度傾斜した傾斜面9Aをその長
手方向に備え、傾斜面9Aの下端にはディスク上面Du
と係合可能な水平面9Bが形成されている。一方、下部
ディスクガイド10は傾斜面9Aとは逆方向に45度傾
斜した傾斜面10Aをその長手方向に備え、その上端に
はディスク下面Dlを支持する水平面10Bが形成され
ている。水平面10Bは図72に示されるようにハッチ
ング部A2でディスク下面Dlと面接触し、ディスク前
後の上下移動を抑止する。水平面9Bと10Bはディス
ク移送を阻害しないよう、ディスクの厚み(1.2m
m)よりも幅広の上下間隔H1(1.5mm)とされて
おり、また、ディスクの読出しエラ−を招くことがない
よう、ディスクの情報記録半径より外側の部分でディス
ク上下面と係合可能である。
【0012】また、図3に示されるように上部ディスク
ガイド9の前端には軸16によりタイミングプ−リ15
が軸支され、下部ディスクガイド10の後端には軸6に
よりタイミングプ−リ7が軸支されている。両プ−リ間
にはタイミングベルト14が張架され、図5に示すごと
くその外周面は水平面9B、10Bの間にガイドされた
ディスク周縁Deと係合するディスク移送面14Aを形
成している。本実施例においては、ディスク周縁の右側
と係合するフリクションベルト12がロ−ディングプレ
−ト81Rに対して固定配置されているため、タイミン
グベルト14が撓むとディスク中心が装置左側に移動
し、ディスク移動軌跡が直線にならなくなる。また、タ
イミングプ−リ15の回転数に基づきディスクの移送距
離を検出するため、ベルト14の弛みはその検出誤差を
も招く。このため、下部ディスクガイド10はタイミン
グベルト14の歯面14Bに摺接する規制壁10Dを備
え、ディスク挾持によりタイミングベルト14がベルト
内側に撓むのを防止する(図72参照)。
【0013】また、樹脂により形成されたディスクガイ
ド9と10を補強するため、ディスクガイド9と10の
間には金属材により形成されたプレ−ト8が配置され
る。また、ディスクガイド9、10の後方側の上下面に
は、その上下に近接するストッカ内のディスク損傷を防
止するためのディスク保護シ−ト23が貼付される。
【0014】タイミングプ−リ15を回転駆動する駆動
メカニズム1004が図7に示されている。駆動モ−タ
250はブラケット180によりシャシ90に固定さ
れ、その回転軸にはウォ−ムギア253が圧入されてい
る。ギア部材63は軸91によりシャシ90に軸支さ
れ、その下部に形成されたギア63Aがウォ−ムギア2
53に噛合している。一方、プレ−ト86A、86Bは
ギア82Bの軸によりその一端が回動自在に連結されて
いる。プレ−ト86Bの他端にはプ−リ15の軸16が
取付けられている。また、軸88はプレ−ト86Aの他
端に固定され、軸91の中心孔91Aに挿入されること
により、プレ−ト86Aは軸91に回動自在に取付けら
れている。また、プレ−ト86Bはその中心部にプ−リ
15の下方に形成されたギア15Bとギア82Bを連結
するギア82Aを軸支しており、一方、プレ−ト86A
はギア82Bとギア部材63の上方に形成されたギア6
3Cを連結するギア82Cを軸支している。
【0015】以上の構成によれば、プレ−ト86A、8
6Bは図19〜図23に示されるように、タイミングプ
−リ15の位置に応答して回動し、モ−タ250に接続
されたギア部材63の回転をギア82A〜82Cを介し
てタイミングプ−リ15に伝達する。よって、プ−リ1
5を回転駆動するモ−タ250をプ−リ15と共に移動
させる必要がないので、シャシ内にモ−タ移動空間が必
要なく、装置の小型化を実現する。また、ロ−ディング
プレ−ト81Lの荷重負荷が軽くなるため、ロ−ディン
グプレ−ト81Lと81Rを近接させるバネ127を弱
くすることができ、ディスク挿入をスム−ズなものとす
ることができる。
【0016】また、ギア部材63はその上部にシャッタ
63Bを備え、ブラケット180の折曲部180Aに取
付けられた光学センサ−232によりその回転が検出さ
れる。光学センサ−232の出力はロ−ディングパルス
信号(バ−L.PULSE)を形成し、本実施例によれ
ば、ディスク移送時において、バ−L.PULSE信号
は1パルスあたりディスクが0.5mm移動したことを
示す。また、バ−L.PULSE信号は後述するロ−デ
ィングプレ−ト開閉時において、ロ−ディングプレ−ト
81Lの移動距離を示し、その時には1パルスあたりロ
−ディングプレ−ト81Lが0.314mm移動したこ
とを示す。
【0017】図4に固定側ディスクガイド部1003の
詳細が示されている。ディスクガイド11は上述したデ
ィスクガイド9、10と同様に摩擦係数の低い樹脂材に
より形成され、ディスク周縁の装置右側の垂直移動を規
制するガイド溝11’がその長手方向に形成されてい
る。ガイド溝11’は図6に示されるように、傾斜面1
1A、11Bとディスクエッジに係合するコ字状の溝1
1Cとから構成され、前端にはテ−パ−形状のディスク
導入部11E(図8参照)が形成されている。溝11C
の間隔H2は上述したガイド溝9’と同様にディスクの
厚みよりも幅広の1.5mmとされ、ディスクの落下を
防止する。
【0018】また、溝11Cには図8に示されるように
ディスク外周面とのすべりを防止すべく、摩擦係数の高
い材料(プラスチックゴム等)により形成されたフリク
ションベルト12が挿入固定される。本実施例によれ
ば、フリクションベルト12はその右側面に抜け止め部
12Cを備えたひげ12Aが副数本突出形成されてお
り、ひげ12Aがディスクガイド11に形成された孔1
1Eに挿入され、ガイド11の右側面側から引き出され
ることによりワンタッチで固定される。なお、ディスク
ガイド固定後、孔11Eから外方に突出したひげ12A
は切断、除去される。
【0019】また、フリクションベルト12の左側面は
傾斜面12B1、12B2からなるV字溝12Bを形成
している。図6に示されるように、傾斜面12B1、1
2B2は90度の挾み角を有し、傾斜面12B1はディ
スク上面Duとディスク周縁Deとにより形成される角
部Dc1と係合し、傾斜面12B2はディスク下面Du
とディスク周縁Deとにより形成される角部Dc2と係
合し、ディスク右側の高さを位置決めしている。
【0020】上述したディスク移送機構1001によれ
ば、ロ−ディングプレ−ト81L、81Rは図13に示
されるようにディスクが挿入されていない時、バネ12
7の付勢力によりピン17A、17Bがガイド溝80
A、80Bの終端に係合するディスク受入位置であるP
OS.1に位置決めされる。ディスク受入位置におい
て、両ロ−ディングプレ−ト81L、81Rに支持され
たベルト14と12の最小離間距離W1は直径120m
mのディスクよりの幅狭の112mmとされている。な
お、上述したようにベルト12の左側面12Bは傾斜し
ているため、ディスク係合位置Dcとベルト14の距離
をベルト14と12の距離とする。ディスク移送機構1
001はこの最小離間距離によりイジェクト方向のディ
スク移送可能位置が決定され、最小離間距離が狭いほど
ディスクをディスク挿入口からより突出させることがで
きる。しかしながら、最小離間距離を必要以上に狭くす
ると、ディスク挿入により多くの力を必要とし、ディス
ク挿入フィ−リングが悪化する。そこで、本実施例によ
れば、最小離間距離W1を図18に示されるようにディ
スクスピンドル孔Dsを装置外部に突出させることがで
きる最大幅(112mm)に設定している。
【0021】ディスク挿入口1Aを介して装置内にディ
スクDが挿入されると、ディスクは先ずその周縁Deが
タイミングベルト14のプ−リ巻付部14Cと導入部1
1Eとに係合する。上述したように導入部11Eは摩擦
係数の低い樹脂材により形成されているため、ディスク
挿入時にディスク周縁と滑り、ディスクの挿入をスム−
ズなものとする。また、導入部11Eの存在により、デ
ィスク挿入時にタイミングベルト14を擦ることがなく
なり、タイミングベルト14の損傷を防止することもで
きる。ディスクの挿入位置に応じて、ロ−ディングプレ
−ト81L、81Rはバネ127の付勢力に抗して押し
広げられ、図14のP0に示される位置までディスクD
が挿入されると、ベルトの間隔W2が114mmとな
り、ディスクロ−ディングが開始される。
【0022】ディスク移送機構1001はディスクDを
装置内に引き込むべく、タイミングベルト14を反時計
方向に移動させるが、ある程度までディスクDが挿入さ
れないとディスク周縁と滑ってしまうためディスクDを
引き込むことができず、その間、操作者によるディスク
挿入操作を必要とする。ここで、操作者は一般的にディ
スクDを右手の人指指と親指でディスクスピンドル孔D
sとディスク周縁Deを挾持して装置に挿入する。ディ
スクDを挾持した右手はディスクDが時計方向に回転す
る方が自然に捩じれやすく、ディスク移送装置1001
もその法則に合わせ、ディスク駆動を行う駆動側ディス
クガイド部1002が装置左側に配置され、操作者に無
理なディスク挿入姿勢を強いることのないよう、ディス
クDを時計方向に回転させながら装置内に引き込む。
【0023】ディスク移送機構1001はディスクDの
両端をタイミングベルト14とフリクションベルト12
間に挾持する位置に持ち来すと、以後ディスクDを安定
して移送可能な状態となり、図15に示されるごとく、
再生位置(P2)を介してストッカ1011に収納する
ストック位置(P3)に持ち来す。また、ディスク移送
機構1001はタイミングベルト14を時計方向に移動
させることにより、図18に示されるようにストック位
置(P3)のディスクを再生位置(P2)を介して、デ
ィスク取り出しを行うためのイジェクト位置(P4)に
持ち来す。イジェクト位置において、ディスクのスピン
ドル孔Dsはディスク挿入口1Aから装置外部に突出
し、ベルト14と12の間隔W1は上述したディスク受
入状態と同一の間隔(112mm)となる。
【0024】《ロ−ディングプレ−ト開閉機構》本実施
例によれば、ロ−ディングプレ−ト開閉機構は上述した
ディスク移送機構の駆動モ−タ250を兼用使用するよ
う構成されており、以下その構成を説明する。図7にお
いて、ラック解除プレ−ト134はメインシャシ90の
前面に形成されたガイド溝90Hにガイドされたピン1
35により装置左右方向に移動可能に取付けられてお
り、その右端には後述するスライド板75の折曲部75
Eに係合可能な折曲部134Bが形成されている。T字
形状のラック解除レバ−130は軸133によりモ−タ
−ブラケット180の上面に軸支され、バネ138によ
り時計方向に付勢されている。レバ−130の腕130
Bは後述するラック部材87の開口87Cを貫通してプ
レ−ト134の溝134Aに挿入され、レバ−130は
プレ−ト134の装置右方向への移動により反時計方向
に回動する。
【0025】一方、ラック部材87はその下端に形成さ
れた突出片87Aがメインシャシ90に形成された孔
(図面では隠れて見えない)に挿入され、その下端を中
心に装置前後方向に回動自在に支持されている。ラック
部材87の上端には上述したタイミングプ−リ15のギ
ア15Aとギア15Bの中間に形成されたギア15C
(図23参照)に噛合可能なラック87Dが形成されて
いる。ラック部材87の折曲部87Cは、プレ−ト13
1とバネ132によりレバ−130の腕130Aと連結
されている。よって、ラック部材87はレバ−130の
反時計方向の回動により、装置後方に向けて回動し、ラ
ック87Dがギア15Cに噛合する。
【0026】以上のロ−ディングプレ−ト開閉機構10
05によれば、ラック部材87は図59のタイミングチ
ャ−トに示されるように、後述するスライド板75の位
置に応答してギア15Cへの噛合(ON)、離隔(OF
F)が制御される。図19〜図21に示されるように、
スライド板75は位置DOWN−2と位置UP−1の間
を移動する間、その折曲部75Eはプレ−ト134の折
曲部134Bに係合することはない。よって、この間、
レバ−130はバネ138の付勢力によりプレ−ト13
4をそのピン135がガイド溝90Hの左終端に係合す
る位置に位置決めし、プレ−ト131とバネ132を介
してラック部材87をギア15Cから離隔した位置に持
ち来す。そして、スライド板75は位置UP−1から位
置UP−2に移動すると、図22に示されるようにその
折曲部75Eが折曲部134Bに係合し、プレ−ト13
4を装置右方向に移動させる。よって、プレ−ト134
はレバ−130をバネ138の付勢力に抗して反時計方
向に回動させ、プレ−ト131とバネ132を介してラ
ック部材87をギア15Cに噛合した位置に持ち来す。
【0027】よって、スライド板75が位置UP−2に
持ち来されている時、タイミングプ−リ15が回転駆動
されると、そのギア15Cがラック87Dに噛合してい
るため、図23に示されるように自転しながらラック8
7Dに沿って移動し、ロ−ディングプレ−ト81L、8
1Rを図17に示される開放位置POS.3と、図13
に示されるディスク受入位置POS.1との間で移動さ
せる。
【0028】本実施例装置によれば、ロ−ディングプレ
−ト81L、81Rの各位置は上述したバ−IN信号の
状態変化を基準としたバ−L.PULSE信号のパルス
カウントにより検出される。図58に示されるように、
開放位置POS.3はロ−ディングプレ−ト81L、8
1Rを開放移動させ、バ−IN信号が“L”変化してか
らバ−L.PULSE信号を10パルスカウントするこ
とにより検出される。ディスクを挾持する位置POS.
2は位置POS.3からロ−ディングプレ−ト81L、
81Rを閉鎖移動させ、バ−IN信号が“H”変化して
からバ−L.PULSE信号を3パルスカウントことに
より検出される。また、ディスク受入位置POS.1は
ロ−ディングプレ−ト81L、81Rを閉鎖移動させ、
バ−IN信号が“H”変化してからバ−L.PULSE
信号を16パルスカウントすることにより検出される。
【0029】《光学メカ》図9に光学メカ1006が示
されている。光学メカ1006はシャシ30、タ−ンテ
−ブル102、光学ピックアップ2、光学ピックアップ
送り機構53等から構成され、タ−ンテ−ブル102上
に載置されたディスクDを回転駆動し、ディスクDの光
学的な再生を行う。この光学メカ1006によれば、タ
−ンテ−ブル102はメインモ−タ33Aの回転軸に固
定されており、図37に示されるように、その下面には
ギア37が固定されている。ギア37はシャシ30上に
軸支されたギア35を介してサブモ−タ33Bのギア3
6に接続されており、結果、タ−ンテ−ブル102はモ
−タ33Aと33Bにより回転駆動される。
【0030】本実施例によれば、モ−タ33Aと33B
はディスク再生時において、略7:3の比でディスク再
生に必要な駆動電圧が供給され、ディスクを回転駆動す
る。駆動電圧の差により、モ−タ33Bはモ−タ33A
に対して負荷として働き、連結されたギア35〜37間
のバックラッシュによる振動がタ−ンテ−ブル102に
伝達されるのを防止する。一方、起動時やアクセス時、
両モ−タ33A、33Bは1:1の比で所定の駆動電圧
が供給され、ディスクDを2倍の駆動トルクにより回転
駆動し、所望の回転数により急速に到達させる。よっ
て、光学ピックアップ2の読出し開始が速くなり、アク
セス時間の短縮を得ることができる。なお、この時両モ
−タ33A、33Bが同一比にて回転駆動されることに
より、連結されたギア35〜37間のバックラッシュに
よる振動がタ−ンテ−ブル102に伝達されてしまうも
のの、ディスクDの加減速中はディスク再生を行なうこ
とができないので問題とはならない。なお、このモ−タ
駆動回路の詳細については、本出願人の出願に係る特願
平6−340510号(平成6年12月28日出願)を
参照されたい。
【0031】また、タ−ンテ−ブル102の上面にはデ
ィスクDをセンタリングする凸状のセンタリング部10
1が形成され、その内側には後述するクランパ1009
を吸引するマグネット105が固定されている。一方、
光学ピックアップ2はシャシ30に固定されたガイドロ
ッド31、38により、装置前面に対して25度の傾斜
角を持って移動可能にガイドされている。光学ピックア
ップ2はフィ−ドモ−タ34、減速ギア51、52、5
4、ラック50により構成された送り機構53によりデ
ィスクDの半径方向に駆動され、また、ギア51に連結
されたシャッタ55の回転を検出する光学センサ−23
0A、230Bによりその移動距離が検出される。
【0032】《光学メカの支持》光学メカ1006に外
部振動が伝達されるのを防止するため、シャシ30の取
付孔30Cには夫々下ダンパ41が挿入固定され、下ダ
ンパ41とベ−ス40の間にはシャシ30の加重を受け
るバネ42が配置される。シャシ30上面に突出した下
ダンパ41の上面には上ダンパ44が配置され、その上
方からねじ43がベ−ス40に螺合される。
【0033】《ダンパロック機構》また、光学メカ10
06をベ−ス40に対して固定するダンパロック機構1
008が設けられている。略Y字状のロックプレ−ト6
4と略J字状のロックプレ−ト65は夫々その下面に突
出形成されたピン64C、65Bがベ−ス40のガイド
溝40D、40Eにガイドされ、装置左右方向に移動可
能に支持されている(図24参照)。プレ−ト64の先
端64A、64Bとプレ−ト65の先端65Aは夫々ベ
−ス40の側面に形成された孔40A〜40Cを貫通
し、シャシ30の左右折曲部に形成された孔30A〜3
0C(図9において孔30Cは隠れて見ることができな
い)に係合可能とされている。プレ−ト64、65はベ
−ス40に設けられた軸67に軸支された連動プレ−ト
66により互いに逆方向に移動するよう連結され、プレ
−ト64とベ−ス40の間に挿入された圧縮バネ68に
より、ベ−ス外方に向けて付勢されている。また、連動
プレ−ト66は後述されるスライド板75によりその回
動が制御され、その一端にはスライド板75の折曲部7
5Bのエッジ75B”(図10)に係合可能な切欠け部
66Aが形成され、ベ−ス40の孔40Fから突出して
いる。
【0034】以上のダンパロック機構1008によれ
ば、ロックプレ−ト64、65は図59に示されるよう
に、スライド板75の位置に応答してロック状態が制御
される。ダンパロック機構1008の動作を説明する図
24〜図26に示されるように、スライド板75は位置
DOWN−2と位置UP−1の間を移動する間、そのエ
ッジ75B”は連動プレ−ト66の切欠け部66Aを押
圧することはない。よって、ロックプレ−ト64、65
はバネ68によりベ−ス外方に向けて付勢され、各先端
64A、64B、65Aはシャシ30の孔30A〜30
Cに挿入され、シャシ30、即ち光学メカ1006をベ
−ス40に対してロックする。一方、スライド板75は
位置UP−1から位置UP−2に移動すると、図27に
示されるようにそのエッジ75B”によりプレ−ト66
をバネ68の付勢力に抗して反時計方向に回動させ、プ
レ−ト64、65をベ−ス内方に移動させる。よって、
プレ−ト64、65の先端64A、64B、65Aはシ
ャシ30の孔30A〜30Cから離脱し、光学メカ10
06を下ダンパ41及び上ダンパ44によって弾性支持
された状態とする。
【0035】《光学メカ上下機構》上述した光学メカ1
006をディスク再生を行うためのアップ位置(図41
参照)と再生位置のディスク下方に退避したダウン位置
(図39参照)との間で移動させる光学メカ上下機構1
008が図10に示されている。スライド板75はその
底面に形成された長孔75Hとシャシ90に固定された
軸136A〜136Cによりシャシ90に対して装置左
右方向に移動可能にガイドされている。スライド板75
はその折曲部75A、75Bにガイド溝75A’、75
B’が形成され、反対側の折曲部75Cにはピン47が
植立されている。駆動モ−タ251はブラケット181
によりシャシ90に固定され、その回転軸251Aには
ウォ−ムギア254が圧入されている。ギア部材184
は軸92により軸支され、その上部にはウォ−ムギア2
54と噛合するギア184Aが形成されている。また、
ギア部材184の下部にはギア184Bが形成されてお
り、その回転はシャシ90に軸支されたギア71〜74
に伝達され、ギア74の下面に形成されたギア74Aが
スライド板のラック75Fに噛合することにより、スラ
イド板を移動させる。
【0036】一方、上述した光学メカ1006を弾性支
持したベ−ス40はシャシ90に固定されたガイドシャ
フト137A、137Bにより装置上下方向に移動可能
にガイドされている。ベ−ス40の側面にはスライド板
75のガイド溝75A’、75B’にガイドされるピン
45A、45Bが植立され、ベ−ス40の上面、装置後
方側には上述したスライド板のピン47をガイドするガ
イド溝48’を備えるガイドプレ−ト48が固定され
る。なお、ベ−ス40側にガイドプレ−ト48を設けた
のは、組立時の容易性を考慮したためである。
【0037】以上の光学メカ上下機構1008によれ
ば、スライド板75は位置DOWN−2(図28、図2
9参照)と位置DOWN−1(図30、図31参照)と
の間を移動する間、下方に位置するガイド溝75A’、
75B’の水平部G1によりベ−ス40のピン45A、
45Bをガイドし、ベ−ス40、即ち光学メカ1006
を再生位置のディスクDより下方に退避させたダウン位
置(図39参照)に保つ。そして、スライド板75が位
置DOWN−1と位置UP−1(図32、図33参照)
との間を移動する間、ガイド溝の傾斜部G2によりピン
45A、45Bをガイドし、光学メカ1006を上下移
動させる。そして、スライド板は位置UP−1と位置U
P−2(図34、図35)の間を移動する間、上方に位
置するガイド溝の水平部G3によりピン45A、45B
をガイドし、光学メカをディスク再生を行うためのアッ
プ位置(図41)に保つ。図41に示されるようにアッ
プ位置において、光学メカ1006はそのタ−ンテ−ブ
ル102の上面が再生位置に持ち来されたディスクDの
下面と同一高さに持ち来され、トレイ方式のディスクプ
レ−ヤのようにディスクを持ち上げることはない。な
お、ガイドプレ−ト48のガイド溝48’も上述のガイ
ド溝75’と同様に構成されており、ベ−ス40は平行
に移動する。
【0038】また、スライド板75の各位置を検出する
ため、ギア部材184の上面にはシャッタ部材58が固
定され、ブラケット181に固定された光学センサ−2
33によりその回転数が検出される。光学センサ−23
3の出力はスライド板移動パルス信号(バ−P.PUL
SE)を形成し、本実施例によれば、バ−P.PULS
E信号は1パルスあたり略0.231mmスライド板7
5が移動したことを示す。また、スライド板75はシャ
ッタ片75Gが折曲げ形成され、シャシ90に固定され
た光学センサ−237により、その基準位置が検出され
る。センサ−237の出力はスライド板基準位置信号
(バ−P.REF)信号を形成し、図59に示されるよ
うに、スライド板75が位置DOWN−1より僅かにU
P方向に移動すると“L”に変化する。
【0039】よって、スライド板75の各位置はバ−
P.REF信号の状態変化後のバ−P.PULSE信号
をパルスカウントすることにより検出される。本実施例
装置によれば、図59に示されるように、位置DOWN
−1はスライド板75をDOWN方向に移動させ、バ−
P.REFが“H”変化してからバ−P.PULSE信
号を3パルスカウントすることにより検出され、位置D
OWN−2は同様に20パルスカウントすることにより
検出される。一方、位置UP−1はスライド板75をU
P方向に移動させ、バ−P.REFが“L”に変化して
からバ−P.PULSE信号を27パルスカウントする
ことにより検出され、位置UP−2は同様に45パルス
カウントすることにより検出される。
【0040】《クランパ》また、上述した図2にはタ−
ンテ−ブル上にディスクをクランプするクランパ100
9が示されている。クランパ1009はクランパベ−ス
100、磁性プレ−ト111、クランプトップ115、
クランパシ−ト103から構成されている。詳細には図
37に示されるように、クランパベ−ス100の下面凹
部にはタ−ンテ−ブル102上に設けられたマグネット
105に対向する磁性プレ−ト111が固定され、ま
た、ディスクDの上面の損傷を防止するため、ディスク
係合面には圧縮ウレタンからなるクランパシ−ト103
が貼付される。一方、クランプトップ115は、外周に
向かうに従って先細りに形成されたフランジ部115A
を備えた断面略T字形状とされ、軸部115Bがシャシ
80の孔80Fを貫通することにより、ロ−ディングシ
ャシ80の下方に配置されたクランパベ−ス100の上
面に固定される。
【0041】《クランパ保持機構》また、図2には上述
したクランパ1009を再生位置に持ち来されたディス
クDより僅かに(0.3mm)上方となる退避位置に保
持するクランパ保持機構1010が示されている。クラ
ンパホルダ77L、77Rの上面に固定されたピン7
8、78は、ロ−ディングシャシ80のガイド溝80D
を貫通してクランパホルダ77L、77Rのガイド溝7
7B、77Bに挿入されている。また、クランパホルダ
77L、77Rの下面に突出した突出部77C、77C
(図37参照)がロ−ディングシャシ80のガイド溝8
0E、80Eにガイドされることにより、クランパホル
ダ77L、77Rはシャシ80上に左右移動可能に載置
されている。また、クランパホルダ77L、77Rは対
向する端部に上述したクランパ1009のフランジ部1
15Aを挾持する保持部77A、77Aを備える。保持
部77Aは図37に示されるように断面V字形状とさ
れ、バネ128の付勢力によりフランジ部115Aを左
右から所定の高さに位置決め保持する。
【0042】以上の構成によれば、クランパ保持機構1
010はロ−ディングプレ−ト81L、81Rの位置に
応答してクランパ1009を保持するか否かが制御され
る。ロ−ディングプレ−ト81L、81Rがディスク受
入位置POS.1(図36)と大径ディスク挾持位置P
OS.2(図38)の間を移動する間、その上面に固定
されたピン78、78は図37、図39に示されるよう
にクランパホルダ77L、77Rのガイド溝77B、7
7B内を単に移動する。よって、クランパホルダ77
L、77Rはバネ128の付勢力により、保持部77
A、77Aの間にフランジ部115Aを挾持し、クラン
パ1009を再生位置に持ち来されたディスクDより
0.3mm上方となる退避位置に保持する。
【0043】図40、図41に示されるように、光学メ
カ1006がアップ位置に持ち来された後、ロ−ディン
グプレ−ト81L、81Rが開放位置POS.3(図4
2参照)に持ち来されると、図43に示されるようにプ
レ−ト上のピン78、78はガイド溝77B、77Bの
終端を押圧し、その移動と共にクランパホルダ77L、
77Rをバネ128の付勢力に抗して左右に押し広げ
る。すると、クランパホルダ77L、77Rは保持部7
7A、77A間によるフランジ部115Aの挾持を解除
し、クランパ1009はタ−ンテ−ブル102のマグネ
ット105に吸引され、ディスクDをタ−ンテ−ブル1
02との間に挾持する。また、ロ−ディングプレ−ト8
1L、81Rはストッカ上下移動を可能とするため、デ
ィスクがストック位置に持ち来された後にも開放位置P
OS.3に持ち来される。この時にはアップ位置に持ち
来されたタ−ンテ−ブル102上にはディスクDが存在
しないため、クランパ1009は図44に示されるよう
に、マグネット105に吸引され、タ−ンテ−ブル10
2のセンタリング部101上に載置される。
【0044】《ストッカ》図11にストッカ1011が
図示されている。ストッカ1011はトッププレ−ト1
51、ベ−スプレ−ト154が夫々ストッカ本体150
の上下面に固定され、ストッカプレ−ト152A〜15
2Dがストッカ本体150のスリットに挿入固定される
ことにより構成されている。ディスク損傷を防止するた
め、トッププレ−ト151とストッカプレ−ト152A
〜152Dの上下面にはフロッピ−ディスクのインナ−
シ−トとして用いられている不織布153が貼付され
る。ストッカ1011はトッププレ−ト151とストッ
カプレ−ト152Aの間及びストッカプレ−ト152A
〜152Dの各間に計4枚のディスク(図示しない)を
3mmピッチにて挿脱可能に支持する。また、ストッカ
1011は軸受150Aがメインシャシ90に植立され
たシャフト140に挿入され、装置上下方向に移動可能
にガイドされている。また、ストッカ1011はナット
164L、164R(図面においてナット164Lは隠
れて見ることができない)が後述するスクリュ−ギア1
67L、167Rに螺合しており、スクリュ−ギア16
7L、167Rの回転により上下駆動される。
【0045】《ストッカ上下機構》一方、ストッカ10
11の下方にはストッカを上下移動させるストッカ上下
機構1012が配置されている。駆動モ−タ252はブ
ラケット182によりメインシャシ90に固定され、そ
の回転軸にはウォ−ムギア62が圧入されている。ギア
部材169は軸170により回転自在に軸支されてお
り、その上部にはウォ−ムギア62と噛合するギア16
9Aが形成され、その下部に形成されたギア169Bは
スクリュ−ギア167Lのギア167Aに噛合してい
る。スクリュ−ギア167L、167Rは夫々軸165
L、165Rにより軸支され、シャシ90上に軸支され
たギア168L、168Rとギア166により連結され
ている。スクリュ−ギア167L、167Rは夫々スト
ッカ1011のナット164L、164Rに螺合してお
り、時計方向への回転によりストッカ1011を下降さ
せ、反時計方向への回転によりストッカ1011を上昇
させる。
【0046】また、ストッカ1011の上下位置を検出
するため、シャッタ部材173がシャシ90に軸支さ
れ、その下面に形成されたギア173Aがギア168L
の上面に形成されたギア168Aに噛合している。シャ
ッタ部材173はその外周面から突出したシャッタ片1
73Bと、90度間隔のスリットS1〜S4が形成さ
れ、夫々ディスクロックベ−ス165に固定された光学
センサ−238、239によりその回転が検出される。
光学センサ−238の出力はストッカの基準位置を検出
するストッカ基準位置信号(バ−S.REF)を形成
し、ストッカ1011がディスク収納位置POS(1)
と、その上のディスク収納位置POS(2)との中間よ
り上方に持ち来されている時に“H”状態となる。な
お、収納位置POS(1)に持ち来されている時、スト
ッカ1011はトッププレ−ト151とストッカプレ−
ト152Aの間がディスク移送位置と整列する。
【0047】一方、光学センサ−239の信号はストッ
カ位置信号(バ−S.POS)を形成し、ストッカ10
11が各位置POS(1)〜POS(4)を通過する毎
に僅かな期間“L”状態に変化する。よって、位置PO
S(1)はストッカを下方に移動させ、バ−S.REF
信号が“H”になった後のバ−S.POS信号の“L”
変化により検出され、残る位置POS(2)〜(4)は
位置POS(1)を基準として、バ−S.POS信号を
パルスカウントすることにより検出される。
【0048】《ディスクロック機構》図12にストッカ
内に収納されたディスクの移動を防止するディスクロッ
ク機構1013の詳細が示されている。トップカバ−3
の下面にはストッカ1011に収納されたディスクDの
スピンドル孔を貫通する上部ディスクロック軸158が
下方に向けて固定されている。上部ディスクロック軸1
58の下端は図48に示されるように、ストッカ101
1内に移送されるディスクDの上面よりも僅かに(0.
8mm)上方の位置まで延びており、移送されるディス
クDよりも上方に位置したストッカ1011内のディス
ク移動を規制する。なお、同図においては、ストッカ1
011が最も下方の収納位置POS(1)に持ち来され
ているため、上部ディスクロック軸158はストッカ1
011内の何れのディスクスピンドル孔も貫通していな
い。
【0049】一方、メインシャシ90上には上部ディス
クロック軸158と対向配置される下部ディスクロック
軸156がディスクロックベ−ス155のシャフト15
5Aにより上下移動可能にガイドされている。ロック軸
156は上部ディスクロック軸158と嵌合するロック
位置(図46参照)と、ディスク移送を許容するアンロ
ック位置(図48)との間を移動し、その内部に収納さ
れたバネ159により上方に向けて付勢されている。ま
た、下部ディスクロック軸156はその上端がテ−パ形
状とされ、その上面には万が一のディスク損傷を防止す
るため、圧縮ウレタンからなるシ−ト157が貼付され
ている。
【0050】下部ディスクロック軸156を上下移動さ
せるロック解除ア−ム172が軸183によりディスク
ロックベ−ス155に対して回動自在に軸支されてい
る。ロック解除ア−ム172は下部ディスクロック軸1
56の外周面に突出した凸部156Aの上面に係合可能
な押圧部172Aを備え、バネ178により装置右側面
から見て時計方向に付勢されている。なお、バネ178
はロック解除ア−ム172が下部ディスクロック軸15
6をバネ159の付勢力に抗して押し下げることができ
るバネ定数に設定されている。一方、リレ−プレ−ト9
6はガイド溝96C、96Cとメインシャシ90に植立
されたピン97によりメインシャシ90に対して装置前
後方向に移動可能にガイドされており、その後面96A
はロック解除ア−ム172の係合部172Bに係合して
いる。また、リレ−プレ−ト96の下面には上述したス
ライド板75の側面に形成されたカム面75Dに係合す
る係合部96B(図45参照)が形成されている。
【0051】以上のディスクロック機構1013によれ
ば、下部ディスクロック軸156は図59に示されるよ
うにスライド板75の位置に応答してその位置が制御さ
れる。先ず、スライド板が位置DOWN−2にある時、
リレ−プレ−ト96は図45に示されるようにその係合
部96Bがカム面75Dの面C1に係合し、ロック解除
ア−ム172を図46に示される回動位置に規制する。
よって、ロック解除ア−ム172は下部ディスクロック
軸156を押し下げず、下部ディスクロック軸156は
スプリング159の付勢力により、上部ディスクロック
軸158に嵌合するロック位置に持ち来される。
【0052】スライド板75がアップ方向(装置右側)
に移動すると、リレ−プレ−ト96はその係合部96B
がカム面75Dの傾斜面C2に係合し、スライド板の移
動に従って装置前方側に移動する。よって、ロック解除
ア−ム172は時計方向に回動し、下部ディスクロック
軸156を徐々に押し下げる。そして、スライド板75
が図47に示される位置DOWN−1に持ち来される
と、プレ−ト96の係合部96Bは底面C3と係合し、
ロック解除ア−ム172は図48に示される角度まで時
計方向に回動し、下部ディスクロック軸156をディス
ク移送を許容するアンロック位置まで押し下げる。
【0053】更にスライド板75が移動すると、プレ−
ト96は係合部96Bが傾斜面C4に係合し、スライド
板75の移動に従って装置後方側に移動する。よって、
ロック解除ア−ム172は反時計方向に回動し、下部デ
ィスクロック軸156はバネ159の付勢力により上昇
移動を開始する。スライド板75が図49に示される位
置UP−1に持ち来された時、係合部96Bはカム面7
5Dの傾斜面C4の略中間に係合し、下部ディスクロッ
ク軸156は図50に示される位置まで上昇する。そし
て、スライド板75が位置UP−2に持ち来されると、
図51に示されるように係合部96Bは上述した面C1
と整列する面C5と係合し、ロック軸156は図52に
示されるように上部ディスクロック軸158に嵌合する
ロック位置に持ち来される。
【0054】また、下部ディスクロック軸156がロッ
ク位置に移動したことを検出するため、下部ディスクロ
ック軸156の周面にはシャッタ156B(図45参
照)が突出形成されており、ディスクロックベ−ス15
5に固定された光学センサ−229によりその上下位置
が検出される。光学センサ−229の出力はディスクロ
ック信号(バ−D.LOCK)を形成し、下部ディスク
ロック軸156が上記アンロック位置に持ち来されてい
る時に“H”状態となる。上述したようにスライド板7
5が位置UP−2又は位置DOWN−2に移動すると、
下部ディスクロック軸156はバネ159の付勢力によ
りロック位置に上昇する。しかしながら、ディスクが正
確にストック位置に持ち来されていない時、下部ディス
クロック軸156がディスクDの下面に係合し、ロック
位置に移動できない状態が発生する。ディスクロックが
正しく行われないと、振動によりストッカ1011内の
ディスクDが移動してしまうばかりでなく、ストッカ1
011の上下移動時にディスクロック軸156、158
によりディスクを損傷させる問題があり、ディスクロッ
ク信号の出力により、ディスクロックミスの検出が行わ
れる。
【0055】《ディスク誤挿入防止機構》また、図2に
ディスクDの誤挿入を防止するディスク誤挿入防止機構
1014の詳細が図示されている。シャッタ120は軸
129によりロ−ディングシャシ80の折曲部80Fに
軸支されている。このシャッタ120はフロントパネル
1のディスク挿入口1Aを閉鎖するフラップ120Aが
下方に向けて形成され、右端の上部には略180度の角
度に亘ってピニオンギア120Bが形成されている。な
お、フラップ120AはディスクDのロ−ディング/イ
ジェクト動作時、ディスク上面と係合するため、その周
面にはフェルトや圧縮ウレタン等が貼付されている。
【0056】一方、シャッタア−ム121は軸122に
よりロ−ディングシャシ80の下面に軸支され、バネ1
25により装置上面から見て反時計方向に付勢されてい
る。また、シャッタア−ム121はその下面にピニオン
ギア120Bに噛合するラック121Aが形成され、そ
の回動に応じてシャッタ120を開閉させる。一方、上
述したロ−ディングプレ−ト81Lの上面にはア−ム1
21の側面121Bと係合可能なピン123が固定さ
れ、プレ−ト81Lの移動によりア−ム121を回動さ
せる。
【0057】以上のディスク誤挿入防止機構1014に
よれば、シャッタ120は図59に示されるように、ロ
−ディングプレ−ト81Lの位置に連動してその角度が
制御される。図55に示されるように、ロ−ディングプ
レ−ト81Lはディスク受入位置POS.1とディスク
挾持位置POS.2の中間位置(ベルト間隔が116m
mとなる位置)に持ち来されると、ピン123がア−ム
121の側面121Bに係合し、以後閉鎖方向への移動
によりア−ム121を時計方向に回動させ、シャッタ1
20を装置外方に向けて回動させる。図53に示される
ように、ロ−ディングプレ−ト81Lがディスク受入位
置POS.1に持ち来された時、シャッタ120はディ
スク挿入口1Aへのディスク挿入を可能とするオ−プン
位置まで完全に持ち来たされる(図54参照)。
【0058】ディスクDの挿入によりロ−ディングプレ
−ト81L、81Rが押し広げられると、シャッタア−
ム121はバネ125の付勢力によりプレ−ト81Lの
位置に連動して反時計方向に回動し、シャッタ120を
装置内方に向けて回動させる。ディスクDの挿入により
ロ−ディングプレ−トが更に押し広げられると、シャッ
タ120は図57に示されるようにフラップ120Aが
ディスクDの上面に係合するため、ピン123はア−ム
121の側面121Bから離隔する。ディスク移送機構
によりディスクDが装置内に完全に移送されると、ア−
ム121はフラップ120AがディスクDの上面から離
脱するため、バネ125の付勢力によりその側面121
Bがロ−ディングシャシ80の折曲部80Fに係合する
位置まで反時計方向に回動し、シャッタ120をディス
ク挿入口1Aへのディスク挿入を禁止するクロ−ズ位置
に持ち来す(図56参照)。以後、シャッタ120はア
−ム121が折曲部80Fに係合するため、装置内方に
回動することは出来ず、ディスクDの挿入を禁止する。
【0059】また、シャッタ120の閉鎖を検出するた
め、シャッタ120の上部にはシャッタ片120Cが形
成され、ロ−ディングシャシ80に固定された光学セン
サ−235によりその回動位置が検出される。光学セン
サ−235の出力はシャッタクロ−ズ信号(S.CLO
SE)を形成し、シャッタ120が閉鎖している時、
“H”状態になる。
【0060】本実施例装置によれば、ディスク移送位置
はこのS.CLOSE信号の“H”変化を基準とし、上
述した光学センサ−232(図7)の出力(バ−L.P
ULSE)をパルスカウントすることにより検出され
る。ディスクDが挿入され、図16に示される位置P1
までディスクDが移送されると、シャッタ120はフラ
ップ120AがディスクDの上面から離隔するためクロ
−ズ位置に持ち来され、S.CLOSE信号が“H”に
変化する。よって、ディスクDのプレイ位置P2、スト
ック位置P3は夫々S.CLOSE信号が“H”に変化
してからバ−L.PULSE信号を夫々6パルス、16
0パルスカウントすることにより検出される。
【0061】《駆動制御回路》図60に上述した本実施
例装置の駆動制御回路1015が示されている。システ
ムコントロ−ラ300はROM、RAM、インタ−フェ
−ス回路等を含み1個若しくは複数個のマイクロプロセ
ッサにより構成されている。コントロ−ラ300はスト
ッカの各位置1〜4に収納されたディスクDを夫々イジ
ェクト/ロ−ドするためのE/Lキ−1〜E/Lキ−4
からなるモ−ドキ−301と、インタ−フェイス回路3
02を介してコンピュ−タ機器303とに接続され、後
述される図61〜図71のフロ−チャ−トに従って、モ
−ドキ−の操作又はコンピュ−タ機器303からの動作
コマンドに対応したメカニズムの動作制御を行う。
【0062】コントロ−ラ300は光学センサ−23
2、235、236から出力されたバ−L.PULSE
信号、S.CLOSE信号、バ−IN信号を夫々入力
し、これら信号に基づいてモ−タ駆動回路304を制御
するFRONT信号とREAR信号を出力し、ディスク
移送位置及びロ−ディングプレ−トの開閉位置を制御す
る。モ−タ駆動回路304はロ−ラ駆動メカ1004
(図7参照)の駆動モ−タ250に所定の駆動電圧を出
力するドライバ回路であり、FRONT信号が“H”に
なるとタイミングプ−リ15を反時計方向に回転させる
駆動電圧を出力し、REAR信号が“H”になるとその
逆方向の駆動電圧を出力する。また、モ−タ駆動回路3
04は、両信号が共に“H”になるとその出力をショ−
トしてモ−タ250に電磁ブレ−キを掛け、両信号が共
に“L”になるとその出力をオ−プン状態とする。
【0063】また、コントロ−ラ300は光学センサ−
237、233から出力されたバ−P.REF信号、バ
−P.PULSE信号を入力し、これら信号に基づいて
モ−タ駆動回路305の出力を制御するP.UP信号と
P.DOWN信号を出力し、スライド板75の位置を制
御する。モ−タ駆動回路305は光学メカ上下機構10
08(図10)の駆動モ−タ251に所定の駆動電圧を
出力するドライバ回路であり、P.UP信号が“H”に
なるとスライド板75をアップ方向(装置右方向)に移
動させる方向の駆動電圧を出力し、P.DOWN信号が
“H”になるとその逆方向の駆動電圧を出力する。ま
た、モ−タ駆動回路305は、両信号が共に“H”にな
るとその出力をショ−トしてモ−タ251に電磁ブレ−
キを掛け、両信号が共に“L”になるとその出力をオ−
プン状態とする。
【0064】また、コントロ−ラ300は光学センサ−
238、239、229から出力されたバ−S.REF
信号、バ−S.POS信号、バ−D.LOCK信号を入
力し、これら信号に基づいてモ−タ駆動回路306の出
力を制御するST.UP信号とST.DOWN信号を出
力し、ストッカ1011の上下移動を制御する。モ−タ
駆動回路306はストッカ上下機構1012(図11)
の駆動モ−タ252に所定の駆動電圧を出力するドライ
バ回路であり、ST.UP信号が“H”になるとストッ
カ1011を上昇させる方向の駆動電圧を出力し、S
T.DOWN信号が“H”になるとその逆方向の駆動電
圧を出力する。また、モ−タ駆動回路306は、両信号
が共に“H”になるとその出力をショ−トしてモ−タ2
52に電磁ブレ−キを掛け、両信号が共に“L”になる
とその出力をオ−プン状態とする。なお、コントロ−ラ
300には電源オフ時に、RAMにメモリされたストッ
カ位置、ディスク有無やディスクサイズを示したフラッ
グを保持するため、図示しないバックアップ電源が接続
される。
【0065】一方、光学ピックアップ2により読み取ら
れた読取信号はRFアンプ309を介して信号処理回路
307に供給され、EFM復調、デインタ−リブ、誤り
訂正等が行なわれた後、インタ−フェイス回路302を
介して外部接続されたコンピュ−タ機器303に供給さ
れる。サ−ボ回路308は光学ピックアップ2から得ら
れたサ−ボエラ−信号に基づき、光学ピックアップ2の
フォ−カスサ−ボ、トラッキングサ−ボ、フィ−ドサ−
ボ制御を行い、光ビ−ムをディスクDの情報トラックに
追従させる。また、信号処理回路307及びサ−ボ回路
308はコントロ−ラ300に接続され、動作モ−ドに
応じた制御が行われる。
【0066】《動作説明》以下、上述した本実施例装置
の動作を図61〜図71のフロ−チャ−トに従って説明
を行う。なお、フロ−チャ−ト内において、“n”はス
トッカ位置を示し、ストッカ位置に応答してセットされ
る。D.FLAG(n)はストッカの各収納位置POS
(1)〜POS(4)のディスク有無を示すフラッグで
ある。例えば、D.FLAG(1)が“1”にセットさ
れている時、ストッカの最上段となる収納位置POS
(1)に挿入されるディスクが存在することを示す。ま
た、M.FLAGは装置の動作モ−ドを示し、図13に
示されるようにディスク受入状態になると“READ
Y”にセットされ、図18に示されるようにディスクD
をイジェクト位置に持ち来すと“EJECT”にセット
される。また、M.FLAGは図15に示されるように
ディスクDをクランプし、ロ−ディングプレ−ト81
L、81Rを開放位置に持ち来たすと“STAND−B
Y”に、図17に示されるようにディスクをストック位
置に持ち来し、ロ−ディングプレ−ト81L、81Rを
開放位置に持ち来たすと“STOCK”にセットされ
る。また、M.FLAGはスタンバイ状態において、デ
ィスク再生が開始されると“PLAY”にセットされ
る。
【0067】動作説明にあたり、上述した各動作モ−ド
に対する本実施例装置のメカニズム状態を説明する。 《ディスク受入状態(M.FLAG=READY)》 (1) ディスク移送機構1001はディスク受入状態
にあり、ロ−ディングプレ−ト81L、81Rはディス
ク受入位置POS.1に持ち来されている(図13参
照)。 (2) ロ−ディングプレ−ト開閉機構1004はオフ
状態にあり、ラック部材87がタイミングプ−リ15か
ら離隔している(図19参照)。 (3) ダンパロック機構1007はロック状態にあ
り、光学メカ1006をベ−ス40に対してロックして
いる(図24参照)。 (4) 光学メカ上下機構1008はスライド板75が
位置DOWN−2(図28、図29参照)に持ち来され
ており、光学メカ1006をダウン位置に持ち来してい
る(図37参照)。 (5) クランパ保持機構1010はクランパ1009
を保持位置に位置決めしている(図36、図37参
照)。 (6) ディスクロック機構1013はロック状態にあ
り、下部ディスクロック軸156は上部ディスクロック
軸158に嵌合するロック位置に持ち来されている(図
45、図46参照)。 (7) ディスク誤挿入防止機構1014はオ−プン状
態にあり、シャッタ−120はディスク挿入口1Aへの
ディスク挿入を許容するオ−プン位置に持ち来されてい
る(図53、図54参照)。
【0068】《イジェクト状態(M.FLAG=EJE
CT)》 (1) ディスク搬送機構1001はディスクDをその
スピンドル孔Dsが装置外に突出させるイジェクト位置
に持ち来しており、ロ−ディングプレ−ト81L、81
Rはディスク受入位置POS.1まで閉鎖している(図
18参照)。 (2) ロ−ディングプレ−ト開閉機構1004はオフ
状態にあり、ラック部材87がタイミングプ−リ15か
ら離隔している(図19参照)。 (3) ダンパロック機構1007はロック状態にあ
り、光学メカ1006をベ−ス40に対してロックして
いる(図24参照)。 (4) 光学メカ上下機構1008はスライド板75が
位置DOWN−2(図28、図29参照)に持ち来され
ており、光学メカ1006をダウン位置に持ち来してい
る(図37参照)。 (5) クランパ保持機構1010はクランパ1009
を保持位置に位置決めしている(図36、図37参
照)。 (6) ディスクロック機構1013はロック状態にあ
り、下部ディスクロック軸156はロック位置に持ち来
されている(図45、図46参照)。 (7) ディスク誤挿入防止機構1014はクロ−ズ状
態にあるが、シャッタ−120はフラップ120Aがデ
ィスク上面Dに係合した角度にて位置規制されている
(図57参照)。
【0069】《スタンバイ状態(M.FLAG=STA
ND−BY)》 (1) ディスク搬送機構1001はディスクDの外周
面Deから離隔した開放位置POS.3に持ち来されて
いる(図16参照)。 (2) ロ−ディングプレ−ト開閉機構1004はオン
状態にあり、ラック部材87がタイミングプ−リ15に
噛合しており、ディスク搬送機構1001を開放位置P
OS.3に保持している(図23参照) (3) ダンパロック機構1007はアンロック状態に
あり、光学メカ1006は下ダンパ41及び上ダンパ4
4によって弾性支持されている(図27参照)。 (4) 光学メカ上下機構1008はスライド板75が
位置UP−2(図34、図35参照)に持ち来されてお
り、光学メカ1006をアップ位置に持ち来している
(図43参照)。 (5) クランパ保持機構1010はクランパ1009
の保持を解除しており、クランパ1009はディスクD
をタ−ンテ−ブル102上にクランプしている(図4
2、図42参照)。 (6) ディスクロック機構1013はロック状態にあ
り、下部ディスクロック軸156はロック位置に持ち来
されている(図51、図52参照)。 (7) ディスク誤挿入防止機構1014はクロ−ズ状
態にあり、シャッタ−120はディスク挿入口1Aへの
ディスク挿入を禁止するクロ−ズ位置に持ち来されてい
る(図56参照)。
【0070】《ストック状態(M.FLAG=STOC
K)》 (1) ディスク搬送機構1001はディスクDの外周
面Deから離隔した開放位置POS.3に持ち来されて
いる(図17参照)。 (2) ロ−ディングプレ−ト開閉機構1004はオン
状態にあり、ラック部材87がタイミングプ−リ15に
噛合しており、ディスク搬送機構1001を開放位置P
OS.3に保持している(図23参照)。 (3) ダンパロック機構1007はアンロック状態に
あり、光学メカ1006は下ダンパ41及び上ダンパ4
4によって弾性支持されている(図27参照)。 (4) 光学メカ上下機構1008はスライド板75が
位置UP−2(図34、図35参照)に持ち来されてお
り、光学メカ1006をアップ位置に持ち来している
(図43参照)。 (5) クランパ保持機構1010はクランパ1009
の保持を解除しており、クランパ1009はマグネット
105に吸引され、タ−ンテ−ブル102のセンタリン
グ部101上に載置されている(図44参照)。 (6) ディスクロック機構1013はロック状態にあ
り、下部ディスクロック軸156はロック位置に持ち来
されている(図51、図52参照)。 (7) ディスク誤挿入防止機構1014はクロ−ズ状
態にあり、シャッタ−120はディスク挿入口1Aへの
ディスク挿入を禁止するクロ−ズ位置に持ち来されてい
る(図56参照)。 なお、プレイ状態(M.FLAG=PLAY)の各メカ
ニズムの状態はスタンバイ状態と同一であるため省略す
る。
【0071】《メインフロ−》電源が投入されると、コ
ントロ−ラ300は図61に示されるメインル−チンに
進み、ステップS1〜S8、S15のル−プにより、デ
ィスク挿入検出、イジェクト/ロ−ド・キ−の操作、コ
ンピュ−タ機器からのリ−ドコマンド、また、スタンバ
イモ−ドにおいて、リ−ドコマンドが所定時間ないこと
を繰返し監視する。
【0072】《ディスク・ロ−ディング動作》ディスク
Dがフロントパネル1のディスク挿入口1Aに挿入され
ると、ディスクは先ずその外周面Deがタイミングベル
ト14のプ−リ巻付部14Cと樹脂材からなるディスク
導入壁11Eに係合するため、導入壁11Eに対して滑
りを生じ、その挿入に伴いロ−ディングプレ−ト81
L、81Rを押し広げる。図53において、プレ−ト8
1Lの開放移動に伴いロ−ディングプレ−ト81Lに設
けられたピン123が装置左側に移動するため、レバ−
121はバネ125の付勢力により反時計方向に回動
し、シャッタ−120を閉鎖する。しかしながら、シャ
ッタ−120はフラップ120Aの下端がディスクDの
上面に係合するため、ディスクが装置内に完全に挿入さ
れるまでの間、バネ125の付勢力により図57に示す
ごとくディスクDの上面を摺動し続ける。なお、フラッ
プ120Aの周面にはフェルトや圧縮ウレタン等が貼付
されているので、ディスクDの上面を損傷させることは
ない。
【0073】図14に示される位置P0までディスクD
が挿入されると、光学センサ−236の出力(バ−I
N)が“H”に変化し、コントロ−ラ300はステップ
S1からS2を介し、図62、図63に示されるフロ−
チャ−トJOB LOADに進み、以下、ステップS2
0〜S31によりディスクDを再生位置に持ち来す。先
ず、コントロ−ラ300はステップS20によりREA
R信号を“H”にし、ステップS21、S22のル−プ
で3秒以内にS.CLOSE信号が“H”に変化するの
を待つ。REAR信号が“H”になると、ディスク搬送
機構1001はタイミングベルト14が反時計方向に回
転駆動され、挿入されたディスクDをフリクションベル
ト12の傾斜面12B上を時計方向に回転させながら装
置後方に向けて移送する。
【0074】ディスクが図15に示される位置P1まで
装置内に引き込まれると、シャッタ−120はフラップ
120AがディスクDの上面から離脱することにより、
クロ−ズ位置に持ち来され、S.CLOSE信号が
“H”に変化する。すると、コントロ−ラ300はステ
ップS22によりディスク有無フラッグD.FLAG
(n)を“1”にセットし、りREAR信号を“L”に
戻すと共に、FRONT信号を“H”にして、ステップ
S26でS.CLOSE信号の“L”変化を待つ。
【0075】FRONT信号が“H”になることによ
り、ディスク搬送機構1001はタイミングベルト14
が時計方向に回転駆動され、挿入されたディスクDを装
置前方に向けて反転移動させる。ディスクDの押圧によ
りシャッタ−120が装置外方に向けて開放され、S.
CLOSE信号が“L”に変化すると、コントロ−ラ3
00はステップS27によりFRONT信号を“L”に
戻すと共にREAR信号を30%デュ−ティにてパルス
変化させ、ステップS28により再びS.CLOSE信
号の“H”変化を待つ。よって、ディスク搬送機構10
01は再びタイミングベルト14が反時計方向に低速に
て回転駆動され、ディスクDを装置後方に向けて反転移
動させる。
【0076】ディスクDの移動により、シャッタ−12
0が閉鎖してS.CLOSE信号が“H”に変化する
と、コントロ−ラ300はステップS29により光学セ
ンサ−232の出力(バ−L.PULSE)のパルスカ
ウントを開始し、ステップS30でカウント値が“6”
になるのを待つ。カウント値が“6”になると、コント
ロ−ラ300はディスクDが再生位置P2に持ち来され
たと判断し、ステップS31によりFRONT信号とR
EAR信号を所定時間(50msec)の間“H”に
し、モ−タ250に電磁ブレ−キを掛けて停止させる。
一方、上述したステップS21、S22のル−プによ
り、3秒以内にS.CLOSE信号が“H”変化しなか
ったことを検出すると、コントロ−ラ300は挿入ディ
スクが故意に引出されたなどの理由によりディスクを装
置内に移送できないと判断し、ステップS23でREA
R信号を“L”に戻してベルトの駆動を停止させ、図6
1のメインル−チンに戻る。
【0077】上述したように本実施例装置によれば、コ
ントロ−ラ300はステップS26〜S28により、デ
ィスクDを反転移動させ、S.CLOSE信号が“H”
変化した後に、バ−L.PULSE信号のパルスカウン
トを開始するため、例え、操作者がディスクDを最後ま
で挿入操作し、シャッタ−120の閉鎖を妨害したり、
ディスクDとタイミングベルト14の間にスリップを生
じさせたりしても、そのパルスカウントには影響が出る
ことなく、ディスクDを正確に再生位置に持ち来すこと
ができる。また、最後にディスクを低速移送して再生位
置に移送するようにしたので、再生位置をオ−バ−ラン
することがなく、パルスカウントのミスを起こす反転移
動を行うことがない。
【0078】引き続いて、コントロ−ラ300はステッ
プS32〜S36により、スライド板75を位置DOW
N−2から位置UP−2に移動させる。先ず、コントロ
−ラ300はステップS32によりP.UP信号を
“H”にして、ステップS33で光学センサ−237の
出力(バ−P.REF信号)が“L”に変化するのを待
つ。P.UP信号が“H”になると、スライド板75は
装置右方向に駆動され、位置DOWN−1を越えた頃か
ら光学メカ1006をアップ位置に向けて上昇移動させ
る。また、スライド板75は下部ディスクロック軸15
6を一端アンロック位置に下降させ、再びロック位置に
向けて上昇させる。スライド板75の移動によりバ−
P.REF信号が“L”変化すると、コントロ−ラ30
0はステップS34により光学センサ−233の出力
(バ−P.PULSE信号)のカウントを開始し、ステ
ップS35によりカウント値(COUNT)が“45”
になるのを待つ。
【0079】カウント値が“45”になると、コントロ
−ラ300はスライド板が位置UP−2に持ち来された
と判断し、ステップS36によりP.UP信号とP.D
OWN信号を50msecの間“H”にして、モ−タ2
51に電磁ブレ−キを掛けて停止させる。スライド板が
位置UP−2に持ち来されると、光学メカ1006は図
41に示されるようにタ−ンテ−ブル102上にディス
クDを載置するアップ位置に持ち来され、マグネット1
05によりクランパ1009を吸引する。また、スライ
ド板が位置UP−2に持ち来されると、ダンパロック機
構1007はアンロック状態とされ、光学メカ1006
のロックを解除する。よって、光学メカ1006はダン
パベ−ス40上にダンパ支持された状態となる。更に、
下部ディスクロック軸156はロック位置に持ち来され
(図52)、ラック部材87はタイミングプ−リ15に
噛合する位置に持ち来される(図22)。
【0080】次にコントロ−ラ300はステップS37
〜S41により、ベルト12と14をディスクDの外周
面Deから離隔させるため、ロ−ディングプレ−ト81
L、81Rを挾持位置POS.2から開放位置POS.
3に移動させる。先ず、コントロ−ラ300はステップ
S37でREAR信号を“H”にして、ステップS38
によりバ−IN信号の“L”変化を待つ。REAR信号
が“H”になると、タイミングプ−リ15は反時計方向
に回転駆動され、その回転によりラック87Bに沿って
装置左側に向けて移動し、ロ−ディングプレ−ト81
L、81Rを開放移動させる。なお、タイミングプ−リ
15が回転した瞬間、タイミングベルト14はディスク
Dの外周面Deと係合しているため、ディスクDに時計
方向の回転力を与えるが、ディスクDはタ−ンテ−ブル
102のセンタリング部101により再生位置に位置決
めされているため移動することはない。ロ−ディングプ
レ−ト81L、81Rの開放移動に伴い、クランパ−ホ
ルダ−77L、77Rはピン78により押し広げられ、
クランパ1009の保持を解除する。よって、クランパ
1009はマグネット105によりタ−ンテ−ブルに吸
引され、ディスクDをタ−ンテ−ブルとの間に挾持す
る。
【0081】一方、ロ−ディングプレ−ト81L、81
Rの開放移動により、バ−IN信号が“L”変化する
と、コントロ−ラ300はステップS39によりバ−
L.PULSE信号のカウントを開始し、ステップS4
0でカウント値が“10”になるのを待つ。カウント値
が“10”になると、コントロ−ラ300はロ−ディン
グプレ−トが開放位置POS.3に持ち来されたと判断
し、ステップS41によりFRONT信号とREAR信
号を50msecの間“H”にして、モ−タ250に電
磁ブレ−キを掛けて停止させた後、ステップS42によ
りモ−ドフラッグM.FLAGを“STAND−BY”
にセットし、図61に示すメインル−チンに戻る。
【0082】《E/Lキ−対応動作》次にE/Lキ−1
〜E/Lキ−4が操作された時の動作を説明する。E/
Lキ−に対する概略動作を説明すると、コントロ−ラ3
00は、現在のストッカ位置と同一番号のE/Lキ−が
操作されると、ストック位置又は再生位置のディスクD
をイジェクト位置に持ち来す。また、コントロ−ラ30
0は、現在のストッカ位置と異なる番号のE/Lキ−が
操作されると、ストッカ1011をE/Lキ−により指
定された位置に移動させ、ディスクDをイジェクト位置
に持ち来す。もし、指定された位置にディスクDがない
場合、ストッカをE/Lキ−により指定された位置に移
動させた後、ロ−ディングプレ−ト81L、81Rをデ
ィスク受入位置に持ち来す。
【0083】《ストック状態におけるE/Lキ−対応動
作》先ず、ストック状態において、E/Lキ−が操作さ
れた場合の動作を説明する。E/Lキ−1〜E/Lキ−
4の何れかが操作されると、コントロ−ラ300は夫々
対応するステップS10〜S13により定数mを“1”
〜“4”にセットした後、図63〜図69に示されるフ
ロ−チャ−トJOB EJECTに進み、先ずステップ
S70によりM.FLAGが“STOCK”にセットさ
れているかをチェックする。ストック状態において、
M.FLAGは“STOCK”にセットされているた
め、コントロ−ラ300はステップS71に進み、mと
nの値が同一かをチェックし、現在のストッカ位置と同
一番号のE/Lキ−が操作されたかを判断する。同一の
場合、コントロ−ラ300はステップS89〜S93に
より、ロ−ディングプレ−トを開放位置POS.3から
挾持位置POS.2に移動させる。先ず、コントロ−ラ
300はステップS89でFRONT信号を“H”にし
て、ステップS90によりバ−L.PULSE信号のカ
ウントを開始し、ステップS91とS92でカウント値
が“12”になるか、バ−L.PULSE信号が停止す
るのを待つ。なお、カウント値を図58に示される値
“12”より小さくしたのは、ベルトがディスク周縁に
係合する直前に停止させるためであり、また、バ−L.
PULSE信号の停止を検出したのは、ロ−ディングプ
レ−トの位置ズレやパルスカウントのミスにより、ベル
トがディスク周縁に係合してしまい、いつまで所定のパ
ルス数が得られない状態が考えられるからである。
【0084】FRONT信号が“H”になると、タイミ
ングプ−リ15は反時計方向に回転駆動されることによ
り、ラック87Bに沿って装置右方向に移動し、ロ−デ
ィングプレ−ト81L、81Rを閉成移動させる。一
方、ロ−ディングプレ−ト81L、81Rの閉成移動に
よりクランパホルダ77L、77Rはバネ128の付勢
力によりクランパ1009を保持位置に位置決めする。
カウント値が“12”になる又はバ−L.PULSE信
号が停止すると、コントロ−ラ300はロ−ディングプ
レ−トが略挾持位置POS.2に持ち来されたと判断
し、ステップS93によりFRONT信号とREAR信
号を50msecの間“H”にして、モ−タ250に電
磁ブレ−キをかけて停止させる。
【0085】引き続いて、コントロ−ラ300は図64
に示されるステップS94〜S98によりスライド板7
5を位置UP−2から位置DOWN−1に移動させる。
先ず、コントロ−ラ300はステップS94でP.DW
N信号を“H”にして、ステップS95によりバ−P.
REF信号の“H”変化を待つ。P.DWN信号が
“H”になると、スライド板75は装置左方向に駆動さ
れ、ダンパロック機構1007を制御して光学メカ10
06をベ−ス40にロックすると共に、ロ−ディングプ
レ−ト開閉機構1004を制御してラック部材87をタ
イミングプ−リ15から離隔させる。ラック部材87が
離隔することにより、ディスク移送機構1001はバネ
127の付勢力によりベルト12、14間にディスクD
を挾持する位置まで僅かに閉成移動する。また、スライ
ド板75はその移動により、下部ディスクロック軸15
6を下降させ、位置UP−1を越えると、光学メカ10
06を下降移動させる。
【0086】バ−P.REF信号が“H”変化すると、
コントロ−ラ300はステップS96によりバ−P.P
ULSE信号のカウントを開始し、ステップS38によ
りカウント値が“3”になるのを待つ。コントロ−ラ3
00はカウント値が“3”になると、スライド板75が
位置DOWN−1に持ち来されたと判断し、ステップS
34によりP.UP信号とP.DWN信号を50mse
cの間“H”にして、モ−タ251に電磁ブレ−キを掛
けて停止させる。スライド板75が位置DOWN−1に
持ち来されると、光学メカ1006、下部ディスクロッ
ク軸156は夫々ストッカ1011内のディスク移送を
許容するダウン位置、アンロック位置に持ち来される。
【0087】次に、コントロ−ラ300はステップS9
9〜S101によりストッカ内のディスクDをイジェク
ト位置に持ち来す。コントロ−ラ300はステップS9
9でFRONT信号を“H”にし、ステップS100で
バ−IN信号の“L”変化を待つ。FRONT信号が
“H”になると、ディスク移送機構1001はディスク
Dを反時計方向に回転させながら装置前方に向けて移動
させる。図14に示される位置までロ−ディングプレ−
ト81L、81Rが閉鎖し、バ−IN信号が“L”変化
すると、コントロ−ラ300はディスクが略イジェクト
位置に持ち来されたと判断し、ステップS101により
FRONT信号とREAR信号を50msecの間
“H”にして電磁ブレ−キを掛けて停止させる。若干の
オ−バ−ランにより、ディスクは図18に示されるよう
にそのスピンドル孔Dsがディスク挿入口1Aから装置
外部に完全に突出するイジェクト位置にて停止し、ま
た、ベルト14と12の間隔W1は上述したディスク受
入状態と同一の間隔(112mm)まで閉成する。
【0088】次に、コントロ−ラ300はステップS1
02〜S110によりスライド板75を位置DOWN−
1から位置DOWN−2に移動させる。先ず、コントロ
−ラ300はステップS103によりP.UP信号を
“H”にして、ステップS104でバ−P.REF信号
が“L”に変化するのを待つ。スライド板75は装置右
方向に駆動され、バ−P.REF信号が“L”に変化す
ると、コントロ−ラ300はステップS105により
P.UP信号を“L”、P.DWN信号を“H”にして
ステップS106によりバ−P.REF信号が“L”に
変化するのを待つ。スライド板75は装置左側に向かっ
て反転駆動され、スライド板の移動によりバ−P.RE
F信号が“H”に変化すると、コントロ−ラ300はス
テップS107でバ−P.PULSE信号のカウントを
開始し、ステップS108によりカウント値が“20”
になるのを待つ。
【0089】カウント値が“20”になると、コントロ
−ラ300はスライド板が位置DOWN−2に持ち来さ
れたと判断し、ステップS109によりP.UP信号と
P.DOWN信号を50msecの間“H”にして電磁
ブレ−キを掛け停止させ、ステップS110、S111
によりD.FLAG(n)、M.FLAGを夫々
“0”、“EJECT”にセットした後、図61に示す
メインル−チンに戻る。
【0090】一方、図63で説明したステップS71で
mとnの値が同一でなかった場合、コントロ−ラ300
はステップS72により光学センサ−229の出力
(D.LOCK)が“L”になっているかをチェック
し、下部ディスクロック軸156がロック位置に持ち来
されているかを確認する。ロック位置に持ち来されてい
れば、D.LOCK信号は“L”状態にあり、コントロ
−ラ300はステップS73によりストッカ1011を
E/Lキ−により指定された位置POS(m)、例え
ば、E/Lキ−4が操作された場合、位置POS(4)
に移動させる。ストッカ1011を指定された位置に持
ち来すと、コントロ−ラ300は定数nをmの値にセッ
トし、ステップS75によりD.FLAG(n)が
“1”かをチェックし、位置POS.mにディスクDが
あるかを確認する。D.FLAG(n)が“1”の場
合、コントロ−ラ300は上述したステップS86に進
み、以後、ロ−ディングプレ−ト81L、81Rを開放
位置POS.3から挾持位置POS.2に移動させ、デ
ィスクDをイジェクト位置に持ち来す制御を行う。
【0091】一方、D.FLAG(n)が“0”の場
合、コントロ−ラ300はステップS76〜S81によ
り、ロ−ディングプレ−ト81L、81Rを開放位置P
OS.3からディスク受入位置POS.1に移動させ
る。先ず、コントロ−ラ300はステップS76でFR
ONT信号を“H”にして、ステップS77でバ−IN
信号が“H”変化するのを待つ。FRONT信号が
“H”になると、タイミングプ−リ15は時計方向に回
転駆動され、その回転によりラック87Bに沿って装置
右方向に移動し、ロ−ディングプレ−ト81L、81R
を閉成移動させる。ロ−ディングプレ−トの移動によ
り、バ−IN信号が“H”変化すると、コントロ−ラ3
00はステップS78によりバ−L.PULSE信号の
カウントを開始し、ステップS79とS80でカウント
値が“16”になるか、バ−L.PULSE信号が停止
するのを待つ。カウント値が“16”になる又はバ−
L.PULSE信号が停止すると、コントロ−ラ300
はロ−ディングプレ−トがディスク受入位置POS.1
まで持ち来されたと判断し、ステップS81によりFR
ONT信号とREAR信号を50msecの間“H”に
して、モ−タ250に電磁ブレ−キをかけて停止させ
る。
【0092】引き続いて、コントロ−ラ300はステッ
プS82〜S86によりスライド板75を位置UP−2
から位置DOWN−2に移動させる。先ず、コントロ−
ラ300はステップS82によりP.DWN信号を
“H”にして、ステップS83でバ−P.REF信号が
“H”に変化するのを待つ。スライド板75は装置左方
向に駆動され、位置UP−1を越えた頃から光学メカ1
006を下降させ、また、下部ディスクロック軸156
を一端下降させ、再びロック位置に向けて上昇させる。
スライド板75の移動によりバ−P.REF信号が
“H”に変化すると、コントロ−ラ300はステップS
84によりバ−P.PULSE信号のカウントを開始
し、ステップS85によりカウント値が“20”になる
のを待つ。
【0093】カウント値が“20”になると、コントロ
−ラ300はスライド板が位置DOWN−2に持ち来さ
れたと判断し、ステップS86によりP.UP信号と
P.DOWN信号を50msecの間“H”にして電磁
ブレ−キを掛け停止させる。そしてコントロ−ラ300
はステップS87、S88により、D.FLAG
(n)、M.FLAGを夫々“0”、“EJECT”に
セットしてメインル−チンに戻る。
【0094】《ディスクロックミス・再トライ動作》一
方、上述したステップS72でD.LOCKが“L”に
なっていなかった場合、コントロ−ラ300は図65に
示されるフロ−チャ−トに進み、位置ずれを起こしてい
るディスクDをシャッタ120を開放する位置まで移動
させ、再度ストック位置に持ち来す制御を行う。先ず、
コントロ−ラ300はステップS72からステップS1
10に進み、再トライ回数をチェックした後、上述した
ステップS89〜S93と同一ステップからなるステッ
プS121〜S124によりロ−ディングプレ−ト81
L、81Rを開放位置POS.3から挾持位置POS.
2に移動させる。そして、コントロ−ラ300はステッ
プS94〜S98と同一のステップからなるステップS
125〜S129により、スライド板75を位置UP−
2から位置DOWN−1に移動させ、光学メカ100
6、下部ディスクロック軸156を夫々ダウン位置、ア
ンロック位置に持ち来す。
【0095】引き続いて、コントロ−ラ300はステッ
プS130〜S138により、位置ずれを起こしている
ディスクDをシャッタ120を開放する位置まで移動さ
せ、再度ストック位置に持ち来す。先ず、コントロ−ラ
300はステップS130でFRONT信号を“H”に
して、ステップS131によりS.CLOSE信号が
“L”変化するのを待つ。FRONT信号が“H”にな
ると、ディスク移送機構1001はディスクDを反時計
方向に回転させながら装置前方に向けて移動させる。デ
ィスクDの押圧によりシャッタ120が開放され、S.
CLOSE信号が“L”に変化すると、コントロ−ラ3
00はステップS132によりFRONT信号を“L”
に戻すと共にREAR信号を“H”にし、ステップS1
33により再びS.CLOSE信号の“H”変化を待
つ。
【0096】ディスクDが反転移動することによりシャ
ッタ120が閉鎖し、S.CLOSE信号が“H”に変
化すると、コントロ−ラ300はステップS134によ
りバ−L.PULSE信号のカウントを開始し、ステッ
プS135でカウント値が“130”になるのを待つ。
カウント値が“130”になると、コントロ−ラ300
はディスクがストック位置近傍に持ち来されたと判断
し、ステップS136でREAR信号を30%デュ−テ
ィにてパルス変化させ、ステップS137によりカウン
ト値が“160”になるのを待つ。REAR信号が30
%デュ−ティにてパルス変化することにより、ディスク
が低速移送され、カウント値が“160”になると、コ
ントロ−ラ300はディスクがストック位置に持ち来さ
れたと判断し、ステップS138によりFRONT信号
とREAR信号を50msecの間“H”にして、モ−
タ250に電磁ブレ−キを掛けて停止させる。
【0097】次に、コントロ−ラ300はステップS1
39〜S143により、スライド板75を位置DOWN
−1から位置UP−2に移動させる。先ず、コントロ−
ラ300はステップS139によりP.UP信号を
“H”にして、ステップS140でバ−P.REF信号
が“L”変化するのを待つ。スライド板75が装置右方
向に駆動され、バ−P.REF信号が“L”変化する
と、コントロ−ラ300はステップS141によりバ−
P.PULSE信号のカウントを開始し、ステップS1
42によりカウント値が“45”になるのを待つ。カウ
ント値が“45”になると、コントロ−ラ300はスラ
イド板75が位置UP−2に持ち来されたと判断し、ス
テップS143によりP.UP信号とP.DOWN信号
を50msecの間“H”にして、モ−タ251に電磁
ブレ−キを掛けて停止させる。
【0098】そして、コントロ−ラ300は上述したス
テップS37〜S41と同一ステップからなるステップ
S144〜S148により、ロ−ディングプレ−トを開
放位置POS.3に移動させ、図63に示されるステッ
プS72に戻り、D.LOCK信号が“L”になったか
をチェックする。
【0099】《ディスクロックミス・イジェクト動作》
一方、上述した再トライ動作を3回繰り返してもディス
クロックミスを起こす場合、コントロ−ラ300は図6
5のステップS120から図63に示されるステップS
89に進み、位置ずれを起こしているディスクDをイジ
ェクト位置に持ち来す。
【0100】《スタンバイ状態におけるE/Lキ−対応
動作》次にスタンバイ状態において、E/Lキ−が操作
された時の動作を説明する。スタンバイ状態において、
E/Lキ−1〜E/Lキ−4の何れかが操作されると、
コントロ−ラ300は図61に示す、夫々対応するステ
ップS10〜S13により定数mを“1”〜“4”にセ
ットし、図63のステップS70を介して図66のステ
ップS150に進み、M.FLAGが“STAND−B
Y”にセットされているかをチェックする。スタンバイ
状態において、M.FLAGは“STAND−BY”に
セットされているので、コントロ−ラ300はステップ
S151に進み、mとnの値が同一かをチェックし、現
在のストッカ位置と同一番号のE/Lキ−が操作された
かを判断する。同一の場合、コントロ−ラ300は上述
したステップS89〜S93と同一ステップからなるス
テップS152〜S156により、ロ−ディングプレ−
ト81L、81Rを開放位置POS.3から挾持位置P
OS.2に移動させる。
【0101】引き続いて、コントロ−ラ300は上述し
たステップS82〜S86と同一ステップからなるステ
ップS157〜S161によりスライド板75を位置U
P−2から位置DOWN−2に移動させる。そして、コ
ントロ−ラ300はステップS162〜S164により
再生位置のディスクDをイジェクト位置に持ち来す。先
ず、コントロ−ラ300はステップS162でFRON
T信号を“H”にし、ステップS163でバ−IN信号
の“L”変化を待つ。FRONT信号が“H”になる
と、ディスク移送機構1001はディスクDを反時計方
向に回転させながら装置前方に向けて移動させる。図1
4に示される位置までロ−ディングプレ−ト81L、8
1Rが閉鎖し、バ−IN信号が“L”変化すると、コン
トロ−ラ300はディスクが略イジェクト位置に持ち来
されたと判断し、ステップS1641によりFRONT
信号とREAR信号を50msecの間“H”にして電
磁ブレ−キを掛けて停止させ、ステップS165、S1
66で夫々D.FLAG(n)、M.FLAGを
“0”、“EJECT”にセットしてメインル−チンに
戻る。
【0102】一方、上述したステップS151でmとn
の値が同一でなかった場合、コントロ−ラ300は図6
7に示されるステップS170に進み、以下、上述した
ステップS121〜S148と同一ステップからなるス
テップS170〜S198により、(1)ロ−ディング
プレ−ト81L、81Rを開放位置POS.3から挾持
位置POS.2に移動させ、(2)スライド板75を位
置UP−2から位置DOWN−1に移動させ、(3)再
生位置のディスクDをストック位置に持ち来し、(4)
スライド板75を位置DOWN−1から位置UP−2に
移動させ、(5)ロ−ディングプレ−ト81L、81R
を開放位置POS.3に移動させた後、図63に示され
るステップS72に進み、上述したようにしてストッカ
1011を指定された位置POS(n)に移動させ、デ
ィスクをイジェクト位置に持ち来す。
【0103】《イジェクト状態におけるE/Lキ−対応
動作》次にイジェクト状態において、E/Lキ−が操作
された時の動作を説明する。イジェクト状態において、
E/Lキ−1〜E/Lキ−4の何れかが操作されると、
コントロ−ラ300は夫々対応するステップS10〜S
13により定数mを“1”〜“4”にセットし、図63
のステップS70、図66のステップS150を介して
図69のステップS270に進み、M.FLAGが“E
JECT”にセットされているかをチェックする。イジ
ェクト状態において、M.FLAGは“EJECT”に
セットされているため、コントロ−ラ300はステップ
S271に進み、mとnの値が同一かをチェックし、現
在のストッカ位置と同一番号のE/Lキ−が操作された
かを判断する。本実施例装置によれば、イジェクト状態
において、ベルト14と12の間隔W1がディスク受入
状態と同一の間隔(112mm)になるまでディスクを
イジェクトするよう構成しているため、操作者のディス
ク押圧によることなく、ディスクを再び装置内に戻すこ
とができない。よって、同一番号のE/Lキ−が操作さ
れた場合、コントロ−ラ300は直ちにメインル−チン
に戻り、E/Lキ−の操作を無視する。
【0104】一方、mとnの値が同一でなかった場合、
コントロ−ラ300は上述したステップS32〜S36
と同一ステップからなるステップS272〜S276に
より、スライド板75を位置DOWN−2から位置UP
−2に移動させた後、ステップS272によりREAR
信号を“H”にし、ロ−ディングプレ−ト81L、81
Rを開放移動させる。ここで、本実施例装置によれば、
イジェクト位置に持ち来されたディスクが取り出されて
いなかった場合、E/Lキ−の操作に応答してロ−ディ
ングプレ−トを開放移動させると、ディスクが不安定な
状態に置かれ、装置外に落下して損傷したり、装置内に
落下して装置の故障を引き起こす可能性がある。
【0105】この問題を解決するため、コントロ−ラ3
00はステップS278によりREAR信号を“H”に
してから50msec待った後、ステップS279で
S.CLOSE信号が“H”かをチェックする。本実施
例装置によれば、50msec後にロ−ディングプレ−
ト81Lはシャッタ120が閉鎖可能な位置まで移動す
るため、シャッタ120はイジェクト位置にディスクが
なければ、図56に示されるようにバネ125により閉
鎖し、S.CLOSE信号を“H”とする。しかしなが
ら、イジェクト位置にディスクが存在すると、シャッタ
120は図57に示されるようにフラップ120Aがデ
ィスク上面に係合するため完全に閉鎖することなく、
S.CLOSE信号を“H”にできない。
【0106】よって、コントロ−ラ300はS.CLO
SE信号が“L”の場合、イジェクト位置にディスクが
存在すると判断し、ステップS280によりFRONT
信号とREAR信号を50msecの間“H”にして、
モ−タ250の回転を停止させ、ステップS281によ
りディスクが取り出され、S.CLOSE信号が“H”
になるのを待つ。操作者によりディスクが取り出される
と、シャッタ120は閉鎖位置まで回動してS.CLO
SE信号を“H”とする。コントロ−ラ300はステッ
プS282によりREAR信号を再び“H”にして、ロ
−ディングプレ−トを開放移動させ、ステップS283
によりバ−IN信号の“H”変化を待つ。一方、コント
ロ−ラ300はステップS279により、S.CLOS
E信号が“H”であることを確認すると、直ちにステッ
プS283に進み、バ−IN信号の“H”変化を待つ。
【0107】ロ−ディングプレ−トの移動により、バ−
IN信号が“L”変化すると、コントロ−ラ300はス
テップS284によりバ−L.PULSE信号のカウン
トを開始し、ステップS285でカウント値が“10”
になるのを待つ。なお、ステップS285と共にバ−
P.PULSE信号の停止を待つステップを追加しても
良い。カウント値が“10”になると、コントロ−ラ3
00はロ−ディングプレ−トが開放位置POS.3まで
持ち来されたと判断し、ステップS286によりFRO
NT信号とREAR信号を50msecの間“H”にし
て、モ−タ250に電磁ブレ−キをかけて停止させ、図
63に示されるステップS72に進み、上述したように
してストッカ1011を指定された位置POS(n)に
移動させ、ディスクをイジェクト位置に持ち来す。
【0108】《リ−ドコマンド対応動作》一方、外部接
続されたコンピュ−タ機器303(図60)からリ−ド
コマンドが出力されると、コントロ−ラ300は図61
のメインル−チンをステップS7からステップS14に
進み、上述にて説明した如くしてメカニズムの制御を行
い、選択されたディスクDを再生位置に持ち来し、指定
されたファイルの読出し指示を信号処理回路307及び
サ−ボ回路308に出力する。光学ピックアップ2から
出力された読取信号はRFアンプ309を介して信号処
理回路307に入力され、EFM復調、デインタ−リ
ブ、誤り訂正等が行なわれた後、インタ−フェイス回路
302を介して外部接続されたコンピュ−タ機器303
に供給され、所定のデ−タ処理が行われる。指定された
ファイル読出しが完了すると、コントロ−ラ300は信
号処理回路307及びサ−ボ回路308を停止制御し、
M.FLAGを“STAND−BY”にセットして、メ
インル−チンに戻る。
【0109】《ディスク・ストック動作》また、コント
ロ−ラ300はスタンバイ状態において、コンピュ−タ
機器303から所定時間、例えば10分間リ−ドコマン
ドが来ないと、ステップS8、S15を介して図70と
図71に示されるJOB STOCKに進み、上述した
ステップS121〜S148と同一ステップからなるス
テップS201〜S229により、(1)ロ−ディング
プレ−ト81L、81Rを開放位置POS.3から挾持
位置POS.2に移動させ、(2)スライド板75を位
置UP−2から位置DOWN−1に移動させ、(3)再
生位置のディスクDをストック位置に持ち来し、(4)
スライド板75を位置DOWN−1から位置UP−2に
移動させ、(5)ロ−ディングプレ−ト81L、81R
を開放位置POS.3に移動させる。そして、コントロ
−ラ300はステップS230によりD.LOCK信号
が“L”になっているかをチェックし、“L”状態にあ
ればステップS231によりM.FLAGを“STOC
K”にセットし、メインル−チンに戻る。
【0110】もし、D.LOCK信号が“L”にならな
い場合、コントロ−ラ300は図71に示されるフロ−
チャ−トに進み、ステップS232〜S260により、
位置ずれを起こしているディスクをシャッタ120を開
放する位置まで移動させ、再度ストック位置に持ち来す
制御を行い、図70のステップS230に戻り、再び
D.LOCK信号をチェックする。なお、ステップS2
32〜S260の詳細は上述したステップS121〜S
148の説明と重複するので省略する。
【0111】《イジェクト状態におけるE/Lキ−対応
動作の他の例》上述した図69のフロ−チャ−トによれ
ば、コントロ−ラ300はステップS279でS.CL
OSE信号が“L”の場合、ステップS280でロ−デ
ィングプレ−トの開放移動を停止させ、ステップS28
1でS.CLOSE信号が“H”になるのを待ち続ける
が、図73に示されるように、ロ−ディングプレ−トを
ディスク受入位置POS.1に戻した後、スライド板を
位置DOWN−2に移動させ、メインル−チンに戻り、
係るE/Lキ−の操作を無視するように構成しても良
い。
【0112】即ち、コントロ−ラ300はS.CLOS
E信号が“L”の場合、ステップS290でREAR信
号を“L”にすると共に、FRONT信号を“H”にし
てロ−ディングプレ−トを閉鎖移動させ、ステップS2
91によりバ−P.PULSE信号のパルス停止を待
つ。ロ−ディングプレ−トが受入位置POS.1に移動
し、バ−P.PULSE信号が停止すると、コントロ−
ラ300は上述したステップS82〜S86と同一ステ
ップからなるステップS293〜S297により、スラ
イド板を位置UP−2から位置DOWN−2に移動さ
せ、図61に示されるメインル−チンに戻る。なお、図
73における図69と同一のステップには同一ステップ
番号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0113】なお、本発明は上述の実施例に限定される
ことなく種々の変形が可能である。例えば、上述の実施
例によれば、ディスク挿入口から挿入されたディスクを
再生でき、また、そのディスクを装置内に配置されたス
トッカに収納し、ストッカ内に収納された複数枚のディ
スクの選択的な再生も可能であるストッカ方式のチェン
ジャ−型ディスク再生装置に本発明ディスク移送装置を
適用した例を説明したが、ディスク挿入口から挿入され
たディスクのみを再生する所謂ストットイン方式のディ
スク再生装置や、複数枚のディスクを収納可能なマガジ
ンを装置フロントパネルに着脱可能とし、マガジン内に
収納された複数枚のディスクの選択的な再生が可能なマ
ガジン方式のチェンジャ−型ディスク再生装置に本発明
ディスク移送装置を適用しても良い。
【0114】
【発明の効果】以上のごとく、本発明によれば、第1及
び第2のディスクガイド手段によりディスクの垂直移動
を規制し、ベルトによりディスク周縁を駆動するように
したので、外部振動を受けた時にも、ディスクが垂直方
向に振動し、タ−ンテ−ブルやクランパ等のディスク再
生装置内の他の機構に係合することがなく、ディスク損
傷や装置の故障を招くことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスク再生装置のシャ−シ構成を示す展開
図。
【図2】ロ−ディングシャ−シ80に取付けられる各機
構の構成を示す展開図。
【図3】駆動側ディスクガイド部1002の構成を示す
展開図。
【図4】固定側ディスクガイド部1003の構成を示す
展開図。
【図5】駆動側ディスクガイド部1002の要部断面
図。
【図6】固定側ディスクガイド部1003の要部断面
図。
【図7】ロ−ディングプレ−ト開閉機構1004の構成
を示す展開図。
【図8】図6に示された固定側ディスクガイド部100
3のB−B線要部断面図。
【図9】光学メカ1006及びダンパロック機構100
8の構成を示す展開図。
【図10】光学メカ上下機構1008の構成を示す展開
図。
【図11】ストッカ1011及びストッカ上下機構10
12の構成を示す展開図。
【図12】ディスクロック機構1013の構成を示す展
開図。
【図13】ディスク受入状態におけるディスク移送機構
1001を示す装置上面図。
【図14】ディスク移送機構1001のロ−ディング開
始位置P0を示す装置上面図。
【図15】ディスク移送機構1001のパルスカウント
開始位置P1、ディスク再生位置P2、ディスクストッ
ク位置P3を示す装置上面図。
【図16】スタンバイ状態におけるディスク移送機構1
001を示す装置上面図。
【図17】ストッカ上下移動時におけるディスク移送機
構1001を示す装置上面図。
【図18】ディスク移送機構1001のディスクイジェ
クト位置P4を示す装置上面図。
【図19】ディスク受入状態におけるロ−ディングプレ
−ト開閉機構1004を示す上面図。
【図20】ディスク移送状態におけるロ−ディングプレ
−ト開閉機構1004を示す上面図。
【図21】スライド板75が位置UP−1に持ち来され
た時のロ−ディングプレ−ト開閉機構1004を示す上
面図。
【図22】スライド板75が位置UP−2に持ち来され
た時のロ−ディングプレ−ト開閉機構1004を示す上
面図。
【図23】ロ−ディングプレ−トが開放位置POS.3
に持ち来された時のロ−ディングプレ−ト開閉機構10
04を示す上面図。
【図24】スライド板75が位置DOWN−2に持ち来
された時のダンパロック機構1007を示す上面図。
【図25】スライド板75が位置DOWN−1に持ち来
された時のダンパロック機構1007を示す上面図。
【図26】スライド板75が位置UP−1に持ち来され
た時のダンパロック機構1007を示す上面図。
【図27】スライド板75が位置UP−2に持ち来され
た時のダンパロック機構1007を示す上面図。
【図28】スライド板75が位置DOWN−2に持ち来
された時の光学メカ上下機構1008を示す上面図。
【図29】スライド板75が位置DOWN−2に持ち来
された時の光学メカ上下機構1008を示す側面図。
【図30】スライド板75が位置DOWN−1に持ち来
された時の光学メカ上下機構1008を示す上面図。
【図31】スライド板75が位置DOWN−1に持ち来
された時の光学メカ上下機構1008を示す側面図。
【図32】スライド板75が位置UP−1に持ち来され
た時の光学メカ上下機構1008を示す上面図。
【図33】スライド板75が位置UP−1に持ち来され
た時の光学メカ上下機構1008を示す側面図。
【図34】スライド板75が位置UP−2に持ち来され
た時の光学メカ上下機構1008を示す上面図。
【図35】スライド板75が位置UP−2に持ち来され
た時の光学メカ上下機構1008を示す側面図。
【図36】ディスク受入状態のクランパ保持機構101
0を示す上面図。
【図37】ディスク受入状態のクランパ保持機構101
0を示す要部断面図。
【図38】ディスク移送状態のクランパ保持機構101
0を示す上面図。
【図39】ディスク移送状態のクランパ保持機構101
0を示す要部断面図。
【図40】光学メカ1006がアップ位置に持ち来され
た時のクランパ保持機構1010を示す上面図。
【図41】光学メカ1006がアップ位置に持ち来され
た時のクランパ保持機構1010を示す要部断面図。
【図42】スタンバイ状態のクランパ保持機構1010
を示す上面図。
【図43】スタンバイ状態のクランパ保持機構1010
を示す要部断面図。
【図44】ストッカ上下移動時におけるクランパ保持機
構1010を示す要部断面図。
【図45】スライド板75が位置DOWN−1に持ち来
された時のディスクロック機構1013を示す上面図。
【図46】スライド板75が位置DOWN−1に持ち来
された時のディスクロック機構1013を示す要部側面
図。
【図47】スライド板75が位置DOWN−2に持ち来
された時のディスクロック機構1013を示す上面図。
【図48】スライド板75が位置DOWN−2に持ち来
された時のディスクロック機構1013を示す要部側面
図。
【図49】スライド板75が位置UP−1に持ち来され
た時のディスクロック機構1013を示す上面図。
【図50】スライド板75が位置UP−1に持ち来され
た時のディスクロック機構1013を示す要部側面図。
【図51】スライド板75が位置UP−2に持ち来され
た時のディスクロック機構1013を示す上面図。
【図52】スライド板75が位置UP−2に持ち来され
た時のディスクロック機構1013を示す要部側面図。
【図53】ディスク受入状態におけるディスク誤挿入防
止機構1014の上面図。
【図54】ディスク受入状態におけるディスク誤挿入防
止機構1014の要部側面図。
【図55】ロ−ディングプレ−ト開放途中におけるディ
スク誤挿入防止機構1014の上面図。
【図56】ロ−ディングプレ−ト開放途中におけるディ
スク誤挿入防止機構1014の要部側面図。
【図57】イジェクト状態におけるディスク誤挿入防止
機構1014の要部側面図。
【図58】ロ−ディングプレ−ト81L、81Rに連動
する他の機構の動作状態を示すタイミングチャ−ト。
【図59】スライド板75に連動する他の機構の動作状
態を示すタイミングチャ−ト。
【図60】駆動制御回路を示すブロック図。
【図61】システムコントロ−ラ300のメインル−チ
ンを示すフロ−チャ−ト。
【図62】JOB LOADを示すフロ−チャ−ト。
【図63】JOB EJECTを示すフロ−チャ−ト。
【図64】JOB EJECTを示すフロ−チャ−ト。
【図65】JOB EJECTを示すフロ−チャ−ト。
【図66】JOB EJECTを示すフロ−チャ−ト。
【図67】JOB EJECTを示すフロ−チャ−ト。
【図68】JOB EJECTを示すフロ−チャ−ト。
【図69】JOB EJECTを示すフロ−チャ−ト。
【図70】JOB STOCKを示すフロ−チャ−ト。
【図71】JOB STOCKを示すフロ−チャ−ト。
【図73】図5に示された駆動側ディスクガイド部10
02のA−A線要部断面図。
【図74】JOB EJECT の他の例を示すフロ−
チャ−ト。
【符号の説明】
1 フロントパネル 1A ディスク挿入口 2 光学ピックアップ 7,15 タイミングプ−リ 9 上部ディスクガイド 9B,10B 水平面 10 下部ディスクガイド 10D 規制壁 11 ディスクガイド 11C ガイド溝 11D ガイド面 12 フリクションベルト 12A ひげ 12B V字溝 12B1,12B2 傾斜面 12C 抜け止め部 14 タイミングベルト 14A ディスク移送面 14C プ−リ巻付部 30 シャシ 40 サスベ−ス 41 下ダンパ 44 上ダンパ 64、65 ロックプレ−ト 66 連動プレ−ト 68 バネ 75 スライド板 77L、77R クランパホルダ 80 ロ−ディングシャ−シ 81L、81R ロ−ディングプレ−ト 87 ラック部材 90 メインシャ−シ 102 タ−ンテ−ブル 120 シャッタ 156 下部ディスクロック軸 158 上部ディスクロック軸 1000 ディスク再生装置 1001 ディスク移送機構 1002 駆動側ディスクガイド 1003 固定側ディスクガイド 1004 ロ−ディングプレ−ト開閉機構 1006 光学メカ 1007 光学メカ上下機構 1008 ダンパロック機構 1009 クランパ 1010 クランパ保持機構 1011 ストッカ 1012 ストッカ上下機構 1013 ディスクロック機構 1014 ディスク誤挿入防止機構 1015 駆動制御回路 D ディスク De ディスク周縁 Ds スピンドル孔 Du ディスク上面 Dl ディスク下面 Dc1,Dc2 ディスク角部
【手続補正書】
【提出日】平成7年10月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスク再生装置のシャ−シ構成を示す展開
図。
【図2】ロ−ディングシャ−シ80に取付けられる各機
構の構成を示す展開図。
【図3】駆動側ディスクガイド部1002の構成を示す
展開図。
【図4】固定側ディスクガイド部1003の構成を示す
展開図。
【図5】駆動側ディスクガイド部1002の要部断面
図。
【図6】固定側ディスクガイド部1003の要部断面
図。
【図7】ロ−ディングプレ−ト開閉機構1004の構成
を示す展開図。
【図8】図6に示された固定側ディスクガイド部100
3のB−B線要部断面図。
【図9】光学メカ1006及びダンパロック機構100
8の構成を示す展開図。
【図10】光学メカ上下機構1008の構成を示す展開
図。
【図11】ストッカ1011及びストッカ上下機構10
12の構成を示す展開図。
【図12】ディスクロック機構1013の構成を示す展
開図。
【図13】ディスク受入状態におけるディスク移送機構
1001を示す装置上面図。
【図14】ディスク移送機構1001のロ−ディング開
始位置P0を示す装置上面図。
【図15】ディスク移送機構1001のパルスカウント
開始位置P1、ディスク再生位置P2、ディスクストッ
ク位置P3を示す装置上面図。
【図16】スタンバイ状態におけるディスク移送機構1
001を示す装置上面図。
【図17】ストッカ上下移動時におけるディスク移送機
構1001を示す装置上面図。
【図18】ディスク移送機構1001のディスクイジェ
クト位置P4を示す装置上面図。
【図19】ディスク受入状態におけるロ−ディングプレ
−ト開閉機構1004を示す上面図。
【図20】ディスク移送状態におけるロ−ディングプレ
−ト開閉機構1004を示す上面図。
【図21】スライド板75が位置UP−1に持ち来され
た時のロ−ディングプレ−ト開閉機構1004を示す上
面図。
【図22】スライド板75が位置UP−2に持ち来され
た時のロ−ディングプレ−ト開閉機構1004を示す上
面図。
【図23】ロ−ディングプレ−トが開放位置POS.3
に持ち来された時のロ−ディングプレ−ト開閉機構10
04を示す上面図。
【図24】スライド板75が位置DOWN−2に持ち来
された時のダンパロック機構1007を示す上面図。
【図25】スライド板75が位置DOWN−1に持ち来
された時のダンパロック機構1007を示す上面図。
【図26】スライド板75が位置UP−1に持ち来され
た時のダンパロック機構1007を示す上面図。
【図27】スライド板75が位置UP−2に持ち来され
た時のダンパロック機構1007を示す上面図。
【図28】スライド板75が位置DOWN−2に持ち来
された時の光学メカ上下機構1008を示す上面図。
【図29】スライド板75が位置DOWN−2に持ち来
された時の光学メカ上下機構1008を示す側面図。
【図30】スライド板75が位置DOWN−1に持ち来
された時の光学メカ上下機構1008を示す上面図。
【図31】スライド板75が位置DOWN−1に持ち来
された時の光学メカ上下機構1008を示す側面図。
【図32】スライド板75が位置UP−1に持ち来され
た時の光学メカ上下機構1008を示す上面図。
【図33】スライド板75が位置UP−1に持ち来され
た時の光学メカ上下機構1008を示す側面図。
【図34】スライド板75が位置UP−2に持ち来され
た時の光学メカ上下機構1008を示す上面図。
【図35】スライド板75が位置UP−2に持ち来され
た時の光学メカ上下機構1008を示す側面図。
【図36】ディスク受入状態のクランパ保持機構101
0を示す上面図。
【図37】ディスク受入状態のクランパ保持機構101
0を示す要部断面図。
【図38】ディスク移送状態のクランパ保持機構101
0を示す上面図。
【図39】ディスク移送状態のクランパ保持機構101
0を示す要部断面図。
【図40】光学メカ1006がアップ位置に持ち来され
た時のクランパ保持機構1010を示す上面図。
【図41】光学メカ1006がアップ位置に持ち来され
た時のクランパ保持機構1010を示す要部断面図。
【図42】スタンバイ状態のクランパ保持機構1010
を示す上面図。
【図43】スタンバイ状態のクランパ保持機構1010
を示す要部断面図。
【図44】ストッカ上下移動時におけるクランパ保持機
構1010を示す要部断面図。
【図45】スライド板75が位置DOWN−1に持ち来
された時のディスクロック機構1013を示す上面図。
【図46】スライド板75が位置DOWN−1に持ち来
された時のディスクロック機構1013を示す要部側面
図。
【図47】スライド板75が位置DOWN−2に持ち来
された時のディスクロック機構1013を示す上面図。
【図48】スライド板75が位置DOWN−2に持ち来
された時のディスクロック機構1013を示す要部側面
図。
【図49】スライド板75が位置UP−1に持ち来され
た時のディスクロック機構1013を示す上面図。
【図50】スライド板75が位置UP−1に持ち来され
た時のディスクロック機構1013を示す要部側面図。
【図51】スライド板75が位置UP−2に持ち来され
た時のディスクロック機構1013を示す上面図。
【図52】スライド板75が位置UP−2に持ち来され
た時のディスクロック機構1013を示す要部側面図。
【図53】ディスク受入状態におけるディスク誤挿入防
止機構1014の上面図。
【図54】ディスク受入状態におけるディスク誤挿入防
止機構1014の要部側面図。
【図55】ロ−ディングプレ−ト開放途中におけるディ
スク誤挿入防止機構1014の上面図。
【図56】ロ−ディングプレ−ト開放途中におけるディ
スク誤挿入防止機構1014の要部側面図。
【図57】イジェクト状態におけるディスク誤挿入防止
機構1014の要部側面図。
【図58】ロ−ディングプレ−ト81L、81Rに連動
する他の機構の動作状態を示すタイミングチャ−ト。
【図59】スライド板75に連動する他の機構の動作状
態を示すタイミングチャ−ト。
【図60】駆動制御回路を示すブロック図。
【図61】システムコントロ−ラ300のメインル−チ
ンを示すフロ−チャ−ト。
【図62】JOB LOADを示すフロ−チャ−ト。
【図63】JOB EJECTを示すフロ−チャ−ト。
【図64】JOB EJECTを示すフロ−チャ−ト。
【図65】JOB EJECTを示すフロ−チャ−ト。
【図66】JOB EJECTを示すフロ−チャ−ト。
【図67】JOB EJECTを示すフロ−チャ−ト。
【図68】JOB EJECTを示すフロ−チャ−ト。
【図69】JOB EJECTを示すフロ−チャ−ト。
【図70】JOB STOCKを示すフロ−チャ−ト。
【図71】JOB STOCKを示すフロ−チャ−ト。
【図72】図5に示された駆動側ディスクガイド部10
02のA−A線要部断面図。
【図73】JOB EJECT の他の例を示すフロ−
チャ−ト。
【符号の説明】 1 フロントパネル 1A ディスク挿入口 2 光学ピックアップ 7,15 タイミングプ−リ 9 上部ディスクガイド 9B,10B 水平面 10 下部ディスクガイド 10D 規制壁 11 ディスクガイド 11C ガイド溝 11D ガイド面 12 フリクションベルト 12A ひげ 12B V字溝 12B1,12B2 傾斜面 12C 抜け止め部 14 タイミングベルト 14A ディスク移送面 14C プ−リ巻付部 30 シャシ 40 サスベ−ス 41 下ダンパ 44 上ダンパ 64、65 ロックプレ−ト 66 連動プレ−ト 68 バネ 75 スライド板 77L、77R クランパホルダ 80 ロ−ディングシャ−シ 81L、81R ロ−ディングプレ−ト 87 ラック部材 90 メインシャ−シ 102 タ−ンテ−ブル 120 シャッタ 156 下部ディスクロック軸 158 上部ディスクロック軸 1000 ディスク再生装置 1001 ディスク移送機構 1002 駆動側ディスクガイド 1003 固定側ディスクガイド 1004 ロ−ディングプレ−ト開閉機構 1006 光学メカ 1007 光学メカ上下機構 1008 ダンパロック機構 1009 クランパ 1010 クランパ保持機構 1011 ストッカ 1012 ストッカ上下機構 1013 ディスクロック機構 1014 ディスク誤挿入防止機構 1015 駆動制御回路 D ディスク De ディスク周縁 Ds スピンドル孔 Du ディスク上面 Dl ディスク下面 Dc1,Dc2 ディスク角部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク周縁を挾持し、ディスクを移送す
    るディスク移送装置であり、 上記ディスクの移送方向に延び、上記ディスク周縁の一
    方側と上記ディスクの一方の面とにより形成される第1
    の角部に係合可能な第1の傾斜面と、上記ディスク周縁
    の一方側と上記ディスクの他方の面とにより形成される
    第2の角部に係合可能な第2の傾斜面を備えた第1のデ
    ィスクガイド手段と、 上記ディスクの移送方向に延び、上記ディスク周縁の他
    方側を駆動するベルトと、 上記ディスク周縁の他方側の垂直方向の移動を規制する
    第2のディスクガイド手段とから構成されたディスク移
    送装置。
  2. 【請求項2】上記ベルトは上記ディスク周縁との接触面
    が平な平ベルトであることを特徴とする請求項1記載の
    ディスク移送装置。
  3. 【請求項3】上記第1及び第2の傾斜面は摩擦係数の高
    い材料により形成されていることを特徴とする請求項1
    記載のディスク移送装置。
JP7141211A 1995-05-16 1995-05-16 ディスク移送装置 Pending JPH08315479A (ja)

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JP7141211A JPH08315479A (ja) 1995-05-16 1995-05-16 ディスク移送装置

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